オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

横綱・双葉山、生誕100年

2012年05月31日 22時27分30秒 | 大相撲
今日、帰宅して、昨晩、NHKの地上波で放送された歴史秘話ヒストリア「日本中が愛したおすもうさん~生誕百年!ヒーロー双葉山の真実」の録画を見る。
そうか!今年は不世出の大横綱・双葉山の生誕100年なのか!気が付かなかった。
番組では双葉山を神格化しないで、人気力士・双葉山の視点から見つめていたのが良かった。
それでも引退の時期にさしかかった双葉山の心情には感慨深いものがありました。
引退後、時津風理事長として、部屋別総当たり制など、数々の大相撲界の改革を行なった双葉山。
今の大相撲界を、あの世から、どう見つめているのでしょうか?
今の両国国技館に受け継がれいる大鉄傘。
先人の思いを絶対に裏切ることのない様、願うばかりです。




映画「遥か群衆を離れて」

2012年05月30日 16時24分28秒 | 映画
6連勤を終えて、本日は、やっとこさの公休日。
苦しかった。今回は本当に自分自身の体力の衰えを感じてしまった1週間であった。
朝から、さすがに体が、しんどくCDも聴かないで、ぐったりであった。
午後、NHK・BSで映画「遥か群衆を離れて」を見る。
約3時間の長い映画だった。
1967年制作のジョン・シュレシンジャー監督によるイギリス映画。
イギリスの文豪トマス・ハーディ原作の19世紀のイングランド南部を背景にしたメロドラマである。
主演はジュリー・クリスティー。
デビット・リーン監督の名作「ドクトル・ジバコ」でヒロインのララを演じた女優さんである。
内に情熱を秘めた役を演じた役を演じたらジュリー・クリスティー。ララ役と同様、美しかった。
そしてイングランド南部の豊かな牧羊地の風景も美しかった。
どっぷりとイングランド南部の風景につかった気分であった。

映画の途中に、8月の「フレンズ・オン・アイス」のチケットが届く。
座席は、たいへんな後ろであるが、チケットを手に入れることが出来た幸運を喜ばなければいけません。
今後は出演する荒川静香さんのフレンズたちの顔ぶれが気になるところです。


吉田秀和氏、死去

2012年05月28日 22時23分40秒 | 音楽
数日前、フィッシャー=ディースカウの訃報を聞き、寂しい気持ちで一杯の状態が続いていましたが、今度は、今日の朝刊で、文化勲章受章者で音楽評論家の吉田秀和氏の訃報を知りました。
享年98歳。
毎月、楽しみにしている音楽雑誌「レコード芸術」の連載を、もう読むことが出来ないと思うと、またまた寂しい気持ちになりました。
私が吉田秀和氏の名前を知ったのは中学生の時。
横綱大鵬が引退した時、雑誌「相撲」の大鵬を特集した特別号で吉田氏の大鵬を讃える記事があり、美しい文章が、たいへん印象に残りました。その当時、私は吉田氏が、どのような存在の方か全く知りませんでした。後年、クラシック音楽に目覚め、吉田氏の音楽評論に接っした時、あの大鵬引退の時の音楽評論家であることに気付き、たいへん親近感を持ちました。
すっかり有名になりましたが、ピアニストのホロヴィッツの初来日の公演の時のNHKでの放送でのコメント「ヒビの入った骨董品」は、聞いた瞬間「お~」と唸った記憶があります。
数年前、NHKの特別番組で、自宅で、ひたすらCDを聴いている姿を見て、私も齢をとっても、ああいう風に音楽に接して行きたいと強く思いました。

