パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

義母:義父の暮す自宅へ戻る

2024-04-22 08:45:09 | 高齢の親
 4/17 早朝
義母が身を寄せていた「生家」から「自宅」へ戻ったそうです。

   理由は・・・

3/26の施設退所後、
再び受け入れていた生家としても、色々な葛藤があったのでしょうね。
義母にとって耳障りな事を言われた(言われるようになった)のだろうと想像します。

私も経験しましたが、
最初の1ヶ月ほどは、お互い遠慮もありますし、波乱な生活に対して心を寄せてきましたが、
2ヶ月に入った辺りから、そういった配慮に対して「当然」という感じになり、
世話を担っている人に対しての「不平不満」や「悪口」を、その人以外にはき出し始め、
「私は可愛そうなおばあさん」というポジションを作り出し、世間の同情を買おうと・・・。

コチラは一生懸命にやっていた分、それを知ったときは本当にショックでした。
でも、残念ながらそういう性質の持ち主なのか、
そういったコミュニケーションに価値を感じている人なので、
世話をしてきた者としては、一生懸命やっていた分、ピキッと来てしまうんですよね・・・。

おそらく、
「お世話をする86歳の姉」と「お世話をしてもらって当然の77歳の義母」
そして、間を取り持つのが困難になった「70代の前半の弟」・・・という構造の中、
家族がギスギスしたのでしょう。
義母は自分を尊重してくれる相手を、「姉&弟<義父」と判断し、
突如、おん出て義父の住む自宅へ帰って来た・・・という。

 でもまぁ、収まるところに収まったのかな。(私個人の感想)
だって、80過ぎの姉に面倒をみさせるなんて、有り得ないですもん。

義母自身も、息子&娘も、私から言わせたら「非常識」そのもの。
ただ、この家族にはそれが普通の事であったのかもしれませんが。

とにかく、義父と義母が自宅に戻り、2人揃った生活を始めた訳です。
そうなると、今度は義母の住環境を整える必要が生じますし、
行政の「1人暮らし限定のサービス」も切られます。
何より、2人分のお世話をしないといけない・・・という状態になった義実家。

義妹は、疲弊しているし「片耳が聞こえない」などとストレスを口にしますし、
「もう、ヘルパーを入れないと立ち行かないでしょ」
「Mちゃんを守るために、ヘルパーをいれるべきだよ」
と助言するのですが、この義妹も「他人の介入をヨシとしない」タイプの様で、
あ~だこ~だと、(筋の通らない)出来ない理由を並べ、前に進まない現状。

「包括に相談したら、ケアマネさんと相談してと断られて・・・」とか言っていたけれど、
私が包括さんに相談をしたら、ちゃんと話を聞いてくれたし、アドバイスも得られたんだけど・・・。

   この義妹・・・
   何が為たいのか、何を望んでいるのか、さっぱり分かりません。

「転ばぬ先の杖」で先の事を想定し、先手を打っておきたい私・・・に対して、
どうやら義妹は、「嵐が過ぎるのを待つ」というスタイルの様です。

   多分、永遠に分かり合えない私達。
   「困った困った」と言う割に改善改善提案に対して何の返信もないし。
   
   もう好きにやってくれれば良いから、グループLINE・・・外してくれないかな。


 とにかく、大変よ。
自己主張の強い義父と義母の2人の世話も、本人達の生活も。
私と包括さんの間では、「近いうちに生活が立ち行かなくなるだろう」という未来予想図が一致。
でもまぁ、他人の介入に抵抗があり、
義妹が何でもかんでも把握し、やりたいのであれば、打つ手もありません。

   この問題、
   もう変に関わるのは嫌・・・。つくづく嫌。
   問題提起をされても、何も出来ないし(進まないし)。
   LINE・・・心底外して欲しいわ。

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義父:自転車を止(や)める気は無い

2024-04-09 09:18:05 | 高齢の親
 顔面打撲で、目の周りが黒くなって腫れている義父ですが、
自転車を止める気は無く、これからも乗り歩く旨を宣言していたらしい。

ケアマネさんが、
「自損だけで無く、加害になる場合も充分考えられるので、もう止めましょう」
と話して下さったそうですが、「うん」とは言わなかったそうで。

例え「うん」と言っても、そのことすら忘れてしまうかもしれないですし、
ここまで来ると、もう、何もかもが信用出来ません。

家族として、自転車を処分することも当然考えました。
だけど、買って来るのですよ。
「欲しい」と思った物は全部。

使いもしないのに20万越えのパソコンを2台も買っちゃう人なのでね。
お金は無いんですよ。
年金と100万ほどしか。
でも、お金を貯めようとか、もしもに備えようとか、そんな考えは頭に無く、
「欲しい=必要」と紐付けて、その場で、現金一括で買ってしまう。

自転車もまた買うでしょう。
なんならシニアカーも買う。

そろそろ息子や娘が財産管理をする必要があると思いますが、
「自分のお金」は誰だって手放したく無いですし、
義妹もそれに着手することは躊躇しているので、
今暫くは現実的では無いのかな。


 あと出来そうな事と言えば、
ケアマネ以外の社会福祉関係の部門に相談するのと、
本人(危険人物)に対して、直接指導をして貰えないか警察にお願いするのと、
とにかく、自転車保険に加入しておくこと。

