オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

フレンズオンアイス2015

2015年08月31日 23時04分14秒 | フレンズ・オン・アイス2015
フレンズオンアイスの公演を見て、もう2日経ちました。
私は今は正に天国から地獄へ落ちた感じ。帰りの新幹線の中では、来るべき地獄の日を予感していたのか、ため息ばかりしていたらしい。
それでも、今年のフレンズオンアイスの余韻が残っています。
素晴らしいアイスショーでした。
今回は大掛かりなコラボはありませんでしたが、今回は個々の出演者の演技を、じっくりと見せてくれたアイスショーでした。
今、世界に羽ばたいている若手から、世界最高のプロスケーターまで、ズラリと揃った豪華メンバーの演技には目が離せませんでした。
これを生で、それも夫婦で見ることが出来、本当に幸運でした。
パンフレットに荒川静香さんは、こう記しています。

(略)そんな10回という1つの節目となるフレンズオンアイスでは過去でも未来でもない「今」に全力を注ぎ、ここに終結したスケーターたちと、皆様の「今」が重なる瞬間をご一緒にお楽しみいただければ幸いです。
日々更新される「今」、そして皆様との一期一会が素晴らしい瞬間になりますように、一瞬一瞬を楽しみまSHOW!

素晴らしいスケーターの皆さんの「今」を、素晴らしい演技を通じて一つ一つ、じっくりと見ることが出来ました。
そして演じているスケーターの皆さんの心が強く伝わってくるものがあり、見終わったあとは、大掛かりなコラボもなかったにもかかわらず、たいへんな充実感を持つことができました。
特に第2部のプログラムの最後に続いた(一つはアイスダンスですが)3つのソロの演技は、今年のフレンズオンアイスの真骨頂だったでしょう。
メリル・デイビス&チャーリー・ホワイト、ステファン・ランビエル、そして荒川静香さんと続いた最後の3つのプログラム。
正に世界最高峰の演技。
私にとって最高の贅沢!
フィギュアスケートの持つ技術の高さとスピード、そして優雅さと美しさ。全てを最高のレベルで兼ね備えた演技。
エッジの音も聞こえない。正に世界最高のスケーターが私を夢の世界に誘(いざな)ってくれました。
思い出すだけでも、胸が一杯になります。

私に、そんな気持ちにさせてくれたアイスショーをプロデュースしてくれた荒川静香さんに感謝の気持ちで一杯です。



画像は荒川静香さんのTwitterからお借りしました。


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今、帰ってきました、フレンズオンアイス2015

2015年08月29日 21時24分22秒 | フレンズ・オン・アイス2015
今、フレンズオンアイスから帰ってきました。
さて、私が見たのは本日の12時30分からの公演でしたが、既に私にとって朝からドラマが始まっていました。
今日の朝、ホテルで朝食を食べていたら、右前方のすぐ間近の席に一人の外国の女性が座ろうとしていました。
私は顔を見て直ぐに誰だか分かった。メリル・デイビスだった。
思っていたより小柄な方でしたが、本当に綺麗な方で気品に満ち溢れていました。
ソチ冬季オリンピックで金メダルに輝いた彼女。あの体のどこから、あの物凄い念力が出てきたのだろうかと思いながら、私はメリル・デイビスの姿をチラチラと見ながら朝食を食べていました。プライベートの時なので当然、カメラ(スマホ)を向けることもしませんでした。
しかし自分自身が英語がしゃべれないもどかしさをこの時くらい強く感じたことはありませんでした。少しでも自分の気持ちを伝えることが出来たら・・・。
「あなたに会いたかった!」そんな気持ちで一杯だった。
しばらくすると何とタニス・ベルビンとチャーリー・ホワイトが姿を現し合流。
すぐ近くでいただけでしたが、私は胸がドキドキして、朝食を食べた気がしませんでした。
そして朝食を終えて部屋へ戻るためにエレベーターを待つ。
そして、そしてエレベーターの扉が開いて私の目の前を通り過ぎて行ったのが本郷理華さんと長久保コーチ。
一瞬だったので家内は気が付かなかったらしい。
こんなことって、あるのだなあと思いながらホテルをチェックアウトして会場の新横浜スケートセンターへ向かいました。

さて10周年を迎えたフレンズオンアイス。
今回も心に残る素晴らしいアイスショーでした。
明日も公演があるので、詳しいことは後日、私の公休日にコメントします。


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それでも、行くぞ!フレンズオンアイス!

