パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

叱った先に見えた事

2018-04-15 04:53:38 | 空手でGO!
 「ふざけている」「やる気が無い」「まだ小さい(能力が及ばない)」
漠然と、原因はそんなところだろう・・・と思いながら見て来ましたが、
長男リロの動きを見ていると、やはり何かしら「問題」を抱えている気がしてきました。

・不器用(ボタンや紐など上手く扱えない)
・よく転ぶ(つまずく物が無いのに転ぶ)
・体操やダンスで手足がバラつく

これらの項目とピッタリと合うのが、「発達性協調運動障害(DHD)」。


 空手に通い始めて2ヶ月。

ここに来て、「上達のペースが遅すぎる」のを、明確に感じる様になりました。

元々、長い目で見ていましたし、期待はしていませんでしたが、
「簡単な動き」・・・すら、何度説明しても出来ません。

「ふざけている」「やる気が無い」・・・と思っていましたが、
本人はコピーした動きをしているつもりなので、
どこがおかしいのか、何でガミガミ矯正されるのか、全く理解できず、
親(私)は「いい加減にしろ」という勢いで怒り始めるし、
とうとう泣き始める事態になってしまいました。

「手はココ(中心を突く)」・・・と言っても、肩幅になってしまいますし、
「足を開いて」「身体はこちらへ向けて」・・・という指示にも、全く従えず、
リズムのあるテンポの良い動きは出来ても、基本がメチャメチャなので矯正が必要ですし、
発達的にも、精神的心理的にも、その矯正が「耳に入らない」状態で・・・。

   傍から見たら「練習不足」「努力不足」としか映らないでしょうね・・・。

   でも、そうじゃないんだな・・・。

家でも道場でも、「教えようが無い」のです。


・みんなは出来ているのに、自分は出来ない。(親がそうやって比較し怒る)
・なかなか褒めて貰えない。

道場に通う度に、自信を失い、自尊心を深く傷つけ、
二次的コンプレックスが生まれるのではないか・・・と、問題を感じるようになりました。


 空手を始めたことにより、
そういった障害に気付くとは、思いも拠りませんでしたが、
これは、今後の方向性を考える上で、とてもラッキーでした。

空手を続けるか・・・の方向性も含め、
ここでもう一度、医療機関や福祉機関など、相談窓口を探そうと思います。

おそらく、成長と共に出来る様になる・・・とは思いますが、
育てる側が、本人を追い込む事が無い様、
発達状況を知る上で、適切な指導やアドバイスが必要なのです。

ただ、この障害は専門家が少ないらしく、
それに合った療育を本気で受けるには、兵庫まで通わないとならないかもしれません。
でも、そこまでグレーゾーンでも無い様な気もしますし、今は未知数です。

とにかく、行動に移さなければ・・・と、考えさせられた休日です。



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初めての道着

2018-03-26 06:18:13 | 空手でGO!
 3月から始めた空手。
一回お休みをしたので、今回で3回目。
そして、初めて道着を着用しました。

今回も泣きました。

何が悲しいのやら・・・。
「白い服着ない~~~
「お母さんも着るからお揃いだよ。」
「お母さんは着ない~~~
「お母さんは着ない方が良いの?じゃぁ着ないから大丈夫。(内心ラッキー)」

とにかく泣いて、パニックを起こしながらゴネて、
だけど最終的には、「お母さんも着る~~~」と言い出し、一緒に着用。

10:00~11:30の拘束された「時間」も、
特別関心の無い「空手」を、妙に熱心に教え込まれる事も、
知らない人が、お揃いの「白い服」を着ている事も、
全部、違和感たっぷりなのでしょうね・・・。

