コストコに落ちる

　コストコ･･･
今になると、「入ってはいけない聖域」･･･だった気がします。


デイリー系は味が濃かったし、
単価が高いし、
大量だし、
＝合わないかも･･･と思っていましたが。

生鮮食品を食べてみたら、ちょっと美味しいのよね･･･。
何かウマイのよ。（大量だけど）

激安スーパーのお値段とまではいきませんが、
イメージ的には、名のある大型スーパー並の単価で、
味は、ちょっと上を行く感じ。

大量だから、そこそこお値打ちになってはいるんでしょうね。

　　　あ、何でもかんでもじゃないのよ。
　　　近くのスーパーやホームセンターや、電気屋やネットの方が、
　　　断然お安い物も沢山ありますから、「ご注意！」よ。


まぁ、とにかく、
今回試しに買ってみた「生もの」は美味しかった。

結局、
食材や雑貨を含め、
「ちょっと美味しい物」「便利な物」･･･に特化していて、
「オーガニック」などの拘りもあり、
その聖域に餓えている人が足を踏み入れると、抜けられなくなる感じ。


　私などは、
たまたま欲しい物があった（結局完売していて無かったけど）だけで、
「直ぐに退会すれば良いか～」･･･くらいの面白半分で、
「年会費が結構必要」･･･という事に関しては、
「タイヤが安いし、年会費を払うと、５０００円割引券が貰えるって～♪」
･･･と、旦那サン決済をシタタカに貰い、
いざ「テーマパークへ（るんるん）」･･･でした。

そして、踏み込む前は、
「あぁ？　コストコだぁ？」
「マスコミに踊らされちゃって～バカだね～」
「コストコ＝気取ったいけ好かないヤローが行くところさ」
･･･くらいの感覚全開でしたが、
なんか、完全にオチました。

　　　はい。　バカです。


さて、
飽きるまで行くか！（自分の性格上、いつかは飽きそう）

だけど、もっと大きい「冷凍庫」が無いとな･･･。

冷凍庫･･･、買っちゃう？


　　　とことん、バカです。
　

3才児：死を考える

　長男リロ（３才１０ヶ月）。

今年は、葬儀やお別れに参列する事が多かったせいか、
はたまた、「道路に飛び出したら、車にはねられて死んじゃうよ！」
･･･と、親が言うからか、
「死」について、何かしら考えているようです。

　最近は、
「お母さん、死んじゃったらどうする？」
「う～ん。リロちゃん達の面倒を見てくれる人がいなくなっちゃうし、困っちゃうよね。
　そうなったら、新しいお母さんに来て貰おうか･･･」

多少なりともイメージしているのか、
沈黙の後、
「嫌だ･･･」

「お父さんが死んじゃったら、どうする？」
「困るよね。新しいお父さんに来て貰おうか･･･」
「･･･嫌だ」

「ルーちゃん死んじゃったら、どうする？」
「悲しいよね。もう一緒に遊べなくなっちゃうよ。
　新しい弟に来て貰う？」
「嫌だ！（即答）」

「じゃぁ、リロちゃん死んじゃったらどうする？」
「悲しくて悲しくて、どうしたら良いか、お母さんにも分からないよ。
　リロちゃんの事、凄く大事だから、死んじゃったりしないでね。」


　まぁ、普通の事なんでしょうけれど、
最近、会話がしっかり出来る様になってきて、
難しい事を言ったり、ダメ出しをしたり、

分かりやすく説明するとしたら、
ペットだった「犬」が、突然「人間」になった･･･みたいな、
それに近い、不思議な衝撃を感じています。


　こうして、２０年近く掛けて、成長していくのね･･･。
そして、幼児であれ、老化していくのね･･･。

成長は嬉しいけど、老化だと思うと
「このままで良いから～～～」･･･と、
自然に反した事を、どこかで考えしまう私。

今は、「お母さん・お母さん」と、
本当に、何でもかんでも「お母さん」で煩いけれど、
たぶん、これからドンドン、その「お母さん」が減って、
淋しくなるのでしょうね･･･。

