オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

祝!鈴木明子さん、中国大会優勝!

2009年10月31日 19時32分16秒 | 2009-20010年シーズン
今、仕事から帰宅してGPシリーズ中国大会で鈴木明子さんの優勝を知りました。

SPでは4位だったので、どこまでフリーで巻き返すかと思っていましたが見事に優勝!うれしくて、うれしくて天にも昇るような気持ちです。
素晴らしい「ウエスト・サイド物語」だったに違いありません。早く見たい!

今晩の放送が待ち遠しくてたまりません。


石川翔子さんのこと。

2009年10月30日 21時03分15秒 | 2009-20010年シーズン
今日の朝刊のスポーツ欄の片隅に来月のNHK杯出場予定の武田奈也さんがケガで欠場。代わって石川翔子さんが出場と報じられていました。
武田さんは一昨年のNHK杯では3位だっただけに、たいへん無念だと思いますが、年末の全日本選手権には、あの元気な姿を見せてもらいたいものです。
石川翔子さんは、以前、当ブログで私が期待しているスケーターの一人として名前を出したことがあります。
石川翔子さんの演技は一昨年の大阪での全日本選手権で初めて見ましたが、当時、まだジュニアにもかかわらず、映画「タイタニック」の音楽に乗っての演技は、たいへん大人の雰囲気が伝わってきて、彼女はジュニアという枠の中にいるより、シニアの方が持ち味を出しやすいのでは?と思い、それ以降、注目していました。
今シーズンから、コーチも佐藤信夫氏に代わり、さらなる飛躍が期待されます。
急なNHK杯出場の為、調整が大変だと思いますが、石川さんにとって予期しなかったGPシリーズ初出場だと思います。持っている物、全てを出し尽くした悔いのない演技を期待します。

最近聴いたCD

2009年10月29日 14時55分06秒 | 今日、聴いたCD
フィギュアスケートのシーズンに入り、何かと忙しくなってきましたが、最近は仕事の疲れで休みの日は家から出ない事も多くなったこともありますが、CDもコツコツと聴いています。
最近、購入したCDを2点。

①ヴェルディ 「レクイエム」

ブルーノ・ワルター指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団

1959年ニューヨークでのライブ録音(輸入盤)

ワルターの指揮するレクイエムと言えば、真っ先にモーツァルトが頭に浮かびますが、今回は何とヴェルディである。正直、私はワルターのヴェルディは今回、初めて聴きました。しかし考えてみるとワルターはオペラ指揮者なのでヴェルディの作品がレパートリーに入っていてもおかしくない。現に戦前、メトで振った「仮面舞踏会」などの録音が残っているらしいので機会があれば聴いてみたい。
さて、このレクイエムであるが、演奏は悪くない。合唱もよく歌っている。しかし条件の悪いライブの為か特にオケの響きが薄く聴こえるので、これがワルターのヴェルディと言い切れないものがある。ワルター・マニアの為の1枚と言えるでしょう。
なお独唱では若き日のカルロ・ベルゴンツィのテノールが素晴らしいと思いました。反対にソプラノのジンカ・ミラノフがへたくそ。最後のこの作品の1番聴き所の「リベラ・メ」が聴いていられなかったのが残念だった。

②グラズノフ 付随音楽「仮面舞踏会」

ドミートリー・ヤブロンスキー指揮ロシア・フィルハーモニック管弦楽団

2006年モスクワでのスタジオ録音(NAXOS 8.570211)

NAXOSレーベルのグラズノフ管弦楽曲集の第18集目になるもの。
「仮面舞踏会」と言えば浅田真央さんで有名になったハチャトリアンの作品が大変、知られていますが、グラズノフには何とハチャトリアンの作品と同じミハイル・レールモントフの戯曲と同じ題材で作品を書いていたとは驚かされた。
ハチャトリアンは1941年に作曲しましたが、グラズノフはずっと前の1912~13年に作曲し1917年に初演されたらしい。
初演当時、題材が刺激的で風紀を乱すとの事で上演が禁止になり、その為かグラズノフのこの作品も忘れ去られていたようである。
演奏は一部コーラスも入り、26曲収録され、おそらく、ほとんどオリジナルに近い状態の録音と思われ、このレーベルのこだわりを強く感じます。
曲を聴いた感想としてはハチャトリアンの、あのワルツのような一度聴いたら忘れることの出来ない悲劇性をただよわせた物凄さはありませんが、グラズノフの作品に共通するロシアのロマンチズムは十分に伝わってきます。
なお、このCDのジャケットのイラストが見事で、この戯曲の雰囲気が良く出ていて主人公のリーサへ思いを馳せることが出来るものである。

