オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

メリル・デイビス&チャーリー・ホワイトの「こうもり」

2012年04月29日 22時34分57秒 | 私はアイスダンスが大好き!



ほとんど毎日、仕事から帰ると今年の世界選手権のアイスダンスの録画を見ている。
メリル・デイビス&チャーリー・ホワイトのフリーダンスでの喜歌劇「こうもり」序曲は、もう何度見ただろうか?何度見ても飽きることがない。
メリル・デイビスの髪飾りを見た時、唸ってしまった。
喜歌劇「こうもり」の第2幕で、このオペレッタのヒロインであるロザリンデが顔につけるマスクをデザインした髪飾り。
どれくらいの方が気か付いたであろうか?
これに気がついた自分が憎い。
喜歌劇「こうもり」の雰囲気満載。
今シーズンは鈴木明子さんとメリル・デイビス&チャーリー・ホワイトがフリーで喜歌劇「こうもり」序曲を競演。
私にとって素晴らしいシーズンでした。

壊れてしまった。

2012年04月28日 21時11分54秒 | 私事
昨日、とんでもない事が起きてしまった。
約30年、私が愛用しているオーディオの右側のスピーカ(YMAHA NS-1000)が突然、雑音だらけになって壊れてしまった。
スピーカーコードを交換したり端子を交換したりして、いろいろやってみたがダメだった。
すったもんだの末、GW明けにメーカーに送ることとなった。
買い換えることは簡単ですが、私にとって、たいへん愛着のある、お宝と言っていいスピーカーである。
スピーカーは私の命である。
願わくは修理で済むことを願うばかりである。
一件落着するまで、しばらくCDを聴く時はCDラジカセで辛抱するしかありません。
久し振りにCDラジカセでCDを聴いてみたが、これも悪くはなかった。
とにかく、元に戻ってほしいものである。


今シーズンが終わりました。

2012年04月27日 11時19分38秒 | 2011-2012年シーズン
国別対抗戦も終わり、とうとうフィギュアスケートの今シーズンが幕を閉じました。
いろいろありましたが、フィギュアスケートを見る楽しさ、醍醐味を満喫できたシーズンでした。
吉例ながら今シーズンたいへん印象に残ったプログラム。なお男子シングルはきちんと見ていないので割愛させて頂きます。

(女子シングル)
鈴木明子 (SP)「ハンガリーラプソディ」
鈴木明子 (フリー) 喜歌劇「こうもり」序曲
アシュリー・ワーグナー (フリー) 「ブラック・スワン」
村上佳菜子(SP)「ヴァイオリン・ミューズ」
アリッサ・シズニー (フリー) 「悲しきワルツ」
(アイスダンス)
テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイア (フリー) 「パリの恋人」
メリル・デイビス&チャーリー・ホワイト (フリー) 喜歌劇「こうもり」序曲
アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ (フリー)「道」
ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ (フリー) 「ジュッスイバラード」
(ペア)
高橋成美&マーヴィン・トラン (フリー)「ケベック協奏曲」
高橋成美&マーヴィン・トラン(SP)「イマジン」
タチアナ・ヴォロソジャル&マキシム・トランコフ (フリー)「ブラック・スワン」

今シーズンは私にとって鈴木明子さんが中心だったシーズンと言えるでしょう。SPもフリーもプログラムが素晴らしかった。特にSPの「ハンガリーラプソディー」は激しく変わる曲調、リズムに乗って鈴木明子さんの演技そして表情がどんどん変わっていく物凄さ。単に若い選手が力だけで押して行くのではない。鈴木明子さんの今までの技術、演技力、表現力の全てが結集されたプログラム。鈴木明子さんの演技を今まで見ていて、ここまでの境地まで達することを出来たことを見ることは大きな喜びでした。なお「ハンガリーラプソディー」のベストワンはやはりNHK杯での演技でしょう。
アシュリー・ワーグナーの「ブラック・スワン」を見るのも大きな喜びでした。1月の全米選手権での映像を見た時は本当に驚きました。そして四大陸選手権、世界選手権、国別対抗戦でも、どれも素晴らしく録画は全て永久保存である。音楽はチャイコフスキーの「白鳥の湖」の音楽。ワーグナーのスケールの大きく何かヒロインが乗り移ったような演技は今シーズン、鈴木明子さんと並んで忘れられないものがありました。