二度と戻らない、この「今」を、大切にしなくては･･･ね。

コストコでびゅー

　セントレアに進出･･･という頃は、多少興味があった「コストコ」。

最近では、すっかり興味を無くしていました。
いや「興味」というより、「頭から抜け去っていた」･･･が、正しいかな。

再加熱した理由は、
欲しいものがあって、ネット検索をしたら、「コストコにある」･･･って。
しかも、お値打ち価格で。

でも、その商品は、現地では見付からず･･･。


　初コストコだものだから、とにかく要領が分からず、
店員さんは、「売り子」さんだけしか配置されていないし、
その売り子さんに聞けば良かったのかもしれないけれど、
なんとなく、一般的には違う気がするし、
何処に何が置かれているかも分からず･･･。

さ迷って、
ネット検索で見かけた「オススメ商品」を、取敢えずカートに入れて、
だけど、1番欲しかった物は、やっぱり見付からず･･･。

結局、「見付からない＝完売」と判断して諦め、
帰宅後、「やっぱりカウンターで聞けば良かった～～～」と後悔してみたり。


　まぁ、混雑は覚悟して行きましたが･･･、うん。混んでた。

カート邪魔だね（←巨大過ぎ）。
試食の行列（←これには驚いた）も邪魔。
殺気立ってはいなかったけれど、残りあと20％で乱闘が起きそう。

帰る頃には、駐車場とかも、醜い争いが起きていたし。
駐車スペースじゃない処にも、ガンガン停めてあったし。


　そうこうしながら、無事帰宅。
ところが、家で品物を並べて、超ビックリ。

　　　「こんなに大きな物、買ったっけ？」


コストコ･･･
何もかもが大き過ぎて、規準が分からなくなる空間･･･。

並んでいる品物もそうだけど、
カートがデカデカで、巨大な品物を入れても、違和感が無くて･･･。

う～～～ん。
我が家には、合わないかな･･･。

量が凄すぎだし、単価が高すぎだし。
安いのかどうかも、単位が違いすぎて、正直分からない。

ただ、海外の「珍しい物」や「便利な物」が、手短かに欲しい場合はココかもね。


　結局、
年会費　4,752円（税込み）
フードコート　480円
買物　18,813円　
総額　24,045円　の、デビュー戦となりました。（厳しー！）


一番高額だったのは、サーモンフィレ（3,610円）。
あとは主に、1,500円とか1000円前後の物。

今回購入した「メジャーな食品」の感想は、
ディナーロール：食パンやロールパンよりはきめが細かく、普通に美味しくてお得。
丸形ピザ（チーズ）：生地がふわっといていて、食べ応えがあり美味しいが、塩分高め。
ハイローラー：砕かれた硬いハムみたいなのが、塩っぱ過ぎて身体に堪える。
ロティサリーチキン：少量ならとても美味しいが、沢山食べると塩っぱ過ぎてダウン。
サーモンフィレ：トロサーモンかな？　濃厚で絶品だけど何せ量が多いし高価。

全体的に、塩分が高かったな･･･（私にとっては）。
酒飲みの旦那サンは、「全然平気」と言って、食べまくり飲みまくっていましたが、
最後には、「塩っぱい･･･っていうの、分かった」「なんかもたれる･･･」と言っていましたし、
私もそんなに食べたわけではないのに、この日は喉が渇いて仕方がありませんでした。

そして、どれも量が多くて、食べきれない。
オジサン・オバサン・3才・2才･･･が、頑張って食べても3日は掛かる量。
無理なく普通に食べるとしたら、4日～5日くらい掛かるかな･･･。

だけど、賞味期限が「翌日」とか、そんなのばっかりなのよ。
やっぱ、我が家には無理だわ。


　でもまぁ、
全然しなくても良いけれど、「良い経験」をしました。

次は、いつ行くかな･･･。
嫌いじゃないからまた行くけど、
生活スタイルに合わなさすぎるのが難点です。

とうとう自転車を買いました

　パンツでうんこ･･･だったリロに、
「トイレでうんこが出来る様になったら･･･」
という条件を出したところ、少しずつ意識し始めました。

そして、今日までに３回（失敗は１回）、トイレで排便が出来ました。
少し、自信がついた様で、本人も嬉しそう。

「自転車買って貰えるかな？」･･･と、期待を膨らませてみたり、
何より、自分の成長を自分自身が喜んでいる様子が窺えます。


　そして、昨日、
とうとう自転車を購入しました。

まだ３回だし、早いかな･･･と思ったのですが、「運命」かな。

(私が）欲しい自転車は、近場だとイオンでしか売っていなくて、
イオンの自転車屋さんは、確かお客様感謝デーの5％オフが無かった気がするのですが、
たまたま、この日は３日間限定で、「自転車も5％オフ」だったので、
「いつ買うの？　今でしょ」･･･という心理状態になってしまい。

