オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

欧州選手権2015、女子シングルSP

2015年01月30日 09時28分25秒 | 2014-2015年シーズン


昨晩、職場から帰宅すると有料放送のJスポーツで欧州選手権から女子シングル・ショートプログラムが始まっていた。
スウェーデンのストックホルムからの生中継。
長時間の放送で、少々、しんどかったが最後まで見終える。
ショートプログラムを終えて結果は次の通り。

1位 エレーナ・ラジオノワ(ロシア) 70.46
2位 エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア) 69.02
3位 アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)  66.10
4位 キーラ・コルピ(フィンランド)    60.60
5位 ヨシ・ヘルゲソン(スウェーデン)   59.55

先週の全米選手権と同様、まだ名前も知らない無名の選手たちの演技から楽しむ。
次々と演技を見ていって、オッと思った選手。
10位のイブニー・ブルナー。19歳のスイスの選手。
純白の美しい衣装。そしてショパンの音楽。
何かアリッサ・シズニーを思い出すものがあるなあと思っていると、アメリカ出身とのこと。やっぱりねえ!
フリーの演技が楽しみ。これからも注目していきたい。

淡々と競技が進んで行きましたが、ガラリと会場を華やかな雰囲気になり盛り上がったのが、キーラ・コルピの登場。
やっぱりキーラ・コルピ。昨シーズンはケガで姿を見ることが出来なかっただけに、元気な姿を見ることを出来て本当に嬉しい。
振付はジェフリー・バトル。
美しい演技。華のある演技。まさに大人の演技。すっかり見入ってしまった。
フリーの曲目はシベリウスのヴァイオリン協奏曲。
今年生誕150年を迎えたフィンランドが生んだ孤高の大作曲家の作品。
自国が生んだ大作曲家の作品をコルピがどんな思いを込めて演技するのか楽しみです。

上位3人は、やっぱりロシア勢。
予想通り。フリーを終えて、表彰台もロシア勢が独占だろうなあ。
ただ点差は、あまりないのでフリーしだいで順位は変わるでしょう。

見終えて、一点だけ寂しさを感じたこと。
ユリア・リプニツカヤが出場していないこと。
やっぱりリプちゃんが、いなかったら寂しいなあ。
彼女は、現在、たいへん厳しい時期を迎えています。
早く立ち直って再び元気な姿を見せて欲しいと願うばかりです。

放送からの情報。
イタリアのヴァレンティナ・マルケイの姿が見えないと思っていたら、ペアに転向したとのこと。
驚きました。
早くダイナミックなリフトを見たいものです。


あ~美しやキーラ様


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全米選手権2015、女子フリー

2015年01月27日 12時42分34秒 | 2014-2015年シーズン
昨晩は仕事から帰宅後、夜遅くまで前日に放送された全米選手権から女子シングルのフリーを録画でみる。
結果は次の通り。

1位 アシュリー・ワーグナー 221.02
2位 グレーシー・ゴールド  205.54
3位 カレン・チェン     199.79
4位 ポリーナ・エドモンド  192.62
5位 サマンサ・カザリオ   182.82
長洲未来さんは10位、クリスティーナ・ガオは11位、キャロライン・ジャンは17位。

放送は生中継だったので、当然ながらノーカット。第1グループ第1滑走者の演技から表彰式まで、じっくりと見る。
多くの選手たちは地方大会を勝ち抜いての全米選手権出場。その緊張感が、やはり伝わってくる。
まだ名前の知られていない選手たちの、ひたむきな演技に時間が経つのを忘れて見入ってしまう。
また会場の雰囲気もいい。第1グループから、ほぼ満員。観客は心から演技を楽しんでいる。そして一人一人に温かい拍手。素晴らしい観客である。
以前、私は大阪で全日本選手権を見たことがありますが、第1グループ、第2グループの時は、たいへん空席が目立っていた。
もっとアメリカのようにフィギュアスケートが根付いて欲しい。
そのためにも、ぜひとも全日本選手権も第1グループからノーカットで放送して欲しいのだが・・・。
残念ながらフジテレビが放送している限り無理なのでしょう。最終グループですらライブで放送しないのだから。
フジテレビは、おそらく日本のフィギュアスケートファンには、この程度の放送でいいと思っているのでしょうなあ。本当に残念である。