改めて吉田秀和氏のご冥福をお祈りします。

すべり込み

2012年05月26日 21時36分59秒 | 荒川静香さん
今日は、いよいよ「フレンズ・オン・アイス」の一般前売り開始である。
プレオーダーが、ハズレだったので、今日に全てを賭けていたのだが、大変だった。
私は仕事なので、家族に頼んでいたのだが、ネットがつながらず、やっと、つながった時は希望の8月25日の1回目の公演は全て売り切れ、
前日の24日の公演のA席のみ△印という連絡があり、即、押さえてもらいました。
連絡があった時、一瞬、どうしようかと思いましたが、やはり今年も荒川静香さんに会いたい、その気持ちが強かった!
昨年まで4年、続けて行っているので、今年で途絶えることは絶対に嫌である。
ただ25日の1回目の公演は、まだ、あきらめていません。
チャンスがあれば2次募集で、それもダメなら当日券と、最後まで、執着するつもりです。
仕事で地獄の日々が続いています。
今、「フレンズ・オン・アイス」だけが、私の希望の光です。

今日聴いたCD、5月23日

2012年05月23日 14時25分11秒 | 今日、聴いたCD
①シューマン 「リーダークライス」作品24
②シューマン 「詩人の恋」作品48 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)小林道夫(ピアノ)(1974年10月東京文化会館でのライブ録音 TDK盤)
③R・シュトラウス 歌劇「アラべラ」全曲盤より リーザ・テラ・カーザ、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、アンネりーぜ・ローテンベルガー ヨゼフ・カイベルト指揮バイエルン国立歌劇場管弦楽団・合唱団(1963年のライブ録音 ドイツグラモフォン盤)

フィッシャー=ディースカウが亡くなって初めての公休日。休みの日には、最初シューベルトの「冬の旅」を聴くつもりだった。
それが一転、手にしたCDはシューマンの作品だった。大昔、初めて購入したフィッシャー=ディースカウのドイツ歌曲のレコードがシューマンの「リーダークライス」作品24だった。クリストフ・エッシェンバッハのピアノのドイツグラモフォン盤である。その時の印象が今も強く残っているのかもしれません。
第7曲の「山や城を見下ろす」の旋律の美しさは、今も初めてこの曲をきいた時と同じ感慨である。
今日聴いたのは1974年の東京でのライブ録音。ハイネの詩による歌曲集が並んでいる。ライブでのフィッシャー=ディースカウ。聴衆を前にしているフィッシャー=ディースカウは、スタジオ録音よりも表現が強く劇的で面白い。また改めて聴いてみて小林道夫のピアノ伴奏も見事である。
シューマンの歌曲のあと、R・シュトラウスの歌劇「アラべラ」の全曲盤から第2幕、第3幕を聴く。私の大好きなオペラ。フィッシャー=ディースカウのオペラのレパートリーの中で「アラべラ」のマンドリーカ役は、たいへん得意にしていた役。
私は夫人のヴァラディのアラべラ、サヴァリッシュ指揮によるミュンヘンでの録音のレコードを持っています。ジャケットのヴァラディとフィッシャー=ディースカウが舞台で見つめ合っている写真が素敵だったのですが、CDでは全く違うイラストで、がっかりしたので、まだCDで買い直していません。
マンドリーカの持つ素朴で、純粋な性格をフィッシャー=ディースカウは見事に歌っている。
次の休みには「フィガロの結婚」を聴いてみたい。

私の東京での大学生時代、フィッシャー=ディースカウは2度、来日してくれました。その2度の来日の中で、フィッシャー=ディースカウを3回、聴くことが出来ました。リサイタルが2回、NHK交響楽団の定期演奏会が1回である。
この偉大な演奏家と同じ時代を生きたことを本当に幸せだったと思います。
フィッシャー=ディースカウが、この世を去った今、この時の経験が、いかに貴重で、私にとって大きなものであったか痛感させられました。
これからも、私の手元にあるフィッシャー=ディースカウの録音を大切に聴き込んでいくつもりです。

金環日食

2012年05月21日 22時02分16秒 | 私事
今日は、いよいよ金環日食の日である。

今日の朝、店の駐車場を掃除しながら、欠けて行く太陽を見る。

雲が多い天気でしたが、雲を通して、はっきりと見ることができました。

昨日は専用の観察グラスの問い合わせが凄かった!

