オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

映画「マイ・フェア・レディ」

2016年05月31日 15時37分28秒 | 映画
今日は昨年暮の「スターウォーズ」の新作以来、久し振りに映画館に脚を運ぶ。
本日見た映画はミュージカル映画「マイ・フェア・レディ」である。
今回の上演は「午前十時の映画祭7」の一環である。
現在、すっかり街の映画館というのが姿を消し、シネマコンプレックスと言える複合映画館ばかりになってしまった。
それはそれで良いのではあるが、昔のような旧作や名作のリバイバル公開というのが無くなってしまったのが残念である。
DVDやCS放送で手軽に映画を見ることが出来る時代になりましたが、映画はやはり映画館で見たいものである。
今回の上映は、平日の朝の10時からの上映ですが、まあまあの入り。そして年配の方(私も該当していますが・・・)ばかり。
やはりDVDで見ることが出来ても、私と同様に、やはりいい映画は映画館で見たいという気持ちの方が多いのでしょうねえ。
来月末には「ハリーとトント」が上映予定。懐かしいなあ。
さて、今回の「マイ・フェア・レディ」は当然ながらDVDも持っている。また大地真央主演の東宝ミュージカルの公演も見たこともある。
それでも、やっぱりチャンスがあれば、もう一度、映画館の大きなスクリーンで見たかった。
実は、高校生の時、わが街の映画館でリバイバル上映を見ていますが、残念ながら、その時は、この映画の魅力、贅沢さが分からなかった。
当時、カンフー映画やパニック映画全盛の時代。当時、高校生の若造には、異次元の世界だったのかな?
そして本日は、その時以来の映画館でのミュージカル映画「マイ・フェア・レディ」である。
デジタルで甦った映像の美しさ!古さは全く感じさせない。
映画が始まってすぐ美しい花々の映像をバックに序曲が流れてきたとたん、物凄いワクワク感。
そして映画の中盤、「スペインの雨」「踊り明かそう」と、有名なナンバーが続くと高揚感も最高になる。
今回、映画館のスクリーンで見て強く感じたのは舞台の雰囲気である。
この映画の撮影は全てスタジオでのゼットで行われている。
特にアスコット競馬場のシーンは、改めて見て素晴らしいと思った。
まるで舞台を見ているような装置。そして白と黒を中心とした淑女たちの衣装の豪華絢爛さ。
その中で、しゃなりしゃなりと登場するオードリー・ヘプバーンの面白さ、そして美しさ。
そしてアスコット競馬場のシーンが終わると、朗々と歌われる「君の住む町で」の場面。
気持ちの高ぶりを押さえることが出来なかった。
いくらDVDで手元にあっても、やっぱり映画、特に好きな映画は映画館で見なくては!
DVDだと場面を飛ばして好きな場面ばかり見てしまう手抜きもしてしまいます。
これからの「午前十時の映画祭7」のラインナップ。
「ドクトル・ジバコ」「アマデウス」「七人の侍」そして成瀬巳喜男監督の最高傑作「浮雲」が並んでいる。
大好きな映画の「ドクトル・ジバコ」は当然ながらDVDを持っているが、やはり大学生時代以来になりますが映画館のスクリーンで見たい。ジュリー・クリスティ扮する時代に翻弄されながらも情熱的なララにスクリーンで再会したいものである。

ところで私の大好きなミュージカル「マイ・フェア・レディ」の音楽。
フィギュアスケートではアイスダンスでアメリカのメリル・デイビス&チャーリー・ホワイトの見事な演技が忘れられませんが、女子シングルでは、これぞと言う演技に、まだお目にかかっていない。
私は秘かに安藤美姫さんに期待していましたが遂にかなわずに終わりました。今は、秘かに浅田真央さんと本郷理華さんに期待していますが・・・。
いつかは・・・。そんな気持ちです。







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本郷理華さんのフリーは「アラビアのロレンス」!

