みかん事件に思う

　ところで、
「みかん事件」が気になっていた私は、妹に色々話し、そして聞いた。

実は、この甥っ子、
家でもみかんを潰す事があり、その度にお母ちゃんに叱られていたらしい。
悪い事をして叱られると、
「涙が出ちゃったから拭いて…」という仕草をしながら、
お父ちゃんにすり寄って行くとか…。

「良いよ。悪い事したら、叱ってやって。」　…で、終わった。


　でもさ…
時間が経つと「みかん潰し」には「何らかの事情」があったのではないか？
…と思うようになった。
例えば、理科の実験じゃないけど、観察とか。
同時に、幼稚園勤務をしていた時の“一場面”も思い出した。


　ある日の給食。
４歳児(３月生まれ）が、ご飯にお茶を掛けてくちゃくちゃにしていた。
私は当然の様に「ご飯で遊んじゃダメでしょ！？」と注意した。
どう見ても遊んでいる様にしか見えなかったし、
子供も反論しない…というか、残したい一心だと、見てとれた。

後日か当日の帰りだったか、
保護者に、その給食の様子を話した。
すると保護者は言った。
「あら～。　いつもご飯を残しそうになると、
　お茶を掛けて食べさせているからかしら～。」

…そういう事だったのか…と思った。
子供自身は、苦し紛れの努力をしようとしていたんだ…と。

以来、
「頭ごなしに怒ってはいけない」と、心得てはいるつもり（一応）。


　そんな事もあって、
甥っ子の場合はどうだったのか…と考えてしまった。

でもさ、
いくら「色々な事に興味がある時期なんだから…」って言ったって、
やっぱり「駄目なものはダメ！」だよね？

例えば、
火に興味がありました。
放火したらどうなるか確認したくなりました。
カーテンに火をつけてみました。
…なんて事も
「実験や観察のひとつ」と言えばそうな訳で、
なんでもかんでも寛容に捉えてしまうのは、必ずしも良いとは限らない。

　うん。そうだ！
　駄目なものはダメだ！
　そうだ！
　これでいいのだ～！！！
　これでいいのだ～！！！

…という事で、
今回は、結論をまとめる事にした。

子守り

　甥っ子２号誕生の翌日、
お父ちゃん(義弟)が仕事を外せない…との事で、
朝の８時～昼過ぎまで、ウチで甥っ子１号(２歳２か月)を預かる事になった。

７時過ぎに旦那サンと家を出て、８時ちょっと前に到着。
お父ちゃんに一通りの準備をして貰い、甥っ子は元気に出てきた。

我が家のミニバンにチャイルドシートを付け替え、
ニコニコとお父ちゃんに手を振って出発。
人見知りしない…というか、心を許しているのか、
親が一緒じゃなくても、泣いたりせず、嬉しそうにしている。


　家での子守りは、ほとんど旦那サンがしてくれた。
私が家事をしているからかもしれないけれど、
甥っ子は、何故か旦那サンにまとわりついて、
あーでもない。こーでもない。
だいだん(階段)いきたい。
ねんねしちゃだめ。
…言いたい放題のやりたい放題で、
顔を触ったり、手足を踏みつけて体によじ登ったり…大変そうだった。

ご飯だけは、私が食べさせた。
可愛い事に、この子は
「おいちーねー」を連呼して、嬉しそうに食べる。
(妹の小さい頃を思い返すと、この時期が一番食欲があったかも）


　甥っ子は、本当にお利口だった。
悪さもそれほどせず、愚図る事もなく、ニコニコだった。

お利口だったから、大好きな「みかん」をあげた。
食べる事より、ピカピカに剥くのが得意なんだよね…。

でも、
しばらくしたら、旦那サンが騒ぎ出した。
「ちょっと～！！！　１号がみかんを潰してるよ！！！」

私は、甥っ子の所へ駆け寄って行った。
「どうしてそんなことするの？
　食べ物をくちゃくちゃにしたらダメでしょ！」
そんな内容の事を、色んな表現で口にした。　ちょっと怖い顔で。

