オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

バレエ「ドン・キホーテ」

2011年07月31日 22時26分43秒 | バレエ
昨日、土曜の深夜のNHK・BSプレミアムはバレエのオンパレードだった。
アメリカン・バレエ・シアターの来日公演の「ドンキホーテ」そしてマリインスキー劇場のバレエ公演からゲルギエフ指揮によるストラヴィンスキーの「火の鳥」「結婚」「春の祭典」の公演の放送で、本当は、リアルタイムで放送を見たかったのですが、日曜も仕事と言う宿命を持つ私は、番組を録画してボチボチ見るという状況である。
まず、アメリカン・バレエ・シアターの「ドン・キホーテ」の映像を見る。
私はバレエが大好きです。ただ、知識はありません。ただオペラの場合、どうしても知識が邪魔する時がありますが、バレエの場合、ストレートに楽しむことが出来るのでが私にとってプラスになっています。
今回の公演、ちょっとゆるいかな?と思うこともありましたが、けっこう楽しみました。
バレエ「ドン・キホーテ」で一番好き場面は第1幕の、このバレエのヒロインのキトリの登場の場面です。あの躍動感あふれる音楽に乗ってのキトリの登場は、何度見ても胸がときめきます。なお、今回の公演のキトリ役は日本人の加治屋百合子さんでした。
私のこのバレエの素晴らしさを教えてくれたのは中野友加里さんでした。中野さんの演技を知らなかったら、おそらく、このバレエの魅力に気が付いていなかったかもしれません。
フィギュアスケートではバレエ「ドン・キホーテ」の音楽はよく使われていますが、残念ながら第1幕のキトリの登場の音楽での演技はまだ見た事がありません。
ぜひ、見てみたいものです。それも、鈴木明子さんか今井遥さんの演技で見てみたい。
番組の後半のマリインスキー劇場の公演の録画は休みの日に腰をすえて、じっくりと見る事にしましょう。
特に「火の鳥」が楽しみです。

「クレルボ交響曲」

2011年07月29日 17時39分39秒 | 音楽
今日は一週間振りの休みらしい休み。
朝からNHKのBSにチャンネルを合わすと今日も北欧の特集。スウェーデン国王ダクタフ3世の特集番組が、たいへん良かった!ダクタフ3世と言えばヴェルディの歌劇「仮面舞踏会」のモデルである。ダクタフ3世の生い立ちから、暗殺。そして、その後のスウェーデンの歴史、現在のスウェーデン王室のことなど、たいへん丁寧な番組で録画しなかったのが残念だった。

昼からシベリウスの「クレルボ交響曲」を聴く。演奏はパーヴォ・ベルグルンド指揮のヘルシンキフィルハーモニー管弦楽団、ロシア国立アカデミー・エストニア男性合唱団による1982年の録音。
「クレルボ交響曲」は「カレワラ」の中の人物、クレルボとその妹アイノとの、それと知らずに起きた2人の近親相姦をテーマにした作品で演奏時間は約80分に及ぶ大作である。
なお「カレワラ」はフィンランドに1000年以上も昔から口伝で伝わってきた膨大な伝承叙事詩で、19世紀になってリョンロット博士が中心になって集められ、編纂されたものでフィンランド人の精神的基盤と言える重要なものである。昨日のNHK・BSでのヘルシンキを特集した番組でも紹介され、バックに「クレルボ交響曲」が流れ、フィンランド人の心情がよく分かり感無量だった。
「クレルボ交響曲」は1899年の交響曲第1番より前の1892年に初演された作品で、シベリウスの正に若書きの大作である。後年の宇宙を見つめたような深さや神秘性はありませんが、シベリウスの作品の変遷をたどる時、欠く事の出来ない作品でしょう。
なお、私がクラシック音楽を聴き始めた高校生の時、音楽雑誌で渡辺暁雄指揮東京都交響楽団による「クレルボ交響曲」の日本初演を知り、たいへん興味を持ちましたが地方在住の為、どんな演奏だったか知る由もありませんでした。私が、この作品を初めて聴いたのはCDの時代になってからである。
私が中学3年の時、生れて初めてのオーケストラの演奏会(NHK交響楽団の地方公演)で聴いた作品がシベリウスのヴァイオリン協奏曲である。その時以来、シベリウスは私にとって大きな存在である。これからも、大切に聴いていきたい。