女子シングルと並んで大好きなアイスダンス。
やはりヴァーチュ&モイア、デイビス&ホワイトが群を抜いた存在ですが、私はウィーバー&ポジェの大人の雰囲気一杯の演技も好きです。
ペアでは高橋成美さん&マーヴィン・トランの成長が最大の収穫。SPのジョン・レノンの「イマジン」は心に残るものがありました。

一時、ハチャトリアンのバレエ音楽が大流行でしたが、今シーズンは「ブラック・スワン」が大流行。「ブラック・スワン」を通じて少しでもバレエ「白鳥の湖」に興味を持ってくれる方が増えてくれたら幸せです。
そして何と言っても私の大好きなヨハン・シュトラウス2世作曲の喜歌劇「こうもり」序曲を鈴木明子さん、そしてメリル・デイビス&チャーリー・ホワイトが極上の演技を見せてくれたことは、今シーズン最高の喜びでした。私の大好きな作品を、私の大好きなスケーターの演技で見る喜び。今回の「こうもり」まさに、その喜びの極致だったと言えます。

いよいよ来シーズンはソチ冬季オリンピック間近の大切なシーズン。どんなプログラムが登場するのか楽しみです。
羽生結弦君がオーサーコーチの元、どんな成長を見せるのか。
そして、やはり浅田真央さんの元気の姿を見たい。
浅田真央さんのいない世界選手権のエキシビション。やっぱり寂しい。新しいシーズンはソチを見据えて、どんなプログラムを披露してくれるのか楽しみにしています。

昨晩も今年の世界選手権でのアイスダンスのフリーダンスの録画を、また見てしまいました。こんな状態が新しいシーズンが始まるまで続のでしょう。

鈴木明子さんの「ラヴェンダーの咲く庭で」

2012年04月26日 22時52分38秒 | 鈴木明子さん



映像は今年の国別対抗戦のエキシビションでの鈴木明子さんの演技。
映画「ラヴェンダーの咲く庭で」の音楽。
何か引き込まれそうになる雰囲気の演技。
本当に素晴らしい演技、プログラムだと思います。

昨日は最初に今年の国別対抗戦のエキシビションの録画を初めて見ました。
CMは多いし、タレントが出てきたりして、本当に落ち着かなかった。見ていてイライラしました。
せっかく荒川静香さんも出ていたのに・・・。荒川さんの解説だけで私は十分である。
その後、Jスポーツで放送された今年の世界選手権のエキシビションの放送の録画を、こちらも初めて見ました。
解説は藤森美恵子さんと若松詩子さんの二人で私にとっては豪華組み合わせ。
映像は当然ですが最初から最後までエキシビションのみ。その他の映像は全く無し。
心から登場したスケーター達の演技、そしてパフォーマンスを満喫しました。
こんな放送は何故、地上波では出来ないのか?やらないのか?本当に不思議である。
エキシビションを心から楽しみましたが、やはりこの場に浅田真央さんがいないのは、本当に寂しい。
来年の世界選手権のエキシビションでは真央さんスマイルをぜひ見たい、いや必ず見ることが出来るものと信じています。


今日聴いたCD 4月25日

2012年04月25日 15時48分48秒 | 今日、聴いたCD
①モーツァルト ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K491 内田光子(ピアノ)ジェフリー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団(1988年録音)
②ブルックナー 交響曲第2番ハ短調(1877年 ノヴァーク版) エリアフ・インパル指揮東京都交響楽団(2011年ライブ録音)

今日は偶然にもハ短調の作品が並んでしまった。
モーツァルトのピアノ協奏曲を聴いて素直に感動できる私は本当に幸せだと思う。
ブルックナーの交響曲を聴きたくなり、最初は7番のCDを手にしたが、気が変わって2番になってしまった。
やはり私は初期のブルックナーの交響曲が大好きである。特に第2番は大好きである。
このインパルの東京でのライブ録音は、たいへんなお気に入りになってしまいました。