バンクーバーへの道

2009年10月28日 22時55分24秒 | バンクーバー冬季オリンピック
昨日、久し振りに以前、NHKで放送された「荒川静香 金メダルの道」の録画を見ました。トリノの感動から、もう4年も経とうとしているのかという感概とバンクーバーでは、どのような新たな感動があるのかという期待感が入り混じり高揚した気持ちで見ることが出来ました。
トリノ・オリンピックのシーズンのGPシリーズでは荒川静香さんは、新採点方法に苦しみ、失礼ながらオリンピックでの金メダルを予感させるものは残念ながらありませんでした。そしてGPシリーズ・ファイナルにも出場出来ませんでした。現在の浅田真央さんと重なるものを、どうしても感じてしまいます。
しかし番組を見て強く感じたのは荒川さんは、最悪の時も、けっして落胆していません。悪いなりにも、今より良くなりたい。良くなるにはどうしたらよいか?それを、どんどん実行していく前向きさ。マイナス発想は無し。どんどん前へ進んでいくのみ。進んで行く先にはオリンピック代表があり、そして、さらに行き着くところに感動的な金メダル。
荒川静香さんの心の根底に、いつも、しっかりと持っていたのは「自分らしく」という気持ちである。その「自分らしく」の気持ちを100%ぶつけることが出来たのが、まさにトリノ・オリンピックであったことが、久し振りに録画をみて改めて思い知らされました。
浅田真央さんも今が一番辛い時ですが、まずは真央さんらしい演技の復活を待ちわびる気持ちで一杯です。真央さんは何と来年の1月成人式を迎える私の娘より年下である。あの若さで物凄いプレッシャー、そして自身のGPシリーズを終えての不満足な結果に対する批判などを全てを受け止めなくてはいけないとは同じ世代の娘を持つ親として、本当に何とかしてあげたい気持ちが強い。
番組を見ていて、トリノ・オリンピックでのキス&クライでモロゾフコーチと荒川さんを挟むように座っている佐藤久美子コーチの姿が印象的でした。同じ日本語で話せるコーチが傍らに居るということは技術的な事以上に荒川さんにとって、どれだけ心強かったでしょうか?
日本スケート連盟も動くようですが、何と言っても真央さんは、まだ私には想像も出来ない強靭な精神力を持っているとはいえ、二十歳前の少女です。万全のケアをして欲しいものです。
私はかつては浅田真央さんが大嫌いでした。トリノオリンピックのシーズンに荒川静香さんが伸び悩んでいる時に15歳の天才少女として登場して荒川さんより上位になる活躍で複雑な気持ちでした。
しかし今はそんな気持ちは全くありません。「チャールダシュ」や「仮面舞踏会」の演技を通じて真のフィギュアスケートの真髄を見せてくれる現在世界最高のスケーターであると強く信じています。
私が高校生時代、オペラに興味を持った頃、歌劇「トゥーランドット」はどちらかと言うとマイナーなオペラでした。そのころ買ったオペラアリア集のレコードには「誰も寝てはならぬ」は全く収録されていませんでした。しかし今はオペラの代名詞的なアリアになってしまいました。ぜひとも前奏曲「鐘」も真央さんのオリンピックの活躍でピアノ協奏曲第2番と並ぶラフマニノフの代表作に押し上げてもらいたいものです。

もうすぐNHK杯!安藤美姫さんや我が愛しの中野友加里さんの活躍、そして高橋大輔さんのフリーの「道」の演技をいよいよ見ることが出来る!そして「皆様のNHK」ですからペアやアイスダンスの放送もたっぷりとあるでしょう。
仕事で悩む暇はありません。

ロシア大会、女子フリー

2009年10月26日 09時28分11秒 | 2009-20010年シーズン
昨晩、見る事が出来なかったGPシリーズ・ロシア大会の女子フリーの録画を、本日、早朝から見ました。
結果は皆様、ご存知の通りである。
解説はフランス大会に続いて荒川静香さん。何か安心して見ることが出来ました。

