オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

今日聴いたCD,10月31日

2014年10月31日 15時24分39秒 | 今日、聴いたCD
①ヴォーン・ウィリアムズ 交響曲第2番「ロンドン交響曲」マーガレット・プライス(ソプラノ) (1971年録音)
②ヴォーン・ウィリアムズ 交響曲第3番「田園交響曲」(1968年録音)
③ヴォーン・ウィリアムズ 交響曲第1番「海の交響曲」シーラ・アームストロング(ソプラノ)ジョン・キャロル・ケイス(バリトン)ロンドン・フィルハーモニー合唱団(1968年録音)
 
エードリアン・ボールト指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

おそらく私の周辺では、私がクラシック音楽を長年聴いていることを知っている方は少ないでしょう。おそらく、そのことを知っても信じる方は、いないでしょう。
「O(私のこと)がクラシック音楽?ウソでしょう!」と
そのくらい一旦、外へ出ると私とクラシック音楽はアンマッチな組み合わせと思われてもしかたがない。
よく家族や親しい人には言うことがあります。
「仕事をしている時の顔は私が生活して行くための顔、しかしクラシック音楽を聴いている時が私の本当の顔」
よくこんなことを言われることがあります。
「昔、学校の音楽の時間は退屈でした。しかし、あなた(私のこと)はその頃から(クラシック音楽が)お好きだったのですか」と。
いえいえ私も小・中学校の時の音楽の時間は、さっぱりダメだった。何ら恩恵を受けていない。
例えば中学の音楽の時間に聴かされたビゼーの組曲「アルルの女」
この音楽は本当は劇音楽であり、ストーリーはアルルの女に恋した村の若者が、最後にファランドールの音楽の最中、その恋の葛藤から窓から飛び降りて命を絶つというストーリーなど授業では一切説明はなかった。
単に眠気を起こさせるために、聴かされていただけである。もしこのストーリーを知っていて聴いていたら、感じやすい中学生の時でなので、また違った気持ちになっていたかもしれません。
そう言えば私の大好きなブルックナー、マーラー、シベリウス、R・シュトラウスなどの作品は全く音楽の時間には無縁で、その頃、存在すら知らなかった。
そう言えば、あの頃、学校と同じ授業用の鑑賞のための音楽だけを集めたレコードを買ってもらって、熱心にお勉強していた優等生がいたな。
今も、その子は音楽を聴いているのだろうか?
逆に音楽の授業が苦手で、劣等生だった私が全く音楽の授業とは、関係ないところでクラシック音楽に興味を持ち、現在でも聴き続けているのは面白い。
いかんグドグドと年寄りの昔話になってしまいました。失礼しました。

さて本日、5枚のCDがセットになったエードリアン・ボールト指揮によるヴォーン・ウィリアムズ交響曲全集(EMI盤)が届く。
送料込で2100円と超お買い得価格でした。
ヴォーン・ウィリアムズの作品も、おそらく学校の音楽の時間には無縁な存在でしょうなあ。
イギリス独特の雰囲気、また時には、それに逆らうような、とっつきにくさがあるヴォーン・ウィリアムズの交響曲。
この一筋縄ではないヴォーン・ウィリアムズの交響曲全曲をイギリス音楽の大家エードリアン・ボールトの指揮で改めて聴き直していくことになります。
今日は第1番から第3番までを聴く。
ボールトの指揮で全体に流れているのは、やはり「風格」
「海の交響曲」の勇壮さ、そして表情豊かな演奏は素晴らしい。
さて余談だが私のCD棚にEMIのロゴのディーリアス、ウォルトン、ホルストのイギリスの作曲家たちの作品全集、そしてバルビローリ指揮によるイギリス音楽全集のCDのセット物が並んでいて、そして今回、ヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集。
なぜかEMIのロゴに、こだわる私。
御存知の通り今までのEMIの録音はワーナーが取扱い、販売するようになったので、今後、これらのイギリス音楽の録音が、どうなるのか心配である。
また、これらイギリス音楽のCDはワーナーのロゴよりEMIのロゴの方がお似合い?と勝手な私の思いこみ。
そういえばコリン・デイビス指揮アムステルダム・コンセルトへボウ管弦楽団によるストラヴィンスキーの三大バレエのCDもデッカではなく、PHILPSのロゴに、こだわりましたなあ。
それにしても販売会社のロゴにこだわるなんて、本当に病的ですなあ。




