パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

誰が何と言っても、「私の夫は最高よっ」

2017-03-30 05:22:31 | ちょっと寄り道=独り言=
 人間ドックで見付かった「肺の影」・・・。
先週、再検査でCTを取り、昨日、検査結果を聞いて来ました。

「相変わらず影はあるものの、大きくなっていないので大丈夫でしょう」
・・・ということで、取敢えずは一安心。
「影」を追う為、半年後の検査を予約して帰ってきました。

治療が必要になったら、子供達の事をどうしたらいいのか・・・

悩んでも考えても仕方が無いですが、人知れず悩んでしましたので、
本当にホッとしたというか、何とも言えない安心感があったのですが、
夫にメールで「大丈夫でした」・・・と連絡をしても、
「良かったね」・・・の一言も無く、無視。

   
   そういう人よね・・・。 あなたって!


自分勝手な人だから、そばにいて楽は楽なんだけど、
いかんせん、「思いやり」に欠ける処が難点よ。

 
 そうね。 
例えて言えば、飛行機から降りると、一人でサッサと行ってしまう・・・とか。

↑コレは、「たばこを吸いたい一心」なのだそうですが、
黙ってサッサと行ってしまうものだから、
こっちは「置いて行かれた感」が半端無いのよ。

「ごめんね。僕はたばこを吸いたいから、先に行くけど、
 荷物の受け取り場で待っているから、ゆっくり来てね。」
と言えば、「うん。分かったわ。ダーリン♪」・・・で済むのにさ・・・。


例えば、妻が、
子供だの荷物だの、重い物ををガッツリ持っていても、
涼しい顔をして、自分は身軽にスタスタ・・・だったり。

んで、
「私はこんなに荷物を持っているのに、気が付かないの?」・・・と言うと、
「だったら、言ってくれれば良いのに~」・・・と、ソフトな逆ギレをかまされて、
「え?私が悪いわけ?」・・・と、脳がエラーを起こしてしまい、
こちらは、言葉を失うというか・・・。


まぁ、身近なところとしては、こんな感じですが、
基本的に、そういう性格や癖や価値観が根本にあるので、
これだけに留まる訳は無く・・・。



 そんな事(肺の影の検査結果に対する言葉が無かった)・・・があり、
気分を害した私は、そっくりそのまま、今朝は朝の挨拶以外、ほぼ「無視」。

そんな中、
鈍い夫でも、多少は「何か変だ」・・・と、思うんでしょうかね。

「Yシャツ、ちゃんとあった」・・・と、
昨朝、一悶着あった話題を振って来ました。


あるでしょうよ。
指示された所に掛けておいたんだから。
あなたが指示したから、その通りに掛けたのに、
「どこやった?」・・・って。
「(私は指示通りの事をしていますし)知りません。」・・・だ。

でも、コレが気に入らなかったらしく、
「何よりまず先に『知らん』と言うのは違うでしょ」・・・と来た。
「別の所に掛けた(←指示された事)ことを、ちゃんと知ってるじゃん」・・・と。

   
   ・・・私が悪いんか?
   (こっちは、脳、フリーズだよ)


そこで橋は考えた
「できんのか~な~ こんな橋~♪」 ←頭は、Eテレメロディー。だ。
   
で、考えた結果、
「自分で指示した事だし、当然分かっている事」・・・と思うのは危険だ。と。

この先は、
「何でも出来て、何でも分かっている夫」・・・と思って対応するのは危険だ。と。

コレが「負け惜しみの逆ギレ」じゃないとしたら、
間違いなく「ボケ」て来ているという事で、そういう事なんだ。・・・と。

  
   「ボケた」・・・と思えば、可愛いモンじゃん。

実際、この先、お互いボケて行く訳ですし、
そういう事を念頭に置きながらやっていかないといけなくなってきたんだな~ とね。


 でもねぇ・・・、
私も忙しいのよ。

色々、細やかに心を寄せてあげたいところだけど、
なにせ、「来世は違う人と人生を歩む」事になるものだから、
今から、色々準備しておかないといけなくてね~。 うふふ。




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YESかNOか半分か

2017-03-29 06:18:02 | ちょっと寄り道=独り言=
 以前少し書いたのですが、

3月のある日、
私のイメージで、「この二人なら幸せになれるのでは?」
・・・という男女が、2年越しで会うことになりました。

会いました。はい。

普通に会話をし、時間が流れ、それぞれが帰宅。

女性側に「どうだった?」・・・と聞いたところ、
「普通に話せて良かった」・・・との事でした。

まぁ、「良い」とか「悪い」とか判断出来るほど会っていませんし、
感想なんて、正直そんなものでしょう。

ですが、今は携帯だのSNSだのが普及し過ぎている時代。
それなりにそれなりなら、「連絡先」を交換して来る事も普通にあるだろう
・・・と想定していましたので、
それが無かったと言うことは、そういう事なのだろう・・・と感じました。

そして数日後だったか一週間後だったか・・・、
「キュンと来ませんでした」・・・という回答がありました。


   (運が悪かった?)私の経験上、
   お見合いや紹介で、キュンはほぼ皆無だった。
   あっても、せいぜい1割?


