オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

小塚崇彦さんの「栄光への脱出」

2012年08月31日 22時15分14秒 | フレンズ・オン・アイス2012



フレンズ・オン・アイスのお楽しみは新シーズンの新しいプログラムを見ることができること。
高橋大輔さんが新しいSPのプログラムを披露して、会場は湧きに湧きました。
プログラムは既に皆様、ご存じの通り。
そして小塚崇彦さんもSPの新しいプログラムを披露してくれました。
映画「栄光への脱出」のテーマ音楽。
映画音楽が好きな方には、たいへんお馴染みの音楽。

「栄光への脱出」は、1960年制作のアメリカ映画。ユナイテッド・アーティスツ配給。監督はオットー・プレミンジャー、音楽アーネスト・ゴールド。
ユダヤ人国家イスラエルの建国物語とでもいうべき70ミリ作品。
主演はポール・ニューマン 、エヴァ・マリー・セイント、ピーター・ローフォード、リー・J・コッブ 、 サル・ミネオ

音楽は、雄大で、たいへん骨太な音楽と言うべきか。
小塚崇彦さんの演技も、今までにないスケールの大きさを感じました。
音楽に負けまいと思ったのか、転倒は残念でしたが、GPシリーズまでに、佐藤信夫コーチの元、さらなる調性をしてくるでしょう。

さて余談ですが明日(9月1日)の夜7時から、BS日テレで「THE ICE」の放送が予定されています。
浅田真央さんの「メリーポピンズ」、メリル・デイビス&チャーリー・ホワイトのEX版「こうもり」序曲が楽しみです。




 

FOIの鈴木明子さん

2012年08月30日 10時20分16秒 | フレンズ・オン・アイス2012
この前もコメントしましたがフレンズ・オン・アイスに登場するスケーターの皆さんは、ほとんど毎年、同じ顔ぶれである。ですから荒川静香さんだけでなく不動のメンバーの他のスケーターの皆さんの演技を毎回、楽しむことができるのも、このアイスショーの魅力の一つです。
その中で私が毎回、楽しみにしているのは鈴木明子さんです。
鈴木明子さんの演技をフレンズ・オン・アイスで見るのは、今回で4年連続となります。
4年前に見たのは、あの「ウエストサイド物語」の初お披露目でした。これも忘れられない思い出です。
この間、バンクーバー冬季オリンピックでの8位入賞、そして今年3月の世界選手権3位と大きな舞台で活躍して、このアイスショーで毎回、見るたびに、その成長を実感することが出来て彼女のファンとして本当に嬉しいアイスショーです。
昨年のフレンズ・オン・アイスでの5人による「マンボ」では荒川静香さんや高橋大輔さんと一緒に演技しても、もう演技面などで負けない力強さを強く実感出来て本当に嬉しかった。
そして今年は3月の世界選手権3位ということもあるのでしょう、演技も一段と深くなり、スケールが大きくなったように感じました。女子シングルの選手としては、たいへんな年齢に差し掛かっていますが、そんなことを一切感じさせない、いや、ますます進化(深化)していると言ってよく、本当に驚くしかありません。

さて今回、私は2回、公演を見ましたが鈴木明子さんのソロは2度とも今シーズンのフリー「シルクド・ソレイユのO(オー)」でした。
おそらく今シーズンの初お披露目でしょう。
小鳥のさえずりから始まる神秘的な音楽。そして真っ青な衣装の鈴木明子さん。本当に素敵でした。観客席からはよく分からなかったのですが後日、写真で見ると衣装には孔雀の羽もあり、鳥の動きをイメージをしているのかもしれません。
一見、地味そうなプログラムですが後半の盛り上がりは凄いものを感じました。今回、披露されたのは縮少版らしい。10月のGPシリーズ・カナダ大会ではどうなっているのか楽しみです。

ところで、開演前、会場で購入したパンフレットのSkating Orderの第2部の4番目に鈴木明子&本田武史とあり。この2人によるコラボには間違いないが、何が行われるのか、第2部冒頭の「???」と並んで、期待が高まるものがありました。
バイオリンの音色によるフラメンコ調の音楽。おっ!「リバーダンス」か!
昨年のSP「ハンガリーラプソディ」でもそうでしたが、民族色豊かな音楽で滑らしたら鈴木明子さんは最高である。
本田武史さんとの息もピッタリ!お見事!
緑のレーザーが乱れる中、ロングサイドを駆け抜ける2人のステップは正に圧巻!
観客をひきつける、この2人の力量。
演技終了後は会場内総立ちのスタンディングオペレーション。
今回のコラボは荒川静香さんのリクエストで実現したとのこと。
鈴木明子さんに本田武史さんを組み合すなんて荒川静香さんも憎いねえー。
今回のフレンズ・オン・アイスの公演の写真。ネットで多くの写真が駆け巡っていますが、なぜかリンクの上の、このプログラムの写真だけ見つけることが出来ていない。ないのかな?



