オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

ミュージカル「マイ・フェア・レディ」への思い その4

2013年02月26日 22時37分53秒 | ミュージカル



ミュージカル「マイ・フェア・レディ」日本初演でイライザを演じたのは江利チエミさん。

昭和38年の大晦日、NHK紅白歌合戦の映像。

彼女の生涯の中で、一番輝いていた時かもしれません。

江利チエミさんと私の母は同い年。

それだけに、彼女の悲しく、孤独な晩年を思うと胸が痛みます。


ミュージカル「マイ・フェア・レディ」への思い その3

2013年02月23日 23時42分57秒 | ミュージカル



いろいろと映像を捜していたら、私にとって、たいへんな、お宝映像を見つけてしまいました。
中沢桂さんの歌う「踊り明かそう」の映像。
「踊り明かそう」を歌っていたとは、ビックリである。
中沢桂さんの名前を聞いて懐かしく思うのは私以上の世代でしょう。
私が高校生の時に、中沢さんはわが町の今は無くなった市民会館にやって来て、私は聴きに行きました。
私にとって生まれて初めて聴くプロの声楽家の生の声でした。
たいへんな年月が経ってしまいました。
今日、この映像を見て、懐かしさを通り越した何か特別な感情にかられるものがあります。

ミュージカル「マイ・フェア・レディ」への思い

2013年02月19日 12時51分49秒 | ミュージカル
この数日、風邪で絶不調である。昨晩も咳が止まらくて寝た気がしない。
今年は、新年早々、ノロウィルスになったり、今回はタチの悪い風邪。やはり年齢と共に体も弱って来ているのだろうか?
今日も、たいへんな冷え込み。まだまだ寒い日が続きます。皆様も、どうか体調管理には十分に御注意下さい。

さて私はミュージカルが大好きです。仕事に疲れて帰って来た時は、よくミュージカル映画のDVDを見ます。ミュージカルを見ていると、気分がパッと変わります。
そしてフィギュアスケートでミュージカル音楽が登場するとご機嫌である。
フィギュアスケートの今シーズンは浅田真央さんがエキシビションで「メリー・ポピンズ」、そしてアイスダンスでリード姉弟とイタリアのアンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテがMGMの往年のミュージカル映画「略奪された7人の花嫁」の音楽で滑り、私を大いに喜ばせてくれました。
多くのミュージカルの作品で1番好きな作品は何?と聞かれたら、やはり「マイ・フェア・レディ」と答えてしまいます。
当然、オードリー・ヘップパーン主演の映画のDVDも持っていて、よく見ます。
数年前、神戸で大地真央さん主演の東宝ミュージカルの公演も見ることが出来ました。
この公演を見て、映画化された作品がミュージカルの舞台を本当に忠実に再現したものか、よく分かり本当に嬉しかった。
さて、この作品が1956年、初演した時、主人公のイライザを演じたのがジュリー・アンドリュース。「メリー・ポピンズ」や「サウンド・オブ・ミュージック」の映画で有名な女優さんです。
しかし、「マイ・フェア・レディ」が映画化される時、ジュリー・アンドリュースは映画界では、まだ無名な存在で、映画の方は、御存知の通り、オードリー・ヘップパーンがイライザを演じました。彼女の歌は残念ながら吹き替えである。DVDのボーナス盤で秘蔵映像としてオードリーが歌っている映像があり、悪くない。やはりオードリー自身の声で映画を見たかったものである。
さて映画に出演出来なかった失意のアンドリュースに声をかけたのが、ウォルト・ディズニー。そして映画デビュー作品が「メリー・ポピンズ」である。この作品で一気にアカデミー主演女優賞に輝きました。人生は本当に分からないものである。
さて、私自身、どうしてもアンドリュースが歌っている「マイ・フェア・レディ」を聴きたくなり、捜してみればあるものである。
手に入ったCDは1959年のロンドン公演の際にスタジオ録音されたもの。ビギンズ役も初演と同じレックス・ハリソン。
まだ20代前半のジュリー・アンドリュースの美しいソプラノの声!
どもまでも伸びる高音の何ともすばらしい素晴らしい声!
「マイ・フェア・レディ」の中で一番好きな曲は、やっぱり「踊り明かそう」です。
この曲をジュリー・アンドリュースの素晴らしい声で聴くことのできる喜び。彼女の素晴らしい歌で映画のスクリーンいっぱいの画面で見たかったと言う思いを強くしました。今となっては、どうにもなりませんが・・・。