まぁ、衝動買いという訳でも無いので、即決で購入しました。

自転車なんて、どれも一緒だと思いますが、私が一目惚れをしてしまい、
「服も玩具も、ほとんど買ってやらないし
　自分たち親も服とかほとんど買わないし」
･･･と、自分に言い聞かせながら、「エイ」…とね。

しかし、高かった…。
お金払って、ビックリよ。
まぁ、ヘルメットやら、保障やら、「込み」だけど。


　ニコニコするわけではないけれど、
口数少なく、真剣に乗ってみたり、
新しいアイテムを手に入れて、本人も嬉しそうです。

この先、親には、
自転車の「乗り方」や「マナー」や「交通安全」をしっかり教える
…という課題が発生します。

大変ですが、ビシビシやっていこうと、母は思っています。

悲しいお別れ

　「今日隣りに居る人が、明日も居るとは限らない」

大事な人が、また一人、旅立ってしまわれました。


　先日の告別式では、家族が悲しみに暮れ、
ずっと一緒に暮らしていらした末息子さんは、式が終わった後、
綺麗な花が手向けられた棺にもたれかかり、
その手に顔を埋めながら泣き崩れ、ずっと、そこから動けませんでした。

私達参列者は、そこを出て、1階ロビーに案内されましたが、
身内だけのお別れのひとときが、モニターに映し出されており、
家族にとって、どれほど大事な人だったのか･･･、故人の人柄が偲ばれました。


　私が母を亡くしたときは、
伯父や伯母が、しっかり付いていてくれ、
人生経験豊かな言葉で、励まし、支えてくれました。

それによって、どれほど救われたことか･･･。

告別式は、やはり通常とは違い、
皆、自分の事だけで精一杯です。

喪主は、喪主として。
幼い子供がいる遺族は、子供の世話も。
若い方は、そこにいるのがやっと。

みんな、途方に暮れる気持ちと戦いながら、
式の進行に、突き動かされているだけ。


　霊柩車をお見送りする「最後のお別れ」の準備の時、
末息子さんは、霊柩車の横の柱で、泣き崩れたままでした。

大切な人を亡くした人は、誰もが悲しいとは思いますが、
寝食苦楽を共にし、闘病生活を含め、最後まで支えて来た「この人」は、
誰よりも、悲しいでしょう･･･。

だけど、
側に、気に掛けてくれる人の姿は見えません。
みんな、自分の事で精一杯だから。

近くにいた私は、何と言って声を掛けたら良いか、分からないまま、
「○○さん･･･（しっかり送ってあげてね）」･･･と、背中を摩りました。

私にしがみつくようにして泣く、末息子さん･･･。
どんな慰めの言葉を掛けたら良いのか、どうしたら良いのか･･･。

式場の案内のオバサンが、「親族の方はバスに」･･･と、何度も促しています。

末息子さんは、
しがみついている相手が誰だかも分からないくらい、朦朧としていました。

そして、バスに向かう途中、「悔しい･･･」と。

人生を捧げるくらい、最後まで寄り添って看てきたこの人は、
何の後悔も無いほど、充分やりきった筈なのに･･･。

女脳の私は、ただ悲しむだけでしたが、
この人は、「無力な自分」を責めていました。


　病名が分かってからというもの、
それぞれが、最後の日に向けて、心を寄せ合ってきました。

その愛情に満ちあふれた日々が途絶え、本当に悲しいです。


　末息子さんは、
「一人になっちゃった･･･」と。

ぬくもりが恋しい「寒い冬」がやって来る事を思うと、
この人の悲しみは、益々深まって行くのだろう･･･と、心が痛み、心配です。

思い出の「てっちゃん」

　１学期は、「カイ君・カイ君」･･･と言っていたリロですが、
２学期に入ってからは、カイ君の名前はパッタリ出なくなり、
偶に出たとしても、叩いただの、意地悪しただの、
人間関係も微妙に変わって来た様です。

カイ君は、次男。
他にも、口達者だったり、乱暴だったりする、なかなかのやんちゃ君は、
偶然にも、全員次男および下の子です。

　　　偶然よ。偶然。

だけど、これも偶然なのですが、
入園前、夫の先輩の奥さんが、やんちゃで活発な次男ルーを見て、
「さすが次男だね～。姪っ子の保育園の次男君達も凄いよ～。」
「次男の集団があって、最強らしいよ～。次男は次男ばかり固まるんだって。」･･･と。