公演前、本当は、この前、ドリームオンアイスの放送で見た鈴木明子さんの「シェルブールの雨傘」を見たかったのですが、そんなこと吹っ飛んでしまった。
今日はここまで。フレンズ・オン・アイスの話題、まだまだ続けます。
本当は最近、NHKのBSで放送されたザルツブルグ音楽祭やバイロイト音楽祭のことに触れたいのですが、今は、どうにもならんな。




セレモニー

2012年08月29日 22時01分10秒 | フレンズ・オン・アイス2012
今年のフレンズ・オン・アイスの話題。まだまだ続きます。
第1部のトリは小塚崇彦さん。いつもだったら、第1部が終わると、お楽しみ抽選会が始まるのですが、今回は、その前にセレモニーを行うとのアナウンス。
このたび、世界フィギュアの殿堂入りをした佐藤信夫コーチを祝うセレモニーが始まりました。
司会は荒川静香さんと小塚崇彦さん。
佐藤信夫コーチも、リンクに登場して、たいへん盛り上がりました。
どうしても現在はコーチとしてのイメージが強いのでスケート靴を履いての登場で、男子シングルの選手だったこと改めてを実感しました。
記念品を手渡したのは娘さんの佐藤有香さん。記念のガラスジョッキーに佐藤コーチの名前を彫り込んだのは荒川静香さんのお父さんとのこと。フレンズ・オン・アイスならではセレモニーで、ほのぼのとした雰囲気が伝わってきました。
2日目の公演でも、同じセレモニーがありましたが、その時は荒川静香さんがスケート靴のエッジ砥ぎの職人の面にも触れられていました。
2日目のセレモニーでは、荒川静香さんは、荒川さんのスケート靴のエッジ砥ぎは佐藤信夫コーチにお願いしていて、トリノ冬季オリンピックのSPのあともエッジを研いでもらったとのこと。また日本で初めてエッジ砥ぎ専用の機械を導入された方ということを述べられていました。
昨年の秋、CSの日テレプラスで放送された「フレンズプラス」で、佐藤信夫コーチがゲストとして登場しましたが、この番組でエッジ砥ぎの職人の面を大きくクローズアップしていたことを思い出しました。
今、その番組の録画を見直したところ。
印象に残った佐藤信夫コーチの荒川静香さんへの言葉。
「いつも、凄い人(荒川静香さんのこと)だな思って、あなたを見ているのはトリノから何年?(荒川静香さんは6年になりますと答える)その間、ほとんど人の手を借りずに、自分一人で、技術が壊れるわけじゃなく、どんどん、どんどん、いろいろな面で成長しているのは凄いなと思っています」
「少なくとも氷の上の事に関しては、本当に一人で積み上げてきたことを壊さないで、また、さらに上に積み上げているというのは恐ろしい人だなと思っています。今の自分の生徒にも、あなたたちは練習をサボってもいいから、とにかく荒川さんのスケートを見てなさい。先生が教えるより、あなたたちが練習を休んで(荒川静香さんのスケートを)見ている方が、はるかに効果があるから。とにかく(荒川静香さんのスケートを)見てなさいと言っているのだから」

さて1日目の24日の公演の私の座席は東側の隅のスタンド席だったのですが、どうも真下の席は関係者の席のようでしたが、一番隅の席に座っている佐藤信夫コーチの姿を見つけました。間近に奥様の佐藤久美子コーチの姿も。
たいへん厳しく、そして熱いまなざしでリンクを見つめている姿を見ました。
これも新横浜スケートリンクならではだと思いました。
いつまでも、お元気で日本のフィギュアスケート界を引っ張って欲しいものです。

本日はここまで。
今年のフレンズ・オン・アイスの話題、まだまだ続きます。









コーチ不在?

2012年08月28日 18時34分54秒 | 2012-2013年シーズン
ところで安藤美姫さんはコーチ不在のまま、新しいシーズンに突入する可能性が大きいとの報道。
 
フレンズオンアイスでは本当に綺麗で素晴らしかった安藤美姫さん。

あれだけの演技を披露してくれた安藤美姫さん。

本当に、どうにかならないものだろうか?

支えてあげる人は誰かいないのだろうか?

