オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

2017年6月、ボリショイバレエ来日

2016年08月05日 16時13分14秒 | バレエ
来年2017年6月のボリショイバレエの来日公演が発表されました。
演目は「白鳥の湖」「ジゼル」「パリの炎」の3演目。
現在、日程が発表されているのは東京公演だけで、大阪や地方公演の予定の情報は、まだ入ってきていない。
私は一昨年の11月、大阪公演で「白鳥の湖」を見ました。
その時はグリゴローヴィチ2001年改訂版による公演で、私自身、ラストの解釈は?だったのですが、来年の公演も一昨年と同じグリゴローヴィチ2001年改訂版による「白鳥の湖」の公演とのこと。
まだ、大阪公演の日程が発表されていませんが、スヴェトラーナ・ザハーロワの出演しだいと言うことになるでしょう。
ザハーロワが「白鳥の湖」に出演だったら、そちらへ行きたいですが、「ジゼル」のザハーロワも見てみたいと気持ちも強い。
また、一昨年の公演はボリショイ劇場管弦楽団の演奏がやや粗かったので、来年の公演は、ぜひとも首席指揮者のトゥガン・ソヒエフの指揮で聴いてみたい。
ともあれ、まだ日程も分からない状態で、行けるかどうかも全く予測不能ですが、何か先の楽しみを持つのも良いかもしれません。




にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

ウィーン国立歌劇場バレエ団のバレエ「海賊」

2016年05月24日 11時20分41秒 | バレエ
私はバレエも大好きである。ただ、バレエに目覚めて日も浅いので、知識は、ほとんどない。
しかしオペラのように変な?知識等が邪魔することもないので、理屈抜きで新鮮な気持ちで楽しむことが出来るのが、いいのかもしれません。
いい意味でのミーハー感覚?
今月22日の日曜の夜のNHK・Eテレで放送された「クラシック音楽館」での「「NHK バレエの饗宴 2016」も、大いに楽しみました。
そして、その日の深夜、何とNHK・BSで何とウィーン国立歌劇場バレエ団の公演「海賊」の放送。それも今年3月の公演の映像である。
バレエファンにとって大忙しの夜だったでしょうなあ。
昨晩、録画を一気に見る。本来ならば「NHK バレエの饗宴 2016」からコメントすべきですが、やはり、どうしても「海賊」から。
振付は長くパリオペラ座バレエのエトワールを努め、現在はウィーン国立歌劇場バレエ団の芸術監督のマニュエル・ルグリ。
振付だけでなく従来のものに手を加わえたルグリ版と言うべきか。
バレエ「海賊」の魅力。
男性ダンサーのスピード感のある豪快な踊り。そして、それに華を添える女性ダンサーの美しく異国情緒あふれる踊り。
そして第2幕での陶酔感。
今回のウィーンでの公演も、しっかりと楽しむことが出来ました。
衣装も美しかった。
マニュエル・ルグリがウィーン国立歌劇場バレエ団の芸術監督に就任してから、このバレエ団のレベルが高くなり評判になっているとのことですが、それを実感することが出来ました。
本当は別の公演の日に出演した橋本清香さんの演技を見たかったのですが、贅沢は言うまい。
そしてウィーン国立歌劇場の公演なので当然ながらオーケストラはウィーン国立歌劇場管弦楽団。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の母体のオケである。
音楽の素晴らしさも堪能したのも言うまでもありません。
最高のバレエに、最高のオーケストラの演奏。
これからは、今まで以上に、マニュエル・ルグリ率いるウィーン国立歌劇場バレエ団の動向に目が離せませんな。





にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村



「NHKバレエの饗宴2016」の放送への期待

2016年05月20日 12時35分46秒 | バレエ
久し振りにバレエの話題を2つ。
1つ目の話題。
東京出身で現在パリ・オペラ座バレエ団でエトワールに次ぐプレミエール・ダンスーズとして主演を重ねているオニール八菜さんがオニール賞の受賞のニュース。
2014年の木田真理子さんに続く快挙!
世界のバレエ界の最高峰パリ・オペラ座バレエ団での、さらなる活躍を期待しています。
2つ目の話題は今日の朝日新聞から。
ウィーン国立歌劇場バレエ団で活躍している橋本清香さんの話題。
パリ・オペラ座バレエ団と言えば長らくエトワールを努めたマニュエル・ルグリの名前が頭に浮かびます。
そのルグリは現在、ウィーン国立歌劇場バレエ団の芸術監督である。
ルグリが芸術監督就任後、モダンな作品などレパートリーを広げ、団員たちのやる気を引出し、バレエ団のレベルが向上し、チケットは常に完売状態で、名門と言いがたかった、このバレエ団がヨーロッパの主要バレエ団に躍り出たとのこと。
そして、このウィーン国立歌劇場バレエ団のプリンシパルになったのが橋本清香さんです。
そして5月22日の日曜の夜、NHK・Eテレ「クラッシック音楽館」で橋本清香さんが出演した「NHKバレエの饗宴2016」が放送されます。
ご主人の木本全優さんとの共演で、プログラムは「モーツァルト・ア・ドゥ」が放送予定。

「NHKバレエの饗宴2016」

またプログラムにはマニュエル・ルグリが選抜・指導した日本の若手ダンサーによるステージもあり楽しみです。


2013年「NHKバレエの饗宴2013」より


「モーツァルト・ア・ドゥ」


にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

新国立劇場の「白鳥の湖」

2015年06月30日 15時44分49秒 | バレエ


28日の日曜日の深夜、NHK・BSで新国立劇場のバレエ「白鳥の湖」の公演の放送があり、今日、朝から一気に全曲を録画で見る。
やっぱりバレエはいいなあ。チャイコフスキーの音楽は最高だなあ。そして、その中でも「白鳥の湖」は、やっぱり最高だなあ。
そんな気持ちを持ちながら映像を見ていました。
さて今回、放送されたのは今月13日の公演の映像で正に直近の映像である。
なかなか新国立劇場のバレエの公演の映像は見ることが出来ないので興味深く見る。
「白鳥の湖」はヨーロッパのバレエ団の映像はDVDも手元にあり、よく見ていますが、日本の綺麗なお嬢さん達の公演も悪くない。
何度も再演されているマリウス・プディパ/レフ・イワーノフ振付に牧阿佐美が改訂振付した「新国立劇場版」ともいうべき公演とのこと。
いろいろな解釈があるラストはハッピーエンド。
主役のオデットとオディールを演じたのは新国立劇場のプリンシパルである米沢唯さん。
名前は知っていましたが今回初めてその踊りを見ました。
米沢唯さんのオデット姫。ちょっと可愛いらしいオデット姫でした。
それでも予想以上に見事でした。ちょっとした仕草や動きからオデットの気持ちが伝わってくるものがありました。ただ第3幕のブラックスワンのオディールを演じた時は、もう少し妖艶さが出ていたら、もっと素晴らしかったでしょう。
ただ、これからの活躍に期待したい。これから、もっと素晴らしいものになるでしょう。
また脇を固める新国立劇場のダンサーの皆さんの質も高く、目が離せなかった。
第1幕のワルツの場面、良かったなあ。
そして第3幕の各国の踊りも衣装の美しさもあり楽しく見ることが出来ました。
ただ第4幕の大詰め。ちょっと緊張感に欠ける演出だったのが残念だった。
また東京フィルハーモニー交響楽団の粗さの目立つ演奏も残念。
ただ何だかんだと言ってもレベルの高い公演で東京で常時、これだけの公演を見られるとは、地方在住の者にとって本当にうらやましい。
本当に地方はつまらん!?




参考までに浅田真央さんの「白鳥の湖」



にほんブログ村

にほんブログ村

追悼マイヤ・プリセツカ

2015年05月12日 17時39分44秒 | バレエ
今日の朝日新聞の文芸欄に、今月の2日、惜しくも亡くなったロシアの20世紀最高のバレリーナ、マイヤ・プリセツカヤの追悼文が掲載されていました。
追悼文を記したのはバレリーナの森下愛子さん。
特に印象に残ったのは「白鳥の湖」に関するプリセツカヤから森下愛子さんへの教え。

例えば「白鳥の湖」の白鳥の手の動きは、美しさよりもむしろ、宇宙に飛び立つような力強さがあると教わった。力強さがなければそもそも美しさは生まれない。宇宙の主人公のように大きく、高く、と。背中から指先までみなぎる巨大な力を、間近で学んだ経験は大きな宝物です。