さて今年の全米選手権あれこれ。
まずキャロライン・ジャン。
時間の長いスパイラル。それも美しいスパイラル。久しぶりに競技会で、たっぷりとスパイラルを見たという気持ちである。実は私はスパイラルが大好きである。ルールが変わって本当に残念と今も思っている。競技会で、かつてのミシェル・クワンのようなスパイラルを見る時が来て欲しいと秘かに願っているのですが・・・。
キス&クライではコーチの姿。ショートではキャロラインがたった1人だっただけに、何故か安堵しました。

クリスティーナ・ガオはショート18位から11位。フリーだけだったら8位。やはり存在感を見せてくれました。
演技を終えて満干の表情。解説の岡部さんは引退を考えているのでは?とコメントしていましたが、彼女は、まだ20歳。まだまだやれる!
来年の全米選手権のフリーでは、ぜひとも最終グループに登場して欲しいと強く思っています。

昨シーズンの全米ジュニアの優勝者のアンバー・グリンはジャンプのミスが目立って13位。ただ堂々たる雰囲気には驚かされるものがありました。
それよりも注目したいのが、7位のタイラ・ピアス。昨シーズンの全米ジュニア2位の選手。
ポンキエリ作曲の歌劇「ジョコンダ」から「時の踊り」の音楽での演技。
最後のスピンは凄かった。キャンドルスピン?
我が国の新田谷凛さんを彷彿させる雰囲気で、私にとって、これから気になる存在になりそうである。
3位のカレン・チェン。両親は台湾出身とのこと。まだ15歳。
アメリカも出てきますなあ。
音楽は映画「ゴッドファーザー」の音楽。
15歳の女の子がゴッドファーザー。もっと今の彼女に相応しい音楽はなかったのだろうか?
タイラ・ピアスと好対照の印象で、いろいろ考えさせられる。

長洲未来さんは演技中、フェンスと接触して転倒。どうも脚を痛めてしまったようである。
それまで、ジャンプも確実にきまっていて、たいへん良かっただけに本当に残念である。
演技後、彼女は涙ぐんでいて、その悔しい気持ちが伝わってきて、見ている方も本当に辛かった。

2位のグレーシー・ゴールド。
転倒はありましたが200点越えはやはり実力者。
NHK杯の時より、いっそう美しさ、女っぽさが増しているように感じテレビの画面に釘付けになる。
何か昔のハリウッドの女優さんが氷上に舞い降りているような雰囲気。
これから、ますます美しさを増していくと思うと楽しみである。

優勝はアシュリー・ワーグナー。
堂々たる優勝。まさに女王の風格。
それにしても合計221.02の高得点にビックリ!
演技後、彼女は、こうコメントしたそうである。
「私がもう若くないと考えている人にも、分かってもらえたと思うわ。黙って私のスケートを見なさいってね」

さて明日から欧州選手権。
これまたJスポーツでは生中継。
忙しくなってきました。




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全米選手権2015、女子シングルSP

2015年01月23日 23時23分20秒 | 2014-2015年シーズン
今年の全米選手権・女子シングルの録画を見終える。
22人の演技、全て見る。無名の選手、まだ知らない選手の演技を見るのも面白い。
解説は岡部由起子さん、実況が小林千鶴さん。何か安心感。
見終えた感想を駆け足で。

ショートプログラムはトップバッターは何とキャロライン・ジャン。
予選から勝ち上がっての出場。コーチ不在でのシーズン。
一人で頑張っているのだな。私は頑張っている人が大好きである。仕事でも頑張らない者は大嫌いである。
頑張れ!

注目選手としてはアンバー・グリン。
昨シーズンの全米ジュニアの優勝者。たいへん華やかさがある。
この名前、よく覚えておこう。
コートニー・ヒックス。
凄い個性的。見応えあり。
注目のポリーナ・エドモンズ。
今シーズン初めて安定感のある演技だった。
私の気になる存在のクリスティーナ・ガオ。18位。
転倒もあり残念な結果。解説の岡部さんもコメントしていましたが選曲が試合向きでないのでは。ヴォーカルなしのプログラムの方がよかったのでは?
グレーシー・ゴールド。
一度だけ両足着氷。ただケガの心配なし。
最終滑走は長洲未来さん。
ラフマニノフの美しい音楽。うっとりとして見る。ただジャンプの完成度に難があったようだ。