自転車保険は義務化されていますが、
法改正など知らない高齢者なんて、入っているはずもなく、
自転車事故を菓子折で済むくらいに軽く考えていますし、
もう超恐ろしいので、夫が即ネットで加入手続きをしました。

   今、思いつくのは、このくらい・・・

   あ、そもそも日用品や食材は、
   一人暮らしには多過ぎるくらい、しっかりと買ってあります。
   要は、買物が必要なのでは無く、用事を作って出掛けている
   という現状です。



でも、これすら響かず、余所様を危険行為に晒すことになるのであれば、
その時は「医療保護入院」だな・・・と、密かに思っている私。

   施設に入る気は無いですし、入れられたら脱走&暴言吐きまくりで、
   問題をはらんでいて、職員さんにも申し訳なく・・・。
   かといって、我が家で暮すことにしても、
   24時間付き添っていることは出来ないので、何をはじめるか心配ですし、
   そもそも「誰かの指示や管理を受ける事」を極端に嫌う人なので、
   口うるさい息子と暮すのは、本人にとって苦痛そのものなので、
   寝たきりにならない限りは、「自宅で暮したい!」と言って譲らないだろうな・・・と。

夫も義妹も、そこまでは知らないし頭に無いと思いますが、
残酷ですが最後はそこに行き着いてしまうハズ。

そうならないためにも、
社会に関わろうとするのであれば、
社会に対しての責任を持って生きるのが義務。

本人の尊厳や意思の尊重は、その次。
それが理解出来ないのであれば、アウトであると理解させたい。

 手探りですが、色々動かねば・・・

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義父:サ高住退所でいきなり救急車

2024-04-08 11:04:51 | 高齢の親
 病院や施設が大嫌いな義父・・・。
まぁ、好きな人なんかいないよね?
義父さん・・・健全だと思うわ。

おぼつかないとはいえ、やれることはまだ一杯あるし。
少なくとも「意欲」は充分ある。
否・・・意欲だけは危険なくらいありすぎる。
(そこが困っちゃうところではあるけれど)

 4月某日、義父もサ高住を退所しました。
そして自宅に帰っていきました。

結局、自宅は手すりやスロープを取り付けるだけにとどめ、
床の張り替えだの大掛りな改修や、ユニットバスの取り付けなどはしませんでした。

理由は、
「今すぐ帰らせろ」「改修なんかしなくても良い」という本人の希望と、
「いつまでここで暮らせるか分からない」
「そもそもここで暮すことは現実的と思えない」という義妹の判断。


 自宅に帰るにあたり、第三者的に、
「Mちゃんに我が儘(人格否定含む)を言って困らせてはいけないよ」とか、
「長く自宅で暮すためには、いろんな人のサポートが何より必要だよ」
「ヘルパーやデイサービスも使わないと長続きしないよ」とか、
そんな話がしたくて、義父のサ高住へお見舞いに行ったことがありますが、
その時は、話で聞いて状態よりもシャンとしていて、まぁまぁスタスタ歩いて見えました。
でもまぁ、秒単位で室内を歩くだけですので、そう見えたのかもしれません。

だけど、本人も入院前と同じレベルとは言えなくても、
今でも割と何でもやれると思っている様で、
・「こんな所に手すりなんか付けやがって(怒)」(と言いながらしっかり手すりを握っている)
・「オムツは止めた!」と言いながら、何度も漏らして部屋が尿臭い
・「今日はコンビニ行ってきた」(往復20分のところ1時間掛かった)
・「昨日は電動三輪車でホームセンターへ行ってきた」(通常片道20分)
などと、息子と娘が良かれと思って設置したモノを移動させたり、
夜中に動き回ったり(生存確認の為、人感センサーを取り付けて把握している)、
遠くまで電動三輪車でお買い物・・・と、
生き生きと動いている様子が覗えたのですが・・・


 退所5日目、
夫の携帯と私の携帯に、ほぼ同時に着信が。
私は出なかったのですが、夫が出ると相手は病院で、
「〇〇さんのご家族ですか? 〇〇さんが自転車で転倒し、救急車で運ばれました。
 今検査をしていますが、帰ることはできると思うので迎えに来て下さい。」と。

義妹は旅行中。
夫は飲酒済み。
私は用事あり。
仕方無く、義母の弟(70前半)にお願いして病院へ行って貰いました。

夕方、旅行から帰宅した義妹の話では、
「〇〇スーパーの辺りで転倒したらしい。
 自転車は無傷。
 転倒した記憶も無く、気が付いたら病院のベッドの上だった・・・って。」
「怪我というより、顔面打撲で顔が腫れていた」
「これから先も自転車に乗って出掛ける・・・って言ってる」
「お兄ちゃんも時間があるとき、実家に行って」

メールで一通りの連絡を受けた夫は、イライラしながらため息をつき、
最後の文言「お兄ちゃんも時間があるとき、実家に行って」
「あいつ(義妹)おかしいんじゃ無いのか?」
「何で俺が行かないといけないんだ!」・・・と、怒り出しました。


   夫のこういうところ・・・ちょっと理解が出来ないんだけど


夫の言い分は、
「自宅へ帰るなら、ヘルパーを入れてデイサービスを使うこと!」
という条件を付けたにも関わらず、
「自分で出来る!」「何でも出来る!」「介護サービスは受けない!」
と言い張って、こちらの意見も聞かずに爺さんが自分で勝手に決めた事だ。

ケアマネさんと話合ったときも、
「取敢えず、1ヶ月自分でやらせて、
 出来る事と出来ないことも認識させて、
 それから次の段階へ進めましょう」
と言われ、みんなで納得してそうすることにしたんじゃ無かったのか?
なのに、この段階で俺を実家に行かせて、何を為ろって言うんだ?
あの時、お前も覚悟したんじゃ無いのか?
覚悟したって言ってたよな?
お前、干渉ししすぎだわ!
今はその段階じゃないだろう!