久し振りに私の御ひいきのアリッサ・シズニーの演技を見ることが出来ました。
音楽は昨シーズンと同じ映画「ドクトル・ジバコ」からの音楽。「昨年と同じか!」と思われる方も、いらっしゃるかと思いますが、このデビット・リーン監督の名作映画が大好きな私にとっては、ララのテーマを聴いただけで胸が一杯になるだけに本当に嬉しい限りである。衣装も渋いものですが、たいへん素敵です。
ジャンプで転倒やミスがあり残念な順位となりましたが、まさに天下一品と言えるビールマンスピンやスパイラルを見る事が出来、大いに満足しました。

安藤美姫さんは優勝で、さい先の良いスタートとなりました。このままオリンピックまで一気に走って行きそうです。
リンクに登場した安藤さんは、まさに妖艶な大人の雰囲気。凄い雰囲気である。クレオパトラのイメージというのが、よくわかりました。
今日の新聞の朝刊の記事にメークだけでも実際、ブロードウェーの舞台を研究して勉強していたという記事がありオリンピックに賭ける安藤さんの意気込みを強く感じます。今後もますます、こだわりのある演技が期待できます。ジャンプの精度もますますアップするはずなので、次のNHK杯がいっそう楽しみになってきました。

さて浅田真央さん。SPの時にも書きましたが、神様はどこまで真央さんに試練を与えるのでしょうか?
トリノの女神は荒川静香さんに試練を与えて、そしてキスをしました。バンクーバーの女神も真央さんに同様な試練を与えているのでしょうか?最終的にはキスをして欲しいのですがフィギュアスケートファンとしては演技後の真央ちゃんスマイルを早く見たいのです。
おそらくGPシリーズ・ファイナルの出場はもう絶望的でしょう。荒川静香さんの時と同様、2ヶ月後の全日本選手権に全てを賭けて登場ということになります。オリンピック代表を賭けてフリーの最終グループの演技が終わるまで目が離せない大変な大会になってしまいました。
現在、絶不調の真央さんですが、やはりキム・ヨナに対抗出来るのは世界広しと言えども彼女しかいないと私は思っています。
私は全日本選手権の翌日のメダリスト・オン・アイスのチケットを確保しました。やはり私が生で見たいのはオリンピック代表として紹介される浅田真央さん。そして、その横には中野友加里さんの姿。私情を強調してしまい申し訳ございませんが、私には、やはり、これしかありません。ますます、この気持ちが強くなってきました。

ロシア大会、女子SP

2009年10月24日 21時07分21秒 | 2009-20010年シーズン
本日の朝、起床して、すぐにロシア大会のSPの結果をネットで知り呆然として出勤しました。
今、帰宅して放送を見終わりました。神様は浅田真央さんに何と言う試練を与えているのでしょうか?もう、いいじゃないですか、波に乗らせて上げて!と叫びたくなる気持ちで一杯です。
トリノ・オリンピックのシーズン。荒川静香さんも悩み多きスタートでした。歴史は繰り返すのか?その時、荒川さんを、かき回したのは浅田さんである。何と言う因縁!NHKで放送された「荒川静香 金メダルへの道」での両者の表情が今となっては感概深いものがあります。
浅田さんは今がまさに最悪の状態。おそらく猛練習を積んでいるはずなので、もう気持ちの問題でしょう。絶対、このままでは終わらない、猛練習の成果が出て花開くときが絶対くると信じています。一心不乱にステップを踏んでいる姿を見て、強く感じました。
年末の全日本選手権がたいへんな大会になりそうです。

順序が逆になりましたが急遽、プログラムを変更した安藤美姫さん。安藤さんにはジャパン・オープンの時のクモの付いた衣装よりも今回のブルー系の衣装の方が良く似合います。モーツァルトの「レクイエム」がフィギュアスケートで表現されるとは!安藤美姫さんならではのプログラム。
明日の初めて見るフリーがどの様なプログラムなのか?早く見たいものです。

