オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

「フレンズオンアイス2011」第2部

2011年08月31日 15時59分29秒 | フレンズ・オン・アイス2011
「フレンズオンアイス2011」いよいよ後半の第2部に突入します。

オープニングは荒川静香さん、鈴木明子さん、シェーリーン姐さん、高橋大輔さん、小塚崇彦さんによる「エル・マンボ」で沸きに沸く。
スタートは荒川さんと高橋君の競演でスタートして心が踊ったのですが、シェーリーン姐さんや明子さんが加わって楽しさ倍増!
長身の男性が一人登場していたのですが、私は最後まで誰なのか分からず、小塚君だったことを後から知りビックリ。見事な役者振りでした。テレビの放送で改めて確認することとしましょう。
ご存じの通りこの曲は昨シーズンの高橋君のSPで使用されていたもの。昨年の、このショーで初お披露目して、この時も会場が湧きに沸いたのですが、あの時から、もう1年経ったと思うと本当に1年は短いものである。SPの振り付けはシェーリーン姐さんだったので、今回もおそらく彼女の振付だっのでしょう。とにかくゴージャスで楽しいオープニングのコラボでした。

オープニングの次は「Get the Chance」でノービスかな?キッズスケーターの演技。
そしてパンフレットではYamato Tamura&Daisuke Takahashiとなっていたので何が始まるのかと思っていたのですが、最初、真っ暗の会場に流れたのは映画「道」の音楽。高橋君のあの「道」が見れるのか!と一瞬、喜んだのですが、会場が明るくなってリンクに立っていたのはお色気たっぷりの田村ジェルソミーナ岳斗嬢であった。プログラムの半分を田村嬢?が演じたのですが、これが本当に上手い!見事なパロディであるが、これだけのものを演じるには大変な技術が必要で田村嬢のプロとしての凄さを感じました。そして後半、「道」の時の衣装を着た高橋君が登場。たっぷりとソロを見ることが出来ました。これだけで私は満足である。
そして最後に田村嬢が登場。高橋君と熱いキスを交わして会場は大爆笑。昨年は同様の趣向で小塚君が大変な目に合いました。しかし、この田村嬢の趣向、すっかりフレンズオンアイスの名物になりそうである。来年は誰が餌食?になるのか楽しみになってきました。

このあと、羽生結弦さん、ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ、本田武史さん、イリーナ・スルツカヤ、小塚崇彦さん、チン・パン&ジャン・トン、安藤美姫さん、エヴァン・ライザチェック、そして荒川静香さんと続きました。

私の大好きなペアのチン・パン&ジャン・トンは「愛の夢」である。昨年も目の前で豪快なツイストやスロージャンプを見て大いにしびれたのですが、今年も同様に見せてくれました。このペアもフレンズオンアイスで4年続けて見る事ができました。たいへんな贅沢をさせていただいている感が強いです。

今回のフレンズオンアイスの私にとっての最高のサプライズはイリーナ・スルツカヤの出演でした。
今回は第一部では、「Terra Promessa」、第二部では、「イッツ レインニング メン」の2つのプログラムを披露してくれました。
競技者時代の演技は完璧なのですが何か固い感じがしていたのですが、今回の演技を見て何か丸くなったように思いました。それは競技者時代は国の威信のため絶対に勝たねばならぬ、絶対優勝しなくてはならない使命を負わされていた立場でしたが、現在、それらの使命から解き放たれて、やっと自分の思っている演技を楽しめる境地になったのではないかと今回の演技を見て強く感じました。
しかしスピンの入り方、ビールマンスピンや高速スピンなどを見ていると「やはりスルツカヤ!凄い!」と叫びたくなったのは事実で、今回、彼女を初めて生の演技を見ることが出来て、すっかり彼女のファンになってしまいました。
現在2児のお母さんという事で、なかなか海外で演技を披露することは難しい様ですが、フレンズオンアイスには今後もぜひ登場して欲しい。
それにしても2児のお母さんとは思えない可愛さでした。
次回は、ぜひ荒川静香さんとのコラボを見たいものです。もし、実現したら私はしびれて卒倒するかもしれません。