それにしても、欠けていく太陽を見ていると、自然の神秘を強く感じました。



フィッシャー=ディースカウの思い出

2012年05月19日 21時08分21秒 | 名演奏家の思い出
今日の早朝、朝刊でディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの訃報を知りました。
ミュンヘン近郊の自宅で死去。享年86歳。
私にとって正に巨星墜つである。
20世紀最高の歌手の一人。特にドイツ歌曲に関しては彼の存在なくして語ることは出来ません。
当ブログでは、フィッシャー=ディースカウの業績、存在の大きさは誰もが知っていることなので、あえてコメントしません。
彼の歌唱は残された多くの録音で語りつがれることでしょう。
ただ私にはフィッシャー=ディースカウには忘れることの出来ない思い出があります。それも私の大学生時代を東京で過ごした青春時代の忘れることの出来ない思い出。
何と生まれて初めて出待ちをしてサインをもらったのがフィッシャー=ディースカウであった。
生まれて初めてサインと言うものをもらったのがフィッシャー=ディースカウ。初めてサインをもらったのが相手が超大物だっただけに、物凄いインパクトがあり、たいへんな年月が経ちましたが、あの時のことは、忘れることが出来ません。

今、私の思い出の品と言うべきサインをしてもらったNHK交響楽団の機関誌「フィルハーモーニー」を取り出して、久し振りにサインを見つめたところ。
NHK交響楽団の定期演奏会。プログラムはバルトークの歌劇「青ひげ公の城」の演奏会形式。ソプラノは夫人のユリア・ヴァラディ、指揮はヴォルフガング・サヴァリッシュ。
チケットの日付けを見ると1977年5月7日の土曜日、午後2時開演のマチネーである。B席で当時2700円であった。
あれから35年の年月が経っている。

演奏会が終わったあと、私にとって神様のような存在のフィッシャー=ディースカウを間近で見てみたいと思い、NHKホールの楽屋口へ脚を運びました。近くから見ることが出来たらいい、サインなど考えもしませんでした。行ってみると楽屋口でいるファンは、ほんの数人。
しばらくしてサヴァリッシュ、ヴァラディ、そしてフィッシャー=ディースカウが姿を現しました。
そして何とサインをし始めたではないか!
色紙など何も準備していなかった私はN響のプログラムと言うべき「フィルハーモニー」を慌てて開いてサヴァリッシュ、ヴァラディとサインをしていただき、いよいよ私の目の前に、あのフィッシャー=ディースカウが立ちました。
本当に緊張しました。ただ、写真などでは見たことがない、たいへん優しい表情だったことを今も、はっきりと憶えています。
夫人のヴァラディにサインをいただいた時、私が日本語で「ありがとうございます」と言ったら、夫人も日本語で「ありがとうございます」と言い返され2人で笑ったことも忘れることができません。それにしても本当に綺麗な方でした。
そしてサインを終えて車に乗り込んだ3人を見送りました。
それにしても5月の心地よい穏やかな陽気のもと、何となごやかな雰囲気だったのでしょう!
あの空気をもう一度吸ってみたい。そんな思いから、その後、何度か出待ちをしましたが、あの時のような心地よく、胸が一杯になったことは残念ながらありません。
当時、フィッシャー=ディースカウとヴァラディは新婚だったので、特別なものがあったのかもしれませんが、間近で大演奏家の持つ強烈なオーラに触れることが出来た忘れることの出来ない思い出です。
大演奏家のオーラは人を幸せにする。その時、教えてもらったと言っていいでしょう。

以上、私のつたない思い出話でした。
次の公休日には残された録音を聴いて、いろいろと思いを馳せることにしましょう。

新聞に夫人のヴァラディのコメントがありました。
「彼は安らかに永眠した」
改めてフィッシャー=ディースカウのご冥福をお祈りします。

今日聴いたCD 5月18日

2012年05月18日 16時59分20秒 | 今日、聴いたCD
①レスピーギ 交響詩「ローマの松」「ローマの祭り」 アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団(1953年、1949年録音 RCA盤)
②マスカーニ 歌劇「友人フリッツ」全曲盤より ミレッラ・フレーニ、ルチアーノ・パヴァロッティ、ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団(1968年録音 EMI盤)
③プッチーニ 歌劇「トゥーランドット」全曲盤より ビルギッド・二ルソン、ユッシ・ビョルリング、レナータ・テバルディ、エーリッヒ・ラインスドルフ指揮ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団(1959年録音 RCA盤)