さて私の念願はフィギュアスケートの女子シングルで、私の大好きな「踊り明かそう」の曲に乗っての、ストレートな演技を見たいと言うことです。以前、今井遥さんがフリーで「マイ・フェア・レディ」を演じましたがジャズ調で、ひじょうにガッカリしたことがあります。
その時がいつなのか?誰なのか?
私の永遠の思いなのかもしれません。










「屋根の上のヴァイオリン弾き」

2010年11月12日 09時25分52秒 | ミュージカル
フィギュアスケートのGPシリーズ・中国大会が終わって、毎晩、鈴木明子さんのフリー「屋根の上のヴァイオリン弾き」の演技の録画ばかり見ています。ジャンプのミスは残念ですが、それ以外は美しく、特に最後のステップは、まさに芸術的と言って良いでしょう。毎晩、見とれています。

さて鈴木明子さんの昨シーズンのフリーは「ウエスト・サイドストーリー」。そして今シーズンは「屋根の上のヴァイオリン弾き」
ストーリーも曲想も全く異なるミュージカル。単に有名ミュージカルを2年続けて演じているように思ってしまいますが、この性格の異なる2つのミュージカルを結びつける線が1本だけあります。
ジェローム・ロビンス。
「ウエスト・サイドストーリー」で斬新な演出と振付は世間を驚かし、映画化の際はロバート・ワイズ(映画「サウンド・オブ・ミュージック」の監督としても有名)と共同監督も務めています。
そして「屋根の上のヴァイオリン弾き」のオリジナル振付に、そのジェローム・ロビンスの名前があります。「屋根の上のヴァイオリン弾き」の映画を見た時、結婚式の場での「ビンの踊り」には、たいへん驚かされましたが、ロビンズの振付だと知って何か納得するものがありました。
鈴木明子さんが名振付師ジェローム・ロビンスの振付けた傑作ミュージカルを2年続けてフリーに取り入れたことを知って演技を見ていると何か深いものを感じます。

「屋根の上のヴァイオリン弾き」は、ロシア系ユダヤ人作家ショロム・アレイケンの一連の小説「乳売りのテヴィエ」「テヴィエの娘達」などを原作としたものである。
ブロードウェイ初演は1964年9月。1971年には映画化されています。
なお「屋根の上のヴァイオリン弾き」と言う題名はマルク・シャガールの絵の題名から取られたものである。
シャガールの特徴的なサークルが描かれ、手を頭の上にのせて天使が空を飛び、その下にには貧しい家屋の上でヴァイオリン弾きが楽を奏でている絵である。
ユダヤ人のシャガールには、ユダヤの人々の生活は、足場の落ち着かない屋根の上でヴァイオリンを奏でるヴァイオリン弾きのように不安定に思えたのであろうか。世界に散らばったユダヤ人の苦悩のメッセージが込められているのかもしれない。
(あらすじ)
1905年、帝政ロシアの時代。ロシアの小さな寒村アナテフカではユダヤ人が平和に暮らしていた。
5人の娘を持ったテヴィエは、のん兵衛なおやじですが、ひたすら娘達の幸せを思いながら、今日も馬の代わりに自分でに荷車を引き、貧しい酪農業を営んでいる。
そして、いろいろ事情があったが、愛する人と結ばれて行く年頃の3人の娘たちを見送っていくテヴィエ。
だんだんと悪化する政情。
そんなテヴィエの元に、ロシアの巡査部長から全てのユダヤ人は3日以内にアナテフカから立ち退きの命令。留まれば容赦はしない。
断腸の思いで村の人々は持てる限りの荷物を持って村を去っていく。
その中にテヴィエ一家の姿も。
テヴィエ一家の荷車の後を、屋根の上にいたヴァイオリン弾きがトボトボとついていく。
ヴァイオリンの、もの悲しい調べを奏でながら・・・。