何か安藤美姫さんの悲鳴が聴こえそうです。

フレンズオンアイスでの美姫さんが素晴らしかっただけに本当に胸が痛い。

実力は、やはり世界でもトップレベルのスケーター。

新しいシーズンで安藤美姫さんの素晴らしい演技を見たい。

フィギュアスケートファンだったら、誰もが思っているはず。


フレンズオンアイス2012を見て

2012年08月28日 10時56分33秒 | フレンズ・オン・アイス2012
まだまだ今年のフレンズ・オン・アイスの興奮が止まない状態が続いている。
今日は公休日。今、朝からスピーカーから流れているのはチャイコフスキーのバレエ音楽「白鳥の湖」の音楽である。
今日、聴いたのはリチャード・ボニング指揮ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団によるハイライト盤(1976年録音、デッカ盤)です。
やはり、今年は第2部のオープニングの荒川静香さん、安藤美姫さん、高橋大輔さんの3人によるコラボが強烈だった。
このコラボは、今後、おそらく多くのフィギュアスケートファンに語り継がれて行くことでしょう。

私は今年で5回目のフレンズ・オン・アイスである。
6年前フィギュアスケート雑誌で、その年のフレンズ・オン・アイスの公演のフィナーレの写真を見て、あまりにも出演しているスケーターの皆さんの表情が、他のアイスショーとあまりにも違う、心の底から、フレンズ・オン・アイスを楽しんでいる、喜んでいる、そんな雰囲気が小さな写真からでしたが強く感じ、「これは、ちょっと違うぞ」と思い、ぜひ見てみたいと強く思ってしまいました。
アイスショーを見るために高松から新横浜まで往復する。大決心でしたが5年前、初めて新横浜スケートセンターに脚を運びました。
そして、今年まで5年続けて新横浜まで馳せ参じる状況となりました。そして毎回、ショーが終わるたびに思うのは「今年が最高だった。来年も来よう」です。

それにしてもフレンズ・オン・アイスは他の地上波で放送されるアイスショーと、やはり違う、いや次元が違う。単に今、名前が出たというだけで出演できるアイスショーと次元が違うのである。
出演しているフレンズの皆さんは、毎年、ほぼ同じ顔ぶれである。本当に、ほとんど変動がない。昨年、出演しなくて今年、出演したのはイリヤ・クーリックだけである。
地上波などで放送されるアイスショーの放送も当然、私はよく見ています。そして有名スケーターの演技を楽しんでいますが、そんなアイスショーは単に有名スケーターが一人ずつ順番に自分のレパートリーを披露する場であるようですが、「フレンズオンアイス」はそれらと全く次元の違う世界。
荒川静香さんはアマチュア時代からアイスショーに対する強い思いがあったと聞いています。またご自身もアイスショーの本場のアメリカやヨーロッパのショーにも出演してご自身が吸収してきたものを惜しみなく披露して私たちをアイスショーの世界に導いて下さる。また現在、内外のスケート界には荒川静香さんの思っている方向に体現できる高橋大輔さんや鈴木明子さん、宮本賢二さん、また佐藤有香さんやシェーリーン・ボーンそして多くの人材が存在しているのも心強いことであります。また宮本賢二さん、佐藤有香さんやシェーリーン・ボーン姐さんは振付という立場からもフレンズ・オン・アイスを支えているのが大きく、他のアイスショーと違うものとしているはず。
そして3年前から安藤美姫さんが加わり、今年の公演は一段と華が開いた感を強くしました。
また出演しているフレンズの皆さんの成長、円熟も、フレンズオンアイスに大きく関係しているはず。

私は高橋大輔さん、小塚崇彦さんは5年続けて、鈴木明子さんは4年続けてフレンズ・オン・アイスで、その演技を見ることが出来ました。
この間、毎年3月の世界選手権、そしてバンクーバー冬季オリンピックを経ています。彼らが、その大きな舞台で活躍して、大きく成長している姿を毎年、確認出来るのも嬉しいし、その成長、円熟が、このフレンズ・オン・アイスの大きな原動力になっているのは間違いありません。
例えば今年3月の世界選手権で3位の鈴木明子さんの演技を見て、また一段と演技が深くなりスケールが大きくなったように強く感じました。これも毎年、フレンズ・オン・アイスという場で鈴木明子さんの演技を見ることが出来ているからだと思っています。

フレンズ・オン・アイスの会場は新横浜スケートセンター。私が大阪でアイスショーなどをよく見に行く、なみはやドームと比べて建物も小さく収容人数も、少ない。これだけ大盛況のアイスショーなら、もっと大きな会場でと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、私は、やはり新横浜スケートセンターで続けて欲しい。なぜなら新横浜スケートセンターは純粋なアイススケートのみのスケートリンクであるということ。やはり雰囲気が違う。なみはやドームは多目的施設である。そして新横浜スケートセンターでは後ろの方の席でも、スケートリンクを間近に感じることが出来るのも大きい。
そして新横浜スケートセンターは多くのスケーターの皆さんが練習の拠点にしているリンク。施設、裏方さんなどもスケートのため存在している。そう言った場所は大切にしたいものである。

