オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

GPシリーズ・カナダ大会、女子シングル・フリー

2010年10月31日 21時59分32秒 | 2010-2011年シーズン
今日も、慌てて帰宅して、GPシリーズカナダ大会女子フリーの録画を見ました。

祝!アリッサ・シズニー優勝!
シズニーに関しては得点や順位は関係なく、私は、あの美しいスピンやスパイダルを見るだけでも、うっとりとして大満足なのに、優勝とは、本当に嬉しくてたまりません。
ブルーの衣装、本当に美しい。こんな美しい演技を地上波で多くのフィギュアスケートのファンに見てもらえないのは本当に残念です。

今井遥さんも良かったですよ!多くのファンに見て欲しかった!フリーだけの得点では3位である。途中でジャンプのミスもありましたがスピードが衰えなかったのが良かった。
初のGPシリーズ出場で、まさに無我夢中で演技をしている姿に拍手を送ってしまいました。
音楽はボロディンの歌劇「イーゴリ公」から「だったん人の踊り」
私の大好きな音楽である。今井遥さんも、今後、大きな存在になっていくでしょう。その大きな第1歩を踏んだ今回の演技は忘れることの出来ないものとなるでしょう。

私の有望株のアグネス・ザワツキーは表彰台を意識してしまったようである。初めのジャンプのミスで、ますます硬くなってしまったようだ。だだ、やはり大器であるのには間違いありません。今後の期待、大である。

クセニア・マカロワはもっとやれると思ったが優勝を意識して、バタバタした演技になってしまった。それでも2位。次は地元ロシア大会に登場。ロシア大会の演技に注目したい。
村主章枝さんは以前の「月光ソナタ」のようなしっとりした曲目と衣装での演技の方が持ち味が、もっと出るように思うのだが・・・

さて来週は中国大会。鈴木明子さんと安藤美姫さんの登場である。
待望の鈴木明子さんのフリー「屋根の上のヴァイオリン弾き」が見れます。
だんだんと熱が入ってきました。

GPシリーズ・カナダ大会、女子シングルSP

2010年10月30日 21時33分53秒 | 2010-2011年シーズン
職場から帰って来て、すぐに昼間、BSで放送されたGPシリーズ・カナダ大会女子シングルのSPの録画を見ました。
浅田真央さんや安藤美姫さんが登場しないので注目度が低いようですが、私にとって見逃せない大会である。
10月16日の記事で私の好きな選手、気になる選手、注目している選手を何人か挙げましたが、カナダ大会には、その中の3人が登場するからである。
アリッサ・シズニー、アグネス・ザワツキー、今井遥さんの3人である。
SPのトップバッターはアメリカのアグネス・ザワツキー。16歳。昨シーズンの全米ジュニアのチャンピオン、ジュニアの世界選手権では村上さんに次いで2位の選手である。
少々、荒削りなところもありますが、反面、まだ16歳とは思えないスケールの大きさを感じます。今回は期待以上の演技で3位で発進。私の目に狂いはなかった。
アリッサ・シズニーはジャンプのミスはありましたが、相変わらずスピンの美しさは天下一品!純白の衣装に身を包んでの姿を見ただけでメロメロ。うっとりとして見るのみである。
今井遥さんはハツラツとした演技。気持ちがいい。GPシリーズ初登場ですがノーミスの演技。SP6位発進ですが僅差なので表彰台も期待できます。フリーの「だったん人の踊り」が楽しみです。
その他ではロシアのクセニア・マカロワ。バンクーバー・オリンピックの時とイメージが変わっているのでビックリ。また演技もオリンピックの時と比べて急成長しているのが良くわかる。正にソチの星である。
さて村主章枝さん。やはり村主さんのように経験豊富な方でも、GPシリーズ初戦は固くなるのであろう。フリーで村主ワールドを期待しましょう。

さて午後10時からNHKハイビジョンでウィーン国立歌劇場のガラ・コンサートの放送。今、プラシド・ドミンゴがジークムントを歌っている。
午前2時頃までの放送。明日もお仕事。私はいつ寝たらよいのだろうか?