このあと、この前の日曜にNHK・Eテレで放送された、ららら♪クラシック「N響スペシャル(1)巨匠たちとの名演の軌跡」の録画を見る。
久し振りにヴォルフガング・サヴァリッシュの映像を見て、たいへん懐かしくなった。
ブラームスの交響曲第3番から第3楽章。ブラームスの渋い響きが心にしみる。
引退して、かなりの年数がたちましたが、お元気なのでしょうか?
ご自宅で、まだピアノを弾かれているのでしょうか?
サヴァリッシュには、大学生時代、思い出がたくさんあり、いろいろと思いを馳せるものがあります。
ヴォルフガング・サヴァリッシュ、シャルル・デュトワ、ロジャー・ノリントンの指揮する映像を続けて見て、改めて時代の流れ、変革を痛感しました。



「ワールド・フィギュアスケート」最新号

2012年04月24日 23時22分04秒 | 鈴木明子さん
雑誌「ワールド・フィギュアスケート」最新号が手元に届く。

今年の世界選手権が中心。

映像で演技を見るのもいいですが、選手の表情など、一瞬一瞬をカメラで捉えた写真で見るのも美しく、見ていて飽きることがない。

記事では、やはり鈴木明子さんのインタビューが印象に残りました。

「私にできることは努力して練習を積み重ねていくだけだったんです。でも、そうした継続は力になるんだということを、今シーズンもやってみて自分でも改めて実感しました」

「私の姿を見て、諦めなくてもいいんだと思ってくれる人がいてくれば、私がスケートをやってきた意味があると思います」

鈴木明子さんは来シーズンも現役続行のようです。

彼女の、また新しい境地による新しいプログラムによる演技が楽しみです。




国別対抗戦2012

2012年04月21日 21時22分39秒 | 2011-2012年シーズン
大急ぎで帰宅すると女子シングル・フリーの後半が始まっていた。

アシュリー・ワーグナーの「ブラック・スワン」は、今回も凄かった。
全米選手権、四大陸選手権、世界選手権、そして今回の国別対抗戦と、フリーはどれも凄かった!

アメリカの女子シングルのもう一人、グレーシー・ゴールド。
世界ジュニアでは落ち着いた、それも貫禄十分の演技に驚かされましたが、今回はシニア初登場。
アメリカは粋のいい選手を出してきたねえ。
これからの期待が高まる演技。来シーズンが楽しみです。

村上佳菜子さんは、ちょっとお疲れ気味だったかな?
満知子DX様、叱らないでね。
そして鈴木明子さんの「こうもり」序曲。
この素晴らしいプログラム、今シーズンの見納めかと思うと、感慨無量。
ジャンプのミスはありましたが、そんなこと忘れさせるくらいの素晴らしい演技。
もう胸が一杯。
つくずく今シーズンは私にとって、鈴木明子さんが中心だったことを改めて実感しました。

解説は荒川静香さん。
やはり荒川さんの解説が一番解りやすい。
世界選手権も荒川静香さんの解説を、じっくりと聞きたかった。

最後に、やったぞ日本金メダル!
万歳!万歳!万歳!



今日聴いたCD 4月20日

2012年04月20日 16時06分59秒 | 今日、聴いたCD
①マーラー 交響曲第7番 ホ短調「夜の歌」 小林研一郎指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(1998年録音 PONY CANYON盤)
②モーツァルト 交響曲第38番ニ長調 K504「プラハ」 カール・ベーム指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1959年録音 ドイツグラモフォン盤)

このところ、やけに仕事が忙しく昨日も深夜の帰宅だった。朝、起きてかなりの疲労感が残っていた。こんな時、かえって長大な作品、それも少々ネクラな作品を聴きたくなることがある。そんな気持ちで最初に選んだ作品はマーラーの交響曲第7番である。
マーラーと言えばバーンスタインの録音が有名で私も第7番ではニューヨークフィルとの新旧の録音のCDを持っていますが、今日は小林研一郎指揮チェコフィルの録音のCDに手が伸びました。
何と言ってもチェコフィルの魅力!第1楽章の冒頭のホルンの響き、第2楽章の弦のうねるような音色、そして最終楽章の冒頭のティンパニの連打など魅力満載。その魅力を引き出した小林研一郎の力量。そして録音も最優秀。仕事の疲れを忘れて聴き入る。

