オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

久し振りのCD購入

2011年02月28日 23時05分23秒 | 音楽
昨年の暮、財務大臣閣下より春までCDの購入を禁止されていましたが、いよいよ明日から3月、暦では春なので、さっそく、CDを予約しました。
購入するのは、「フルトヴェングラー/グレートEMIレコーディングス」で21枚のセットで4600円である。私にとっては、かなりのお買い得のつもりである。
今までに購入しているCDと、かなり重複しているが、ベートーヴェンとブラームスの交響曲全集に関しては新リマスターとのことで、これも購入の理由の一つである。
今年はフルトヴェングラーの生誕125周年らしい。
とにかく、このCDが届いたら、しばらくはフルトヴェングラー三昧になるのは間違いありません。

N響のオール・ブラームス

2011年02月27日 22時07分32秒 | NHK交響楽団
毎週日曜のお楽しみは、日曜の早朝、NHKのハイビジョンでのNHK交響楽団の定期演奏会の放送を仕事から帰宅後、酒を飲みながら録画を見ること。
今日の放送はオール・ブラームスである。普通、オール・ブラームスと言うと、協奏曲と交響曲によるプログラムが主流であるが、今回は、全く、それらは演奏されていない。一ひねりも、二ひねりもある面白いプログラムであった。

ブラームス(ドヴォルザーク編) / ハンガリー舞曲集より 第17,18,19,20,21番
ブラームス / ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
ブラームス(シェーンベルク編) / ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 作品20

指揮はイオン・マリン。ブラームスと他の作曲家の係わりのある作品ばかりを並べたひねくれ者?の私好みのプログラムである。
こういうプログラムでブラームスを聴くと、交響曲と協奏曲の組み合わせで聴くプログラムでは解りにくいブラームスの作品の斬新さが色濃く出ていて面白い。
「ハイドンの主題による変奏曲」は交響曲や協奏曲の前座の様に聴くのと、今回の様なプログラムで聴くのでは感じ方が全く違う。交響曲を先取りしたブラームスの傑作であることを痛感させられる。
久し振りに面白いコンサートの映像でした。

キム・ヨナ

2011年02月25日 12時16分12秒 | 2010-2011年シーズン
四大陸選手権も終わり、いよいよ今シーズンの大きな競技会も3月の世界選手権を残すのみとなりました。世界選手権では安藤美姫さんと浅田真央さんの二人とも表彰台に立ち、どちらかが優勝だと私は信じています。そして、この2人を追いかけるのがカロリーナ・コストナーを筆頭とした欧州勢、アリッサ・シズニーとレイチェル・フラットのアメリカ勢だと思っています。私自身、欧州にもアメリカにも好きなスケーターがいるので、安藤美姫さんと浅田真央さんと、どのように相対するのか、たいへん楽しみにしています。
その中で1人、どうしても気になる存在、避けて通れない存在がいます。それはキム・ヨナです。

話は変わりますが、今は亡き映画評論家の淀川長治氏がスティーブン・スピルバーク監督の作品を「もうけ仕事」そして「ソロバンを抱きしめている。面白くない。映画を商売にしないで欲しい」と言う評論が今も強く印象に残っています。
つい最近BSで昨年夏のソウルでのアイスショーを見ました。ハイライトはキム・ヨナとミシェル・クワンのコラボ。フィギュアスケートが好きな者でしたらキム・ヨナとクワンのコラボは興味があるはず。
私も見ました。しかし面白くなかった!貧疎な気持ちになりました。何故だろうと思いました。そして頭の中を過ぎったのは淀川長治氏のスピルバーク監督に対する評論でした。キム・ヨナはフィギュアスケートファンやスケートよりソロバンを抱きしめていると言うことか?
その頃、同じBSで昨年夏の「フレンズ・オン・アイス」を見ました。実際、私は会場でも見ましたが改めてテレビで見直しても本当に良かった!面白かった!
何が違うのか?荒川静香さんを筆頭にフレンズたちの、とにかく見てください、楽しんでくださいと言う思いがソロバンを蹴っ飛ばす勢い、情熱!
ここが違うのかもしれない。