ヴァントのブルックナー交響曲全集

2010年10月29日 17時00分23秒 | 今日、聴いたCD
先週、ギュンター・ヴァントが1974~1981年に掛けてケルン放送交響楽団と録音したブルックナー交響曲全集のCDが届きました。9枚組で何と2390円の超お買い得であった。
今、一生懸命、聴いているベートーヴェンの弦楽四重奏全曲を中断して、このブルックナーの録音を聴いていく。今日までに1番、2番、3番、6番、7番、8番を聴き終える。
私自身、何と言われても最高のブルックナー指揮者はヴァントと朝比奈隆の2人である。この2人はブルックナーの交響曲を指揮することによって、自己の芸術性を高めるだけ高め、最晩年には、ブルックナーの最高の境地まで達することの出来た恐るべき指揮者である。
さて、今回のブルックナー交響曲全集は、まだヴァントが、失礼な言い方だが2流扱いの頃の録音である。
ヴァントには晩年のベルリンフィルやミュンヘンフィルなどとのライブ録音が大変有名で、何で今頃、巨匠と言われる前の録音を嬉しがって聴くのか?と思われる方がほとんどでしょう。
しかし、聴いてみて本当に良かった!この時、既にヴァントのブルックナー演奏はしっかりと完成しているではないか!晩年に比べてテンポが早めで、金管楽器の扱いが鋭い刃(やいば)のように聴こえてくる。
聴いた中で第7番が特に素晴らしかった。ベルリンフィルとの録音より好きである。第1楽章冒頭のチェロの朗々たる響きはブルックナーを聴く醍醐味満点である。
ヴァントは晩年、初期の作品を指揮しなかったので第1番~第3番の録音は貴重である。その中で第1番が素晴らしかった。大自然が鳴り響くような第4楽章は本当に素晴らしく何度も聴き直しました。
初めて、この録音(レコード)が我が国で発売された時は、どのように発売されたのだろうか?さっぱり憶えていない。早く気が付くべきだった。
晩年の崇高な演奏にはない面白さがあります。とにかくヴァントのブルックナー演奏の変遷を知る上で欠くことの出来ない録音である。
今度の休みの日には第4番と第5番の録音をじっくりと聴くつもりである。

鈴木明子さんの公式サイト閉鎖

2010年10月29日 00時02分55秒 | 鈴木明子さん
鈴木明子さんの公式サイトが閉鎖されていて、びっくりしました。
悲願だった冬季オリンピック出場を果たし一定の役割を終えたと判断してとのことですが、たいへん残念です。
それだけに鈴木明子さんのファンのはしくれとして、当ブログで、今まで以上に鈴木明子さんを熱心に応援して行きたいと思います。

2010年・NHK杯・太田由希奈さん その2

2010年10月28日 22時57分51秒 | 2010-2011年シーズン
久し振りに太田由希奈さんの演技を見たくなり、3年前の全日本選手権でのフリーの映像を見ました。
プログラムは「アランフェス協奏曲」である。
本当に美しい演技。本当にきれい。
そしてキス&クライでの映像を見て、そうだったのかと思う。
太田由希奈さんの横にコーチの樋口豊先生の姿。
豊先生が由希奈さんのコーチだったことを、すっかり忘れていました。
今年の「豊の部屋」は師弟コンビだった。
由希奈さんは豊先生からスケートだけでなく、心の温かさも受け継いだと思うと胸が一杯になりました。
しばらく、今年の「豊の部屋」を引きずりそうです。