安藤美姫さんは私が見たかったプログラムの「千の風になって」
第1部の荒川静香さんの「スマイル」と並ぶ私にとって感動的な演技。「スマイル」と同様に見ていて涙が出ました。
何か魂が昇華していくような演技。これをフィギュアスケートで表現できるとは!
ジャンプがどうの、スピンがどうのという世界ではない。安藤美姫さんの心のこもった高い境地の演技に息をのむばかりである。

そして第2部の最後は荒川静香さん。
ケルティック・ウーマンの「ザ・ボイス」
本当は「月の光」を見たかったのですが贅沢は言うまい。
素晴らしい歌声のヴォーカルに乗っての荒川さんの演技。
正に至福のときです。

フィナーレはミュージカル「ヘアー」から「サンシャイン」。
石川翔子さんの姿もあり嬉しかった!
心から今年も「フレンズオンアイス」を見に来て本当に良かった!という歓びが湧きあがってくる。

駆け足で第2部をコメントしました。
どうしても大好きな女子シングルが中心になったのでご容赦ください。
あともう1回、今年の「フレンズオンアイス」を見ての全般てきな感想をコメントするつもりです。






「フレンズオンアイス2011」第1部、その2

2011年08月30日 22時01分30秒 | フレンズ・オン・アイス2011
「フレンズオンアイス2011」第1部、続きです。

石川翔子さんのあと、第1部に登場したのは鈴木明子さん、田村岳斗さん、シェーリーン・ボーン、本田武史さん、佐藤有香さん、イリーナ・スルツカヤ、そして第1部のトリは高橋大輔さん。

我らのシェーリーン姐さん。姿を現しただけで会場はドッと沸く。彼女のパフォーマンスは毎回のお楽しみである。お色気たっぷり。今年もしっかりと見せてくれました。
佐藤有香さんの演技。けっして大技を披露して会場を沸かす訳ではないが、本当に演技から、うっとりとさせるものがあります。演技の流れの美しさと言うべきか。佐藤有香さんはご存じの通りアリッサ・シズニーのコーチである。昨シーズン、シズニーの演技の流れの美しさには目をみはるものがありました。佐藤有香さんの美しいスケーティングが脈々と受け継がれていく。今回、佐藤有香さんの演技を見ていて本当に嬉しくなりました。
高橋大輔さん。やはり華がある。登場しただけで周りの女の子がヒートアップしていた。

そして順番は前後しますが鈴木明子さん。
今回は第1部と、そのあとの抽選会、そして第2部のオープニングに登場。
今年で3年連続の出演。すっかフレンズオンアイスの大黒柱になった感を今年は強く感じました。
第1部では今シーズンのSPのリスト「ハンガリー狂詩曲第2番」を披露。初お披露目かな?良かった!グレーのシックな衣装も素敵でした。
以前の「黒い瞳」と同様、民族色豊かな音楽を演じさせたら天下一品である。リズムと演技が一体になっている。やや固さもありましたが、これから滑り込んでいくと、もっと素晴らしいプログラムになるでしょう。
第2部のオープニングでは荒川静香さん、シェーリーン・ボーン、高橋大輔さん、小塚崇彦さんとのコラボで「エル・マンボ」である。
この中で鈴木明子さんは演技の領域の広さを見せつけてくれました。マンボのリズムに乗って荒川さんや高橋君と一緒に演技をしていても、けっして彼らに負けない演技の強さ、躍動感がありました。そして顔の表情の豊かさ。スタンド席から見ていても、しっかりと分かりました。
本当にキラキラと輝いていました。本当に素晴らしいスケーターになりました。彼女の演技を生で初めて見てから約5年になりますが、ここまでの域に達するとは5年前には想像もつかなかった。彼女の演技を今まで見続けて来て本当に良かった!
1人のスケーターの成長、成熟を感じることの出来る喜び。こんな喜びを感じることが出来るのもフレンズオンアイスを見続けて来ているからに違いありません。荒川静香さんに感謝!
彼女の演技には競技会での順位だけでは計れない魅力があります。
今回は見ることが出来ませんでしたが、今シーズンのフリーの「こうもり」が本当に楽しみになってきました。

