パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

迷子のモリコロ児童館

2017-12-26 15:01:14 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 雪国ではない、愛知県・・・。

他県に比べると、
「室内大型遊具」がある遊び場が、圧倒的に少ない気がします。

地域の児童館は、沢山有りますが、
そこには、チマチマした家庭用玩具しか無く、
「身体を動かせる遊び場」・・・というのは、本当にありません。

TOYOTA様がある豊田市にはあるのですが、
尾張の我が家にとって、三河はちょっと遠い・・・。

そんなに立派な施設は要らないから、
市が所有する“体育館の一部”にでも設置してくれたら、それで充分なのに・・・。


 立派な施設と言えば、実はもう一つあります。

愛知万博会場の跡地:モリコロパークの「児童館」

こちらも少し遠いのですが、
昨日は意を決して、母子3人でココヘ行ってきました。

(帰りの)ナビが言うには、車で「1時間10分」掛かった様です。

気楽に出掛ける距離ではないけれど、たまには良いのかな・・・。

子供達は、モリコロパークと聞いて、道中もルンルンでした。

夏の終わり(いや秋の始め?)に、リニモに乗って訪れ、
思いがけず、暑かったので、公園で水遊びをし、
もう、楽しくて楽しくて・・・。 というのをしっかり覚えていました。

今回は、「児童館」ですが、
「モリコロパークの児童館」と聞くだけで、期待が膨らむのでしょう。



 行きは、ナビに騙されてかなり遠回りをしましたが、無事到着。

入口の自販機で入場券を購入し、いざ・・・。

   ・・・どこを、どう行くの?

「ルートなどは、有りませんから、ご自由にどうぞ」・・・って。

でも、入り組み過ぎていて、初心者には全く分かりません。

地図(施設案内)を貰っている内に、
二人の子供は、テンション上げ上げで、黄色の空中橋?を走り出し、
追いかけたり、連れ戻したり、母はスタートからアタフタ・・・。

このアタフタは、帰る時まで続き、疲れたのなんのって・・・。


 凄く、良い施設だったのよ。

大型遊具というより、児童の冒険心をくすぐる設備が沢山で、
その辺では見掛けない構想の、何て言うのか「よく考えてあるな~」という施設。

だけどね、幼児にはちょっと早いというか、死角多すぎ~~~

子供は楽しいんだよ。最高に。
でも、だからこそ、直ぐに迷子になる。

もう、何度、迷子になったことやら・・・。

最初から最後まで、「リロちゃ~~~ん」「ルーちゃ~~~ん」・・・と、
探し廻ってばかりでした。

   親の側に居られない子は、やっぱり駄目ですね・・・。
   そりゃ、療育必要だわ。

周囲の幼児や保護者を見る限り、「迷子」は97%いませんでしたが、
3才くらいのお子さんかな・・・一人だけ、何故か2回保護しました。

私がピンクの服を着ていたからか、
二人の子供が、(目印のために)幼稚園のカラー帽子を被らされていたからか、
その3才の男の子は、迷子になる度に、
「迷子になっちゃった・・・」と、私のところに寄ってきて・・・。

普通に考えて、親はそれほど遠くには居ないだろう・・・と、
「迷子になっちゃったの? ママどこかな? 見付かると良いね。」・・・と流していたのですが、
親の気配は一切無く、私の側に来ては、「ママいない」「迷子になっちゃった」と助けを求めて来る為、
係員さんの所へ連れて行ったのですが・・・。

その後、ママと歩いている坊やを見掛けて、密かに安心していましたが、
今度は、迷子になった次男ルーを探している際に、また同じ子が「迷子になった・・・」と。

仕方がないから、長男リロと坊やの手を引きながら、
ルーを探しつつ、坊やのママも探し、
ルーを見つけて、三人で駆け寄り、次は坊やを係員さんの所に連れて行き・・・。


 坊やは、可愛いモンでしたが(立場的に)、
ウチの2人の子供は、も~~~大変でした。

特に、長男リロ。
楽しいから、ドンドン行ってしまうのよ。

「勝手に行っては駄目だ」と言っても、行ってしまう。

長時間探した迷子は、2回あり、
1回目は、小学校高学年と見られる、美形のお姉さんに寄り添われて、泣いていました。

   大人か沢山居る中、助けてくれるのは子供・・・という世の中。
   

2回目は、リロの名前を叫びながら周辺を探している最中、
横に居たはずの次男ルー(こっちはそれなりに親の指示を聞く)の姿が見えなくなり、
一気に、子供を二人とも見失って、目の前が真っ暗に。