「あらまぁ、そうなの?」
「何処が気に入らなかったの? コーヒー飲むとき小指立ててた?」
「良い人なのにねぇ」
「きっと大事にしてくれるのに」
・・・なんて事、言っても仕方が無いですし、
押しつける気も無いので、聞きませんが、
表現を真に受けるなら、「フィーリング」と言うより、
主に「顔」なんでしょうな。


 「穏やかに・幸せに」を重視しすぎて、
好みのルックスや許容範囲を確認しなかったのは、大失敗でした。

でも、その男性・・・、不細工じゃないのよ。
スラッとしていて、格好いいし、本当に優しい。
髪は、少し薄めかもしれないけど、私的には気にならないし。
顔は「中の中」・・・かな。(私の中では。ね。)

だけど、顔の好みは本当にそれぞれで、
「え?そこ?」とか、「どこが良かったの?」とか、
他人には把握しきれないモノがあるので、難しいところです。

別の友人に言わせれば、
「顔って大事だよっ!」・・・との事なので、
初対面の第一印象・・・という場面では、
私が思う以上に大事な要素なんだろうな・・・と感じている次第です。

 因みに私は、夫と出会う前、
選択肢の一つとして、「夫の写真」を見ていたら、会わなかったと思います。

逆に、夫も「私の写真」を見ていたら、会ってくれなかったと思います。

でも今では、「最高に素敵!」・・・と思っている(という事にしておこう)
のですから、もともと私の中の「顔」に対するハードルは、低いのでしょうね。
景色みたいなもので、「病むことがなければ良いかな・・・」みたいな。

 
 でも、「重要な要素」なら、絶対に追求すべき!
遺伝子の事を考えるなら、尚更ね。
“結婚は、出来るだけ妥協しないに越した事は無い”・・・というのが、私の信念。

なので、友人には素敵な人を見つけて欲しいな~と、思っています。


 ・・・と、その前に。


 実はまだ、
「男性側」の返事というか、感想(?)を聞いていないのですよ。

かなり時間が経ってしまい、どうしたものかと悩み、
「その後いかがお過ごしですか?
 ○○さんは、内に秘めた子なので何も言いませんが(という事にした)、
 『どう思われたかな?』・・・と気にしていましたので、メールをしました。
 でも、もし煩わしいをさせていたら、申し訳ないです。」
・・・とメールを送ったのですが、返事が無く・・・。

3日後に
「色々考えてはいるのですが、文章がまとまらず、返事が遅くなってすみません。
 もう暫く時間を頂けないでしょうか。」
・・・と、返事がありました。

   どんだけ時間が掛かるんじゃ?

だけど、「本当なんだろうな」・・・と、思うわけですよ。
「超・真面目」・・・な人だから。
それに、メールの内容や文章からして、「超・繊細」で。

こういう人には、
「吉永小百合」(←友人はこっちタイプ)みたいな人より、
「上沼恵美子」(←毒吐く系。え?私?)みたいな人の方が合うかもしれません。

まぁ、そんな事はどうでも良いのですが、
男性側が、果たしてどんな返答をして来るのか・・・。

私としては、細かいことを聞く気は全く無く、
「宜しく~」か、「ごめんなさい~」で、充分なんですが、
今の感じだと、「YES」か「NO」かも、分かりません。

「細かい事を聞く気はありません」と伝えてはあるのですが、
たぶん、「誠心誠意」・・・なんでしょうね。

女性側は、断られる理由が見当たらないくらい「非の打ち所が無い子」なので、
男性側としては、そこが心苦しく、踏み出せないのかもしれないな・・・と、
勝手に推測してみたり・・・。

でも、「こんな私でも良ければ」・・・ということなら、
感想を聞いた以上、女性側に伝えないとな・・・と。


 思慮深い人は、色々に苦労されますね・・・。

そういう意味では、自分はアホで良かったのかもしれません。




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療育園卒業

2017-03-28 04:06:26 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 約半年間通った「療育園」・・・。

昨日は、卒園式でした。

幼稚園へ入園してからも、午後の教室に通いたかったのですが、何となく回避され、
それ以来すっかり「おすがりモード」から「自立モード」に変わりました。

卒園です! 卒園!
(ただ、幼稚園で「もう少し通って」と言われたら、通う事になりますが・・・)


 本当に、過酷な半年でした。

何が大変・・・って、「下の子をおんぶして」・・・という状態。

療育園に入った頃に10㎏くらいだったルーは、今では12.5㎏。

私は脚に水が溜まって以来、膝が悪くて、
階段の上り下りの動作や、床から立ったり座ったりの動作になると、
痛みが出てしまいます。

秋くらいから、せっかく回復してきたというのに・・・。
12.5㎏のルーを背負って・・・となると、重いわ、痛いわ、悪化の一途。
もうね、「何の修行?」という2時間で、
命懸け・・じゃないですけど、「健康を懸けて」・・・という状態の日々でした。


下の子を見て下さるボランティアさんもいらしたのですが、
そのボラさんも、毎日いらっしゃる訳ではないし、
第一、私と同じ様に、下のお子さんを連れて通われている人が沢山で、
全員がボラさんに見て頂ける訳じゃないので・・・。

確率的には、5.6日に一回・・・とか?
ま、それでもかなり有難いんだけど、いや~辛かった!

よく頑張ったわ!

通っている時は、必死で、
「頑張ってる!」・・・なんて、全く思いませんでしたが、
今になってみると、「頑張ったぞ!私!」・・・です。


 その卒園式で、先生方は泣いていました。
愛情を注ぎ、一生懸命に見て下さっていた分、
有難かった思い出と共に、私も淋しくて悲しいです。

同時に、配属先の異動もあり・・・。

私が100%の信頼を寄せていた「リロの担当の先生」は、
リロとルーがちょこちょこ通っている保育園に異動されるそうです。
・・・という事は、この先も会える!