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マディソン・チョック&エヴァン・ベイツの「パリのアメリカ人」

2014年10月31日 10時08分27秒 | 私はアイスダンスが大好き!


今年のグランプリシリーズ初戦、スケート・アメリカでのアイスダンスの優勝はアメリカのマディソン・チョック&エヴァン・ベイツのカップル。
ソチ冬季オリンピックでは8位、そして3月の世界選手権では5位。
ミュージカル「レ・ミゼラブル」の音楽での演技は強く印象に残っています。
今シーズンのフリーはガーシュインの「パリのアメリカ人」
いよいよ実力が開花してきたという気持ちが強くしました。
今回はネットでの画面ですがCSのテレ朝チャンネル2では11月5日の放送予定。
放送が待ち遠しいです。




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今日、聴いたCD,10月28日

2014年10月28日 16時51分56秒 | 今日、聴いたCD
①ストラヴィンスキー バレエ音楽「火の鳥」(1910年オリジナル全曲盤) コリン・ディヴィス指揮アムステルダム・コンセルトへボウ管弦楽団(1976年録音、Philips盤) 
②プッチーニ 歌劇「蝶々夫人」全曲盤より ミリアム・ガウチ(S)アレクサンダー・ラハバリ指揮チェコスロヴァキア放送プラティスラヴァ交響楽団(1991年録音 NAXOS盤)
③ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番ニ短調 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)リッカルド・シャイー指揮ベルリン放送交響楽団(1982年録音、Philips盤)
※オーケストラ名の表記は録音当時の名前を表記しました。

今日は仕事は休みだが、まだ一歩も外へ出ていない。仕事の疲れのため、それとも歳のせいか?
昼寝以外はCDを聴く。
今日聴いたCD.ひどい選曲。ロシア音楽にイタリアオペラ。何らつながりのないハチャメチャですな。気分の、おもくくままであるが、やはりシーズンの始まったフィギュアスケートの影響があるのは間違いないようだ。

「火の鳥」はすっかりフィギュアスケートでは、お馴染みの作品になってしまった。昨シーズンは町田樹君、そして今シーズンはロシアのアンナ・ポゴリラヤがフリーで披露してくれている。ジャパンオープンでのポゴリラヤの火の鳥をあしらった衣装、素敵だったな。
フィギュアスケートでは、ほとんど組曲形式より全曲盤が使用されているのが本当に嬉しい。
録音はコンセルトへボウ管弦楽団の分厚く美しい響きの演奏。最高のアナログ録音でしょう。
「火の鳥」の次に歌劇「蝶々夫人」を聴きたくなった。昨晩見た長洲未来さんの演技の影響だろう。
今日、10種類ほど持っている全曲盤の中から選んだのはNAXOS盤。
ガウチの蝶々さんもいいし、ラハバリ指揮のオーケストラも、丁寧で、しっかりとした演奏を聴かせてくれて私はたいへん気に入っています。
隠れた名盤と言うべきか。
素敵な演奏です。今も、このCD手に入るのかな?
最後はラフマニノフのピアノ協奏曲第3番。
エレーナ・ラジオノワの影響か。
本当にモロ、フィギュアスケートの影響。我ながら物凄い単純さである。