マーラーの長大な交響曲を聴いたあとモーツァルトを聴きたくなった。偶然にもチェコとゆかりのある作品を続けて聴いてしまった。
最近、ちょくちょくのぞいているブログでモーツァルトの作品に関して否定的なコメントを読んで愕然としていたところ。私はとても、あんな風にモーツァルトの作品を聴くことが、とても出来ない。別世界の出来事。私は頭で聴くより、心で聴きたい。

CDを聴いたあとフィギュアスケートの録画を見る。本当は昨日の国別対抗戦の録画を見るべきだが、何か気乗りがしない。まだ世界選手権の余韻が私に残っているからでしょう。世界選手権のペアのフリーの録画を見てしまった。
国別対抗戦は荒川静香さんの解説なので早く見なくてはいけない。

午後、財務大臣閣下とわが町の商店街に繰り出す。
実は、この数年、わが町の商店街の再開発の工事が進み、昨日、大きくリニューアルオープンしたところ。昔の面影が一掃され全く生まれ変わってしまった。
私のお目当てはわが町初進出の「タワーレコード」である。大阪へ行った時に必ず立ち寄る梅田店や心斎橋店の規模には、全くかなわないが私にとっては画期的なこと。今まで入手に苦労していたタワーレコード・オリジナル企画盤が手に入り易くなったのが大きい。
伊福部昭の作品集の2枚組CDを購入する。
横で財務大臣閣下が何か言いたそうな表情で見ていた。



 

2012年、世界選手権・アイスダンスFD

2012年04月18日 09時26分41秒 | 私はアイスダンスが大好き!
Jスポーツで放送された世界選手権のアイスダンス・フリーダンスの録画を、やっと見る。
アイスダンスは私が女子シングルと並んで、一番楽しみにしていた種目である。地上波やBSでフジテレビがきちんと放送してくれないので、本当に苦労します。
アイスダンスはジャンプなど大技が無いので、一件地味のように思われますが、素晴らしい音楽に乗っての華やかな雰囲気や感情表現豊かな演技にはハマるものがあります。

今年の優勝はカナダのテッサ・ヴァーチュ&スコット・モイヤ組、そして2位はアメリカのメリル・デイビス&チャーリー・ホワイト組。
昨年同様、この2組が、やはり群を抜いている。この2組を追い抜くペアはいつ現れるのか思ってしまうほどである。
私は、この2組を追いかけるペアとしてアメリカのマイア・シブタニ&アレックス・シブタニの兄妹コンビに期待しているのですが、今大会では、どうも兄貴の体調が悪いようで、ミスの連発で8位に終わったのが残念でした。フリーダンスでのツイズルでの失敗は痛かった。あのスピードのあるツイズルを見ることが出来なかったのは本当に心残りである。

さてヴァーチュ&モイヤ組のプログラムはミュージカル映画「パリの恋人」の音楽。そしてデイビス&ホワイト組の音楽は喜歌劇「こうもり」序曲。
フレッド・アステアとヨハン・シュトラウス2世の世界!
極上の音楽と最高の演技に酔うのみである。正にアイスダンスを見る最高の醍醐味そして喜びを、この2組が伝えてくれます。

その他では6位のイタリアのアンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ組の演技も個人的には大好きなプログラムです。
毎シーズン楽しいプログラムで私を楽しませてくれますが、今シーズンのプログラムはニーノ・ロータの映画「道」の音楽。
自国の作曲家による自国の映画の音楽。やはり感情の入れ方が違うように感じました。

さて今回の放送の解説は藤森美恵子さん。
今回も核心を鋭く突く解説で、たいへん参考になりました。
7位のロシアのエカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー&ソロビエフ組の演技後の解説は凄かった。

「プログラムの選曲(グノーの歌劇「ファウスト」からのバレエ音楽)はいいがISUアイスダンス技術委員会の意図を理解してプログラムを創作していない。全てボリショイバレエ的。ロシアは今の(アイスダンスの)時代を理解していない。スタイルが古い。ロシアが時代的に取り残されている」
ボリショイバレエ的と言うコメントがクラシックバレエ好きの私にとって何か納得させられるものがありまた。