私はCSで時々、海外のアイスショーの番組を見ます。それらを見て感じるのは「フレンズ・オン・アイス」の方が上と言うこと。
まさに「フレンズ・オン・アイス」は世界最高のアイスショーと言い切っていいと思っています。
今回もフィギュアスケートを見る楽しみ、歓びの最高のものを荒川静香さんが与えて下さった、教えて下さった。感謝の気持ちで一杯である。荒川静香さんの演技を初めてテレビでみたのは長野冬季オリンピックの時。随分、昔になってしまった。その時、まさか後年、私に、アイスショーをプロデュースして、これだけフィギュアスケートを見る歓びを与えてくれる存在になろうとは思いもしませんでした。
今回の25日の1回目の公演の最後、荒川静香さんのソロ「星に願いを」が終わり、出演者全員によるフィナーレ、そして「愛の讃歌」が流れる中、出演者全員が手を振りながらリンクをまわっているのを見て目頭が熱くなるのを止めることが出来なかった。
そして「来年も絶対、来たい」と強く念じたしだいです。

まだまだ佐藤信夫コーチのことや他のフレンズの皆さんの演技など触れなければいけないことが多々ありますが、本日はここまで。



FOIの安藤美姫さん

2012年08月27日 21時31分08秒 | フレンズ・オン・アイス2012
まだまだ「フレンズ・オン・アイス」の余韻が続いています。
24日の公演前に会場でパンフレットを購入。Skatinngu・Orderを見て頭をひねる。
第1部の9番目は「The Music of the Night」と表示。スケーターの名前はない。なんでだろう~?
第2部の4番目は鈴木明子さん&本田武史さんの2人の名前。コラボかー!
そして第1部のトップは何と「???」と表示。私の頭の中も???でした。しかし何か予想も出来ないことが起こるのではないかと言う予感。
とにかく私にとって謎だらけのプログラムが始まったのである。
第1部の「The Music of the Night」
ミュージカル「オペラ座の怪人」の音楽である。
5年前、初めてフレンズ・オン・アイスを見た時、時間は短かったですが純白の衣装の荒川静香さんと中野友加里さんのコラボを見た時の音楽。あの時の美しさは今も忘れることが出来ません。
そして今回、リンクに登場したのは美しいブルーの衣装の荒川静香さんと安藤美姫さんでした。
この2人が並んでいるだけで拍手、拍手である。
安藤美姫さんが今回で3回目の出演ですが、過去2回はソロのみ。今回、初めてのコラボである。
2人並んでのスパイラル。ため息がでるくらい美しかった。
見ていて、こんな贅沢をして、いいのであろうか?と思ったくらいである。
今回は、これ以上のプラグラムは、もう、あるまいと、その時は思った。本当に思った。
ところが、ところがである。
第2部のオープニングで、物凄いものを見てしまった。
最初、黒鳥に扮した安藤美姫さんが登場。「ブラック・スワン」(白鳥の湖)の音楽が流れる。
安藤美姫さんのソロで第2部の8番目の登場ですが、初めはプログラムが前倒しになったのかな?と思いましたが、急に曲調が変わりヒップホップ調となり高橋大輔さんが登場。会場の盛り上がりは最高潮となる。
そして、さらに白の衣装の荒川静香さんが加わり、何も言う事ありません。
最後、この3人が並んでのステップを見るに及んで、今、自分は正に最高のものを見ているのだ!正に、究極のコラボを見ているのだ!心の中で言い聞かせるのがやっとでした。
私はクラシックバレエが大好きなので、このコラボの音楽がチャイコフスキーの「白鳥の湖」だったのも大きな歓びだったかもしれません。
2日目に、このプログラムが終わったあと荒川静香さんがおっしゃっていましたが、この3人はモロゾフコーチに振付けてもらった「白鳥の湖」のナンバーのプログラムを持っていたとのこと。そうだったのか!と思ったしだい。
白の衣装の荒川静香さん、黒の衣装の安藤美姫さん。この白と黒の対比も良かった。
それにしても安藤美姫さんの美しさは何と言ったらよいだろうか?
私は、もう何度か安藤美姫さんの演技を生で見る機会がありましたが、今回ほど本当に美しいと思ったことはありませんでした。
黒鳥(オディール)に扮した安藤美姫さんは、まるでクラシックバレエのバレリーナのようでした。
いや、バレリーナが氷の上で演技をしているのではないかと思うくらいの雰囲気でした。
もし安藤美姫さんがスケーターでなくクラシックバレエの世界に、いたとしても、おそらく大きな存在になったのではと思ったくらいである。
最近、安藤美姫さんはツィッターで、かなりネガティブなコメントが目立ち心配していましたが、そんな心配を吹き飛ばすに十分な演技でした。
そしてその安藤美姫さんの魅力を最大限に引き出してくれた荒川静香さん。
感謝の気持ちで一杯です。
こんなプログラムがあるから「フレンズ・オン・アイス」は見逃せません。