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スケート・アメリカ、女子シングル・フリー

2014年10月28日 09時30分07秒 | 2014-2015年シーズン
グランプリシリーズ・スケートアメリカから女子シングル・フリーのBSでの放送の録画を見る。
まず今井遥さん。
プログラムはバレエ「ジゼル」からの音楽。
バレエ音楽となると血が騒ぐ私。
悪くなかったと思います。
しかし以外とポイントが伸びなかったなあ。
手堅く、まとめようという気持ちが強かったのかな?
今回はショートプログラムでの、つまずきが痛かった。
次の出場はフランス大会。
フランス大会に期待しましょう。

優勝はショートプログラム2位からの逆転のエレーナ・ラジオノワ。
浅田真央さんのソトニコワに次ぐロシアの2番目の妹分(と、私は思っている)の優勝は、やはり嬉しいねえ。
遂に飛び出て来たかという気持ち。
ジャパン・オープンの時より、さらにスケール感を増してきたように感じました。
顔の表情が本当にいいなあ。
ラフマニノフのピアノ協奏第3番の最大の聴かせ所は、やはり第3楽章のフィナーレ。
演技と曲との一体感は素晴らしかった。
これから、まだまだ体が大きくなると、さらに魅力を増すでしょう。

3位のグレーシー・ゴールドのフリーはミュージカル「オペラ座の怪人」の音楽。
どうしても昨シーズンの鈴木明子さんのフリーと比べてしまう。
感情移入、気迫など、やっぱり鈴木明子さんの方が上回っていたように感じます。
まだシーズンが始まったばかり。
来年1月の全米選手権には、どこまでレベルアップをしているか見守って行きたい。

解説は荒川静香さん。
いよいよ来月はご出産予定ですが、元気に解説を務めてくれて、本当に嬉しい。
そう言えば、私の家内も出産1か月前まで働いていたな。
とにかく健やかなお子さん生まれて欲しい。

昨日、スカパ!の契約番組を変更する。
テレ朝チャンネル2を契約。
理由は簡単。録画放送になりますがグランプリシリーズを全て見るためです。
早くペアとアイスダンスを見たい。
アイスダンスの優勝は私が注目しているアメリカのマディソン・チョック&エヴァン・ベイツ組。
昨シーズンのフリーダンスでの「レ・ミゼラブル」は強い印象に残っている。
今シーズンのSDはバレエ「ドン・キホーテ」の音楽、そしてFDはガーシュインの「パリのアメリカ人」とのこと。
早く映像を見たい。
2位はマイア・シブタニ&アレックス・シブタニの兄妹カップル。
フリーダンスの写真を見ると兄貴のアレックスは燕尾服姿。
曲目はヨハン・シュトラウス2世のワルツ「南国のばら」「美しき青きドナウ」らしい。
ウィンナワルツ!
こちらも早く映像を見たい。
シングルのプログラムではボーカル入りが話題になっているのですが、以前からボーカル入りが認められているアイスダンスで、ボーカルなしのクラシック音楽で勝負しているのが興味深い。
それにしてもアメリカのアイスダンスでは今までメリル・デイビス&チャーリー・ホワイトの独壇場でしたが、きちんと後(あと)が続いているのは、さすがである。今シーズンもアイスダンスはアメリカ勢から目が離せません。
とにかく放送が待ち遠しい。






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町田樹君のベートーヴェンの交響曲第9番

2014年10月28日 08時52分56秒 | 2014-2015年シーズン


遂に見た町田樹君のベートーヴェンの交響曲第9番。
凄かった!
大変なプログラム。
正にこのベートーヴェンの作品の重みとの戦いだと思います。
フィギュアスケートで、ここまで表現できるのかと言う感じ。
フィギュアスケートの持つ領域が、また一つ広がったと強く感じました。
まだまだ粗さがあり未完成の部分も見受けられますので、これから今シーズンの終わり頃には、どれだけの完成度を見せてくれるのか、本当に楽しみになってきました。

さて解説は織田信成君。
昨シーズンのグランプリシリーズまでは佐野稔氏。
佐野氏の、荒っぽい解説にうんざりしていたので、私としては大歓迎です。
今後の織田君の解説にも期待していきたい。