2010年・NHK杯・太田由希奈さん

2010年10月27日 11時25分17秒 | 2010-2011年シーズン
家族が寝静まった、昨日の深夜、またNHK杯のエキシビションの録画を見る。
「豊の部屋」では樋口豊先生、太田由希奈さん、刈屋アナウンサーの3人の温かい人柄が出て何度見ても心地良い気持ちで一杯になる。
本当はフィギュアスケートの放送は全てNHKに御願いしたいものである。刈屋アナのようにフィギュアスケートに対して高い見識と主張を持っている方に実況放送して欲しい。もっと聞きたい。
さて「豊の部屋」に登場した浅田真央さん。何度、見てもあの凛とした美しさに本当に胸が痛む。
その浅田真央さんに樋口先生、太田由希奈さん、刈屋アナの温かい気持ちが真央さんを大きく包んでいるようで本当に目頭が熱くなる。
真央さんの今年のGPシリーズの初戦がNHKが放送するNHK杯で本当に良かった!もし民放だったら、どうなっていただろうか?
私はハイビジョン放送の映像を録画しましたが、地上波では放送されたのだろうか?今年の「豊の部屋」は多くのフィギュアスケートファンの方々に見て欲しい。
それにしても太田由希奈さんが「豊の部屋」に登場するとは録画を見るまで想定外でした。
本当に、嬉しい驚きでした。
最初すぐに、おそらく辛い気持ちを押さえていると思われる真央さんに、由希奈さんが、真央さんの髪型とメイクのことに触れると、真央さんの表情が本当に柔らかくなりました。
あの時の太田由希奈さんのタイミングは見事でした。やはりスケーターとしての辛さ、厳しさを知り尽くしている由希奈さんだからこその声掛けだったに違いありません。
太田由希奈さんには今年のバンクーバーオリンピックの表彰式の直後、「銀盤の女王だから銀」と大変忘れられないコメントがあります。
今回、真央さんが「頑張ります」と言ったらすぐに、由希奈さんの「真央ちゃんは充分頑張っているから」という言葉には泣かされました。
今回、改めて太田由希奈さんの魅力を強く感じました。
残念ながら私が由希奈さんの生の演技を見たのは、たった1回のみ。3年前の大阪での全日本選手権のフリーの演技である。彼女の競技者としての最後の演技だったはず。
あの表現豊かな美しい演技は今も目に焼きついています。現在、プロスケーターとして活躍中なので、ぜひとも、もう一度、あの美しい演技を見たいものです。

最後に刈屋アナウンサーの真央さんへのコメント。
「更なる高みを目指すために、自分が必要だと思った決意でしょうから、頑張ってほしい。
 ファンの皆さんは分かったと思います。」
これを聞いてまた涙である。フィギュアスケートの放送や報道が、このように温かく温もりのあるものであることを強く願うばかりです。

2010年・NHK杯・いろいろ

2010年10月26日 23時12分51秒 | 2010-2011年シーズン
NHK杯の放送では私の好きなアイスダンスやペアをたっぷりと見る事が出来るのも楽しみの一つです。民放はアイスダンスやペアは視聴率が取れないと判断しているようで、さっぱり放送してくれません。本当に不満を通り越して怒りさえ湧いてきます。
せっかくフィギュアスケートに興味を持ってくれている人々が多くなって来ているのに、アイスダンスやペアが注目されないのは本当に残念です。

さて今年のNHK杯のアイスダンスではメリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイト、ペアではチン・パン&ジャン・トンの、まさに世界最高の演技を見る事が出来て、たいへん満足しています。この数日、彼らの録画ばかり見ています。
彼らは本当に大きな存在ですが、これから彼らを、おそらく追いかけるであろう新しい力を知る事が出来て嬉しかった。
アイスダンスではロシアのエレーナ・イリニフ&ニキータ・カツァラポフ、アメリカのマイア・シブタニ&アレックス・シブタニ、ペアではロシアのベラ・バザロワ&ユーリ・ラリューノフそして我が国の高橋成美さん&マーヴィン・トランでした。間違いなくソチの星、いや表彰台に登るかもしれません。また楽しみが増えました。
特に高橋成美さん&マーヴィン・トランは昨年のNHK杯にも登場しましたが昨年と今年の差は歴然で、その成長振りには目をみはるものがありました。残念ながらフリーでは緊張の為かジャンプの失敗が目につきましたが、リフトやスピンなどの、その他の要素は見事でした。おそらく、これからも、ますます伸びて行くでしょう。

