オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

世界選手権2014

2014年03月29日 23時07分36秒 | 2013-2014年シーズン
やっぱり世界選手権。
見応えがありました。
明日も早朝より仕事なので簡単にコメント。

優勝は浅田真央さん。
優勝、本当におめでとうございます。
今後に関しては、最終的には真央さん自身が決めることですが、私はまだまだ、やれる!という気持ちを、今日の演技を見て強く感じました。

カロリーナ―・コストナーの「ボレロ」
ジャンプのミスはありましたが、後半のステップシークエンスは圧巻でした。

ユリア・リプ二ツカヤの「シンドラーのリスト」
彼女独特の世界。
来シーズン以降、やはり彼女が中心に動くのでしょうなあ。
明日のエキシビション。大好きな羽生君と一緒に滑れたらいいのにね!

フリーの最終滑走者、グレーシー・ゴールドの「眠りの森の美女」
やはり時代は確実に移り変わっているという気持ちを強くする。

そして鈴木明子さん。
言葉で言い表わせない気持ち。
もう胸が一杯。
現役最後の公式戦を世界選手権の最終グループで飾ることが出来たことは感無量。
こんな終わり方をするとは7年前、初めて鈴木明子さんの演技を見た時、想像もしませんでした。
鈴木明子さんに関しては、後日、きちんとコメントするつもりです。

明日は早起きのため、本日はここまで。




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鈴木明子さん、ラスト。

2014年03月27日 10時17分02秒 | 2013-2014年シーズン
このところ仕事が消費税の関係で、私はバテバテ状態。
こんな時に世界選手権とは本当に辛い。きちんとテレビの録画を見るのは4月以降でしょう。
ただ、いよいよ今日は女子シングルのSP.
今回の世界選手権限りでの現役引退を表明している鈴木明子さん。
公式会見で「競技生活の最後と決めている。すべての思いを込めて最後まで自分らしく滑りたい」と、コメントしたとのこと。
最後は素敵な演技で有終の美を飾って欲しい。
魂を揺さぶられるような演技で!
鈴木明子さんの演技を初めて見たのは大阪での2007年の全日本選手権。
あれから7年。
いろいろな思いが脳裏に駆け巡ってきます。
世界選手権後、私の仕事が一段落したら鈴木明子さんの引退に寄せて、その思いを、しっかりとコメントするつもりです。
今までの感謝の気持ちを込めて。




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今年のTHE ICE

2014年03月25日 23時37分03秒 | 浅田真央さん
今年のTHE ICEの日程が発表されました。

大阪公演は7月26日と27日。

http://www.ctv.co.jp/event/the_ice/

現状、私は明日のことも不透明な状態で、7月末のことなんて、考えもつかない状態ですが、何か、うっすらと目標が見えてきた気がします。

フレンズオンアイスとの兼ね合いもあるので、どうなるのか、まだ、さっぱり分からない状態ですが、チャンスがあれば、昨年と同様、行ってみたい。

ロシアのアデリーナちゃんやアメリカのグレーシーちゃんは昨年と同様、出演してくれるのかな?

また、昨年はトークショーでの出演だけでしたが、真央さんの姉ちゃんの演技も、ぜひ見たいものです。


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解説者・安藤美姫さん

2014年03月24日 14時46分57秒 | 2013-2014年シーズン
昨日、有料放送のJスポーツで、世界ジュニア選手権から女子シングルの放送があり、今日、録画を見る。
世界ジュニア選手権は毎年、楽しみにしています。新しい才能の発見、そして、この大会から誰がシニアの大きな競技会に活躍するか、いろいろ思いながら見るが、シニアの大会にない面白さというべきでしょうか。
ソチ冬季オリンピック金メダルのアデリーナ・ソトニコワも世界ジュニア選手権の放送で発見したスケーターです。