2016年05月27日 11時02分39秒 | 2016-2017年シーズン
本郷理華さんの2016-2017年のプログラムが判明しました。
ショートプログラムはオルフ作曲の「カルミナ・ブラーナ」
振付はシェーリーン・ボーン。
そしてフリーは何と「アラビアのロレンス」!
おそらく映画「アラビアのロレンス」の音楽に違いありません。
1962年制作のイギリス映画。監督は映画「旅情」「ドクトル・ジバコ」「ライアンの娘」を監督したデビット・リーン。
そして音楽は「ドクトル・ジバコ」「ライアンの娘」も担当したモーリス・ジャール。
出演はピーター・オトゥール、アレック・ギネス、オマー・シャリフ、アンソニー・クインなどズラリ名優揃い。
そして1963年アカデミー賞では作品賞など7部門受賞。
映画「アラビアのロレンス」は私にとって忘れられない作品、いや今まで見た映画の中でベストワンの作品と言うべきか。
私は中学1年生の時、リバイバル公開で初めてこの映画を見ました。
生まれて初めて自分の意思で映画館で見た洋画が、この「アラビアのロレンス」
この映画の持つスケールの大きさ、ロレンス役のピーター・オトゥールの名演、そして、しびれるような素晴らしい音楽に、上映時間200分を超える長時間でしたが、我を忘れて見ました。
見終えたあと、直ぐにレコード店へ行ってオリジナル・サウンドトラック盤のレコードを買ってきて、毎日、聴いていました。
たから現在でも「アラビアのロレンス」の音楽は私の体に染みついている。忘れることのできない映画音楽。
その「アラビアのロレンス」の音楽で本郷理華さんによる演技、そして振付が鈴木明子さんとは!
私にとって、たいへんな因縁を感じます。
さぞかしスケールの大きなプログラムになるでしょう。
8月末のフレンズオンアイスでは、ぜひとも披露してほしい。ぜひとも、この目で見てみたい。
もう、いてもたってもいられないと言う気持ちの今の私です。






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ウィーン国立歌劇場バレエ団のバレエ「海賊」

2016年05月24日 11時20分41秒 | バレエ
私はバレエも大好きである。ただ、バレエに目覚めて日も浅いので、知識は、ほとんどない。
しかしオペラのように変な?知識等が邪魔することもないので、理屈抜きで新鮮な気持ちで楽しむことが出来るのが、いいのかもしれません。
いい意味でのミーハー感覚?
今月22日の日曜の夜のNHK・Eテレで放送された「クラシック音楽館」での「「NHK バレエの饗宴 2016」も、大いに楽しみました。
そして、その日の深夜、何とNHK・BSで何とウィーン国立歌劇場バレエ団の公演「海賊」の放送。それも今年3月の公演の映像である。
バレエファンにとって大忙しの夜だったでしょうなあ。
昨晩、録画を一気に見る。本来ならば「NHK バレエの饗宴 2016」からコメントすべきですが、やはり、どうしても「海賊」から。
振付は長くパリオペラ座バレエのエトワールを努め、現在はウィーン国立歌劇場バレエ団の芸術監督のマニュエル・ルグリ。
振付だけでなく従来のものに手を加わえたルグリ版と言うべきか。
バレエ「海賊」の魅力。
男性ダンサーのスピード感のある豪快な踊り。そして、それに華を添える女性ダンサーの美しく異国情緒あふれる踊り。
そして第2幕での陶酔感。
今回のウィーンでの公演も、しっかりと楽しむことが出来ました。
衣装も美しかった。
マニュエル・ルグリがウィーン国立歌劇場バレエ団の芸術監督に就任してから、このバレエ団のレベルが高くなり評判になっているとのことですが、それを実感することが出来ました。
本当は別の公演の日に出演した橋本清香さんの演技を見たかったのですが、贅沢は言うまい。
そしてウィーン国立歌劇場の公演なので当然ながらオーケストラはウィーン国立歌劇場管弦楽団。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の母体のオケである。
音楽の素晴らしさも堪能したのも言うまでもありません。
最高のバレエに、最高のオーケストラの演奏。
これからは、今まで以上に、マニュエル・ルグリ率いるウィーン国立歌劇場バレエ団の動向に目が離せませんな。