今回は、ここまで。
次回は第2部突入です。




「フレンズオンアイス2011」第1部 その1

2011年08月28日 22時06分30秒 | フレンズ・オン・アイス2011
「フレンズオンアイス2011」
素晴らしいアイスショーでした。私は2008年から4年続けて四国から脚を運んで、このアイスショーを見ていますが今回が一番、心に残る「フレンズオンアイス」だったと思います。単に有名スケーターが登場して演技をするだけではない。荒川静香さんのアイスショーに対する愛情、思い入れが出演したスケーターの皆さんも理解できている。そして会場に脚を運んだ観客も同様に理解して荒川さんを初めとする出演者、スタッフ、そして大勢の観客の気持ちが一つになった、一体になった素晴らしいアイスショーと言えます。私は今年の1月に大阪で「スターズオンアイス」を見ましたが、ここまでの気持ちにはなれませんでした。

さて私が見たのは8月27日(土)の1回目の公演です。
会場に入るとすぐにパンフレットを購入。プログラムを見ると第1部と第2部の最初の「Get the Chance」と記載されいたのでジュニアかノービスの方が登場するものと思っていましたが、第1部では本当にびっくり。私にとって正にサプライズなことが起きてしまいました。
さて、いよいよオープニング。
荒川静香さんを筆頭にフレンズたちが登場。女子シングルが1番好きな私は荒川静香さん、佐藤有香さん、鈴木明子さん、安藤美姫さんの姿を見て何か舞い上がる気持ちになる。そしてイリーナ・スルツカヤの姿!数日前まで、まさか彼女が出演するとは夢にも思えなかったので喜びは本当に大きい。
トリノ冬季オリンピックでの表彰式では金メダルの荒川さんの横で目を真っ赤にしていたスルツカヤ。そして5年後の今年、荒川さんのフレンズとして登場したスルツカヤ。荒川さんのスケートへの思いとスルツカヤのスケートへの思い。何か心の底でつながっているのでしょう。
感慨無量!言葉で言い表わすことが出来ません。
なお、スルツカヤは第1部と第2部に1回ずつ、2プログラムを披露してくれました。演技を見ての感想は第2部の時にコメントします。

オープニングを終えると次は「Hope for Sendai」
仙台からキッズスケーターたちを招いての仙台育ちの荒川さんの気持ちの入ったプログラム。
そして荒川さんのソロ。
チャップリンの映画「モダンタイムズ」から「スマイル」
私の大好きな音楽!荒川静香さんの美しい演技。涙が流れてくる。静かな感動が込み上げてきました。私の今年の「フレンズオンアイス」は、これで決まった!と言ってよいでしょう。
演技のあと、荒川さんがマイクで呼びかけました。
「どんな苦しいときも笑顔(スマイル)が一番大切です」
荒川さんの大きなメッセージ。確かに私は受け取りました。