2015年08月27日 23時14分41秒 | フレンズ・オン・アイス2015
いよいよフレンズオンアイス。

明日、出発!

私の最大のお目当てのメリル・デイビスも元気に来日していて、期待が膨らみます。

ただ、やっぱり仕事のことが気がかり。

何か重い気持ちのまま出発とは・・・。本当に辛い・・・。

帰ってくると天国から地獄へ突き落されるのは間違いない。

それでも、行くぞ!フレンズオンアイス!


画像はメリル・デイビスのインスタより


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キーラ・コルピ、引退。

2015年08月27日 22時28分22秒 | 2015ー2016年シーズン
キーラ・コルピが引退を表明したとのこと。
やはり、ケガの回復が思わしくなかったのだろう。
北欧美人!たいへんな美人スケーターでしたし、そして華のあるスケーターでした。
私自身、残念なのは、昨シーズンのフリープログラムであるシベリウス作曲のヴァイオリン協奏曲での演技をきちんと見ることが出来なかったこと。
私の大好きな作品だけに、本当に残念!
コルピの自国であるフィンランドが生んだ大作曲家シベリウスの作品で、彼女自身の実力を問うことが出来なかったのは、ご本人も、さぞかし残念だったでしょう。
とにかく、早くケガを直して、第2の人生で幸あることを祈るばかりです。




2012年グランプリシリーズ・中国大会より


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「踊るリッツの夜」

2015年08月25日 15時23分28秒 | 映画
浅田真央さんの今シーズンのエキシビションは「踊るリッツの夜」
「踊るリッツの夜」はアーヴィング・バーリンの作品で、1930年公開の同名のミュージカル映画で使われたもの。
「THE ICE」での浅田真央さんの演技を見ながら、思い出したのはMGMが往年のミュージカル映画の名場面を集め編集し1974年に公開された「ザッツ・エンタテイメント」の一場面。
映画「風と共に去りぬ」でのレット・バトラーに扮した当時ハリウッドのキングと称されていたクラーク・ゲーブルによるシーン。
オリジナルは1939年の映画「イディオッツ・ディライト」
クラーク・ゲーブルのミュージカルシーンは本当に珍しい。
ミュージカル大好き人間の私にとって全3作の「ザッツ・エンタテイメント」と特典盤を収めたDVDのボックスは私のお宝です。







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いよいよフレンズオンアイス

2015年08月25日 10時16分08秒 | フレンズ・オン・アイス2015
いよいよ今週土曜日はフレンズオンアイスである。
金曜日に出発の一泊二日のちょっとした旅である。
ただ仕事面では問題山積、また31日には本社での、重いものを背負ってたいへん気が重い会議に出席しなければいけないので、何か明るい気持ちで公演当日を迎えることが出来ないのが本当に残念である。

さて今回でフレンズオンアイスの会場である新横浜スケートセンターに脚を運ぶのは7回目になりますが、今までは一人で会場へ行っていたのですが、今回か初めて財務大臣閣下(別名、妻とも言う)と一緒に行くということである。
チケット2枚の当選が決まった時、何だかんだと言っていた大臣閣下ですが、何故か?たいへん張り切っていて、私の知らぬ間に金曜の夜のホテルは何と新横浜プリンスホテルを予約していてビックリ!(会場まで歩いて数分ですが、お金は大丈夫?)

ところで私自身、ぜひ家族と一緒に訪ねてみたい所が2か所ありました。
浅草と新横浜スケートセンターである。
まず浅草ですが、実はかなり昔ですが、私が本社配属だった時、そのころ私の会社はある浅草のホテルと契約をしていたので、東京出張の時はそのホテルに宿泊していました。
地下鉄の浅草駅の階段を昇るとそこは雷門。書類等の入ったバック(まだノートパソコンなど普及していない時代)を手に雷門をくぐって仲見世界隈を歩き、そして浅草寺を横に見ながらホテルまで歩いて行くのが私のコースでした。
仕事が目的なので仲見世をぶらついたり、浅草寺へ行ったりすることはしませんでしたが、歩くだけで浅草のあの雰囲気を感じることが出来ました。
そして、そのたびに一度は家族と来たいものだと思っていました。
この金曜日は浅草と新横浜への移動で一日つぶれそうです。