バレエ「白鳥の湖」全曲はDVDも持っているので、よく見ていますが「宇宙に飛び立つような力強さ」には、今まで気が付くことはありませんでした。
これから、また私の「白鳥の湖」の見方が変わりそうです。
なおプリセツカヤのご主人は作曲家のロディオン・シチェドリン。
代表作にはビゼーの歌劇「カルメン」を編曲した13曲で構成されるバレエ組曲。
フィギュアスケートのプログラムでも、たいへんお馴染みになっています。(今シーズンの本郷理華さんのフリーもシチェドリン版)

89歳。ご冥福をお祈りします。




にほんブログ村

にほんブログ村

パリ・オペラ座バレエの「デフィレ」

2015年03月17日 09時19分15秒 | バレエ
昨晩は15日の深夜、NHK・BSで放送されたパリ・オペラ座バレエ公演 「バレエの夕べ」とパリ・オペラ座バレエ学校 創立300年記念ガラの録画を夜遅くまで酒を飲みながら見る。
度胆を抜かれたのは冒頭のパリ・オペラ座 バレエ門外不出の舞台「デフィレ」の初テレビ放送。
とんでもないものを見てしまった!
当然ながら私は「デフィレ」を見るのは初めてである。
「デフィレ」とはフランス語で「行進」を意味するとのこと。
ベルリオーズの歌劇「トロイ人」から「トロイ人の行進曲」に乗って、オペラ座学校の生徒からオペラ座の誇るエトワールまで総出演によるシンプルな衣装で、揃って行進する姿は正に「壮観」という二文字しか見つからない。
そして単に歩んでいるだけなのに、鍛え抜かれた体全体から出てくる、その所作の美しさ。
これがパリ・オペラ座バレエの伝統の重みか!
本当に物凄いもの見てしまった!という気持ちが一夜明けても強い。
とにかく凄かった!美しかった!

映像を見つけました。テレビの大きな画面で見ると、たいへんな迫力でした。










にほんブログ村


人気ブログランキングへ



ローザンヌ国際バレエコンクール、日本人2人入賞!

2015年02月12日 21時49分56秒 | バレエ




若手バレエダンサーの登竜門として知られるローザンヌ国際バレエコンクールの最終審査が2月7日、スイスで行われました。
そして3位に伊藤 充さん、5位に金原里奈さんがそれぞれ入賞しました。
最終審査の映像を見つけました。
若い2人が精進を重ねて、素晴らしいバレエダンサーになって欲しいもの願うばかりです。


にほんブログ村


人気ブログランキングへ

ハイビジョン特集 「輝く女 吉田都」

2015年01月16日 15時13分04秒 | バレエ
本日の朝、たまたまNHKのBSを見ていると、アーカイブス番組でハイビジョン特集「輝く女 吉田都」があり、慌てて録画する。
2005年に放送されたとのことだが記憶がないので、見逃していたのであろう。
1時間50分の、たいへん見応えのあるクラシックバレエファン必見の素晴らしい番組でした。
吉田都さんはご存じの通り英国ロイヤルバレエのトップダンサーである「プリンシパル」をつとめた我が国を代表するバレリーナ。
番組制作当時はまだ吉田都さんがロイヤルバレエのプリンシパル時代である。
番組はロイヤルバレエの「オンディーヌ」公演に向けての稽古とリハーサルを追ったドキュメンタリーで、華やかなバレエの舞台の映像はほんの少しである。
また、ナレーションは一切なく、こういう番組に付き物の知ったかぶりの解説もなく吉田都さんの、その都度の言葉と関係者の証言のみで番組は進んでいきます。
それだけに名門バレエ団の「プリンシパル」としての重責を背負った吉田都さんのバレエに対する厳しさ、ひたむきさがストレートに迫ってきます。
吉田都さんの育ての親と言える振付のピーター・ライト卿や吉田都さんのトウシューズを専門に作っている靴職人さんの証言は興味深いものがありました。
特に靴職人さんの証言の映像は、この番組のハイライトでしょう。一流のバレリーナーは、ここまでこだわるのかと思うと強く心を打たれるものがあります。また実際にトウシューズを作っているシーンもあり興味津々でした。