   なんて幸運

もう一人、お世話になった先生は、
子供達が遊びに行っている「支援センターがある保育園」へ行かれるそうなので、
こちらも、ルーを連れて遊びに行った時、また会えそうで嬉しいです。

なにはともあれ、療育卒園。
一区切りつき、やれやれ・・・です。



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「負」の感情は、捨てた者勝ち

2017-03-24 04:56:48 | ちょっと寄り道=独り言=
 50間近・・・最近、色々考える。

色々考えつつも、世の中の人(主に芸能)を見ていると、
何かしらヒントがあったりして、とても興味深いです。

芸能人に贔屓筋はありませんし、ほぼ興味は無いのですが、
一つのドラマとして、ニュースになる記事くらいは読んでいる・・・。


 最近だと、ゆうこりんの離婚。

不倫か・・・。
どうでも良い旦那なら、「即離婚」だろうな。
必要ないモン。
でも、必要だったら辛いよね。

ゆうこりんにとって、どうだったか・・・は、知る由もありませんが、
表面上、「綺麗に(綺麗事の)」コメントを発表していて、
「負の感情」を、全面に出さない所は、「賢いな~」という印象です。

人によっては、逆にそれが不自然で、欺かれた気さえしますが、
ゆうこりんの場合は、何となくサラ~っとしていると言うか、
気持ちを切り替えることが出来る、「ある種の才能」を感じます。


 森三中の大島さんの話・・・も、興味深い。

彼女は、子供時代(?)いじめられていたそうで、
その一環で、「吉本(お笑い)に行ったら?」・・・と言われ、
「じゃぁ行ってみよう」・・・と、芸能界入り。

鈴木おさむ氏に、初対面で
「大島、結婚してくれ!」・・・と言われ、
「好きでも無い人に、冗談で言われたんだけど、どう思う?」
・・・とお母さんに話したところ、
「あんたみたいなブス、貰ってくれるだけで有難い」・・・と言われ、結婚したのだとか。

まぁ、「流されている」と見えなくもありませんが、
最終的には自分で決断している訳ですから、
それは本人の「人生を選択する才能」としか言えないですよね。


 それから、
闘病中の小林麻央さんの姿勢も、深い物を感じる。

私なんか、ちょっとした不調ですら、
身体が思うようにならないと、何もかもが「負」に流れて行くというのに、
希望をしっかり持ち、自分の状態を知った上で最善を尽くし、
困難に立ち向かう姿は、言葉に出来ないくらい、私には神々しくて・・・。

たぶん、「誰でも出来る事」では無いのでしょうが、
それは「環境」の問題より、「才能」の問題・・・なのでしょうね。
自分を奮い立たせる能力や、努力を惜しまない「才能」。


 とはいえ、私は凡人です。
崇高な事(←何だ?)~くだらない事まで、色んな悩みがあります。
  
半年間、療育の先生と関わっていて感じるのですが、
先生は必ず、「心配や否定」を取り払おうとしてくれます。

そんなサポートを受けつつ、
「負の感情や考えを捨てる」・・・という事は、
人生にとって何より重要な気がする、今日この頃です。




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あの人は今・・・(あとがき)

2017-03-17 04:15:34 | ちょっと寄り道=独り言=
 思い返せば、10人も・・・の方を紹介して頂いたのですが、
携帯が普及していなかった時代、
待ち合わせ場所の取り違いで、会えず終いになってしまった方や、
バイト先のお客さんに、身上書代わりの履歴書(履歴書を要求された)を持って行かれただけで、
断られてしまった人など、「幻の二人」・・・もいました。

私もつくづく「懲りない人」・・・です。


 必死に婚活をする人は、惨めに見えるかもしれません。
でも、私自身は一切そんな風には思いませんでした。
他人をそういう目で見ることも、全くありません。
「頑張れ! きっと良い人が見付かるよ!」・・・という想いしか無いのです。

だって、頑張っているんだもん。
いつかきっと、いつかきっと、自分に合った人が見付かるよ!


 でも、私のこの感覚は、
「普通では無いのかもしれない」・・・と、最近少し気が付きました。

私が「婚活(に近い事)」を、何も気にせずに出来たのは、
「自分の家族が欲しい!」・・・と、強く、強く、思っていたからであり、
目的意識を持っていた為、突っ走る事に対して何の苦痛も無かったから・・・でした。

私は、40になっても、50になっても、
どれだけ遅くなっても、「絶対に家族が欲しい!」と思っていました。
でも、出来れば「早いほうが良い!」・・・と。

その想いは、母を亡くしてから突然強くなり、
何かに突き動かされるように、走り出しました。

でも実は、母を亡くす以前に、
両親が不仲で、子供に八つ当たりを繰り返す親(主に母)を見てきた自分としては、
心を寄せ合える「自分の本当の家族」が、どうしても欲しかったのです。