映画ではヴァイオリン弾きの奏でるメロディは当時の名ヴァイオリニストだったアイザック・スターンの演奏という贅沢なものである。

今回の鈴木明子さんのフリーでは大きくアレンジされた演奏が使用され、メドレーの様に楽曲が、どんどん流れているので、私自身、何の曲か判別つかない部分がありますが、私がわかった限りの曲名を演技の順番に記載しておきます。
①伝統(しきたり)の歌
②奇跡の中の奇跡
③陽は登り、陽は沈む
④ビンの踊り
⑤もし金持ちならば
まだ何か隠れているような気がします。

鈴木明子さんの次の登場はロシア大会。
中国大会以上に素晴らしい「屋根の上のヴァイオリン弾き」を披露してくれるものと期待し確信しています。

「ウエスト・サイド物語」

2010年09月30日 23時46分32秒 | ミュージカル
久し振りにミュージカル映画「ウエスト・サイド物語」のDVDを見る。
マリア役のナタリー・ウッドの美しさ。ダイナミックなダンスシーン。そしてバーンスタインの音楽の素晴らしさ。

「マリア」「トゥナイト」そして「マンボ」

このバーンスタインの音楽をフィギュアスケートで表情豊かに、そして体一杯で表現した鈴木明子さん。
映画を見ながら、改めて感嘆する。
音楽と一体となったフィギュアスケートの演技。その最高のものをみせてくれた鈴木明子さんの「ウエスト・サイド・ストーリー」
バンクーバーオリンピックでの演技を凄かったが、私は昨年暮の全日本選手権での演技が一番好きである。最後のステップシークエンスは何度見てもテレビの画面に引き込まれます。

「ウエスト・サイド物語」を語るつもりが、やはり鈴木明子さんになってしまった。
私にとって、やはり強烈だった。
鈴木明子さんの今シーズンのフリーはミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」の音楽。
ミュージカルの大好きな私にとって、たいへん楽しみである。





ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」

2010年08月01日 22時54分37秒 | ミュージカル
ネットで衝動買いしてしまった。
購入するのはミュージカル映画「屋根の上のヴァイオリン弾き」のDVDである。明日、到着予定である。当然、財務大臣閣下は、まだ知りません。
鈴木明子さんの新しいシーズンのフリーの曲目が発表されてからミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」が気になって、気になって、しかたがなかった。
私は、たいへん昔ですが映画館で、この映画を見ました。そして我が家には私の妹が森繁久弥主演で生のステージで見た時の公演のプログラムもあります。また数年前、NHK・BSで放送された時に録画したビデオテープもありますが、やはりDVDで見直したいと思ってしまった。
思い出したように「屋根の上のヴァイオリン弾き」である。
これも、ひとえに鈴木明子さんにゾッコンだからである。
願わくは、今月の28日の「フレンズ・オン・アイス」で「屋根の上のヴァイオリン弾き」を披露して欲しいものである。これは、私の秘かな願いである。

「屋根の上のヴァイオリン弾き」のナンバーの中で「SUNRAISE,SUNSET=陽は登り、陽は沈む」がたいへん有名ですが、この曲を初めて聴いたのは高校生の時のはずである。
当時のNHKの番組で「歌はともだち」という番組があり、ゲストで出演した今は亡き声楽家の大橋国一氏とピンキーとキラーズの今陽子さんが、素晴らしいデュエットで「SUNRAISE,SUNSET」を歌い圧倒された記憶があります。
今回、鈴木明子さんが、このナンバーをどの様に演じるのか「ウエスト・サイド物語」以上に楽しみです。


(お断り)
明日の夜、棚卸しの為、店に泊り込みになるので、コメント等頂いてもご返事が遅くなります。
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