パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

話しを聞いてくれたママ

2019-11-26 12:44:35 | リロ&ルー:幼稚園へ行く
 リロには、一緒に遊ぶだけでなく、
気持ちを打ち明け合ったり出来る「S君」という友達がいます。
S君は、年少の時から同じクラスで、年中からその関係が深くなりました。

私は、連絡事項のネットワークの為、
事務的にママさん方と連絡先を交換することはありますが、
一個人としては、ほとんどアドレス交換などはしていません。

交換したいと思える人が、ほとんどいないのもありますし、
相手からも、「連絡先を交換したい」とは思われていないので。

でも、S君のママとは、互いに「息子の仲良しの友達」という認識が有り、
同時に「連絡先を交換しましょう!」・・・という話しになりました。

 
 S君のママとは、
今年の夏頃から、遊びに行ったり、来て貰ったり、交流を重ねてきました。
次男ルーもS君が大好きなので、子供達は盛り上がる盛り上がる・・・本当に楽しそうです。

S君ママは、物静かで、若いのにドッシリしていて、
悪口やゴシップネタを振ってくることも無く、
色々詮索してくるわけでも無く、
ご自分の生活スタイルが確立していて、
周囲に流されること無く、
なんとも落着いた人です。


 リロが虐められていることに気付き、真相を知りたかった私は、S君ママだけが頼りでした。

「○組のことで、聞いて頂きたいことや、少し伺いたいことがあるのですが・・・」と、メールを送ると、
すぐさま、「今日空いています。ウチで良かったらいらして下さい。」と。

子供を登園させた後、
ささやかなスイーツを持ってお邪魔したのですが、
「実は・・・」と話しながら、泣き出す私を前に、
S君ママは、しっかりと耳を傾けて下さいました。

この人は、「人に寄り添う姿勢」をわきまえているな人だな・・・

そう感じながら、情けない話しであろうと、何もかもお話しました。

でも、失礼する間際、その印象の理由が何なのか、明確になりました。


 「(意地悪をするH君と)小学校も一緒なんて、辛いですね。
  でも、幼稚園から申し入れをして貰えば、クラスは離して貰えると思いますよ。」

 「ん・・・。でもそういった意向はなかなか聞いて貰えないみたいで・・・。(近所のママ情報)」

 「・・・。」

 「先生もお忙しいのか、お願いをしても同じクラスだったという話しも聞きますし・・・。」

 「・・・。私、教員だったんです。 主人も。」


   え~~~!

この人は、「人に寄り添う姿勢」をわきまえているな人だな・・・

この印象は、「人柄」と「訓練」から来る、ココだったのか・・・。

実は、S君ママではなく、
行事でお見掛けする「S君ママのお母さん」が学校の先生では?と思っていた私は、
過去に「おばあちゃん、先生をされていましたか?」と聞いた経緯があるのですが、
それが、おばあちゃんではなく、ママ本人とは・・・。
遠からず・・・だった訳です。

なので、ビックリな「え~~~!」ではなく、
当たって嬉しい「え~~~!」で、
もの凄く、納得した瞬間でした。


 なにはともあれ、
未満児のお子さんがいらっしゃる上に、急な申し入れにも関わらず、受け入れてくれたS君ママ・・・。
それだけでも、充分有難かったのですが、
真摯に話しを聞いて下さり、知っている事を話して下さり、
「出来る事があれば、何でもしますから。」と言って下さったのには、本当に救われました。

そして、良きママ友に出会えた事を、感謝しました。



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強くなって欲しい

2019-11-25 10:55:12 | リロ&ルー:幼稚園へ行く
 「やられたら、やり返せ!」

あまり好ましい助言ではありませんが、
控え目な子や、弱い子には、そういう後押しも必要だと考えます。

 我が家の長男リロも、本当に、ひたすら、やられっぱなし・・・です。

親としては、「もう少し強くなって欲しい!」と思うのですが、
嫌な想いをしても、その時々我慢をし、時が過ぎ去るのを待ち、
意地悪のピークを受け流すタイプで、
良いのか悪いのか、怒りもしなければ、泣きもしない子です。

