オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

今年最後は歌劇「蝶々夫人」

2015年12月29日 10時20分00秒 | 浅田真央さん
プッチーニ 歌劇「蝶々夫人」(全曲)

ミレッラ・フレーニ(蝶々さん)、ホセ・カレーラス(ピンカートン)、テレサ・ベルガンサ(スズキ)、ホアン・ポンス(シャープレス)
ジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団、アンブロジアン・オペラ・コーラス(1987年録音、ドイツ・グラモフォン盤)

今日は今年最後の公休日。毎年、CDの聴き納めは何にするのか思案するところですが、昨年はモーツァルトの「レクイエム」、そして今年は数日前まで考えていたのはマーラーの交響曲第9番でした。
しかし気が変わってしまった。手にしたのは歌劇「蝶々夫人」の全曲盤CD.
何故か?今は、どうしても浅田真央さんなのである。まだ余韻が残っているのである。
先般の全日本選手権でのフリーの演技。
本当に胸が痛かった。そして、その時の浅田真央さんの心情と、このオペラのヒロインの蝶々さんが、どうしても重なってしまい熱いものが込み上げてくるものを押さえることが出来なかった。
特にプログラムの後半は特に!
有名なアリア「ある晴れた日に」の歌が終わりオーケストラのみの余韻。この時の真央さんのステップ、そしてスピン。
本当に気持ちが入っていて身震いするような気分だった。
全日本選手権は確かに競技会。自分たちの持てる技術を競う場。しかしフィギュアスケートは得点を超越した芸術性、表現の素晴らしさを見るのも、私にとって最大の楽しみ。
そして今回、何か蝶々さんが乗り移ったような浅田真央さんの演技。
浅田真央さんの演技に対する強い意識、気持ち、そして生き様を見せつけられたと言っていいでしょう。
今年の全日本選手権は十代の選手たち、また、まだ中学生のジュニアの選手たちの活躍で、日本の女子フィギュアスケート界が、世代交代など、また大きく変わっていく流れを強く感じさせるものがありましたが、その中で浅田真央さんの演技は異彩を放っていたと言えるでしょう。
若い選手たちが、今、浅田真央さんを見て、何かを感じ、これから積んでいくであろうキャリアに生かしてくれることを信じています。
それが、他国では絶対に真似が出来ない、これからの日本の女子フィギュアスケート界の新しい伝統、財産として脈々と受け継がれていくものと私は信じています。

浅田真央さんの「蝶々夫人」

ところで今日、選んだミレッラ・フレーニが歌っている全曲盤。どうやら今回の浅田真央さんのプログラムの音源のようである。
永井優香さんの蝶々夫人の音源もフレーニのようで、フレーニは大昔、私がオペラを知ってからの大ファンだけに本当に嬉しい。
フレーニの蝶々さんにベルガンサのスズキ。
フレーニとベルガンサの歌う第2幕の花の2重唱「桜の枝をゆさぶって」は何という贅沢でしょうか!
また私の所持しているのは3枚組のCD.
第1幕、そして第2幕第1場、第2場が1枚ずつのCDにゆったりと収められている。
このところの歌劇「蝶々夫人」の全曲CDは2枚組になり金額的には楽になった感もありますが、第2幕の冒頭のアリア「ある晴れた日」が終わって2枚目のCDに差し替えるのは、何かドラマの緊張感が切られるようで、どうも好きではないので、私は今回のフレーニ=シノーポリ盤を重宝しています。
歌劇「蝶々夫人」はドラマ。美しい音楽。そして時には激しい音楽
第1幕の蝶々さんの登場から第2幕第2場の最後の蝶々さんの死まで、蝶々さんの喜び、悲しみ、嘆き、希望、絶望に涙を流すことにしましょう。

さて、これで今年最後の更新とします。30日、31日は何かと慌ただしいので・・・。
本当は全日本選手権の感想を、もっとコメントしたいのですが、これは機会があれば年が明けてから。新年にBSフジでも放送があるようです。
今年1年、本当にお世話になりました。本当にありがとうございました。
グランプリファイナル直前に後味の悪いことがあり、気分的に今も引きずっています。本当に申し訳ございませんでした。
今年の一番の思い出はやはり8月末、家内と初めてフレンズオンアイスを見に新横浜スケートセンターに脚を運んだこと。
素晴らしいアイスショーでした。
私の一番好きな場所で夫婦で同じ時間を共有できたことは、これからも最高の思い出となるでしょう。
また宿泊していたホテルでアイスダンスの私の大好きなメリル・デイビスと遭遇できたことも、いい思い出になりました。
それでは、よいお年をお迎えください。
新しい年が皆様にとって輝かしい1年になることを!