その内、長男リロが見付かり、
「どうして、ルーちゃん、迷子になっちゃったの?」・・・という質問に、
「あんたが勝手に行ってしまうから、探している内に迷子になったの!」とキレ、
半泣き状態にさせる事により、自分の感情をプチ満足させ、
余計な事を喋る息子を黙らせ、自分を落ち着かせ、
もう、必死に探しましたとも。

この時、3才の坊やを保護したのですが、
ある意味、戦時中みたいな錯覚をしました。

結局、次男ルーは、泣いた長男とは逆に、
涼しい顔をして階段から降りて来るところを見つけましたが、
我が子の度重なる迷子には、本当に泣かされました。

せめて一人だけでも、手を繋いでいられれば良いのですが、
上は「僕、大丈夫」と言う感じで、手を振りほどき、
下は「放せ~~~」と言う感じで、身をよじり、寝っ転がって暴れ、どうにもならないし、
「親としての言い訳」にしかなりませんが、そんな感じで・・・。


 今は、
下の子がやんちゃくちゃで、「手繋ぎ」が本当に出来ません。

私と二人きりの時は、それなりに従うのですが、
パパがいたり、お兄ちゃんがいると、もう絶対に言うことを聞かなくなる「悪ガキ」。

二人の姿が見える限り、厳しく言っても駄目で・・・。(耳が聞いていない)

パパが居るときは、
「もう私には無理。宜しく!」・・・と丸投げするのですが、
パパが居ない冬休み・・・、どうする?


 こんな感じで、
子供も迷子でしたが、同時に私自身も迷子状態になった、
“悲惨な”モリコロ児童館デビュー・・・でした。

今回の件を踏まえ、
次回は、もう少し戦略的に、計画的に、子供を連れて行こうと誓いました。




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児童センターのクリスマス会:「次男よお前もか」

2017-12-23 05:54:02 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 長男がサンタを見たのは、3才(去年)。

次男は2才ですが、華やかな物が好きなのでしょうか。

イオンなどのお店に行くと、
「くりすましゅチュリー、キレイね。」
「サンタさん、いたね。」
「コレなぁに。」
と、クリスマスの飾りに駆け寄って、嬉しそうにしています。

そんなこともあり、
児童センターのクリスマス会に行き、
サンタさんに会わせてあげることにしました。

ビックリしたのは、そのクリスマス会の人の多さ。
みんな考えることは、一緒なのね。
この日は、多少なりともプレゼントを貰えるしね

次にビックリしたのは、サンタのコスプレをした子供(主に1才~2才)の多さ。

今って、そういう時代なのね・・・。
ナウじゃないオバサン的には、退いてしまいましたが、
「コスプレが正装かも」・・・って思ってしまいそうな勢いでした。

高齢専業主婦は孤独なので、
世の中の変化を感じられるのは、勉強になります。


 まぁ、それは良いのですが・・・。


クリスマス会が始まり、
みんなママの側で、先生と歌を歌ったり、
静かにペープサートを見ているのに、
次男ルーは、一人、自由人。

ツリーをあしらった屏風的な壁面と、その前に置かれた飾りの間に入り込んで、
飾りや雪綿を嬉しそうに、そっと触れるなどして、居座ってみたり・・・。
(実は、写真撮影用に造られていた事を後で知りました)
大型の積み木をドンドン降ろしては、積み上げて登ってみたり・・・。

親としては、必死に制止をしているのだけれど、コレがね~~~。

知ってる?
やりたい放題、させているんじゃないのよ?