怒ったり、泣いたりすれば、周囲から注目され、何らかの介入があるものですが、
静かにやり過ごしてしまうので、何ともなりません。

嫌な事をした相手を、突き飛ばす練習や、
「やめてよ!」という練習もしましたが、行動に移す気配ははく、
人形なのか、サンドバックなのか、そんな扱いが続きます。


 年中の時は、
「我が家では、こうやって教えましたので、やり返して(問題になったら)すみません。」
と、先生に一言伝えていました。

でも、本人は一切、実行に移しませんでした。
移す気など、さらさら無いのだろうと思います。

今回は、療育の先生(男性)に相談を兼ねて話したら、
「何それ~。駄目だよ~おかあさ~ん。」・・・と、笑われましたが、
行動に移せる様な子なら、イジメは受けない訳で、
出来ないからこそ、自力での対処の仕方を教えているのであり、
そういった子に教える対処法(勢い)は、他には無いと思っています。

   「やられたら、やり返す」・・・上等です。

痛みや怪我を訴えてくるくらいなら、他人にも遣るな!・・・です。


 でもまぁ、親としては、
その一歩手前の段階くらいで、問題を解決して欲しいところです。








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支配的なイジメと向き合う

2019-11-22 03:47:32 | リロ&ルー:幼稚園へ行く
「悩んだり、イライラした時、どうやって解決しますか?」

・・・療育のママ会での質問。


 色んな回答がありましたが、
私は、トコトン落ちるタイプです。(正味3日~5日くらいか・・・と)
眠りに就くのも大変ですが、深夜に目が覚めて、悶々と考え混み、
最終的には、解決方法を探るため、ネット検索をします。

それにより、自分の考えや今後の身の振り方がまとまり、 
落ち込んだ割には、早い段階で解決に向けて動き出します。

以前、無駄に時間(月日)を費やして、最悪の途を辿った経験があり、
時間を掛けすぎる事を、善しとはしなくなりました。


 今回の「男児による支配的なイジメ」についても、随分調べました。
こんな時は、知恵や知識をピンポイントで与えてくれる「ネット社会」に感謝します。

対応としては、
相手の家庭に怒鳴り込んでいく~泣き寝入りをする・・・まで、
随分幅が広く、色んな方法や意見を目にしました。

対処とその結果。
過去と今。

解決出来た人と、その方法。
解決出来ず、怒りが蓄積されてしまった人の反省点。

相手の家庭環境や、親の気質が大きく影響することは間違いありませんが、
それ以外で参考になりそうな事は、綿密に調べました。

そして、共感する部分が多かったこちらのサイトを参考にしました。
1、保育園でいじめはある?我が子が体験した「いじめ」の内容と「対処法
2、保育士おとーちゃんの子育て日記
3、子のイジメ、頭が良い親がしている「神対応」


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弟を通したSOS

2019-11-16 05:26:15 | リロ&ルー:幼稚園へ行く
 ある日、弟ルーが悶絶状態で泣きながら訴えてきました。

「お兄ちゃんが・・・、お兄ちゃんがチンチンぎゅ~~ってやった・・・」

「だって、ルーちゃんが基地を壊そうとしたから」


 弟ルーは、基地を壊そうとしたのでは無く、
遊びに加わろうと思ったら、崩れただけのよくある話。

   それより、チンチンぎゅ~・・・って、何?

   そんな行為、我が家では心当たりがありません。
   戦隊モノでもアニメでも、そんなシーンは出て来ないし、一体どこで覚えたワケ?

私の性格上、ここは一歩も引けません。
兄のリロを問い詰めると、
リロ自身が、日常的にH君にやられている・・・という内容を話し出しました。

「スカリーノをやろうとすると、チンチンをぎゅ~って引っ張る」・・・といった様な、
気に入らない場面や、「手を出すな!」という状況になると、
そういった痛みや恥ずかしさ、いわゆる「罰」「お仕置き」を与えられ、
日々、服従を強いられていた様です。

以前、弟の髪の毛を、
室内ジャングルジムの上から掴んで引っぱり上げ、泣かせたことがあり、
突然(不意に)何をしたんだ・・・と聞くと、「UFOキャッチャー」と。

UFOキャッチャーという言葉も教えたことが無ければ、そんな行為も教えていないので、
「変だな」「やり方が酷いな」・・・と思って、リロを怒っていましたが、
それも、H君から常習的にやられていたらしく・・・。