2015年、全日本選手権から


にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村


 

横井ゆは菜さんの「サウンド・オブ・ミュージック」

2015年12月28日 23時20分46秒 | 映画
今年の全日本選手権の女子シングル。
やはり見応えがありました。今回、私が注目していたのは、11月の全日本ジュニア選手権の放送で、すっかりお気に入りのスケーターになってしまった白岩優奈さんと横井ゆは菜さんの演技。そしてショートプログラムのプログラムの演技を、まだ見ていなかったので楽しみにしていました。
特に横井ゆは菜さんの「サウンド・オブ・ミュージック」は本当に楽しみにしていました。
以前、「サウンド・オブ・ミュージック」に関しては、コメントしたことがありますが、私にとって今は亡き父親の思い出もあり、たいへん愛着のあるミュージカルです。

映画「サウンド・オブ・ミュージック」

演技の冒頭、小鳥のさえずりの効果音が聴こえてくる。
あ!映画のサウンドトラックだ!
そしてジュリー・アンドリュースの歌声。
もう胸が一杯。
私にとってヴォーカル入り解禁の最高の恩恵です。
また横井ゆは菜さんの衣装もヒロインのマリアを連想させるもので、嬉しくて、もうたまりませんでした。
名曲揃いの、このミュージカルで、今回のプログラムに登場したのは3曲。

①「サウンド・オブ・ミュージック」
②「私のお気に入り」
③「すべての山に登れ」

①は映画のオープニング、そして③は映画のラスト。
「私のお気に入り」をはさんで、映画の最初と最後を組み込むという本当に私にとって心憎いプログラム。
本当は欲を言えば①のテーマ音楽で、もっと見たかったですが限られた時間なので、しかたありません。
②は映画ではトラップ家へ家庭教師として赴任したマリアが、雷と稲妻を怖がりマリアの寝室に集まった子供たちに歌って聞かせる場面の歌ですが、実際のミュージカルの舞台では修道院で「この間、(マリアが)歌っていた歌は私が小さい時、歌っていました。もう一度聞かせて下さい」とマリアと修道院長が一緒に歌うナンバー。
私の手元にはブロードウェイでのオリジナルキャストによるCDがありますが、映画との違いが分かり面白いものがあります。舞台での雷と稲妻の時の場面では「一人ぼっちの羊飼い」が歌われています。マリア役はメリー・マーチン。
③の「すべての山を登れ」はナチスの手を逃れて一家がアルプスを越えて行く時のラストシーンに流れてくる音楽。
自分の好きな曲がフィギュアスケートのプログラムに登場した時の喜び。本当に最高の喜び。
今回の横井ゆは菜さんの「サウンド・オブ・ミュージック」は正に、この喜びの最高の気分の一時(ひととき)でした。


「サウンド・オブ・ミュージック」


「私のお気に入り」


「すべての山に登れ」

本当は全日本選手権の映像探したのですが見つからなかったので中部ブロック大会から。



画像は全日本選手権から


にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

2015年、全日本選手権・女子シングル、フリー

2015年12月27日 21時49分28秒 | 2015ー2016年シーズン
ネットで結果は知っていましたが、大慌てで帰宅。
テレビの前に座ると、ちょうど 白岩優奈さんの演技が始まった
11月の全日本ジュニア選手権の放送で初めて演技を見て、すっかり私のお気に入りのスケーターの一人になってしまった。
そして、今回の全日本選手権。
見事だった。堂々と、そして華麗に。見ていて胸が一杯になりました。
このまま大きく育って欲しいと強く願うばかり。

