パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

本格的な療育へ

2016-06-29 14:55:38 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 2歳5か月のリロは、2歳児検診で引っかかり、くじら教室へ。
春からデビューをしたのですが、そこでも引っかかり、
このたび、本格的な療育を受ける事になりました。

元々、生まれた時から育て難い子でした。
でも、「私(親)が不慣れで未熟なだけ」「子供なんてコンナモノ」…と思っていました。

女性専用サイトを見ていると、子育ての悩みに対して、
「そんなの普通ですよ」
「そんな事で悩むなんて、子育てを舐めていたんじゃないですか?」…等、
かなり辛口というか、攻撃的というか、そんな回答を目にしていたからかもしれません。

   でも、やっぱりそれだけじゃないのね…。

よく、やんちゃな子を目にして、
「親の顔が見てみたい!」「最近の親は!(怒)」…なんて話が話題になりますが、
今は、親の教育だけが問題ではないんだなぁ…と、理解しています。

何でもそうですが、
その立場に立ってみないと、わからない事…というのは沢山ありますよね。
よほど知識があるか、懐が深くない限り、世の中のほとんどか、そうじゃないかな。



 療育の話が出たときは、
「え? そんなにウチの子って変ですか?」
「あれこれも、出来る様になってきていますよ」
「前はもっと酷かったけど、落ち着いて来ましたよ」
「保育園ではトラブル無く、落ち着いて過ごしていて、先生にも可愛がって貰っていますよ」
…そんなことを、ツラツラと訴えたくて仕方ありませんでした。

 
「こういう所がありますが、どうですか?お母さん」。

それは、“打診”というより、限りなく“指示”に受取れて…。

それに対して、断る理由も無く…。

療育は敷居が高いと思っていたので、まさか自分たち親子が通うとは思っておらず、
ショックもあり、突然の辞令に驚いた様な、そんな呆然とした気持ちでした。


 人生、想定外の事が起きると、無駄に落ち込むものですが。
私も、ドボ~~~ンと落ちて、その日の夜は眠れませんでした。

旦那サンは、「行けば良いじゃん。そりゃ(ハチャメチャだから)治さないと。」…と。
ごくごく普通に受け入れていて、前向きでした。

ウチの旦那サンは、前向きというより基本的に合理主義。
女特有の感情論は無縁の人です。
「必要なことはやる」「無駄にグチグチ悩まない」みたいな考えなので、
私の人生、それに救われたところは大きいと思います。

「あのね、無駄に悩むと人生損するよ」…などと、悟ったような事を言われると、
正論過ぎて反論できない自分にムカつきつつも、鎮火するのですが…。

でも今回は、旦那サンの正論も、私のモヤモヤを払拭しきれませんでした。


 週末、
悩んだ末に、近所の「元担任の先生」に、相談をしに行って来ました。

話も聞いて貰いましたが、市のシステムや良い先生が居る児童センターなど、
今後の、そして今の心の支えにもなってくれそうな情報を沢山教えて頂きました。

そして、先生も私のネガティブな考えを否定し、
「保健士さんも保育士も、もっと上手に使わないと!
 そんな事思わなくて良いから、『こうしたほうが良いんじゃないかな?』とか、
 親として感じた事や思った事は、何でも話して良いんだよ」…と。

相談サイトを見過ぎのせいか、
「親がそういう事を言っているから、子供がコウなんだわ!」…とか、
「素直に言われたことを受け入れないから、この有様よ!」…とか、

女の職場で、割とハッキリきっぱり、自信満々にモノを言ってくる職員さんと接したりすると、
「些細なことを伝えたいだけなのに、相手にへそを曲げられても困るし…」とか、
そんな最悪なことばかり想像してしまい、不安ばかり膨らんで…。

それに実際、優れた先生(保健士)と、そうでない先生(保健士)が居るわけで…。
もちろん、相性もあるでしょうし…。

 元担任の先生は、それらについて察して下さり、
「〇〇センターの〇〇先生は良い先生よ」
「うんうん。その先生も一緒に仕事してたけど、凄く勤勉で良い先生だよ」
「□□センターの先生は、ちょっと一方的かな」
「△△の先生は、ちょっと合わないかもしれないなぁ」…など、
具体的に、寄り添ってくれそうな先生を教えて下さいました。


 それらの道案内をして頂き、私はやっと心の落ち着きを取り戻しました。
そして、次の週、以前行ったことのある児童センターへ行って来ました。




塩とゼリー

2016-06-27 06:15:11 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 貴重な晴天の朝、
洗濯機から、洗い終わった洗濯物を出そうとしたら・・・

まさか・・・これは・・・噂の・・・アレ?
THE・紙オムツ洗濯

日頃は紙オムツに助けられて生活をしていますが、
この日は紙オムツによって地獄に落ちました
 
   誰だ~~~
   私か? 旦那か? 息子か?