その時は、ネタとして聞き流していたのですが、
今思えば、「なるほど。こいういうコトか～。」･･･と、
リアルに実感している次第です。


　最近、
リロは、ある男の子（Ｋ君）から頻繁に危害を受けている様です。

入園したての４月は、くれよんでスモックに落書きをされて帰ってきましたので、
我が家にとっては、既に「マーク人物」でしたが、
最近は、ブロックでガツンと叩いたり、ほっぺを両手でつまんで上下に振り回したり、
結構えげつない意地悪をして来る様です。

「Ｋ君、ブロックでリロちゃんの頭叩いた。リロちゃん泣いちゃったら、先生抱っこしてくれた。」
「Ｋ君、こうやってリロちゃんのほっぺギュッとして、こう（上下に）やった。痛かった。」

　Ｋ君については、４月の「スモック事件」をきっかけに、
情報を沢山持っているママさんから、
「家でも結構やんちゃらしいよ」･･･と聞いていましたので、
姑息な意地悪をしているのでは無く、
ある意味、脳細胞が発達しきっていないウチの１才児の様に、
善悪より衝動優先･･･的な、そんな感じなのだろうな･･･と、
個人的に、そう分析していました。

実際、
「ほっぺをギュッとして、上下に振る」･･･なんて事は、
一般的に幼児の間では滅多にやらない行動ですし、
おそらく、間違いなく、家でもやちゃんクチャで、
「家庭で父親辺りにやられているんだろうな」･･･と、思う訳です。

そして、そっくりそのまま、お友達にやる。


　その子の「成長過程」で、「仕方の無い事」･･･とは思いますが、
被害者側の親として、やっぱり腹が立ちますよ。

親が、申し訳なさそうな人相をしていれば、同情しますが、
目力のあるギラギラした顔の方だと、本当に腹立たしい！
（顔で決めてはいけないんですけど、心理的にそうなるのです）

ウチの子だけがやられているのか、
よその子も同等のことをやられているのか、
その辺りはわかりませんが、ママ情報によれば、
「○○君と△△君は、結構色々あるみたい」･･･との事なので、
子供達の中にも、何となくそういった想いが出て来ているのだろうと思います。


　　　だけど、責める気にはなれなくて･･･。

　私が保育園児だった頃、
「てつや君」という「怖い子」がいて、
その「てっちゃん」に逆らう子は、誰もいなくて･･･。

でも。中学生になり、再会したら、
ものすご～～～く、「優しい子」になっていて、
その変身ぶりといったら、びっくりするやら、懐かしさで笑えるやら。

「てっちゃん、前並保育園の番長だったのに、どうしちゃったの？」･･･と、
みんなにからかわれ、照れくさそうに目を細めて笑う顔が、また可愛くて、
「人間、月日が流れると変わる物だな･･･」「成長するって凄いな･･･」と。

そんな経験をしているので、
「Ｋ君も、いつか優しく賢い紳士になる日が来るかもしれない」
･･･そう思うと、その日を見守るのも楽しみな気すらして･･･。

　でもまぁ、
息子があまりに嫌な想いをする事が続くなら、
先生に相談するか（といっても、先生も困ってしまうでしょうし･･･）、
来年度は、クラスを別にして貰えるよう、話してみるつもりです。

コレって、モンスターかな？
でも、親として、
Ｋ君のターゲットにされたまま、３年間過ごさせる気は無いので。


リロには、強く育って欲しいので、
「メソメソ泣いてないで、叩かれたら叩き返してやりな！」･･･と言うのですが、

「嫌だ･･･。リロちゃん叩かない･･･。」
･･･と言いながら半泣きで別の部屋へ行ってしまう様な子なので、
ここは、親が影で動いてやらないとな･･･と。

確かに、いつも、
「お友達に意地悪しちゃダメだよ」
「優しくしてあげるんだよ」
「仲良く遊ぶんだよ」
･･･と言っている親（私）が、
「叩いてやれ！」なんて言ったら、子供は悲しいし、混乱しますよね？

でも、その流れを止めるきっかけとして、
「やり返す」という事も必要な場合もあるし･･･。

そうこうしながら、成長していくのでしょうね。