パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

男と女の概念

2016-03-29 14:59:29 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 やっと暖かくなって来ましたが、
寒かった頃は風邪ばかり引いていた、長男リロ…。

かかりつけの小児科がお休みの時は、別の病院でお世話になったのですが…。
そこは小児科と言うより色々科?…で、患者さんは爺ちゃん婆ちゃんばかり。

人間は、見た目で“赤ちゃんの性別”を見分けるのは、なかなか難しい事ですが
2歳になるかならないかのリロにとっては、ご老人の性別を見分けるのも難しかった様で、
お婆ちゃんを指して、「じいちゃん!」…と言ったのには参りました

確かに高齢になると、着る物の色目も男女さほど変わらず、
体の大きさや、髪型、何となくの物腰…での見分けになる場合もあります。

「おじいちゃんいるね。おばあちゃんもいるね。」…と誤魔化しましたが、
リロにとっては、どこが判断基準だったのでしょう…


 その後、
2歳ちょっとになったある日、リロは私を指して言いました。
「おかあさん、オジサン」

ちょっと待った! 私はまだ老人じゃないしっ!
どう見ても「おばさん」でしょうに!
…と思っているのは、実は私だけなの?

基本的に、ズボンしか履いてないし、髪の毛は短髪だし、化粧してないし、
それって、幼児から見たら、やっぱり「オジサン」なのかしら?

…ちょっとショックな一言でした。




支援センターと児童センター

2016-03-25 16:11:26 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 今月に入ってから、
支援センター(3歳位までが対象)や、児童センター(18歳までが対象)に、
ちょくちょく通う様になりました。

私的には、支援センターの方が合っているかな…。
やっぱり幼児専門な分、話し方から対応まで、ソフトな気がします。


 児童センターも良かったんだけどね…。
凄く期待してたんだけどね…。

保育園の担任の先生が、
「良い先生がいるの。行ってみたら?」と教えて下さって、
行ってみたら、本当に暖かくて感じの良い先生がいらして、
即、大好きになったんだけど…。

ある日、一時保育の先生が、
「りロちゃんのママ、○○児童センター行ってますか?」って。
「ハイ。たまに行ってますよ。何かあるんですか?」って聞いたら、
「T先生に不幸があってね…」って。
胸騒ぎがしつつも、それってどんな不幸なんだろう…と思っていたら、
「T先生、お亡くなりになったの。」…って。
インフルエンザをこじらせて、心臓に菌が入ってしまった…って。

もうね、ショックでショックで、泣けて来ました。
たった3回しか会ったことのない先生だったけど、衝撃が大き過ぎました。

   こう言っちゃ何だけど、
   やっぱり神様なんていないと思う。
   あんな優しくて良い先生を連れて行ってしまうなんて…。

あんなにお元気だったのに。
全然、コホンコホンとかも無かったのに。
最後にお会いして、3日後くらいに亡くなってしまわれたなんて…。


 その後、
児童センターへは、3回くらい行ったかな…。
でも、そこにT先生の姿はなく、床から伝わってくる冬の寒さだけが印象的になりました。

もう一人の先生は、幼児より児童向きと言うか、養護より教育と言うか、
一斉保育重視型で、自由人のリロに対して、少し冷たく感じられて…。

滑り台で遊んでいた時、
滑り切ったばかりのリロの後ろから、間髪入れずに滑り下りてきた子がいて、
それを見ていたどこかのママさんが、「あっ」…と声を上げたら、
「りロちゃん、そんなところで寝てちゃ駄目でしょ!」…って先生が。

リロは、後ろから追突されたショックと、先生に叱られたショックで、
しばらく放心状態で、寝ころんだまま天井を眺めていました。
リロは、悪くないのに…。

言う事に従わないし、あまり良く思っていないんだろうな…と、その時思いました。
はしゃいで一人走り回るリロを、理解して下さる先生はいないのだと。

先生に悪気がある訳ではないのは分かるし、
日頃やんちゃくちゃをしていれば、濡れ衣を着せられる確率が上がるのも分かる。
そんなつまらない事を、いちいち気にしていても仕方がないのも分かる。

だけどね…
やっぱり何だか、親として「先生と接する喜び」というものが感じられなくて…。


 今は、支援センターを中心に通っていますが、
児童センターには、児童センターの良さがあるので、
この春からは、別の児童センターにも行ってみようかな…と考えています。

それにしても、
子育てと言うか、子どもを介した人間関係って、難しいですね…。
 


お年寄りは大事

2016-03-14 06:12:15 | ちょっと寄り道=独り言=
 先日、団地の総会がありました。

役員同士が泥仕合を始め、荒れました。

住民は、どっちが正しいのか静かに見守りつつも…唖然。

毎年、質問や意見を仰っていた“おじいちゃん”が、止めに入りました。

「この場は、住民が報告を聞くところ」


 分かるんだよ…。
一生懸命にやってきたからこそ、頭に来る事もある。
評価が低いと、ひねくれた態度をとってしまう事も理解出来る。

だけどさ、
ひねくれちゃった役員は、家族や仲間総員で、壇上の役員を責め立てるのよ。
「自治会長!お答えください!」
「お答えください!」
…て、誰も「答えない」なんて言ってないじゃない

ひねくれた役員の奥さんらしき人…、
ご主人を含め、知識もあるし、頭も良いんでしょうね。
でも、かなりの喧嘩腰で、見苦しかったし、心底吃驚した。


 毎回、重箱の隅を突く様な質問や要望をする“おじいちゃん”。
歳は、80前後くらいかな?