気に入らない場面から、支配したい場面、そして、滑り台を滑り降りた不意の場面まで、
チンチンと、髪の毛、
いわゆる、「跡の残らない部位への攻撃」「動きが少なくてバレない攻撃」を、
「先生が見ていないところで行う」・・・という天才的なやり方をしながら、
支配下に置き、服従させ、要するにマインドコントロールを仕掛けて来て・・・


 
 児童精神科の先生に依れば、
「嫌」とか「やめて」とか言えない(言わない)子は、やはり標的にされやすい様です。

リロは、家族には言いたい事や感情を爆発させますが、何故か他人には言いません。

しかも、そんなことをされても、
「幼稚園が好き」で「H君とも遊びたい」・・・という感覚の子で・・・。

   もう、完全にアホです。
   「痛いことされて、嫌じゃ無いの? 悲しくないの?」
   「お母さん悲しいし、そんな酷い事をする子と遊んで欲しくない」
   「やられたら、やり返しなさい(先生に言いなさい)」

以前もそんなことを言い聞かせ、
お風呂(子供としっかり向き合える狭い空間)で、
「やめて!」とか、「やられたら両手で押して、突き放す」という練習をしましたが、
今回も、コンコンと言い聞かせました。

 
 こういう人間関係を見聞きする度に、私は川崎の事件を思い出します。

とても残酷で、痛ましく、それでいて被害者の子がいじらしく、
可愛そうで、悲しくて、忘れられない事件です。

「仲が良さそうに見えた」
「いつも一緒に遊んでいた(行動を共にしていた)」

当時は、そんな報道も耳にしましたが、
実際はきっと、今のリロの様に、拒否や否定が苦手な子で、
嫌な事をされても許してしまう優しい子であり、博愛主義の馬鹿で有り、
徐々に、マインドコントロールをされていたんだろうな・・・と。


 子供の個性で有ろうと、長所であろうと、
私は、リロには、そうなって貰いたくありません。

まずは、「自分を大事に出来る子」になって欲しいのです。
それは、生きていく上で、何よりも大切な事だから・・・。

 
 長くなるので、続きはまた。
 
 

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いじめを垣間見る

2019-11-12 05:47:13 | リロ&ルー:幼稚園へ行く
 運動会が終わり、充実した幼稚園生活を垣間見たのも、つかの間・・・。

運動会の練習をしている頃から、
長男リロの言動に「ん?」と思う事がチラホラありましたが、
運動会のリハーサルで、役員として行っていた私が、その一部を目撃し・・・。


 そう。リハーサルでの事。

自分の出番が終わると、順番に列で待機をするじゃないですか。
その時、後ろのH君とR君が、
リロの背中にむしった芝生をモリモリ入れ、頭にもモリモリ乗せているではありませんか。

リロは、その子達に背中を向けたまま、
困った顔で体操着の背中をつまんで引っ張ったり、頭の芝生を払い落としています。

「やめて!」とか、「次はH君の番ね!」と、反論したりやり返したりすれば良いのに・・・。
と、大人は思うのですが、子供の世界でも、上下関係はあるものです。

身の程をわきまえて逆らわないようにしているのもあるかもしれませんが、
恐れ・・・とも違った、そう、相手の子のカリスマ的な、将軍的な、変な自信に満ちあふれている姿に、
「逆らっても仕方が無い。無駄だ。」と感じている様な・・・、そんな感じで・・・。

目撃した私は、その二人に
「ちょっと、何してるの? そんなことしたら駄目でしょ!」・・・と注意をしました。
でも、次の瞬間、
私の顔を見ながら「またやるぞ」と言わんばかりにリロの頭に芝生を乗せようとして・・・。
私は無言でにらみながら、首を横に振りましたが、本当に挑発的で。

勿論、その二人に「反省」なんかありません。
注意した私に、攻撃的な目をするわけではありませんが、「しら~」とした目で見てきます。


 後日、療育園(市の保育士が勤務)の主任先生に話したら、
「ん~~~。なかなか・・・ですね。」と仰ったところをみると、
ベテラン保育士から見ても、二人はなかなかのモノなのでしょう。

そうでしょうとも。
H君は、年少の時も、リロがブロックで作った作品を床に叩き付けて、足でガンガン踏み・・・。
やり方が酷かった子ですから。

年中時代は、少し落着いた様に見えましたが、
年長の今は、悪質さに磨きが掛かり、冷酷な将軍路線へまっしぐら。


 長くなるので、続きは次回にします。





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