・・・そんな鬼気迫るものがあったからこそ、全力を傾ける事が出来たのだな・・・と。


 私は、
「結婚を意識したら即婚活」「意識した時が、その時」・・・と、思っていました。

でも、人には色んな考えがあり、想いがあり、事情があり、
「単純な私」・・・の様にはいかないのだな・・・と。


  *****************************


 出会いに出会いを重ね、
10人目にしてようやく相手を見つけた私は、気の毒なのか、ラッキーなのか・・・。

10人は多すぎる気がしますが、
リアル「101回目のプロポーズ」になったとしても続けただろう・・・事を考えると、
ラッキーとしか言いようが無いでしょう。


 「誰でも良かった!」・・・と言って結婚してくれた夫は、
来世は、「違う人と違う人生を歩みたい」・・・そうです。

この言葉で、私はひとり泣きました。


でも、考えてみれば無理もありません。

不妊で10年苦しみ(苦しめ)ましたし、
何より、私は何の取り得も無い人間。
「誰でも良かった!」だけのことはあるのです。

淋しくて、悲しくて、泣きましたが、
それは、言葉を選べない、夫の「正直」な気持ち。


 でも、私も強くなりました。

子供が生まれ、子供が成長する姿や、子供と接する夫を見ていたら、
生きながらにして成仏している自分がいて、

「(来世は)もう良いかな・・・。
 来世と言わず、私が死んだら、別の女性と別の人生を幸せに過ごしてね。
 だけど、子供だけは大事にしてね。
 (子供を大事にしてくれなかったら、呪い倒すよ!)」

・・・と、今は素直に思っています。

だけど、来世も
「誰でも良かった!」・・・と言ってしまう様な人だったら、
私が貰ってあげるしか無いのでしょうね




 さて、
間もなく、「肺の影」の精密検査です。
一応、今一番伝えたかった事は、伝えたかな・・・。
覚悟を決めて、望みます。



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あの人は今・・・(最終編)

2017-03-16 06:32:21 | ちょっと寄り道=独り言=
 こうして書き出すと、
自分でも驚くほど沢山の方の手を借りていた事に気が付きます。

でもコレとは別に、長かったり短かったり・・・の恋愛も、3回程しました。

この恋愛は、
楽しかった思い出もありますが、結論的に駄目になったものであり、
とても「良い恋愛をした」とは言えない自分がいます。
書き出すと悪口に傾いて行きそうですし、
そんな自分に嫌気がさしそうなので、触れずにおきますが・・・。

恋愛は、ドキドキきゅんきゅん、楽しい反面、
上手くいかなかった(同じ未来を描けなかった)時のリスクは大きいですね・・・。
ただ、上手くいった時は、最高でしょうね・・・。
それ以上に幸せなことは、この世に無いと思います

私の場合は、
紆余曲折のドロドロな恋愛(という事にしておきましょう)だったので、
男性に多くを期待することは、この時点で既に無くなっており、
男性の紹介を受けるにあたって、特別明るい未来を思い描く事はありませんでした。
めかし込んだり、張り切る事も無く・・・、
ただただ、ただただ、ただただ、突き進んでいる状態でした。

恋愛で満足できる相手を得られなかったのですから、
紹介ですんなり理想の人が見付かる・・・なんて事は無い・・・という冷めた自分や、
私なりの「傷つかない予防線的考え」もあったと思います。

ただ、「出会い」には貪欲でした。
差し出された服に満足出来なければ、「気に入る服」を探すまで。です。
それは、納得(もしくは妥協)できるまで、続けるスタンスでした。



 9人目は、職場の上司の紹介で、静岡の取引先の方でした。

電話を受けたり、書類上だったり・・・と、
お名前だけは知っていましたが、それ以外は一切知らない方・・・。

どういう経緯かは分りませんが、
その日はわざわざ名古屋まで出て来て下さいました。
どこかへ行ったり、入ったり・・・は無く、
2時間一緒に居たかどうか・・・だったと思います。

でも、会話はどこか楽しかったですね。

地元での話として、
「茶摘みシーズンになると、親戚から駆り出されるんだよね。
 お茶の摘み方知ってる? こうやって指に挟んでパシッと採るんだよ。」
空港が出来る(もしくは拡大する)時のはなしだったでしょうか、
「もう少しであの茶畑も、良い値段で買い取って貰えたのに。
 どうしてもっと拡大しないのかなぁ・・・ねぇ。」
結婚の風習として、
「ウチの地元は大変だよ。一晩中飲まされて、無茶苦茶にされて・・・。」

そんな話をしながら、
「今頃、スタートしたかな」・・・と、競艇の話を挟み込んで来る人

「最高、いくら当たったんですか?」・・・と聞いたら、
「・・・言えない。」・・・という答えが返ってきたので、
たぶん・・・相当・・・良い思いをして・・・、なのでしょうね。
思うに、結構なギャンブラーだったのではないでしょうか

職場は大手でしたし、
仕事に対する姿勢や、(私の)社内での評判も上々でしたし、
スラッとしたイケメンで、「黒くない浜田省吾」みたいなイメージの人・・・。
人(女)を楽しませる話術もあったし、
間違いなく、万人受けしそうなタイプなのに・・・。

パッとしない私と、こんな所に居るという事は、
「恋に破れた」か、「理想が高すぎる」か、「女<趣味(競艇)」か、
おそらくその辺りなのでしょう。


 後日、職場の上司に「どうだった?」と聞かれ、
「私は良いですよ。でも○○さんにその気は無いと思いますよ。あはは。」
・・・と言うしかありませんでした。

どう思い返しても、「私」には興味が無さそうでしたし、
私が楽しませて貰ったとして、私は相手を愉しませる事が出来ませんでしたし、
「つまんない女だな・・・」と思われても仕方ない状態だったので・・・。

お相手の社内アドレスを知っていたので、翌日にはお礼のメールを送りましたが、
それに対しての返事は、たぶん頂いたと思いますが、内容は全く覚えていません。
恐らく、互いに社交辞令的なモノだったと思います。
そして、あの日は無かったかのように、普通の「取引先の人」・・・に戻りました。