とにかく来月は世界選手権。
バンクーバー冬季オリンピック以降、全く競技会に出場しないで、いきなり世界選手権への出場で、いくらオリンピックのゴールド・メダリストとは言え、どうなるものかと注目しています。SPは「ジゼル」との事ですが、私にとって「ジゼル」と言えば引退しましたが中野友加里さん。あのジゼルになりきった中野さんを超える演技を見せてくれるのか興味深々です。
さて私はフィギュアスケート関係のブログをいろいろ見ていますが、キム・ヨナに関しては厳しいコメントが多く、これもしかたがない事なのかと思ったりしていますが、私自身、キム・ヨナは嫌いな存在ではありません。
ただ、最近になるほど、その完璧な演技から何かえたいの知れぬ何か嫌なものを感じていました。浅田真央さんがジャンプを跳んだ時の嬉しさ、ステップを踏んだ時の感動などと反するものを感じています。
私はキム・ヨナの以前になりますが「シェエラザード」や「揚げひばり」の演技が大好きでした。特に「揚げひばり」はキム・ヨナでなくては出来ない素晴らしいプログラムだと今も思っています。
あの頃と何が違ってきたのだろうか?氷上に賭けるひたむきさが、完璧な演技で高得点をたたき出すたびに薄くなってきて、その代わりえたいの知れぬ何か嫌なものが占めてきのでしょうか?
キム・ヨナが得たもの、そして失くしたもの。
それが何なのか、今度の世界選手権で答えが出るでしょう。


大騒ぎ

2011年02月24日 23時22分41秒 | 私事
今日は早朝から我が家は大騒ぎだった。
明け方、我が家の張り切りばあさんこと私の母が突然、「痛い、痛い」と、のたうちまわり、救急車で市内の総合病院へ、担ぎ込んだのだが、診察してもらうと尿管結石だった。
一時は、どうなることになるかと思いましたが、入院の必要もなくヤレヤレであった。
とにかく早く元気になって欲しいものである。

(お断り)
気候も良くなり、商品の動き方も変わってきた為か、帰宅時間も遅くなってきました。
その為、当ブログの更新も不定期になると思います。
どうか、ご了承下さい。

2011年、四大陸選手権、女子シングル・フリー

2011年02月23日 10時07分24秒 | 2010-2011年シーズン
昨晩、やっと四大陸選手権の女子シングル・フリーのCS放送での録画を見ました。
最終グループは日米対抗戦のような趣があり、たいへん見応えがありました。
アメリカ勢は三人三様の個性が出ていた演技でした。
長洲未来さんの気迫あふれる演技、アリッサ・シズニーの美しさ、優雅さあふれる演技、そしてレイチェル・フラットの、これぞアメリカと思えるアメリカの匂い一杯の演技。見ていて本当に楽しかった。
今シーズン、ジャンプのミスを見せなかったアリッサ・シズニーが、今回は失敗を見せていたのが、たいへん気になりますが、世界選手権では、佐藤友香コーチの元、きちんと調整してくるでしょう。

さて鈴木明子さん。今シーズン、どうもジャンプに安定感を欠いていましたが、今大会もそうでした。どこか悪いのだろうか?本当に心配です。ジャンプ以外の要素では素晴らしいものを見せてくれたので、もっと実力がある方だけにファンとして来シーズンも期待しています。早くも私は来シーズンのプログラムが何なのか、楽しみにしています。

そして安藤美姫さんと浅田真央さん。私の心の中では優劣はありません。日本には安藤美姫さんと浅田真央さんという世界の中でトップレベルのスケーターが二人いることに日本人として、たいへん誇りを感じます。来月の世界選手権も安藤美姫さんと浅田真央さんが中心になることは間違いないありません。
特に浅田真央さんの復調振りは昨年のNHK杯を知っているので本当に涙が出るくらい嬉しい。また真央さんの表情も、たいへん柔らかく豊かになったように感じます。今回は得点の発表を待つキス&クライでは初めて佐藤久美子コーチも一緒に並んでいました。トリノ冬季オリンピックでも荒川静香さんの傍らに佐藤久美子コーチの姿が、あったので何か安心感が伝わってきました。
番組では優勝者の安藤美姫さんへのインタヴューも放送されましたが通訳なしでの受け答えで美姫さんの流暢な英語にたいへん驚きました。日本語より上手い(失礼!)。堂々たるものでまさに世界の安藤美姫さんであることを痛感するものでした。オペラの世界でのプリマドンナを連想させるものがありました。