いけないと思いながら、公演の写真見つけて、お借りしてしまいました。申し訳ございません。当日の感動がよみがえります。


世界一のアイスショー

2012年08月26日 22時22分19秒 | フレンズ・オン・アイス2012
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今日は、2連休を終えて出社。まだ、あの夢の世界が抜け切ってなくて、ボロボロの1日だった。

24日の第2部のオープニングが終わったあと、荒川静香さんが、おっしゃいました。
「このプログラムは昨日(23日)の公式リハーサルにも披露しなかったトップシークレットのプログラムです」
パンフレットでも「???」という表示のみ。何か凄いことがあると予感させるものがありました。
荒川静香さん、安藤美姫さん、高橋大輔さんの3人による「白鳥の湖」のコラボ。
表す言葉が、ありません。凄かった!
クラシックバレエも大好きな私にとって、本当にしびれるようなコラボ!
とんでもないものを見てしまった!
それも私は、この3人のコラボを2度も見てしまった!
テレビのニュースでもチラッと紹介されている。あくまでもチラッとである。
全部見たかったら、スカパ!と契約して、CS「日テレプラス」で見ましょう。私は見ます。
それにしても、また一つ、語り草が生まれてしまいました。
しばらく、この余韻は消えそうもありません。

25日の公演の時に会場で雑誌「ワールド・フィギュアスケート」の最新号を購入する。
荒川静香さんの今年の「フレンズ・オン・アイス」に関するインタビュー記事が、ありました。
24日の公演の時は販売されていなかった。その理由は第2部のオープニングを見て納得するものがありました。
記事では「フレンズ・オン・アイス」は日本で最もチケットの入手が困難なアイスショーの一つと紹介されていた。
本当に今年は苦労しました。
私自身、今年で5年連続で公演を見ることが出来ましたが、来年以降は、諦めなければいけない事態になるかもしれないと言う覚悟だけは、しなくたはいけない様である。
しかし、やはり来年以降もぜひ見たい。それも、本人の意思しだいですが、一度は、この素晴らしい、いや世界一のアイスショーを家内(別名、財務大臣閣下)に見せて挙げたいという気持ちもあります。
それにしてもkazoo様は千秋楽の公演を当日券で見ることが出来たのだろうか?たいへん気になります。


荒川静香さんの「星に願いを」

2012年08月25日 22時24分03秒 | フレンズ・オン・アイス2012
今、帰ってきました。

フレンズ・オン・アイス。今年も心に残る素晴らしいアイスショーでした。

明日も公演もあり、楽しみにしている方も多いはずなので、感想などのコメントは後日。

ただ一点だけ触れさせて頂きます。

競技会でも、アイスショーでも自分自身の好きな音楽が流れたら、そして、その音楽で自分が大好きなスケーターが演じてくれたら、それは正に至福の時といってよいでしょう。

その正に究極の至福の時が、今日、私に訪れました。

本日25日、1回目の公演。第2部の最後の荒川静香さんのソロ。

流れてきた音楽は「星に願いを」
私は、昔から、このメロディを聴くと胸が一杯になります。

ディズニーの長編アニメ「ピノキオ」の音楽。そして荒川静香さんの素晴らしい演技。大きくアレンジされているものでしたが、ディズニーで育った私にとって、ディズニーの代名詞と言うべきメロディ。これ以上の歓びはないかもしれません。本当に目頭が熱くなりました。(なお昨日24日の公演は別プログラムでした)

さて今回、会場では当ブログで、よくコメントを書き込んで頂いている、ゆういち様にたいへんお世話になりました。たいへん貴重な本日の1回目の公演の最良の位置の座席のチケットを譲って頂き感謝の念で一杯です。
もし、ゆういち様のご配慮がなかったら今日の荒川静香さんの感動的な「星に願いを」を生で見ることは出来なかったかもしれません。
何と、お礼を申し上げたらよいかわかりません。本当に、ありがとうございました。

荒川静香さんが、会場で、おっしゃっりましたが、公式リハーサルでも公開しなかったトップシークレットのプログラムあります。ですから、ネット等で情報が既に流れていますが、私は荒川静香さんの忠実なファン。明日の公演が終わるまで秘密は守ります。
いろいろ他にもコメントしたいこと多々ありますが、今日はここまで。



出発!