今回、見ていて、一番いいなあと思ったのは2位のセラフィマ・サハノヴィッチ(ロシア)。まだ14歳。
グランプリファイナル2位でしたが、私は彼女の演技を初めてみました。
たいへん凝った選曲。その凝った選曲に負けることなく表現力があり、きれいな滑り。
強豪ひしめくロシアの女子フィギュア界ですが、早くシニアに上がって来て欲しい。
そして、もう一人。
7位のアンバー・グレン。14歳。アメリカのジュニアのチャンピオン。
スケール感があり、何かいい雰囲気。大人の雰囲気。
このまま、シニアの大会に出場しても、見劣りしないのではと思いました。

私の期待していた本郷理華さんはSPで11位と出遅れ、演技後のキス&クライでの涙の表情は見ていて辛かった。
フリーでは巻き返して最終8位。SPでの転倒が本当に痛かった。
ただ、氷の上の長身の彼女は本当に見栄えがします。
まだまだ、いい時と悪い時の波があるので、早く安定感を見につけて欲しい。
今年の日本の出場枠は「2」でしたが来年は「3」
誰が出場するのか?今から楽しみです。

さて、今回の放送の解説はお馴染みの杉田秀男氏と、もう一人、何と安藤美姫さん。
安藤美姫さんの解説、上手い!
たいへん落ち着いていて、技術的なことも適格なコメントには感心しました。
現役を退いて間もないのに、けっして出しゃばらない。そして客観的で応援団的解説にならないのがいい。
Jスポーツでは4月の放送になりますが世界選手権の放送にも出演するらしい。
浅田真央さんや鈴木明子さんの演技に対して、どのようなコメントをするのか放送が楽しみになってきました。


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浅田真央 ラストスマイル

2014年03月22日 17時24分07秒 | ソチ冬季オリンピック
今日は本当に久し振りの公休日。
本当は疲労困ぱいのため、朝寝をしたかったのだが、許してもらえなかった。
早朝より、財務大臣閣下と我が家の元気婆さん(私の母らしい)を自家用車に乗せて、フェリーに乗って我が家の墓所のある小豆島へお彼岸のお墓参り。
昼過ぎ帰宅。ぐったりと横たわっていると、買い物から帰ってきた財務大臣閣下が「これを読んで元気を出して」と驚くようなお言葉のあと、一冊の雑誌を手渡されました。
「スポーツ・グラフィック ナンバー」3月13日号「ソチ冬季五輪 総集編」
表紙には「浅田真央 ラストスマイル」のタイトル。
たまたま本屋に行ってみると「最後の一冊です」とのPOP表示があったらしい。
パラパラと、めくってみて、どうしても目が止まるのは女子フィギュアスケートのページ。
やはり田村明子さんのレポートが説得力があった。

4位のグレーシー・ゴールドがSPを終えてのコメントが紹介されていました。
「私とヨナの差は(ポイント的に)3ルッツ1個分だけ」

そして最後に、こう結んでいた。

キム・ヨナが4年前のように圧勝しなかった原因の一つは、間違いなく大技を跳ぶ選手が増えたからだ。
(バンクーバー後)4年間のこのスポーツのこの進化を感じさせる女子の戦いだった。

ソチで金メダルメダルと銀メダルを分けたもの。やはり、この点だと私は強く思っています。
さて大技の本家は、やはりトリプルアクセルの浅田真央さん。
浅田真央さんが今まで歩んできた道のり。浅田真央さんはメダルよりもっと大きなもの、大切なものを残してくれたと言っていいでしょう。
そして、それらを、しっかりと若い選手たちに引き継がれているという気持ちが私は強い。
そして「難技トリプルアクセルの疑問に迫る」と題した野口美恵さんのレポートが興味深かった。
この大技を公式大会で成功させた女子は世界で伊藤みどりさん、トーニャ・ハーディング、中野友加里さん、リュドミラ・ネリディナ、浅田真央さんの 5人だけ。
佐藤信夫コーチのコメント。

「トリプルアクセルは本当に難しい技。まして浅田選手のように身長が高いスタイルでは軸がブレやすく、より難しい。すさまじい努力があってこそ成せる技」

現在、現役で跳べるているのは浅田真央さんのみ。
しかし、私の好きなスケーターの一人の大庭雅さんが挑んでいて、練習では成功させているらしい。
ぜひ競技会で成功させて欲しい!そして、ぜひ見てみたい!

