パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

新生児・・・とは

2014-03-27 16:08:29 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 私も知らなかった(興味が無かった)のですが、
「新生児」というのは、「生後28日未満の乳児」…だそうで


 個人的に、
出産祝いで嬉しいのは、「オムツ」だったりします。

別に“リクエスト”をした訳ではないのですが、
オムツは色んな方から、沢山頂きました。

皆さん、私の体調などを考慮して、
一カ月経った頃お祝に来て下さったのですが、
その時頂いた「オムツ」が、8割近く「新生児用」でした。

私も単純に、
「生まれた=新生児」の感覚でしたが、とんでもない
一カ月を過ぎると、その上の「Sサイズ」もジャスト…くらいの勢いです

   今日まで事故無く「新生児サイズ」を使って来ましたが、
   とうとう、ウ○チが背中から漏れてしまいました~

頂いた新生児サイズのオムツは、惜し気も無く随分使いました。
でも、未開封が180枚…。
誰かにあげれば良いかもしれませんが、そのアテも無く…。


 …色々考えましたが、
新生児用は、ウ○チをしないであろう時間帯…に使用し、
なんとか使いきる事にしました。
おしっこなら、漏れる心配は無さそうですので…


 頂く側は、何を頂戴しても有難く嬉しいですが、
出産祝いにオムツ(おむつケーキ含む)をお考えの方は、
新生児用 「Sサイズ」 以上の方が、更に喜ばれると思います




修行の様な育児

2014-03-14 11:37:31 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 息子が生まれてから、あっという間に一カ月が経ちました。
赤ん坊の世話…、思ったより大変です

この息子…
どうやら「かんのむし」とやらが強い様で、昼夜問わず愚図り続け、
寝ていても、「きゅ~~~ん」とか「ピー」とか「うぅ~~~ん」とか唸り声を上げ…
たまに「ふぇ~ん」と泣いてみたり…
静かに寝ている事の方が少ないくらい、
起きているのか寝ているのか分からないくらい、
頻繁に唸っています。

起きている時はもっと酷く、
オムツもミルクも環境も、全てが快適で、
抱っこもして、ご機嫌取り取りゆらゆらしているのに、
手足をバタつかせ、エビ反りになって泣くわ泣くわ…。
もうね…、ホント疲れます


 先日、
一カ月検診に行って来たのですが、
そこで再会した「同じ時期に生まれた子」達は、
病院に居た頃と変わらず、大人しくて、
泣いても可愛く「ふえ~ん」くらいでしたが、
息子は絶叫状態で、狂ったように泣き叫んでいました

   それを見ていた親子は絶句…

きっと皆さんのご家庭は、私の思い描いていた
「赤ちゃんとの穏やかな生活」…を、送れているのでしょうね…。

   でも、ウチは違うから


 そういえば、
甥っ子1号もそんな感じで、グズグズが酷く、
小児科で処方されたコロンと眠る薬を飲まされてたっけ…。

昼も夜も気が休まらない私も辛いけど、息子本人も辛いだろうし、
ウチも病院へ行った方が良いのかな…。

何が辛いって、身体が休まらない事より、
可愛い可愛い…って、大事に育てているのに、
ミルクを飲ませていても、何か痛い事をされたかの様に
目が合った途端、「ヒ~~~」と泣きだしたり…、
怒っているのか唸っているのか、奇声を折り込みながら絶叫したり…、
そんな事が繰り返されると、「いったい何が気に入らないの?」
…と、精神的に参ってしまうのです

因みに、
泣き声もパワフルですが「蹴り」も本格的で、
重量挙げをする時の息遣いっていうのかな…
「フンッッッ」て言いながら、太い足で思いっきり蹴って来るの…

生まれて間もないのに、なにも今から横着坊主振りを発揮しなくても…


 この一カ月で、
「赤ちゃん=か弱く可愛い」というイメージは、音を立てて見事に崩れ落ちました。
   
    まさかの“予定外”…





  

間逆の見解

2014-03-13 13:37:33 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 そういえば…
他にも、妊娠を報告(?)した人が二人いました
…と言っても、行きつけの美容院の美容師さん(おばさん姉妹)ですが