甥っ子は、みるみるへの字口になり、べそをかき出した。
意外だった。
だって、今までは、もっと真面目に怒っても平気な顔をしてたのに…。

とにかく、甥っ子は泣く寸前状態…で、
私を気にしつつ、私を見ない様に…という態勢を維持しながら、
旦那サンにすり寄って行った。

…それが、ちょっと怖かった。
何が？…って、
　ミカン イヤ… 　　ミカン イヤ… 　　 ミカン イヤ…
って、小声でブツブツ囁いているの…。
ヤバイ！　自閉症を誘発してしまったのかも…って、本気で心配した。


　その後は、近くの電車の車庫(？)を見に行った。
最近は、考えや気持ちを言葉に出来る様になっていて、
「あかいでんしゃ　タロー(旦那サン)と　のいたい」
と、文章を喋っていた。
子供の成長には、本当に驚かされる…。

電車を見た後は、甥っ子を、お父ちゃんの待つ家へ送り届けた。
車の中では寝ていたが、布団に入ったらすっかり目が覚めたらしい。
私たちが帰った後も、元気だったそうな。

　…まぁ、元気なら良いけど、
泣かせた(正確には未遂)オバチャンは、その後がちょっと気になっている。

誕生！

　昼さがり、
妹から
「さっき病院に入った。
　生まれそうな気がするから、坊の面倒見ててくれない？」
とのメールが来た。

私は慌てて妹の家へ行き、
子守りをしていた妹の旦那を病院へ送り出し、
坊と二人でお留守番をしていた。


　妹の所に、元気な男の子が生まれた。
上の甥っ子とそっくりで、どことなく爬虫類チックなお顔…。
赤ちゃんって、みんなこういう顔をしているのかな？
そうかと思えば、
生まれたてなのに、髪の毛も生えてて、爪も伸びている。

３年空けずの出産だった妹は、
「二人目は楽だったわ～」　って。

「そうだよね？　元気だし顔色も良いもんね？
　…ん？　もしかして化粧してる？」
「してるよ。　
　だってノーメイクで写真なんか撮られたくないじゃんね。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…余裕だ…
とにかく、
無事にやんちゃ坊主２号が生まれ、オバチャンは、ほっとした。

祝：オバマ大統領就任

　オバマさん、就任されましたね…。
就任式やパレードの中継を見ていたら、
思わず鳥肌が立ちました。

むかし、
母が「ケネディ大統領の就任式は、それはそれはステキだった」
…という様な事を話していましたが、
きっと、この様な“ステキ”…だったのだろう、と思いました。


　私も、オバマさんには、凄く期待をしています。
(ブッシュさん、最悪でしたから…特にイラク戦争とか）
民族の垣根を越えて、平和な世界に導いて欲しいです。

裏山

　久しぶりに外に出た。（…というか、車に乗る以外のお出かけ）
友達への手紙を投函して…、
ちょっとだけ裏庭の手入れ(？)をして…、

本当に、最近はすっかり「引きこもり」だった。
ちょっと病んでいた分、外出は出来なかったし、
在宅の老人の気持ち…が、なんだか少し解かる気がした。


　今日は、曇＆雨で、あいにくの天気。
でも、外って良いね～。　
なんか感動した。

特に裏庭。
…と言っても、ウチの庭じゃなくて裏山だけど。

鳥や虫が行き交っているのが分かるんだよね。
今日なんか「キツツキ」見ちゃった。

コツコツ…って音がするから、前々から居るとは思っていたけど、
本当に「木をつついています！」って感じの、
観ているこちらは、頭がクラクラしそうな、
まるで、お土産屋さんで売っている「ドアノック」そのものだった。

　いや～、なんか良いモノ見ちゃったな～。

落ち葉やムカデやマムシには悩まされるけど、
やっぱり自然が身近な環境は、私にとっては良い。
生きる力が貰える…というか、すごく癒される。
引っ越して来て良かったな…。

じんべいざめ

　日曜日、
石垣島トライアスロンのリレーの部…にエントリーしている旦那サンは、
元地元のプールへ、泳ぎの練習に行った。

私は、出来れば“フォームの動画撮影”をするつもりで同行したが、
案の定「撮影禁止」だった。


　ギャラリーで独り、ぽ～～～っとプールを見ていると、オジサンが寄って来た。
「お子さんでも待っているの？」
「いえ…。家族が泳いでいるので見学を。」
「今、お医者さんの“無料健康相談”をそこのジム内でやっていて、
　人が途切れたもんだから、良かったらどうですか？
　気になることがあれば、どんな話でも良いですよ。」
「え…、でも私、１年前に引越して、今は地元の人間ではないんですけど。」
「構いませんよ。どうぞ。」