   完全に男脳だわ


義妹は泣き出し、
「分かった。
 自分がおかしいのも分かってる。
 だけどやっちゃう。
 親の世話を焼いてしまう。
 お兄ちゃんの言うとおりだから、実家にも行かなくて良い。
 だけど、もう知らん!って言わないで。
 夫にも友だちにも相談したり打ち明けたり出来ないし、どうしたら良いのか分からないの。
 私を見捨てないで。」
・・・と言ったらしい。


   泣かされたなんて・・・
   可愛そうに・・・ね
   ウチの旦那(あなたのお兄様)キツイから

にしても泣くなんて、可憐だわぁ
私は泣かないで怒り狂い、
「もう二度と顔出すな!」というタイプだから、
種族が違うわね


まぁ、この義妹・・・、
感情論的には私も充分理解が出来るけれど、
彼女の基本的な考えや行動に対しては、全く理解が出来ないので、
そもそも種族が違うのだけれど・・・。


 とにかく、身内はバタバタよ?
まさか、こんなに早く救急車にお世話になるなんて思っても無かったわ。

しかも搬送先の病院(入院していた病院へ搬送された)で、
「こんな認知症の人を一人暮らしなんかさせてっ!」って言われたらしいわ。

   だったら、どうしたら良いのさっ
   誰か導いてよ!

と思いつつ、尊厳だの何だのという今の時代、
結局、誰にもどうにも出来ない事だと分かっているのもあり、
無言になってしまう家族・・・。

認知症にも認知症患者にも罪は無いのよね。
本当に、社会問題よ。
この先も、良い方法や方針が見つかるとは思えないのが尚更悲しいわ。
長寿国家の行く先がココだとは、思いもよらなかった。


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義母:サ高住退所

2024-04-08 09:43:37 | 高齢の親
 義母と義父がサ高住を退所しました。
義母は入居後しばらくして、茶飲み友だちが出来て楽しくやっていた様ですが、
たまたま食堂の「自分の席の椅子」が無かったのをきっかけに、
『誰かが嫌がらせをしている」「私は歓迎されていない」・・・となり、
それ以降、「〇〇(生家)へ帰りたい」と言うようになり、結局そちらへ。

義母は、
我が家で2ヶ月過した後、次男がコロナになったのをきっかけに、生家へ避難し、
そちらで姉(86歳)と弟(70代前半)に大事にされて1ヶ月を過しました。

その後、救急搬送されて入院していた義父が退院するのに合わせて、
義父とサ高住へ入ったのですが、
「おじいさんと一緒が良い。夫婦だから・・・」と言ってはいたものの、
想定内でしたが「不自由なおじいさん<お世話をしてくれてる姉&弟」で、
「(生家へ)帰りたい」「どうして私がこんな所に来なくてはいけないんだ」
と、愚痴ったり泣きついたり、はたまた宥められて納得したり、
そんな感じでを繰り返していた様です。

   しかし・・・
   86の姉にお世話をさせる・・・って、どうなんでしょうね。
   それぞれ家庭の歴史があるから、よそ者の私は口を挟みませんが。
   複雑ですよ。
   思考であったり、価値観であったり、世間体であったり。
   まぁ、行く側(義母)も迎える側(義母の姉&弟)もOKなら良いのですが。
   でも年齢的な事を考えると、それもいつかは限界が来るでしょうし。

生家では、
「良く来たね」「苦労したね」「心細かったね」 
と言う気持ちでお客様として1ヶ月大事にされ、楽しく過していた義母ですが、
サ高住へ入って、生家のお姉さんと弟さんもヤレヤレ・・・という感じだったのかもしれません。

最近では、義妹に
86の姉:「M子、〇〇はデイサービスは使わないの?」
(義母は「トイレも食事も着替えも出来るし、私には必要無い!」と言っている)
86の姉:「M子、ちょっと来てくれる?(最近〇〇が漏らして大変なの)」
などと、愚痴なのかHELP要請なのか、現状報告があるようですが、
義母は姉と弟に世話をさせたり、おつかいをさせたりしながら、楽しく過しているそうです。

70代前半の弟は、
どうやら義母の粗相の片付けや、姉2人のご機嫌取りや、両者の取り持ちをしているようで、
「みんなそれぞれ考えがあって、大変だわ」とこぼしていたとか。