今回は初めてフジ系列の地上波での放送ではなくCSでのJsportsの放送を楽しみました。強く感じたのは演技をじっくりと見せてくれることです。声を張り上げることもなく、淡々とした実況で、実況が演技を邪魔していないのである。演技中には多くを語らないので演技と音楽に集中できるのが本当に嬉しい。最終グループの演技では特にでした。安心して演技と音楽を身をゆだねるのみである。当たり前ですが地上波での放送でもこうあって欲しかった。
来月の世界選手権では全競技生中継とのことなので私はJsportsでの放送を楽しむ事になるでしょう。しかし残念なのは荒川静香さんの解説が聞けないことである。これが、たいへんな心残りです。

二日酔い

2011年02月21日 22時54分04秒 | 私事
今日は朝から二日酔い。昨晩は歓送迎会で、かなり飲み過ぎたようである。今日は本当に長が~い一日であった。
本当は昨日の四大陸選手権の録画を見たいのですが、NHKハイビジョン放送でメトロポリタン歌劇場の「カルメン」の公演が放送中で、そちらを見ている。
面白い!
四大陸選手権は体がスッキリとした時に腰を据えて見ます。
浅田真央さんと安藤美姫さんの演技を見るのが楽しみです。

2011年、四大陸選手権、女子シングルSP

2011年02月19日 20時52分12秒 | 2010-2011年シーズン
職場から帰ってきてテレビを見ると、レイチェル・フラットが演技していた。
結果はネットで既に知ってしまった。
夜のフジ系列の放送は録画をしていない。なぜなら昼間のCSでの生中継を録画しているからである。
今、最初からCSでの放送の録画を見ているところである。台湾、フィリピン、シンガポールなど日頃、見る事が出来ないアジアのスケーターたちの演技を見る事が出来て、うまい、下手は別として興味深く見ている。そして、ひたむきな演技に拍手を送りたい。
CSでの放送は欧州選手権や全米選手権でもそうだったが、競技会を丸ごと放送してくれるのが嬉しい。地上波の放送のように、人気スケーターの登場の前に、変な前置きや過去のおさらいなどもなく、ストレートに競技会に集中できる。競技会の雰囲気を味あうことが出来る。
実況もアナウンサーと解説者1人のみ。アナウンサーの実況もフジテレビの様に、受け狙いの、やかましさが無い。そしてコクブンとか言うゲーノージンも出てこない。落ち着いて見る事が出来る。
ただ1点のみ不満がある。荒川静香さんの御声を聞く事が出来ない!これが、ひじょうに辛いです。

明日のフリーですが、夜、歓送迎会があるので、後日、落ち着いて録画を見ることになるでしょう。

「ワルトシュタイン」と「テンペスト」

2011年02月18日 14時56分35秒 | 今日、聴いたCD
今日は久し振りにベートーヴェンのピアノソナタを聴く。
ピアノソナタ第21番「ワルトシュタイン」と第17番「テンペスト」
ピアノはヴィルヘルム・バックハウス。デッカでのステレオ録音。
やはりバックハウス。淡々とした演奏から深い感動を憶える。その中で「テンペスト」の第3楽章のテンポの凄さ。ただ事でない音楽が鳴っている。
そして「ワルトシュタイン」は荘厳な建築物を見ているような気持ちになる。
まさにベートーヴェンがバックハウスに乗り移ったかの様な演奏と言うべきか!
ただただ、静かな感動のみ。



2011年、全米選手権・アイスダンス

2011年02月17日 23時34分02秒 | 私はアイスダンスが大好き!
昨晩、今年の全米選手権のペアとアイスダンスの放送がありましたが、仕事の疲れの為か、ペアを見ている時、物凄い睡魔の襲われ、アイスダンスを見ずに寝てしまった。
そして今日、仕事から帰宅後、アイスダンスを録画で見ました。
アイスダンスは私にとって、理屈抜きに楽しい。音楽もクラシック音楽からキャバレーソングまで多彩で楽しく見る事が出来ました。
理屈抜きで楽しく見ている中で一番、楽しみにしていたのがマイア・シブタニ&アレックス・シブタニの兄妹コンビでした。今シーズン、シニアデビューのカップルですが、昨年のNHK杯の時と比べて、数段、良くなってきたのがよくわかります。シニアデビューにも関わらず「これぞアイスダンス」と思わせるのが凄い。流れが良くなった。そしてスピードが全く違う。また、この兄妹コンビはの演技は本当にいい雰囲気で、アイスダンスを見る歓びを満喫させてくれるカップルで、今回は2位でしたが、今後、さらに、私を魅了させてくれるでしょう。ソチ・オリンピックの有力なメダル候補と言い切ってもよいでしょう。
優勝は予想通りメリル・デイビス&チャーリー・ホワイト。群を抜いた実力者振りである。フリーダンスのタンゴも良かったが、やはりショートダンスのプッチーニの歌劇「ラ・ボエーム」から「ムゼッタのワルツ」とヴェルディの歌劇「椿姫」から「乾杯の歌」での演技はオペラ大好き人間の私にとって本当に嬉しくてたまらないプログラムである。3月の世界選手権の優勝候補であるのは間違いありません。
そして表彰式のゲストにはタニス・ベルビン&ベンジャミン・アゴストが登場!ミニスカート姿のベルビンは本当に素敵!彼らがアメリカでいかに愛されているのか、よく分かり本当に嬉しい。