話し方も紳士だし、私は結構好きだけど、
住民の中には、アンチも居たりします。

ですが今回は、意見を仰るごとに、拍手が上がりました。

それだけ自治会がきちんと機能する様になり、
“おじいちゃん”が細かい事を意見する必要が無くなり、
重要な事だけを審議すれば良くなったという証拠でもあると思います。

そして、やはり、
当然と言えば当然のことを、
的確な言葉で、
物腰柔らかく、
団地が良くなり、
未来につながって行く事を心から願って…
という姿に、

「良くぞ言ってくれました!」
「拍手をせずして、どうするの?」…という想いが、住民にありました。


 老若男女、
世の中にはいろんな人がいますし、頭のいい人もいますが、
やはり、人生経験が深く、その上で人間が出来ている人…というのは、
組織の中では、とても大事だと感じます。
そして、そんな人に対しては、誰もが素直です。

“おじいちゃん”を含め、高齢者は団地の宝物です。

私に、何が出来るというわけではありませんが、
この先、「宝」と思える高齢者が増えて欲しいし、
高齢者に意地悪な事を言う人が減り(そういう人が住民の中にいるらしい)、
大事に思える住民が増えると良いな…と思います。



チョコは原動力

2016-03-10 06:44:17 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 誰もが通る道だと思いますが…

乳児の世話は、夜中もあるわけで…

睡眠不足で疲れます。


私の場合、
夜中のミルクの後、眠れないのが困りモノ。

子供は寝ているのだから、普通に眠れば良いのに、
神経が高ぶっているのか眠れないのです。

   なんなんでしょう?

やっと眠りについた頃、またミルク…
というか、私の場合このタイミング(4時)に起床。

ミルクやオムツなど次男の世話をし、
前日の夕食の食器を洗い(旦那の食器や鍋とか)、
洗濯機から洗濯物を取り出し、ハンガーに掛け、
その日の天気を見たくてネットを開き、ついでに他の記事も見て一息。

軽く朝食を済ませ、
長男の食事を準備し、
起床時間が来るまで、片付けなど雑用をする。

保健師さんは、「お母さんも日中、子供と休んでね~」…と仰るけど、
日中は、長男と二男を交互に寝かせ、
その間起きている方と遊んだり、夕飯の支度をするので、
子供と一緒に寝る訳にもいかず…。

   多分、私のやり方がアホなんでしょうね…。


 なんだかんだと、
愚痴と言えば愚痴なんでしょうけれど、
子供は可愛いし(腹の立つ事も多いけど)、愚痴りたい訳じゃ無く、
誰かに分かって欲しいというか、そんな感じかな。

でも、世の中、働いているママさんもいるのだし、
専業主婦がブツブツ言っていたら、怒られそうですが、
「他の誰もが出来ているから、あなた(私)も出来る!」
…という物でも無いんだろうな~と思ってみたり。

スーパーママからは、
「何言ってるの?やる気が無いだけじゃない!」
…と言われるかもしれませんが、
世の中、やる気と努力だけで東大入れる訳じゃないし、ね。

まぁ、
そう思える私は、子育て鬱になる確率は低いタイプですね。
さ、今日もこっそり、戸棚のチョコレートを食べながら頑張ろう



親の呼ばせ方

2016-03-03 13:50:12 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 私達夫婦は、40代の高齢出産。

親の呼ばせ方…については、「お父さん・お母さん」しか、頭にありませんでした。
孫がいる世代で、「パパ・ママ」…はね…
小っ恥ずかしくて、自分達の価値観としては、あり得なくて…。

でも、言葉が遅かった息子は、
「お父さん・お母さん」…なんて、なかなか言えず、
「とーと・かーか」…すら言えず、
いっそ、「パパ・ママ」と教えようかと思った時もありました。

なにより、親として、「ママ」でも「お母さん」でも、何でも良いから、
子供から呼びかけて欲しいんですよね

まぁ、途中、
保育園の先生方が、保護者の事を「パパ・ママ」と呼んでいるので、
息子も、私に対して「ママ」という言葉を口にしていた時期もありましたが、
「ママ」は、次第に“呼称”ではなく、“泣く時”の言葉になり、
「ママ~~~。ママ~~~。」…という叫びに変わりました。

2歳未満のひよこ組みの子は皆、
泣く時は、「ママ~~~」…と叫ぶらしくて


 親を呼んでくれる様になるまで、随分月日が掛りましたが、
言葉を話せる様になってからは、
「おと~しゃん・おか~しゃん」と呼んでくれる様になりました。

まぁ、どんな呼び方でも、我が子の呼びかけなら何でも可愛いのですが、
オチビが「お父さん・お母さん」と呼ぶと、意地らしさが際立つのと、
昨今では、こういった呼称が聞き慣れない事もあり、
新鮮で、余計に可愛く聞こえます。

   「ママ」であれ、「お母さん」であれ、可愛いのは今だけ…ですが

大きくなるにつれ、呼び方は変わり…

次は、「ババァ」…って言われるのかな
その次は、「お袋」?
最後は、「婆ちゃん」?

…そんな頃まで、生きていたいわね