少し残念なメダリスト・オン・アイス

2009年10月23日 21時30分15秒 | 2009年、メダリスト・オン・アイス
12月28日のメダリスト・オン・アイスのプレオーダーの結果が判明しました。
何と第3希望のスタンドS席である。本当に私はアリーナ席と縁が無い人間である。
ただ今年は1月のスターズ・オン・アイス、8月のフレンズ・オン・アイス、そしてメダリスト・オン・アイスと地方の四国の片田舎に住んでいるフィギュアスケートファンとしては恵まれた1年だったかもしれません。
少し残念ですがオリンピック代表壮行エキシビションも兼ねているので、4年に1度の雰囲気を満喫したいものです。
さて、座席の料金の高い、安いは別として年内のCDとDVDの購入は凍結を財務大臣閣下より通告されました。
ただ現時点でCDを一組だけ予約しているので、「これだけは許して下さい」と泣いて?平伏して?財務大臣閣下にお願いしました。
このCDはプレヴィン指揮ロンドン交響楽団によるプロコフィエフ作曲のバレエ「シンデレラ」全曲録音である。中野友加里さんの3シーズン前のフリーの曲目で、欲しい欲しいと思っていたCDで、やっと見つけました。
フィギュアスケートの影響でCDの収集は今年も、かなり巾が広くなってきました。

メトの「ラ・ボエーム」

2009年10月22日 09時06分43秒 | オペラ
今月の初め、NHKハイビジョンでメトロポリタン歌劇場の公演が四夜に渡って放送され、現在、録画を一生懸命見ているところである。
演目はワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」、プッチーニの「ラ・ボエーム」「マノン・レスコー」そしてブリテンの「ピーター・グライムズ」である。
あと「ピーター・グライムズ」を残すのみである。
一番、楽しみにしていたのは「トリスタンとイゾルデ」でしたが、面白くなかった。そして、何度も、飽きもせず見直たのが「ラ・ボエーム」である。
演出はフランコ・ゼッフィレッリである。やはり第2幕が圧巻でした。
ゼッフィレッリ演出の「ラ・ボエーム」といえば大昔、ミラノ・スカラ座の歴史的な初来日の時の公演が忘れることが出来ません。(私の大好きなミレッラ・フレーニのミミ、そしてC・クライバーが指揮)
メトの公演では、一部の変更はありますが、あの時の舞台装置とほぼ同じで第2幕の幕が開いた瞬間の上下2段に分かれた、カフェ・モミュスと街頭の賑わいが一度に目の当たりにできる、まさに凄い舞台を楽しむことが出来、何度も、何度も、録画を見直しました。
しかし残念だったのは第2幕の最後、スカラ座の演出ではマルチェルロやムゼッタたちが鼓笛隊のあとを追って舞台から、いなくなった後、ムゼッタのパトロンのアルチンドロがモミュスへ帰ってきて、給仕が差し出した勘定書を見て驚いてへたりこみ、その傍らでロドルフォとミミが抱擁しているという極めの細かい演出でしたが、メトでは出演者全員が舞台に残ってにぎやかに幕が降りるというも演出である。やはり私は、ここの部分はスカラ座の演出が余韻が残って好きである。
なお、放送では第1幕から第2幕、そして第2幕から第3幕の舞台裏での舞台転換の様子も映し出され、こたえられないものがありました。
さて、このメトでの公演のミミ役はアンジェラ・ゲオルギューである。昨年の11月、ネトレプコがミミを演ずる「ラ・ボエーム」の放送があり、ネトレプコの美人ぶりに目まいがしたものですが、ゲオルギューのミミも素敵である。私の持つミミのイメージは、どちらかと言うとゲオルギューの方が近い。
ネトレプコとゲオルギューの間をさまよう私がいます。
「ラ・ボエーム」を語ると尽きないものがあります。

録画を見ながら、以前、安藤美姫さんがEXで「ラ・ボエーム」の音楽を使用したという事を思い出しました。私は、とうとう一度も見る事が出来ませんでした。ぜひ、見てみたいものです。

いざ、モスクワ!

2009年10月20日 23時46分48秒 | 浅田真央さん
浅田真央さんはフランス大会のエキシビションのフィナーレに欠席してモスクワ行きの飛行機に飛び乗ったそうです。
ロシア大会までの1週間、おそらく私の様な凡人には想像も出来ない猛練習に明け暮れるのでしょう。
私も現在、仕事でヘロヘロ状態ですが、浅田真央さんのご苦労に比べたら・・・
私もグチばかりこぼさず頑張ろー!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091020-00000020-sanspo-spo
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091019-00000277-sph-spo