ところが、私が結婚する(した)時、一度メールを下さいました。
もしかしたら、支店長に「なんとなく促されて」・・・だったのかもしれませんが、
それは、「結婚される(された)と聞きました。おめでとうございます。」
といった、完結で何処までもスマートな内容でした。

   素敵な人は何をしても高評価。
   普通でしたら、ただの「社交辞令」と評価されるでしょう。
   何だか不公平ですが、それが人生。・・・です。



 10人目は、職場の女の子(あおいちゃん)のお父さんの職場の人。

お父さんが話を持ってその方の所へ行って下さったのですが、
「祖父ちゃんが他界したので、すみません・・・。」という事で、お断りがありました。

・・・咄嗟に使う「逃げ口上」としては、上等です。
断られたと言うか、逃げられたと言うか・・・。

その前は、「ハワイに行くから、その話はまた・・・。」と言われていたので、
トコトン煩わしく思われているんだろうな・・・と、感じました。

それでも、あおいちゃんとそのお父さんが、怯まず話を進めて下さったお陰で、
後日、あちらの職場の方4名(お父さん・既婚者男性2名・お相手)と、
あおいちゃんと私、の6名で、飲み会をする事が出来ました。

 この人は、本当に喋らない人でした。
緊張しているのでは無く、面倒臭そうで、興味が無さそうで、
話しかけても、「うん」しか言いませんでした。
そのくせ、身内の男性陣とは大いに盛り上がり・・・。

まさに「煩わしい」と思っている姿、そのものでした。

その後、何故かみんなでカラオケに行きました。
10年振りだったと思います。
他の方の歌の上手さに驚きました。
特にお父さんともう一人の既婚男性は、聞いたことが無いくらい、素晴らしい歌声でした。

カラオケですから、会話はほぼ無し。
でも、会話が無いなら、こういった場で別の姿を垣間見る・・・というのもなかなか良いかもしれません。
・・・とは言え、紹介された人より、素敵な歌声に興味が傾いてしまうのですが・・・。
まぁ、そこに楽しい雰囲気があるのなら、それは何よりです

お開きになった時、気を利かせたお父さんが言いました。
「○○(紹介相手)を家まで送ってやって」
そして、車で来ていた私はこの方を家まで送り届け、帰宅をしました。


 無駄に名刺を下さる様な人ではなかったのですが、
その方の汚れた名刺を私が持っていたのは・・・、誰かに握らされたのかもしれません。
裏にくちゃくちゃ・・・と、電話番号が書かれていました。

そして後日、いつも通り、
「先日は有難うございました(男性陣がご馳走して下さった)。」と電話をしました。

でも、この紹介はいつもと違いました。
面倒見が良く一生懸命な父と娘によるもので、
「どうだった?」「電話した?」・・・という気遣いから、
家で、お父さんが気にしている様子なども聞き、
私も、色々考えながら時間稼ぎをしているわけにもいかず、
背中を押されまくり・・・な状態でした。

その後、
「では一緒に出掛けましょう」・・・という事になったのですが・・・、
これも社交辞令だったのかな。
前日だったか、数日前だったか・・・
「ものもらい(目が腫れた)になったので、すみませんが行けません。」・・・と。

   ハワイに、祖父ちゃんに、ものもらい・・・。
   よほど嫌だったのね・・・。


 そんな出会いでしたが、
何故か私は、この人と結婚しました。

それは、やはりあおいちゃん親子のお陰だと思います。

後で聞いたところ、
夫も飲み会をした後、「どうだった?」「どうだった?」・・・と、散々聞かれていたそうです。

そして、
周囲の仲間がどんどん家庭を持ってしまい、少し寂しくなって来ていた事。
ハワイの話も、祖父ちゃんが亡くなった話も、ものもらいの話も、みんな本当だった事。
学生時代の仲間が、プロのトライアスリーとであること。それが自慢であること。
・・・そんな話をしながら、少しずつ距離を縮めて行ったのですが・・・。

 この人は、本当に変わっていました。
別の言い方をするなら、「大丈夫か?」・・・という感じでもありました。

話題が無い事もありますが、本当に口数が少なく、何より愛想が無い。
逆に、お酒を飲むと「自分の好きな事だけ」を陽気に語り出し、ごり押しを始め・・・。
見方を変えれば、希に見ぬ「自分勝手な人」だったと思います。

学生時代から親元を離れ、地方へ出て、
割と自由に過ごしてきたこともあるのでしょうが、
他にも「え?」・・・と思うことは沢山ありました。

でも、私にとって、
この飾らない「自分勝手な人」は、思いのほか「楽」で、
自分らしくあれる「最高の人」と、感じるようになりました。

そして、夫は夫で、
「誰でも良かった!」・・・そうで、結婚に至りました。
  
   
   ・・・無邪気過ぎるだろっ

今でも「相変わらず」・・・の人です。



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あの人は今・・・(後編)

2017-03-12 04:14:15 | ちょっと寄り道=独り言=
 34歳の時、結婚した私・・・。
それまで、色々な方にお骨折り頂き、「良い人」を紹介して頂きました。

断ったり、断られたり・・・。
もしくは、それ以前の問題も、多々ありました。

今で言う「婚活」に近かったと思います。
考えてみれば、本当に呆れるほど回数を重ねています。

「合いそうだな・・・」と思って紹介して頂いても、
短時間でその方の良さを知ることは、なかなか出来ませんし、
やはり第一印象や好みも、それぞれ違うわけで・・・。

私は、こと男女に関しては、なるようにしかならない世の中だと思っているので、
上手く行かなかったとしても、挫折こそしませんでしたが、
「心理的に」傷ついたことはそれなりにあったと思います。
逆に、傷つけたこともあったと思います。
また、人様に頼る「紹介」は、名誉な事ではないと感じていた為、
回数を重ねながらも、なんとも複雑でした。