フィンランド

2011年07月28日 23時16分44秒 | 音楽
このところNHKのBSプレミアムでは北欧の特集が続いています。
仕事から帰宅後、今日の午前の放送された「行ってみよう世界都市フィンランド・ヘルシンキ」の録画を見ました。
私にとってフィンランドと言えばシベリウス!
番組で「クレルボ」「カレワラ」「アイノ」という言葉が出てくると血が騒ぐものがあります。
シベリウスの「クレルボ交響曲」が番組で流れていました。
シベリウス公園の映像もあり興味深々。
一度は訪ねてみたいフィンランド。
今の私にとってオーストリアやドイツより訪ねてみたい国。
それだけ私がシベリウスの音楽に傾倒しているためかもしれません。

今日は最低の一日だった。
朝から泣きたくなることばかり。
精神的におかしくなりそう。フレンズ・オン・アイスまでも精神的にもたないかもしれない。
久し振りにきた取引業者の営業マンに「やつれましたね」と言われてしまった。
早く気分を入れ替えなくては・・・。


1997年の佐藤友香さん

2011年07月24日 13時23分08秒 | フィギュアスケート


昨晩は棚卸しのため、店にお泊り。一睡もしていない。
朝の10時前に帰宅。
眠たいのだが眠れない。
ボーとしながら、あれこれ、パソコンでいろいろと見ていると、私の素敵なお姉さまである佐藤友香さんのお宝映像を見ました。
その内の一つ。1997年の映像。プログラムはレハールの喜歌劇「メリー・ウィドウ」の音楽。
スケーティングの美しさは当時も今も変わりません。
映像を見ていると、仕事の疲れを忘れました。
来月末のフレンズ・オン・アイスが楽しみになってきました。

今日はシベリウス

2011年07月22日 17時11分34秒 | 音楽
今日は最初のエルガーの交響曲第2番と「エレジー」をCDで聴いたあと、何故かシベリウスが聴きたくなり、何を聴こうかと思案の上、交響曲第3番と第6番を選ぶ。演奏はパーヴァ・ベルグンド指揮ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団の録音(EMI盤)である。
エルガーとシベリウス。私の大好きな作曲家である。彼らの作品は、どちらかと言うと私の心の中でジッと、しまい込んでおきたい作品である。そっとしておいて欲しい作品ばかりである。
特にシベリウスの作品は植物に例えたら高山植物である。北欧の澄んだ空気と広がる深い森。都会の雑音や喧騒と無縁の世界である。私にとって異次元の世界である。
さてシベリウスの交響曲と言えば第2番が飛びぬけて有名である。何とかの一つ憶えのようにシベリウスと言えば第2番である。ただ私はシベリウスの交響曲と言えば第3番以降が本命である。残念ながら第2番は最近、全く聴いていない。
30代半ば、都会を離れてヘルシンキ郊外ヤルヴェンバーの「アイノラ荘」に引っ込んだシベリウスは、第3番から第7番の交響曲を書き上げる。
外面性は全くなく、内省的で凝縮された世界。シベリウスは大自然に向かい合って、宇宙を見たのだろうか?
第3番はシベリウスの交響曲の中で一番演奏されない作品でしょう。第2番と比べて規模も小さく、演奏時間も短いですが、私にとって充実感は第3番の方が上です。第1楽章の冒頭の弦の刻むような旋律を聴いただけで、北欧の風が吹いてきているような気持ちになります。
第6番は何と言ったらよいのであろうか?シベリウスの音楽の中で一番、それも悲しくなるくらい美しい作品というべきか?いや、そんな安っぽい言葉では言い表すことのできない世界。正に異次元の孤高の世界と言うべきか!

今月末NHKのBSで北欧の特集するらしい。この前、予告編を見ていたら、イメージキャラクターとして、どこかで見た事のある凄い美人が登場。誰かと思ったら、やっぱりキーラ・コルピだった。
どこまで番組を見る事が出来るかわかりませんが、出来る限り見て、シベリウスの音楽を生んだ原点が少しでも探れたらと思っています。