そして新横浜スケートセンター。
もう説明不要でしょう。私自身が一番、生きていると実感できる場所。一年間の仕事の疲れや辛さを短時間ですが忘れさせてくれる場所。
今回も自分の座席へ座って思うのでしょう。「今年も、この場所へ来ることが出来た。この1年間、よく働いた」と。
そんな場所で、それも間近で荒川静香さんや鈴木明子さんの演技に酔うこと。私にとって最高の至福の時である。
そんな場所で一度でもいいから妻と一緒にいたいものという気持ちが今まで強かった。
今年は残念ながら高橋大輔さんの出演は発表されていませんが、アイスダンスのメリル・デイビス&チャーリー・ホワイトの出演はアイスダンス大好きの私にとって、どれだけ大きな喜びでしょうか!
たびたび来日している2人ですが、私は生で見るチャンスがなかっただけに胸が躍る気持ちです。

最後に私の座席番号を記しておきます。

8月29日(土) 12:30開演の公演
SS席E2階2列46番及び47番

どちらかに私、どちらかに大臣閣下が座っています。
人生に疲れ頭がすっかり薄くなってきたおっさんと田舎のおばはんですが、お気軽にお声をお掛け下さい。


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タンゴ音楽「ポル・ウナ・カベサ」 

2015年08月24日 22時39分12秒 | 映画
このところ仕事面で精神的、そして体力的にも厳しい日々が続いている。
何か重いものを背負って動き回っている気分。
そんな状態の毎日ですが、帰宅して必ず見ているのが今年の「THE ICE」での浅田真央さんとジェフリー・バトルのコラボの映像。
音楽はタンゴ音楽「ポル・ウナ・カベサ」 
フィギュアスケートの持つ楽しさ、優雅さ、美しさ、そして贅沢。
全てが盛り込まれている素晴らしい演技。
何度見ても見飽きない。まさに最高の演技。
仕事の疲れや辛さを一瞬ですが忘れさせてくれます。
さてタンゴ音楽「ポル・ウナ・カベサ」が登場する映画で忘れられないシーンがある。
映画「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」
1992年制作のアメリカ映画。
主演の盲目の退役軍人に扮したアル・パチーノは、この作品でアカデミー主演男優賞を受賞。
「ポル・ウナ・カベーサ」のメロディに乗って美しい若い女性とティーラウンジで見事にタンゴのステップを披露するアル・パチーノ。
アル・パチーノは私の若い頃から大好きな俳優。いや私の時代の俳優と言っていい。
「ゴッドファーザー」での三男マイケル役、そして「狼たちの午後」での狂気に満ちた演技も忘れられませんが、年齢を重ねての「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」での演技も大好きです。



漂う男の色気。そして「ポル・ウナ・カベサ」の音楽。
アル・パチーノと同様に年齢を重ねた私にとって正に夢物語。
若い女性の手を握ってダンスを踊るなんて私にとって絶対にありえない話。
そして若い女子社員が私に近寄ってこないのが現実。
表向きは仕事人間ですが、本当は話題満載の人間なのですかねえ・・・。これも、しかたがありまへん。
それだけに、私にとって現実離れした、この映画のシーンは大好きである。
そしてタンゴ「ポル・ウナ・カベサ」の音楽。
私にとって現実逃避の音楽になってしまいました。





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FOIまで、あと一週間。

2015年08月21日 22時11分03秒 | フレンズ・オン・アイス2015
本日、今年のフレンズオンアイスにジェレミー・アボットの出演は発表されました。
賑やかになってきました。しかし未だに高橋大輔さんの出演が発表されてません。
大ちゃんのいないフレンズオンアイス。やっぱり寂しいなあ。
何だかんだといってもフレンズオンアイスまで、あと1週間。
しかし当方、現在、仕事の面で正に問題山積。やらなければいけないことが一杯である。
激動の1週間になりそうである。