優勝は宮原知子さん。2位は樋口新葉さん。
まだ録画で演技を見ていないので詳しいコメントは出来ませんが、世界選手権、世界ジュニア選手権で今の調子で最高の演技を見せて欲しい。
そして浅田真央さん!
本当に心配だった。どうもモチベーション、心の持ち方も下がっていて戦う強い意志が薄れているのではと心配していました。
しかし、やはり逆境に強い浅田真央さん。見事に持ち直してくれました。
今の浅田真央さんの心情と蝶々さんが重なって、私は演技を見ていて心が張り裂けそうでした。
表情をみているだけで悲壮感が伝わってきて、どうにもならない気持ち。
おそらく多くの方が同じ気持ちだったのではないでしょうか。
次は世界選手権。
NHK杯から全日本選手権まで、本当に慌ただしかったと思います。また調子も落としていただけに本当に辛かったと思います。
世界選手権まで時間もあるので、体調を整え、気持ちもリフレッシュして3月の世界の大舞台に臨んで欲しい。

さて本当は早く録画を見たいのですが、明日は朝6時出社。
残念ですが寝ることにしましょう。
休みの日に、ゆっくりと録画を見ます。





にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村




2015年、全日本選手権・女子シングル

2015年12月26日 21時49分36秒 | 2015ー2016年シーズン
たいへん気になる女子シングルのショートプログラム。
職場から帰宅して放送で見たのは宮原知子さんの演技だけ。
しかしネットで結果は知っていた。
早く録画を見たいが、男子シングルのフリーが放送中のため、見ることが出来ない。
しかし、これまたネットで羽生君の優勝を知ってしまった。
ライブで放送できないのかねえ?
フジテレビの横暴か!何か納得できないなあ。
さて女子シングルの結果。現状、ネットでの情報のみの状態。
宮原知子さんの演技。解説の荒川静香さんも、おっしゃっていましたが、貫禄すら感じさせる演技。
本郷理華さんの演技。早く見たい。
そしてやっぱり一番、気になるのは浅田真央さん。
今、どん底の状態のようだ。
何とか明日のフリーで立ち直って欲しい。
逆境に強い浅田真央さん。絶対に、このまま終わるとは私は思っていません。
しかし世間では真央さんの不調ばかり取沙汰されていますが、逆に若い力の台頭が著しいということ。
このことも見逃さないで欲しい。

明日のフリーの最終グループの6人

宮原知子さん
本郷理華さん
樋口新葉さん
村上佳菜子さん
浅田真央さん
白岩優奈さん

素晴らしい6人が揃いました。
最高の演技を見せて欲しい。フィギュアスケートの持つ最高の醍醐味を見せて欲しい。
私の期待の星、ジュニアの白岩優奈さんの名前。本当に嬉しい。
ジュニアと言えば何かと本田真凜さんばかりが注目されていますが、白岩優奈さんを絶対に見逃さないで欲しい。
フリーは「悲しみのクラウン」
素晴らしいプログラム。衣装も素敵ですよ。
ショートプログラムは「虹の彼方に」
振付はキャシー・リード。
私はまだ、このプログラムを見たことがない。放送されたのかな?
もう一人の私の期待の星の横井ゆは菜さんは13位。
ショートの曲目は「サウンド・オブ・ミュージック」の音楽。
私の一番好きなミュージカル。血が騒ぐ。振付は本郷理華さんの母(かあ)ちゃんの本郷裕子さん。
これまた放送されたのかな?とにかく見てみたい。

その他、永井優香さん、大庭雅さん、新田谷凜さん、松田悠良さん、西野友毬さんも、たいへん気になります。
中塩美悠さんがケガで欠場なのが残念。はやく回復して欲しい。
明日もお仕事。遅い帰宅後、録画で見ることになるでしょう。
ゆっくりと録画を見るのは今年最後の公休日の29日かな?








にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村


アイスダンスの花、再び…キャシー・リード

2015年12月25日 16時21分01秒 | 私はアイスダンスが大好き!
いよいよ今日から全日本選手権。
フィギュアスケートの話題は全日本選手権一色。
長い間、私は全日本選手権の会場に脚を運んでいない。何かと忙しい年末の暮、そして今は女子シングルのフリーが日曜なので、仕事の関係で、どうにもならないのが現実。再び会場に脚を運ぶことが出来るのは、いつの日だろうか?以前は平日だったのになあ。
さて今日は全日本選手権の話題は世間様にお任せして誰も話題にしない地味な話題。おそらく世間様は興味がないであろう話題。
しかし私にとって、今後も心から応援していきたいと思っている大切な話題。
数日前、こんな記事を見つけた。

