パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

次なるチャレンジ

2023-10-01 13:08:54 | 病気
 4月に子宮筋腫の手術(全摘)をし、長年の悩みから無事に解放されましたが、
私自身、年齢も年齢。
完治したとは言え、更年期障害やら取れない疲れやら、
年相応の症状は消えることがありませんでした。

この夏は、暑さのせいだと思っていましたが、かなりしんどかったですし、
身体がだるかったり、腰から頭にかけてカチカチに凝って頭痛か酷かったり、
とにかくやる気も元気も出ない日々でした。
そして、それは涼しくなってきた最近もそんな感じで・・・。

 そんな中、社会復帰をきっかけに、健康診断を受けました。
私としては、手術が功を奏し良い結果に繋がると思っていましたが・・・。

もともと昔から、悪玉コレステロールが高く、脂質も高かったのですが、
出血がなくなり、逆に新しい血液を作る必要がなくなったせいか、これらが更に高くなっていて・・・。

2022/12/21 → 2023/09/15
◆善玉コレステロール(HDL):63 → 52
◆悪玉コレステロール(LDL):154 → 154
◆脂質(血清トリグリセライド):213 → 351


 結果は恐怖そのもの。
パッとしかなった体調は、一気に「不調」へと変わり、
「病は気から」なのか「知らぬが仏」だったのか、
身体に耳を澄ますと、血管の中をはち切れそうな炭酸が流れているような感覚であったり、
とにかく背中や頭が凝り固まって痛かったり、
何かのタイミングでポックリ死にそうな、
そんな爆弾を抱えた心と体になってしまい、しばらく寝込んでしまいました。

掛かりつけの病院へも行きました。(健康診断もここで受けました)
Drに経緯を話すと、
「大変なイベント(手術)をされたので、身体に負担が掛かっているのは確かです。
 まずは、(毎日)血圧を測って行きましょう。良いですか?」
「次に、脂質を下げるため、お薬を使って治療をしましょう。よろしいですか?」
「あとは、体重も落としましょうね。運動は時間の掛かる有酸素運動より筋トレがお勧めです。」
「食事もこういったパンプレットをお渡しするので、糖質を控えるなど参考にしてみて下さいね。」
「薬の継続? 数値が戻ったら是非止めて下さい。
 でもね、早い段階から予防として使われるパターンも多いんですよ。
 だから使い続けた方が良いかもしれません。
 でもお金も掛かりますし、数値が正常に戻ったら一旦薬は止めて、継続出来るか診て行きましょう。」・・・と。

話しも良く聞いて下さり、丁寧で納得の出来る説明だったので、ひたすら「YES」と答え、治療開始となりました。

・処方された薬は、ロスバスタチン錠2.5mg「DSEP」 1錠/1日
・9月頃からやっていた食事制限は、このまま継続。
・運動は当面は労働で。ペースが掴めたら出来そうな事にチャレンジ予定。

出来ればあと20年くらい元気でいたいので、しっかり治療していこうと思います。



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別れ際の「紙」

2023-05-21 05:08:43 | 病気
 術後の検診に行ってきました。
まだ少し出血がありますが、経過は良好です。

そして
問題が無ければ、これで診察は終了となります。

お礼を言って帰る際、Drに紙を渡されました。
それには、
「治療終了~。 次回は初診になるので7700円が必要になります~。」
といった内容が

 そう。
大病院は紹介状無しで行くと、初診料がお高いのです。

一旦区切りがつくと、次回からは初診扱い。
・・・まぁ、仕方無いわね。

この先も健康に気を付けてやっていかねば



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術後14日で整う

2023-05-12 12:08:31 | 病気
 傷はそれほど痛くは無かったのですが(縫ったオシモはしばらく痛かったが)、
退院してきてからも、何とも言えない「重苦しさ」があり・・・。
そうね。例えるなら臨月の様な内臓が圧迫される様な・・・
お腹パンパンで食べ過ぎみたいな・・・、そういう苦しさ。
それに暫く悩まされました。

でも、大体術後2週間ほどで治まりました。

アレはおそらく「手術で使ったガス」が原因なんでしょうね。
腹腔鏡手術をする時、ガスを注入してお腹を膨らませ、
視野や器具を動かすスペースを確保するらしく、
それが体内に残っていたんだろうな・・・と。

正直、横になっても苦しくて、(寧ろ横になる方が苦しかったかも)
なかなか辛いものがありましたが、流石にもう抜けた気がします。

 ビックリなんですが、
お腹もペシャンコになりました。(以前よりは)

MRI画像で見たアレが、無くなったということは、
そりゃぁペシャンコになるでしょうよ。(以前よりは)


 残る問題は、腰痛のみ。
なんか、腰が痛いのです。
上手く骨盤に上半身が乗っからない・・・みたいな。

いろいろ試し中(ケア中)です。

市民講座で抽選に当たれば、6月からヨガでびゅーをするわ。
ついでに、2時間X4回くらいやった太極拳も、もうちょっとやるわ。
(太極拳、難しすぎて覚えられない=センス無し)
身体が良い感じになったら、体力作りにジムも通いたいわ。

そして、サイズダウンを目指すの。

元気でいないとねー!