今回のNHK杯で一番感激したのは、やはりアイスダンスのメリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイトのショートダンスでした。
音楽はプッチーニの歌劇「ボエーム」から「ムゼッタのワルツ」とヴェルディの歌劇「椿姫」から「乾杯の歌」である。オペラ大好きの私にとって、本当に大きな喜びでした。
「ラ・ボエーム」と「椿姫」は数多くあるオペラの中で、まさに私の体に染み込んでいるオペラである。「ムゼッタのワルツ」では哀愁のあるメロディ、そして「乾杯の歌」では正に華やかさ溢れた演技。当然であるが舞台装置も無いにもかかわらず、オペラのシーンを彷彿させる素晴らしい演技で、素晴らしいという言葉に尽きます。
今回の放送で少しでもアイスダンスの魅力に気付いてくれた方がいれば幸せです。

次回のGPシリーズのカナダ大会ではアイスダンスでバンクーバー・オリンピックの金メダルのテッサ・ヴァーチュー&スコット・モイアが登場します。
見たい!しかし、民放さんは見せてくれないでしょう。また怒りが込み上げてきました。

2010年、NHK杯「豊の部屋」

2010年10月24日 22時58分20秒 | 2010-2011年シーズン
職場から帰宅して、昼間、NHKハイビジョンで放送されたNHK杯のエキビジョンの録画を楽しくみました。
NHK杯のエキシビションのお楽しみは樋口豊氏の「豊の部屋」ですが、今年は樋口氏に加えてNHKの刈屋アナウンサーと何と太田由希奈さんが加わってパワーアップしていた。
民放のこの手の企画ですと訳のわからぬ芸能人が登場してガックリすることが多いのですが、やはり皆様のNHK、外国の選手たちも多彩に登場して、本当にいい企画でした。
今年の「豊の部屋」のトップバッターはカタリーナ・コストナー。素顔のコストナー、本当に美人。(氷上でのコストナーも、もちろんヨーロッパ美人ですが)
由希奈さんも樋口氏も英語で質問していましたがイタリア人のコストナーも英語で答えていました。
横にいた娘に「これからは語学が大事だよ」と言うとムッとして、いなくなってしまった。
後半ではキーラ・コルピも登場。やはり物凄い美人。アップで映し出される顔の表情を見ていて胸がドキドキしました。
さて順序は逆になりましたが、前半、浅田真央さんが登場。
樋口氏が突然、涙ぐむ。この気持ち、私もよくわかる。私も同じ気持ちである。こちらも熱いものが込み上げてきました。
髪型やお化粧も変えたとのことですが、浅田真央さんの凛とした美しさがテレビの画面から伝わってきて、やはり世界のトップスケーターである。本当に4年後のソチ・オリンピックを見据えて茨の道を歩もうと決心した気持ちが表情から溢れていて、真央さんの凄さを強く感じました。
絶対、浅田真央さんは復活する!と本当に確信しました。