お医者さんに聞いてみたい事って、結構ある。
いや、あったハズ。
でも、この瞬間に思い出せないのが残念。
だけど、こうして声を掛けて貰えたのも、何かの縁。
長期間苦しんでいる(治りかけだけど)、風邪について相談する事にした。


　若々し～い男の先生だった(…けど、私より７才年上らしい）。
スポーツ医療(？)もＯＫな先生だそうで(←オジサンの説明より)、
日頃聞く機会のない話を、色々聞かせてもらった。

「最近、風邪を引きやすくなりまして…、しかも長引く風邪で…」
これに対しては、
・新しい環境に体が馴染もうとしている段階かも
・ここ５年の間に、咳を訴える患者さんが増えた傾向が見られる
・体力不足が考えられる
といった見解だった。

詳しく書くと長くなるけど、かなり深い内容だった。

「で？　今日はここ(○○市のスポーツ施設)に、何しに来てた訳？」
「えっと。主人が泳ぎの練習をしに来たので、見に…。」
「…ちょっとちょっと～！　なにそれ？
　それじゃぁ“水族館”で“ジンメイザメ”観ているのと変わらないジャン！
　菫さん…運動しようよ。
　まず、週３日で１日３０分はやりましょう！
　サイクリングなんてどうですか？
　縄跳びでも良いですよ。
　メタポには、トランポリンも有効だよ。(しかも楽しいし）」

テンポが良くて、面白い医者だった。
いやいや…面白がっていてはいけないのであって、
本当のところ、分かり易くて、とても有難かった。

正直、今は、風邪をひいて、それが長引いた分、おっかなびっくり状態で、
「ぬくぬく～。いい子いい子～。」に徹している。
たとえ、医者になんと言われようと、まだ運動する勇気は無い。

でも、先生は空かさず言う。
「脳と一緒で、体や臓器も、使わないと衰えるよ！」

…ですよねーーー。
ジンベイザメ観ている場合じゃないですよね…。
ちょっと考えるかな…。


　ところで、
この先生の病院は、一体どこにあるんだろう？
ネットで、「○○クリニック　医師○○」を調べてもヒットするのは、大府市。
…うそ…そんな遠いところから？
いやいや…県内の医師とは限らないよね？
良い先生だったから、聞いておけば良かったなぁ…と、かなり後悔。

…と思ったら、
妹の家の近くにある、大きな病院だと判明しました
いくらなんでも…ですよね…

定額給付金

　定額給付金について、
私は、貰えるものは、素直に「嬉しい」。

でも、
配分される予算「２兆円」の使い道云々…　が言われてからは、
その使い道について具体的に理解していない事もあって、
「なるほどね～。もっと有効な使い方があるのであれば、その方が良いかも。」
と思うようになった。

でもでも、
ＴＶを見ていると、なんとなくそんな気になるんだけど、
実際のところ、“有効な使い方”っていうのを、
きちんと実行してもらえるのだろうか？
…と、
最近、ちょっと疑問に思う様になった。

極端な話、
「この２兆円」も「消えた年金」の様に、
知らない所で、食いつくされてしまいそうな気がする。

それに、
２兆円を国に預けておいたから…と言って、
消費税が上がらない訳ではないし。

国庫にあるより、自分の手の中にあった方が、
安心と納得が出来て、良くない？


　定額給付金は、
政府の狙いである「景気回復」は、効果を期待出来ないと思うけど、
国民的には、個人の資金繰りに任せて貰える訳で、
損得無し…な気がするんだよなぁ…。