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術後10日が節目でした

2023-05-08 08:17:54 | 病気
 手術から10日・・・。
やっと回復してきた気がしました。

腹腔鏡で傷口が少なかった分、想像以上に痛みは軽かったのですが、
術後の診察で「奥の方、まだ出血していますね」と。
奥の方をちょっと触られたら、サラサラ出血が始まり、
「綿を詰めて圧迫止血をしておきます」となり、
半日綿を入れていたら、尿道まで圧迫されたらしく小水も出なくなり、
ナースコールでその旨を伝えたら、直ぐに綿を取り出すことに。

綿を抜いたら、またサラサラ出血。
診察台のカーテン越しに、Drが
「菫さん、いしんしましょうか」
「いしん? いしんって何ですか?」
「縫いましょうか」
「縫う? え~~~! 自然に止まりませんか?
 私、今まで(子宮筋腫で)散々出血してきたので大丈夫です!」
「う~ん。サラサラ出血・・・止まらないと思います。笑(看護師さんに準備の指示)」
「え~~~! 先生、麻酔無しですか?」
「じゃぁ麻酔しましょうか」

そうして麻酔を数カ所に打たれ、5針くらい縫われました。

シュシュシュ~~~~という糸の感覚や、キュッと縛られる感覚。
針の痛さではない痛みは、患部の痛みだったのでしょうか。
恐怖で震えながら堪えながらの経験でした。

Drの説明によれば、病理が大きかった為、引っ張り出すのが大変で、
産道を傷つけながら取り出したので、傷が出来てしまっている・・・と。
実感的にも、おそらくかなり大きかったのだろうと思います。

 
 その後は、また少し痛み(主にオシモ)がぶり返しましたが、
予定通りに退院出来ました。

ただ、その頃、何となく寒気があり、
帰宅しても寒気が治まらず、電気毛布を使うまでになってしまったので、
「これは・・・」と思い、
以前歯医者で処方され飲み残していたクラリスロマイシン(抗生剤)を、
自己判断で1週間ほど飲み、元気になったので使用を止めました。

これ以降は、そこそこ普通の生活が出来ていると思います。
まだ入浴許可が降りていませんし、激しい運動などは出来ませんが、
日常生活は問題ありません。

気力というか、
今まで後回しにしてきた事も、やっと少しずつ向き合える様になりました。


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ちょっとした「癒やし」

2023-04-27 23:37:06 | 病気
 傷は痛いけれど、元気です。
痛いと言っても、筋肉が動くと「よじれて痛い」というか、そんな感じです。
着座による圧迫で、若干患部が痛いですが、
日に日に軽減されている事に、希望の光を見いだしています。

 ソウハ手術3回、腹腔鏡1回、帝王切開2回・・・。
手術は正直、慣れっこなのかそれほど抵抗はありませんでしたし、
手術を受ける事に希望を持っていましたので、積極的な気持ちでしたが、
直前はさすがに平常心で居続けることは難しかった気がします。

今回、
入院の荷物に忍ばせて行った「ミルキーのハンドクリーム」には、
病院という環境で、心を落着かせる物や方法が少ない中、随分癒やされました。

最期だから・・・と、初めて購入した「ラベンダーの香りの夜用ナプキン」も、
思いの外、心を明るくしてくれました。

   香りには、凄い力があるんですね・・・。
   飲食禁止であったり、不安であったり、痛みであったり、
   そんな苦痛にそっと寄り添って慰めてくれる様な・・・。
   (重い病気の場合は逆効果なので、ご注意下さい)

後は、普通にTVとスマホ。
得にスマホは「いつでも家族や友人と繋がっている」ので、心強かったです。
ガラケー時代はあまり感じなかった「繋がり」をスマホは不思議と感じますし、
逆に中毒性や依存性を実感しました。

他には、
暑い季節でも「羽織」はあると良いかな。
病人は体温調整が難しいので。
羽織に包まれているとホッと出来ますし。

喉に自信の無い方は、「のど飴」もあった方が良いかも。
麻酔時の挿管による「咽の違和感」を払拭したい場合にも良いですし、
中でも「たたかうマヌカハニー」は、癖が無くとても良かったです。
( ↑ 個人の感想です)

