パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

点滴が取れた

2019-02-26 14:47:44 | 病気
 入院7日目にして、点滴が取れました。

5日目くらいから、食事も五割以上食べられるようになり、
健康な時よりも、好き嫌いを言って残しますが、
炭水化物やお菓子を食べたがるなど、食欲が徐々に戻ってきました。

ただ、点滴で水分を補っていたせいか、
点滴をしていた期間は、ほとんど水分を摂らず、
ジュースですら、複数回に分けて、チョビチョビ飲むのがやっとでした。


 無事に点滴は外れましたが、
長い間、点滴に繋がれ、手をぐるぐる巻きに固定され、
左手を使い方を忘れてしまった様です。

ご飯の茶碗も、「おかーさんが持って!」と言い、
左手は、タラン…としたに下げたままです。

 そして、薬の副作用なのか、今までの分を取り戻しているのか、
健康な時以上に「おなか空いた~!」「おやつ食べたい~!」…と。

元気が無かったと時は、
「何でもいいから…」とお菓子など、好物を薦めていましたが、
今は、そういう訳に行きません。

親子で、我慢と融通の鬩ぎ合い…です。




小児科病棟

2019-02-25 06:00:16 | 病気
 こればっかりは、
病院の考え方や体制だけでなく、
運不運もあるかもしれませんが…。


 初めに入った病室(4人部屋)は、私の中では「凄かった」です。

 年少~年中の思われる女の子と、その家族は、
「放送してくれているのかな?」…と思うくらい、結構な音量でDVDを見ていて、
携帯電話の利用も禁止なのに、
普通に「あ~どうもどうも。今病院でね~。」なんてやっていて、
しかも声が大きくて。

カーテン越しに聞こえる女の子の様子は、
「退院待ちの元気な可愛い女の子」で、「子供らしい愛らしい子」なのですが、
親やお祖父ちゃんがね…。

子供が煩いのは全然気にならないし、むしろ可愛くて嫌いじゃないのですが、
付き添いが煩いなんて、納得できないし、最悪です。

病室のみんなが「退院待ち:元気」なら良いですが、
こっちは、ぐったりしている患者ですし、
本当に嫌な気分でした。

 他には、カーテン越しに、
知的障碍児と思われる小学5年生くらいの男の子。

この子の場合は、仕方がないのかな。
お母さんのご苦労も伝わってきました。

が…

AKBの「フォーチュンクッキー」を、エンドレスに流していて、
これも音量が「レクリエーション?」…と思うくらいの音で、
おそらく、これを聞いていると、落ち着いているのでしょうね…子供さんが。
子守歌のように流し続ける…ママさん。

 もう一人は、2歳くらいの男の子でした。
静かに生活をされており、
気が付いた時には、ベットの入れ替えが入り、
退院されたのか、部屋を替られたのか、分かりません。


 そして、女の子が退院し、空病床が2つ。

半日後、2人の赤ちゃんが入りました。

赤ちゃんの泣き声は、泣き叫んでいても可愛いです。
どうして、大人の声には、こんなにモヤモヤしてしまうんでしょう…私。

こっちも、一人の赤ちゃん家族の方は、な~~~んか嫌な感じで。

お見舞いのお祖母ちゃん方(両家)がね…。
「こんなに小さいのに…涙が出てくる」と言って泣くのよ。

   泣きたいのは親だわ!
   泣いてる場合じゃないだろ!

…って、思てしまって。

「点滴なんて可哀そう」「私は点滴…って聞いただけで駄目…」って。

可哀そう可哀そう…と言われることにより、
相手が精神的に責められたり、落ち込んでしまう事なんて、お構いなし。

カーテン越しに聞いていると、
なんだか、南部戦争時代(風と共に去りぬ)の映画を観ている様な、
「しらじらしい貴婦人ぶり」が満載で、嫌悪感がありました。


 でもまぁ、
見舞いに来てくれる家族や、サポートしてくれる人が、
圧倒的に少ない我が家(私)にとって、
ただ単に羨ましく、僻んでいるだけなのかもしれません。

 その後直ぐ、
(旦那サンの希望で)予約してあった個室が空き、そちらに移りました。

個室は、静かで自由です。
子供が騒いでも、親が声を荒げて叱っても、多少のことは大丈夫です。

夜中の3時に目が覚めてしまっても、身の置き場に困りません。
ライトだって使えます。
パソコンだって出来ます。

ですが、人の気配がが無いので、少しだけ寂しいです。

入院している次男ルーも、
周囲の騒めきに耳を傾けるなど、世間と関わっていたのに、
ポツンと、母と二人きりになり、退屈で、わがままが増えました。

部屋が広くて開放的になったせいか、
こんなに幼くても、「こっちが良い」…と言います。

 
 医師から「4週間」…と言われている入院生活。
他にも心配はありますが、請求書もね・・・。
でも、保険に入っているので、それでカバー出来るかな。





もしかしたら…

2019-02-25 04:47:56 | 病気
 入院病棟に入り、
グロブリンの投与が始まりました。

そのお陰で、熱は丸1日掛けて下がりました。
(まず熱を下げることが第一関門だそうです)
とりあえずは治療方針の予定通りに進み、
グロブリンの追加投与はありませんでした。