制止すると、怒って泣き叫ぶのよ。

クリスマス会を台無しにしたらいけないじゃない?
仕方が無いから、エスカレートしないように手綱を引きながら、見守るしかないのよ。

まぁ、究極を言えば、
「つまらない」・・・のでしょうね。 息子にとっては。

そして、「つまらない」かもしれない中にある「驚きや発見」を、
「キャッチしてみよう」という気も無い。

   コレはね・・・、長男リロと同じ。


でも、サンタが登場した途端、
ピーン・・・とスイッチが切り替わって、興味津々のガン見開始。

「サンタさん、きたよ(もしかしたら「いたよ」と言っているのかも)」・・・と何度も言い、
何者なのか、どんな顔をしているのか、かなり真剣に観察をしていました。

並んでプレゼントを貰う時も、一緒に写真を撮って貰うときも、デレデレ・・・。
想像以上に喜んでいました。

   ココは、長男の時とは、ちょっと違うかな。
  (長男は、あまり興味が無かったので、喜びを表現しなかった)

 
 ルーは第二子なので、今さら動揺しませんが、
こういう「会」に行くと、よそ様のお子さんの行儀の良さに驚きを隠せません。

ママのお膝や、ママの側で、ちゃんと座っていられるなんて・・・。 ホントびっくり。

療育教室の子達は、「隙あらば走ってやろう」「好きな事を始めてしまおう」・・・でしたが、
いや~~~、普通のお子さんは、幼い内から従順なのね・・・と。


 2才下の癖に、
お兄ちゃんと同等だと思っている、「やんちゃクチャ」で、
弟特有の「したたかさ」もあり、「知恵や情報」もあり、
感性も鋭く、表現力もあり、意欲もあって、相手の空気も読めるけれど、
次男も、興味のいない事には一切従わない「自由人」であることは、間違いなさそうです。

あ~~~。
この子も、2才児検診(2才3ヶ月検診)で、引っ掛かりそうな予感が

「療育」に通うほどでは無い・・・とは、思いつつ、
その前の段階の「教室」には、通った方が良いだろうな・・・と。

検診に引っ掛からなくても、春からは、教室に入れて貰おうと考えています。



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親の評価と子の評価

2017-12-14 05:13:09 | リロ&ルー:幼稚園へ行く
 もうすぐ「生活発表会」。

それぞれのクラスが、「劇」をするそうです。

リロのクラスは、「大きなカブ」。


 ・・・私がそれを知ったのは、ごく最近で、
それまでは、「生活発表会・・・って、何をするんだろう?」・・・という状態でした。

ところがある日、いつも通り車で迎えに行くと、
「今日も、おじいさん頑張ったよね」・・・と主任先生が仰って、
「何の話ですか?」・・・と聞くと、
「今、生活発表会の練習をしていて、大きなカブをやるんだよね。
 リロちゃん、おじいさんなの。」
「え? そうなんですか? 家では全く話してくれなくて・・・。」
「そうなの? 張り切ってやってるけど。」・・・と。


去年までは、
「リトミック」とか、集団で「絵本を読んで貰う」とか、「体操やゲームをする」とか、
そういった事が嫌いなのか、興味が無いのか、「一人だけ自由人」で、
親として、「この子は一体・・・」・・・という状態でしたので、
張り切って劇遊びをするタイプとは、想像もつきませんでした。

確かに成長はしていますし、
幼稚園行事で、教室の前を通りかかると、
後ろの方で、自由にしながらも、先生の話には耳を傾けていますし、
家での読み聞かせも、物語りに入り込めるようになりましたし、
考えたことや、思ったことなどを、経験則で語れるようになりましたし、
注意されると今でもキレていますが、たまには「そうだね。本当だ。」と、
自分の言動を見直す事が出来る様になりましたし(←やっとこのレベルですが)、
親が思う以上に、成長しているのかもしれません。


 面白いので、
最近、劇遊びについて、根掘り葉掘りの質問をしています。

でも、前後左右の4.5人のお友達の事はわかっていますが、
他の登場人物を聞いても「知らない」・・・と言っています。

どさくさで、
「リロちゃん、アンタよく喋るけど、あか組で一番喋る子は誰?」・・・と聞くと、
「・・・リロちゃんと、A君」。
「女の子は?」・・・と聞くと、
「Kちゃんと、Mちゃん」。