   それでも結局、義母を囲っておきたいのでしょうね・・・

家族の歴史はわかりませんが、
・血を分けた身内なので、愛情があり可愛い
・妻であり母である妹が、18年も引き籠もり嫁ぎ先に迷惑をかけたという罪悪感
・自分の家系から、鬱や統合失調が出たと認めたくない
・鬱や統合失調ではない、元気な状態で生涯を過して欲しい
・あそこの家(義実家)に返すと、また引き籠もる恐れがある
間接的な話を聞いていると、そういった想いが根底にあるようです。

「生活の中心に置いて欲しい人」と「可愛がってお世話をしてくれる人」
という構造が成り立っている内は、もうお任せするしかないのでしょうけれど、
義母の甘え・・・、
息子(夫)と娘(義妹)の甘え・・・、
なんだかな~~~と思います。

でも一昔前の人に言わせれば、
「長男嫁が世話をしないからいけないんだ!」
「役に立たない嫁め!」となるんでしょうね。

   いやいや。
   介護は「恩と愛情」がある人が、最後の時を一緒に過すためのギフト。
   そういう深い絆のある人がやらずして、どうするの?

と、思っている私。
私の役割は、あくまで介護で動く夫のサポート。

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30年後を考える

2024-03-13 05:00:12 | 高齢の親
・景気の低迷(必死に働いても豊かになれない構造)
・子育て問題(要:お金と手間)
・高齢者問題(要:死ぬまで労働の覚悟)

とんでもない世の中になってしまったNIPPON。
「これが本来の日本の姿」と言われれば、そうなのかも。

   「救う」という名目で「巣食う」政治家・・・要らん
   過去の歴史さながら、
   段々と物騒な世の中になるかもしれないな・・・と、ぼんやり思う

どうなっちゃうのかな、NIPPON。


 さて、義実家の話。

一部介護保険を使い、月内を目処に「手すりと段差」の改修をする事になりました。
見積もりや市への申請や審査に時間が掛かかり、もう少し時間が欲しいところでしたが、
義父が「3月で施設を退所する!」と言って聞かないので、
とにかく短納期で出来る事をし、
トイレやら家自体の修理は追ってする事になりました。

現在、義父&義母はサ高住にいます。
お金の管理は義妹がしているのですが、
義父は「俺の金を勝手に(施設なんかに)使いやがって」と怒っているらしく、
今後の改修工事やら、月極駐車場やら必要経費に対して、
「お金を出し難いんだけどどうしよう?」と義妹。
そして、長男である夫は「俺が出す(って言っといて)」と。

   まぁ、親だからね
   出すしか無いね
   幾らになるか知らんけど

 これからさ・・・
ウチじ限った話じゃ無く、こんな家庭が今以上に増えるんでしょうね。
そこそこ働いてきたとしても、年金少ないモン。
特に女性は、結婚や出産なども「寿退社至上主義」の世代なので、
リアルに少ない。
(おそらく現在55歳以上の人は、それに近い状態じゃないかな?)

それに、子供が自立し、やれやれ。
数十年後には死んでいくというのに、2000万とか貯金なんか出来るワケ無いし。
その上年金が少ない割に、物価は高い。

あれだけ「高齢者=金持ち」と揶揄されていたけれど、
「生きているだけでお金が貰える」というだけで、
「豊か」とはほど遠く、実態は「徐々に貧困」じゃないかな。

事故や病気とは無縁の人は、少しは豊かかもしれませんが、
年老いて来たらそうはいかないし、
その上、介護報酬の問題まで出て来て、ヘルパーさんは稀少な存在になる一方。

ヘルパーさんの様な「頼れる人」がいなくなってしまったら、
高齢者自身だけでなく、その家族が路頭に迷うこと間違いなしです。

今の我が家は、それをヒシヒシと感じていて、
未来を想像する事が出来る若者が、
「子どもに自分たちの世話や生活など、余計な負担を掛けてしまうのであれば、
 我が子を守るためにも、子どもは作らない方が良いな」と考えるのは極めて真っ当で、
よほど子ども好きか、はたまた無計画か、
私みたいに「自分の人生に子どもが必要」という自分本位な人でないと、
もう子どもは持たないのかもしれないな・・・と、
少子化スパイラルの原因の一つを見いだしている状況です。


 昔は実感的に「一生懸命に働けば豊かになれた」けれど、
今は「働けど働けど、猶、我が生活楽にならざり」・・・という表現がピッタリ。

自分たちの後始末もそうですが、
困難多きこの時代、
息子達をどう導いて行ったら良いのか、
果たして育て上げることが出来るのか、
考えて居ても仕方がないので、とにかく働くしか無い。

最終的には、
「死ぬまで健康で、死ぬまで働いた人」だけが勝ち組で、
「それ以外の人」は貧しさと苦痛に翻弄されるんでしょうね。


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義父:施設退所を宣言

2024-02-22 08:58:47 | 高齢の親
 要介護2の義父が自宅で暮らせるようにする為、
段差だらけの老朽化したした家の改修見積もりが届きました。
最低限の見積もりですら、恐ろしい金額です。
車が入ってこられない土地なので、資材搬入だけで60万越え。
改修工事はまた別。