さて、いろいろ思案しているのですが、当ブログは今年のフレンズオンアイスのレポートを最後に閉じようかと思っています。
理由はいろいろありますが、やはり長年いっしょにやってきたブログが休止、または閉鎖同然になっていて、当ブログも、そろそろ潮時かと考えるようになってきたました。
また他人様から見て面白くないブログのようで、しかたがないかなあと思っています。
ただクラシック音楽やフィギュアスケートに対する愛情は何ら今までとは変わりません。いや、もっと深くなっているかもしれません。
心配無用ですが、とにかく来週に迫ったフレンズオンアイスの公演を会場で思いっきり楽しんで、それからになるでしょう。


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The Ice 2015の浅田真央さんとジェフリー・バトル

2015年08月18日 14時17分02秒 | 浅田真央さん


16日に放送されたThe Ice 2015 。
久し振りに見たアデリーナ・ソトニコワの姿も嬉しかったが、やはり圧巻だったのが浅田真央さんとジェフリー・バトルのコラボ。
真央さんの衣装を見て、ひょっとしてと思ったら、やはりタンゴのあのメロディ。
2008ー2009年のエキシビションのプログラム。
私は2009年のスターズオンアイス大阪公演で、このプログラムを見て、今もたいへん強い印象が残っています。
そして今回はジェフリー・バトルとのコラボ。
絶品!
本当に見とれてしまいました。
たいへんな贅沢をさせて頂きました。
浅田真央さんとジェフリー・バトルに感謝!感謝!感謝!







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「 日本作曲家選輯 」

2015年08月14日 15時40分09秒 | 今日、聴いたCD
①橋本國彦  交響曲 第1番 ニ調(1940年)沼尻竜典指揮 東京都交響楽団(2001年録音 Naxos盤)
②山田一雄(和男)「おほむたから(大みたから)」 作品20(1944年)  ドミトリー・ヤブロンスキー指揮ロシア・フィルハーモニー管弦楽団(2007年録音 Naxos盤)
③ブラームス 交響曲第2番ニ長調 作品73 カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1976年録音 ドイツグラモフォン盤)


今日はお盆期間中の唯一の公休日。何を聴こうか?と思案。明日15日は終戦記念日なので戦前の日本人作曲家によるオーケストラ音楽を2作品聴く。
2つの作品とも戦後は封印されていたようで、やはりいろいろな複雑さを感じます。
まず橋本國彦は戦前は我が国を代表する作曲家で東京音楽学校(現在の東京芸術大学)の教授を務めた方ですが、敗戦の翌年、戦争中の責任を取るようなかたちで教授職を辞し、1948年、この世を去る。
交響曲 第1番は3楽章形式で1940年に皇紀2600年の奉祝曲として書かれた作品。第1楽章の旋律の美しさ。第2楽章には沖縄音階が出てきたり、また第3楽章は唱歌「紀元節」を主題にした変奏曲とフーガという、たいへんユニークな作品。
政治色もあり完全に忘れられている作品ですが、昭和の音楽絵巻、日本のオーケストラ音楽を語るには忘れてはいけない作品だと思います。
そして山田一雄の「おほむたから」は、8月9日のNHK・Eテレで放送された「クラッシック音楽館」の特集でも話題になった作品。
山田一雄は指揮者として有名ですが、戦前はオーケストラ作品をいろいろ書いている。しかし戦後は自作を指揮することもなく作品も発表していない。何故だろうか?おそらく彼自身、複雑な思いがあったのかもしれませんが、山田一雄亡きあと、今となっては何もわかりません。
「おほむたから」はマーラーの交響曲第5番の第1楽章を彷彿させる力作。それだけに戦前、これだけの作品を書き上げたのに戦後は何故・・・。
2作品ともNaxosから発売された「 日本作曲家選輯 」のシリーズのもの。私はこのシリーズは、ほとんど所持している。
すっかり遠くになってしまった昭和の時代ですが、このシリーズのCDを聴きながら昭和に思いを馳せるのも一興かもしれません。