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「NHKバレエの饗宴2016」の放送への期待

2016年05月20日 12時35分46秒 | バレエ
久し振りにバレエの話題を2つ。
1つ目の話題。
東京出身で現在パリ・オペラ座バレエ団でエトワールに次ぐプレミエール・ダンスーズとして主演を重ねているオニール八菜さんがオニール賞の受賞のニュース。
2014年の木田真理子さんに続く快挙!
世界のバレエ界の最高峰パリ・オペラ座バレエ団での、さらなる活躍を期待しています。
2つ目の話題は今日の朝日新聞から。
ウィーン国立歌劇場バレエ団で活躍している橋本清香さんの話題。
パリ・オペラ座バレエ団と言えば長らくエトワールを努めたマニュエル・ルグリの名前が頭に浮かびます。
そのルグリは現在、ウィーン国立歌劇場バレエ団の芸術監督である。
ルグリが芸術監督就任後、モダンな作品などレパートリーを広げ、団員たちのやる気を引出し、バレエ団のレベルが向上し、チケットは常に完売状態で、名門と言いがたかった、このバレエ団がヨーロッパの主要バレエ団に躍り出たとのこと。
そして、このウィーン国立歌劇場バレエ団のプリンシパルになったのが橋本清香さんです。
そして5月22日の日曜の夜、NHK・Eテレ「クラッシック音楽館」で橋本清香さんが出演した「NHKバレエの饗宴2016」が放送されます。
ご主人の木本全優さんとの共演で、プログラムは「モーツァルト・ア・ドゥ」が放送予定。

「NHKバレエの饗宴2016」

またプログラムにはマニュエル・ルグリが選抜・指導した日本の若手ダンサーによるステージもあり楽しみです。


2013年「NHKバレエの饗宴2013」より


「モーツァルト・ア・ドゥ」


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浅田真央さん、来季のエキシビションはバッハ

2016年05月19日 22時55分16秒 | 2016-2017年シーズン
浅田真央さんの2016-2017年のシーズンのエキシビションのプログラムはバッハの作品と発表されました。
バッハか!バッハ!バッハ!とにかくバッハ!
意表を突く名前が出ました。
ただ曲名は、明かされませんでした。
「G線上のアリア」?
「主よ、人の望みの喜びよ」?
それともオーケストラ版による「トッカータとフーガ」?
まさか「マタイ受難曲」はないでしょうなあ。
「クラシックとモダンによる独特の世界観」と説明があったそうである。
たいへんな境地の演技になりそうです。
私の予想は「主よ、人の望みの喜びよ」かな?
とにかく「ザ・アイス」で全てが分かる?
どんな曲が流れてくるのか?お楽しみです。
またショートプログラムとフリーの曲目も、まだ明かされていませんが、「今までにないプログラム。チャレンジするからこそ、やりがいのある曲だと思う」とのこと。
おそらく浅田真央さんでなければ出来ない難曲なのでしょう。
どんな曲なのか?こちらも、お楽しみ。
曲名の発表が待ち遠しいです。





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「荒川静香Friends+α 2015-16」の安藤美姫さん

2016年05月17日 11時01分24秒 | フィギュアスケート
昨晩、CS放送の日テレプラスで「荒川静香Friends+α 2015-16」を見る。ゲストは安藤美姫さん。
昨年、放送されていたものらしいが、今回は再放送。私は、まだ見ていなかった。
安藤美姫さんは、正直、プライベートの面など話題満載の方なので、いろいろなイメージを持たれていますが、荒川静香さんの前だと、スケーターとしての本当の姿を見せてくれて本当に嬉しい。
ネットでも、いろいろな事を書かれていますが、最高の安藤美姫さんの演技を見て多くの方はコメントしているのであろうかと思うことがある。その時だけを見てのコメントかな?と思うことがあります。
私が見た最高の安藤美姫さん。2007年暮、大阪で見た全日本選手権でのフリー「カルメン」での演技。
まさに最高の安藤美姫さんを見た。そして世界女王の名に恥じぬ貫禄とスケールの大きさ。あの時は最終グループの最終滑走者。
あの時の感想を、私はこうコメントしていました。

>まさにトリにふさわしい最高の演技。特にジャンプにはしびれました。世界最高の演技を観る事のできた満足感で一杯である。
演技後のスタンディングオペレーションはこの喜びを共有できた観衆の気持ちと安藤美姫さんへの感謝の気持ちの表れであると言っても過言ではありません。