   義父は、この金額を見て何を思うのか・・・

息子(夫)は「今まで暮してきたのだから、こんなの必要無い」って言うだろと予測。

   でも全部はやらないとしても、必要なところは必要だからね。
   滅茶苦茶な事言わないでね。
   ・・・と心で願う私。


 何でも良いけど、家に帰りたいよね・・・。
ある日突然、入院となり、回復したとはいえ高齢のためそもそも不自由。

同時に認知症状が出ていることも手伝い、
正常な判断が出来ない為、みんながみんな敵に思えるらしく・・・。

自由気ままな暮らしから一転。
管理される生活になり、身体だけで無く心も窮屈だよね。

   義父はきっと「最低限の事は何でも出来る」と思っている。
   「他人の世話になんかなるものか!」と思っている。

だけどね・・・
そもそも人間は、他人の作り上げたモノを調達し生活する生物で、
「自立」と言っても、動物とは違って無理なんだよ・・・。
根本的に「未完全な生き物」だから。

だからね、
そういう生命体なのだから、一人で抱えて完結しなくて良いんだよ~。
もっと人の手を借りて、甘えて、それに感謝しながら生きていこうよ~。

実際、オムツの着脱すらおぼつかず、
ご飯を、食べても食べても食べ足りないなんて、完全に認知症だし。
買物だって何だって出来ると思えてしまう事自体、有り得ないし。
電気屋へ行って、使いもしない22万もするパソコン、何台買うつもり?
シニアカー買ってお買い物へ行く気満々だけど、あれ高いよ?
しかも、店内走行出来ないし、お店についてからどうするの?

   だけど、
   「何でもできるだ!」「何とかなるだ!」・・・と、
   そればっか。

支援を受ける立場になったからには、文句ばかりじゃなく、
「ヘンテコだけど可愛い、本来のおじいちゃん」で居てよ~。
・・・と、私は思っているんだけど。


 今は本当に、人を見れば不満をぶつけ、文句ばかり言っている様です。
何とか気持ちや心を和らげてあげられないものでしょうか。
色々考えてしまいます。

でもね、
施設やデイサービスにそれなりに馴染める人と、そうでない人が居るのも確かで、
介護の職場で働いたことのある妹の話によれば、
杖を振り回して暴れ、施設の玄関のドアを叩いて壊した・・・とか、
介護士が杖で叩かれた・・・とか、
入浴を拒んで、顔を引っ掻かれた・・・とか、
働く側のメンタル的にも、なかなか大変な事も多いらしく、
やはりそういう人は一定数いて、義父の場合も珍しくは無いのでしょうね。

自宅に帰ったら、本来のおじいちゃんに戻る・・・・・・とは思えないけれど、
少しは満足のいく晩年になるのかな?

息子(夫)と娘(義妹)は自宅には戻したく無く・・・
でも戻さないと施設にも迷惑を掛けるだろうし・・・

ケアマネさんに相談しならがやっている様ですが、
ケアマネさんも「久しぶりに凄いお爺ちゃんに当たっちゃったな」と言っているらしく、
まぁ、相当手に負えないというか、
会いに行くと、義父からの一方的な文句と要求の嵐のようで。

同じ施設にいる義母などは、ケアマネさんに
「(お爺さんの所には)行かない方が良いよ」とアドバイスをするくらい、
義父は誰にも相手にされず、心もポッツンとしているのだろうな・・・と思うと、
何だか私自身が悲しくなってきて、話を聞くだけでも良いから行かないとな・・・と。


 しかしどうしたものか・・・。
自宅生活に戻ったとしても、「ヘルパー要らない!」と言うし、
お願いしてもいずれ勝手に断りそうだし。
日用品の調達や通院もあるし、薬の管理もある。
「見守り宅配弁当」だけでは廻っていくとは思えない。

そもそも義父は立ち姿の重心が後ろにあるタイプで、
後ろにひっくり返るリスクがあり、「見守りが必要」と言われている。

それに、自宅に帰ったら食事制限など無視で、
食べたい物を食べたいだけ食べる生活になる。(認知の影響で以前より欲求が強い)

健康器具とサプリメントが好きで、
テレホンショッピングを見ては買いあさり・・・、だけど活用しない。

誰かが根気良くお世話をしないといけないわけで、
それをするとしたら、同市内に住んでいる義妹?
でも、義妹は「あの(汚い)家には足を踏み入れたくない」と嫌がっているし。

兄である夫が、
「暫くオンラインワークで実家に同居するか」と考えていますが、
それはいつまで?
体力は持つの?
そもそも永遠に完全オンラインとかOKなの?
・・・と、課題だったり、未知の話だったりで、
心理的に、「暗いトンネルに入る前」の戸惑いが尽きません。

 でもこれは、
18年間、統合失調症の義母を一人で面倒看てきた苦労への報復かもしれません。

子供やその家族が、「面倒を看てくれ」と押しつけた訳ではありませんが、
配偶者である義母の面倒は「自分の責任だ」と捉えつつ、
自分の言うことを聞き入れない義母に手を焼き、
治療を受けさせることを断念し、
誰の指図も受けず「自分のやりたいように」やって来てた義父・・・。

ですが、18年はあまりに長く、自分の身体が不自由になった今、立場は逆転し、
今度は自分が我儘を言いまくるのも分かる気がします。


 きっと、18年分自己主張をするパターンでしょうね・・・。
私としては、言わせて上げるのも良いかな・・・(無理も無いよね)と思うのですが、
サポートする家族にとっては死活問題で、
特に義妹などは、「私の言うことを何一つ聞いてくれない」と怒り心頭。
「痛い目を見ないと分からない」
「『お願いします!』『助けて下さい!』と言わせないと駄目だ
とまで言うようになったそうで。