フルトヴェングラーとトスカニーニの間を行ったり来たりしている私。好き嫌いは別として、やはり20世紀の指揮者の頂点を極めたと言っていい、この2人の大指揮者。残された録音から、この2人の芸術を素直な気持ちで聴いていきたい。
今日は定評のあるトスカニーニのレスピーギの作品を聴く。本当に物凄い演奏。トスカニーニを否定する方々の口を封じるに十分過ぎる演奏。
レスピーギのローマ3部作の中では「ローマの松」が断トツで有名ですが、私は「ローマの祭り」の方が好きだな。
第1曲「チェルチェンセス」での壮絶な恐ろしさ、そして第4曲「主顕祭」での狂喜乱舞の世界。それらをトスカニーニ指揮の元、一糸乱れぬアンサンブルと色彩感で、これ以上の演奏は無いのでは思わせるくらい演奏に釘付けさせられます。
話は変わりますが、今年の12月、NHK交響楽団の定期演奏会でシャルル・デュトワの指揮でローマ3部作が一気に演奏される予定である。おそらくオーケストラを聴く究極の醍醐味を味合うことが出来るでしょう。Cチクルスなので、どこかのおじさんも行くのだろうなあ。私はNHKのテレビ放送で我慢の子でありんす。

レスピーギのあと、イタリアオペラの全曲CDから聴き所を聴いていく。
マスカーニと言えば「カヴァレリア・ルスティカーナ」が超有名ですで「友人フリッツ」は知られざる作品かもしれませんが、抒情的でマスカーニらしい美しい旋律に満ち溢れていて忘れてはいけない作品でしょう。
この録音では何と言ってもフレーニとパヴァロッティの顔合わせが最大の魅力。2人とも本当にきれいな声。1970年代に入って重たい役を歌う前の録音だけに、この2人の美声がより際立って聴こえてきます。第2幕の「さくらんぼの2重唱」は本当に、うっとりさせらるものがあります。
この素敵な録音は今まで国内盤が発売されたのだろうか?もし発売されていないのなら残念である。
「友人フリッツ」のあと「トゥーランドット」を聴く。
今日聴いたのは1959年ローマでRCAによって録音されたCD.
ビルギッド・二ルソン、ユッシ・ビョルリング、レナータ・テバルディという3人の大歌手による声の饗宴。
歌劇「トゥーランドット」を語る時、私にとって絶対欠くことの出来ない録音である。

最近、ワーグナーのオペラばかりを聴いていましたが、久し振りに聴いたイタリアオペラ。
やはりイタリアオペラの魅力は声!声!声!
次の休みの日にはヴェルディを聴こう。

今日聴いたCD 5月16日

2012年05月16日 15時22分28秒 | 今日、聴いたCD
①ブラームス ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77 サラ・チャン(ヴァイオリン) クルト・マズワ指揮ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団(2009年録音 EMI盤)
②ブラームス 交響曲第3番ヘ長調Op.90 アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団(1952年録音 RCA盤)
③エルガー  交響曲第2番変ホ長調Op.63 ジョン・バルビローリ(指揮)ハレ交響楽団(1964年録音 EMI盤)
 

