パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

野生が止まらない

2016-05-16 12:54:22 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 2歳になってからは、美容院でしか散髪ができなくなったリロ・・・。
全くもって、不経済です。

乳児期の頃から髪がフサフサした子で、それまでは、何度も家で散髪をしましたが、
落ちる髪に怯え、いつもと違う雰囲気に怯え、押さえつける親に怯え、
力がついてからは暴れ方も激しくなり、押さえつけるのも限界になりました。

「暴れる2歳児でも切ってもらえますか?」・・・と美容院に行ったところ、
車の形をした席に乗れてもらい、DVDを見せてもらい、話し相手をしてもらい、
毎回、何の問題もなく、大人し~く髪を切って貰っています。

美容師さんによれば、
家も美容院も、とにかく散髪が嫌で暴れる子・・・は、いるそうで、
それを思うと「散髪してもらえて良かった・・・」ですが、
上を見るなら、「なぜ、家で大人しく出来ない?」・・・です。


 何なんでしょうね?
リロは、おむつ交換・着替え・髪梳かし・顔拭き・歯磨き・・・と、
身支度というか、衛生関係の行為が大嫌いで、毎回泣きながら逃げ回ります。
しかしながら・・・泣くほどの事でも無いのは分かっており、それはまるで“儀式”です。
(保育園では普通に大人しくお世話をして貰っているそうです)

 そうそう。
外出先で走り回る話・・・。

少し前までは、親の姿を確認しながら走り回っていましたが、
運良く危険な目に遭っていないからでしょうね、
親が見えなくなっても平気で、遠くや物陰まで走って行くようになりました。

   ここまで来たら“くるくるぱー”です

ババ母の私は、膝がミシミシ音を立てるし、腰は痛いし、
これ以上身体を痛めると後々大変なので、次男のルーはベビーカーに乗せていましたが、
今後は、10キロ以上あるルーを抱っこかおんぶして、リロと向き合うしかなさそうです。

   でも、身の程を知っているだけに、身体的に自信が無い・・・。
   でも、家に閉じ込めておくわけにいかないし、やるしか無い・・・。

ホントに、この野生児、どうしたら良いんでしょうね?
「分かりました、ママ!」・・・と言うことを聞くようになるのは、いつなんでしょう?
誰か教えて~~~ の毎日です。


保育園の先生も、家と保育園とのギャップが信じられないらしく、
「リロちゃんのそういう姿、全然想像が出来なくて・・・。
 今度、こっそりくじら教室を見に行こうと思うんですけど、次回はいつですか?」・・・って。

「是非来てください!」・・・という感じですが、
先生は、仕事で来て下さる訳ではなく、ボランティアというか、
ある種の職業病で来て下さる様で、恐縮してしまいます

リロを見て、どう思われるんでしょうね・・・。
息子の行動については、親として訳が分からないので、
是非見て頂きたいし、分析して頂きたいな~と思っています。






くじらの子

2016-05-12 07:07:51 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 GWが終わり、日常を取り戻しつつあります・・・。

ということは、一日置きペースで2人の子供を連れ、3人でお出かけ。
「幼いうちから色んな刺激を与えてあげなくちゃ」・・・的な発想もありますが、半分は「育児難民」。
行き先は、児童センターと支援センターとショッピングモール。

子供がどちらか一人なら、のびのび遊べる公園にも行けるのですが、
乳児を抱っこ(もしくはベビーカー)で、2歳児を追いかけ回すのは無理だ・・・と学習し、
結局このパターンに落ち着きました。


 長男リロは、外の世界が大好きで、
童話に出てくる動物の子供みたいに好奇心旺盛で飛び回ります。
そして、必ず親の3m前を行きたがります。

でも・・・、
ちゃんと親の存在を確認しているんですよね・・・。
だから、"向こう見ず”という訳でもないのだろうと思います。
「まてまて~~~」・・・って追いかけろって事?


 そうそう。
4月には、月2回のくじら教室(地域によっては療育というのかな?)にデビューしました。
この月は16人の2歳児が集まっていましたが、年々増えているそうで・・・。
でも、途中で卒業する子や、新しく入ってくる子もいるらしく、多少の変動はある様です。

まぁ、そうタイソウな事はしません。
挨拶して、シールを貼って、リトミックをやって、体操・手遊び・読み聞かせなどをし、
少しだけ(量的にはかっぱえびせん6本くらい)おやつを食べ、少し玩具で遊び、さようなら。
10時から、1時間ちょっと・・・くらいでしょうか。

16人のお子さんを見ていると、
言葉が少ない子は、まぁわかりますが、
穏やかだし、言うこと聞くし、「どこが問題なんだろう?」・・・というお子さんばかりです。
一人、酷く癇癪持ちの女の子がいましたが、走り回るリロとその女の子以外は、みんなお利口。

逆に、
くじら教室でお目にかからないけれど、支援センターでお会いする子の中には、
玩具を横取りしたり、取り合いになって「キーーーッ」「キーーーッ」と、
驚くようなキンキン声を上げる子もいたりして、
「こっちの方がおかしくないか?」・・・と、ついつい思ってしまいます。


 リロは、
お友達とも仲良く遊べるし、玩具を取られて泣きべそをかいても我慢するし、
片付けや、食事等、次の準備もサッとやり席に着けるし、
「走り回り、親の手から逃げ回る事以外は、問題ない」・・・と親は思っているのですが、
とにかく、ココ↑だけが、とんでもなく酷くて、手に負えない状態です。

保育園の園長先生に事情を話し、
4月から、一時保育を月一から週一にして頂き、様子見と指導をお願いしましたが、
相変わらず、「保育園では良い子」・・・らしく、
保育料を払うため職員室に行くと、園長先生からも、ほかの先生からも、
「リロちゃん、絶対にわかってやってるよね」・・・と言われます。
要は「母(親)を試している」のだろう・・・と。

そういう駆け引きは、是非とも止めて欲しいですが、
子育てが一段落した先輩方に悩みを話すと、
「自分のことを見て欲しくて必死なんだわ」
「リロちゃん、親の気を引きたいんだよ」・・・と仰います。

次男ルーはほかりっぱなしで、リロに手をかけているのですけどね・・・。
ルーに対する焼きもちより、家事に焼きもちを焼いている様にも感じたり・・・。
「いっしょにあそびましょ」
「おかあさんもすわって。テレビみよ。」
「きてきて」
そう言って、家事をしている私の手をとり、遊びに誘ってきます。

誰もが通る道ですが、今はそんな事ばっかり。
間違いなく、一番可愛い時なんでしょうけれどね・・・大変です。