義母が我が家に来て、戸惑っていたときは、
「これが私の親」(←受け入れなさい)的なことを言っていたので、
親に対してそういう関わりを貫く人だろうと思っていましたが、
「あ・・・そうなんだ?」
「私がお世話をして、そんなことを口に為たら、
 鬼嫁扱いで大変な事になっていたな・・・」
と、ソレに関しては、回避出来た事に心からホッとしている私です。

   やってみないと分からないのだよ
   何でも自分でさ


 どうなるのか、どうするのか、
義父は、「3月一杯で施設を出る!」と宣言しているそうです。


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嫁:落としどころを考えてみる

2024-02-10 11:19:38 | 高齢の親
 義両親が施設(サ高住)に入って、約半月。

 義母さんは、
茶飲み友だちが出来て、気分上々・・・だそうです。
しかも、
入居時に歩行車を試して、欲しくなり、レンタルしたのですが、
施設内で杖も歩行車も使わずに過していたら、
半月後、ベッドの横の歩行車を見て
「これは何?」
「昨日から突然、置いてあるんだけど」と言い出したらしく・・・。

   え・・・?
   入居時からずっと置いてありますけど?
   ご自身の強い希望でレンタルしましたよね?

・・・と、認知機能の低下を憂う義妹ですが、
そもそも、「義母さん歩けるって」・・・と思っていた私は、
「良かったね~」くらいにしか思っていない。

   歩かなかっただけ 
   歩かせなかっただけ
   手を貸しすぎて、何もやらせず、
   チャンスを奪っていただけ

まぁ、義母さんはこんな感じで元気。
  

 義父さんは・・・、
自宅に帰りたくて、
息子(夫)が、見積と具体的な相談を持ってやってくるのを待っている。
おそらく、改修工事が完了し、数ヶ月以内に自宅へ帰ることを想定している。

   その想定の上で、「サ高住の入居」を妥協したから

 実は義父、
3ヶ月入院(救急車で運ばれた)していた病院を、
入院2ヶ月くらいの時に脱走しようとしていまして・・・。

荷物をまとめて出て行く準備をしていたら、
「看護師さんに見つかって引き留められた」・・・という事があり、
翌朝、病院から義妹に電話があったそうですが、
少しは動ける義父なので、
今の施設からも脱走を図るであろうと、家族は危惧しています。

自分の親のことでは無いですし、
本人からも義妹や親戚からも、
「あの嫁、こんな施設を選びやがって
などと言われたくないので、私は施設探しは一切していませんが、

施設巡りを為ていた夫の話しに依りますと、
納得しないまま施設に連れてこられた人というのは、
ケアする職員さんも凄く大変だそうで、
「出来る限り(もしくは必ず)納得してもらった上でのご入居を」
と、言われるみたいです。

中には、家族に
「お墓参りに行こう!」と連れ出された先が「施設」なんてこともあり、
「自分はどうしてここに居るのか?」「いつ帰れるんだ?」と言いながら、
一生を過した人もいるらしく・・・。

   帰りたいよね・・・自宅に
   痛いほど分かるわ・・・

   だけどもう、そういう時代じゃないんだよね・・・
   今は生きていくために、学生以外は全員働かないといけない。
   古くは嫁にやらせていた介護も、
   今の時代はその嫁も外で働かなくてはならず、   
   家の切り盛りや子育てすら、満足にはこなせていない状況。

人間って、無駄に寿命が長すぎ・・・。
そういう文化のある生き物だから仕方無いけれど、
自分に置き換えると、そこそこで尽きたいな・・・と思う。

でもまぁ、
義母なんかは、「まだまだ死にたくない!」と言っていたので、
とにかく長く生きたい人もいるわけで・・・。


 話は逸れましたが、
「義父が自宅で暮すことは無理だろう」・・・と親族全員が思っている今、
「拠点は施設」「でも、週1自宅でお泊まり」
が、落としどころでは無いだろうか?
・・・と思っている私。

週1のお泊まり介助は、
息子(夫)と娘(義妹)で話合ってやって行くのが妥当でしょう。
介護は、養って貰った恩がある人が、愛を持ってする事だから。

配偶者はサポート係。
だから、私の構想を押しつけることは出来ないけれど、
自宅への慕情を断ち切ってしまうのは、あまりに気の毒ですし、
何とか週1帰宅で納得して貰えないかな・・・と。

まぁ、私の勝手な考えであり、
この家族(4人)がどう意見の摺り合せをし、どう乗り越えていくのか。
取り仕切って決断する立場ではない私は、黙って見守るのみ。



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義父:自分を貫こうともがく

2024-02-08 12:20:28 | 高齢の親
 久しぶりの投稿・・・。
色々忙しく、燃え尽きていました。

仕事も週2じゃ収まらず・・・。
肉体労働は疲れますね。
いや、肉体より気疲れが・・・。

だが、割り切ってやるしか無い。
先輩の失敗は見ないふり。
自分の失敗は言われる前に「深く反省」の姿勢
まぁ、コレに尽きるかな。
少なくとも今は。

 
 1月中旬、
義両親は、義父の退院と共に「サ高住(サービス付き高齢者住宅)」へ入りました。
とは言え、「仮住まい」です。

どうしても「家で暮すだ」「出来るだ」・・・との事で、
家以外は断固拒否だったのですが、
「段差が多い自宅では無理だ」「住環境の改修を検討している間は施設にいて」
という説得を、何度も何度もし、やっと受け入れて貰った・・・という現状。