あの時の気持ちは今も薄れていません。
そして昨晩、スケーターとして、今、安藤美姫さんが心の中に抱いていること、本当の気持ちを知ることが出来て興味深かった。
ご自身、現役の時からペアをやってみたかったとのこと。そして、その気持ちは今も持ち続けているとのこと。
安藤美姫さんのスロージャンプ。凄いものになっていたでしょうなあ。
そしてパートナーはカナダのエリック・ラドフォードがいいらしい。
将来はコーチ、とにかくスケートを教えたいと熱く語っていた。現在のアイスショーなどへの出演は、スケートを教えるために経験を積むためとのこと。
以前、CSのJスポーツでの放送でゲスト解説者として登場して、一つ一つの演技に対しての適格なコメントには驚かされたことがあります。
競技者としても素晴らしい実績と経験もあるので、きっと素晴らしい指導者になるでしょう。早く、そういう場を作って上げて欲しいものです。
荒川静香さんの、もし娘さんが、スケートをしたいと言ったら、どうする?の問いに、その時はスケートをさせるとのこと。
ただ、その時は自分が教えるのではなく、娘さんを他の方に預けたいとのこと。そして預けるなら門奈裕子コーチがいいとのこと。
美姫さん自身、門奈裕子コーチに対する尊敬と憧れは、たいへん強いものがあるようだ。コーチとしては門奈裕子コーチのように、なりたいようである。
さて荒川静香さんと安藤美姫さん。
現役時代、何度も一緒の競技会に出場していますが、お互いライバルと言うより戦友という気持ちが強いとのこと。
オリンピックに対する気持ち。特に2度目のバンクーバーへの気持ち。荒川静香さんの影響が強かったようである。

ことしのフレンズオンアイス。
既に安藤美姫さんの出演も発表されています。
昨年は安藤美姫さんの登場するコラボやグループ演技がなかったので、今年は期待したいものです。


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NHK交響楽団のシューマンとR・シュトラウス

2016年05月17日 08時37分05秒 | NHK交響楽団
私の毎週日曜日の細やかなお楽しみのNHK・Eテレ「クラシック音楽館」でのNHK交響楽団の定期演奏会の放送。
5月15日の放送は先週に引き続いて首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィの指揮による2月の定期演奏会。
シューマンのピアノ協奏曲を挟んでR・シュトラウスの「変容(メタモルフォーゼン)」と交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」の3曲によるプログラム。
この日のコンサートマスターはゲストコンサートマスターとしてロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のヴェスコ・エシュケナージが努めました。
まず「変容(メタモルフォーゼン)」は「23のソロ弦楽器のための習作」という副タイトルが付けられていますが、今回は倍の46人による演奏。
それだけに分厚い弦での演奏は聴き応えがありましたが、何故か私自身、吹っ切れない思いがありました。
この日のコンサートマスターはゲストコンサートマスター。当然ながらアシスタントを含めた3人のN響の正規のコンサートマスターは1人もステージにいない。また第2ヴァイオリンの首席奏者もいなかった。
団員のローテーションの関係だと思いますが、現在のN響の弦セクションの本当のベストメンバーによる演奏ではなかったのが私にとって残念でした。
次回はN響の顔と言えるべき団員がズラリと並んだ演奏で聴いてみたいものです。
ところで私は、R・シュトラウスの作品ではオペラや歌曲は、しょっちゅう聴いていますが交響詩などオーケストラのみの作品はほとんど聴かなくなった。「ツァラトゥストラはこう語った」も、今回、本当に久し振りに聴きました。若い頃は、よく聴いていたのに・・・。
演奏は、さすがヤルヴィ指揮だけに、なかなかのものだったと思いますが、また再びR・シュトラウスの交響詩などを聴き直してみようという気に、ならないのは私も年をとったためかな?
さて、私の今回の放送の一番の聴きどころ(見どころ?)は何と言ってもシューマンのピアノ協奏曲。
ピアノ独奏はカティア・ブニアティシュヴィリ。4月にスイスで開催され、浅田真央さんや高橋大輔さんも出演したアイスショー「アイスレジェンド2016」で生演奏したピアニストである。
今回のシューマン。よく言えば即興的な演奏。とくに第3楽章は凄いスピードである。ただ、何かシューマンの持つ、あの独特なロマン、歌が何か置き去りにされているようで残念だった。私は、かなり以前ですがマルタ・アルゲリッチによる、この協奏曲の演奏を生で聴いたことがあります。当然ながらアルゲリッチの個性が全面に出た演奏でしたが、やはり、そこには歌があった。歌っていた。シューマンから外れていなかった。やはり、まだアルゲリッチとは格が違うと言うべきでしょう。
しかし、今回、楽しんでいなかったか?と言うとけっして、そうではなかった。目はテレビの画面に釘付けでした。
顔の表情、後ろ姿、そして胸元など、あの艶ぽさにおじさんは胸がドキドキ、クラクラでした。これはコンサート会場よりテレビの方が楽しめたと思います。
時々、髪を振り上げて天を仰ぐ表情には、何かグッとくるものがありました。美人が大好きなハルくんは放送を見たのかな?
こういう演奏の楽しみ方も、たまにはいいか!
さて来週の放送は「NHKバレエの饗宴 2016」である。
パリ・オペラ座バレエのエトワールを長く務めたマニュエル・ルグリが選抜・指導した日本の若手ダンサーによるステージもあるとのことなので楽しみです。