このあと「Get the Chance」である。荒川さん自身の口から紹介された名前は石川翔子さんで、本当にビックリしました。
私の好きなスケーターの一人である。正にサプライズ!
私は2007年暮の大阪で見た全日本選手権で初めて彼女の存在を知りました。その時、彼女はまだジュニアでしたが大人の雰囲気を持った演技に注目していました。しかし怪我で苦労しましたが、昨年の全日本選手権では9位に入り復調を喜んでいたのですが、まさか今回、久し振りに彼女の演技を見ることが出来ようとは、荒川さんに感謝するばかりである。
今シーズンのフリーの演技を披露してくれましたが、演技の流れもよく、気迫も伝わってきて昨シーズン以上の活躍が期待できると確信したのですがeri様の情報で、振り付けが何と荒川静香さんとのことで、またまたビックリ!あの演技の流れの良さは荒川さん直伝だったのか!
荒川さんが競技会用の振り付けをするのは、おそらく初めてでしょう。今回の「フレンズオンアイス」で、またもう一つ荒川さんの素晴らしい才能を知ることが出来、本当に嬉しくてたまりません。
コーチが佐藤信夫さんで、振り付けが荒川静香さん。凄い組み合わせである。
彼女のさらなる飛躍に期待します。

本日はここまで。次は鈴木明子さんの登場です。


今、帰ってきました。

2011年08月27日 22時41分10秒 | フレンズ・オン・アイス2011
今、東京から帰ってきて、無事、自宅に着きました。

「フレンズ・オン・アイス2011」

心に残る素晴らしいアイスショーでした。

荒川静香さんの「スマイル」そして安藤美姫さんの「千の風になって」、心から感動しました。

鈴木明子さんの「ハンガリア狂詩曲」、今シーズンが、ますます楽しみになってきました。

初めて見たスルツカヤの演技。すっかり私はスルツカヤのファンになってしまいました。

第1部のオープニングのあとの「Get the Chance」で荒川さんに紹介されたスケーターの名前を聞いてビックリ!私にとって正にサプライズ!まさか彼女の演技を見ることが出来ようとは!荒川静香さんの私へのプレゼントに違いありません。そう、信じています。

会場では同志の方々ともお会い出来て楽しいひと時を過ごすことが出来ました。仕事を忘れることが出来ました。これも「フレンズ・オン・アイス」ならではでしょう。

今日は旅の疲れもあるので、ここまで。

次の公休日は来週の水曜日。その時、改めて感想をコメントしたいと思います。



いよいよ出発

2011年08月25日 21時59分12秒 | フレンズ・オン・アイス2011
いよいよ明日出発となりました。明日9時55分発羽田行のJALに乗ります。お宿は品川プリンスホテル。

特に、このひと月は、私にとって、たいへん苦しい日々が続きましたが、その苦しさも、あさってのフレンズ・オン・アイスの公演で、全てを忘れさせてくれるでしょう。

さて私は27日(土)の1回目の公演に脚を運びます。

座席番号はE2階3列71番です。

人生に疲れた頭の薄くなった田舎のおじさんに、ご遠慮なく、お声をお掛け下さい。




いよいよ

2011年08月24日 22時17分51秒 | フレンズ・オン・アイス2011
明日、仕事をすれば2連休。いよいよ「フレンズ・オン・アイス」である。

昨日、公式ブログでイリーナ・スルツカヤの出演が発表され、ますます楽しみになってきました。

どこかのおじさんは既に荒川静香さんへのプレゼントを購入したらしい。

私も東京・横浜在住だったら豪華花束などを準備するのだが、地方から馳せ参じるので、難しい。

「さぬきうどん」では、ちょっとね~。

今回の「フレンズ・オン・アイス」は世界選手権の女子シングルの優勝者が4人も揃っている豪華版。

毎回、購入している出演者全員の集合写真も楽しみである。

荒川静香さんの両横に並ぶのはスルツカヤと安藤美姫さんかな?

いよいよ私にとって秒読み開始である。

サプライズ!

2011年08月23日 23時12分00秒 | フレンズ・オン・アイス2011
今日、「フレンズ・オン・アイス」の公式ブログを見て、本当にびっくり!正にサプライズ!

イリーナ・スルツカヤが出演!