自宅の改修について、見積書待ちなのですが、
・築50年弱。
・しかも義父の手作りハウス。(←凄いでしょ? 尊敬モノよ!)
・段差あちこち。
・お風呂老朽化+寒い。
・一部雨漏り。
・徒歩で20㍍ほど入った車が横付け出来ない土地。
・近くに駐車や路駐の可能な場所無し。
自宅の改修以前に、建築法だか消防法だか、
自宅に隣接する道が細すぎるため、「資材手運び=日当10万円」。
そもそも、今となっては法律で新たに家は建てられない土地。

工事を着工したとして、
思ったよりも酷い状態だったら、所さんの番組じゃないけれど、
結局ほぼ全部取っ払った新築じゃん!・・・みたいな事になったりするそうで。

金銭的にも厳しいどころか無理でしょ・・・と、嫁は思う。
息子(夫)は一部払うつもりでいるらしいけれど、
それは一部じゃ無く「ほとんど」・・・になるでしょうし。
子供の事や自分達の老後を考えると、もうこれ以上ローン組みたくない。
とにかく子供に負の遺産は残したくない。

仮に改修して、何年も何十年も住めるのであれば良いよ?
義父さん、無理だもん。

結局退院して、施設に入って、蓋を開いて見たら、
着替えやら身の回りの事が出来なくて、
でも「出来る!」と言い、実際そう思い込んでいるし、
粗相をしても着替えないから、部屋に排尿臭が染みついていたり、
でも何でもかんでも「出来る!」と言い、
施設の人が巡回に来ても「困っていない!」「出来る!」とお断りし・・・。

介護付きの施設なんだよ?
なのに、介護士さんを頼ろうとしないし、追い返す・・・。

   え? 追い返すの?

義妹が見に行くと、オムツがポイと床にほかってあって、
何やら飛び散っていたり・・・。
しかも「こんな小さなオムツ、履けん!」というらしく・・・。

   いやいや、サイズはOKよ?
   縮こまっているから、手で開いて、こうやって足を通して履くのよ?

しかも何故か片手で履こうとする。

   もしかして、片手・・・動かないの?

いやいや、普段は動いているらしい。

   それって、何かの後遺症?

とにかく、文句だらけ。

 家族に対してだけなく、デイサービスに対しても文句だらけで、
前向きに世間と関わったり、リハビリしようとする気も無く、
不機嫌に暮しているだけ・・・の状態。

そんな現状がつまびらかになって、
普段、マトモな事を言っているモノだから気が付かなかったけれど、
モットモらしい事は言うけれど、認知がかなり進んで為て、
何というか、野生化しているというか、
「人間らしい尊厳を保ちたい」という感覚が全く無くなっている・・・そんな感じで、
そもそも「自宅でやっていけるの?」・・・と、
「常に誰かが看ていないと立ち行かないよね?」・・・と。

 ちょっと変わり者個性的ではあったけれど、
賢い、筋の通った、正直で真っ直ぐな、愛すべき人だったんですけれどね・・・。
私からすると面白くて、結構好きでしたが・・・。

   因みに、今も嫌いじゃないですよ。
   義父の姿を見ながら、認知力の低下や老いを冷静に捉えているだけ。

人は老いて、道理や分別を無くし、
最後は、ただただ自分であろうとするんだな・・・と、
妙な納得と共に、本当に色々考えさせられます。


 見積もり・・・どうなるんでしょうね?
自宅に帰りたいのは痛いほど分かるのですが・・・。

住環境や、近くに車が停められない家の位置、
そもそも見守りが必要な状態で、
世話をしてくれる誰かが必要。

何も知らない息子(夫)は、
「毎日昼間にヘルパーに来て(居て)貰うのは?」・・・とか言うし。

   いや、数時間単位だよ、ヘルパーさん。
   毎日専属12時間とか、聞いたこと無いし。
   富豪ならアリかもしれないけれど、施設なんかより高額実費だよ。

とにかく、問題が山積。


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次は義父

2023-12-29 07:19:09 | 高齢の親
 義母が「コロナ避難」という名目で出て行って、
ポカンとしたのもつかの間・・・。
今度は「来月退院予定の義父」を、我が家で受け入れる計画に入りました。

   義父は、なんとしてもでも自宅に帰りたい。
   そして、そこで今まで通り暮らし続けたい。

この先、どんな提案をしても受け入れてくれない可能性が高いため、
夫は「本人の希望を受け入れるしか無いだろう」・・・と判断した様です。


 次回の面談は、年明けの9日。

話合いたい事も多く、年末や年始の面会も希望したのですが、
病院側から窓口の義妹が、
「本人が混乱するから面会はしばらく控えて欲しい」と

「施設へ
「嫌だ
「せっかく探してきたのに
「俺の人生、勝手に決めやがって
みたいな面会になり、
結果、患者が脱走する・・・という流れを断ちたいのかもしれません。