多くの方々が今回のオリンピックでフィギュアスケートに注目し、そして見て頂きました。
ただ、次にフィギュアスケートを見るのは4年後のオリンピックと言うのはでは、やはり寂しい。
次のオリンピックまでの4年間も、もっと注目し、放送など、もっともっと見て欲しいものです。

最後に荒川静香さんのコメント。

今回、若手が活躍したことで、ベテラン選手が引退するのを待つのではなく、自分たちの力で超えていくという自身が若い世代に生まれてきたはず。
若手の成長の伸び代は、予想以上に大きかった。ここからの4年間が、さらに楽しみだ。




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世界ジュニア選手権2014 アイスダンス

2014年03月21日 22時06分40秒 | 私はアイスダンスが大好き!
このところ仕事面でハードな毎日が続いていました。
そのため、ブログの更新も途切れ途切れ、せっかくコメントを頂いても、ご返事するのが遅くなったりして本当に申し訳ございません。
仕事の関係で、消費税の件が落ち着く4月1日まで、今の状態が続くと思います。
どうかご容赦下さい。
ハードだった8連勤が、やっと終わり明日は公休日。
本当は、やらなければいけない事が満載ですが、体力的にもう限界。
とにかく、やっとこさ一息つけるというのが実感です。
今、昼間、Jスポーツで放送された世界ジュニア選手権のアイスダンスの録画を見ながらパソコンを前にしています。
ジュニアですが、シニアと変わらない充実感、そして面白さ。
やはりアメリカ勢とロシア勢が抜きんでている印象。
名前は、忘れたがカナダのカップルも印象に残ったな。
ソチ冬季オリンピックでも御存知の通り、シニアのトップ10は、たいへん高いレベル。
このレベルに、どのジュニアのカップルが追いかけていくのか楽しみですな。
シニアに飽き足らず、ジュニアも一生懸命、見ている私。
やはり病的ですな~。





世界ジュニア選手権2014 女子シングル

2014年03月18日 22時07分08秒 | 2013-2014年シーズン
今シーズンの世界ジュニア選手権・女子シングル。
表彰台はロシア勢が独占。
ジニアもジュニアもロシア旋風ですな。
優勝はエレーナ・ラジオノワ。
エレーナちゃんは、今シーズンはシニアの大会のNHK杯でも表彰台にも昇っているので、さすがだな。
日本勢は宮原知子さんが4位、本郷理華さんはSP11位から巻きかえして8位。
宮原さんは、あと、もう少しで表彰台だっただけに、やはり残念。
今週の21日金曜日にJスポーツで放送があるので、じっくりと見るつもり。
4年後の冬季オリンピックへの期待の星を見つけるのも楽しみの一つです。




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いつまで続くロシア音楽三昧

2014年03月13日 16時28分56秒 | 今日、聴いたCD
①グラズノフ 交響曲第8番 朝比奈隆指揮新星日本交響楽団 (1992年ライブ録音 東武レコーディングズ・レーベル)
②チャイコフスキー バレエ音楽「眠りの森の美女」(全曲) アンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団(1974年録音 EMI盤)
③グラズノフ 演奏会用ワルツ第1番、第2番 エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮フィルハーモニア管弦楽団(EMI盤) 

ソチ冬季オリンピック以降、CDで聴くのはロシア音楽ばかり。ワーグナーも、ヴェルディも、ベートーヴェンも、今はすっかり忘れている。お休み状態。
トリノ冬季オリンピックが終わった時、約一ケ月、プッチーニの歌劇「トゥーランドット」ばかり聴いていた。こんなこと、あの時以来である。
また悪いことに、この前の日曜の夜、NHK・EテレでのNHK交響楽団のオール・ロシアプログラムによる定期演奏会の放送も拍車が掛かってしまった。
しばらく、この状態が続のでしょうなあ。