いよいよ四大陸選手権。浅田真央さん、安藤美姫さんの演技も楽しみですが、鈴木明子さんの演技が今シーズンの見納めになるので、フリーの「屋根の上のヴァイオリン弾き」の最高の演技を期待しています。
また四大陸選手権のアイスダンスではケガで欠場が続いていたテッサ・ヴァーチュ&スコット・モイアが復帰するらしい。本当ならば、これは本当に楽しみです。

ヴァントのブルックナー全集

2011年02月16日 11時21分18秒 | 音楽
3回ほどキャンディーズの話題を続けましたが、今回は久し振りにブルックナーへ飛びます。
私は若い頃からブルックナーの交響曲が大好きである。私をブルックナーの世界に導いてくれたのは今は亡き朝比奈隆である。朝比奈隆の生の演奏を通じて私のブルックナーの扉が開けられたのである。もし朝比奈隆と出会わなかったら、ブルックナーの音楽とは疎遠だったかもしれません。
最近、集中的にブルックナーの交響曲を聴かなければいけない羽目になりました。
昨年暮にギュンター・ヴァントが1970年代後半、ケルン放送交響楽団を指揮した交響曲全集が、たいへんな安価で手に入ったからである。



今日は交響曲第4番「ロマンテック」を聴き、たいへん感動しました。この曲の録音はベルリンフィルやミュンヘンフィルとの晩年のライブ録音が有名ですが、それらの録音を忘れさすほどの演奏で、初めて、この曲を聴いたような新鮮な気分に陥りました。
第1楽章の豪快さ、そして第2楽章の瑞々しさなど驚きの連続でした。
私はヴァントが朝比奈隆やクナッパーツブッシュと並ぶ最高のブルックナー指揮者であると強く信じています。
ヴァントがブルックナーの最高の境地に登りつめたのは晩年ですが、まだ大きく脚光を浴びていない1970年代の全集があると知り、ヴァントのブルックナーの演奏の変遷を知るためにも、一度、聴いてみようと思ったしだいですが、聴いてみてビックリでした。そんな軽いものではなかった。見事なブルックナー交響曲全集でした。
そして思ったのは、録音当時、この時すでにヴァントは最高のブルックナー指揮者だったと言うことである。
その他では貴重なのは第1番~第3番の3曲。ヴァントは後年、この3曲を再録音していないだけに貴重である。特に第3番は素晴らしかった。もし、晩年、この曲を演奏していたら、どのような演奏になっていたでしょうか?
そして全9曲を通じて言えるのはケルン放送交響楽団のレベルの高さ。このオケにはバルシャイとのショスタコーヴィッチ交響曲全集もあり、私にとって貴重なアルバムですが、たいへんなレベルの高いオーケストラである。もっと録音を聴いてみたいオーケストラである。


「春一番」

2011年02月15日 23時08分58秒 | ポップス、歌謡曲
今日の朝は昨日の大雪も止んでいましたが、出勤時の光景は、こちらの地方では珍しい一面、銀世界でした。
今年は春が来るのかな?春一番はいつ吹くのかな?といろいろ思いながら自家用車を運転している時、頭の中に流れてきたのはキャンディーズの「春一番」でした。



キャンディーズの「春一番」が巷に流れていた頃、私の父が、闘病生活の末に、この世を去ってしまった。春を目の前にして逝ってしまった。「春一番」を聴くたびに、辛かったあの頃を思い出し、感概深くなります。
映像は、その年の大晦日の紅白歌合戦の映像です。私にとって激動の一年を締めくくったのが、このキャンディーズの「春一番」でした。しっかりとステージの様子は憶えていました。
私にとって終生、忘れる事の出来ない曲と言えるでしょう。