ちょっとしたおやつなども、あるとホッと出来るかと思います。
(私はこんにゃくゼリーを持って行きました)

本も少し持って行きましたが、目が疲れてしまい思いの外読めず、残念。
ラジオは古い機種のせいか、電波が入らず断念。

お茶を出して貰えない病院だったことから、
色んな種類のお茶(ペットボトル)を持参し、飲み比べが出来たのは楽しかったかも。


 入院中は、仕事に家事に育児と、夫に負担を掛けるので、
私のお見舞いは一切無しにして、荷物をたっぷり持っての入院でしたが、
コロナ時代を経験したからか、病院も色々持ち込まなくてもやっていけるよう進化していて、
寝間着だけでなく、アメニティーやタオル類も全てレンタル出来、
念のため・・・と持参して、使わずに帰って来た物も沢山ありました。

そんな恵まれた環境のお陰で、
荷物の受け渡しの無い「独り入院」でも、随分不安が軽減出来て有難かったです。


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手術が終わり帰って来ました

2023-04-26 11:19:46 | 病気
 4/20から前日入院をし、手術を終えて無事に帰って来ました。

術中に「腹腔鏡が無理」と判断したら開腹に切り替える・・・という予定(?)でしたが、
開腹や腹帯などの説明も無く、看護師さんに聞いても流される状況でしたので、
「おそらく、そういう事例は少なく、腹腔鏡でやりきってしまうんだろうな」と
静かに理解して手術に望んだ訳ですが、実際、筋腫は大きかった様で。

 子宮は大体「鶏卵くらい」と言われています。
でも、Drのから術後の病理の説明を受けた主人によれば、
普通はソフトボールくらいの大きさのところ、私の場合は大き過ぎたらしく、
分娩経験の無い私の「産道」を通すのも大変だった様で、
変形した大きな病理を見せられたそうです。
「引っ張ったり、切ったりしたらしく、こんな大きさだったよ(手で表現)」と。

術前に、
「術後に病理を見せられると思うから、撮っておいて」と頼みましたが、
そういうことを相手(病院や医師)にゴリゴリ要求する性格でない夫は、
「まぁ、見るだけにしておくわ」と言っていました。

実際、見慣れていない人には「なかなか衝撃的なモノ」だと聞きますし、
キャーキャー良いながら写真・・・とか、なんか違いますし、
そもそも院内は「写真撮影禁止ステッカー」があちこちに張られていますし、
病理も撮影禁止かもしれません。
なにより、長いのか短いのか、手術に4時間掛かったらしく、
Drやオペ担当看護師さんもお疲れでしょうし、そんな要求は出来ませんよね。

いつも思いますが、
当事者が生で見られないのは、ちょっと(かなり)残念・・・です。
(自分の帝王切開も、是非見たかったんだけど・・・な)


 それにしても、
4時間も手術・・・なんて、大変過ぎますよね。
準備や後片付けもありますし、想像するだけでどっと疲れます。
医療従事者の方々に対しては、つくづく尊敬と感謝しかありません。

丁寧に術後ケアをして下さった看護師さんにも、
その他スタッフの皆様にも、
心から感謝申し上げます。

大変お世話になり有難うございました。


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絶不調

2023-04-19 08:39:49 | 病気
 ここまで来ると、薬の副作用なのかすら分からなくなりますが、
とにかく頭は痛いし、横になっていてもクラクラするし、
食べ過ぎみたいな、車酔いみたいな気持ちの悪さもあり、
ちょっと頑張ると寝込んでしまうくらいシンドイです。

その上、長男が喉の痛みを訴え、病院へ行った日の夕方発熱。
翌日、コロナとインフルエンザAとBの検査を受けるも、陰性。

 もうね、通院&入院を控えているだけに、
今回だけは全力で「コロナだけは勘弁して」という状態でして、
3つとも陰性だったことは、心底ホッとしたのですが、
長男に続き、次男も咳&くしゃみをしはじめ、
怠いのかダラダラしていて、日常生活や宿題もグズグズで進まず、
私も喉が痛くなり、鼻水はダラダラだし、目もショボショボ。

しかも、手術に向けて、
「レルミナ以外の投薬及びサプリメントの使用は中断して」と言われていて、
風邪薬も栄養ドリンクも飲めず、八方ふさがりです。
唯一、発熱していないのが救い。