さてさて本日、最初に聴いたのはグラズノフの交響曲第8番。指揮は朝比奈隆。朝比奈隆と言えばベートーヴェン、ブルックナーの大家として有名ですが、ロシア音楽も得意としていました。
朝比奈隆の指揮の師匠は戦前ロシアから日本へ亡命してきたエマヌエル・メッテル。そしてメッテルはグラズノフの元で学んでいる。朝比奈隆はロシア音楽を原点に持っているのである。そしてグラズノフ直伝の流れを持っている朝比奈隆の指揮。
朝比奈隆らしいスケールの大きさの中からロシアのロマンがスピーカーから一杯に響いてくる。
次に聴いたのはバレエ音楽「眠りの森の美女」を全曲、一気に聴く。
グラズノフとチャイコフスキーの組み合わせ。この前のNHK交響楽団の放送の影響大ですな。
チャイコフスキーのバレエ音楽・全曲を実際のバレエの舞台による映像ではなく、CDで音楽だけを聴く。
音楽だけで、たいへんな充実感を得ることができる。
チャイコフスキーの音楽の持つメロディの素晴らしさ!ダイナミックさ!
やはりチャイコフスキーのバレエ音楽は組曲や抜粋ではなく全曲盤で聴くのが一番です。
そして最後に再びグラズノフに戻る。
この前のNHK交響楽団の演奏会用ワルツ第1番の演奏は本当に心に沁みました。
優雅であり、何か後ろ髪を引かれるような素敵なワルツ。
2曲の、この心に沁みる、この2曲のワルツを2度聴く。
グラズノフの作品の中で私の大好きな作品の一つと言えるでしょう。




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「ありがとう 真央ちゃん」

2014年03月13日 10時59分30秒 | 浅田真央さん
今、3月7日号の週刊朝日が手元にあります。
表紙はソチ冬季オリンピックでのフリーの演技直後の浅田真央さんの写真。
目元には、いっぱいの涙を貯めて・・・。
そして「ありがとう 真央ちゃん」のロゴ。
表紙を見ただけで、何かこちらも涙が出て来そうです。

さて記事の特集には「浅田真央を語ろう 10人の証言」
その中で田村明子さんのコメントが、たいへん印象に残りました。

フィギュアスケートは全人格が出る競技だと言われています。
ソチ五輪の演技でも、浅田選手からにじみ出る「人格」が滑りに表われていました。だからこそ、見る人をあれだけ感動させられるのだろうと思います。

そして田村さんは真央さんの今は亡きお母様の匡子さんが語った言葉を紹介していました。

フィギュアスケートは勝った負けたではないと思います。
生き様をどう氷の上でみせるか。
それがフィギュアスケートではないですか。

ソチでは、正に自分の生き様を見事に見せてくれた浅田真央さん。
いろいろなことを乗り越えてソチでのフリーのリンクに立った浅田真央さん。
この時のテレビでの生中継を録画した映像は、私の一生の宝となるでしょう。