ショートプログラムを終えて1位はアシュリー・ワーグナー、2位はグレーシー・ゴールド、3位はポリーナ・エドモンズ、4位は長洲未来さん、5位はコートニー・ヒックス。
アメリカの世界選手権の出場枠は「3」である。
フリーはあさって。どんなドラマが生まれるのか楽しみです。


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いよいよ全米選手権

2015年01月21日 22時48分35秒 | 2014-2015年シーズン
いよいよ、あさって23日からフィギュアスケートの全米選手権が始まります。有料放送のJスポーツでは生中継。
私もスカパ!の番組の契約も変更して準備完了である。
それにしても全日本選手権は生中継ではなく、太平洋を隔てた全米選手権は生中継。本当に変である。
朝の9時45分から女子シングルのショートプログラムの放送。
普通ならば金曜日は公休ですが、今週はお仕事。リアルタイムで見ることが出来ない。これが私の人生。
夜、帰宅後、酒をのみながら録画で見ることにしましょう。

さて一番、気になるのは、右足の疲労骨折でグランプリ・ファイナルを欠場したグレイシー・ゴールド。
ゴールドの回復状態が全米選手権の結果を左右するでしょう。
そしてグランプリ・ファイナルではショート6位からフリーを終えて一気に3位と巻き返したアシュリー・ワーグナー。
やはり優勝の大本命と言っていいでしょう。
その他、長洲未来さん、ポリーナ・エドモンズ、クリスティーナ・ガオ、コートニー・ヒックスの演技も楽しみです。
それにしてもジュニア時代から私の大好きなアグネス・ザワツキーはどうなのだろうか?気になります。情報が欲しいところである。
とにかく誰が3月の世界選手権に出場するのか目が離せません。


昨年の全米選手権・表彰式より


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N響定期とジョン・ウィリアムズ 名曲コンサート

2015年01月20日 10時43分04秒 | NHK交響楽団
18日の日曜夜から深夜、オーケストラ演奏会の放送が2つあり、昨晩と今日の朝、録画でやっと見終えました。
一つはNHK・Eテレで放送された昨年11月のNHK交響楽団の定期演奏会。もう一つはNHK・BSで放送された「映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ 名曲コンサート」です。
オーケストラ演奏を聴く、そして見る楽しさを満喫しました。

まずNHK交響楽団の定期演奏会。指揮はネロ・サンティ。プログラムはロッシーニ/歌劇「どろぼうかささぎ」序曲 、ベルリオーズ/序曲「ローマの謝肉祭」、チャイコフスキー/イタリア奇想曲 、レスピーギ/交響詩「ローマの松」の4曲。
音楽を見る面白さを満喫する。歌劇「どろぼうかささぎ」序曲 の冒頭での2台の小太鼓の連打。指揮者と2人の打楽器奏者の緊張感のあるアイコンタクト。これは絶対のCDでは味あうことは出来ない。
指揮のサンティはけっして派手な身振り、大袈裟な指揮ぶりではない。しかし、ちょっとした仕草、目の動きだけでオーケストラから豊かな響きが生まれてくるのを映像で見ていて、たいへん面白かった。
一番良かったのは最後の「ローマの松」。大掛かりな楽器編成なので、派手にオケを鳴らそうとする演奏が多いのですが、サンティ指揮の「ローマの松」から流れてくるのは歌、歌、歌。だから聴き終わって、たいへん余韻が残りました。レスピーギはイタリアの作曲家であるということを改めて痛感する。オペラ指揮者ならではの「ローマの松」である。サンティの指揮する「ローマの祭り」も聴いてみたいものである。終曲はどんな盛り上がり方をするのか聴いてみたい。
ところで、この定期演奏会ではゲストコンサートマスターとして岡崎慶輔氏が招かれていました。岡崎氏は現在、チューリッヒ歌劇場のコンサートマスター。チューリッヒ歌劇場はサンティとは縁の深い歌劇場。オペラ指揮者としてのサンティをよく知っているコンサートマスターだけに、良かったのでは。2月1日にはベートーヴェンとワーグナーの作品が放送されます。サンティならではの演奏を期待しています。

次は「映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ 名曲コンサート」である。
このコンサートは昨年9月にロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサート・ホールで収録されたコンサート。オーケストラはロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団。指揮はグスターボ・ドゥダメル、バイオリン独奏のイツァーク・パールマンという豪華版。そして客席には作曲者自身の姿。
言わずと知れたジョン・ウィリアムズ は映画音楽の世界では大きな存在。何だ映画音楽か!と思うなかれ。現在、フル編成のオーケストラの演奏の魅力を作品を通じて一番伝えてくれる作曲家であると私は強く思っています。プログラムは次の通り。