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町田樹君はベートーヴェンの第9

2014年10月24日 18時24分58秒 | 2014-2015年シーズン


いよいよグランプリシリーズ開幕。
初戦はアメリカ大会。
今シーズンからシングルもボーカル入りのプログラムが認められました。
そして、いきなり究極の曲目が登場。
何とベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」
この曲で演技をするのは町田樹君。
やっぱり町田君は、やるのお~。
ガツンと日本人の底力。
いいぞー!
放送が楽しみです。


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今頃やっと見たジャパンオープン2014

2014年10月24日 16時44分49秒 | 2014-2015年シーズン
たいへん情けないことに今年のジャパンオープンの録画を、やっと今日、見ました。
本当に情けない。
それにしても、これでもかと言うくらいCMの嵐。
女子シングル見たさに、男子シングルは早送り。
ゴメンナサイ。
毎年、ジャパンオープンの楽しみはシーズン初めなので、演技の完成度より、今シーズンの新しいプログラムを初めて見ることの出来る期待感。
今回は特に、選曲も素晴らしく音楽ファンの私は楽しく見ることができました。

アンナ・ポゴリラヤの「火の鳥」、長洲未来さんの「蝶々夫人」、宮原知子さんの「ミス・サイゴン」、エレーナ・ラジオノワのラフマニノフ、アシュリー・ワーグナーの「ムーラン・ルージュ」、村上佳菜子さんの「オペラ座の怪人」

いよいよ今シーズンからシングルもプログラムにボーカル入りが認められました。いろいろ賛否両論のようですが、私は気になりません。アイスダンスで鍛えているからね。今まで以上に表現の幅が、広がるものと思っています。
今回見たアシュリー・ワーグナーの「ムーラン・ルージュ」ではボーカル入りだからこそ、演技に迫力感が出たものと思っています。
今後、朗々と歌われているオペラアリアをバックにした演技も見られるものと秘かに期待しています。

演技の中で一番、印象に残ったのはアンナ・ポゴリラヤとエレーナ・ラジオノワの2人のロシアの娘さんの演技。
ポゴリラヤはストラヴィンスキーのバレエ音楽「火の鳥」。衣装が素晴らしい。
3月の世界選手権と比べて、その成長感を実感する。
そしてラジオノワ。
まだ昨シーズンの衣装のイメージが強く残っていたのですが、今回は見事なブルーの衣装。大人っぽく見える。
音楽はラフマニノフのピアノトリオとピアノ協奏曲第3番から。
ロシアのロマンあふれるラフマニノフの音楽に負けない強さのある見事な演技。
演技の最後、ピアノ協奏曲第3番第3楽章のフィナーレの音楽に乗っての演技は、スケールの大きさを強く感じさせるものがありました。
今シーズンも特にロシア勢には目が離せません。







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「徹子の部屋」の荒川静香さん

2014年10月24日 16時06分35秒 | 荒川静香さん
今日、正午よりテレビ朝日系列「徹子の部屋」を見る。
ゲストは荒川静香さん。
出産を来月に控えていますが、一段と美しさが増したように感じる。
新しい生命(いのち)の誕生を心から待ち望み、喜びをかみしめているのが、顔の表情、声の覇気などから感じることが出来ました。
それが一段と美しさとして輝きを増しているのでしょう。
番組を見ている私も嬉しかった。
2週間前までスケート靴を履いて、スケートリンクに立っていたのこと。
出産後の復帰を考え、少しでもスケートリンクに立たない期間を少なくしたいという意図らしい。
健やかなお子様を授かりますように、心から願うばかりである。




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荒川静香さん、「徹子の部屋」に出演

2014年10月23日 23時12分23秒 | 荒川静香さん
明日24日の正午からのテレビ朝日系列の人気番組「徹子の部屋」に荒川静香さんが出演します。
荒川静香さんの出産を前にしての思い、そしてスケート連盟の副会長就任の件など、いろいろな話を聞けるものと思っています。
私は明日は公休日なので、見逃すことは、まず無いと思いますが、念のため録画予約しました。
この番組情報を知らせて下さったいちごぱん様、本当に、ありがとうございました。