特に印象に残った吉田都さんの言葉。

腰に負担がかかり過ぎるので、「眠りの森の美女」と「白鳥の湖」を踊るのは諦めました。

まだ2005年当時の言葉である。いかにバレエと言うものが、いかに厳しい世界であるのかと痛感させられた思いでした。さらに、

人間の体というものは鍛えれば鍛えるほど強くなります。
若い頃より強くなります。

この言葉を聞いてすぐに頭に浮かんだのはフィギュアスケートの鈴木明子さんでした。
普通のフィギュアスケートの選手だったら、引退してもおかしくない年齢になってから、2度のオリンピック出場。
そして現役を引退しても昨年暮のアイスショーでは、正に芸術的演技の極みと言っていい「月の光」での演技。
鈴木明子さんは、いったいどのような練習をしたのでしょうか。また今も続けているのでしょうか。
おそらく凡人の私には想像を絶する練習を、やり続けてきたに違いありません。
吉田都さんの言葉から、そんなことを思ったりしました。
私の大好きなDVDに吉田都さんが金平糖の精に扮した英国バーミンガム・ロイヤルバレエ団の「くるみ割り人形」の公演のDVDがあります。
今晩は、このDVDを見ることにしましょう。


吉田都さんと浅田真央さんの貴重なツーショット写真(2013年NHK杯エキシビション)






にほんブログ村


人気ブログランキングへ






バレエとフィギュアスケート

2014年12月09日 10時21分11秒 | バレエ
先月28日、大阪フェスティバルホールで見たボリショイバレエの「白鳥の湖」の公演の余韻がまだ残っている。
職場から帰宅して見るのはバレエのDVD.そして頭の中では「白鳥の湖」だけでなく、他のバレエ音楽が響き困った状況である。
今は亡き映画評論家・淀川長冶氏は、たいへんバレエを愛していて最後の著書「最後のサヨナラ サヨナラ サヨナラ」でこう記しています。

>5月3日、東京文化会館でボリショイバレエ「白鳥の湖」を見る。(中略)ライト、衣装、なま音楽、どれもこれも美しかった。その衣装の色彩の美しさに見とれてきった。
歌舞伎も同じこと、幕があがるとサーッと舞台の美しさが目にしみ、やがて登場の花形スターの衣装の美しさに見とれてしまう。生きているかぎり、人間はこの人間が生んだバレエや歌舞伎さらにオペラを見る必要がある。それに行けぬ人には、それこそ「映画」がある。イギリスの「赤い靴」「黒水仙」、アメリカの「巴里のアメリカ人」、そのようなミュージカルだけでなく、どの外国の一級映画にも「美」があふれている。日本も、黒澤明の「羅生門」をはじめ溝口健二、それらの名作は目にしみこむ。そして、思いやりのある人、気のつく人、やさしい人になるのだ。

淀川長冶氏は生前、あの独特な語り口が、どうしても目立っていましたが、その裏に隠された美意識の高さ、厳しさは間違いなくバレエや歌舞伎から影響を受けたものであるのは間違いないでしょう。
私自身、あと何年、生きることが出来るのか分かりませんが、生きているかぎり淀川長冶氏のような姿勢で音楽やバレエ、オペラに接していきたい。
また淀川氏は他のバレエ公演を見に行って、会場は女子の同窓会さながらで、会場で日本の男を見なかったことを嘆いている記述があります。そして、こう記している。

>男がバレエを見に行くのは恥なのか。ニューヨークでもロンドンでも、バレエの夕べはおとなでうまっている。いま私は(東京全日空ホテルの)34階というルームに住んでいる。ここで原稿を書き、ここに雑誌社の人たちに、おうちゃくだが原稿を取りにきていただいている。部屋に入ってチラと窓を見晴らして、まァ美しいと美しいという人は女の編集者だった。男は、外など見もしなかった。まァ美しいなど、アホゥが言うくらいと思っているのだろうか。