1. ロサンゼルスオリンピック・ファンファーレとテーマ
2. サウンディングス
3. 映画「シンドラーのリスト」から
  ・追憶
  ・ユダヤ人街(1941年 クラクフのユダヤ人移住区にて)
  ・テーマ
4. 映画「屋根の上のバイオリン弾き」から カデンツァと変奏
5. 映画「タンタンの冒険」から 決闘
6. 映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」から エスカペイズ
7. 映画「スター・ウォーズ」から 王座の間とフィナーレ
8. 映画「アミスタッド」から アフリカよ 涙をふいて
9. 映画「ジョーズ」から
10. 映画「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」から 帝国のマーチ(作曲者自身の指揮)

私は録画を見る前は、コンサートの最初は「スター・ウォーズ」のテーマを高らかに鳴らすのかなと思っていましたが、見事に予想が外れました。
ロサンゼルスオリンピック・ファンファーレで始まり次はウォルト・ディズニー・コンサート・ホールのオープニングで初演された「サウンディングス」というロサンゼルスと所縁(ゆかり)の深い作品から始まるとは心憎いプログラムである。
「シンドラーのリスト」のヴァイオリン独奏はパールマン。聴いていて昨シーズンでのフィギュアスケートのリプニツカヤの素晴らしかった演技を、どうしても思い出してしまう。そして「屋根の上のバイオリン弾き」の独奏もパールマン。そうだった!「屋根の上のバイオリン弾き」もジョン・ウイリアムズの作品だった。映画のサウンドトラックでのヴァイオリン独奏はアイザック・スターンだった。ユダヤ人にちなんだ作品を並べているのも印象深いものとなりました。
そして「スター・ウォーズ」!
やはり私にとって「スター・ウォーズ」は忘れられない作品。全6作全て映画館で見ている。映画館で購入したパンフレットも6作品並んでいる。
第1作は私がまだ大学生の時、見ました。第3作は当時新婚ホヤホヤだった妻と、そして第4作から第6作は娘と映画館で見ている。本当に息の長いシリーズである。
「帝国のマーチ」には思い出がある。かなり以前、セントルイス交響楽団の演奏会へ行った時。プログラムの後半はアイブス、バーバー、ガーシュインというアメリカの作品が続きました。そしていきなりアンコールで演奏されたのが「帝国のマーチ」で驚いたことがありました。
しかし何ら違和感もなかったのが、この作品の強さだと強く思いました。
そして今、映画は第7作目が制作中とのこと。封切られたら、ぜひ行かなくては!
ところで映像を見ていて客席にチラッとジュディー・アンドリュースの姿を見たのは私の気のせいかな?


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あれから20年

2015年01月18日 22時05分03秒 | 私事
昨日は阪神・淡路大震災から20年でした。
あの朝のことは、今も、忘れられません。
あの日は、私が住んでいる高松もたいへんな揺れでした。
揺れる直前、隣の犬が、異様な鳴き声をしました。
地震のあと、兵庫県西宮市在住の叔父家族と、なかなか連絡が取れず本当に心配しました。
あの日の1か月後、アメリカ出張のため空路で高松空港から伊丹空港経由(新幹線がまだ復旧していなかった)で成田空港へ行ったのですが、空から見た神戸周辺を見て本当に驚き、息を飲みました。
あの日のことは、絶対に忘れてはいけない。
1月17日。
あの日のことは、きちんと語り継いでいかなくてはならない。
そんな思いを新たにしました。