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今年も行くぞ!フレンズ・オン・アイス!

2016年05月13日 10時41分17秒 | フレンズ・オン・アイス2016
先ほどFSkating.netよりメールがあり、今年のフレンズオンアイスの会員限定特別先行販売のチケットの当選の連絡。
今まで、落選続きだっただけに、こんなに、あっさり決まって驚いている。
チケットは2枚。当然ながら財務大臣閣下(別名、妻と言う)が私のお目付役?で同行である。
私にとって8度目のフレンズオンアイス。大臣閣下と一緒に行くのは昨年に続いて2度目。
8月27日(土)の1回目の公演に行く予定。
今年は、どうしようか?と思いましたが、早々と出演が発表されたメリル・デイビス&チャーリー・ホワイトの名前に負けてしまった。
また大臣閣下に初めて高橋大輔さん(昨年は出演しなかった)を見せてあげることが出来るのも嬉しい。
おそらく、仕事上、よほどのことがない限り前日に東京へ乗り込む一泊二日の旅となるでしょう。
当日まで、おそらく仕事では山あり谷あり。
実感がわいてくるのは出発前日の夜でしょうなあ。


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続・浅田真央さんの「蝶々夫人」

2016年05月12日 21時37分06秒 | 浅田真央さん
2015-2016年のシーズンが終わりました。私自身、今は、このシーズンの録画を競技会を中心に見直しています。昨晩は昨年暮の全日本選手権の映像を見ました。ジュニア勢の皆さんの演技には何か新しい世界が、これから見れるのではという期待感を大きく持つことが出来ました。そして何と言っても、やはり浅田真央さん。私にとって、今シーズンは、やはり浅田真央さんが中心だってと言っていいでしょう。
順位や得点などを何か超越したもの、フィギュアスケートにとって一番大切なものを教えてくれた、いかにフィギュアスケートでの演技が、心を打つもであるかということを改めて浅田真央さんの演技から教えてくれたと言えます。
浅田真央さんの今シーズンのフリーの曲目はプッチーニの歌劇「蝶々夫人」の音楽。オペラ大好き人間の私にとって、たいへんこだわりを持っているオペラである。このオペラの音楽を浅田真央さんが、どのように演ずるのかシーズン初めから楽しみにしていましたが、本当に素晴らしいプログラムに仕上げてくれました。
浅田真央さんが演ずる「蝶々夫人」は単にプッチーニの音楽で演技しましたというものではない。何か蝶々さんが浅田真央さんに乗り移ったような演技。
全2幕のオペラで演じられる蝶々さんの喜びや悲しみが浅田真央さんの演技に凝縮されていて見事なプログラムでした。
顔の表情、ちょっとした仕草など十代の若いスケーターの演技からは絶対に感じられない見事な感情移入された演技で、どの競技会の演技を見ても心を打つものがありました。
この素晴らしい「蝶々夫人」を振付したのがカナダのローリー・二コルである。
最近、いろいろとフィギュアスケートファンのブログを拝見していると、4月のスイスでのアイスレジェンドのあと、真央さんがカナダへ渡ったことに対して不満をもたれれる方がいらっしゃるのに驚かされました。
ローリー・二コルに何が不満なのでしょうか?二コルが振付した「蝶々夫人」を見て何も感じなかったとしか私は思えません。
また1月の「NHK杯スペシャルエキシビション」での「ジュピター」を見て何も感じることの出来ない方が論じているのでしょうか?
もっとひどいものになるとコーチ変更まで叫んでいるものあり心が痛みました。
そんなコメントなどスルーすればいいのに、やはり悲しくなっていく自分がいる。
浅田真央さんが信頼してお願いした振付やコーチ対して、真央さんを優しく見守ってあげることが出来ないコメントを読むと、何か、やりきれないものを感じています。
二コル以外の振付を見たいことと、二コルに不満を持つことを絶対に混同してはいけません。
私は、これからも浅田真央さんを、しっかり見守り、そして応援していきたい。
浅田真央さんと共に喜び、共に悲しみ、同じ気持ちになりたい。今シーズンのフリーの「蝶々夫人」を見続けて、さらに、その気持ちを強くしました。
さて下記は今シーズンの各競技会での「蝶々夫人」の画像。
完全に私の自己満足の世界ですが、歌劇「蝶々夫人」を、そして、このプログラムを愛する者として、いつまでも心の中で大切にしていたい浅田真央さんの演技です。