さて、冬季オリンピック後、佐藤信夫コーチに対して批判が、いろいろあるのが本当に残念です。
SP後、真央さんに対して叱咤し、昔の話をして精神論をぶったことばかりに集中して真央さんのコーチ不適のように非難しているようだ。
人それぞれ、いろんな考えがあるのはしかたがありませんが、私は本当に何を言ってんだと言いたくなる。
バンクーバーオリンピック後、ジャンプを一から、やり直そうと決心した真央さん。そんな時、お母様の匡子さんがフィギュアスケート審判でありJスポーツの解説者でお馴染みの杉田秀男氏に、コーチは誰がよいか相談したところ、杉田氏は、真っ先に基本を大切にする佐藤信夫氏の名前を挙げたことを、何かの記事で読んだことがあります。
ソチでのフリーでの見せた全6種類の3回転ジャンプ。
想像を絶するプレッシャーの中で見せた見事なトリプルアクセル、そして全6種類の3回転ジャンプ。
正に命のジャンプ。
やはり佐藤信夫コーチの力がなければ、出来なかったと私を強く思っています。
以前、フレンズオンアイスの会場で、本当に私のすぐそばで佐藤信夫コーチを、お見受けしたことがあります。
笑みを絶やさず、たいへん温厚な印象を受けましたが、フィギュアスケートの指導はたいへん厳しいと聞いています。
そんな佐藤信夫コーチは最後に「何かあったら僕が助けにいく」と言って浅田真央さんをフリーの演技に送り出したとのこと。
ソチでのフリーの演技直前、リンクサイドからリンクの中央に進んで行く浅田真央さんの後ろ姿を見送りながら佐藤信夫コーチの心中はどんな思いがあったのだろうかと、今も、いろいろ思いを馳せるものがあります。

もうすぐ世界選手権。
もう一度、浅田真央さんのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が見れる!








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気になる人

2014年03月10日 18時31分23秒 | 浅田真央さん
浅田真央さんのタラソワコーチ時代から、たいへん気になっている女性がいる。
今回のソチ冬季オリンピックでも、キス&クライで浅田真央さんに寄り添っていた金髪の女性。
ザンナ・フォレコーチ。
ロシア大御所タラソワさんの右腕なのは、よく知られていますが、それ以外の今までの経歴・年齢、未婚なのか既婚なのか、何も知られていません。
エストニア出身らしいということは知っているのですが・・・。
気になる。
気になる。






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N響のグラズノフ、チャイコフスキー。

2014年03月10日 10時58分51秒 | NHK交響楽団
今日は早朝から、昨晩、NHK・Eテレで放送された1月のNHK交響楽団の定期演奏会の放送を録画を見る。
オール・ロシアプログラム。
曲目はグラズノフの「演奏会用ワルツ第1番」とチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲とバレエ音楽「眠りの森の美女」(抜粋)。
日頃、あまり演奏されないグラズノフの作品に、メインは交響曲ではなくバレエ音楽というの正に私好みのプログラム、私のためのプログラム。
ソチ冬季オリンピック以降、ロシア音楽ばかり聴いている私にとって、ますます嬉しさ倍増である。
指揮はボリショイ劇場の指揮者を務めたアレクサンドル・ヴェデルニコフ。
まず、グラズノフの素敵なワルツが演奏されたのは本当に嬉しい。
チャイコフスキーのバレエ音楽でのワルツのようなスケールの大きさはありませんが、何か優雅で後ろ髪を引かれそうになる旋律は一度聴くと忘れることが出来ません。
なお、「演奏会用ワルツ」には第2番もあり、フィギュアスケートのアイスダンスでソチ冬季オリンピック銀メダルのテッサ・ヴァーチュ&スコット・モイアのフリーダンスで、豪快なツイズルのあと、このワルツの美しい旋律が流れてきて、私にとって忘れられないプログラムになっています。
こちらも、ぜひ聴いて欲しいものです。
さてメインのチャイコフスキーのバレエ音楽「眠りの森の美女」の音楽。
指揮者ヴェデルニコフのチョイスによる抜粋版とのこと。
日頃、演奏会で演奏される組曲形式とは全く違う、たいへんな癖のある選曲。
よく演奏される第1幕のワルツしか知らないバレエの全曲を知らない方には面食らったのではないかと思います。
番組の冒頭のヴェデルニコフのインタビューでは、あえて、このバレエ音楽の交響的効果の高い曲を、あえて選んだと語っていました。
一番印象に残ったのはプロローグの大詰めの音楽。
演奏もなかなかのものでした。
生まれたばかりのオーロラ姫の洗礼式に突然現れた邪悪な妖精カラボス。
恐ろしい呪いをオーロラ姫にかけるカラボス。
それを鎮めるリラの精。
実際のバレエの舞台では、たいへんなドラマが展開されます。
これから始まる物語を暗示させる、たいへんな山場。
この場面が演奏されるというのは、やはりバレエを知りつくしたヴェデルニコフの強い意志なのでしょう。
番組では、各シーンを簡単でいいから説明した字幕が欲しかった。これがあれば、もっと、この傑作バレエ音楽が理解されたでしょう。
私はチャイコフスキーの三大バレエを組曲で聴くのは大変苦手です。いや嫌いと言うべきか。
この傑作バレエ音楽の本当に素晴らしい場面の音楽が演奏されないという欲求不満が積もるばかりです。
やはり私は、どうしてもチャイコフスキーのバレエ音楽は全曲盤で楽しんでいます。