本当は、もっと見たいのですが明日もお仕事。
仕事が休みの日に、ゆっくりと見る事にしましょう。
アイスダンスやペアの感想も後日。

2010年・NHK杯・女子フリー

2010年10月23日 21時31分23秒 | 2010-2011年シーズン
今日は日中、浅田真央さんのことが心配で心配で、仕事が手につきませんでした。
そしてフリーの放送を見終えて、このような気持ちがしばらくは続くのだと、私自身覚悟しました。
演技後の浅田真央さんのコメントがたいへん印象に残りました。
「ジャンプは積み重ね」
今まで、あれだけのジャンプを跳んでいた真央さんが、そのジャンプを一度、白紙に戻して、やり直すことの厳しさ、難しさ。そして、今の状態を逃げもせず、全てさらけ出した真央さんの演技に、ソチ・オリンピックに賭ける覚悟を見た!
私の仕事の経験上、全くのまっさらの新店の商品搬入より、営業しながらの売り場改装の方が手間が掛かり難しい。神経も使います。
競技会を重ねながらのジャンプの修正、本当に大変だと思います。まわりの期待が大きいだけに、真央さんも本当に辛いと思いますが、あせらず時間をかけて納得できるまで修正して欲しい。
悪いことばかりはありません。演技構成点は2位だったのこと。ジャンプさえ取り戻したら一気に復活である。
浅田真央さんは現在、大改装中!
リニューアルして復活した浅田真央さんの演技を見るまで、じっと、私は待ちます。
どうか長い目で見てあげて下さい。

村上佳菜子さんのGPシリーズ、初の表彰台。そしてカロリーナ・コストナーのドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」もミスはありましたが、さすが!と言える演技。
そして私にとって、やっぱりレイチェル・フラット!
昨シーズンのオリンピックや全米選手権の演技に比べると、まだまだエンジン全開ではありませんが、見せ場満載!まさにレイチェル・フラットの世界である。
これから、ますます凄みを増すと思うと本当に楽しみです。

さて、これから昼間の放送のアイスダンスとペアの演技の録画を見るつもりです。
明日もお仕事。寝不足に注意しましょう。

NHK杯が始まった!その2

2010年10月22日 20時54分18秒 | 2010-2011年シーズン
NHK杯の女子シングルのショートプログラムが終わりました。
結果はご存知の通り。
浅田真央さんのファンとしては、たいへんすっきりしない滑り出しとなりました。
現在、基本に立ち戻ってジャンプの修正に取り組んでいる浅田真央さん。まだまだ時間がかかりそうである。
マスコミは、また、いろいろと好き勝手に言いいだすと思われますが、どうか長い目で見てあげて欲しい。
昨シーズンから真央さんはスランプ状態なのかもしれない。そのスランプ状態の中でのオリンピックの銀メダルは真央さんの不屈の精神の証と言えるでしょう。
明日は真央さんにとって不本意な順位でのフリーとなりますが、このままで終わる真央さんではありません。それは昨シーズン証明しています。
来年3月の世界選手権までの長丁場。まだまだ、これからです。今シーズンも腰を据えて応援します。

村上佳菜子さん。見事なGPシリーズデビューでした。まさにムラカミワールドでした。今の村上さんにピッタリのプログラム。衣装も素敵でした。
カトリーナ・コストナーも立ち直った様で今シーズンは楽しみである。
そしてレイチェル・フラットのリズム感あふれる演技にはシビレマシタ。

明日は早帰りの出来る日。
さっさと仕事を終えて、早く帰宅して、テレビの中継を見なくてはいけません。

NHK杯が始まった!