2015年9月、ジャパンオープン




2015年10月、カップ・オブ・チャイナ




2015年11月、NHK杯




1015年12月、全日本選手権




1016年3月、世界選手権

最後に、今年1月の「NHK杯スペシャルエキシビション」でのローリー・二コルとの画像と、もう一度、ローリー・二コルのコメント。


「選手全体のテクニックのレベルは20年前と比べたら格段に上がっていて、トップスケーターは技術の面では差がつかなくなってきています。これからは再び「表現」の時代がやってくるでしょう」
「これまでの人生で得たすべての感情や力を、音楽と一緒に解き放ちなさい」

浅田真央さんの「蝶々夫人」


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NHK交響楽団のブラームスとニールセン

2016年05月10日 09時54分42秒 | NHK交響楽団
毎週日曜夜の私の細やかなお楽しみはNHK・Eテレで放送される「クラシック音楽館」でのNHK交響楽団の定期演奏会。
一昨日、8日の放送は、たいへん楽しみにしていた放送。
首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ指揮による2月の定期演奏会。
プログラムはブラームスのヴァイオリン協奏曲とニールセンの交響曲第5番と言う私好みのプログラム。
こんなプログラムの演奏会を聴きに行きたい。
さて一番楽しみにしていたブラームスのヴァイオリン協奏曲。ヴァイオリン独奏はジャニーヌ・ヤンセン。
最近発売されたヤンセンによる新録音のこの協奏曲のCDは、私にとっては期待はずれだった。
たいへんレベルの高い演奏ですが、ヤンセンならばもっと出来ると聴いていて思いました。
そして今回のN響とのライブ。
やはりライブとあって気迫が違う。音色の艶や豊かさも違う。
CDの不満を忘れさせるものがありました。
NHKの録音が見事に捉えているのが嬉しい。逆に実際にあの大きなNHKホールの座席で聴いたらどれだけ伝わってきたのだろうかと思ったりした。
ヤルヴィの指揮も、ヤンセンの独奏に寄り添いながらも、オケをよく歌わせていたと思います。
CDの録音がヤルヴィの指揮だったら、また違っていたものとなっていたでしょうなあ。
ヤンセンのドレスも素敵でした。
ところで、あのサラサーテの逸話で有名な第2楽章の冒頭。
私としては、オーボエの独奏に聴き入るヤンセンの表情を、もっと見せて欲しかったなあ。
さて、リサ・バティアシュヴィリ、ヒラリー・ハーン、そしてジャニーヌ・ヤンセンと3人の現在世界のトップで活躍する女流演奏家によるブラームスの協奏曲の映像が私に手元にあることになります。
女流演奏家によるブラームスのヴァイオリン協奏曲へのこだわり。まだまだ続きそうです。

ブラームスのヴァイオリン協奏曲への思い。

さてプログラム後半のニールセンの交響曲第5番。
これは凄い演奏だった。
パーヴォ・ヤルヴィ指揮によるN響の今までの演奏の中で最高のものだったのでは。
第1楽章の最後、クラリネットのソロで静かに終えたあとの会場の静寂が印象に残りました。
これもライブならではでしょう。
ヤルヴィには、次はぜひとも交響曲第4番「不滅」を指揮して欲しい。
昨年はニールセンの生誕150年だった。パーヴォ・ベルグントがニールセンを生んだデンマークのオーケストラを指揮した交響曲全集を購入したのだが、私の怠慢?でまだ封を切っていない。
早く聴かなくては。今だに、また聴いていないCDがあることを財務大臣閣下(別名、私の妻)に知れると、エライことになります。