スルツカヤの名前を見ただけで私の胸の中は舞い上がりました。スルツカヤの名前の重み。女子シングルが一番好きな私にとって計り知れないものがあります。

私はまだスルツカヤの生の姿見たことがありません。

トリノ冬季オリンピックから5年。

荒川静香さんとスルツカヤさんが並んでリンクに立っているシーンを想像しただけで胸がワクワクします。


胸がドキドキ。

2011年08月22日 22時59分36秒 | 私事
今日は店の戸締り当番の日。
他の社員が退社したあと、セコムをセットして駐車場へ。
私の店は、かなりの大型店なので、駐車場もそれなりに広い。
あちこち出入口をチェックして社員の駐車場へ向かっていると、ライトがついた1台の乗用車。
うちの社員かな?と思って、近寄って車の中を見ると、ビックリ!
若い男女が一心不乱に抱き合っていた。
このままでは私は家へ帰れないので、車の窓ガラスを叩いて、出入口を全部閉じることを通告すると、慌てて出て行った。
私が社の制服を着ていたのが残念。
私服だったら、もう少し見ていたかもしれない。(失礼しました)
それにしても、あまりの大胆さに本当にびっくりした。
今夜のことは、私にとって、運が良かったのか、悪かったのか、さっぱり分かりません。


山あり谷あり。

2011年08月20日 22時26分02秒 | フレンズ・オン・アイス2011
今日は朝の6時に出社。そして昼食の約30分以外は、またまたノンストップ状態。

眠たいぞー。

ヘロヘロ状態で帰宅後、久し振りの昨年暮れの全日本選手権の女子フリーの録画を見る。

全日本選手権独特の緊張感が伝わってくる。その緊張感の中での出場選手の全力を尽くした演技を見て感動を新たにしました。

改めて見て、鈴木明子さんの「屋根の上のバイオリン弾き」、浅田真央さんの「愛の夢」、西野友毬さんのバレエ「海賊」の演技は本当に私の心を打つものがあり、仕事の疲れを忘れることが出来ました。

今年の全日本選手権は大阪で開催。日程が気になります。どうか女子シングルのフリーの日と私の公休日が重なりますように!

いよいよ来週は「フレンズ・オン・アイス」!

当日まで、まだまだ山あり谷あり。

その山と谷の向こうに荒川静香さんが待っている!






バイロイトへの憧れ

2011年08月19日 15時22分27秒 | オペラ
この前の公休日にはワーグナーの楽劇「ワルキューレ」のDVDを見たが、本日の公休日は朝からCDで、またまたワーグナー。楽劇「神々の黄昏」の第3幕をCDの聴く。
暑い日が続くので本来ならば軽めの爽やかな作品を聴くのが本当かもしれませんが私は、やはりワーグナーのオペラである。
こんな暑い時はワーグナーに限る!
今日、聴いたCDの指揮はハンス・クナパーツブッシュ。第2次世界大戦後、初めて再開された1951年のバイロイト音楽祭でのライブ録音である。10年ほど前Testamentから発売されたお宝録音.デッカのプロデューサーだったジョン・カルショウが録音したが、いろいろな問題でお蔵に入っていた貴重な録音。1951年のかなり昔の録音だがデッカの録音だけにバイロイトの響きを見事に捉えられている。
クナの指揮によるスケールの大きいワーグナーの独特なうねりのある響き!そこには演奏の古さは全く感じさせない究極のワーグナーの演奏である。
特に大詰めの「ブリュンヒルデの自己犠牲」以降は本当に凄まじい演奏。いろいろなモチーフが重なって本当に大きな音楽。正にクナパーツブッシュの神業!この演奏を聴くとショルティ指揮ウィーンフィルの有名な全曲録音も何か軽く感じてしまいます。
1週間ほど前NHKのBSでバイロイト音楽からの生中継の放送があり、まだ全て録画を見てませんが音楽祭の雰囲気が伝わってきて、死ぬまでに1度だけでいいから、あのバイロイト祝祭劇場の前に立ってみたいと言う気持ちを改めて強くしました。
開演前の劇場前の様子の映像では日本人の姿も。いいなあ、金も暇もある人は~。失礼しましした。貧乏人のヒガミでした。