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来月はボリショイバレエ

2014年10月21日 16時11分40秒 | バレエ


このところ仕事面でハードな毎日が続いている。特に昨日と一昨日は朝6時前に出社しているので、さすがに、きつかった!
今日は公休日なので、しっかりと寝るぞ!と思っていたが、悲しいかな、いつも通りに目が開いてしまった。これも歳を取ってきたためだろうか?
朝、テレビのワイド―ショーを見ていると、ふと音楽雑誌「レコード芸術」の最新号が発売されていることに気が付く。仕事に追われて、すっかり忘れていた。慌てて買いに行く。
ニコラウス・アーノンクールのインタビューか!これは、じっくりと読ませてもらおう。
11月号の特集は音楽評論家の多数決による「名曲名盤500」の第3弾である。
この種の企画には、若い頃は素直に参考にしていた時期もありましたが、自分自身、だんだんと、いろいろな録音を聴くことによって、全く参考にしなくなった。バカバカしくなっていた時もあった。
そして今は、自分の抱いているベストワンとのアンマッチを楽しんでいる。アンマッチが多ければ多いほど、何か優越感を感じてしまう私である。
「こいつら(音楽評論家)、こんな程度か」と思いながら。
レハールの喜歌劇「メリー・ウィドウ」はカラヤン盤がベストワンに輝いていた。マタチッチ盤のシュヴァルツコップの歌う気品あふれるハンナ、ニコライ・ゲッタの甘い声。歌の魅力でもカラヤン盤を大きく引き離していると思っているのですが、しかし世間様は違うのである。多数決では違うのである。
そして今回はマーラーの交響曲全曲も採り上げられている。
ベストワンはアバドとバーンスタインばかり。何か当たり前過ぎて面白くないのお~。
「大地の歌」ではブーレーズ盤がワルター盤(デッカ)を抜いている。またワルター盤に投票しているのは10人中3人。第1番「巨人」のワルター指揮コロンビア響の録音も3人。
これも多様化した時代の流れか!しかし何か寂しい。ワルターの演奏からにじみ出てくる情感が、もう伝わってこない時代なのだろうか?大指揮者ワルターも、世間様にとって過去の遺物なのだろうか?いろいろ考えさせられる。
さてマーラーの項を読んでいて大発見。
いつもお世話になっているハル様がマーラーで、ご推奨しているノイマン指揮チェコフィルの録音が1枚も登場していない。
これは快挙かもしれない。
音楽評論家たちは、おそらく真面目にノイマンの録音を聴いていないのだな。気が付いていないのだな。
何を隠そう私も「大地の歌」の録音ではノイマン指揮ウィーンフィルによる海賊盤を秘かに楽しんでいる。また私は今ノイマンのライプツィヒ・ゲバントハウス管弦楽団の時代のマーラーの録音を追いかけている。
これぞ一般の音楽ファンのCDを聴くこと、CDを追いかけることの醍醐味。音楽評論家には分かるまい。
販売会社の思惑に左右されないで、自分の音楽の対する感性、思いだけを頼りにCDを聴き込んで行く楽しさ。
私は、これからも、そうありたい。

さて昨晩、疲れきって帰宅して、疲れ切ってグッタリして遅い夕食を取っていると財務大臣閣下(私の妻らしい)が一言。
「あと1か月したら大阪へバレエを見にいくのでしょう」
これまた、忘れていた。チケットも神棚に放り上げたままである。
そうだ、来月末、昨年、新装にまった大阪フェスティバルホールへボリショイバレエを見にいくのだ。
あの美しいスヴェトラーナ・ザハロワが踊る「白鳥の湖」を見にいくのだ。
いよいよフィギュアスケートのグランプリシリーズも始まり、来月はボリショイバレエ。
とにかく元気!元気!元気!である。