最後はベーム指揮ウィーンフィルによるブラームスの交響曲第2番を聴く。
大きな深呼吸。





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加藤利緒菜さんは「マイ・フェア・レディ」

2015年08月14日 14時56分17秒 | 2015ー2016年シーズン


タイのバンコクで開催された国際競技会「アジアフィギュア杯」での加藤利緒菜さんのフリースケーティング演技の動画。
プログラムはミュージカル「マイ・フェア・レディ」の音楽。
使用されている曲目は「序曲」と「踊り明かそう」
私の大好きなミュージカル!
本当に嬉しい!
今回の動画を見た限りでは、演技はまだ手探り状態のようで、まだまだこれからでしょう。
表情もまだ硬いので、自然と笑顔が出てきたら最高のプログラムになるでしょう。
私は加藤利緒菜さんには、どうしても大好きだった中野友加里さんの面影を見てしまうので、本当に彼女は気になる存在。
昨シーズンのフリーはプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番。そして今シーズンは「マイ・フェア・レディ」。
今シーズンも大いに私を喜ばせて欲しいものです。




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ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」

2015年08月11日 16時59分44秒 | 今日、聴いたCD
ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱付き」

中沢桂(S)春日成子(A)丹羽勝海(T)岡村喬生(Br)ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮NHK交響楽団、国立音楽大学合唱団(1973年12月19日、NHKホールでのライブ録音、キングレコード盤)

8月15日は終戦記念日。この8月9日のNHK・Eテレで放送された「クラッシク音楽館」の最後の約20分。終戦直前の東京の音楽界の様子が特集された。
そして番組を見終えてNHK交響楽団のHPで過去の演奏会の記録を見て驚かされた。戦時下の厳しい時でも、きちんと定期演奏会が開かれていたこと。そしてプログラムにはマーラーの交響曲第4番やストラヴィンスキーの作品など、たいへん意欲的な作品が並んでいた。
戦時下、いつ命を落とすか分からない時代、人々は演奏会会場に脚を運んで演奏に聴き入っていた。音楽がいかに当時の人々の生きるための糧であったか!
そしてNHK交響楽団の前身である日本交響楽団の戦前最後の演奏会は東京大空襲直後の6月。曲目はベートーヴェンの交響曲第9番の一曲のみ。
空襲で焼野原になった東京で鳴り響いたベートーヴェンの第9。そして戦局は最悪の状態で本土決戦が言われていた頃、会場の日比谷公会堂で演奏を聴いていた人々にベートーヴェンの第9は、どう心に響いたのでしょうか。戦争を知らない私には計り知れないものがあります。
今日はいろいろな思いを馳せながらベートーヴェンの第9を聴く。
演奏はNHK交響楽団。指揮はロヴロ・フォン・マタチッチ。
マタチッチの指揮による演奏。今、聴いても物凄い迫力、いやド迫力と言うべきか。そしてスケールの大きさ。ベートーヴェンの第9はこうでなくては!
1973年は私は高校1年の時である。第9を初めて意識してテレビで全曲を聴き入った演奏で、あの時も圧倒された。そしてマタチッチの名前を知った!その時の演奏がこのCDに収められている。個人的にも忘れられない演奏。
映像は残っているのであろうか?もし残っているのならば、ぜひDVD化して欲しいものである。




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8月9日の「フィギュアスケートTV!」

2015年08月11日 15時53分52秒 | 2015ー2016年シーズン
8月9日にBSフジで放送された「フィギュアスケートTV!」を録画ですが、楽しく見ました。
特集はノービスの野辺山合宿、ジュニアの中京大学合宿、そしてシニアの軽井沢合宿の模様。
ノービスとシニアの合宿には日本スケート連盟の招きでスティファン・ランビエルが指導。
また練習着姿ですがトップ選手たちの今シーズンのプログラムを触りですが見ることができたのも興味深かった。
中塩美悠さんのフリーは「シェヘラザード」か!
私の大好きな曲!どんな衣装だろうか!本当に楽しみ。
永井優香さんはSPの「蝶々夫人」
後半と思われる有名な「ある晴れた日に」はヴォーカル入り。
そして注目はランビエールの永井さんへの熱心な指導。
彼女への期待の大きさがよく分かる。これまた本当に楽しみ。
もっと映像を見せて欲しかった!
次回の放送は9月13日(日)12:00~12:55
見逃すまい。