私が見に行ったボリショイバレエの公演。頭が薄くなった田舎のおっさんが一人でバレエの公演を見に行く。それも場違いのような都会の豪華なホールへである。第三者から見るとお笑い草かもしれません。私とバレエ、究極のアンマッチと受け取られるのは間違いないでしょう。
実は先月、わが社で数人のグループに分かれて接客研修があり、冒頭、リラックスするため各自、今、自分自身がハマッていることを、喋らなくてはいけなくなりませんでしたが、私は本社から私と相性が悪い人が来ていたので、とても本当のことを言えなかった。茶化されるのが目に見えていたので、当たり障りのないことを喋りました。もし、その本社の人間がいなかったら、バレエのことを喋っていたでしょう。
話が脱線しました。今回、ボリショイバレエの公演を見に行って年配の男性の姿を多く見ることが出来て安堵しました。それも私のように、一人で会場に脚を運んでいるであろう方も見受けられ、何か安心感を持つことが出来ました。ただ残念ながら若い男性の姿は、あの広い会場で見ることは出来ませんでした。
しかし考えてみると私自身も若い頃はバレエには全く興味がなかった。バレエ音楽、いやチャイコフスキーの3大バレエすらレコードやCDは1枚も持っていなかったのが現実でした。どうしても男から見ると、バレエは女性的なもの思ってしまうのかもしれません。本当は違うのですが・・・。
そんな私が一気にバレエに、のめり込んだのは、この10数年である。今や「白鳥の湖」の全曲盤CDは5組並んでいる。変われば変わるものである。
バレエの持つ美しさは、男にとって、年齢を重ねることによって、だんだんと染み込んでいくものであろうか?

さて現在、フィギュアスケートのグランプリシリーズが終わり、いよいよグランプリファイナル。
フィギュアスケートでは、よくバレエ音楽が登場しています。私がバレエを、より身近に感じることが出来るようになったのは、間違いなくフィギュアスケートの影響を大きいと言えるでしょう。
ただバレエ音楽を使ったプログラムは多いですが、単にバレエ音楽を使って滑ってみました的なプログラムが多く、本当にバレエの雰囲気を氷上で伝えてくれたプログラムは、やはり限られているように思います。
さて余談ながら、その中で、いろいろなプログラムの中でバレエの雰囲気を伝えてくれた私の大好きなプログラムを記しておきます。

・中野友加里(2005-2006年FP)ミンクス作曲「ドン・キホーテ」
・中野友加里(2006-2007年FP) プロコフィエフ作曲「シンデレラ」
・中野友加里(2008-2009年FP) アダン作曲「ジゼル」
・浅田真央 (2012-2013年FP)チャイコフスキー作曲「白鳥の湖」
・本郷理華 (2014-2015年SP) アダン作曲「海賊」
そしてアイスダンス
・メリル・デイビス&チャーリー・ホワイト(2012-2013年SD) アダン作曲「ジゼル」

中野友加里さんのプログラムが3つ並びました。
私がバレエの世界に大きく脚を踏み入れることが出来たのは中野友加里さんの影響がたいへん大きい。
特に中野友加里さんが演じた「シンデレラ」を見た時の衝撃は本当に大きかった。このプロコフィエフの音楽がフィギュアスケートで演じられるとは本当に驚き、また素晴らしい演技でした。
さて今シーズンは本郷理華さんが「海賊」で素晴らしい演技を見せてくれました。今後、彼女が、どのようなプログラムに挑むのか楽しみです。


中野友加里「ドン・キホーテ」2005年NHK杯


中野友加里「シンデレラ」2007年世界選手権


中野友加里「ジゼル」2008年NHK杯


浅田真央「白鳥の湖」2012年NHK杯


本郷理華「海賊」2014年グランプリシリーズ・ロシア大会


・メリル・デイビス&チャーリー・ホワイト「ジゼル」2013年世界選手権


にほんブログ村


人気ブログランキングへ
  

ボリショイバレエ公演「白鳥の湖」

2014年12月02日 08時14分20秒 | バレエ


先週11月28日の金曜日、大阪フェスティバルホールへボリショイバレエの公演を見に行きました。
バレエの公演を見るのは、指を折って数えてみると、約10年振り。10年も間隔が空いたのはアイスショーが忙しかったからかな?
あの時はマリインスキー・バレエの「白鳥の湖」の公演だった。
さて出発前に一昨年の全日本選手権・女子シングルのフリーから浅田真央さんと本郷理華さんの「白鳥の湖」の演技の録画を見て自分自身の気持ちを高揚させて出発する。
意気揚々と大阪に到着して大失敗。地下鉄の淀屋橋駅の出口を間違ってしまい、方角の感覚がなくなり大阪フェスティバルホールの場所が分からない状態になり右往左往する。何度か脚を運んだホールなのに、こんなことは初めて。どうも逆方向に出てしまったようだ。
やっとこさ大汗をかきながら会場へ到着。一息入れるためラウンジで飲んだコーヒーが本当に美味しかった。
昨年春、新装となった大阪フェスティバルホール。赤じゅうたんが本当に眩しい。そして落ち着きの中にも何か高級感があり、こんな素晴らしい会場でコンサートなどを聴ける都会のファンがうらやましい。地方は本当に、つまらん。