反対にデイビス&ホワイト組の演技には「ISUの主旨に100%そったプラグラム」
またヴァーチュ&モイヤ組の演技には「(ロシアと比べて)一歩が違う。技術が違う」
以前アイスダンス大国だったロシア、そして今ロシアを抜いて北米勢の活躍。藤森さんの鋭いコメントだけで今の世界のアイスダンス界の縮図を見るようでした。
またアイスダンスはエンタテイメント性があふれるものがありますが、見た目だけではない、あくまでもルールに寄り添った競技であるということも藤森さんのコメントで思い知らされました。
ただヴァーチュ&モイヤ組やデイビス&ホワイト組の演技にはルールや技術というものを何か超越した凄さがあります。技術臭さ、単なる高得点狙いを感じさせないで見る者を引きつける魅力が満載です。それが、この2組の凄いところに違いありません。
「一歩が違う」
この言葉がたいへん印象に残りました。
ステップの踏み方、ターンでの息の合わせ方など。
この藤森さんがおっしゃった「一歩」を感じることができるかが、今のアイスダンスの魅力を感じるか、感じることが出来ないかのポイントだと痛感しました。
見れば見るほど奥の深いアイスダンス。
本当は、もっと多くの方々に見て欲しい。




ヴォロソシャー&トランコフの「ブラック・スワン」

2012年04月16日 22時39分18秒 | 2011-2012年シーズン
EC 2012 P-FS-1 Tatiana VOLOSOZHAR / Maxim TRANKOV etv2


世界選手権のペアでは、SP8位だったタチアナ・ヴォロソシャー&マキシム・トランコフ組が一気にフリーで2位まで駆け上ったのには驚かされた。

ダイナミックでスケールの大きい演技。

本当に見事!

地上波では放送されたのだろうか?

テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイアの「パリの恋人」

2012年04月15日 23時08分56秒 | 私はアイスダンスが大好き!



今年の世界選手権でのアイスダンスの優勝は、テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイア組。

フリーダンスの音楽はミュージカル映画「パリの恋人」から。

フレッド・アステアの世界。

流れるようなステップ。

究極のアイスダンスの演技。

本当に見とれてしまいました。

X日は8月25日

2012年04月14日 21時16分21秒 | 荒川静香さん
今年の「フレンズオンアイス」の日程が発表されました。

8月24日(金)25日(土)26日(日)の3日間。

フレンズオンアイス2012

私は、おそらく25日(土)の1回目の公演で荒川静香さんに会いに行くことになるでしょう。

予定では前日の24日になるべく早い便で空路、東京へいくつもり。

そして、すぐに上野公園まで行って上野の森の美術館で開催中の「ツタンカーメン展」と東京都美術館でフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を見るつもり。

しかし、それもフレンズオンアイスのチケットの確保が最優先、最重要課題です。

プレオーダーに全てを賭けることになります。

2012年、世界選手権・ペア その2

2012年04月13日 16時18分37秒 | 2011-2012年シーズン
今日の朝、起床しても昨晩見た世界選手権のフリーの余韻が、まだ残っていた。朝から、録画を再び見直しました。
選手へのインタヴューも、いろいろ印象に残るものが多く、そして、あと2年後に迫ってきたソチ冬季オリンピックへの思いもあり、たいへん心に残りました。

川口悠子さん
「ダラダラ練習出来ないので一回一回の練習が、これが最後かという思いでやってきました。(ソチ)オリンピックには、やはり出たいです。」

ケイディー・デニー
「今回が世界選手権が初めてだったので、出場できて光栄ですし毎年出場したいですね。」

ジャン・トン
「僕らは体の故障など、いろいろな問題を抱えています。でもソチまで続けられることを願っています。」

ロビン・ゾルコウィー
(ロビン選手は5年間、表彰台にのぼり続けてきましたが、どのようにして高いレベルを維持しているのですか?)
「表彰台にのぼり続けることは本当に大変なんです。だから良い結果が残せるように浮かれることなく励んできました。今回で4回目の世界王者になったし、今後もベストを尽くすつもりです。改善できる所はきちんと直して新しいことも取り入れながら前進あるのみだと思っています。」

アリオナ・サフチェンコ
(ソチオリンピックを目指していると思いますが2014年までトップで居続けるコツは何でしょうか?)
「とにかく練習です。練習しかないですね。」

高橋成美さん
「私たちを見て日本人がペアをやってみようと思ってくれるとうれしいです。そして将来、日本がペアの強い国になって欲しいと思っています。」

マーヴィン・トラン
「日本のペアとして出場できたことを嬉しく誇りに思っています。日本の皆さんは上手くいかない時も、いつでも支えてくれました。ペアを結成してからここにたどり着くまで支えてくれた皆さんに感謝したいです。」