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今日聴いたCD,8月7日

2015年08月07日 14時49分32秒 | 今日、聴いたCD
①ワーグナー 楽劇「神々のたそがれ」より第3幕 ブリュンヒルデ:アストリッド・ヴァルナイ、ジークフリート:ベルント・アルデンホフ、ハーゲン:ルートヴィヒ・ウェーバー、ハンス・クナッパーツブッシュ指揮バイロイト祝祭劇場管弦楽団・合唱団(1951年バイロイト音楽祭でのライブ録音 Testament盤)
②ワーグナー 舞台神聖祝典劇「パルジファル」より第3幕 パルシファル:ジェス・トーマス、グルネマンツ:ハンス・ホッター、アンフォルタス:ジョージ・ロンドン、クンドリー:アイリーン・ダリス、ハンス・クナッパーツブッシュ指揮バイロイト祝祭劇場管弦楽団・合唱団(1962年バイロイト音楽祭でのライブ録音 Philips盤)
③ワーグナー ヴェーゼンドンク歌曲集 キルステン・フラグスタート(ソプラノ)ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1956年録音 デッカ盤)

今日も朝から暑い!いつまで続くのか?この猛暑。
こんな時はクーラーの効いた部屋でワーグナーの音楽をガンガン鳴らすに限る。
今日はワーグナーを聴こうと思い、手にしたCDはクナッパーツブッシュの録音ばかり。
バイロイト音楽祭でのライブ録音は、何度聴いても圧倒される。
ヴェーゼンドンク歌曲集でのフラグスタートとクナッパーツブッシュ。
正に真の最高のワーグナー歌手とワーグナー指揮者による至宝と言える演奏。
クナッパーツブッシュの録音ばかり聴いている私。
聴けば聴くほど、ますますクナッパーツブッシュの演奏から逃れることの出来ない私。






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アナザーストーリーズ「宿命のトリプルアクセル それぞれの選択」

2015年08月07日 09時11分03秒 | 荒川静香さん
昨晩、11日にNHK・BSで放送されたアナザーストーリーズ「宿命のトリプルアクセル それぞれの選択」の録画を見る。
たいへん見応えのある番組でしたがタイトルに無理があって誤解を招いたかもしれません。
この番組が予告された段階で、まだ放送もされていないのに荒川静香さんに対する目を覆いたくなるようなコメントを、いろいろなブログで目にしただけに、その時は本当に何か怒りを抑えきれなかったものです。
伊藤みどりさん、荒川静香さん、浅田真央さんの我が国が世界に誇る女子フィギュアスケートの3人のオリンピックメダリストの歩みを素直に感じることが出来る番組タイトルを考えて欲しかったのが私の素直な気持ちである。
伊藤みどりさん、荒川静香さん、浅田真央さんの3人を並べた贅沢さ。批判ばかりしてこの贅沢さがわからない方がいるのが本当に残念。
3人に共通しているのは、やはりいかに「自分らしさ」を「挑戦」としてオリンピックと言う世界最高の舞台でぶつけようとしてきたかということ。そして、それに対して、いかに苦しみ、もがき、そして、決断し、厳しい練習を重ねて、それらを乗り越えオリンピックの表彰台に立ったかと言うこと。
その過程を素直に、この番組から感じとって欲しい。
それにしても、久し振りに見た伊藤みどりさんのトリプルアクセルの物凄さ!速さ!そして、その高さ!本当に身震いしました。
伊藤みどりさんと荒川静香さんが、最後のオリンピックのフリーでは「これが自分の現役最後の演技」と思って演技を終えたと言うくだりでは何か胸が締め付けられる気持ちになりました。
また一番印象に残ったのは浅田真央さんのコメント。

トリプルアクセルを跳ばないと
気持ちが「引いた気持ち」になってしまう。
「引いた気持ち」が
他の部分に影響するのが一番こわい。

今シーズン、競技会に復帰する浅田真央さん。
たえず高い目標に向かって「挑戦」し続けている浅田真央さん。
現役復帰を決めた伊藤みどりさんからの言葉。
「継続は力なり」
今シーズン、浅田真央さんが、どんな高みを極めるのか、しっかりと見守ってあげたいものです。





上の画像は荒川静香さんのTwitterからお借りしました。
「ショーにいらしたみどりさん。サインをいただきたくて列に並んだあの日をお会いするたびに思い出す。大人になった今も写真を撮っていただきたくなる気持ちは変わらないのです」のコメントがあります。


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