　違う？
　あたしってば、単純すぎ？


　基本的に私は、
人も政治も国も信用していない「冷めた人間」なんだろうなぁ…と思う。

…というか、
この問題が議論される様になってから、あまりにも時間が経ってしまい、
色んな考えが、すっかり冷めてしまった（＝どうでも良くなってしまった）。

　そんな訳で、
今となっては「目先の事」が、一番重要。


　悪い事した人への「バツ」が軽い日本だからさ、
貰える時に貰っておかないと、また消えちゃうよ。
…と思う。

　　　　　　　　　　　　哀れな国民だね…私は。

人材派遣

　昨年末「派遣切り」という言葉が流行ったが、
最近は、企業の側から見た「派遣止め」など、
その表現も、少し変わりつつある様に感じる。


　「派遣」という職業…、
これは、単に私の中の感覚ではあるが、
「他者に無い、秀でた能力」を売る業種だと思っている。

この能力…、欲しい人はいらっしゃい。
その代わり、ちょっと高いわよ～。
…ってな感じに。

登録していた人の感覚は、違うのだろうか？



　登録する側からして、「派遣の良さ」って何だろう？
就職活動が不要な事？
気軽に職場転換が出来る事？
責任ある仕事の回避が可能な事？
気ままに働ける事？

そういったメリットによるニーズがあるから、
「人材派遣会社」という組織が大きくなっていったのだろうけど、
この種の会社に対するイメージは、
私の中では「人身売買」でしかない。

…海外から労働者を連れて来て、ブローカーとして成功し、
御殿を建て、優雅な生活をしている人を知っている。

それによって、両者・両国に利益をもたらせたかもしれないが、
裏腹に、この組織が「ピンはね商売」だという事をありありと感じさせる。

登録していた人は、そういう事を感じなかったのだろうか？



　派遣先の企業の“会社都合”により、
期間契約を途中で打ち切った事…に対しては、多少問題がある様に思う。
しかし、
「雇用」は「派遣会社」がしているのであって、
「派遣先の企業に抗議」…というのは、私の頭の中では理解出来ない。

派遣社員をされていた方は、それが正当だと理解出来ていたのだろうか？



　いずれにせよ、今回の問題は、
「選択」という物の重みを、感じるさせる出来事だったと思う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090118-00000535-san-soci

積雪

　昨日に続き、今日も「銀世界」。

天気予報では、
「雪がちらつくところも…」といったニュアンスだったが、
いやいや…盛りっ…と積っている。
しかも空は暗く、降り続いている状況。


　年末、
旦那サンの車だけ、スタットレスタイヤに履き替えた。

雪が積るかどうか、半信半疑だったけど、
履き替えておいて正解だったね…旦那サン。

でも、
道がアイスバーンになってしまったり…、
他車に追突されたり…、
雪道は、危険がいっぱいだから、気をつけて運転してよ。


しかしこの雪…、溶ける気配な～し。

なかなか治らない風邪

　相変わらず、就寝中に「のど飴」なめてます。

少しずつ良くなっている気がしますが、
喉＆口の中の鼻の入り口が、腫れぼったくて…ヒリヒリして…。

夕べ、顎の付け根のリンパ腺に、湿布を貼ってみました。
湿布を抑える様に、ハンカチで首を縛りましたが、
肩へ下がってきてしまい、ちょっと意味を成さない感じがします。

昔、
「ごんべさんの赤ちゃんが風邪ひいた～♪」
っていう歌（手遊び）がありましたよね？

あんなふうに、手拭いを顎の下に通し頭の上で縛ると、
きっと良い感じになるのでしょうが、
あまりにも可愛らしいお姿…。

不思議そうな（ある意味心配そうな）…顔をした旦那サンの様子が脳裏に浮かび、
やってみる勇気こそありませんでしたが、
「リンパ腺にシップ」は、ちょっと良い感じです。
昔の人も、こうして痛みを和らげたのでしょうか？…。


　そうそう。
加湿器を購入しました。
ネット注文をしたら、翌日には届き、とても助かりました。

今回は「気化式」を購入したのですが、
蒸気が出ないので“加湿”をしているという実感がありません。

ですが、
タンクの水はなくなるし、
結露もするし、
湿度もそこそこ↑、
なので、環境は改善されていると思います。

気化式は、機械の手入れが少々面倒で、
スチーム式に比べれば、加湿スピードも遅いのですが、
１日８時間の使用で、電気代が月２００円…というコスト面からすると、
とっても有難い加湿器です。

そんな訳で、
我が家の加湿器は、当分フル稼働になりそうです。

もうすぐ「大寒」。
皆様も、風邪にご注意下さいませ。