さて今回の公演の最大の目的は現在、ボリショイバレエのプリンシパルダンサであるスヴェトラーナ・ザハロワを初めて見ること。
私はザハロワがミラノ・スカラ座で演じた「白鳥の湖」の公演のDVDを持っていますが、神々しいほどの美しさで、今回、実際のステージを見ることができるのを楽しみにしていました。
久しぶりのバレエの舞台、本当に美しかった。
第1幕から第2幕、そして第3幕から第4幕への宮殿から湖へのほとりへの舞台転換が素晴らしさ。照明だけでステージを変えてしまう見事さ。まさにボリショイ劇場の底力であろう。
また第2幕、ステージの奥から白鳥たちの群集が現れた時の息を飲むような美しさ!
これこそ劇場空間の持つ劇場芸術の醍醐味でしょう。
そして遂に見た実際のステージでの スヴェトラーナ・ザハロワ。
さらに美しかった!
とにかく「美しかった」としか言葉が見つからない。
何か荒川静香さんと通じるものを感じました。
ちょっとした手の動きからも繊細な感情が伝わってきて本当に素晴らしかった。
一番、楽しみにしていたのが第3幕でのオディール(ブラックスワン)の演技。
「白鳥の湖」で私が一番大好きなところは王子とオディールによって踊られる「黒鳥のパ・ド・ドゥ」と「コーダ」(浅田真央さんのプログラムの後半の部分)。
これをスヴェトラーナ・ザハロワで見ることが出来た!まさに至福の時でした。

ただ今回の公演で一点だけ疑問に感じたこと。
第四幕のエンディング。
曲のつながりを変更していた。全てのことは王子の夢だったと伝えるためだと思いますが、やはり聴きなれた音楽でのエンディングでなかったので何か最後になって自分自身の気持ちが乗らなかった。
エンディングに関しては、いろいろな解釈がありますが、音楽は、そのままにして欲しかったというのが私の率直な気持ちである。

帰りは強行軍。
21時10分過ぎにカーテンコールが途中ですが未練を残しながらホールを飛び出て大阪駅まで走る。そして新大阪まで出て、21時45分発の新幹線に飛び乗るという忙しさ。
本当は、もっと余韻を楽しみたかった。やはり一泊したかったのだが仕事の関係で無理であろう。
ホールで買ったパンフレットを見ると来年の11月末はマリインスキーバレエが来日予定である。
プロコフィエフ作曲の「ロメオとジュリエット」が公演に含まれている。
チャンスがあれば、ぜひ行きたいものである。








にほんブログ村


人気ブログランキングへ









今日はボリショイバレエ

2014年11月28日 08時21分48秒 | バレエ
2026年の冬季オリンピックに札幌が招致に名乗りを挙げたとのこと。
札幌は1972年の冬季オリンピックを開催している。
1972年の札幌オリンピック!
本当に懐かしい。
トワ・エ・モアが歌ったオリンピックのテーマ曲「虹と雪のバラード」が忘れられない。今も歌うことができる。
そして私がフィギュアスケートを知った記念すべきオリンピック。
もし2026年に招致が決まったら、私は70歳代前半。
それまで元気でいたい。

さて今日は大阪へボリショイバレエを見に行く日である。
本当は早朝に出発して京都へ脚を伸ばす予定だったが、実は昨日、仕事中に什器が落下して脚に直撃して、一日中、激痛が走っていた。
今日の朝、痛みは和らいだが、大事を取って、京都行は断念。大阪フェスティバルホール行きのみに絞る。
昼の1時過ぎに自宅を出発予定である。それまで静養である。
本日よりフィギュアスケートのNHK杯が開催されます。
テレビの録画予約も完了。
どこかのおじさんはフラダンス、そして私はクラシックバレエ。
いろいろ忙しいでござんす。




