フィギュアスケートシーズン、真っ盛り。
どうしても当ブログも、話題はフィギュアスケートが多くなっていますが、クラシック音楽の方も休みの日にはコツコツと聴いています。
さて久し振りに新譜の新録音のCDが届く。
女流ヴァイオリニストのジャニーヌ・ヤンセン独奏によるブラームスのヴァイオリン協奏曲の新録音。
アントニオ・パッパーノ指揮ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団との共演。2015年8月録音のデッカ盤。
私はブラームスのヴァイオリン協奏曲が大好きです。
この曲の魅力に引き込まれた最初の録音はアンネ‐ゾフィー・ムターの独奏、ヘルベルト・ヴォン・カラヤン指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団による1979年録音のドイツ・グラモフォン盤。
まだレコードの時代。今はすっかり大家になってしまったムターも当時16歳。
第1楽章序奏の分厚いく豊かなカラヤン指揮ベルリンフィルの響きから始まって、ムターの16歳と思えない鋭さと情熱のこもった気迫のある演奏に、すっかり私の愛聴盤になり、一時、しょっちゅう聴いていました。
その為か、今まで、この作品は何故か女流演奏家の演奏を好むという変わった?方向に走ってしまいました。
男性演奏家の演奏のようにガッチリした演奏というよりも、情熱がほとばしり、この作品に真正面から、ぶつかっているような女性演奏家による演奏の魅力をムターの1976年の録音から教えてもらったからと言えるでしょう。
さて時代はレコードからCDの時代へ。
ムター盤もCDで再発売されると、すぐに購入しましたが、CDを聴いてガックリ。
アレアレ?あのレコードから流れてきた豊かな響きが聴こえてこない。特にオーケストラの響きが薄くなっていた。
この時、CDでの再生が必ずしもレコードを上回ると限らないということを身に染みてしまいました。
これ以降、女流演奏家のCDをいろいろ入手して聴きましたが、残念ながら1976年録音のムター盤を忘れさせる録音にまだ出会っていない。
しいて言えばリサ・バティアシュヴィリ独奏クリスティアン・ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデンによる2012年録音のドイツ・グラモフォン盤がムター盤に続いているかな?というのが私の本音。
チョン・キョンファに期待していたのですが、ラトル指揮ウィーンフィルとの録音(EMI盤)は大コケ。1996年のケルンでのライブ録音は素晴らしい演奏ですが海賊盤なので別格でしょう。
そして今回のジャニーヌ・ヤンセンの新録音。
たいへんな期待だった。しかし、う~ん、だった。
よくまとまっているのですが、ヤンセンだったら、もっと出来るのでは?という気持ちが強い。
期待がデカかったかな?
ただ、おそらく音楽評論家は大絶賛でしょうなあ。
やはり若い時に一生懸命に聴いた演奏や録音のイメージを払拭させるということは、本当に難しく大変なことなのでしょう。
他人様から見ると、何故、そんなにこだわるの?と思われてもしかたありませんが・・・。
さて、そのヤンセン。
2月のNHK交響楽団の定期演奏会に登場してブラームスのヴァイオリン協奏曲を演奏します。指揮はパーヴォ・ヤルヴィ。
バティアシュヴィリも以前NHK交響楽団の定期演奏会に登場して、ブラームスを演奏していますが、私はCDよりもN響とのライブの方が好きだな。指揮はシャルル・デュトワだった。
今も録画したDVDを、よく見ています。
2月の定期演奏会のテレビでの放送は4月頃かと思いますが、とにかくライブに期待しましょう。
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さて久し振りに新譜の新録音のCDが届く。
女流ヴァイオリニストのジャニーヌ・ヤンセン独奏によるブラームスのヴァイオリン協奏曲の新録音。
アントニオ・パッパーノ指揮ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団との共演。2015年8月録音のデッカ盤。
私はブラームスのヴァイオリン協奏曲が大好きです。
この曲の魅力に引き込まれた最初の録音はアンネ‐ゾフィー・ムターの独奏、ヘルベルト・ヴォン・カラヤン指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団による1979年録音のドイツ・グラモフォン盤。
まだレコードの時代。今はすっかり大家になってしまったムターも当時16歳。
第1楽章序奏の分厚いく豊かなカラヤン指揮ベルリンフィルの響きから始まって、ムターの16歳と思えない鋭さと情熱のこもった気迫のある演奏に、すっかり私の愛聴盤になり、一時、しょっちゅう聴いていました。
その為か、今まで、この作品は何故か女流演奏家の演奏を好むという変わった?方向に走ってしまいました。
男性演奏家の演奏のようにガッチリした演奏というよりも、情熱がほとばしり、この作品に真正面から、ぶつかっているような女性演奏家による演奏の魅力をムターの1976年の録音から教えてもらったからと言えるでしょう。
さて時代はレコードからCDの時代へ。
ムター盤もCDで再発売されると、すぐに購入しましたが、CDを聴いてガックリ。
アレアレ?あのレコードから流れてきた豊かな響きが聴こえてこない。特にオーケストラの響きが薄くなっていた。
この時、CDでの再生が必ずしもレコードを上回ると限らないということを身に染みてしまいました。
これ以降、女流演奏家のCDをいろいろ入手して聴きましたが、残念ながら1976年録音のムター盤を忘れさせる録音にまだ出会っていない。
しいて言えばリサ・バティアシュヴィリ独奏クリスティアン・ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデンによる2012年録音のドイツ・グラモフォン盤がムター盤に続いているかな?というのが私の本音。
チョン・キョンファに期待していたのですが、ラトル指揮ウィーンフィルとの録音(EMI盤)は大コケ。1996年のケルンでのライブ録音は素晴らしい演奏ですが海賊盤なので別格でしょう。
そして今回のジャニーヌ・ヤンセンの新録音。
たいへんな期待だった。しかし、う~ん、だった。
よくまとまっているのですが、ヤンセンだったら、もっと出来るのでは?という気持ちが強い。
期待がデカかったかな?
ただ、おそらく音楽評論家は大絶賛でしょうなあ。
やはり若い時に一生懸命に聴いた演奏や録音のイメージを払拭させるということは、本当に難しく大変なことなのでしょう。
他人様から見ると、何故、そんなにこだわるの?と思われてもしかたありませんが・・・。
さて、そのヤンセン。
2月のNHK交響楽団の定期演奏会に登場してブラームスのヴァイオリン協奏曲を演奏します。指揮はパーヴォ・ヤルヴィ。
バティアシュヴィリも以前NHK交響楽団の定期演奏会に登場して、ブラームスを演奏していますが、私はCDよりもN響とのライブの方が好きだな。指揮はシャルル・デュトワだった。
今も録画したDVDを、よく見ています。
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