今日も朝からブラームス。
私はブラームスの作品の中でヴァイオリン協奏曲と「ドイツ・レクイエム」が大好きです。ヴァイオリン協奏曲の魅力を初めて知ったのはLPレコードの時代、アンネ=ゾフィー・ムターの独奏、カラヤン指揮ベルリンフィルによる1981年録音のドイツ・グラモフォン盤である。
特に第1楽章が素晴らしく愛聴盤となりました。
そしてCDの時代に入り当然CDで買い直しましたが、聴いてみて「あれぇ~?」であったのである。LPレコードでの表情豊かな独奏ヴァイオリンの音色、オケの分厚い響きが後退していて薄っぺらく感じ、LPレコードで感じていた満足感が得られなくなったのである。
ムター&カラヤン盤に変わるCDとしてチョン・キョン・ファの独奏、ラトル指揮ウィーンフィルのEMI盤に期待したのですが、ガックリ賞でした。チョン・キョン・ファにはプレヴィン指揮での海賊盤があり、素晴らしい演奏ですが、やはり彼女らしい演奏の正規盤が欲しい。
それにしても、この数年チョン・キョン・ファの情報が全くありません。どうしているのでしょうか?ファンとして気になるところです。かなり以前、サントリーホールで彼女のリサイタルを聴いたあと楽屋口で出待ちをしてサインをしてもらったプログラムが貴重なものとなってしまいました。
この後、出会ったのがヤシャ・ハイフェッツの独奏、ライナー指揮シカゴ交響楽団の録音。ブラームスを聴くというよりハイフェッツを聴くと言うべき録音かもしれませんが、今まで、この協奏曲を聴きたい時は、このハイフェッツの録音で聴いていました。
今回はサラ・チャンのCDが届いたので聴いてみました。
演奏は女流ヴァイオリニストらしい熱く情熱的な演奏で気に入りました。
やはりブラームスのヴァイオリン協奏曲の演奏は女流ヴァイオリニストが、オーケストラの前に立ちミューズの様に真正面から、この作品に向き合い、気品あふれる音色に心をときめかすのが私の理想のようである。
ただ、今回聴いていて、どうしてもチョン・キョン・ファだったら、ここはこうするのではないか?と所々で思ってしまうのは、しかたがないかな。
しかしながら、これからこの協奏曲を聴きたい時はハイフェッツ盤よりサラ・チャンの録音のCDに手が伸びるでしょう。しばらく聴き込んで行きたい録音である。

次はトスカニーニ指揮のブラームス。
トスカニーニの響きは固いというイメージがありますが、有名な第3楽章の演奏の情感のこもった歌心は多くの方が持っているトスカニーニに対するイメージと正反対のものがあるのは間違いありません。
そのトスカニーニの歌心を感じることが出来る自分自身が憎い。

お昼のニュースで天皇、皇后両陛下がイギリスへ出発したニュースを見る。
その為かイギリスの音楽を一曲、聴いてしまう。第4楽章の盛り上がりは、やはり聴き応えがある。
どうも私はイギリスと聞いただけで特別な感情が走る様である。


プレオーダーが始まった。

2012年05月12日 21時50分18秒 | 荒川静香さん
いよいよ今日は8月の「フレンズ・オン・アイス」のプレオーダー開始。

正に神に祈る気持ちで応募する。

神様、どうかお願いします。

荒川静香さんとフレンズの皆さんと再び会えますように。

仕事の苦しさや辛さも1年で、たった1回の「フレンズ・オン・アイス」の公演を見るために乗り越えているのだから・・・。


今日聴いたCD、5月11日

2012年05月11日 16時25分14秒 | 今日、聴いたCD
①ブラームス 「ドイツ・レクイエム」 ルドルフ・ケンぺ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂合唱団 エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)(1955年録音、EMI盤)
②ブラームス 交響曲第3番ヘ長調 ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1949年ベルリンでのライブ録音 EMI盤)

今日は朝からブラームス。
ブラームスの作品の中で私の一番好きな作品は「ドイツ・レクイエム」である。今まではジュリーニ指揮ウィーンフィルのドイツグラモフォン盤をよく聴いていましたが、最近、どこかのおじさんに教えてもらったケンぺ指揮ベルリンフィルの録音が、すっかり気に入ってしまった。
1955年当時のベルリンフィルの渋い響き、そしてベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂合唱団の何か悲しみを心の中で押さえているような歌声。
このようなオーケストラの響き、コーラスの歌声は、今の時代、もう聴くことは出来なくなった。
第7曲の「死者たちはしあわせである」は正に心の響き、歌声。録音の前年に世を去ったフルトヴェングラーを弔うかのようである。