2012年08月23日 21時44分41秒 | フレンズ・オン・アイス2012
いよいよ明日、出発。そして夜はフレンズ・オン・アイスの公演である。

午前9時40分高松発、11時に羽田着の便で荒川静香さんに会いに行きます。

羽田に着くと、すぐに上野へ直行するつもり。

上野公園にある東京都美術館で開催されているオランダのマウリッツハイス美術館展へ。

お目当てはフェルメールの有名な「真珠の耳飾りの少女」を見ること。

私は本物のフェルメールの絵を、まだ見たことがない。

そして夜は新横浜スケートセンターでフレンズ・オン・アイスの公演。

高橋大輔さんは今シーズンのSPを披露するらしい。

鈴木明子さんの「シェルブールの雨傘」はぜひ見たい。

昨年の「五人でマンボ」以上の楽しいコラボも期待したい。昨年よりパワーアップした「マンボ」もいいなあ。

田村ヤマ子嬢の乱入は、今年もあるのかな?2度あることは3度ある。今年は誰が餌食になるのだろう?本田武史さん?

イリーナ・スルツカヤや安藤美姫さんのプログラムも楽しみ。

そして、そして荒川静香さん。

私にとって5年連続となるフレンズ・オン・アイス。

会場で購入するパンフレットと出演者の集合写真も5組目になります。

年に1回、フレンズ・オン・アイスを見に行くこと。これを見るために1年間、働いていると言っても過言ではありません。

職場には、いろいろ迷惑をかけ、恐縮していますが、とにかく行ってきます。






少しずつ その3

2012年08月22日 22時21分06秒 | フレンズ・オン・アイス2012
フレンズ・オン・アイスの公演、いよいよ、あさってに迫ってきました。

本日、公式サイトで本田武史さんの出演が発表されていました。

これで打ち止めかな?今年はライザチェックは出演しないのかな?

さて、あさって24日の公演の私の座席を公表しておきます。

A席 E2階 3列5番

今年は初めてプレオーダーをはずしたので、こんなことになってしまった。

頭が薄くなった場違いのメガネをかけた田舎のおっさんが当日購入した公演のパンフレットか雑誌「ワールド・フィギュアスケート」の最新号に目を通しているでしょう。

お気軽にお声をお掛け下さい。

当日は会場から歩いてすぐスーパーホテル新横浜に宿泊。

ただ、翌25日の第1回目の公演は、まだチケットは入手していませんが、まだ諦めていません。

まだ、どうなるか24日しだいですが、25日早くから当日売り分を求めてチケット売り場のシャッターの前に並んでいるかもしれません。

もし、その時もお気軽にお声をお掛け下さい。





総集編

2012年08月21日 11時19分58秒 | フィギュアスケートとの出会い
いよいよフレンズ・オン・アイスまで、あと4日となりました。ただ、まだまだ実感が湧いてこない。おそらく出発前日の夜、職場から帰宅している車の中で湧いてくるのでしょう。以前、出発の前日、閉店の1時間前にクレームがあり、翌日の出発の直前まで対応に苦慮したことがあるので油断は禁物である。
さて今月の8日に今まで何度か断片的にコメントしてきた私自身のフィギュアスケート、そして荒川静香さんとの出会いを自分自身を振り返るためにも、まとめてみたいと書き込みました。今日はフレンズ・オン・アイスまでの直近の最後の公休日なので、本日、駄文ですが、まとめてみたいと思います。

第1章 トリノ冬季オリンピック

あの日から、もう6年も経ってしまったのか!しかし、あの時のことは今も忘れられない。
2006年2月23日朝4時30分に起床。外は真っ暗。家族はまだ寝静まっていた。2月の早朝、シンと冷え切ったテレビを置いている部屋で、たった1人でテレビの実況放送を見ながら、その時が来るのを待っていた。
フィギュアスケートのフリープログラム。ショートプログラムを終えて1位サーシャ・コーエン、2位イリーナ・スルツカヤ、そして3位に荒川静香さん、しかし得点差は、たいへんな僅差で全てはフリープログラム、それも最終グループで全てが決まる。たいへんな緊張感を持って放送を見ました。コーエン、スルツカヤ、荒川静香さんのメダル争いは、今、思い出しても壮絶なものがありました。
そして結果は皆さんご存知の通り。
私の大好きな歌劇「トゥーランドット」の音楽での荒川静香さんの演技。
確か、このオリンピックの開会式の最後、テノールのルチアーノ・パヴァロッティが登場して歌劇「トゥーランドット」から「歌劇「トゥーランドット」から「誰も寝てはならぬ」を歌いました。
声!声!声!たった数分でしたがたった1人のオペラ歌手の大きなオリンピックスタジアムを圧倒した偉大な声!やっぱりオペラは凄い!
その「誰も寝てはならぬ」のメロディに乗っての荒川静香さんの演技。正に心に深く響くものがありました。
さてトリノから5年後の昨年、荒川静香さんプロデュースのアイスショーのフレンズ・オン・アイスに初めてイリーナ・スルツカヤが初めて出演しました。
トリノでの表彰式では、悔しさのためか目を真っ赤に腫らしていた銅メダルのスルツカヤ。トリノでは金メダルの最有力と言われていたスルツカヤ。そのスルツカヤが昨年フレンズ・オン・アイスに初めて登場、そして今年も出演します。時間の経つことの大きさ、またアスリート同士の心のふれあいを思うと感慨深いものがあります。



