福島第一原発を廃炉にするには40年掛るそうですね。
その頃まで、生きているかな…私…。
この事件に携わった人も、40年後なら引退されている事でしょう…。
誰も責任を持って見届ける事の無いまま、
「良きに計らえ」で後世へ引き継ぐ…。
負の遺産、そのものですね。
震災に遭遇した日本にとって、核廃棄物の問題は、
うやむやだった以前より、ずっと身近な物になりました。
夏頃だったでしょうか。
世界に先駆け、フィンランドで「核の最終処分場」を建設中…
という報道だったか、ドキュメンタリーだったか をTVで見ました。
(もしかしたら、ドキュメンタリー映画の宣伝だったかもしれません)
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/110216.html
廃棄物が出す放射線が、生物にとって安全なレベルに下がるまで、
少なくとも10万年かかる。
それによる、人口の完全封鎖。
これを、どのように未来に伝えて行けば良いのか…
・未来の人(生物)は、現代文字が読めるか?
・絵で表現すれば分かってくれるか?
・頑丈な施設は永遠に壊れないか?
…そういった問題が、大きく取り上げられていました。
北欧の話…と思っていたら、
日本にも、「地層研究センター」という名目で、
この様な施設が作られている事を、先日報道で知りました。
(ミヤネ屋だったかな?)
場所は、2か所。
・北海道幌延町
・岐阜県瑞浪市
番組では、
フランスで建設が進められている最終処分場を紹介した上で、
瑞浪市の施設(地下300mまで掘り進められている)に、
焦点を当てていましたが、かなり気味の悪い施設でした。
番組的には、
フランス施設の建設は、乾燥していて順調でしたが、
瑞浪の研究施設(?)は、地下から水が湧き上がる地質で、
この「水」の問題は、とても深刻でした。
核廃棄物が、地下水に浸かり、溶けだすと、
岐阜や愛知の水源である「庄内川」が汚染され、
人が住めなくなるというのです。
それでも、500mを目指して、どんどん掘り進められる施設…。
瑞浪市は、
「ここは最終処分場にしない」という契約の基に、
この「研究所」を受け入れたそうですが、
あの“交付金”も入っているらしく、
正直、「ココもか…」という印象です。
チェルノブイリ事故の時、事故処理に立ち会った方で、
福島の原発問題にも携わっている…(誰だっけ?)
眼鏡を掛けて、ちょっと白髪のおじいちゃん…の話では、
「この研究は30年を要し、30年掛けて作った物を手放して、
別の場所に新しく施設を作るというのは、あまり現実的では無い。
ここが最終処分場になる可能性は、充分考えられる。」
との事でした。
知らないだけで、
こんな身近な所に、恐ろしい施設が建設されているなんて…。
日本も「フィンランドの話」…なんて、
呑気な事を言ってる場合じゃ無いですね。
その頃まで、生きているかな…私…。
この事件に携わった人も、40年後なら引退されている事でしょう…。
誰も責任を持って見届ける事の無いまま、
「良きに計らえ」で後世へ引き継ぐ…。
負の遺産、そのものですね。
震災に遭遇した日本にとって、核廃棄物の問題は、
うやむやだった以前より、ずっと身近な物になりました。
夏頃だったでしょうか。
世界に先駆け、フィンランドで「核の最終処分場」を建設中…
という報道だったか、ドキュメンタリーだったか をTVで見ました。
(もしかしたら、ドキュメンタリー映画の宣伝だったかもしれません)
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/110216.html
廃棄物が出す放射線が、生物にとって安全なレベルに下がるまで、
少なくとも10万年かかる。
それによる、人口の完全封鎖。
これを、どのように未来に伝えて行けば良いのか…
・未来の人(生物)は、現代文字が読めるか?
・絵で表現すれば分かってくれるか?
・頑丈な施設は永遠に壊れないか?
…そういった問題が、大きく取り上げられていました。
北欧の話…と思っていたら、
日本にも、「地層研究センター」という名目で、
この様な施設が作られている事を、先日報道で知りました。
(ミヤネ屋だったかな?)
場所は、2か所。
・北海道幌延町
・岐阜県瑞浪市
番組では、
フランスで建設が進められている最終処分場を紹介した上で、
瑞浪市の施設(地下300mまで掘り進められている)に、
焦点を当てていましたが、かなり気味の悪い施設でした。
番組的には、
フランス施設の建設は、乾燥していて順調でしたが、
瑞浪の研究施設(?)は、地下から水が湧き上がる地質で、
この「水」の問題は、とても深刻でした。
核廃棄物が、地下水に浸かり、溶けだすと、
岐阜や愛知の水源である「庄内川」が汚染され、
人が住めなくなるというのです。
それでも、500mを目指して、どんどん掘り進められる施設…。
瑞浪市は、
「ここは最終処分場にしない」という契約の基に、
この「研究所」を受け入れたそうですが、
あの“交付金”も入っているらしく、
正直、「ココもか…」という印象です。
チェルノブイリ事故の時、事故処理に立ち会った方で、
福島の原発問題にも携わっている…(誰だっけ?)
眼鏡を掛けて、ちょっと白髪のおじいちゃん…の話では、
「この研究は30年を要し、30年掛けて作った物を手放して、
別の場所に新しく施設を作るというのは、あまり現実的では無い。
ここが最終処分場になる可能性は、充分考えられる。」
との事でした。
知らないだけで、
こんな身近な所に、恐ろしい施設が建設されているなんて…。
日本も「フィンランドの話」…なんて、
呑気な事を言ってる場合じゃ無いですね。