   義妹・・・、
   自分なりに一生懸命に動いているものだから、
   相手がイメージ通りに動いてくれないと、
   腹が立って泣けて来るみたいです

   謎の自信に満ちている人なので、
   どうやら、相手が自分の選択や判断に乗っかってくれないと、許せず、
   エラーが起きてしまうタイプ


 そんな訳で、次回の面談は9日。
私も行き、夫と義妹と私の3人で1時間くらい話合う事になりました。

話し合いの内容は、
①どこでの生活を望んでいるか? (→「自宅で生活」と思われる)
②自宅で生活をするには掃除や改修工事が必要だ。
 その間、施設か山川(我が家)のどちらで暮すか?
③暮す家は、どちらの家にするつもりか?(自宅は小さな家が二つある)
④生活のイメージは?

コレに対する条件として、
①大きい方の家にする場合、
 義母がまた元の暗い部屋に引き籠もらない様にする事
②デイサービスやヘルパーを受け入れる事
③娘には一切頼らない事(その位の覚悟でという意味で)

条件③については、
義母の「娘依存」を回避するためのモノですが、
義妹は、
「お婆さんは私を頼ってくれる~(それは良い事~)」と言っていたんだけど
しかも、歩けるのに歩かせず、車椅子に乗せたり、
「コンビニおにぎりの包みは外して渡してあげて」と私に言うなど、
母親を散々無駄に甘やかしてきて、ソレですか?・・・と。

義母は義母で、自分では何もせず、誰かにやらせようとするし。
この人達の矛盾だらけの関係やら価値観に、
私は呆気にとられているのですが・・・

   本当に、全く理解が出来ん


 まぁ、それはもう、どうでも良いとして
とにかく次は義父

自宅に戻るまでの間の、
「施設」VS「山川(我が家)」・・・

今の義父は、病院&施設アレルギーなので、
施設には勝てると思う

となると、我が家に義父がやってくる。


 義父は義母と違い、
若干肢体不自由なので、ベッドも入れなくちゃ
引き籠もりでも無いので、脱走や徘徊に気を付けなくちゃ
入浴やトイレは見守りが必要だと言われているから、気を付けなくちゃ

   ・・・これまた、全てが未知ですが、
    何とかやっていくしか無い!

だけど先ずは、9日の面談で、きちんと話をまとめなくちゃ・・・です。
みんなにとって、最善の「落としどころ」に。


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老いては子に従え

2023-12-29 05:41:16 | 高齢の親
 退院後も自宅で生活をする事を望んでいる義父・・・。

でも自宅は長年片付けや掃除がされておらず、
義父自身、土足で家の中を歩いている様な状態。
そして、夜になると小動物が走り回り・・・。

そもそも、室内の問題では済まず、
車が入ってこられない道を30mほど歩かないと玄関に到着しない。
 =日用品を含め、物資の搬入が大変。
 =歩行困難者を病院などに連れ出すのも大変。
 =ヘルパーさん等に来て貰うのも大変。(まぁこれは何とかしてくれると思いますが)

   どうする気?


 夫も義妹もキレたり泣いたり、感情が先走っています。
そんな中、ふと小4と小2の息子達の考えも聞きたくなり、相談してみました。

私:「ねぇ、お爺ちゃん、あの家で暮したいんだって」

子:「じゃぁ暮せば?」

私:「でも、お掃除とかもう自分で出来ないし、
 床とか腐って来ているらしいし、
 ネズミも走っているんだって。」

子:「じゃぁ、病院(施設)が良いんじゃない?」

私:「でも、病院や施設は嫌なんだって」

子:「だったら家建てれば?」

私:「え・・・。家建てるってお金無いじゃん」

子:「だったら家借りれば?
 スモスモスモスモ・すもすも・スーモ


   それ良いね ・・・と思ったよ。
   だけど夫はもう、あれこれ方向変換したり模索したく無いんでしょうね。

   夫の中では、「アパート等の物件=施設」となっていて、
   「だから、それが施設だ!」・・・と。

いやいや、違うでしょ。
アパートは完全に自由
誰の指図も受けない。
しかも駐車場も確保できる。
全ての人にとって便利。

   だけど夫は、聞く耳を持たない感じだね。
   リフォームするより確実で安全で、
   義父に対して、良い落としどころになると思うのだけれどね・・・。
  
夫は義父に対して、とにかく頭に来ていて、
この面倒なことを即解決したくて、
「望むようにしてやったぞ これで文句無いだろう」とやりたいみたい。

   好きにしてやるのは良いが、面倒看る人は大変だよ?
   想像してる?

夫は、「M子にはやらせない! ヘルパーに頼めば良い! それが交換条件だ!」
と考えて居るようですが、近くに居る娘に対しヘルプの依頼が無いなんて思えない。
仮に「助けて」とは言わなかったにしても、
親から「愚痴や不便な暮らし」を聞かされたら、行くでしょ。娘

   
 私は、息子達の意見は素晴らしいと思うわ~。
頭の硬いオヤジやオババとは違い、とても優れていると思う
まぁ、義父の納得を得られるか・・・という問題はありますけどね。


   私は将来、この息子達に従う事にします



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