怒りの矛先は無く、とりあえず息子に現状を見せ、
「洗濯物がグチャグチャになるから、オムツは入れちゃ駄目だよ」・・・と。

息子は、大変な事が起こったのを理解してか、
母の脚にまとわりついたり、グズグズ言ったりすること無く、
静かにそっと、様子を伺っていました。


 即座にネットで調べましたとも。
ありがたいね~現代文明
頭が良い人に代わって、知識を与えてくれる。

とりあえず、総合判断をして、
・洗濯槽を掃除し、
・洗濯物のゼリー(吸水ポリマー)を払い落とし、
・浴槽にお湯を張り、そこに塩を入れ、被害にあった洗濯物を予洗いし、
・ソレを洗濯機に入れ、再び塩を入れて、普通に稼働。

なんでも、塩はポリマーを分解する性質があるらしく、
あの固形物が、微粒子になり流れて行くそうで・・・。

浴槽での予洗いでは、
ゼリーは見当たらず、心なしかお湯がドロッとしていました。
そして洗濯機で洗った後は、全くと言って良いほど、何も付着していませんでした。

素晴らしい!

私には見えませんでしたが、
もしかしたら、目を皿のようにして見ると、微粒子が見えるかもしれませんが。


 あとは、洗濯機・・・。
塩を使うと錆びる危険性があるので、この方法は決して「推奨」では無いそうです

それでも身体にポリマーが付着したり、吸い込んだりするのは嫌なので、
私は強行に、塩を使いまくりました。
そして洗濯機に、「錆びないでくれ!」「耐えてくれ!」と念じました。



二人の成長

2016-06-18 04:40:41 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 乳幼児の成長は早いですが、
2歳児は「人間らしさ」という面の成長が、とても素晴らしいです。

本来はもっと早いのかもしれませんが、
2歳4ヶ月頃からは、こんなリロでも、お片付けをちゃんとするようになり、
「○○出来たら、お出かけしようね」「○○食べたら、おミカンあげるね」
などの“交換条件”に応じられるようになりました。

こうなってくると、親としてはとても“楽”です。

「ここは、ちゃんと手を繋ぐよ。言うこと聴かないと、もう連れて来ないよ」
という言葉も、通じるようになりました。

でもまぁ、気まぐれな2歳児なので、油断は出来ませんが・・・。


 逆に、
7ヶ月の次男ルーは、大人しくて穏やかで育てやすい乳児でしたが、
成長と共に、完全に“男坊主”になり、ま~~~激しい激しい

身体が大きくて、まだ寝返りもお座りも出来ない分、
下半身を、ドン・ドン・・・と、何度も振り下ろしたり、
ベビーベットの柵を、ガンガン蹴ったり、
ベットにつけてあるメリーの機械をつかみ、ガシガシ揺すって取ろうとしたり、
無駄泣きこそしませんが、泣く時は、ひゃぁああああ~・・・と、
もの凄い勢いでアピールして来ます。

後は、自分もお兄ちゃんと同等の気分になっているんでしょうね。
リロが飛び跳ねて遊ぶと、自分もバンボやバウンサーに座って、キャーキャー身体を揺すります。

赤ちゃん(?)の習性なので仕方ないのですが、
お兄ちゃんの髪の毛を、ガシッと掴んで引っ張ったり、
そばに来たお兄ちゃんを、ガンガン蹴ったり、
いかにも「下の子」、そして「次男」・・・という成長振りで、
今度は、こちらが大変になりそうです。


 あぁ~
リロでもルーでも良いから、早く入園して欲しいなぁ。
まぁ、順番から言えばリロだわね。

でも、幼稚園に入ったら楽になるかと思いきや、
行事や送迎や・・・で、タイムスケジュールに縛られ、「結構忙しい」らしいですね。
なんて、“楽”を求めるのは、お門違いですけれど

だけど、家で“あちこち痛いババ母”&“泣きわめく乳児”と一緒に過ごすより、
幼稚園でお友達や先生と元気に遊ぶ方が、健康的だし、リロにとっては良いよね。

リロ、人見知りしないし、「入れて」とか「貸して」とか、平気でやるし、
もう、そういう段階に入ってきているんだろうな・・・と、最近しみじみ感じます。

入園してホッとする反面、
なんだかんだ言って、意外と寂しいかもしれないな・・・私。




産後の危機

2016-06-15 21:01:25 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 食べる事しか、楽しみが無くなった旦那サン。
妊婦か?と思うほど太りましたが、実は私も人の事を言っている場合ではありません。

不妊治療で太り(ホルモン治療って太るのよ。体質なのかしら?)、
妊娠して太り、
出産しても体重が落ちず、
二人目を出産後は、更に体重が落ちず、
理想の体重48.5㎏に対して、なんと10㎏近く太ってしまった私。

明らかに、一回り大きくなりました。
しばらく会っていない人は、私を認識できないかもしれません。


 少し前までは、こんなに↑深刻に思っていなかったのよ。
でも、先日、自分の写真を見て、その現実にやっと気が付いて・・・。

学生時代の友達で、結婚・妊娠・出産・・・と、
どんどん大きくなって行った子を見て、
「あーあ。どうしてあんなに大きくなっちゃったんだろう?」・・・と、ぼんやり思っていましたが、
まさに自分は「ソレ」です。