追悼 原田芳雄さん

2011年07月21日 23時17分13秒 | テレビ
NHK・BSで、この前、亡くなった俳優の原田芳雄さんの追悼番組・ドラマ「火の魚~老作家と女性編集者切ない命の物語」を見ました。
いいドラマだった。そして何かせつなく、胸が痛くなってきたドラマだった。
自分の老いを感じた時。命の限界を感じた時。そして、その時、目の前に現れた若い女性編集者の存在。しかし、その女性の命も・・・。
原田芳雄さんが扮する老作家の若い女性編集者に対する心情に共感するのも私が齢を取ってきたためか?
ドラマの中で若い女性編集者が演じた影絵での劇中劇にびっくりした。
「幸福な王子」
原作がオスカー・ワイルドだったとは、今まで全く気が付かなかった。なお、びっくりである。
私は小学生の時、この物語を読みました。この物語のことは完全に忘れていた。そして、このドラマで思い出させてくれた。記憶をよみがえらせてくれた。本当に感謝である。これだけでも、このドラマを見て本当によかった!命の尊さ、人に尽くすことの尊さを、当時、小学生の私に「幸福な王子」は教えてくれました。
本当に心に深く残るドラマでした。

http://www.nhk.or.jp/hiroshima/program/etc2009/drama09/index.html

原田芳雄さんは、アクが強く、存在感のある素晴らしい俳優さんでした。
齢を重ねていっても、それは変わることなく、ますます深みを増してきました。
一番忘れることの出来ない映画は、大学生時代に見たATGの「祭りの準備」です。

原田芳雄さんのご冥福をお祈りします。



スカラ座の歌劇「アイーダ」

2011年07月20日 15時30分20秒 | オペラ
このところ、来月末の1泊2日のフレンズ・オン・アイスの新横浜行きのため、CDの購入を極力、控えていますが、そんな中で、一昨日、1組のオペラのCDが届きました。
オペラのCDの購入には、レコード会社による正規の録音によるCDとマイナーな輸入レーベルから発売されているライブ録音のCDの購入があり、特に後者はファンをくすぐる顔合わせの録音も多くありますが、常に録音状態の悪さを覚悟をして購入しなくてはいけません。時には購入して痛い目に会ったこともあります。
今回購入したオペラのCDは後者の場合で、聴き始めるまで、本当に不安でしたが、聴き終わって◎でした。
購入したのはミラノ・スカラ座が1972年、ミュンヘンオリンピックを記念してのバイエルン国立歌劇場での引越し公演、ヴェルディの歌劇「アイーダ」のライブ録音である。
キャストが凄い。マーティナ・アーロヨ(アイーダ)フィレンツァ・コッソット(アムネリス)プラシド・ドミンゴ(ラダメス)ピエロ・カップッチルリ(アムナズロ)ニコライ・ギャウロフ(ランフィス)ルイージ・ローニ(国王)といったこの当時の最高の顔ぶれである。そして指揮はクラウディオ・アバド。
このCDの存在は以前から知っていて、ぜひ聴いて見たいと思い捜索していましたが、輸入レコード店が1軒もない町に住んでいるので、ネットだけが頼りで、やっと見つけました。


録音は音のゆれやカスレが気になる部分もありましたが、聴いていて私自身、今まで聴いた歌劇「アイーダ」の録音のなかで、最高の演奏だと思いました。
「アイーダ」や「ドン・カルロ」は登場人物も多く、力量のある歌手がバランスよく勢揃いした録音を聴くと、我を忘れる気持ちで聴き入ることが出来ます。そして今回は正に大当たりでした。
特に私は昔からコッソットとカップッチルリが大好きで、今回は迫力のある最高の歌唱を聴けて幸せでした。第4幕第1場は正にコッソットの独壇場である。コッソットでアムネリスを聴いてしまうと他の歌手では物足りなくなります。
私が初めてカップッチルリを知ったのは高校生時代、ムーティ指揮の全曲レコード(EMI盤)です。第2幕第2場の有名な「凱旋の場」で、カップッチルリの一声で緊張感が増し、そして艶のある迫力のあるバリトンの声に魅了されました。今回はライブ録音だけに、この上に迫力と凄みを増しています。カップッチルリはリゴレットを得意としていて生では凄かったらしい。これもライブ録音のCDがあるらしいが、まだ聴いたことがありません。こちらも捜索しなくてはいけません。
そしてアバドの指揮するミラノ・スカラ座管弦楽団の素晴らしさ!後年、カラヤンの後任としてベルリンフィルの指揮者になったアバドですが、私は若き日のスカラ座時代のアバドが一番良かったと思っています。またライブ録音なのでスタジオ録音にはない熱気を強く感じました。そしてヴェルディは、こうでなくては!と叫びたくなるスカラ座のオケの響き!