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本郷理華さんの2016-2017年シーズンの振付

2016年05月10日 08時06分33秒 | 2016-2017年シーズン
本郷理華さんの2016-2017年シーズンの振付の情報。

フリーの振付は鈴木明子さん。
曲目の情報は、まだ、ありませんが、おそらく決まっているのでしょう。
本郷理華さんを知り尽くしている鈴木明子さん。
おそらく鈴木明子さんにとって初めてのフリーの振付。
鈴木明子さん振付の昨シーズンのショートプログラムの「キダム」は素晴らしかっただけに、期待が高まります。

そしてショートプログラムの振付はシェーリーン・ボーン。
曲目はオルフ作曲の「カルミナ・ブラーナ」らしい。
これは間違いなく濃いプログラムになるでしょう。
衣装も楽しみです。


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続編「~あるチェロ奏者の死~」

2016年05月08日 20時01分41秒 | 音楽
私は毎日、自家用車での職場への行き帰りは、いつもNHKのFM放送を聴きながらである。
昨晩の帰りではNHK交響楽団のアーカイブスから首席チェロ奏者だった今は亡き徳永健一郎氏の特集を放送していてドヴォルザークのチェロ協奏曲の第3楽章の最後とブラームスのヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲の第一楽章の途中までを聴きながら帰宅しました。
そして、今日。
昨日の当ブログの人気記事の順位を見て驚いた。
「最後のコンサート~あるチェロ奏者の死~」が3位。
何と4年前の2012年の書き込みが上位とは驚きだった。
この「あるチェロ奏者」は亡き徳永健一郎氏を指している。
昨晩のFM放送と関連があったのだろうか?
それにしても現在でも徳永健一郎氏に関心を持たれていると思うと何とも言いようもない気持ちである。
昔々、私の東京での大学生時代。
よくNHK交響楽団の定期演奏会に通いました。
私の青春時代の大きな思い出となっています。
田舎の貧乏学生だった私にとって、当時は金銭的に大変でしたが、当時のN響の定期演奏会を聴いたことは、今も私の心の中で大きな財産となっています。
そして、その頃の首席チェロ奏者が徳永健一郎氏でした。
いつもN響のチェロのトップに座っていたのが徳永健一郎氏。
あの頃のいろいろなことが、頭の中を過ぎります。
徳永健一郎氏チェロ独奏によるNHK交響楽団との協奏曲のCDはあるのでしょうか?
改めて聴いてみたくなりました。

「最後のコンサート~あるチェロ奏者の死~」


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尼崎のメリル・デイビス&チャーリー・ホワイト

2016年05月07日 22時07分40秒 | 私はアイスダンスが大好き!
久し振りにクリス・リードさん&村元哉中さんのオフィシャルブログを見てビックリ。
先月、メリル・デイビスとチャーリー・ホワイトが尼崎のスケートリンクでのアイスダンスのセミナーに講師として登場したとのこと。
知らなかった!
いつだったのだろうか?
4月29日だったら私は仕事は休みだった。
尼崎まで長距離バスを利用すると約2時間。
うーむ!
アイスダンス大好き人間の私にとって血が騒ぐものがありました。

クリス・リード&村元哉中オフィシャルブログ


クリス・リード&村元哉中オフィシャルブログよりお借りしました。


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「チーム・濱田美栄 強さの秘密」

2016年05月06日 12時40分59秒 | フィギュアスケート
今、手元にスポーツ雑誌「Number」の4月28日号があります。
表紙は羽生結弦君。特集は羽生君を中心とした若きトップアスリートたち。
しかし私が一番印象に残ったのはページの終わりの方。
「チーム・濱田美栄 強さの秘密」
濱田美栄さんはご存じの通り宮原知子さんや今シーズン大躍進のジュニアの本田真凛さん、白岩優奈さんのコーチ。
この大躍進を、同じチームの田村岳斗コーチの証言も織り交ぜながらの特集。
 