アイスダンスの花、再び…キャシー・リード

先月末のNHK杯の女子シングル。キス&クライで木原万莉子さんに寄り添っていたキャシー・リードの姿にお気付だったでしょうか?
昨シーズンで現役を引退後、アメリカで左肩を手術。そののち浜田美栄コーチのチームで指導者の道を歩み出しました。それも日本で。また振付も行っているとのこと。
弟のクリスと共に日本のアイスダンスを引っ張ってきたキャシー・リード。
ケガと戦いながらも2度のオリンピック出場。現役時代の経験がきっと生きることでしょう。
弟のクリスも村元哉中さんという素晴らしいパートナーと組んで再出発。
私自身、アイスダンス大好き人間だけに、これからのリード姉弟の、これからも見守って行きたい。
今年の全日本選手権。
キス&クライで女子シングルの木原万莉子さんと並んでいるキャシーの姿にも、ぜひ注目して欲しいものです。




にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村


オッコ・カム指揮ラハティ交響楽団のシベリウス交響曲全集

2015年12月25日 10時17分31秒 | 今日、聴いたCD
シベリウス交響曲全集(交響曲第1番~第7番) 

オッコ・カム指揮ラハティ交響楽団(2012年~2014年録音 BIS盤)


2015年も、あと僅かになってきました。私自身、年内の休みは今日を含めて2日なので、どこまで自分の時間を過ごすことが出来るかが、最大の課題かな?
今年も、あれも聴いてみたい、これも聴いてみたい、新しい領域に入っていきたいと思っていましたが、全て空振り。来年こそは!と思っていますが、どうなりますやら。
財務大臣閣下からは「あふれてきている物をどうにかしろ!捨てるぞ!」といつも脅されていますが、こちらも来年に持ち越し?
CDやDVD,そして音楽雑誌とフィギュアスケートの本がゴチャゴチャ状態で確かにひどい状態で生きて行くには我慢できない状態かな?
CDの方も「今、あるものを聴けばいいでしょ!何も同じ曲を新たに買う必要はないでしょ!」と、いつも言われていますが、これは、どうにもなりませんなあ~。
さて今年はシベリウスとニールセンの生誕150年の記念の年でした。
パーヴォ・ベルグルンド指揮デンマーク王立管弦楽団によるニールセン交響曲全集のCDを購入しましたが、まだ封すら切らないで、そのまんまの状態。聴くのは来年だなあ。財務大臣閣下に知れたら、えらいこっちゃ。
また今年はシベリウスを生んだフィンランドからフィンランド放送交響楽団とラハティ交響楽団が来日しましたが、地方在住の私には、縁のない世界。特にラハティ交響楽団の演奏会は素晴らしかったらしい。本当に地方はつまらん。
さて、そんな私ですがオッコ・カム指揮ラハティ交響楽団によるシベリウス交響曲全集の最新盤は、しっかりと購入しました。
レーベルはBISである.BISによるシベリウスの録音。何か聴く前から安心感がありました。
素晴らしい響きだった。パーヴォ・ベルグルンド指揮ヘルシンキフィルやネーメ・ヤルヴィ指揮エーテボリ交響楽団の録音と比べて、北欧の冷たさの中に何か温かさを感じる録音ですが、スピーカーからシベリウスの正に孤高の音楽が鳴り響きました。
全7曲甲乙つががたい演奏でしたが、やはり私は第4番と第5番に特に惹かれました。
静寂で厳しい音楽の中に何か指揮のカムの温かい眼差しを感じるものがありました。そして、この眼差しこそ作曲者シベリウスの眼差し。
このシベリウス交響曲全集。私が今年一年購入したCDの中でベストワンと言っていいでしょう。

さてさて、このCDにはシベリウス・エディションというタイトルのBISレーベルのシベリウス作品の録音の一覧が入っていますが、表紙の写真が素晴らしく、この写真を見ながら、この録音を聴いています。
美しい湖の上を飛んでいる白鳥の姿。
この写真を見て何かピンとくるものがある方はシベリウス通?






にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

クリスマスオンアイス2015

2015年12月24日 23時13分51秒 | 2015ー2016年シーズン
今、今日の夕方から放送されたクリスマスオンアイス2015の録画を見終えたところ。
胸が一杯。
メリー・クリスマス!
仕事、仕事に追われていてクリスマス気分など、全くなかった私ですが、ほんのひと時でしたがクリスマスを実感することが出来ました。
出演のスケーターの皆さんの素晴らしい演技とクリスマスにちなんだ音楽の数々。
クリス・ハートの歌もよかった。
やっぱりクリスマスっていい!何か懐かしい気分になる。
ふと、思い出した幼稚園の頃の思い出。
私が通っていた幼稚園はキリスト教系の幼稚園だったのでクリスマスは、たいへん華やかで、そして楽しかった。
今、クリスマスオンアイスの録画を見ていて、何か自分自身、何か忘れていたクリスマスの思い出がよみがえってきた気分。
それもクリスマスオンアイスに出演していたスケーターの皆さんの心のこもった演技のお蔭でしょう。
正にメリークリスマス!
素晴らしいアイスショーでした。どうしても仕事の都合でいけませんでしたが、大阪公演へ行きたかったなあ~。来年こそ!
やはりプログラムの後半、クリスマスにちなんだ音楽によるプログラムが素晴らしかった。
特にエルヴィス・プレスリーが歌った「ホワイト・クリスマス」でのケイリトン・ウィーバー&アンドルー・ポジェの演技。
アイスダンス大好き人間の私にとって、もう、たまらない気持ちで、正に極上の一時でした。
そして久し振りの高橋大輔さんの健在ぶりを見ることができて、本当に嬉しかった!
最後に、もう一度。
メリー・クリスマス!



画像は荒川静香さんのTwitterから、お借りしました。


にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村



いよいよ2015年全日本選手権

2015年12月23日 22時53分00秒 | 2015ー2016年シーズン


いよいよ、あさってから全日本選手権。
全日本選手権のフリーの最終グループ。
その場を会場で実際に体験した者だったら分かると思いますが、あの独特な雰囲気。
毎年、思うことはフリーの最終グループでは誰が出て来るかと言うこと。
今、私の一番の期待の星のジュニアの白岩優奈さんと横井ゆは菜さんが、どこまで上位に食い込むか!
そして、やはり一番気になるのは浅田真央さん。
グランプリ・ファイナル以降、悲観的なマスコミの記事が目立ちますが、浅田真央さんは日本の宝。
しっかりと応援しましょう!
さて明日17時29分からBSジャパンで「クリスマス・オン・アイス2015」の放送。
高橋大輔さんに、鈴木明子さん。そして荒川静香さん。
クリスマス気分に浸りましょう。
メリークリスマス!


にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

五嶋みどりさん&NHK交響楽団

2015年12月22日 17時12分39秒 | NHK交響楽団
このところ録画が大渋滞している。
また、この前の日曜の夜はNHK・EテレでのNHK交響楽団の演奏会。夜中はBSでウッディ・アレン演出の歌劇「ジャンニ・スキッキ」と録画がフル回転。
録画容量の限界もあり、たいへんなことになっている。フィギュアスケートのNHK杯のエキシビションも、まだ見ていなかった。
まだ見ていない録画も他にもあり本当に時間が欲しい。何とかしなくては・・・。
さて、この前の13日日曜の夜、NHK・Eテレ「クラッシック音楽館」で放送された10月のNHK交響楽団の定期演奏会。
指揮はN響首席指揮者のパーヴォ・ヤルヴィ。
プログラムはヤルヴィの祖国エストニアの作曲家の作品に、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番とバルトークの「管弦楽のための協奏曲」という、たいへん渋いプログラム。
こういうプログラムの演奏会へ行ってみたいなあ。やはり都会はうらやましいなあ。地方は、やはりつまらん。
映像で見るバルトークの「管弦楽のための協奏曲」
面白かった。
オーケストラの演奏を見る面白さと言うべきか。
しかし、やはり一番の聴きものはショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲。
ヴァイオリンの独奏は五嶋みどりさん。五嶋みどりさんの演奏を聴くのは久し振りである。
けっして聴きざわりのいい分かりやすい音楽ではありませんが、やはり五嶋みどりさんクラスの演奏で聴くと、作品の真価が迫ってくるような感じ。
特に第3楽章のパッサカリアが、たいへん印象に残りました。
私自身、まだまだショスタコーヴィチの作品をモノにしていない。来年以降は、ベートーヴェンの室内楽とショスタコーヴィチの作品を踏破したいと思っていますが、どうなりますやら。





にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」

2015年12月22日 09時09分26秒 | 映画
12月18日の金曜日は公休日だった。この日は特別な日。この日の夜、18時30分に一斉公開された映画「スター・ウォーズ」の新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を財務大臣閣下と大臣補佐官の娘と一緒に見に行く。
映画館に行く前から何か高揚した気持ちになる。このような気持ちで映画館に入るのは今は亡き黒澤明監督の新作を見た時と「スター・ウォーズ」ぐらいかな?
映画「スター・ウォーズ」は今まで全作品を映画館で見ている。映画館で買い求めたパンフレットも今までの6作品が揃っている。
エピソード4に当たる「新たなる希望」というタイトルがついた第1作を見たのは私が大学生の時。大学生生活を送っていた東京で渋谷の映画館で見た。彼女のいなかった私は一人で見に行った。7月の暑い日だった。本当にたいへんな昔のことになってしまった。
そしてエピソード6にあたる第3作目の「ジェダイの帰還」は当時新婚ホヤホヤだった財務大臣閣下と見に行きました。そしてエピソード1~3は娘と一緒。
何か、物凄い時の流れを感じるものがあります。
今回の新作の上映、映画館内は若い人たちで熱気ムンムン。ただ、おそらく第1作を映画館で見たであろう私と同じ世代の人たちの姿が、ほとんどなかった。彼らは、どこへ行ってしまったのだろうか?今も「スター・ウォーズ」を、いや映画を今も愛してくれているのだろうか?ふと、そんなことが頭の中を、過ぎりました。
今回はマーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、ハリソン・フォードが出演。本当に涙が出るくらい懐かしかった。彼らの顔のしわ、白髪を見ると自分自身を重ねてしまう。ハリソン・フォード扮するハン・ソロとチューバッカがスクリーンに登場した時は心の中で拍手していた。都会の映画館だったら、本当に拍手が湧き上がっていたのだろうなあ。
映画の最初に出てきた長老のロー・サン・テッカーを見て、アレ?と思う。この俳優さん、マックス・フォン・シドー?。映画の最後、出演者のクレジットを見て、やはりマックス・フォン・シドーの名前があった。スウェーデン出身で巨匠イングマール・ベルイマン監督作品に数多く出演したたいへんな名優である。
若い方にはわからないだろうなあ。こんなことに気が付くのも年の功かもしれませんなあ。
そういえば第1作(エピソード4)でオビ=ワン・ケノービの扮していたのはアレック・ギネス。でアカデミー主演男優賞の「戦場にかける橋」や「アラビアのロレンス」などに出演したイギリスの名優である。
こういった名優たちが「スター・ウォーズ」を支えていると思うと古い?映画ファンにとって本当に嬉しくなるものがあります。
そしてジョン・ウィリアムズの音楽。フルオーケストラによる音楽は、オーケストラ音楽大好きの私にとって、やっぱり血が騒ぐものがあります。
さて今回の「フォースの覚醒」はレイ3部作の第1作目。エピソード9に当たる3作目は2019年に公開予定とのこと。
その頃、私はどうなっているのかな?とにかく、その時まで元気でいたいものである。






にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

年忘れ、モテモテ?羽生結弦君

2015年12月20日 21時56分29秒 | フィギュアスケート
今年もあとわずか。
相変わらず私は仕事の日々が続いているでござんす。
さてさて久しぶりにモテモテ?羽生結弦君シリーズ。
今回は第4弾。
この前のグランプリ・ファイナルでのバンケットの画像。
見事なモテモテ。
メドヴェージェワも、ラジオノワも、そして本田真凛ちゃんも羽生君に殺到?
女の子との画像が、いっぱいでござんす。
う~ん、凄い。
私の近くには若い女の子は誰も近ずいてくれないでござんす。
一生懸命、仕事をしているのになあ~。
たまに来ても「はんこ、くださ~い」
これで、いいのだ!
これが私の人生でござんす。