さて次の公休日は来週の金曜日。東京へ行く日である。
26日の金曜日はどこへ行こうかと思案中ですが現在、思っているのは高松空港で軽く昼食を兼ねた食事をして一路、空路羽田へ。私は印象派の絵画が大好きなので浜松町を経て初めて行く六本木にある新国立美術館での「ワシントンナショナルギャラリー展」を見るつもり。そして時間に余裕があればシフ様のブログで話題になった上野の東京国立博物館での「空海と密教美術展」にも行ってみたいと思っています。六本木から上野への移動はきついかな?
私にとって貴重な2連休。悔いのない2日間を過ごしたい。
なお当日、幕張メッセで、私の業界の見本市がある。私の東京行を知ったメーカーから誘われたがプライベートという事で丁重にお断りを入れました。ただ私の会社の社長が、この業界の理事をしているので、昨年同様、どうも27日の最終便に乗るため羽田空港で、またまた顔を合わしそうな雰囲気である。
困った!困った!


何があっても!

2011年08月17日 23時28分41秒 | 私事
今、職場から帰宅する。

とうとう、お盆の間、休めなかった。

6連勤が2週続く。

今日は昼食の30分以外は休憩なしのノンストップ状態。

しんどいぞ~!

来週末、本当に東京へ行くのだろうか?まだ実感がわかない。

荒川静香さん、鈴木明子さん、安藤美姫さん、佐藤友香さんに絶対に会うのだ!

何があっても26日に羽田行の飛行機に飛び乗るのだ!






もうすぐ

2011年08月16日 22時00分34秒 | フレンズ・オン・アイス2011
このところ強烈な猛暑と仕事の忙しさで、すっかり来週末は、いよいよ「フレンズ・オン・アイス」であることを、すっかり忘れていた。

今日、久し振りに「フレンズ・オン・アイス」の公式サイトを見てみると、高橋大輔さんとペアのチン・パン&ジャン・トンの出演が発表されていました。

私が行く27日(土曜)の公演まだ、まだまだ私自身、山あり谷ですが、いよいよ間近かに迫ってきた感が強くなってきました。

私は前日の昼前に東京入りするので、どこへ行こうかと、これから思案である。

たいへんな猛暑の日が続いていますが、同志の方々はお元気でしょうか?

公演当日、お会いできるのが楽しみです。

バイロイト音楽祭生中継

2011年08月14日 22時45分34秒 | オペラ
いよいよNHK・BSでバイロイト音楽祭の生中継が始まります。胸がワクワク。

歌劇「ローエングリン」の上演。

かなり面白い演出らしい。

明日も早朝から仕事なので第1幕だけ見て、あとは録画して、寝ることにしましょう。

横で財務大臣閣下が一発。「バイロイトってどこ?」

すると娘も一発。「バンドエイド?」

私「邪魔じゃ!さっさと寝ろ!」

2人を部屋から追い出して、やっと一人静香に至福な時を迎えようとしているのであります。


キム・ヨナの「揚げひばり」

2011年08月13日 22時47分15秒 | 音楽



またまた過去の映像。2007年東京での世界選手権のキム・ヨナのフリーの演技

曲目はヴォーン・ウィリアムズの「揚げひばり」

完璧さから言うと現在の演技の方が間違いなく上ですが、私は「揚げひばり」の頃のキム・ヨナの方が好きだったな。何か、今は私が感じなくなった音楽と同化しようとしている、ひたむきさを強く感じます。
ミスは多いですが、このデリケートで繊細な音楽を見事に表現しています。