ミキちゃん

2011年02月14日 22時41分55秒 | ポップス、歌謡曲
今日も午後から、たいへんな雪。帰りはいつも通勤で通っている道が通行止めで、たいへん驚きました。

さて今日はミキちゃんの話題。それも安藤美姫さんでなく、キャンディーズの藤村美樹さんです。
ミキちゃんのソロの映像を発見。
ミキちゃんはキャンディーズの中では、どちらかと言うと控えめな存在でしたが、音楽面ではミキちゃんが支えていたことが、このソロを聴いてみると、よく分かります。

 

しばらくキャンディーズの話題が続きそうです。


2011年、欧州選手権・エキシビション

2011年02月12日 21時46分24秒 | 2010-2011年シーズン
昨晩は欧州選手権のエキシビションの放送をCSで見る。
オープニングはメダリスト総出演の華やかなものだろうと想像していましたが見事にハズレ。
オープニングは一人の女性スケーターが登場、演技を披露する。彼女の名前はデニス・ビールマン。あのビールマンスピンのビールマンである。年齢は48歳とのことだが今もバリバリのプロスケーターである。見事なスピンを披露してくれました。
ビールマンの演技のあとに登場したのはステファン・ランビエル。曲目は昨シーズンのSPのロッシーニの歌劇「ウィリアム・テル」序曲である。このオペラはスイスが舞台である。考えた選曲である。
ランビエルの演技のあと、再びビールマンがランビエルと一緒に登場してスピーチ。同時通訳が無かったので内容が分からないのが残念。
スピーチのあとランビエールが出演者を一人一人紹介してスケーター達が登場。
それにしても、派手さなどはありませんが何とも言えない「粋」を感じました。
そして、いかにスイスがビールマンとランビエルを誇りに思っているか、この自国の名スケーターを誇りにしているか、ヒシヒシと伝わってくるものがありました。
エキシビション自体も、けっしてショーアップされたものではありませんが、心温まるものを感じました。
我が国もこうありたいものである。

本日はここまで。
こちらは25年振りの大雪。通勤も大変でしたが、朝からの駐車場の雪かきでたいへん疲れました。
寄る年波のためか疲れが激しいので、これから寝ます。

2011年、欧州選手権

2011年02月11日 16時49分10秒 | 2010-2011年シーズン
今日は久し振りにCDでブルックナーの交響曲第4番を聴いてたいへん感動を憶えました。本当は、これに触れるべきですが、やはりフィギュアスケートのことになってしまいます。
一昨日の欧州選手権のペアの放送での川口悠子さん&アレクサンドル・スルミノフのフリー「月の光」の演技の余韻がまだ残っているからであす。
放送で紹介された川口悠子さんのコメント。

「技や表現力よりも作品としての月の光を見て欲しい」

演技を終えた直後の川口さんの何か抜けきったような表情が忘れられません。曲に全てを捧げきった感を強く感じました。この素晴らしい演技をCS放送で限られた人しか見る事が出来ないのは、たいへん残念です。

Yuko KAVAGUTI / Alexander SMIRNOV EFSC 2011 Pairs FS


年明けそうそう、我が家はスカパ!と契約しました。理由はいろいろとありますが、私自身が、もっとフィギュアスケートを見たいということが、やはり一番の理由です。家族はウンザリしているようですが・・・。
このところ全米選手権、欧州選手権と、まさにドップリとフィギュアスケートに浸かっている状態です。
応援するスケーターは、好きなスケーターは、いろいろいますが、私はやはり一人のフィギュアスケートファンでいたい。日本も、ヨーロッパも、アメリカでもなく、国や地域の枠に、とらわれることなくフィギュアスケートを楽しみたい。一つ一つの美しい演技を満喫したい。
今回、フィギュアスケートの本場の選手権の放送を、じっくりと見て、美しく競うことの深さを強く考えさせられるものが多くありました。伝統の重さというのもあるのかもしれません。
CSでは、競技会以外のアイスショーの放送もあり、シーズンが終了しても忙しいでしょう。
この前、昨年夏のキム・ヨナが登場した韓国でのアイスショーも見ました。そして、いろいろと考えさせられました。これは語らないほうがいいでしょう。
とにかく、私自身、スカパ!のお蔭でフィギュアスケートに対する視野が広がったことは間違いありません。
今晩は欧州選手権のエキシビションが放送されます。フィギュアスケートの本場のエキシビションだけに楽しみです。