2010年10月22日 16時28分11秒 | 2010-2011年シーズン
いよいよGPシリーズ初戦のNHK杯が始まりました。
今日は公休日なので午後3時よりNHKハイビジョン放送の生中継を見ました。
最初はアイスダンスのショートダンス。ご機嫌な気分で昼間から缶ビール片手にテレビの前に座り込む。
やはりお目当てはアメリカのメリル・デービス&チャーリー・ホワイトである。
解説は樋口豊氏。今年のエキシビションは2年振りに「豊の部屋」が見れそうである。
そして、放送を見ていて、新しい力の台頭を目の当たりすることが出来て本当に嬉しかった。
昨シーズンのジュニアの世界チャンピオンのロシアのエレーナ・イリニフ&ニキータ・カツァラポフ、そしてアメリカのジュニア・チャンピオンのマイア・シブタニ&アレックス・シブタニである。
イリニフ&カツァラポフの音楽は何と映画「ロマノフ王朝の最後」の音楽。シュニトケの音楽である。スピード感のあるツイズルが見事!今後、大きな存在になる予感がする。
そしてシブタニ兄妹の音楽はミュージカル「回転木馬」より「ワルツ」である。この二人に合った素敵なプログラムである。兄貴の転倒が痛かったが、何とも言えない雰囲気を持っているカップルである。こちらも今後、私にとって目が離せない存在になりました。
そしてメリル・デービス&チャーリー・ホワイトの演技。演技を見終えて「万歳!」だった。
音楽はプッチーニの歌劇「ラ・ボエーム」より「ムゼッタのワルツ」とヴェルディの歌劇「椿姫」より「乾杯の歌」で、私は、もうご機嫌である。
難易度の高い技術を駆使した演技のはずですが、けっして、技術のことなど感じさせないスピードがあり、流れるような演技は絶品という言葉しか思い浮かばない。
シーズンが始まったばかりなので、世界選手権の頃には、どのような演技の高さに到達するのか、本当に楽しみです。

夜はいよいよ女子シングルのショートプログラムである。酒を控えて放送時間を待つことにしましょう。

私の聴き方。

2010年10月21日 23時20分12秒 | 音楽
今日、帰宅するとギュンター・ヴァント指揮ケルン放送交響楽団によるブルックナー交響曲全集のCDが届いていた。9枚組で2390円の超お買い得。
先般、購入したベートーヴェンの弦楽四重奏全集のアルバムが、やっと後期から中期の作品に移ったばかりで、まだ全曲、聴き終えていない状態でのブルックナー交響曲全集である。時間が足りない~と言いたいところだが、財務大臣閣下の前では絶対禁句である。
「時間が無いのなら、CDを買うのを止めなさい!」と言われるのは間違いない。

さてヴァントとケルン放送響とのブルックナー交響曲全集は、おそらく某レコード雑誌の名盤選びでは、絶対にチョイスされない録音だろう。晩年のベルリンフィルやミュンヘンフィルとの録音が本命なのは百も承知である。しかし晩年、世界最高のブルックナー指揮者に登り詰めたヴァントのブルックナー演奏の変遷を知るためにはブルックナーの交響曲を愛する者にとって避けて通れないものがあると強く思っている。
一人の演奏家の演奏の変遷をたどるのもクラシック音楽を聴く面白さの一つだと私は強く思っています。

この前、朝比奈隆指揮大阪フィルハーモーニー交響楽団による1968年のライブ録音のマーラーの交響曲第4番の録音を聴きました。
予感はしていましたが録音を聴くと当時の大阪フィルの演奏は本当にヘタクソでした。しかし、朝比奈隆のマーラーの交響曲第4番の録音は後にも先にも、これしかないので、やはり手に入れなくてはならなかった。
しかし1968年、まだこんなに下手な演奏をしていた大阪フィルが5年後の1973年のブルックナーの交響曲第5番のライブ録音では、物凄い演奏を聴かせてくれるオーケストラになるとは、本当に驚きである。朝比奈隆と大阪フィルにとって、その後の飛躍を考えると、この5年間が、いかに大切な年月だったか強く感じるものがありました。
これも、一人の演奏家の演奏の変遷をたどる面白さの一つの一例でしょう。

さて、いよいよ明日はフィギュアスケートのGPシリーズの開幕!NHK杯である。
すでに私の頭の中では浅田真央さんやレイチェル・フラットが舞っています。
明日は公休日!外出を控えて夜の放送に備えましょう。