体型は「万年妊婦」だし、
10㎏重くなったのと・・・、
子供に栄養吸い取られたのと…、
単純に老化と・・・、
で、膝はミシミシ音を立てるし(水も溜まっているし)、腰は痛いし、もうヨロヨロよ。

今は、地ベタに座ったり立ったりするのがしんどくて、
子供と遊んだり、着替えやオムツを替えたりするのも辛くて…。
もうね…、老人より老化していると思うくらい。

まぁ、老化は仕方が無いとして、体重だけはなんとかしないとね…。

でも私も、「甘い物を食べること」しか楽しみが無いのよ…。
特に、ちょっと高級なチョコやアイスがお気に入りで、
シュークリームやケーキなんかも、過去に経験が無いくらい身体が欲して、
ヤバイなんてもんじゃない。
若い頃は、目立って太ることは無かったけれど、今は太る一方だからね…。


この現実をどう打開していくか?
今後の大きな課題です。



思い出づくり

2016-06-03 07:31:00 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 なかなかブログを更新できず、「今更・・・」ですが、

GWは楽しい事が沢山ありました。
でも、それより何より、・・・疲れました。

この時期は、服やら寝具やら、夏の準備をしなくてはならないし、
夫は夫で、家庭菜園のを耕したり植え付けたりで忙しいし、
結局二人とも忙しいのに、子守はしないといけないし・・・。

「今(数年)は仕方ない」と、割り切ってしまえば良いけれど、
やりこなせていないことが山積みで、精神的に追い詰められているのか、春から胃が痛くてね・・・。
先月、精密検査を受けて来たトコロです。


 そう。
GWは、2泊3日で信州へ行ってきました。
しかし、子供の荷物の多いこと・・・。

夫婦二人の時は、早朝からサッサと動けましたが、
身支度も3人分しないといけないので、「ゆっくり旅行」・・・どころではありません。

子供は、外ではハシャグし車中では眠いだの退屈だのと愚図るし、
旦那サンは、子供を制する事や予定通りに動けない事にイライラしているし・・・。

「旅行=贅沢な事=楽しい事」・・・の筈なのに、
帰ってきてからは、「暫く旅行はしたくない」・・・と、心底思いました。


そんな気持ちを、お隣の長男さん夫婦に話したら、
「あ~大変だよね。分かりますよ。
 でも、後になってしか分からないかもしれませんが“今が華”ですよ。
 ウチなんか、二人とも成人して寂しいモンです。
 子供達はもう付いてこないし、“犬だけが生きがい”でね。
 留守番をしている子供に、
 『マシュは元気ですか? ご飯は食べましたか? 散歩は行きましたか? ウンチはしましたか?』
 そんなメールばかりして、つならないモンです。
 大変だとは思いますが、良い思い出になりますし、旅行は沢山してください。」・・・と。

アホな私は何でも旦那サンに話してしまうので、
「お隣さんに愚痴って来たわ~」・・・と、その話をしたら、
「でしょー。だから旅行はしんといかんのだって。
 大きくなって“近所の境界線(矢印)”の思い出しか無かったら、どうよ?」・・・って。

 ※リロは、Eテレの「デザインあ」が大好きで、
 そこでたまにやっている「やじるしソング」が大好きで、
 その流れで、矢印が大好きで、
 外で矢印を見かけると駆け寄って行きます。
 そして、一番身近で数が多いのは、近所の境界線(赤い杭)に表示されている矢印で、
 団地を散歩すると、一軒一軒立ち止まって・・・というか、しゃがみ込んで、
 「イジラシ(「ヤジルシ」と教えても言おうとしない)」・・・」と言って、
 愛おしそうに眺め、なかなか前進出来ません。



そう言われると、「それもそうだ」と思ってしまう私は、つくづくアホだと思います。

でもまぁ、
大変な旅行というものは、かなりのインパクトで思い出に残りますし、
そういう意味でも、アリなのかな・・・。


 次男のルーが生まれ、私一人では、幼児二人の世話がなかなか出来ず、
遅くまでのんびり仕事が出来なくなった旦那サン・・・。
元々5時起きで出勤していましたが、もう半年以上前から、
2時とか3時に起きて、自宅でパソコンを開き仕事をしています。

仕事で疲れ・・・
子守で疲れ・・・
妊娠中は私が入院したり・・・で、ちょっとした遠出にも行けなかったし、
「もう、食べる事しか楽しみが無い!」・・・という旦那サン。
「妊婦か?」・・・と思うくらい太りました。

ここまで来ると、何か楽しみを作らせてあげないと・・・と危機感もあり、
次の旅行の計画を許可しましたが・・・、楽しみやら、考えるだけで疲れるやら・・・。

次こそは、楽しめたら良いな。