ところで映像を見ていてオーボエの席に久し振りに池田昭子さんの御姿。
出産のため長い間、その御姿を見ることが出来なかったので、本当に嬉しかった。
テレビドラマ「のだめカンタービレ」で黒木くんの吹き替えを行っていたのが池田昭子さん。
かなり以前、私の大好きな現役の美人女流演奏家5人を選んだことがあり、その時、その5人の中に池田昭子さんの名前を入れたことがあります。
これから、またNHK交響楽団の放送を見る楽しみがふえました。




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ロシア美人

2014年03月09日 23時26分01秒 | ソチ冬季オリンピック
ソチ冬季オリンピックでは当然ながらフィギュアスケートを一番熱心に見ましたが、その次によく見たのはカーリングです。
この競技は見ていて何かハマるものがありますな。
ところで女子カーリングの日本対ロシア戦を見ていて大発見がありました。
ロシアのスキップ担当の選手の美しさに目が釘付けになりました。
名前はアンナ・シドロワ。
もう勝負そっちのけで?(申し訳ございません)テレビに映し出される、その美しい御姿を追っていました。
後日、ネットで検索してみると、何と凄い写真が見つかり私は悩殺されたのであります。
見ていてクラクラしてきました。
たまには、こんな話題もイイかぁ~!
本当に申し訳ございませんでした。


















ソチ・オリンピック、アイスダンスFD

2014年03月08日 22時34分12秒 | ソチ冬季オリンピック
冬季オリンピックも終わり、パラリンピックが始まりましたが、まだまだ、私は、オリンピックの余韻が残っています。
一昨日の公休日には、久し振りにアイスダンスのフリーダンスの録画を見ました。
そう言えば、あれだけアイスダンスが好きなのに、まだソチ・オリンピックのアイスダンスを話題にしていなかった。
遅くなりましたが、少しだけ。
オリンピックでの、フリーダンスを見ていて、やはり第3グループと最終グループのトップ10のカップルの演技は、どれも本当に素晴らしかった。見応えがあった。
そして、その中で金メダルのメリル・デイビス&チャーリー・ホワイト、銀メダルのテッサ・ヴァーチュ&スコット・モイアの2トップは、やはり、その中で特に群を抜いていた。
デイビス&ホワイトそしてヴァーチュ&モイア両カップル共にフリーダンスはロシア音楽。
ただデイビス&ホワイトは誰もが知っている名曲の「シェヘラザード」でしたが、ヴァーチュ&モイアはスクリャービンとグラズノフの作品。たいへんマニアックな選曲だったのが面白かった。
デイビス&ホワイトは、やはり最高の演技。しかしヴァーチュ&モイアも素晴らしかった。後半のグラズノフの音楽では、何か今までの長い競技生活への思いを語っているようで、心に残るものがありました。
結果はデイビス&ホワイトが金メダルでしたが、フリーに関してはヴァーチュ&モイアのプログラムの方が私は好きです。やはり私の好きなグラズノフの作品が登場すると言うことも大きいかもしれません。
グラズノフのワルツが身に沁みる。
ただ、これは世界最高レベルの中での話。デイビス&ホワイトの「シェヘラザード」も究極のアイスダンスの演技であることは間違いありません。