ハイビジョン特集 「輝く女 吉田都」

2015年01月16日 15時13分04秒 | バレエ
本日の朝、たまたまNHKのBSを見ていると、アーカイブス番組でハイビジョン特集「輝く女 吉田都」があり、慌てて録画する。
2005年に放送されたとのことだが記憶がないので、見逃していたのであろう。
1時間50分の、たいへん見応えのあるクラシックバレエファン必見の素晴らしい番組でした。
吉田都さんはご存じの通り英国ロイヤルバレエのトップダンサーである「プリンシパル」をつとめた我が国を代表するバレリーナ。
番組制作当時はまだ吉田都さんがロイヤルバレエのプリンシパル時代である。
番組はロイヤルバレエの「オンディーヌ」公演に向けての稽古とリハーサルを追ったドキュメンタリーで、華やかなバレエの舞台の映像はほんの少しである。
また、ナレーションは一切なく、こういう番組に付き物の知ったかぶりの解説もなく吉田都さんの、その都度の言葉と関係者の証言のみで番組は進んでいきます。
それだけに名門バレエ団の「プリンシパル」としての重責を背負った吉田都さんのバレエに対する厳しさ、ひたむきさがストレートに迫ってきます。
吉田都さんの育ての親と言える振付のピーター・ライト卿や吉田都さんのトウシューズを専門に作っている靴職人さんの証言は興味深いものがありました。
特に靴職人さんの証言の映像は、この番組のハイライトでしょう。一流のバレリーナーは、ここまでこだわるのかと思うと強く心を打たれるものがあります。また実際にトウシューズを作っているシーンもあり興味津々でした。

特に印象に残った吉田都さんの言葉。

腰に負担がかかり過ぎるので、「眠りの森の美女」と「白鳥の湖」を踊るのは諦めました。

まだ2005年当時の言葉である。いかにバレエと言うものが、いかに厳しい世界であるのかと痛感させられた思いでした。さらに、

人間の体というものは鍛えれば鍛えるほど強くなります。
若い頃より強くなります。

この言葉を聞いてすぐに頭に浮かんだのはフィギュアスケートの鈴木明子さんでした。
普通のフィギュアスケートの選手だったら、引退してもおかしくない年齢になってから、2度のオリンピック出場。
そして現役を引退しても昨年暮のアイスショーでは、正に芸術的演技の極みと言っていい「月の光」での演技。
鈴木明子さんは、いったいどのような練習をしたのでしょうか。また今も続けているのでしょうか。
おそらく凡人の私には想像を絶する練習を、やり続けてきたに違いありません。
吉田都さんの言葉から、そんなことを思ったりしました。
私の大好きなDVDに吉田都さんが金平糖の精に扮した英国バーミンガム・ロイヤルバレエ団の「くるみ割り人形」の公演のDVDがあります。
今晩は、このDVDを見ることにしましょう。


吉田都さんと浅田真央さんの貴重なツーショット写真(2013年NHK杯エキシビション)






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全日本選手権・表彰式の荒川静香さん

2015年01月16日 08時33分15秒 | 荒川静香さん
昨年暮の全日本選手権・表彰式での荒川静香さんの画像をやっと見つけました。お借りします。
日本スケート連盟の副会長の立場としての登場ですが、フィギュアスケートファン、そして荒川静香さんの私にとっては、たいへん嬉しい。
大袈裟と思われるかもしれませんが、私にとっては歴史的な出来事です。
多くのフィギュアスケートのブログがありますが、この表彰式に関して、ほとんど話題にされていないのは残念です。
今後も、表彰式には姿を見せて欲しいものです。
また、一昨日、アップした安藤美姫さんとの写真。
出産して、まだ日が浅いのに、もうスケートリンクに立っているのですね。
どうしてもアイスショーへの早い復帰を期待してしまいます。