話が前後します。
トリノでの表彰式が終わったあと、私の母がやって来て言いました。
「(荒川静香さんの金メダル)本当によかったね。死んだお父さんが生きていれば喜んだでしょうね」
この母の言葉の本当の意味が、やっと最近、分かってきました。


第2章 札幌冬季オリンピック

私がフィギュアスケート、いやアイススケートを身近に感じたのはいつだっただろうか?
やはり私が小学6年生の時まで戻らなければいけないでしょう。
私の亡き父は大手建設会社に勤めていたのですが、その頃、四国で初めてのスケートリンク、今は無くなりましたが「高松スポーツパレス」の新築工事の工事責任者を担当することになりました。四国初のスケートリンクと言う事で、たいへんな工事だったらしい。
そして建物もいよいよ出来上がり初めてリンクに氷をはる工程の時、家での夕食の直後、氷の状態が心配だったらしく突然、現場へ見に行くと言い出し、何と小学生だった私も一緒に付いて行ったのであります。
初めて見るスケートリンク、それも、まだ誰も脚を踏み入れていない全く無垢の真っ白なスケートリンク。小学生の私にも何か神々しいものを強く感じました。現在では、私は最低でも年に1回はスケートリンクを訪れていますが、会場に入って客席からスケートリンクを見ると、必ず小学生の時のその時の気持ちを思い出す、その時の気持ちに戻るよう心掛けています。
新築のスケートリンクのオープニングは、三笠宮様やいしだあゆみのお姉さんも登場して、たいへん華やかだったらしい。他に誰が出演したのだろうかと、いろいろ調べましたが、あまりにの年月の隔たりで、今となっては、もう分からなかった。ただ、父は関係者として前の方で、感慨深くリンクを見つめていたに違いありません。
このあと父は酒を飲んで酔っ払ったら、このオープニングのことばかり言うのですが、私はさっぱり分からない。今のようにフィギュアスケートの番組が頻繁にある時代でなかった。いやフィギュアスケートという言葉すら知らなかったと言えるでしょう。まだアイススケートなのである。
そんな状況が続いていましたが、いよいよ1972年の札幌冬季オリンピックを迎えることとなりました。私は中学生になっていました。
その頃、私はトワ・エ・モアの大ファンでしたが、当時、トワ・エ・モアが歌っていたのが札幌冬季オリンピックのテーマ曲「虹と雪のバラード」でした。あの希望あふれる歌詞、親しみのあるメロディーをレコードで聴きながら、まだ見たことがない冬のオリンピックへの期待が高まったものです。
そしてオリンピックが始まって飲んだくれていた父に引っ張られるように見たのがフィギュアスケートの放送でした。女子シングルのフリーとエキシビションの放送を父と見たことを、はっきりと憶えています。
初めて見たフィギュアスケート。こんな華やかで美しい世界があるのかと初めて知ることが出来ました。特に、その頃、私はクラシック音楽にも興味を持ち出したので余計だったかもしれません。
そして1人のアメリカのフィギュアスケートの選手に魅了されました。
ジャネット・リン。このオリンピックでは銅メダル。
真紅の衣装。転倒しても、絶えることのなかった笑顔が今も忘れられません。
ジャネット・リンこそ、私のフィギュアスケートの原点と言えるでしょう。




第3章 荒川静香さん

札幌冬季オリンピックから4年後、父はこの世を去りましたが、父から教えてもらったフィギュアスケートの放送は、ほとんど見ていました。ただ昔はフィギュアスケートの放送と言っても冬季オリンピック、世界選手権、NHK杯ぐらいしか放送がなかったので大きくのめり込むまでは行っていませんでしたが、放送は見逃さないようにしていました。
日本のフィギュアスケート界は渡辺絵美さんの時代、伊藤みどりさんの時代を経て行きました。伊藤みどりさんが1992年のアルベールビル冬季オリンピックで初めて日本人で初めてフィギュアスケートのメダリストになりましたが、まだ個人的にファンになったスケーターは1人もいませんでした。まだまだフィギュアスケートは欧米の競技、欧米のトップレベルの選手の演技を理屈抜きに楽しむもの、そんな気持ちに支配されていました。
1998年の長野冬季オリンピック。フィギュアスケートの放送、当然見ました。女子シングルの金メダルはタラ・リピンスキー。
日本の代表は1人のみ。仙台の高校生でした。フリーでは転倒もあり13位。
その高校生の名前はアラカワ・シズカ。