これからも財務大臣閣下には内緒でいろいろとネットでCDを捜す地下活動に精を出すことにしましょう。

祝、なでしこジャパン、W杯優勝!

2011年07月18日 23時14分32秒 | テレビ
さすがに、仕事で披露困ぱいで、真夜中の3時過ぎに起きて女子W杯の決勝戦の生中継を見る事は出来なかった。
朝、起きて、何も知らずにテレビのスイッチを入れるとPK戦が始まる直前で、びっくりしました。
そして結果は皆様、ご存知の通り。
なでしこジャパン、W杯優勝、おめでとうございます。
大震災以降、暗いニュースばかりだったので、本当に嬉しい。
何か「元気」が出ました。
やはり女の人は強い!
私は強い女の人が大好きです。

さて大型の台風が接近中である。台風の進路が心配です。
とにかく明日は忙しくなりそうです。

「月の光」

2011年07月16日 22時01分57秒 | 荒川静香さん
いつもいつも、たいへんお世話になっているシフ様のブログによると、昨日のPIWの東伏見祭りでの荒川静香さんによるドビュッシーの「月の光」がたいへん素晴らしかったらしい。

「月の光」と言えば、今年の欧州選手権でペアの川口悠子さん&アレクサンドル・スミルノフ組による、ため息が出るくらい、まさに芸術的と言える素晴らしい演技が今も忘れられません。
この時の2人の衣装もブルーでした。
演技後、放送で解説の杉田秀男氏が「ドビュッシーの(ピアノでの)静かな曲で表現するのは非常に難しい」とおっしゃっていたのが、たいへん印象的でした。

その「月の光」を荒川静香さんが演じました。
そして素晴らしかったとのこと。
おそらく、来月のフレンズ・オン・アイスでも披露してくれるでしょう。
早く見たい!

N響のエルガー

2011年07月15日 10時05分24秒 | NHK交響楽団
この前の日曜の早朝のNHK・BSのNHK交響楽団の定期演奏会の放送。やっと録画を見ました。指揮は尾高忠明氏。そしてプログラムのメインはアンソニー・ペイン補筆完成版によるエルガーの交響曲第3番である。
全曲放送をたいへん楽しみにしていましたが、期待はずれだった。面白くなかった。演奏に関してはN響は確かに巧い。ただ、何か足りない。覇気というか、ペイン補筆完成版による演奏の意義、緊張感が伝わってこなかった。
少し前のノリントン指揮の同じエルガーの交響曲第1番の演奏が良かっただけに残念だった。
何か丸みのある響き。やはりシャープな響きが欲しかった。コンサートマスターはウィーンフィルのライナー・キュッヒルがゲスト・コンサートマスターと言うことで座っていたが、やはり堀さんか篠崎さんに座って欲しかった。おそらく違った演奏になっていたでしょう。N響はウィーンフィルではありません。
口直しに尾高忠明氏が札幌交響楽団を振った2007年の同曲の録音を聴く。やはり響きに覇気が違う。エルガーのあの憂いのあるメロディーが強く訴えかけてきます。



ところで、数日前にN響のメンバー表をネットで見ていて驚いた。ビオラの大御所の店村眞積氏の名前がない。調べてみると6月に退団して東京都交響楽団の特任首席奏者として移籍したとのこと。
このところN響はを長年N響を支えてきた主席奏者が多く退団している。ホルンの松崎裕氏、ファゴットの岡崎耕治氏、クラリネットの横川晴児氏と磯部周平氏、そしてトランペットの津堅直弘氏など。
N響は転換期を向かえたのかもしれない。今後の変化に注目したい。
トランペットの津堅直弘氏の退団は寂しかった。津堅氏の退団で私が大学生時代、N響の定期演奏会に通っていた頃に在籍していた団員さんは1人もいなくなった。

さて私はエルガーを筆頭にイギリス音楽が大好きである。ただ、どちらかと言うと自分だけのものとして、大切に私の心の中にしまっておきたいのが本音である。(シベリウスの作品も)
誰にでも本当に心の中で大切にしている音楽があるはず。作品や演奏に対する思い入れ。これらを大切にして行きたいものです。