なお「揚げひばり」はジョージ・メレディスの詩「揚げひばり」に触発され作曲し、また楽譜の冒頭にはその詩が記されています。

彼(ひばり)は舞い上がり、回りはじめ
銀色の声の鎖を落とす
切れ目なく沢山の声の輪がつながっている
さえずり、笛の音、なめらかな声、震るえるような声

空を一杯に満たすまで歌い続けるのは
声がしみ込んでいく大地の愛のため
そしてはるかに羽ばたき上れば
我ら谷は彼の金色の杯となり
彼はそこからあふれ出る酒となって
彼らも彼と共に昇っていく

空気の輪に乗って光の中に消えた後には
まぼろしが歌っている


イギリス音楽を心から愛する者として、この詩を一度は自分のブログで紹介したかった。
ヴォーン・ウィリアムズ、そしてディーリアス。
イギリス音楽は本当に私の心をとらえています。


楽劇「ワルキューレ」

2011年08月12日 14時52分58秒 | オペラ
今日は、早朝から自家用車で我が家のはりきりばあさん(私の母親らしい)と墓参り。そのあと、久しぶりに市内の商店街にある紀伊国屋書店へ行く。
雑誌の書棚でとんでもないものを見つける。DVDオペラコレクションのシリーズで何とワーグナーの楽劇「ワルキューレ」が1990円で販売されていて、びっくり!すぐに手に取りレジへ行ってしまった。
ワーグナーのオペラも手軽に見ることが出来るようになったものである。私がオペラに興味を持った頃、ワーグナーの「ニーベルンクの指輪」の全曲レコードを手に入れるのは大変なことだった。ましてや、映像なんて夢のまた夢だった。
1989年メトロポリタン歌劇場でのジェームズ・レヴァインの指揮、オットー・シェンクの演出による公演の映像。
たいへんオーソドックスな演出。現在の演出の流れから見ると古臭いかもしれないが、演出が音楽を邪魔しないので私にとっては安心してワーグナーの音楽に没頭できました。タキシードを着たりサングラスをかけたヴォータンより、こちらのヴォータンの方が、いいな。
歌手ではブリュンヒルデ役のヒルデガルド・ベーレンスとジークリンデ役のジェシー・ノーマンが素晴らしかった。
ベーレンスの女性らしい瑞々しい戦(いくさ)乙女。これは映像でなければ味あえないでしょう。ノーマンのジークリンデは映像を見るまで、声だけの録音だったら、まだしも実際の舞台ではミスキャストでは?と危惧しましたが第1幕が始まってすぐ、そんなこと忘れてしまうほどでった。ジークリンデの持つ悲しさ、そしてひた向きさが、このオペラを引っ張っていると実感できるものがありました。
「ワルキューレ」では「ワルキューレの騎行」や「ヴォータンの告別」が有名ですが、私は第3幕、「ワルキューレの騎行」のあとブリュンヒルデがジークリンデを逃がす場面が大好きです。

ブリュンヒルデ 「・・・この世の高貴な英雄を、あなたは宿していることを。その子のために、この剣の破片を渡します。彼の父親から、幸運にも私が取ってきたものです。これを新たに鋳なおして、いつか剣を振るう人。その人の名を私は名付けます。ジークフリート!勝利を喜ぶ人なのです。」
ジークリンデ「おお、このうえない奇跡よ!最も気高い乙女よ!誠実なあなたが聖なる慰めを与えてくれたことを感謝します。我々が愛した彼のために私の最愛のものを救います。私の感謝の報いを、いつか、あなたはうけるでしょう。ごきげんよう!あなたを祝福します。ジークリンデの苦しみが!」

ベーレンスとノーマンが感動的に歌い演じていました。ジークリンデが「おお、このうえないない奇跡よ!」と歌う背景に「愛の救済の動機」が流れます。この動機が次の流れるのは「神々の黄昏」の大詰めでの「ブリュンヒルデの自己犠牲」の時。それを知っているだけに感慨無量になります。

このところネットばかりでCDやDVDを検索をしていましたが、たまには書店もチェックしなければと今日は特に痛感しました。