   あ~~~早く楽になりたいわ~。

何かね、シンドイと子育てもかなり大変で。
注意しても、怒っても、息子達は全く言うこときかないし。
モノ投げつける・・・みたいな私。完全にヤバイ。

昔、近所のおばあちゃんが、
「子ども(4人)を育てるのが大変でね・・・。
 朝が来なければ良いのに。・・・と思いながら暮らしていた。」
と話してくれたことを、何故か思い出したりして。

確かに、自分なりに一生懸命やっているのに、
通じなかったり、スルーされたりすると、一生夢の中にいたい気がします。

手術を控えているこの時期に、
してはいけないヤバイ幻想をしながら、「いかんいかん」と自分を立て直したり。

命懸けの手術ではないにしても、
臓器を一つ以上(もしかしたら別の臓器も取るかも)取るわけですし、
医療事故が無いとも限りませんし、
やっぱりそれなりの覚悟はいるわけで・・・。

   でも、
   元気になることを楽しみに手術を受けるのです。私は。
   きっと元気になる!絶対に元気になる!
   そして、ほどほどに長生きする!(子どもがしっかり自立するころまで)

楽しい事を考えながら、手術に向けてもうしばらく過します。


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レルミナ:副作用

2023-03-07 11:28:56 | 病気
 レルミナを飲み始めて3周期が過ぎました。

1周期目は、筋腫が小さくなっているのが分かるくらいの効果を感じ、
様々な症状も緩和され快適でした。

「もしかして、手術なんて必要ないんじゃない?」・・・と思うくらい。
皆さん、割とそう思う時があるみたいです。
もちろん、それで閉経まで乗り切って、手術を受けずにすむ方もおられますが、
私の場合は、なかなかそうもいきそうにありません。

薬局の薬剤師さんからは、
「2周期目も少し出血があるかもしれませんが、段々収まっていきますので」
と聞いていましたが、ダラダラチョビチョビ続きましたし、
3周期目も生理前の兆候を身体で感じ、正しくその通りとなりました。

   なかなか根性のある子宮筋腫です
   薬とのせめぎ合い

副作用の話しをよく聞きますが、感じ方は人それぞれとして、
私の場合、大袈裟に言えば「一気に老化する感じ」という表現になるでしょうか。

身体が重く怠いし、スポーツもしていないのに背中全体が痛い。
起き上がったり、立ったり座ったりの動作が、腰や関節に響く。
肩こりの様な頭痛から、頭の中の痛みまで、色んな頭痛がある。
とにかく、理由もなくしんどいんです・・・。
ついでに、ムカムカ気持ちが悪いし。

知り合いの若いママは、数年前に手術をしたそうですが、
レルミナの服用で「腕のしびれ」があったとか。
他の副作用については話されていないので、特別なかったのかもしれませんが、
薬の長期服用は、リアルに怖いです。


 手術については、
自然分娩の経験が無く、産道が狭いと思われるため、
当初「開腹」の予定でしたが、突如「腹腔鏡」を打診されました。

「あ~腹腔鏡、儲かるもんね」・・・とぼんやり思いながら、
「(手術出来るなら)どちらでも良いです」と答えました。

今はどうだか分かりませんが、
一昔前は、総合病院は「腹腔鏡で利益を出している」と言われるほどで、
それを持っている病院は一人勝ちでした。

もちろん、身体への負担は軽減されますし、腹腔鏡の良さは沢山あります。
癒着のリスクも少ないので、可能であればその方が良いかもしれませんが、
さて、どうなることやら・・・。

とにかく、今は手術待ち。


 そうそう。
先日の診察で、血圧が高いと言われビックリ&ショック!
地元の内科に行くよう言われてしまいました。
「病院・・・行かなくちゃダメですか?」・・・と看護師さんに聞いたら、
ニッコリ笑って「行って下さい!」と言われましたが、目が怒っていました。

打ちひしがれて自宅に帰り、
妊娠中に使っていた家庭用血圧計を引っ張り出してきて、
朝晩のデータを取り始めましたが、135を越える事は0.5割も無く・・・。
でも、135越えが全く無い訳でも無く、突如として150が出る事もあるので、
一体何なんだ!! ・・・と思いつつ、
そろそろ覚悟を決めて内科に行かねばな・・・と思っている所です。

   やだやだ、ホント
   年は取りたくないわ

あ~早く手術受けたい!