浅田真央さんの「タンゴ」

2010年10月20日 16時09分03秒 | 浅田真央さん
本日発売のCD「浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック2010-2011」が届きました。
一番、聴きたかったのはやはりシュニトケの「タンゴ」である。その「タンゴ」は一曲目に収録されていて、さっそく正座して聴きました。
題名は「タンゴ」ですが、けっして一筋縄ではない屈折した作品のように私は感じました。
やはりタラソワさんの好みが強く出ている「仮面舞踏会」や前奏曲「鐘」の路線の延長と言って良いでしょう。
「仮面舞踏会」や前奏曲「鐘」で鍛えられた真央さんの演技力があってこそのプログラムになるでしょう。NHK杯まで、まだ数日あるので、しっかり聴き込んで放送を見たいと思います。

第2曲目はリストの「愛の夢」
「ジャパンカップ」と同じオーケストラ付のアレンジ版であるが、CDの半ばにオリジナルのピアノ独奏版も収録されています。
余談ですが来月発売予定のソプラノの幸田浩子さんのアルバム「天使の糧」に声楽版の「愛の夢」が収録されていて、こちらも気になります。
http://www.hmv.co.jp/news/article/1010190054

第3曲目はショパンのバラード第1番。そして第4曲目はプッチーニの歌劇「蝶々夫人」から「ある晴れた日に」である。ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団によるオーケストラのみによる編曲版。
昨晩、エキシビションのアンコールらしいとコメントしましたが、本日、届いたCDを見ると、はっきりと「真央2010~11EXアンコール」と記載されているので間違いない。
真央さんがプッチーニの音楽で演技するのは始めてのはず。オペラ好きの私にとって本当に楽しみです。とにかく早く見たい!

今回のCDには昨シーズンのラフマニノフの前奏曲「鐘」がオリジナルのピアノ独奏で収録されています。心憎い企画である。オーケストラ版が、すっかり聴きなれてしまいましたが、オリジナルのピアノ独奏で聴くと改めてラフマニノフの持つ独特なロシアのメランコリックなロマンを強く感じました。なおピアノはアレクシス・ワイセンベルクである。

後半はチャイコフスキーの作品。バレエ音楽「くるみ割り人形」の音楽を経て、最後は幻想序曲「ロメオとジュリエット」である。
「ロメオとジュリエット」は昨年のCDにも収録されていてリッカルド・ムーティ指揮フィラデルフィア管弦楽団の演奏でしたが、今年はカルロ・マリア・ジュリーニ指揮フィルハーモニア管弦楽団の演奏である。
どうか演奏の違いを聴き比べて下さいと言うことか?

フィギュアスケートの楽曲を集めたCDは多数発売されていますが、どうしても寄せ集めの感が強く私は興味はありませんが、「浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック」は別である。浅田姉妹に絞っているだけに単に寄せ集めとは言い切れない独特の面白さがあります。
フィギュアスケートを通じてクラシック音楽に興味を持たれた方には絶好のCDと言って良いでしょう。
出来れば昨年、一昨年のCDも持っていればプログラムの流れ、同じ曲でもヴァージョンの違いなどが解り面白いかもしれない。
そして何と言っても浅田真央さんのファンにとって欠くことのできないCDである。


いよいよNHK杯

2010年10月18日 23時13分21秒 | 2010-2011年シーズン
いよいよNHK杯直前となりました。女子シングルでは浅田真央さん、村上佳菜子さんに、レイチェル・フラット、ラウラ・レピスト、カロリナ・コストナー、アシュリー・ワーグナー、そしてエレーネ・ゲデバニシビリやキーラ・コルピの名前もあり、たいへん豪華な顔ぶれで、今シーズン最初のGPシリーズでどんな演技を見せてくれるか胸が高まります。

また、現在、私が、たいへんハマっているアイスダンスでは、メリル・デービス&チャーリー・ホワイトの演技をたいへん楽しみにしていますが、マイア・シブタニ &アレックス・シブタニの演技にも注目しています。

おそらく、あさって浅田真央さんのCDが届くはず。シュニトケの「タンゴ」をしっかりと聴き込んで放送を見るつもりです。
私も、だんだんと気合が入ってきました。