オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

「ウエスト・サイド物語」

2010年09月30日 23時46分32秒 | ミュージカル
久し振りにミュージカル映画「ウエスト・サイド物語」のDVDを見る。
マリア役のナタリー・ウッドの美しさ。ダイナミックなダンスシーン。そしてバーンスタインの音楽の素晴らしさ。

「マリア」「トゥナイト」そして「マンボ」

このバーンスタインの音楽をフィギュアスケートで表情豊かに、そして体一杯で表現した鈴木明子さん。
映画を見ながら、改めて感嘆する。
音楽と一体となったフィギュアスケートの演技。その最高のものをみせてくれた鈴木明子さんの「ウエスト・サイド・ストーリー」
バンクーバーオリンピックでの演技を凄かったが、私は昨年暮の全日本選手権での演技が一番好きである。最後のステップシークエンスは何度見てもテレビの画面に引き込まれます。

「ウエスト・サイド物語」を語るつもりが、やはり鈴木明子さんになってしまった。
私にとって、やはり強烈だった。
鈴木明子さんの今シーズンのフリーはミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」の音楽。
ミュージカルの大好きな私にとって、たいへん楽しみである。





「前奏曲と愛の死」

2010年09月29日 10時19分53秒 | 今日、聴いたCD
ワーグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ」から「前奏曲と愛の死」

カール・ベーム指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
(国内盤 ドイツグラモフォン)1980年ウィーン、ムジークフェラインザールでの録音

ワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」は私にとって運命的で大切な作品である。高校生の時、もしこの作品に出会うことが無かったら、現在までクラシック音楽を聴き続けていなかったかもしれません。
本当は頻繁に全曲録音を聴きたいところですが何分、長大な作品なので部分的に聴く事が多い。この全曲録音の私の長年の愛聴盤は1966年のバイロイト音楽祭でベームが指揮したライブ録音である。やはり、これが最高である。カルロス・クライバーが指揮した録音(ドイツ・グラモフォン)がたいへん定評ありますが、音楽がスピード良く流れ過ぎて何か心にドスンと残るものが気薄に感じて非常に物足りない。やはり私はベーム盤である。

さて今日は全曲盤を聴く時間がないのでコンサート形式の「前奏曲と愛の死」を聴きました。
「前奏曲」ではウィーンフィルのチェロの何か訴えるような音色、そしてこれにホルンやオーボエが絡み本当に素晴らしい。こんな音色、ウィーンフィルしか出せない。
そして「愛の死」では、まさに、はかなさの極地である。イゾルデの独唱がなくオーケストラだけの演奏だけに余計に強く感じるのかもしれません。
この録音はベームの死の1年前の録音。ベームはバイロイトでのライブ録音でもわかりますが「トリスタンとイゾルデ」を非常に愛着を持っていたので、この録音は何かベームの遺言のように思えてなりません。

このあと、また内田光子のシューマンの「幻想曲」を聴いて感動を新たにする。第2楽章は何度聴いても魂が揺さぶられる思いである。何度も聴き直す。
純粋に美しいものを聴いたり、見たりして感動する心を大切にしたい。
絶対に理屈ぽく物事を見ないこと。
いよいよ来月からフィギュアスケートの新しいシーズンが始まります。
この気持ちで新しいシーズンを楽しみたい。

「アイ・ガット・リズム」

2010年09月27日 23時02分14秒 | フレンズ・オン・アイス2010
ネットで今年の「フレンズ・オン・アイス」の荒川静香さんと鈴木明子さんの映像を見ました。

http://skating.livedoor.biz/archives/51562500.html
http://skating.livedoor.biz/archives/51562510.html

残念ながら一昨日のCSの放送は見る事は出来ませんでしたが、今回はパソコンの小さな画面ですが、映像から、あの時の会場の雰囲気が伝わってきて、今は心地良い気持ちです。
そして当日の荒川静香さんと鈴木明子さんの演技の素晴らしさを再確認することが出来ました。
改めて生で見る事が出来た喜びを噛みしめるばかりです。




浅田真央さん、20歳(はたち)。

2010年09月25日 23時25分11秒 | 浅田真央さん
自分のことばかり考えていて、たいへんな事を忘れていました。
今日、9月25日は浅田真央さんの20歳の誕生日です。
お誕生日、おめでとうございます。