でも、
道着の着付けが済むと、何故かスイッチが切り替わり、
「早く空手に行こう!」・・・と、元気いっぱい外に飛び出しました。

   そして庭で遊び・・・
   裾や袖が泥だらけ

ついでに、ちょっと漏らしてしまい、そこを「砂の付いた手」で触ったのでしょうね、
真っ白な道着のオマタの部分だけ、変に泥だらけで・・・。

   ・・・今更どうにもならないので、そのまま行きました。


 空手の出発準備をする時は、泣くリロですが、
ひとゴネした後は、平常通りになるのが不思議です。

今回は、「結び立ち」「構え」「正拳」「お辞儀(礼)」「挨拶」を、
3分X3セットくらい、毎日練習していたので、
前回よりは、少しは余裕もあったでしょうし、楽しめただろうと思います。

そうそう。
2回目に空手へ行った数日後、
幼稚園の担任の先生に、空手の話しをしたらしく、
「結び立ち~用意~構えて~エイエイ、って見せてくれました~」・・・と言われ、
「そのレベルで言うか?」・・・と、母は、ちょっと恥ずかしくなりました。

しかも、あんた普段、
「家庭の事やプライベートな事はほとんど話さない」・・・らしい癖に、ソレ言う?


後から入ってきたお兄ちゃんお姉ちゃんは、
先生の指導をすんなりと習得し、直ぐにでも形の練習に入れそうですが、
ほぼほぼ、興味も素質も見当たらないリロは、
おそらく、1年間は「1時間半の我慢」を学び、
形の練習に入れるのは、それ以降からだろうな・・・という感じです。

同年齢の子が入ってきたとしても、
半年くらい精神年齢が遅れているリロは、しばらくは置いてきぼり・・・になると思いますが、
せめてこの「不思議なモチベーション」だけは下がらないよう、フォローしなくては!

 
 泣きながら道着を着ていた事も、
泥だらけになったり、少し漏らしたりしていた事も、
いつか笑える「良い思い出」になる様、一生懸命頑張ろうね! リロ!



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ピンチをチャンスに

2018-03-11 06:47:33 | 空手でGO!
 今月から始めたばかりの「空手」・・・。

   楽しいです。

   親(私)が

職場の空手クラブに入っていた旦那サンも、久しぶりにやりたそうですが、
頓珍漢なリロの付き添いをすると、イライラするでしょうし、
不機嫌になり、「叱り飛ばす直前まで行く事、間違いなし」・・・なので、
「先生の指示に従える様になるまでは、母親が同行し、
 軌道に乗ったら、父親にシフトします」・・・という方針でスタートしました。

リロと私が道場へ行っている間、
ルーと旦那サンは、買物などに出掛けています。

ルーは、パパには一目置いているのか、様子を伺っているのか、
まずまずお利口にしているそうで、それはそれで、貴重な時間となっています。


 まだまだ空手や道場の雰囲気に不慣れなリロは、
行けば行ったで、走り回ったりして楽しそうにしていますが、
「明日は空手に行くよ」「さぁ空手に行くよ」
・・・と、空手の話を出すと、無言になります

そして出発前になると、出来る限りゴネようとし、
「白い服、着ない~~~」と、泣き脅しを掛けてきます。

幸い、道着(胴衣)は、注文中で手元に無いので、
「今日は着ないよ~。でも次は着るからね~。
 お母さんも着るよ~(旦那サンの道着を)。一緒だね~。お揃いだね~。」
・・・と、強引に盛り上げながら、連れて行っています。

 
   まぁ、最初はこんなモノよね。
   大人だって、知らない世界へ飛び込むのは、ストレスだし。


 しかし、まだ4歳2ヶ月。

とにかく、頓珍漢なのよ。

空手は、通常生活ではしない動きばかりなので、
なかなか動作が習得出来ないし、本人はやる気が無いし、
「気を付け!」の立ち方もピッと出来なくて、親としてため息が出ます。

でも、多少なりとも進歩していて、
前回よりは格好が付いているので、あまり欲を持たず、
「上等だ」と評価しています(するようにしています)。


 あとは、
何と言うのでしょうか・・・、アホなので、
休憩時間に、遊びながら「組み手の練習」をしているお兄ちゃん達の所へ、
突っ込んでいき、自分も遊びの輪に入ろうとするんですよね・・・。