いよいよ今晩はアイスダンスの放送があります。
私にとっての世界選手権は、まだ終わりません。

2012年、世界選手権・ペア

2012年04月12日 23時15分25秒 | 2011-2012年シーズン
今日のJスポーツの世界選手権の放送はペア。
ペアにはリフトやスロージャンプなどシングルには無い豪快さ、スケールの大きさが大きな魅力。そして美しさと優雅さ。
2年前の「フレンズ・オン・アイス」でバンクーバー冬季オリンピックの銀メダルに輝いたチン・パン&ジャン・トンのツイストやスロージャンプを、まさに目の前で見て、その物凄さに震えるほど感動したことを昨日のように思い出します。ペアの魅力を分かってもらえないのは、きちんとペアを地上波やBSで放送しないフジテレビやテレビ朝日の怠慢だと私は強く思っています。これはアイスダンスにも同じことが言えるでしょう。

さて今年の世界選手権のペア。
副音声の会場音だけで放送を見る。
音楽と演技のみ。選手たちの表情がリアルに迫ってくる。特にリフトの時の女性の表情が本当に美しく、凄い。
特にフリーは素晴らしい演技の連続で胸が一杯!

SP8位のロシアのタチアナ・ヴォロソシャー&マキシム・トランコフ組が一気に銀、そしてSP2位の中国のチン・パン&ジャン・トン組が4位に終わったのが、どうしてなのか知りたくて今回の放送を楽しみにしていました。
チン・パン&ジャン・トン組はフリーでの冒頭でジャン・トンの転倒があったとは・・・。その転倒が尾を引いて、スロージャンプもツイストも、いつものスケールの大きさが無かった。
音楽はR・コルサコフの「シェエラザード」
ブルーの衣装が美しかっただけに残念。あれだけ、いろいろな経験を積んでいるペアでも、こんなに委縮するものなのか!世界選手権は、本当に怖い。

ロシアのタチアナ・ヴォロソシャー&マキシム・トランコフ組のフリーは正に完璧!
映画「ブラック・スワン」のサウンドトラック盤。
後半、バレエ「白鳥の湖」第4幕の最後の音楽での演技は、物凄いとしか言いようがない。
多くのフィギュアスケートファンに見て欲しかった演技でした。

高橋成美さん&マーヴィン・トラン組は最終滑走だったのか!それも王者アリオナ・ザフチェンコ&ロビン・ゾルコヴィー組の直後の演技だったのか!
会場音だけの映像。
美しい音楽に乗っての素晴らしい演技。見ていて目頭が熱くなってくる。特に演技中の成美さんの表情の豊さ。今までは、どちらかと言うとスピード感あふれる演技が特徴でしたが、今シーズンに入って世界のトップクラスのペアの演技に相応しい優雅さ、美しさが際立って来ました。本当に素晴らしいペアが我が国から生まれたことを、本当に嬉しくてたまりません。

その他では私の密かな御ひいきのアメリカのケイディー・デニー姐さん。パートナーを変更しての今シーズン。
「トゥーランドット」
良かったよ!

ロシアのエレーナ・イリニフ&ニキータ・カツァラポフ組の音楽は1965年に制作されたデヴィット・リーン監督の映画「ドクトル・ジバコ」の音楽。
この音楽でロシアの選手が演技をする時代が来るとは!まさに時代の大きな流れを感じました。

大番狂わせ。フリーで何と第2グループで登場の川口悠子さん&アレクサンドル・スルミノフ組のフリーの「月の光」
ドビュッシーの繊細な音楽での演技。
ミスはありましたが、まさに、このペアの世界。うっとりと見るのみ。最終グループで、このペアの演技を見たかった!


番組の最後で放送された記者会見での高橋成美さんのコメントが強く印象に残りました。

「私たちを見て日本人がペアをやってみようと思ってくれるとうれしいです。
 そして将来、日本がペアの強い国になって欲しいと思っています。」

高橋成美さんの気持ちをマスコミはきちんと伝えて欲しい。
そして来シーズンの高橋成美さん&マーヴィン・トラン組のさらなる飛躍に期待します。