・・・と、
そんな過去も最近ではすっかり忘れていましたが、
ふとしたきっかけで思い出したので、こうして書いている次第です。



 さて、後編 


 5人目
職場関係のお姉さんからの紹介で、年下の可愛い子を紹介して頂きました。
本当に、なかなか可愛い子でした。
異性としてより、可愛かったかな・・・ソフトなイケメン君。

お姉さんの話によれば、このイケメン君は、
お姉さんからすると、少し残念な容姿の女性と付き合っていたらしく、
「もう少しまともな人を・・・」という事で、私との話が出たようです。

でも、こちらのイケメン君も、やはりその気は無かったのでしょうね。
誰に何と言われようと、彼にとっては、その彼女が一番で、
(私は彼女の存在を知らない事になっています)
社交辞令で適当に交わしておけば良い物を、
「機会があったら、案内して下さいね~(お気に入りのラーメン屋)」
と言っても、OKとは言わず、とにかく全体的にはぐらかされていました。

それから暫くして、
「みんなが止めるのも聞かず、その彼女と結婚した」と聞いた様な・・・。

でも、やっぱり、彼には彼女が必要だったのだろうと思うのですよ。
あのガードの堅さと、無理矢理私に逢わされて、しょんぼりしていた姿が、やたら初々しくて・・・。
そんな「想い人」がいるこの人を、とても羨ましく思いました


 6人目
時系列はメチャクチャですが、これはかなり若い頃の話です。

職場の世話好きなおばさんに連れられて、「紹介所」に行ったことがあります。
この時初めて「身上書」を書いたのですが、あれって微妙ですね・・・。
条件から入れるのは良いのですが、
「超エリート~~~」とか、「名家なの~~~」という肩書きが無い限り、
無難な学歴の無難な一般人の間では、何の魅力もくみ取れないし、
個人的には、「だから何?」・・・でした。

まぁ、身上書の話は良いのですが、(いや良くないか?)
私も当時は若かった。(にじゅうごろく・・・だった)
3人くらいだったかな、男性の身上書を見せられ、「(会うのは)どの人が良い?」・・・と。
「・・・う~ん。じゃぁ取敢えずこの人で。」と言って、紹介して貰う事になったのですが、
後でおばさんに、「“取敢えず”なんて言っちゃ駄目よ!」と、かなり叱られました。

まぁ、当然でしょうね。
居酒屋メニューじゃあるまいし、私に常識が無いわ。

でも、正直なところ「取敢えず」・・・だったのだよ。
「是非この人を~~~」・・・なんて人、居なかったもん。

そして、この人の印象は全く無いんだな・・・。
どれだけ昔でも、薄ら・・・くらいは、覚えていて良さそうなものですが・・・。
無難に会話こそ交わしたものの、存在が残らず・・・。
今となっては、等身大の看板と話していたのかな・・・とすら思ってしまいます。


 7人目は、職場のお兄ちゃんの奥さんの職場の人。

何がメインか分らない様な「色んな名目」で、大勢で飲み会をしたのですが、
職場のお兄さん夫婦が、自宅で「この二人はどうだろう?」・・・と話していたらしく、
互いの職場の独身同士を連れてきて紹介する・・・という場に、私が誘われまして・・・。

奥さんの話だと、「とても良い人」・・・らしいのですが、
この時も、全くその良さは分りませんでした。
大勢だったのもあるかもしれませんが、この人も等身大の看板みたいでした。

ただ・・・
この場は良かったのですが、その後「生理的に無理」な人になってしまいました。

居酒屋を出た後、その男性に「電話番号を教えて」と言われたのですが、
その時点で「何で教えなければならないんだ?」「初対面なのに」と思ってしまったのです。
当時は赤外線などという機能が無かったこともあり、
「自分の携帯番号、知らないんですよぉぉ」と、はぐらかしたのですが、
男ってアホだよね・・・。ホント馬鹿。

大勢の中の一人が、「俺、菫ちゃんの番号知ってるよ~。000-0000-0000。」
と、無邪気に私の電話番号を読み上げ出したではありませんかっ

とまぁ、100歩譲ってそこまでは良かった・・・と、しましょう。
その直後、この相手の男性が、その番号に電話を掛けまして・・・。
鳴りましたよ。私の携帯。
そして、その男性は言うのだよ。
「(番号は)間違いないね。これがボクの番号だから。」・・・って。

・・・そこまでする?
黙って登録しておくだけで、充分でしょ。
私はもう、ゾッとしてしまって、この瞬間に大嫌いになりました。

案の定、後日何度も着信があったのですが、
私はこの男性の番号に興味は無く、登録もしていませんでしたので、
かなり強引ですが、「知らない番号」という名目を通し、無視し続けました。
そして最終的に、紹介してくれた人に「どう?」と聞かれ、「ちょっと・・・」と返事をし、
それでやっとこの話は終わりました。

しかし、「自分の携帯番号を知らない」とか、教えられた番号を「知らない番号」とか、
私も白々しくよく言うよな~。 そして、私こそアホだよな~。
と、思いつつ、ああいう空気の読めないグイグイ来る人に対しては、
どうやってはぐらかすのが良いのか、アホなままなので、今でも分らず仕舞いです。

こう言ってはナンですが、
男性側には、スマートに「自分の連絡先だけを教え、相手からの連絡を待つ」
・・・というスタンスで望んで貰いたいものです。(←女の勝手な意見)