冒頭の田村コーチのコメントに驚かされる。

「こうなることは分かっていました」

今年の世界ジュニア選手権のフリーでの本田真凛さんへの一言

「勝とうと思って勝てるタイプじゃないから、一人でも多くファンを作って帰ろうと思って滑りなさい」

この一言で真凛さんは、すーっと緊張がひいていったとのこと。
一番印象に残った濱田コーチのコメント。

「貸し靴の子、世界一を目指す子、どちらも教える楽しさ、やりがいに変わりはありません」
「コーチもスケートを愛していないといいスケーターは育てられないと思うし、スケーターもスケートもスケートを愛していい演技はできない。うまくてもスケートを嫌いな人の演技は伝わりません。スケートを好きな選手を育てたい。それが一番です」

他にも印象に残るコメントが多数あります。機会があれば一度、一読下さい。
私は四国在住。四国から近い関西を拠点にしているチーム濱田の動向は、たいへん気になります。
そして新しいシーズンの新たな飛躍を期待しています。




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1956年録音のカラヤン指揮「ばらの騎士」全曲盤

2016年05月06日 11時20分44秒 | オペラ
R.シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」全曲

元帥夫人:エリーザベト・シュヴァルツコップ、オックス男爵:オットー・エーデルマン、オクタヴィアン:クリスタ・ルートヴィヒ、ファーニナル:エーベルハルト・ヴェヒター、ゾフィー:テレサ・シュティッヒ=ランダル
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団、合唱団( 1956年録音、EMI盤)

私のCD棚には「ばらの騎士」の全曲CDが5組並んでいる。しかし今まで、何故か、この名盤の誉れ高いカラヤン指揮の1956年録音の全曲CDは並んでいなかった。ウィーンフィルとの再録音(ドイツグラモフォン盤)はあるというのに・・・。
やはり、このオペラとの出会い、そして、あの1960年のザルツブルグ音楽祭の記録映画のイメージが大きすぎたということだろう。
そして、やっと今、2300円という安価のCDをネットで見つけて、とうとう思い腰を上げて?購入してしまった。
このオペラの全曲に初めて接したのは、遠い昔、私の大学生の時、銀座のヤマハホールで見た1960年のザルツブルグ音楽祭の記録映画。
本当にビックリした。この世に、こんなに美しいものがあるのか!と思った。
エリーザベト・シュヴァルツコップの気高さ。アンネリーゼ・ローテンベルガーの可憐さ。そしてR・シュトラウスの音楽!特に効果的に使われているワルツの凄さ!この当時、既に楽劇「サロメ」の全曲は聴いていたので、本当に同じ作曲家の作品かと思ったくらい。
特に第3幕の大詰めは、あまりの美しさに茫然としてしまった記憶がある。
そして、まだ余韻が残っている翌日、有り金をかき集めてレコード店に走り4枚組のカラヤン盤(CDと同じ1956年録音)を購入した。4枚組の豪華なケースのセット物だったので1万円を超えていたはず。
そして今や、あの思い出が詰まった録音がCD3枚組で2300円。こんなにお手軽になっていいのか?そんな抵抗感も購入しなかった原因かもしれません。
また1960年の記録映画が初めてビデオ化になった時は直ぐに購入したし、今はDVDも持っているので、これで十分という気持ちがあったのかもしれません。しかしCD棚に、この1956年録音のカラヤン盤が並んでいないというのは、やはり何か忘れ物をしているような気持ちだったのも確かです。
この録音のゾフィーがアンネリーゼ・ローテンベルガーだったら、ファーニナルがエーリッヒ・クンツだったら、そしてオケがウィーンフィルだったらとは、やはり言うまい。思ってはいけない。
久し振りに聴いてみて、このオペラからあふれ出てくるような「香り」は1956年のこの録音からも十分に伝わってくる。
同じカラヤンの指揮でもウィーンフィルとの再録音盤より、やはり1956年盤の方が私は好きだな。
そしてエリーザベト・シュヴァルツコップの存在の大きさ。
やっぱりエリーザベト・シュヴァルツコップ!
今も第3幕がスピーカーから流れている。いよいよ大詰めの3重唱。
じっくりと聴いて、その美しさに酔うことにしましょう。






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