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荒川静香さんと安藤美姫さん

2015年01月14日 23時00分56秒 | 荒川静香さん
安藤美姫さんのインスタグラムからお借りしてしまいました。

荒川静香さんと安藤美姫さんのツーショット写真。

安藤美姫さんのコメント。

「大好きなしーたんと同じ時間に滑りました(*^^*)♡ 久しぶりに一緒に滑れたので嬉しかったです(o^^o)」

今や二人とも1児の女の子の母親。

お二人とも幸せそうで何よりです。

お二人のお嬢様が元気に育ちますようにと心から願っています。




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本郷理華さんのマイケル・ジャクソン

2015年01月13日 10時56分53秒 | 本郷理華さん


昨年暮のメダリストオンアイスの地上波の放送は録画していましたが、新年になっても、まだ見ていませんでした。
そして、そんな状態で、この11日にBSフジで放送があり、そちらの録画を見ました。
今頃、やっと見たメダリストオンアイス2014.お恥ずかしい限り。
浅田真央さんも、鈴木明子さんも、高橋大輔さんもいない初めてのメダリストオンアイス。
しかし、見ていて寂しさは全く感じなかった。
樋口新葉さん、永井優香さん、坂本花織さんのジュニア3人娘の演技。いいなあ。
まだジュニアという感じがしない。もう既にシニアの雰囲気。
この3人に宮原知子さんと本郷理華さんが加わって、これからの女子フィギュアスケート界は新しい時代。
そして他にも素晴らしい実力と才能を持ち合わせている若いスケーターたち。
これからの我が国のフィギュアスケート界を担うであろう若い力の台頭を改めて感じることが出来て楽しかった。そして、これからを考えるとワクワクしてきました。
今ほど若いスケーターたちの演技を楽しく、そして希望を持って見たことは、今までなかったのでは。新しい時代を感じながら。
ケガや故障ももなく、大きく育って欲しいと強く願うばかり。

それにしても本郷理華さんのプログラムにはビックリ!
マイケル・ジャクソンの「スリラー」
女子シングルでのマイケル・ジャクソンと言えば、かなり以前、カタリーナ・ビットが、エキシビションで披露して、あの時も驚いたが、私にとって、それ以来の衝撃である。
日本女子からマイケル・ジャクソンを正面から取り組んで演じ切ることが出来るスケーターが現れるとは!
ショートプログラムではクラッシックバレエを雰囲気豊かに、フリーではカルメンを妖艶に、そしてエキシビションではマイケル・ジャクソン!
本郷理華さんの演技の巾の広さに驚くばかり。素晴らしい才能である。
これからますます楽しみになってきました。
ぜひとも世界選手権でも好成績をあげてエキシビションに登場して、世界中のフィギュアスケートファンの皆さんに、ぜひとも見て欲しい。

いよいよ、これから四大陸選手権、世界ジュニア選手権、そして世界選手権。
世界は大きく広がっています。
若いスケーターたちが、どのように世界に羽ばたいていくのか、しっかりと見届け応援していきましょう。




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もう一度、2014年全日本選手権、女子シングル・フリー

2015年01月12日 22時10分01秒 | 荒川静香さん
この10日の土曜日、BSフジで昨年暮の全日本選手権から女子シングル・フリーの放送があり録画で見る。
表彰式など地上波での放送では見れなかった映像もたっぷりとあり、BS放送の方をDVDで残すつもりである。
さて放送では第3グループと最終グループの演技をノーカットだったので、地上波で見れなかった西野友毬さんの演技を見ることができたのが嬉しかった。
西野さんのフリーの曲目はプッチーニ作曲の歌劇「ラ・ボエーム」の音楽。
私が高校生の時、初めて手に入れたオペラの全曲盤のレコードが「ラ・ボエーム」でした。
このオペラに関しては隅から隅まで知り尽くしているといってもいいかもしれない。
好きなオペラということを通り過ぎて、私にとって運命的なオペラ。
この歌劇「ラ・ボエーム」の美しい旋律と西野友毬さんの演技。
私は嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
第1幕の「私の名前はミミ」の旋律が流れてきた時は、何か熱いものが込み上げてきました。
演技を見ながらもオペラのシーンが目に浮かんできて、私にとって最高のプログラムでした。

さて表彰式。
表彰者は何と荒川静香さん!
私にとって最高の表彰式。
日本スケート連盟副会長としての登場ですが、荒川さんがリンク内にいるだけで何か華やかさが伝わってくる。
表彰台の3人の表情も、いつもの表彰式よりも、嬉しそうに見えたのは私の思い過ぎかな?
全米選手権での表彰式では毎回、往年の名選手たちがプレゼンターとして登場しています。
表彰式に伊藤みどりさんや高橋大輔さんが登場したら、会場は大いに湧くだろうなあ。





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鈴木明子さんの「月の光」

2015年01月10日 22時30分22秒 | 鈴木明子さん


昨年のクリスマスオンアイスでの鈴木明子さん。
誰も話題にしませんが、やっと見ることが出来た鈴木明子さんのドビュッシー作曲「月の光」
振付はスティファン・ランビエール。
ドビュッシーの繊細な音楽を見事に氷の上で表現した鈴木明子さんの見事さ。
まさにフィギュアスケートにおける究極の芸術的表現と言っても言い過ぎではありません。
引退しても進化を見せる鈴木明子さん。
プロスケーターとしての今後の活躍が楽しみです。