長野冬季オリンピックから何年か経ち、いつだったか、何の競技会だったか記憶にありませんが、ある世界大会の放送を見ていて1人の日本人選手に心を奪われました。
けっして好成績ではありませんでしたが、他の選手と何かが違う。何か奥に深いものを秘めた演技に、この方はちょっと違うぞと強く感じるものがありました。
そして彼女が、あの長野冬季オリンピックの時の転倒した仙台の高校生だったことに気が付きました。
「こんなに美しく、そして立派になって!」
私の心の中でアラカワ・シズカが荒川静香になった瞬間である。
私にとって、初めてファンになるスケーターに出会えた瞬間でした。
これ以降、2004年の世界選手権、トリノ冬季オリンピック、そしてプロに転向してのフレンズ・オン・アイスのプロデュース。
今もなお、荒川静香さんからフイギュアスケートの神髄を伝えてもらっています。それは、これからも続くでしょう。




第4章 稲田悦子さん

一昨年の暮れ、テレビで全日本選手権を見ていたら、突然、母が言い出した。
「死んだお父さんがえっちゃんを見た。えっちゃん、えっちゃんと、よく言っていた」
えっちゃん?何のこと?えっちゃんて誰?さっぱりわからないが、フィギュアスケート関係の方であることには違いないと思い、まずは2007年の大阪での全日本選手権を見た時に会場で買ったパンフレットに記載されている年度別の入賞者一覧を見てびっくりしました。
昭和10年、12年~16年の優勝者に稲田悦子という名前を見つけ、母に確認すると、稲田悦子さんが父の言っていた、えっちゃんとのこと。
稲田悦子さん(1924年生~ 2003年没)は長い歴史の全日本選手権での最初の女子シングルの優勝者。1936年ドイツのガルミッシュパルテンキルヒェン冬季オリンピックに12歳で出場。日本人女性で初めて冬のオリンピックに出場した方だったのである。オリンピックでは26人中で10位とのこと。
現在、全盛を誇る日本の女子フィギュアスケートの先駆けの選手といって間違いありません。



上の写真は1936年の冬季オリンピックのもの。右から2番目が稲田悦子さん。

えっちゃんは大阪生まれの大阪育ち。父も大阪生まれの大阪育ち。大阪のどこかのスケート場でえっちゃんの演技を見たのでしょう。父より少し年上のえっちゃん。亡き父の憧れ的存在だったのかもしれません。
そうか!父は稲田悦子さんを見たのか!彼女の思い出を胸に閉まって、大阪空襲、そして終戦直後の混乱をくぐり抜けてきたのか!私は言いようもない感情になりました。
正に日本のフィギュアスケート界の黎明期を実際に見ていた父。その頃の話を全く聞くことが出来なかったのは本当に残念です。
私はてっきりスケートリンクの建設にたずさって時に、父がフィギュアスケートを知ったものと長年、信じていたので、まさか戦前まで逆のぼるとは思いもよりませんでした。父が会社からスケートリンクの新築工事を命ぜられた時、心の中で、どう思ったのでしょうか?戦前に見た稲田悦子さんのことに思いを馳せたのか、今となっては知る由もありません。
荒川静香さんがトリノで金メダルに輝いた直後の母の言葉「本当によかったね。死んだお父さんが生きていれば喜んだでしょうね」の重さを実感します。
父が、その時、もし生きていれば稲田悦子さんと荒川静香さんを重ねていたはず。荒川静香さんのトリノでの「トゥーランドット」の演技、父に見せて上げたかった。
「日本のフィギュアスケートも遂に、ここまで来たよ!」と。
そんな気持ちが、今、ますます強くなってきています。


以上、長々と駄文を書き並べて申し分けございませんでした。ただ書き込んでいて日本のフィギュアスケート界の歩みを何か実感するものがあり、それと自分自身の歩みを重ねることができるのも、長い間、フィギュアスケートを見続けてきたお蔭と思っています。
本当は荒川静香さんプロデュースのフレンズ・オン・アイスのことも、もっと踏み込んでみたかったのですが、いよいよこの週末、見に行くので、今年のショーを見終わったあと、改めてコメントするつもりです。
フレンズ・オン・アイスを見に新横浜スケートセンターへ脚を運ぶのも、5年連続となりました。
荒川静香さんからのフィギュアスケートへのたくさんの愛情をしっかりと受け止めてきたいと思っています。

少しずつ その2

2012年08月20日 22時21分10秒 | フレンズ・オン・アイス2012
フレンズ・オン・アイスの公式サイトで私のお姉さま佐藤有香さんの出演が発表されていました。

やれやれである。まずは安堵である。

私は、まだまだ、そんな気分になっていませんが、公演まで、もう一週間を切っている。

まだ発表があるのかな?

今回は公演前日まで荒川静香さんのフレンズの皆さんの発表に目が離せません。