いよいよ、あさってはボリショイバレエ

2014年11月26日 23時31分54秒 | バレエ
羽生結弦君、NHK杯出場とのこと。
やっぱり出場か。
ただ将来があるだけに、あまり無理をしないで欲しい。
おそらく御本人は悲壮な気持ちでリンクに立つでしょう。
それだけにファンや周囲の皆さんには、羽生結弦君を暖かく見守って欲しい。
それが私の本音。

さてさて、あさってからのNHK杯は大阪での開催。
本当は、私は会場へ馳せ参じたいと思っていましたが、私は当日、いろいろ熟慮の末、大阪フェスティバルホールへボリショイバレエを見に行きます。
2連休が取れればいいのですが、そんな贅沢は出来ません。
昨年春、新装になった大阪フェスティバルホールへ脚を運ぶのも楽しみにしています。
ただ、明日も、お仕事満載。
JRで行くか、長距離バスで行くかも、まだ決めていない。
私自身がボリショイバレエモードになるのは、明日の夜、仕事を終えて自宅へ帰ってからでしょうなあ。




にほんブログ村


人気ブログランキングへ -->

来月はボリショイバレエ

2014年10月21日 16時11分40秒 | バレエ


このところ仕事面でハードな毎日が続いている。特に昨日と一昨日は朝6時前に出社しているので、さすがに、きつかった!
今日は公休日なので、しっかりと寝るぞ!と思っていたが、悲しいかな、いつも通りに目が開いてしまった。これも歳を取ってきたためだろうか?
朝、テレビのワイド―ショーを見ていると、ふと音楽雑誌「レコード芸術」の最新号が発売されていることに気が付く。仕事に追われて、すっかり忘れていた。慌てて買いに行く。
ニコラウス・アーノンクールのインタビューか!これは、じっくりと読ませてもらおう。
11月号の特集は音楽評論家の多数決による「名曲名盤500」の第3弾である。
この種の企画には、若い頃は素直に参考にしていた時期もありましたが、自分自身、だんだんと、いろいろな録音を聴くことによって、全く参考にしなくなった。バカバカしくなっていた時もあった。
そして今は、自分の抱いているベストワンとのアンマッチを楽しんでいる。アンマッチが多ければ多いほど、何か優越感を感じてしまう私である。
「こいつら(音楽評論家)、こんな程度か」と思いながら。
レハールの喜歌劇「メリー・ウィドウ」はカラヤン盤がベストワンに輝いていた。マタチッチ盤のシュヴァルツコップの歌う気品あふれるハンナ、ニコライ・ゲッタの甘い声。歌の魅力でもカラヤン盤を大きく引き離していると思っているのですが、しかし世間様は違うのである。多数決では違うのである。
そして今回はマーラーの交響曲全曲も採り上げられている。
ベストワンはアバドとバーンスタインばかり。何か当たり前過ぎて面白くないのお~。
「大地の歌」ではブーレーズ盤がワルター盤(デッカ)を抜いている。またワルター盤に投票しているのは10人中3人。第1番「巨人」のワルター指揮コロンビア響の録音も3人。
これも多様化した時代の流れか!しかし何か寂しい。ワルターの演奏からにじみ出てくる情感が、もう伝わってこない時代なのだろうか?大指揮者ワルターも、世間様にとって過去の遺物なのだろうか?いろいろ考えさせられる。
さてマーラーの項を読んでいて大発見。
いつもお世話になっているハル様がマーラーで、ご推奨しているノイマン指揮チェコフィルの録音が1枚も登場していない。
これは快挙かもしれない。
音楽評論家たちは、おそらく真面目にノイマンの録音を聴いていないのだな。気が付いていないのだな。
何を隠そう私も「大地の歌」の録音ではノイマン指揮ウィーンフィルによる海賊盤を秘かに楽しんでいる。また私は今ノイマンのライプツィヒ・ゲバントハウス管弦楽団の時代のマーラーの録音を追いかけている。
これぞ一般の音楽ファンのCDを聴くこと、CDを追いかけることの醍醐味。音楽評論家には分かるまい。
販売会社の思惑に左右されないで、自分の音楽の対する感性、思いだけを頼りにCDを聴き込んで行く楽しさ。
私は、これからも、そうありたい。

