パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

30年後を考える

2024-03-13 05:00:12 | 高齢の親
・景気の低迷(必死に働いても豊かになれない構造)
・子育て問題(要:お金と手間)
・高齢者問題(要:死ぬまで労働の覚悟)

とんでもない世の中になってしまったNIPPON。
「これが本来の日本の姿」と言われれば、そうなのかも。

   「救う」という名目で「巣食う」政治家・・・要らん
   過去の歴史さながら、
   段々と物騒な世の中になるかもしれないな・・・と、ぼんやり思う

どうなっちゃうのかな、NIPPON。


 さて、義実家の話。

一部介護保険を使い、月内を目処に「手すりと段差」の改修をする事になりました。
見積もりや市への申請や審査に時間が掛かかり、もう少し時間が欲しいところでしたが、
義父が「3月で施設を退所する!」と言って聞かないので、
とにかく短納期で出来る事をし、
トイレやら家自体の修理は追ってする事になりました。

現在、義父&義母はサ高住にいます。
お金の管理は義妹がしているのですが、
義父は「俺の金を勝手に(施設なんかに)使いやがって」と怒っているらしく、
今後の改修工事やら、月極駐車場やら必要経費に対して、
「お金を出し難いんだけどどうしよう?」と義妹。
そして、長男である夫は「俺が出す(って言っといて)」と。

   まぁ、親だからね
   出すしか無いね
   幾らになるか知らんけど

 これからさ・・・
ウチじ限った話じゃ無く、こんな家庭が今以上に増えるんでしょうね。
そこそこ働いてきたとしても、年金少ないモン。
特に女性は、結婚や出産なども「寿退社至上主義」の世代なので、
リアルに少ない。
(おそらく現在55歳以上の人は、それに近い状態じゃないかな?)

それに、子供が自立し、やれやれ。
数十年後には死んでいくというのに、2000万とか貯金なんか出来るワケ無いし。
その上年金が少ない割に、物価は高い。

あれだけ「高齢者=金持ち」と揶揄されていたけれど、
「生きているだけでお金が貰える」というだけで、
「豊か」とはほど遠く、実態は「徐々に貧困」じゃないかな。

事故や病気とは無縁の人は、少しは豊かかもしれませんが、
年老いて来たらそうはいかないし、
その上、介護報酬の問題まで出て来て、ヘルパーさんは稀少な存在になる一方。

ヘルパーさんの様な「頼れる人」がいなくなってしまったら、
高齢者自身だけでなく、その家族が路頭に迷うこと間違いなしです。

今の我が家は、それをヒシヒシと感じていて、
未来を想像する事が出来る若者が、
「子どもに自分たちの世話や生活など、余計な負担を掛けてしまうのであれば、
 我が子を守るためにも、子どもは作らない方が良いな」と考えるのは極めて真っ当で、
よほど子ども好きか、はたまた無計画か、
私みたいに「自分の人生に子どもが必要」という自分本位な人でないと、
もう子どもは持たないのかもしれないな・・・と、
少子化スパイラルの原因の一つを見いだしている状況です。


 昔は実感的に「一生懸命に働けば豊かになれた」けれど、
今は「働けど働けど、猶、我が生活楽にならざり」・・・という表現がピッタリ。

自分たちの後始末もそうですが、
困難多きこの時代、
息子達をどう導いて行ったら良いのか、
果たして育て上げることが出来るのか、
考えて居ても仕方がないので、とにかく働くしか無い。

最終的には、
「死ぬまで健康で、死ぬまで働いた人」だけが勝ち組で、
「それ以外の人」は貧しさと苦痛に翻弄されるんでしょうね。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 先生、一年間有難う | トップ | 最近の次男 »
最新の画像もっと見る

高齢の親」カテゴリの最新記事