さて、12月28日のメダリスト・オン・アイスのプレオーダー、第1希望にアリーナ席で応募しました。
もし、当選したらいよいよ経済封鎖らしい。

GPシリーズ・フランス大会 女子フリー

2009年10月19日 10時33分52秒 | 2009-20010年シーズン
昨晩は残業で深夜の帰宅だった為、結果はすでに知っていましたが、録画を見ずに寝ました。そして今、上位3人の録画を見終わりました。
今日の朝日新聞のスポーツ欄に、ある海外のジャッジのコメントが記されていました。
「真央が失敗しない演技をした上で、ヨナと比べてみたかった」
ガーシュインのへ調のピアノ協奏曲の音楽に乗って、ブルーのまばゆいばかりの衣装を着てのキム・ヨナさんの演技は「お見事」という言葉に尽きます。
今、自分の持っているものの全てを磨ききり磨きっていると言えるキム・ヨナさんの演技、しかし、それに反するように、これでもか、これでもかと高難度のプログラムに立ち向かっている浅田真央さん。浅田さんの次回の演技は、どこまでの領域に到達するか?そして、その次は?そして、そして来年2月のオリンピックは?
どうしても浅田真央さんの方が気になってしまいます。
フリーの得点を見るとジャンプではキム・ヨナさんは48・75で、ジャンプの失敗が響いた浅田さんは36・17でしたがジャンプ以外の得点ではキム・ヨナさんは18・80、浅田さんは18・90と言う数字に注目したい。とにかくジャンプしだいである。次はロシア大会。おそらくタラソワコーチのお膝元で猛練習中だと思います。早く浅田真央さんの力を100%出し切った演技を見たいものです。
ただ誤解を招いては困るのは私はキム・ヨナさんが嫌いではないということである。今、私が今、一番、生で見たいスケーターはキム・ヨナさんである。逆に現在の調子が来年のオリンピックまで持続できるのか心配しているくらいである。
両者、万全の状態でオリンピックに臨んで欲しいものである。

さて中野友加里さんの3位は本当に良かった!強豪ぞろいの今大会、特にキム・ヨナさんと浅田真央さんに続いての亜脱臼による影響の中、3位は凄い事です。
「火の鳥」も前回のジャパンオープンと比べて、比べものにならない位、自分のものになっていて音楽との一体感による醍醐味を感じることが出来ました。スパイラルは本当に美しい!
中野さんのファンとしては、次のNHK杯が楽しみです。

(追伸)
中野友加里さんの、たいへん素敵な表情の写真を見つけました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091018-00000018-jijp-spo.view-000
今後も、どんな表情をみせてくれるか、楽しみです。

GPシリーズ・フランス大会・SP

2009年10月17日 22時09分54秒 | 2009-20010年シーズン
思い出してみるとトリノオリンピックのシーズン当初、荒川静香さんは、良い滑り出しとは言えませんでした。しかしトリノでは、私たちにあの感動を与えてくれました。
浅田真央さんが、このまま終わるとは、とても考えられません。練習を積んで問題点は是正してバンクーバーオリンピックには荒川静香さんの時のように最高のものを見せてくれるものと信じています。とにかく温かい目で見守ってあげましょう。
「仮面舞踏会」の音楽がCDのようにフルート版ではないのにはびっくり。
それにしても素敵な衣装でした。表情も良い表情をしていました。やはり真央さんを見にメダリスト・オン・アイスへ行こうかな?迷っています。

キム・ヨナさんの妖艶な演技には感歎するものがありました。本当に色っぽくなりました。映画「007」シリーズのファンとしては、しびれる物がありました。映画でボンドガールとして登場してくれないかな?
フリーはガーシュインのピアノ協奏曲。007と違った世界が楽しみです。

そして中野友加里さん。この前の亜脱臼による肩の具合が良くないと聞いて心配していたのですが、必ずしもエンジン全開とは言えませんがSP2位発進は見事です。これで肩の調子が良くなったら凄いことになりそうです。
フリーの「火の鳥」の仕上がり具合が楽しみです。

どうする「メダリスト・オン・アイス 」

2009年10月16日 22時02分48秒 | 2009年、メダリスト・オン・アイス
今年の大阪での全日本選手権、悪い予感が的中して女子シングルのフリーは12月27日の日曜日である。日曜日、それも年末商戦のピークなので仕事上、絶望的としか言い様がない。土曜日なら何とかするのだが・・・
その代わり翌28日月曜日は「メダリスト・オン・アイス 」である。オリンピック代表の壮行エキシビションも兼ねているので、これは何とかしなければいけない。問題は終演後、最終の新幹線に間に合うかどうかである。明日から10月20日までプレオーダー受付である。
さあ、どうするか!?