私は今だにバンクーバーオリンピックの録画をよく見ています。またいろいろなサイトで見つけた写真をパソコンに保存して、これまた、よく見ています。(公表出来ないのが残念)
浅田真央さんの魅力は演技はもちろんですが、豊かな表情にも感じます。一瞬を捉えた写真で見ると特に強く感じます。
オリンピックの表彰式で表彰台の上での表情。あの硬い表情から、その時の真央さんの心情が痛いほど伝わってきて胸が張り裂けそうな気持ちになります。
そして表彰式を終えて日の丸の旗を持ってリンクをまわるにつれて真央さんの表情がだんだんと柔らかくなるのを追うように写真で何度、見ても何かホッとした気持ちになります。

たいへんな大きな存在になり、我が国最高のアスリートと言っても過言ではありませんが、考えてみると真央さんは私の娘より1歳年下である。また私の店には真央さんと同世代の女子社員もいます。
それだけに真央さんの凄みをヒシヒシと感じます。
真央さんのことですから、誕生日と言っても、おそらく来月のNHK杯を目指して猛練習に明け暮れていることでしょう。
佐藤信夫コーチの元、20歳になり新しいスタートとなった浅田真央さんの演技を見ることを本当に楽しみにしています。

やけくそ

2010年09月25日 21時39分09秒 | 音楽
今日はCSでの「フレンズ・オン・アイス」の放送日。しかし私は昨日のコメントで述べた通り、見ることが出来ない。
このモヤモヤを解消するため今、ネットで4組のCDを予約する。衝動買いと言ってよいだろう。

①マーラー 交響曲第4番 朝比奈隆指揮大阪フィルハーモニー交響楽団
②R・シュトラウス 楽劇「エレクトラ」(全曲) サヴァリッシュ指揮バイエルン放送交響楽団
③モーツァルト ピアノ協奏曲第20番、第27番 内田光子(指揮とピアノ)クリーブランド管弦楽団
④チャイコフスキー 三大バレエ全曲 プレヴィン指揮ロンドン交響楽団

内田光子は11月に兵庫県芸術センターでクリーブランド交響楽団とモーツァルトの第23番と第24番を演奏します。チケットもまだ残っているらしい。行きたくてたまらないが「フレンズ・オン・アイス」の影響で財政難のため、見送りである。内田光子のモーツァルトは以前、大阪でオール・モーツァルトのリサイタルを聴いて、たいへん感銘を受けました。今年は残念ながらコンサートへは行けませんが、新録音のCDが楽しみです。
④はチャイコフスキーの三大バレエ全曲のアルバムはCD6枚組で1977円の超お買い得である。財政難の私は飛びついてしまいました。

今回、以上のCDを手配したことを財務大臣閣下はまだ知らない。数日前には浅田真央さんのCDも予約しています。
届いた時の弁明を今から考えなくてはいけません。

奈落の底

2010年09月24日 14時02分00秒 | 荒川静香さん
明日はCSでいよいよ「フレンズ・オン・アイス」の放送日である。
今年の春、我が家にCSの装置が来てから、残念ながら私自身、全米選手権のエキシビションの放送しか見ていない。使いこなしていないのである。いろいろなチャンネルがあるが見る暇がないのである。
今日の朝、明日の「フレンズ・オン・アイス」の放送を予約しようと番組表を確認して今頃になって愕然とする。
日テレG+のチャンネルはあるが日テレプラスのチャンネルがないのである。
我が家のCS放送はいろいろ事情があって地元のケーブルテレビ局と契約をしている。
ここが悲劇の始まり。この地元のケーブルテレビ局のチャンネルに日テレプラスが含まれていないことを今頃、知った情けなさ。自分のアホさかげんに嫌になってくる。
明日の「フレンズ・オン・アイス」の放送も来月の「THE ICE」の放送も見る事が出来ないという事実だけが今、ここにある。

あ~~。

「20歳、もっと跳ぶ」

2010年09月24日 13時47分17秒 | 2010-2011年シーズン
今日の朝日新聞の朝刊のスポーツ欄に久し振りに「真央らしく」が掲載されていた。
タイトルは「20歳、もっと跳ぶ」
いよいよシーズン開幕の実感が湧いてくる。
印象に残ったコメント。