   あぁ・・・。確かにそんな感じよね・・・
   そして、アンタ自身、自覚があるのね・・・

別の日に、
「あか組で、一番お利口な子は誰?」・・・と聞くと、
「リロちゃん!」・・・と。
   
   マジか

「二番目は?」
「K君」
「3番目は?」
「J君」
「4番目は?
「Hちゃん」

 でも・・・、

お利口かどうかは別にして、
親が悩んだり愚痴ったりしているのをよそに、
保育園でも幼稚園でも、悪いことを言われた事が無かったリロ・・・。
むしろ、可愛がって貰っていた気さえしている私・・・。

療育の流れで、市の方針(希望者だけですが)により、
半年に一回、継続的に指導案的な物を(親が)作り、
園長先生や主任先生を交えて、懇談をして貰っていますが、
ため息交じりに怒っている私を前にして、
「ママ、 何を怒ることがある?
 幼稚園では、怒られること無いもんね。」・・・と。

   いやいや、ありますって。
   逆ギレとか、凄いですもん。
   タイムスケジュールとか、促しても促しても聞けないし。


何かね・・・。
幼稚園で、本当にお利口かどうか・・・は別として、
本人的には、かなり「お利口にしている」んでしょうね・・・。

家庭内では、まだまだ・・・ですが、
確かに、その辺りは、認めてあげないのでしょうね・・・。


 まぁ、
とにかく「生活発表会」を見て来ましょう。

大勢の人の前で、ちゃんと出来るかな・・・。
デレデレになってしまいそうで、母は密かに心配です


 

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示さない興味

2017-12-11 05:34:52 | リロ&ルー:幼稚園へ行く
 幸か不幸か・・

リロは相変わらず、クリスマスだのサンタだの・・・に、興味を示しません。
クリスマス関連のアニメや報道は、真剣に見ているのですが、
自分に当てはめて、どうこう・・・、と言うこともなく、
物語の一つだと思っている様にも感じられます。

 先日、
肌着(インナー)と、とっくりシャツ(トップス?)をネットで注文し、
宅急便で届いた物を、即開封し、
「リロちゃん、サンタさんが服を贈ってくれたよ~
・・・と、演出してみましたが、残念ながら食いつきませんでした。

   内容が、服だからか?
   演出が、雑だからか?

ま、両方だとは思いますが、
基本、やっぱり「クリスマスって何?」「サンタって誰?」・・・だろうと思います。

本などを使って、コンコンと教えてやれば理解すると思いますが、
そうすると、今度は「余計な期待」をされても困りますし、
根本的に、我が家はクリスチャンじゃないし、
よくよく実話を思い起こしてみると、「楽しくハッピーな話」にも思えないし(頭硬い?)、
「今年は、幼稚園や世の中の雰囲気で察しなさい」・・・という感覚の母です。


 因みに、リロ誕生後の、この3年間、
クリスマスらしいことは、ほとんどと言って良いほどして来ませんでした。

別に、避けていた訳でも、軽視していた訳でもありませんが、
普通の生活に必死で、ここぞとばかりの特別感も欲しいとは思わず、
歳時記に対する家族の期待も、一切無かったので、
普通に「クリスマスか~。年末も近いね~。」・・・という感じを味わって終わり。
「日常(もしくは人生)の楽しみ方を知らない」・・・と言われれば、そうかもしれません。

だけど、
今年は幼稚園に通い出したこともあり、年齢的にもそうですが、
多少なりともクリスマスの話が出るでしょうし、
宅急便の「服」とは別に、ケーキくらいは食べて、
枕元にお菓子の詰め合わせくらい置いてあげようかな・・・と、考えているところです。


 何にしても、
4才間近の今のところ、「買って~」とか、「欲しい~」とか、
そういった「欲」が無いのは、救いです。
(「知恵や知識が無い」とも言う)

現段階では、「外で思い切り(燃え尽きるまで)遊ぶ」事と、
「スイーツ・お菓子・ジュース などを(好きなだけ)食べる」事に、
何よりの幸福を感じている息子達・・・。

この先、この子達の欲求や幸福感は、どう進化していくのやら・・・。


 そんなわけで、
今年のクリスマスは、ちょこっと世間の流れに乗る予定です。



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