「ドイツ・レクイエム」の次に、フルトヴェングラー指揮のブラームスの交響曲を聴く。
本当にブラームスの交響曲が好きな方はフルトヴェングラーのブラームスに批判的な様である。ブラームスを聴くと言うよりフルトヴェングラーの演奏を聴くという演奏が要因らしい。裏を返すとフルトヴェングラーの演奏の魅力満載と言う事である。
私自身、熱心な?ブラームスの聴き手ではないと思っているので、フルトヴェングラーのブラームスに関しては何も隔たりも無く聴くことが出来、楽しむことが出来るのを幸せだと思います。
フルトヴェングラーの演奏を聴く時は特に受け身になっては、その魅力が伝わって来ない。フルトヴェングラーの演奏から伝わってくる激しい喜び、哀しみ、そして憧れを正面から向き合って受け入れる心の大きさが必要ではないか。ブラームスの演奏も然りである。

さてさて、本当はもっと聴きたかったが財務大臣閣下の運転手で、市内のショッピングセンターへお出かけである。
次の休みの日にはブラームスのヴァイオリン協奏曲を聴いてみよう。




今日聴いたCD 5月9日

2012年05月09日 15時37分54秒 | 今日、聴いたCD
①ワーグナー 楽劇「神々のたそがれ」より「夜明けとジークフリートのラインへの旅」「ジークフリートの葬送行進曲」ハンス・クナパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1956年録音 GRAND SLAM RECORDS盤)
②エルガー 行進曲「威風堂々」第1番~第5番 ジョン・バルビローリ指揮フィルハーモニア管弦楽団(1962年、1966年億音 EMI盤)
③ウォルトン 行進曲「宝玉と勺杖」、戴冠テ・デウム、戴冠式行進曲「王冠」 ルイ・フレモー指揮バーミンガム市交響楽団&合唱団(1976年録音 EMI盤)

今日は久し振りの公休日。体中がガクガク、足の裏はジンジン。もう歳だな。
CDを聴くのも久し振りである。最初に聴いたのは、やっぱりワーグナー。最近、マレク・ヤノフスキ指揮シュターツカペレ・ドレスデンによる「ニーベルングの指輪」の全曲CDが手に入り、シュターツカペレ・ドレスデンの響きが素晴らしくたいへんお気に入りになっていますが、今日はクナパーツブッシュがウィーンフィルをデッカで録音したワーグナー作品集から聴く。今日聴いたCDはGRAND SLAMがLPレコードから復刻したもの。私は御膝元のデッカから発売されたCDよりGRAND SLAMの復刻版の方が好きである。響きの素朴さ、そして重量感がGRAND SLAM盤の方が上のように聴こえるからである。
クナパーツブッシュ指揮による、まるで大河の流れのような「夜明けとジークフリートのラインへの旅」そして不気味で痛切な悲しさが迫ってくる「ジークフリートの葬送行進曲」の演奏。
クナパーツブッシュ指揮によるウィーンフィルの響き。やはりクナパーツブッシュのワーグナーは最高です。

今日、朝刊で天皇、皇后両陛下のイギリスご訪問が正式に決定したことを知りました。エリザベス女王の即位60周年記念行事ご出席のためとの事。60年前の戴冠式には皇太子時代の天皇陛下も列席していますが、ワイドショーで知ったのですが60年前の戴冠式と今回の記念行事の両方、その場に居合わせることが出来るのは女王陛下などイギリス王室以外では天皇陛下だけではないか言っていました。
という事でイギリス王室にちなんだ作品を聴いてしまいました。
まずエルガーの行進曲「威風堂々」を全5曲聴きました。「威風堂々」は第1番が飛びぬけて有名ですが、他の作品もじっくり聴いてみると、なかなかの作品ばかりです。
そしてウォルトンの5枚組のアルバムから管弦楽曲を数曲聴く。
戴冠式行進曲「王冠」は1937年に英国王ジョージ6世の戴冠式のために作曲された作品。行進曲「宝玉と勺杖」は1953年にイギリス女王エリザベス2世の戴冠式のために書かれた作品、そして「戴冠テ・デウム」はイギリス女王エリザベス2世の戴冠式の最後を彩る音楽として1953年に書かれたもので、壮麗で祝典的な作品。
私は行進曲「宝玉と勺杖」が気に入っていて、よく聴いています。私の元気の出る作品の1つです。
これらの作品が今回の記念行事でも演奏されるかどうか興味深々です。