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ニース杯の大庭雅さん

2014年10月21日 11時21分16秒 | 2014-2015年シーズン


フランスのニースで開催された「ニース杯」での大庭雅さんのフリーの演技。
音楽は昨シーズンと同じの ミュージカル「レ・ミゼラブル」の音楽。
ロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワに次ぐ2位で良かったね。
細かいミスはありましたが順調な仕上がりのようです。
大庭雅さんの魅力は、やはりジャンプ。
さらに滑り込んで磨きをかけて欲しい。
大技も期待しています。
今シーズンは、いよいよグランプリシリーズに初出場。
ロシア大会を楽しみにしています。




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いよいよグランプリシリーズ(2014-2015年シーズン版)

2014年10月17日 09時41分17秒 | 2014-2015年シーズン
いよいよ今月24日からシカゴでのスケートアメリカを皮切りに今シーズンのグランプリシリーズが始まります。
2月のソチでの冬季オリンピックを終えての新しいシーズン。次のオリンピックを見据えての初めてのグランプリシリーズ。
私はフィギュアスケートの種目では、今、たいへんアイスダンスに、たいへんハマっています。そしてペアも。
しかし、私は、やっぱり女子シングルが一番好きです。
フィギュアスケートは毎日、厳しく苦しい練習に練習を重ねて習得したジャンプやスピンなどが、競技会では、有無を言わさず、無慈悲なくらい細かく評価され数値化される。
それでも美しい乙女たちや少女たちは、失敗をおそれず懸命に前を見据えて立ち向かっていく。
そして跳ぶ!舞う!
その姿を見て、やはり私は心を動かされいるに違いありません。
今シーズンは、鈴木明子さんと安藤美姫さんの引退。そして浅田真央さんの休養と今までと大きく顔ぶれが変わってきます。
彼女たちの演技が見られないのは残念で、正直、寂しいですが、その反面、若いスケーターにとって、飛躍する大きなチャンスです。このチャンスを上手に掴んで、次の冬季オリンピックへの道筋を作って欲しい。
誰が飛び出てくるか見極めたいし、これが今シーズンの最大の楽しみです。
今シーズンのグランプリシリーズでは本郷理華さん、大庭雅さん、加藤利緒菜さんが1試合ずつですが初めてグランプリシリーズに出場します。
世界の大舞台で固くなることなく、自分の持てる実力を全て出し尽くして欲しい。そして年末の全日本選手権で表彰台に昇って、一気に来年3月の世界選手権まで突っ走ってもらいたい。そのくらいの勢いと欲が欲しい。
今年の全日本選手権は次の冬季オリンピックシーズンを占うためにも注目しています。誰が出てくるのかと・・・。
また大庭雅さんはトリプルアクセルに挑戦しているとのこと。ぜひ成功して欲しいと願うばかり。
こちらも期待が膨らみます。
さて海外では、やはりロシアの娘さんたちが気になります。
ロシアはアデリーナ・ソトニコワ、エリザベータ・タクタミシュワ、ユリア・リプニツカヤ、エレーナ・ラディオノワ、アンナ・ポゴリラヤと多士済々。他にも今年の世界ジュニアでもお判りだと思いますが、まだまだいる。ロシアの女子シングル界は凄いことになるでしょう。
ロシア選手権も楽しみですね。
さてさて、私自身、まだファンタジーアイスやジャパン・オープンの録画をまだ見ていません。
グランプリシリーズが始まるまでに早く見なくては。

最後にシーズン前の吉例、私の好きなスケーターを挙げておきます。プロ、アマ、引退スケーター混合。(敬称略)