さて昨晩、疲れきって帰宅して、疲れ切ってグッタリして遅い夕食を取っていると財務大臣閣下(私の妻らしい)が一言。
「あと1か月したら大阪へバレエを見にいくのでしょう」
これまた、忘れていた。チケットも神棚に放り上げたままである。
そうだ、来月末、昨年、新装にまった大阪フェスティバルホールへボリショイバレエを見にいくのだ。
あの美しいスヴェトラーナ・ザハロワが踊る「白鳥の湖」を見にいくのだ。
いよいよフィギュアスケートのグランプリシリーズも始まり、来月はボリショイバレエ。
とにかく元気!元気!元気!である。



にほんブログ村


人気ブログランキングへ



「ボリショイ・バレエ」に決めた!

2014年07月09日 22時37分03秒 | バレエ
今年の11月28日~29日。見事に大阪で開催されるフィギュアスケートのNHK杯と大阪フェスティバルホールでのボリショイ・バレエの公演が重なってしまった。
どうするべきか、思案していましたが11月28日のボリショイ・バレエ「白鳥の湖」の公演に行くことに決め、チケットを手配しました。
NHK杯のチケットは、まだ発売されていませんが、ボリショイ・バレエの方は6月末にチケットが発売され、すでにB席しか残っていない状況。
とてもNHK杯のチケット発売まで待てない状況。共倒れだけは避けたかった。
苦い思いがある。今年のフレンズオンアイスのチケット獲得の状況が確定しだい、ザ・アイスの大阪公演のチケットを手配するつもりでしたが、フレンズオンアイスのチケットが絶望的になった時、すでにザ・アイスもチケットなし。まさに共倒れだった。こんな状態だけは避けたかった。

さてボリショイ・バレエ。
行くと決めたら、とことん楽しむつもりです。
私はマリインスキー劇場のバレエ公演は経験ありますが、天下のボリショイ・バレエの公演は恥ずかしながら初めてです。
お目当てはオデットとブラックスワンことオディールの2役で出演予定のスヴェトラーナ・ザハーロワ。
今、私の一番好きなバレリーナ。
いよいよ、あの美しい舞台姿を拝むことが出来る。
今年は残念ながら荒川静香さんと鈴木明子さんを拝むことが出来ませんが、ザハーロワの出演する「白鳥の湖」を生のステージで見ることを出来ることは、大きな喜びです。
スヴェトラーナ・ザハーロワが出演している「白鳥の湖」「ライモンダ」「ドン・キホーテ」のDVDは私にとって宝です。
また新装なった大阪フェスティバルホールに初めて脚を運ぶのも楽しみです。
公演当日はオペラグラス片手にザハーロワ、そしてチャイコフスキーの音楽に酔いしぐれるつもりです。






にほんブログ村

木田真理子さん、ブノワ賞受賞!

2014年05月29日 11時33分58秒 | バレエ
クラシックバレエ好きの者には、たいへん素晴らしい知らせ。
スウェーデン王立バレエ団の第1ソリストの木田真理子さんがバレエ界のアカデミー賞と言われるブノワ賞を受賞しました。
本当に、おめでとうございます。
ブノワ賞とは、1992年から始まったロシアの賞で、国籍を問わず、前年に活躍したダンサー、振付師、デザイナーといったバレエ関係者に送られます。国際ダンス連盟が主催して行われているこの賞、世界でもっとも権威のある賞の一つと言われています。
そして日本人では、初めての受賞。
彼女がジュリエット役を演じた「ジュリエットとロメオ」が、高く評価されての受賞。
昨晩、ニュースで知ったのですが彼女は日本人のバレリーナの中でも、どちらかと言うと小柄な方ですが、顔の表情の力が凄いとのこと。
ニュースではチラッと「ジュリエットとロメオ」の映像を見ることが出来ました。
DVDはあるのかな?
一度、きちんと見てみたい。





追伸

「ジュリエットとロメオ」のDVD、見つけました。
2013年、スウェーデン王立歌劇場での収録。
いろいろ事情があって、すぐには購入出来ませんが、狙っています。




にほんブログ村 クラシックブログ クラシックCD鑑賞へにほんブログ村