そういう所は、
発達というか「ちょっと普通の子じゃないよな」・・・と思ったりもするのですが、
経験上、「充分普通の子」でも、そういう事を仕掛けて遊ぶ子を知っているので、
あの子と同じタイプなのかな・・・と思ってみたり。

まぁ、息子の色んな姿が見られて、それはそれで面白い時間を頂いています。

親の私は、そんな時、
「リロ! 邪魔しちゃ駄目だよ!
 お兄ちゃん達、空手の練習をしているんだから!」・・・と、注意しますが、
リロにとっては、じゃれ合って遊んでいるように見えるんでしょうね。

お兄ちゃん達も、遊び半分なので、
笑いながら大らかに受け止め、窘めたり、相手をしてくれて、
リロは、ますます嬉しそうにしています。

そうこうしながら、子供同士の距離感を学んだり、
年長者に対する「あこがれ」や「尊敬」を持てるこの環境に、
先生のみならず、道場の子供達に対しても、感謝が尽きません。


 でも、とにかく、まぁ、
ここでもリロは、頓珍漢にやっています。。

若い男の先生に、
「すみません。ちょっと酷いですよね?」・・・と聞くと、
「こんな感じのお子さん、いますよ。(いっぱいとは言わないけれど)
 もっと酷い子もいますし。」・・・との事なので、
飛び抜けて酷い訳では無さそうですが、そこそこ大変な部類ではあるのでしょうね。

   
   先生方、ご苦労様です。

   道場の先生なんて、ボランティアだというのに・・・。


 入門を急いだのには、理由がありましたが、
結果的に、「素晴らしい出会い」と「チャンス」に恵まれました。



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空手「親子教室」へ入門

2018-03-05 07:11:11 | 空手でGO!
 今月から、長男リロが空手教室へ通うことになりました。

元々、何か武道をやらせるつもりではありましたが、
急いだきっかけは、「イジメ」でした。

様々なところで話していると、
「え? 年少でもそんなことがあるんですか?」・・・と、驚かれます。

この様な話は、やはり一般的には存在しないのでしょうね。

親として、するべき事をしていこうと決意した反面、子供自身も
それに対応し、乗り越える強さを身につけて欲しい。

そんな想いで、各種道場を見学し、空手に決めました。


 何かね・・・、ちょっと感動。

武道館へ入って来る子供達は、靴を脱ぐと、
「おはようございます!お願いします!」・・・と、
大きな声で守衛さんに挨拶をし、
武道場の入口で、また大きな声で挨拶をし、一礼して入ってきます。

中には、恥ずかしくて言えていない子もいるでしょうけれど、
ほとんど全員が、元気に礼儀正しく入って来て・・・。
いや~感動です。

他にも、色帯の「なかなか上手な子供達」が、
白帯や「日の浅いの子供達」の面倒を見て、色々教えてくれたり・・・。

その姿が、一生懸命なのよ。

困ったり、工夫したり。
上から・・・、じゃないし。 
親切だし。

ホント感動。


 師匠(正式には師範と言う)は、おじいちゃん先生で、
サポート的に、黒帯の若い男の人や女の人(元親子教室出身の人とか)が、教えて下さるのですが、
こちらもまた、一生懸命、親切に、根気よく、関わって下さり、
同じものを志す「仲間意識」というか、「愛情」を感じ、負けず劣らず、感動です。


 当の本人は、
家を出発する前に、「行きたくない」「白い服(道衣)着ない」と大泣きしましたが、
車の中で観念したのか黙り込み、つべこべ言う間もなく母に手を引かれて道場へ入り、
「さぁ、体操しよう!」・・・と、女の先生に誘われて、子供の中へ連れて行かれ・・・。
振り返って私を見ながら、「おかあさ~ん」とニッコリ手を振りつつ、
何となく馴れて行く様子が伺われました。


まだまだこれからですが、
まずまずの滑り出しになり、とても有難く、希望に満ちたデビューになりました。

さぁ、頑張るぞ!



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