浅田真央さんのCD

2009年10月15日 09時55分57秒 | 浅田真央さん
東芝EMIから発売された「浅田舞・真央 スケーティング・ミュージック2009-2010」のCDが手元に届きました。
私は今まで多く発売されたフィギュアスケートに使用された音楽を集めた寄せ集め的なCDは購入したことが無かった。それどころかクラシック音楽でも例えば「魅惑のモーツァルト」などとネーミングされた寄せ集めCDは1枚も持っていない。
しかし、今回は簡単に陥落してしまいました。これも浅田真央さんに対する今シーズンへの期待の大きさでしょう。解説書の浅田姉妹の美しいカラー写真を見ながら過去のシーズンのあれこれを思い出しながら耳を傾けるのも、なかなか良いものである。
このCDの一番のお目当てはやはり浅田真央さんの今シーズンのプログラムである「仮面舞踏会」と前奏曲「鐘」である。
演奏はいずれも青島広志指揮シアター・オーケストラトーキョーである。今年7月に行われた「フィギュアスケート名曲コンサート」の為に編成された特別オーケストラと思われます。
解説書には演奏時間が記載されてませんが私のプレーヤーのカウントでは「仮面舞踏会」が約2分53秒、「鐘」が約4分10秒で、当初から浅田さんの演技を想定したヴァージョンと言ってよいでしょう。浅田真央さんクラスのスケーターがシーズン前に新シーズンの音楽のみコンサートで披露するとは何と素晴らしいことではないでしょうか!フィギュアスケートとクラシック音楽の両方好きな者にとって堪えられないものがあります。
さて、前奏曲「鐘」はラフマニノフのピアノ独奏曲をストコフスキーがオーケストラの為に編曲したものですが、演奏は浅田さんの演技抜きで演奏だけを聴くと、演奏の荒さが気になるのは特別編成のオケだけにしかたないのでしょう。このCDにはムーティ指揮フィラデルフィア管弦楽団によるチャイコフスキーの幻想的序曲「ロメオとジュリエット」も収録されているので余計、感じるのかもしれません。ただ、これに浅田さんの演技が重なると全く違った印象になるのは間違いありません。この前のジャパン・オープンでも私は気になりませんでした。
そして驚かされたのは「仮面舞踏会」である。最初、発表された時は昨シーズンのフリーの縮小版と、思っていたのですが、何とフルートの演奏による特別ヴァージョンである。オリジナルで聴きなれた耳でフルート・ヴァージョンで聴くと、あの重々しさが薄くなり軽やかなワルツになるのは本当に面白い。解説書でも浅田さんは「かわいらしく、華やかな舞踏会になりました」とコメントしているので昨シーズンと全く違った世界の「仮面舞踏会」が期待されます。
なおフルート独奏は新村理理愛さんという方で私はフルートの世界は詳しくないのですが14歳の新進奏者で、あのジェームズ・ゴールウェイのお弟子さんとのことです。
なお、このアルバムにはDVDのおまけがあり、今年の「The ICE」での浅田姉妹の演技をたっぷりと見ることが出来、久し振りに舞さんの演技を見ました。やはり私のようなオジサンが嬉しくなる美人である。うっとりとして見ていました。
またコンサートのリハーサルに現れた真央さんの様子も収録されていて、前奏曲「鐘」で曲が進むにつれて真央さんの表情が変わっていくのが、たいへん印象に残りました。
いよいよグランプリ・シリーズ直前となりました。浅田真央さんが、どのようなフィギァスケートの世界を見せてくれるのか、このCDを聴きながら期待が高まるものを感じます。

シェーンベルクの「浄夜」

2009年10月12日 10時41分08秒 | 今日、聴いたCD
シェーンベルクの「浄夜」で待望のCDの復刻盤が手に入りました。「浄夜」はオーケストラによる弦楽合奏版が有名ですが、私はオリジナルの弦楽六重奏版が大好きである。何故ならば下記の録音の一枚のレコードが長い間、愛聴盤だったからである。