もう20年以上通っている美容院で、
プライベートな話も、割と何でもしていて、
子供が出来ずに苦労している姿も、普通に見せて来ました。


 妊娠については、ひたすら不安が先立っていましたので、
ここでも話すつもりはありませんでしたが、
8ヶ月にもなると流石に分かってしまった様で、
美容室に入った瞬間、おっとりしている姉の美容師さんが、
「ああ…」と言って、両手を広げて抱きしめてくれました。

二人とも喜んでくれた半面、
今までずっと心配していたそうで、
オーナーである妹の美容師さんに、
「一時期、体調が悪そうで、浮腫んでいる時期があったじゃない?
 何より身体が大事なんだし、もう無理せず、止めちゃえば良いのに。
 …って話していたのよ。」
と言われました。

「そんな時もありましたか~?
 確かに大変でしたが、この年で授かる事が出来て、
 私は本当に運が良かったです。」
と言うと、

「何言ってるの?
 あなた、運が悪かったのよ!
 こんなにも苦労して!」
と言われてしまいました


 自分の置かれた状況を考えると、心底「運が良かった」と思っていて、
その考えや感謝の気持ちは全く揺るがないのですが、
経緯に目を向ければ、確かに別の感じ方もあるのかも…と、
見解の違い…に驚きました。

 

二つの命

2014-03-11 14:25:42 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 私が切迫流産で入院した時期、
“その人”の身体に病気が見つかりました。
それは私にとっても大変ショックな事でした。
今も治療をされていますが、考えると涙が出て来ます。


 “その人”は、出産の日から退院まで、
来客が多いだろう土日を除き、毎日会いに来てくれました。

赤ん坊の誕生を喜び、子供に優しく声を掛けてくれ、
退院の日には、お赤飯を炊いて駆けつけてくれました。

病気であるにも関わらず、
親以上の事をして下さいました。


 人知れず…の寂しい妊娠出産で、
こうして喜んでくれる人がいるとは思ってもいませんでした。

それは本当に有難い事で、込み上げて来る気持ちを抑えきれず、
子供に退院用の服を着せながら、ボロボロと泣いてしまいました。



言えなかった妊娠

2014-03-06 12:46:25 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 今回は4回目の妊娠でした。

それまでの3回は初期流産…。
とてもとても悲しい想いをしました。
掻爬手術によって身体も傷めつけました。

お腹に子供を授かった喜びから一転、
地獄に突き落とされる様な経験を何度もしました。


 そして今回の妊娠。
初夏には、切迫流産で23日間入院をしました。

母子手帳を貰っても、
安定期に入っても、
何処まで行っても無事に出産出来るか不安で…。

妊娠を伝えたのは、話す必要があった
実父、実妹、伯母、仲良しのお隣さん、友人2人のみ。

もともと友達がいない上に、引き籠りなので、
ご近所の方と多くを語る事は無く、
回覧板のやり取りやゴミ捨ての際は、割烹着姿で出歩き、
誰からも指摘や質問を受けることなく、出産をしました。

本来、隠す事でも無いのですが、
残念な事になってしまった場合、
事情を話したり説明をするのは、あまりに辛い事ですし、
それを聞かされる人も、言葉を失い、気まずくなるだろう…と。


 実は、
義両親を含め、義実家の親戚にもずっと黙っていて、
お正月に顔を出さなかった私に代わり、
旦那サンが、「もうすぐ…」と話して来た次第です。

期待をさせておいて、後々ガッカリさせてしまってはいけない。
病気のお義母さんを動揺させてはいけない。
…そんな想いからでした。


 私が出産したのは、NICUのある病院…。

切迫早産、多胎児妊娠、その他リスクのある妊娠や出産の方が多く、
母と子のどちらかの体調が思わしくない方とも、何人かお話ししました。

流産により、「妊娠や出産は奇跡」…と思ってはいましたが、
ここに来て、「母子が揃って退院出来る事」…も奇跡なのだと知りました。
それは「当然」ではなく、感謝してもし切れないくらい有難い事なんだ…と。


 無事に出産する事が出来て、
母子揃って退院の日を迎える事が出来た時…、
そしてそこに、親以上に喜んで駆けつけてくれた人がいた時…、
有難くて、産後初めて涙が溢れました。