 8人目は、職場のおじさんの息子さん。

このおじさんのご家族には、本当に大事にして頂きました。
妹さんとは、とても気が合い、一緒に出掛けたりもしていましたし、
家族ぐるみで、そうなることを願ってくれていましたが・・・。

このご家族は、出身が秋田で、出稼ぎという形でこちらに来られて、
「秋田には大きな家が残してある」「定年まで勤めたら、家族で秋田へ帰る」
・・・というのが、将来図でした。
そんな話をよく聞いていたため、当時の私は、易々とその船に乗り込む事が出来ませんでした。

また、息子さんは、秋田では郵便局で公務員(当時は)として勤めていたそうですが、
「家族は一緒に・・・」という事で、お父さんに付いてこちらに越して来ており、
こちらに来てからは、「どうせ帰るし」・・・という考えがあったからか、
派遣の仕事に就かれていて、当時は勤務先を転々とされていました。

「家族一緒」は良い事です。
「派遣」が悪いわけではありません。

でも、
成人した大の男が、その「家族」に振り回されていて良いのかな・・・とか、
転々とさせられる「派遣」で、満足なのかな・・・とか、
私なりに、どこか理解しきれない部分が大きくのしかかりました。


   
   またまた長くなりました。
   
   本当にどうでもいい話ですが、「最終編」へ続きます。





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あの人は今・・・(前編)

2017-03-10 02:13:00 | ちょっと寄り道=独り言=
 もう15年近く前の話です。

結婚したのが34歳だった私・・・。
今でこそ、30代での結婚は「普通」ですが、
当時は「やらかしちゃったね」・・・くらいの超晩婚でした。

母を亡くしたのが、32の誕生日前日。
それから半年・・・。
「これではいけない」・・・と、何かに突き動かされるように、
「誰か良い人がいたら、紹介して下さい!」・・・と、触れ歩きました。
そして、有難いことに色々な方から色々な話を頂きました。


 そんな昔の話・・・。
すっかり忘れていましたが、ふとしたきっかけで「懐かしい色々」・・・を思い出しました。

母が亡くなる前の話もありますし、時系列は全く覚えていませんが、
思えば本当に、様々な出会いがありました。


1人目は、職場のおじさんの一人息子さん。
可も無く不可も無く・・・。
「良いおじさん」だし、「優しそうな息子さん」だな・・・という印象でした。
でも、だからといって「この人だ!」・・・とは全く思いませんでした。
要するに、そんな短期間には分からないし、判断出来ないのです。

後日、おじさんが言いました。
「菫ちゃん、どうする? 
 息子は『お父さんが良いって言うなら、付き合っても良いよ』・・・って言ってるんだけど。」

「付き合っても良いよ」・・・って、どれだけ“サービス精神重視”やねん
しかも、それは、親に対しても相手に対しても、・・・なワケで・・・。
そこに「自分」は無いのか?
・・・「上から目線」とも捉えられるこの言葉を聞き、この話は一瞬にしてお断りしました。


2人目は、伯母の紹介。
スラッと背の高い、なかなかイイ男だったと思います。
こちらも可も無く不可も無く・・・。
ただ不思議なことに、大好きなはずの「中津川弁」・・・が、
この男性の口から出てくる事に、異常な違和感を持ってしまい、
どうしても距離を縮める事が出来ませんでした。

結婚していたら良くしてくれただろうな・・・という一人でしたが、
「伯母→母」という筒抜け状態も嫌だったのだろうと思います。


3人目は、会社のおじさんの野球友達(と言っても息子世代の友達)。
これが驚いた事に、実は中学の部活の先輩の弟だったのよ
しかも、どちらかと言えば好きではなかった先輩だったので、
もうそれだけで「パス」・・・って感じでね・・・。

何よりこの日、私はなんとなく体調が悪くて・・・。
でも、ドタキャンするのは失礼だし・・・。
と、無理に出掛けたのですが、本当に申し訳なかった~

ハイ。乗せて頂いた車の中で、見事にゲロりました。
しかも、我慢に我慢を重ねていたせいで、フロントガラスまで届く噴きゲロ・・・。
自分でも、まさかそこまで体調が悪いとは思わなかったのですが・・・やらかしました。

ゴメン、弟。
ゴメン、先輩。
ゴメン、紹介してくれたおじさん。
会えることがあれば、もう一度心から謝って、お詫びをしたいです。

結局、この人については、「先輩の弟」と言う以外、会話をする余裕も無く、
恥ずかしくて申し訳なくて、お詫びの言葉を言うだけで精一杯で終わりました。


4人目は、友人のお母さんからの紹介。
友人の幼なじみで、高級料亭の息子で、板さんでした。

背は低めでしたが、男気があるというか・・・
別の見方をするなら、男尊女卑というか・・・
そんな印象の人でした。

全く心当たりが無いのですが、
この人には相当嫌われていたか、警戒されていたと思います。
・・・というのも、紹介者なり本人なりが連絡先を下さった時は、
後日一言お礼の電話を入れるようにしていたのですが、
この人は、何度電話をしても「無視」でした。

幼なじみのお母さんの頼みで断り切れなかっただけで、
おそらく、「紹介」とか、そんなモノには興味が無かったのでしょう。
そして何より、ちらりと「べっぴんさん好き」と聞いていたので、
まぁ、私がそれに該当しなかったのでしょう。
料亭に出入りするお客さんも、客層が高いようでしたし、
田舎くさい私は、似つかわしくなかったのだろうとも思います。