シェーンベルク 弦楽六重奏曲「浄夜」作品4
シェーンベルク 弦楽四重奏曲第2番 作品10(ソプラノ独唱 長野羊奈子)

巌本真理弦楽四重奏団及び江戸純子(第2ビオラ)藤田隆夫(第2チェロ)
1972年2月世田谷区民会館にてのスタジオ録音(音源 東芝EMI)

現在、巌本真理弦楽四重奏団の名前を聞いても若い方には、さっぱり分からない時代かもしれません。この弦楽四重奏団の名前を聞いて、何とも言えない感情、そして懐かしさを憶えるのは私の世代まででしょう。
戦前よりヴァイオリニストとして活躍していた巌本真理が1966年巌本真理弦楽四重奏団を結成。本格的な弦楽四重奏団として我が国の室内楽の演奏史に大きな足跡を残しました。その演奏活動は1979年巌本真理が53歳で亡くなるまで続きました。
私は高校生の時、この四重奏団がわが町にやって来てモーツァルトやシューベルトの作品を聴きました。その当時、著名な音楽家がわが町にやって来ることは、たいへん稀な時代だったので、たいへん強い印象が残っています。
さて、このシェーンベルクの録音は巌本真理の生前中は発売されず彼女の死後、数年後、発売され、その時、私はこのレコードを購入しました。そして長い間、私の愛聴盤として大切にしていました。そしてCDの時代になってCD化を待っていたのですが一度もCDとして発売されることなく忘れ去られた録音となっていました。数年前、大阪のある中古レコード店で、このレコードが24000円で販売されていて、たいへん驚いた記憶があります。
ところが今年の夏、大手チェーン店のタワー・レコードが、独自に発売しているCD復刻シリーズでこの録音がCDとして発売され、ぜひ欲しいと熱望していたのですが、残念ながら、わが町にはタワー・レコードが無いので、いろいろ苦労してやっと手に入れました。
手元に届いたCDのジャケットのデザインはオリジナルのレコードと全く同じで、手にした時から、嬉しさが込み上げてきました。ただレコードの解説書にたくさん掲載されていたリハーサル風景などの写真が全くなかったのが残念でした。
巌本真理弦楽四重奏団はブラームスを得意としていたので、このシェーンベルクの演奏は、この作曲家の前衛性と言うよりブラームスに続く作品として、たいへんロマン性を強く出している演奏だと思います。
CDで聴き直しても全く印象は変わることは無く、レコードとCDをきちんと並べて、これからも大切にしていきたいと思います。

「フレンズ・オン・アイス2009」の放送。最終回

2009年10月10日 22時04分49秒 | フレンズ・オン・アイス2009
先月の26日にCSの日テレプラスで放送のあった「フレンズ・オン・アイス2009」の第2部を録画したDVDが届き、今、見終わったところで、まさに感無量というのが今の気持ちです。
第2部の最初の荒川静香さんとキッズスケーターとの「虹の彼方へ(Over the Rainbow)」を見て公演の当日、会場で見た時と同様、何か熱いものが込み上げてくるものを感じました。会場ではよく解りませんでしたが、映像でみるとキッズスケーターの表情が本当にいい表情で、荒川さんと一緒に演技をしている喜びに満ち溢れていて、感動を新たにしました。
そして世界のトップクラスのスケーター達の演技に酔ったあと、最後は荒川静香さんの「エル・フラメンコ」。荒川さんの演技は何度見ても吸い込まれそうな気持ちになります。

そして今回の放送の最後にリクエストと言う事で何と、すっかり語り草になった昨年の第1部の最後を飾った「オペラ座の怪人」の映像!
改めて見直して、これを生で見る事が出来た事が今も信じられません。何という贅沢さ!何という美しさ!アイスショーを見る醍醐味の極みと言っても言い過ぎではありません。
そして、その中でやはり何と言っても荒川静香さんと中野友加里さんのコラボの美しさは今も忘れることが出来ません。映像で見ると決して長い時間ではありませんが、実際、会場で見ていた私には、その時、完全に時間が止まっていました。
私が見た初日の1回目の公演では、その時は会場はもっと暗く、二人はスポットライトをあびて演技をしていた記憶があるのですが私の気のせいでしょか?

来年もよほどの事情がない限り「フレンズ・オン・アイス」を見に新横浜へ馳せ参じるつもりである。来年は今度こそ最前列で見たいものと思っています。