目の赤み
体の発疹
手足の赤みや浮腫み
唇の赤み
首のリンパの腫れ

日に日に、症状が無くなっていっている…という事は確かでした。

ただ、
おしっこが出ない
胴回りが膨れ上がるように丸々している。
当然、排便も無い(6日間)。

そして、一日中、
背中にクッションを充てて、言葉少なにドテッともたれ、
うつらうつらしている。

こういった症状に、親としては、
「何か、更に別の病気が隠れているのではないだろうか…」と、不安になりました。

結局、入院3日めにして、浣腸をしてもらい、
その影響では無い…と、今になっては思うのですが、
その後、おしっこが出る様になり、
日を追うごとに、排尿の量が増え、
息子の身体が機能し始めた事に、やっと回復の兆しを感じ、安心しました。




次男の危機

2019-02-24 06:02:37 | 病気
   優しい旦那様が、パソコンを持って来てくれました!

   どこへ?…って?

   病院へ。


 今日は日曜日なので、ちょうど一週間になるのでしょうか…。

次男ルーが、14日(木)から発熱をしまして、
まぁ病院にも行ったのですが、その時の症状は、熱以外は出ておらず、
「数日後に風邪の症状が出るかもしれないので、風邪薬を出しておきます。
 でも、熱が下がらないとか、ぐったりしているとか、
 様子がおかしかったら直ぐに病院へ来る様に。」…と言われ帰宅。

翌15日(金)も熱が下がらず…。
夜中に、「気持ちが悪い」と言って起きてきて、
グレープフルーツの皮を絞ったような胃液を、3回吐きました。


   この時点で、もう少し危機感を持てば良かったのですが…。


いつもは、2日くらい経過すると熱も下がって来ますし、
食欲はありませんが、吐いた後はスッキリ元気になったように見えました。

そして、16日(土)。
この日は午前中に、幼稚園の行事があり、家族4人で行きました。

この時も、次男は熱があり、
でも、子供だからか、そこそこ動きもあり、
「今日明日には熱も下がるだろう…」と思ってみていましたが…。

この日は、発熱3日目の体調不良で、
目が少し窪んだ様に見え、
そして、その眼は徐々に赤みを増して行きました。


   この時点で、更に危機感を持つべきでしたが…。


16日は、この後も用事が続きました。
次男もラーメンを食べるなど、食欲が回復して来ましたので、
「このまま、回復していく」…と、当然のように思っていました。

そして、この夜、胴体に赤い発疹を見つけました。


   この時点で、もっと危機感を持つべきでしたが…。


「熱による発疹」というのは、よく聞きます。
痙攣もしていなかったので、「熱発疹」だと思っていました。


17日(日)。
この日は、掛かりつけ病院も大きな病院も休診。

今思えば、素直に「休診」と思わずに、
急患とか、何らかの方法があったのだろうな…と思います。

この日の朝は、少し元気を回復したのか、きしめんを食べました。
昼には、カステラを少し食べ…。

だけど、やっぱり40℃前後の熱を出し続けている状態で、
この夜、初めて座薬を入れ、朝が来るのを待ちました。


18日(月)。
掛かりつけの小児科へ。

病状を告げ、「否定して欲しい」と思いつつ、
気になっている病気を口にしてみました。

「川崎病も気になるところです。
 まずは検査をしてみましょう。」

「白血球の数値が20600と高いです。
 炎症反応CRPも、6.6と高いです。
 よく似た症状のアデノウイルスは、検査反応が出ませんでした。
 川崎病の疑いがあるので、今から直ぐ、KK病院へ行って下さい。
 病床の確認と紹介状の準備をしますので、お待ち下さい。」


   まさか、本当に川崎病だったとは…。

きちんと治療をすれば、治る病気だとは分かってますが、
そうは言いつつ、謎に満ちた深刻な病気でもあることも知っています。


 辛かったであろう、息子の事を想いながら、
後悔ばかりの入院生活が始まりました。