「(五輪シーズンでは)がんばれば、ちゃんと結果がついてくるんだと思えた。もちろん、決して満足はしていない。満足してしまったら、そこで終わりになるから」

「昨季を経験して分かった、最後は絶対できる、大丈夫ってこと。だから来年、再来年を見据えながら、新しいことにチャレンジしていきたいんです」

浅田真央さんが見つめる視線の遥か向こうに4年後のソチ冬季オリンピックがあるのだろう。
私もしっかりと真央さんに、ついて行きます。

「パガニーニの主題による狂詩曲」

2010年09月23日 22時32分04秒 | 荒川静香さん
久し振りに荒川静香さんのトリノのオリンピックシーズンの映像を見ました。

http://skating.livedoor.biz/archives/51027745.html

今、見ても荒川静香さんの美しさ、素晴らしさに見とれるのみである。

ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」は荒川静香さんのプログラムの中で、今でも、私の大好きなプログラムの一つです。

あの頃、DVDの録画装置を持っていなかったのが本当に残念でたまりません。

私にとって荒川静香さんは永遠である。


本日はドヴォルザーク。

2010年09月22日 10時12分01秒 | 今日、聴いたCD
ドヴォルザーク チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ独奏)ダニエル・バレンボイム指揮シカゴ交響楽団
(国内盤 EMI「ジャクリーヌ・デュ・プレ・コンチェルトコレクション」より)1970年録音

ドヴォルザーク 交響曲第9番 ホ短調「新世界より」作品95
小澤征爾指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
(国内盤 FHILIPS)1991年ウィーン、ムジークフェラインでのライブ録音

この前のN響アワーの影響のためか、今日は朝からドヴォルザークのオンパレード。それも代表的な2作品を一気に聴く。
まずチェロ協奏曲。この曲の録音では、やはり私はジャクリーヌ・デュ・プレのEMIでの録音が一番好きである。私がこの録音を初めてレコードで聴いたのは高校生の時。今だに、この曲のベストワンである。
きれいごと無しの正に体を張った演奏。そして朗々と響くチェロの音(ね)。第1楽章のあの第1主題の響きは何か泣いている様に聴こえます。
こんな素晴らしい演奏していたデュ・プレが難病の為、早々と演奏活動を停止し、そして長い闘病生活の果てに42歳の若さでこの世を去るとは・・・彼女のことに思いを馳せると本当に悲しくなる。

そして交響曲第9番「新世界より」
この曲を聴くといつも何か郷愁を感じます。中学生の時、初めて聴いた生のオーケストラの演奏会で聴いた曲がシベリウスのヴァイオリン協奏曲と、この「新世界より」である。この作品は聴くたびにクラシック音楽の世界に初めて脚を踏み入れた頃を思い出し懐かしくなってしまいます。またそれを誘うような懐かしさを誘うメロディの魅力も大きい。
さてドヴォルザークの交響曲と言えばチェコフィル。水戸黄門様の印籠と同じですな。
しかし私はウィーンフィルの響きも大好きです。またこの録音はウィーンフィルの本拠地であるウィーンのムジークフェラインでのライブ録音である。指揮は小澤征爾さん。
見事にウィーンフィルのムジークフェラインの響きをとらえた録音。(と、言っても私は実際、行った事がありませんが・・・)
このCDを発売したFHILIPSはデッカに吸収されてしまった。このような響きの録音は守られるのだろうか?デッカも昔からウィーンフィルの録音を手がけてきましたが、同じウィーンであるがゾフィエンザールでのスタジオ録音が主力だったので、ちょっと違う。
第4楽章の最後、熱狂的な盛り上がりをみせた後、印象的で何か余韻をもってのエンディング。そして少し間をおいての聴衆の万雷の拍手。何とも言えない雰囲気が伝わってきます。まさにライブ録音の魅力でしょう。
小澤征爾さんとウィーンフィルのドヴォルザークの録音は第8番もあり、こちらも私のお気に入りの録音ですが、交響曲第7番の録音が無いのは残念。このコンビでの第3楽章は、ぜひ聴いてみたいものです。





  