さて私の御ひいきのアイスダンスのカップル。
イタリアのアンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッティとアメリカのメディソン・チョーク&エヴァン・ベイツ。
カッペリーニ&ラノッティのフリーはロッシーニの歌劇「セビリアの理髪師」序曲。
本当に楽しさ一杯のプログラムによる演技に私の心も踊ります。
やはりイタリア。オペラの国。その体の中に流れている歌心という血が、その演技から湧き上ってきます。
チョーク&ベイツのミュージカル「レ・ミゼラブル」の音楽。
本当にダイナミック!
淡いピンク色の衣装のメディソン・チョークが素敵。
エキゾチックな美しさと言うべきか。

今月末の世界選手権。
残念ながらメリル・デイビス&チャーリー・ホワイト、テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイアは出場しません。
たいへん寂しいですが、何か一つの時代が終わったと言う気持ちが強い。
しかし、このチャンスを生かして、どのカップルが表彰台の最上段に登るのか楽しみです。
デイビス&ホワイト、ヴァーチュ&モイア後、誰が世界のアイスダンス界を引っ張っていくのか、今回の世界選手権では注目したいと思っています。

アイスダンスを見ていて、いつも驚嘆すること。
ツイズルの凄さ。
2人が見事にピタリと息を合わせてスピンをしながら移動。
見るたびに神業だと私は思っています。
正にアイスダンスの醍醐味。
この醍醐味を最高の演技で見せてくれたのは、やはりメリル・デイビス&チャーリー・ホワイトとテッサ・ヴァーチュ&スコット・モイア。
私がアイスダンスを見続けている限り、最高の演技として忘れることは絶対にないでしょう。








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鈴木明子さんとリプ二ツカヤ

2014年03月06日 15時15分59秒 | 2013-2014年シーズン
4月1日から消費税のアップ。その準備のため私自身、仕事上、超多忙となるため、今までの様に、ほぼ毎日更新するのは難しくなります。
どうかご容赦下さい。
そのため休みの日は、出来る限り複数の私のコメントを書き込んで行きたいと思っています。

さて本日2つ目。
最近、鈴木明子さんの情報を検索していたら、たいへん印象に残るレポートを見つけました。
田村明子さんのレポート。
私は、まだ読んでいなかった。

昨年のグランプリシリーズ・カナダ大会の表彰式後の記者会見。
この時、女子シングルの優勝はロシアのユリア・リプ二ツカヤ。そして2位が鈴木明子さん。


「自分のほとんど半分の年齢の選手と戦うことを、どう感じているか」

 会見でそう質問が出ると、鈴木は苦笑してこう答えた。

「毎回こういう質問が来る年齢になってしまいました。28歳になって、こうした若い選手と戦っていられるのは光栄なこと。それも病気や怪我がなく健康でいてこそ、続けられたことだと思っています。こういう若い才能ある子たちが出てきて、スケート界の未来は明るいと思う」

(中略)

リプニツカヤにも、「倍の年齢の選手と競うこと」についてコメントが求められたが、「特に何も」という回答だった。

 だが会見が終わった後、ロシア語の通訳が私を呼び止めて、鈴木明子に通訳してほしいことがあると言う。横にはリプニツカヤが恥ずかしそうに立っていた。

「アキコのことは選手として、とても尊敬しています。たださっきの質問はまったく予想していないことだったので、なんと答えていいのかわからなかったの」

 リプニツカヤは、そのことを鈴木に伝えたくてわざわざ通訳を介して呼び止めたのだった。鈴木は大きな目を一層大きく見開き、「そうですか」と嬉しそうに微笑んだ。

http://number.bunshun.jp/articles/-/733309?page=2


これを読んで私は言いようもない感情になりました。
リプニツカヤの気持ち。そして、その気持ちを受けとめる鈴木明子さん。
鈴木明子さんのフィギュアスケートに対する姿勢を、まだ若いリプニツカヤは、しっかりと見ていたのだ。
何事にも謙虚に、そして尊敬の念を忘れないこと。
私はこのレポートで教えてもらいました。




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