   はぁ~~~しつこいですね。

   誰も聞きたくないとは思いますが、後編に続きます。
   


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子の心 親知らず

2017-03-06 05:31:41 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 寝室に行くと、何故かテンションが上がる息子達・・・(現在3歳と1歳)。

眠いんですよ。
遊んでいても、疲れてボ~~~ッとしていたのに、寝室だと大騒ぎ。

二人でふざけ合ったり、部屋にある引出しを開けては、中身を吟味したり・・・、
眠るのに(寝かせるのに)1時間近く掛かります。

夜などは、足下の電気以外、真っ暗になるので、
お昼寝タイムほどではありませんが、それでもゴソゴソやっています。

最終的には、どちらかが寝落ちをすると、もう片方も続いて寝る。
・・・というパターンなのですが、
3歳のリロは、それでも寝付けない事があるようです。

そんな時は、私の顔や髪を触って来ます。

 
 眠くも無いのに、寝たふりをしている私。
結局眠りそうになっている所を誰かに触られる・・・って、本当に不愉快なんですよね。
いつまでも眠らず、悪戯をしてくるのも腹立たしいし。

「いい加減にしなさいよ
「もう、寝ないなら出て行きなさい
「お母さん、下に行っちゃうよ
私・・・、毎回そんなことを言って怒るのですが、その日は黙って耐えていました。

そしたら息子・・・、
私の頭をナデナデして、私の頬にそっとキスをし、
「さて寝るか」・・・という感じで自分の布団に入って眠り始めたのです。

顔に触って悪戯ばかりしてくる・・・と思って怒っていましたが、何だかジ~~~ン

親として、立ち止まり、反省させられる出来事でした。




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もうすぐ春

2017-03-02 14:48:22 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 4月から幼稚園に通うリロ・・・。
次男を背負い、腰痛や脚の痛みを抱えながら通った療育も、今月でお終いです。

4月からは、幼稚園に通いつつ、定期的に午後から療育にも通わせたかったのですが、
担当の先生にその希望を話したら、「ん?・・・どうして?」と。
「幼稚園に通うようになったら、まず幼稚園に慣れる事が大切なので、そちらを優先して下さい。」
「何かあれば、また応じますが、幼稚園でしっかり関わって頂けるはすですので。」
とまぁ、そんな内容のお返事でした。

半年間、私達親子にしっかり寄り添って下さった、とてもとても信頼している先生がそう仰るのなら、
それ以上要求する事はありません。
あっさり「分かりました。」と、言いました。


 でも、親としては、色々心配が尽きません。
何しろ、ちょっと標準の子と違う気がして・・・。

最近、頭脳だけは発達してきて、変に口が達者なのもある意味親泣かせです。
とにかく、なんだかんだと言い訳をします。
「今、本読んでるの」「電車が終わってから」・・・これらば時間稼ぎ。
「療育園が壊れちゃう」「リロちゃんの時計壊れちゃった」・・・これらはジャンプや体操を拒否する言い訳。
私が怒ったり、崖っぷちに立たされると、
「お腹すいた~」「喉渇いた~」「眠たい~」・・・と、可愛そうなボクをアピールして号泣。

「あんたは、もう!(怒)」と、私が怒りにまかせてしつこい息子を叱ると、
別の日に、「リロちゃん、○○XXばっかり言うよね~」と妙に客観的なモノ言いをし、
「いっつもいっつもで、困るよね~」と、駄目なボクを自虐的に言ってみたり。

言葉は、長文をペラペラ話すし、意味も理解しているし、
世の中に興味を持っていて、分からないことは何でも聞いてくるし。


・・・こうなると、
どうしても月齢(現在3歳一ヶ月)より大きめの扱いをしてしまいがちですが、
生活面が全然ダメダメで、オムツも取れないし、着替えも全くやる気が無いし、
靴下一つ履くのも、遣らせるのが毎日本当に大変で・・・。

世の中や他人の事はよく見ているんですが、要するに「自分の事が全く見えないタイプ」で、
そんな状況の自分に対しては、恥じらいどころか関心すら無い様で、
怒られても、全く気にしていないんですよね・・・。

タコみたいにクニャクニャ寄りかかって来て、「あはは・・・やって~」って。
「あはは・・・じゃないでしょ(怒) ちゃんと自分でやりなさい!(怒)」に始まり、
一応、手取足取り教えるのですが、聞く気も遣る気も全く無い。
そして、「置いてくよ!(怒)」・・・で、泣く。パニクる。だけど反省はしていない。


 でもこれは、療育とはまた別の問題なのかな・・・。
園長先生に、ちょっと相談したのですが、
「難しいよね~」「リロちゃん、そんな風なの?園長先生見に行っちゃうよ~。」
と、笑って仰り、それっきりアドバイスもありませんでした。

相変わらず人の話(療育中は先生の話)を聞いていませんし、
春からの幼稚園生活が、心配なんですけどね・・・。
温厚で、変にポジティブな子だから、集団の一人としては別に問題無いって事でしょうか。

確かに療育に通う頻度の高い子は、多動だし、奇声を発するし、モノを投げるし、
言葉が出なかったり、人前だと返事すら出来なかったり、
やんちゃや利かん坊とは、また少し違った特性を持っているので、
そういうお子さんと比較すれば、「取るに足らない」と思われているのかもしれません。


 でもまぁ、とにかく、今月一杯はしっかり療育に通い、
信頼している先生が導いて下さっている通り、
春からは、幼稚園生活に慣れる事から頑張りたいと思っています。



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