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ユージン・オーマンディのシューベルト

2015年01月09日 13時34分44秒 | 今日、聴いたCD
シューベルト 交響曲第9番 ハ長調 D.944「ザ・グレイト」
シューベルト 交響曲第4番 ハ短調 D.417「悲劇的」

ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団(1966年、1962年録音 Sony Classical盤)

かなり以前、シューベルトの大ハ長調の交響曲を愛する方の記事を読んでいて、多くの名盤と言われている録音と一緒にオーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団の録音を挙げられていて、中古レコードで手に入れて聴いてみたら、素晴らしい演奏でびっくりしたというコメントがあり、それ以来、一度は聴いてみたいものと思っていましたが、このたび、タワーレコードのスペシャル・セレクションの一環として世界初CD化され、さっそく手に入れました。
そして聴いてみて私もびっくりでした。
今までのオーマンディに対するイメージを大きく変えるものがありました。
オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団というとゴージャスで明るく華やかだが深みのない職人芸的演奏というイメージが付きまとっていましたが、そんなイメージをくつがえす演奏である。
確かにフルトヴェングラーのような狂気、ベーム指揮ベルリンフィルの録音のような暗さは無いかもしれませんが、大河が流れているようなスケールの大きさ、厚みのあるオーケストラの響きは本当に素晴らしい。けっして外面的に整えている演奏でなく心の底から湧き上がっている演奏。そして、それを見事に捉えている当時のアナログ録音の素晴らしさ。
また第4番も、びっくり。
たいへん緊迫感のある演奏。そして、その中でも第2楽章のアンダンテでの歌心。
存じの通りオーマンディは、たいへん幅広いレパートリーを録音していますが、それはレコード会社の意向。本当に、やりたかったのは、このシューベルトのような演奏だったのかもしれません。
オーマンディは1960年代、ウィーンフィルの定期演奏会のご常連だったとのこと。
その頃のオーマンディ指揮ウィーンフィルの演奏の録音は残っていないのだろうか?どんな演奏だったのか想像つかないだけに、ぜひ聴いてみたいものです。




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ケイリトン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェの「サウンドオブミュージック」

2015年01月09日 12時42分15秒 | 私はアイスダンスが大好き!


7日にBSで放送されたクリスマスオンアイス2014。
本当に心が温まる素晴らしいアイスショーでした。
単に有名なスケーターが単に出てきて演技するだけではない、出演しているスケーターの心が伝わってきて本当に深い余韻が残りました。
いろいろな演技の中で特に印象に残ったものとしてはアイスダンスのケイリトン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェのカップルによるミュージカル「サウンドオブミュージック」の音楽による演技。
2012-2013年のシーズンのショートダンスのプログラムの冒頭にジュリー・アンドリュースの歌う「私のお気に入り」のナンバーを加えたもので、このミュージカルの大好きな私にとって最高の新年のプレゼントとなりました。
「私のお気に入り」「一人ぼっちの羊飼い」そして「ドレミの歌」と私の心は踊るばかりでした。
いろいろ映像を探してみましたが、クリスマスオンアイスの時の映像は見つけることが出来なかったので、2013年の世界選手権の映像を貼り付けました。
エキシビション用のプログラムとして、今後もぜひ見せて欲しいプログラムです。


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クリスマスオンアイス2014

2015年01月07日 23時10分23秒 | 2014-2015年シーズン


今、昨年のクリスマスオンアイスのBSでの放送の録画を見終えたばかり。
昨年暮の地上波の放送は見落としていました。
素晴らしいアイスショーだった。何か出演者の皆さんの心の温もりが伝わってきて胸が一杯になりました。
高橋大輔さんと浅田真央さんの健在ぶり。
鈴木明子さんの「月の光」
ケイリトン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェの「サウンド・オブ・ミュージック」
どれだけ仕事に疲れ切った私を癒してくれたでしょう。
そしてモロゾフコーチ親子の競演。
娘さんと共演しているときのモロゾフコーチの笑顔。心の底からこみ上げている笑顔。
見ている私も本当に嬉しくてたまりまりませんでした。
本当に気持ちが温かくなるアイスショーでした。
ただ、やっぱり正月明けに見るのではなく、クリスマスに見たかったのが私の本音です。
昨年はとうとう一度もスケートリンクに脚を運ぶことが出来ませんでした。
クリスマスオンアイスの放送を見て何かウズウズとしてきました。
今年は、ぜひ!


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