N響アワーのドヴォルザーク。 

2010年09月20日 23時02分29秒 | NHK交響楽団
仕事を終えて帰宅後、昨晩のNHK教育放送でのN響アワー「哀愁の名旋律~メロディメーカー・ドボルザーク」の録画を見る。
チェロ協奏曲の第1楽章。チェロの何か訴えるような、あの旋律は本当にジ~ンと来るものがあります。
この曲の私の愛聴盤は今は亡きジャクリーヌ・デュ・プレのチェロ独奏によるEMI盤。まさに体を張ったような超名演。今度の休みの日に久し振りに聴くことにしましょう。
そして番組最後の曲は交響曲第8番。第3楽章はやはり泣けてくる。酒を飲みながらなので余計ドボルザークのメロディが身にしみます。
この前の休みの日に同じチェコの作曲家スメタナの「わが祖国」を聴いたばかりである。
しばらくチェコ音楽にドップリつかりそうである。
あと余談だが最近のN響の映像を見ていると時々若いお嬢さんがフルートのトップで演奏している。N響のメンバー表にはフルートのパートには女性の方の名前は無い。単なるエキストラなのだろうか?本当に気になります。

浅田真央さんのCD。

2010年09月19日 21時40分16秒 | 浅田真央さん
浅田真央さんと舞さんのCDが10月20日発売予定です。

「浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック2010-2011」(DVD付)

収録されている曲目は不明ですが予約してしまいました。

シュニトケの「タンゴ」が収録されているものと私は確信しています。

http://www.amazon.co.jp/%E6%B5%85%E7%94%B0%E8%88%9E-%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF2010-2011-DVD%E4%BB%98-%E3%82%AA%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%90%E3%82%B9-%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF/dp/B003YY8KCY/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1284899814&sr=8-1

ジャケットの表紙の写真を見るだけで、心がウキウキします。






今井遥さんの「ドン・キホーテ」への期待。

2010年09月18日 21時36分37秒 | 2010-2011年シーズン
今日は早番だったので、いつもより早めに帰宅できたので、ミンクス作曲バレエ「ドン・キホーテ」のDVDを見る。
バレエの美しく華麗な世界を見ていると、毎日のゴタゴタを忘れるものがある。
また私はバレエに関しては知識があまりないので、かえってストレートに楽しむことが出来るのかもしれません。
そしてバレエの先には、やはりフィギュアスケートがあります。
「ドン・キホーテ」と言えば私にとって、やはり中野友加里さんである。
私がDVDで残している中野友加里さんの「ドン・キホーテ」の映像はNHK杯で優勝した時の映像のみですが、何度見ても心を揺り動かされます。
その「ドン・キホーテ」の音楽で今井遥さんが今シーズンのSPに挑みます。
バレエ「ドン・キホーテ」の中で私が一番好きな場面は第1幕のこのバレエのヒロインのキトリの登場の場面である。真っ赤な衣装を着たキトリの躍動感あふれる登場は映像を巻き戻して何度も見てしまいます。ですから、ぜひフィギュアスケートでこの場面を見てみたいと思っていました。
今回、今井遥さんに期待していたのですが、どうも違うらしい。「ジプシーの踊り」とのことで第3幕第1場の居酒屋の場面の音楽かな?と勝手に想像しているこの頃である。来月末のGPシリーズのカナダ大会までのお楽しみである。
昨年のフリーはグラズノフのバレエ「ライモンダ」の音楽。今年は「ドン・キホーテ」
衣装も楽しみです。
なお今井さんのフリーの曲はボロディンの歌劇「イーゴリ公」から有名な「だったん人の踊り」である。フィギュアスケートでは、すっかり御馴染みの曲ですが、私の大好きな曲だけに今井さんの演技が楽しみです。
SP、フリーと私の大好きな作品を並べてくれた今井遥さん。どうしても期待が大きくなります。

サヴァリッシュの「わが祖国」

2010年09月17日 15時51分58秒 | 今日、聴いたCD
スメタナ 「わが祖国」(全曲)

ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮スイス・ロマンド管弦楽団

(輸入盤)SONY MUSIC 88697771452  1977年録音

ドイツ人の指揮したスイスのオーケストラによるチェコの作曲家の代表的作品という、たいへんアンマッチな組み合わせの録音のCDを入手。価格は890円という破格値で財政危機の私にとって正に救いの手である。
よく「お国物」という言葉が使われます。おそらく「わが祖国」=チェコフィルでしょう。私自身、チェコフィルの演奏する「わが祖国」の生の演奏を聴いたことがありますし、当然CDも持っています。その作品の根底に流れているその国々の民族の歴史やメッセージは当然、尊重し感動を憶える時もありますが、しかし私自身、「お国もの」という言葉には、こだわる方ではありません。いろいろなスタイルの演奏を聴いてみたい。時には「お国物」という言葉に対する挑戦的な演奏も聴いてみたいというのが本音である。
さて今回のサヴァリッシュの録音である。スイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者に就任して7年目を迎えた頃の録音である。サヴァリッシュはどうしてもバイエルン国立歌劇場、NHK交響楽団の指揮者というイメージが強すぎてスイス・ロマンド管弦楽団の時代を忘れがちである。来日してN響とベートーヴェンやブラームスなどドイツ物を頻繁に指揮していた頃、スイスで、こんな録音を残していたとは面白い。
またスイス・ロマンド管弦楽団もアンセルメのレパートリーのイメージが強いので、スメタナの大曲とは、こちらも面白い。
録音の頃、演奏会で採り上げて評判が良かったのだろうか?
演奏はサヴァリッシュらしく、じっくりと構えた演奏であるが、息苦しさはなく、特に第2曲「モルダウ」では、曲の美しさがストレートに伝わってきます。この演奏の指揮者名を伏せたらサヴァリッシュ指揮による演奏とは、とても思わないでしょう。
第3曲「シャールカ」の迫力のある演奏。
終曲の第6曲「ブラニーク」の後半ではチェコフィルの演奏だったらエンジン全開の盛り上がりになるのですが、この演奏では逆に引き締めているようで、この頃のサヴァリッシュらしく感じました。
面白い演奏だった。サヴァリッシュはチェコフィルとの関係も良かったようなので、ぜひチェコフィルとの「わが祖国」も聴いてみたかったものである。
またスイス・ロマンド管弦楽団との録音は、これだけであろうか?アンセルメの時代を払拭した録音が他にもあるのだろうか?
サヴァリッシュは私自身、思い出深い、好きな指揮者だけに、いろいろ聴いてみたいものである。

わが郷土。

2010年09月16日 23時28分40秒 | 荒川静香さん
本日の夜、「秘密のケンミンショー」(日本テレビ系列)を見ていると、わが郷土が紹介されていた。私の家のすぐ近所の高校も映っていました。
私にとっては別に不思議なことではないが、やはり全国的視点から見ると不思議なことなのであろう。

日本テレビ系列では「GOING!特別版 フレンズオンアイス2010完全密着」が放送予定との事。
9月25日(土)10時30分~11時30分(関東ローカル)
10月2日(土)9時25分~(RNC:岡山・香川)
10月9日(土)10時30分~(FBS:福岡・KYT:鹿児島)
3年連続で新横浜まで「フレンズ・オン・アイス」を見に行ったファンが県内にいるというのに、わが郷土は一週間遅れの放送のようである。さすがは西日本放送である。
荒川静香さんとフレンズの皆さんの映像である。とにかく見逃せません。DVDに録画して永久保存である。

「フレンズ・オン・アイス」の公式サイトに初めて見るキッズスケーターたちとの集合写真。
あの、オチビちゃんもいました。
http://www.friendsonice.com/index.html




内田光子のシューマン「幻想曲」

2010年09月15日 12時44分11秒 | 今日、聴いたCD
シューマン 「ダヴィッド同盟舞曲集」
      「幻想曲」
ピアノ独奏  内田光子
(輸入盤 DECCA 478 2280)2010年5月録音

待ちに待ったCDが到着した。
もし「現役のピアニストの中で一番好きなピアニストは?」と聴かれると私は迷うことなく「内田光子」と答えるでしょう。
モーツァルトのソナタや協奏曲も良かったが、私は一連のシューベルトのピアノソナタと即興曲の録音で、私にとってのピアノ演奏は彼女抜きでは考えられない状態になってしまった。
シューマンの作品では交響曲が有名ですが、私はピアノ独奏曲と歌曲が一番と思っています。
そして今回はシューマンピアノ作品2枚目のCDである。今回は私の大好きな「幻想曲」の録音が含まれているので本当に楽しみでした。最初の「ダヴィッド同盟舞曲集」を飛ばして、「幻想曲」から聴く。
「幻想曲」はシューマン独特の不安定さと情熱が入り混じって湧き出てくる作品と言うべきか?輝かしさ、力強さと暗さ、静けさ。
そんな作品の内田光子の演奏。第2楽章が素晴らしかった。シューベルトの録音と同様、どこまでも厳しく深い。そして魂の乱舞。ロマンティシズムと言う言葉では納まりきれない演奏。第3楽章はまさに静寂の世界。ひたすら静かな世界。そして、それを迎えきれない感情が胸を打つ。
今年は生誕200年のシューマンイヤー。その記念の年に私にとって最高の演奏でした。