モテモテ?羽生結弦君
新・モテモテ?羽生結弦君
続・・モテモテ?羽生結弦君


にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村









浅田真央さんを温かく応援しましょう。

2015年12月18日 11時01分14秒 | 2015ー2016年シーズン
ブログを休止している間にグランプリファイナルが終わってしまった。
宮原知子さんの2位。フリーは本当に素晴らしかった。
しかし浅田真央さんは残念な結果に終わってしまった。また胃腸炎を患っていたとのことで、彼女自身、心身共に凄い葛藤があったのでしょう。
浅田真央さんは我が国の至宝と言うべきアスリート。
ここは温かい気持ちで見守って上げるべき時なのですが、一部マスコミでは真央さんの脚を引っ張るような記事や引退させようとしている記事を目にすると私は怒りを強く感じてしまう。
たしかにファイナルでは6位。しかしグランプリシリーズを勝ち抜いてきた世界のトップ6人の1人であり、復帰してすぐに、ここまで来たということを見忘れている。
私は仕事で疲れて帰るとよく今年の中国大会のショートプログラムでの浅田真央さんの演技の映像を見ています。
それも有料放送のテレ朝チャンネルでの実況や解説なしの会場音のみの映像である。
技術云々を超越した浅田真央さんの演技。競技というものを超えて、そこにはフィギュアスケートの持つ最高の魅力、神髄というものが凝縮されていると言える演技。
そこには浅田真央さんという1人のスケーターが今までの日々の鍛練や経験からつかんだもの、そして音楽に対する感受性、演技に対するひたむきな心が、にじみ出ていて何度見ても見飽きることがない。

今、手元に浅田真央さんの特集記事「浅田真央スマイルアゲイン」掲載のスポーツ雑誌「Number890」があります。
その中で美輪明宏さんとローリー・二コルさんのコメントがたいへん印象に残りました。

美輪明宏さんのコメントから。

>彼女(キム・ヨナさん)はいつも闘志むき出しで、常にギラギラしていて、日本の渋谷系の香りを持っていた。一方の真央ちゃんは「お先にどうぞ」という優雅な雰囲気を持っている。(しかし)「お先にどうぞ」と言いながらも譲らない姿勢というのが、かっこいいじゃありませんか。

ローリー・二コルさんのコメントから。

>選手全体のテクニックのレベルは20年前と比べたら格段に上がっていて、トップスケーターは技術の面では差がつかなくなってきています。これからは再び「表現」の時代がやってくるでしょう。
>これまでの人生で得たすべての感情や力を、音楽と一緒に解き放ちなさい。

浅田真央さんが目指しているもの。温かい気持ちで見守ってあげましょう。
浅田真央さんのことをコメントしたくて、ブログ再開しました。
もうすぐ全日本選手権。
若いスケーターがひしめく中で、浅田真央さんがどんな存在感、違いを見せるのか。私にとって最大の見所です。



さてさて余談ですが今晩は映画「スター・ウォーズ」の新作を見に行きます。
「スター・ウォーズ」は今までの全6作全て映画館で封切り時に見ています。パンフレットも6冊揃っています。
第1作を見たのは私が大学生の時。
凄い年月である。
とにかく楽しんできます。





2015年グランプリシリーズ中国大会から


にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

ブログ再開に向けて

2015年12月18日 10時14分05秒 | 私事
たいへんご迷惑をお掛けしましたが、当ブログを再開します。
たった一週間の休止でしたが気分的には重苦しく長かった。
本当は、年内は休むつもりでしたが、やはりフィギュアスケートの全日本選手権までには再開すべきと思い決断しました。
しかし本当は恐る恐るというのが本音ですが、新しい気持ちで前に進むしかありません。
ただ、私の気持ちは真摯な気持ちで大好きな音楽やフィギュアスケートのことを語りたい。それだけである。
そんな気持ちから逸脱してしまうと、どうしても今回のようになってしまって前へ進めなくなってしまう。混乱してしまう。
ブログでの、やりとりは本当にむずかしい。
全く名前や住んでいる所も知らない、失礼な言い方で申し訳ございませんが素性の知らない者同士がネットだけを通じて、やりとりをするのですから。
それだけに、やはり、そこにはエチケット、ネット社会人としてのけじめと言うものが必要だと私は思っていますし、いろいろありましたが約8年ブログを続けてくることが出来たのも、私自身、それらを守ろうとしてきたからだと思っています。
第三者から見て、これらは単に私のわがまま、自分勝手と思われるかもしれませんが、ブログを続けるに当たって、私自身、どうしても譲れないことであり、これが崩れた時は本当にブログ廃止となるでしょう。
さて今回の休止では、いろいろコメントも頂きました。また心温まるコメントもあり、たいへん感謝しています。
この場を借りて厚く御礼申しあげます。本当にありがとうございました。
これからも、よろしくお願い申し上げます。


にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

当ブログ、休止のお知らせ。

2015年12月10日 22時31分21秒 | 私事
たいへん申し訳ございません。
当ブログを、しばらくの間、休止させます。
あくまでも休止であって、閉鎖ではありませんので誤解のないように。
フィギュアスケートのグランプリファイナル直前に、まさか、こうなるとは私自身も想像もしていませんでした。
理由は、私自身、どうコメントしたらよいか分からなくなって前へ進めなくなったということ。
私自身、優柔不断に対応できる柔軟さのない不器用な人間というのが悪い方向に向かったのでしょう。
一昨日、有料放送のテレ朝チャンネルで放送されたGPシリーズ・中国大会に於ける浅田真央さんのショートプログラムの演技を会場音のみでの放送を録画で見て、たいへん感動しました。
また明日は公休日なので、本当はスポーツ雑誌「Number890」の特集「浅田真央スマイルアゲイン」を読んでの感想と合わせてコメントするつもりでしたが本当に残念です。
本当につらい。
これも、私の弱さ。本当に申し訳ございません。
深くお詫び申し上げます。
なお、私が懇意にしている皆さんのブログへは、従来通りコメントするつもりですので、その時は、どうか、よろしくお願い申し上げます。

N響のマーラーの「復活」

2015年12月08日 15時03分35秒 | NHK交響楽団
12月6日の日曜の夜、NHK・Eテレでの放送の「クラシック音楽館」はNHK交響楽団によるマーラーの交響曲第2番「復活」だった。
実は、この日は店の忘年会だったが、私は出席しなかった。私は、入社以来、この種の行事には欠席したことがなかったが、今回、初めて欠席してしまった。
毎週日曜は早朝出勤で、次の日も仕事ということもありますが、私は仕事しない人間が大嫌い。業務上、職場では辛抱するが、職場を離れてまで、同じ空気を吸いたくないという自分でも直さなければと思っている私の偏屈な性格のため今回は、こうなってしまった。
朝も早かったので放送を見て夜11時には布団にもぐりこんだのだが、今頃、みんな騒いでいるのであろうなあと思うと、自分だけ取り残された気持ちになり一抹の寂しさも感じましたが、これも自分が決めたことなので、しかたあるまい。
そんな自分を、けっして裏切らない、どんな時も私の心を癒してくれるのは、やはり音楽である。大袈裟ですが音楽があるから自分は生きていけるという気持ちが実感である。
今回のマーラーの「復活」は、やはり嫌な事を忘れさせてくれるものがありました。

今回聴いたマーラーの「復活」。やはり終楽章の大詰めは、やはり気持ちが高ぶってくるものがありました。また、年をとってきたせいか?第2楽章のアンダンテが身に沁みるようになりました。
さて、今回のN響の「復活」は10月の定期演奏会からパーヴォ・ヤルヴィの首席指揮者就任記念演奏会。
さすが、この大曲もヤルヴィの手に入っていて、現在のマーラーの演奏としては、これでいいのであろう。
ただ、この作品の独特な異様さがあれば、もっと面白かったのではと思ったりしました。
やはり独特な異様さを最大限に出ていたのがバーンスタインの演奏でしょう。
私の世代のマーラー演奏と言えば、どうしてもバーンスタインに回帰してしまいます。これは、もう、どうにもならないのかな?
ところで映像で見るマーラーの「復活」。この作品の独特な楽器編成を見ることが出来てやはり興味深かった。
N響の「復活」には思い出がある。
たいへんな昔々、私が東京で送っていた大学生時代、当時のN響の定期演奏会で「復活」を聴いた。指揮は当時N響の名誉指揮者オットマール・スウィトナー。
当日券購入のため早くから並んで、NHKホールの最前列で聴きました。やはり終楽章の大詰めは大いに盛り上がり、地響きがしているような感じでした。
また演奏会終了後、楽屋口でスウィトナーからサインをもらったのも遠い昔の思い出となっています。
あれから30数余年。N響のレベルは、はるかに飛躍して、いよいよパーヴォ・ヤルヴィの時代。N響は、たいへんな大物を招いたものです。
時代は変わっていくものですね。
なお私の聴いたスウィトナーの演奏は最近CD化され、「レコード芸術」誌では音楽評論家のU氏に酷評されていましたが、あの時の思いでは批評に左右されない消えることもない私の心の中の1ページとして、いつまでも残ることでしょう。

今回は年寄りの愚痴と昔話に終始してしまい本当に申し訳ございませんでした。





にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村