「エル・ムンド」の荒川静香さん

2011年07月14日 22時30分33秒 | 荒川静香さん
昨晩のNHK・BS1の「エル・ムンド」を見ました。
荒川静香さん。キラキラと輝いていて、本当に綺麗でした。
氷上以外で、最近これだけ荒川さんを綺麗に映してくれたのは、記憶にない。さすが皆様のNHKである。本当にウットリでした。
また番組では、荒川さんを「プロスケーター 荒川静香さん」と紹介してくれて本当に嬉しかった。
「見せるから魅せるへ」
荒川さんのアイスショーにかける思いが伝わってきました。
番組ではスティファン・ランビエールの名前も出てきました。
今年の「ドリーム・オン・アイス」でのランビエールの演技は本当に「魅せる」演技でした。見事でした。
ラフマニノフの前奏曲ト短調 Op.23-5 。けっして派手な曲ではありませんが、ランビエールにかかると、本当に作品の良さが生きてきます。本当に魔法にかけられたように。
荒川静香さんが目指しているもの。ランビエールが目指しているもの。
氷上に立つことの尊さ。真にフィギュアスケートを極めた者だけが許される究極の世界。
私は今年も8月に4年連続になりますが「フレンズ・オン・アイス」を魅せられに、四国から、新横浜へ脚を運びます。
4年前、初めて見た「フレンズ・オン・アイス」
私の想像以上の、あまりの美しさ、そして楽しさに驚きました。これがアイスショーの真髄か!正に魅せられたと言う事でしょう。
荒川静香さんがフィギュアスケート、そしてアイスショーの魅力を毎年、私に伝えてくれます。ですから、「フレンズ・オン・アイス」へは周りから何と言われても絶対に馳せ参じなくては、いけません。
「フレンズ・オン・アイス」まで、あと一ヶ月少々となりました。
今年は大震災のあとだけに昨年以上に心のこもったアイスショーになるでしょう。
公演、当日が本当に待ち遠しい。





久し振りのブルックナー その2

2011年07月13日 15時04分01秒 | 音楽
今日の新聞の朝刊を見ているとヴァイオリンの諏訪内晶子の所得隠しのニュース。
ただ一言 「幻滅!」

気を取り直してCDを聴く。今日もブルックナー!本当に久し振りに交響曲第8番を聴く。やはり第8番はブルックナーの最高傑作。第9番も傑作だが、未完成の作品。第8番が最高峰である。
選んだCDはロヴロ・フォン・マタチッチが1975年にNHK交響楽団を指揮したライブ録音。ノヴァーク版第2稿による演奏。
購入した時、一度聴いたきりのCD.久し振りに聴いてみたが、この演奏、凄いよ!
スケールの大きさ、迫力などブルックナーの醍醐味満点。本当に引き込まれます。
ただ、天下のN響もミスの連発。ハチャメチャの部分もあります。マタチッチの独特な指揮について行けなかったのかな?
ですから完璧主義者の方、また日本のオーケストラを蔑んでいる方には絶対お薦めできないCDです。
しかし演奏はブルックナーそのもの。マタチッチの、とてつもない演奏。やはりマタチッチは大指揮者である。



私の最大事の痛恨時はマタチッチを生で聴けなかったことである。マタチッチはNHK交響楽団の名誉指揮者だったのだが、私の東京での4年間の大学生生活時代、何故か一度も来日しなかった。本当に残念である。
最近、マタチッチとN響のライブ録音が多数発売されています。スメタナの「わが祖国」(全曲)やワーグナーの楽劇「神々の黄昏」からの抜粋などは好きだな。
マタチッチもだんだんと忘れられている存在か?
やはり大変な大指揮者だけに、手元にあるマタチッチのCDは大切に聴いていきたい。


追伸

本日夜11時よりのNHK・BS1「エル・ムンド」に荒川静香さんが出演します。
どんな、お話が飛び出すか?楽しみです。

NHK「エル・ムンド」

安藤美姫さんの 「千の風になって」

2011年07月10日 21時19分08秒 | 2011-2012年シーズン
最初にお知らせ

昨日、我が家のパソコンの修理の件、コメントしましたが、本日、財務大臣閣下がパソコンメーカーと電話でやり取りして、何とか修復しました。今後も通常通り、更新出来る事となりました。
これで、ますます、大臣閣下に頭が上がらなくなりました。

2011 Dreams on Ice Miki Ando


今年の「ドリーム・オン・アイス」での安藤美姫さんの演技。

プログラムは「千の風になって」です。

感動しました。