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手術決定

2022-12-08 08:55:47 | 病気
 子宮筋腫の状態を調べるため、MRIと造影を受けた結果、
直径6㎝の親分だけでなく、直径3㎝の子分も控えていて、
その他、細かい腫瘍もいくつか見受けられました。

Drと画像を見ながら、二人で
「う~~~ん。シンドイはずですね・・・。」と。

レルミナという、お洒落な響きの薬を処方され、
それを飲みつつ、手術を待つことにしました。

 レルミナ・・・は、
過多月経、下腹痛、腰痛、貧血の改善を始め、
筋腫を一回り小さくしたり、月経を止めながらそのまま閉経を待ったり、
そういった薬です。

これが、また高価な薬でして・・・
健康保険を使って、1ヶ月分:約九千円。
まとめて2ヶ月分処方された日には、2万円近くなり、ビックリ!です。

そして使用期間は、
骨量減少が著く骨折のリスクが高まるため、原則6ヶ月までとされています。
コレ・・・、ちょっと、いや、結構恐怖です。

更に、人によっては様々な副作用に苦しむ話しもよく聞かれますが・・・。
今の所、私自身は副作用を自覚するに至らず、
若干、お腹が凹んだ気がしたり、少し楽になった気すらしています。
ただ、使い続けるとどうなるか・・・は、未知ですので警戒しています。

半年という限られた期間レルミナを飲み閉経を待つ「偽閉経療法」
・・・が、上手く行けば良いのですが、
薬を止めた途端、また筋腫に苦しめられる事もあり・・・。

私の場合、筋腫の弊害にそこそこ苦しんだ事もあり、
自分の感覚的に、どうにもこのまま閉経する気がせず、
思い切って手術を選択した次第です。

安易な手術は希望していませんし、
自分の身体の一部で有り、
子どもが育った場所であること、
そんな事を考えると、激しく揺さぶられる様な心境になりますが、
QOL(生活の質)を上げるには、それがBestだろう・・・という考えに至りました。

 手術を見据え、今はとにかく、
共に50年過してくれた子宮に感謝をしながら過したいと思っています。



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子宮筋腫と共に

2022-11-08 08:54:23 | 病気
 若い頃から筋腫持ちです。

10年以上前の話です。
不妊治療で着床し、その後流産した時、
「筋腫が影響しているかもしれない・・・」と主治医に言われ、
即、他県の病院で腹腔鏡手術を受けました。
(と言っても、手術待ちで半年後でしたが)

最初の流産は、本当に初めてのことでしたので、
医者も自分自身も「たまたま」「偶然」といった感じに受け取り、
胎児の検査はしませんでした。

その後、2回流産し検査をしましたが、二人とも染色体異常でしたので、
最初の子も染色体異常の可能性が高い様に感じています。

そうそう。
「流産=胎児が育たない」という可能性も捨てきれませんでしたので、
「不妊治療の病院」+「不育治療の病院」にも通っていました。

 
 そうこうしながら続ける不妊治療・・・。

でも、染色体異常の受精卵が着床しても、流産を繰り返すだけです。
こんなに無駄で辛いことはありません。

最終的には、着床前診断をしてくれる病院を探し、神戸まで通いました。

新しい試みをすると、組織からハバにされる世の中・・・。
(今でもそうなのかな?)産婦人科学会から村八分の中、
信念を持って着床前診断を行っておられた先生には、敬意と感謝しかありません。

   大谷先生、有難うございます
   先生の信念のお陰で、可愛い二人の男の子を授かることが出来ました。

 
 そんなこともあり、
結局、流産の原因は筋腫ではなかった気がしますが、
過去に一度、腹腔鏡で筋腫を取り除いています。

とはいえ、再発したり、違う箇所に別の筋腫が出来たり・・・で、
妊娠中も筋腫あり。
手産後も筋腫あり。
そして、筋腫成長。

それでも弊害が無いというか、筋腫持ちの自覚症状は無かったのですが、
48才のころから、過多月経気味になり、
その2年後には、息切れや息苦しさが激しくなりました。

その時はまだ、過多月経の影響だと分からず、
「深刻な病気かも・・・」と、総合病院へ駆け込み、
「胃かな?」「腸かな?」と、精密検査をし、最終的に婦人科へ回されたのですが、
あえて胃と腸の検査から・・・だったのは、病院の営利目的であった様に感じます。

まぁ、胃と腸に関しては安心出来ましたが、
(勝手ですが)何とも後味の悪い印象が残りました。

 筋腫による過多月経だと判明した後は、クエン酸(鉄剤)を処方され、
1ヶ月~2ヶ月服用したら、すっかり元気になりました。

それから暫くは元気が続きましたが、永遠には続かず・・・。
かといって、病院へ行くのは気が進まず・・・。
息切れ傾向になると、市販の鉄剤を飲んでやり過ごしており、それで十分でした。

でも、ここ最近は、息苦しさだけで無く、
物理的に腹部が重く、妊娠中の様な圧迫感があり、
鼓動が耳にこだまする様な、なんとも言えない異常な状態です。


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