今まで一番好きなスケーターには荒川静香さん一人だけを挙げていましたが、とうとう鈴木明子さんを並べてしまった。
この前、高橋大輔さんの引退のニュースを見ていたら特別キャスターで中野友加里さんが出演していた。久し振りに見る中野友加里さんのお姿。
嬉しかった!
アリッサ・シズニーのことを考えると胸が痛くなる。あれだけの美しい演技を見せたシズニー。しかしケガに泣かされての引退。早くアイスショーで復帰して欲しいものである。
加藤利緒菜さんは、どこか雰囲気が中野友加里を感じるものがあり気になっています。

一番好きなスケーター       荒川静香、鈴木明子
その次に好きなスケーター     中野友加里
そしてその次に好きなスケーター  浅田真央、アリッサ・シズニー、アデリーナ・ソトニコワ
その他私の好きなスケーター   ユリア・リプニツカヤ、レイチェル・フラット、アグネス・ザワツキー、クリスティーナ・ガオ、イリーナ・スルツカヤ、ラウラ・レピスト、今井遥、石川翔子、西野友毬
一番の期待             本郷理華
私の期待の星            大庭雅、加藤利緒菜、佐藤未生
おじさんのアイドル         李子君    
何故か気になるスケーター    松田悠良
私のお姉さま            佐藤有香
私の姐さん              シェイリーン・ボーン 
一緒に歩いてみたいスケーター  浅田舞


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高橋大輔さんの「道」

2014年10月14日 20時21分29秒 | 2014-2015年シーズン


高橋大輔さんの引退の報を聞いて、もう一日が経とうしていますが、まだ、その衝撃が消えない。
久し振りにバンクーバー冬季オリンピックでのフリーの演技を録画したDVDを引っ張り出して見る。
見ていて、あの時に戻ったような気持ち。
ニーノ・ロータ作曲の映画「道」の哀愁あふれる音楽。
やはり感動的な演技である。
夕方5時からフジ系列の報道番組の特集を見る。
「バンクーバーでの表彰台からの景色は今も忘れられない」という記者会見での高橋大輔さんのコメントが、たいへん印象に残りました。
そして番組では何と中野友加里さんが特別出演。
久し振りに見る中野友加里さんの御姿。
中野友加里さんの御姿を見ると何か平常心でいられない。
ポーとして中野友加里さんの映っている映像を見つめる。
高橋大輔さんの記者会見での「目標は定まっていない。悩んで決めたい」という発言に対して、アナウンサーからの「本当に目標は何でしょう」と問いに対して、中野友加里さんはズバリ「結婚でしょう」との答え。
「お~」と思はず叫んでしまいました。
それにしても、この引退の衝撃は、やはり一つの時代が終わったと言う気持ちが強いからでしょう。
高橋大輔さん、本当にお疲れ様でした。
アイスショーなどで、また、あの素晴らしい演技を見ることが出来るものと信じています。




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今年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本

2014年10月14日 10時57分39秒 | 音楽
この前の日曜は夜9時からNHK・Eテレで9月のNHK交響楽団の定期演奏会。そして夜中にはBSで今年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本の放送。昼間はフィギュアスケートですがジャパン・オープンの放送。録画に大忙しであった。
そして昨晩から今日の朝まで、N響、そしてサイトウ・キネンと一気に録画を見る。

まず9月のNHK交響楽団の定期演奏会。プログラムはモーツァルトの交響曲第40番とチャイコフスキーの交響曲第5番。
指揮はN響の名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテット。
まずモーツァルトの第40番。早いテンポで一気に走り過ぎたという感じで肩透かし。そしてチャイコフスキー。
N響のチャイコフスキーの交響曲第5番には、過去、マタチッチやスヴェストラーノフによる怪演と言ってもいいほどの演奏の歴史があるだけに、やはり比べてしまうのは酷であろうか。会場では、また違った響きだったかもしれませんが、放送では何かズシリとくるもの、重厚なロシアのロマンを感じることが出来なかったのが残念だった。
何か不完全燃焼の気持ちで番組の最後の「N響名演集」で目が覚める。
1990年のブロムシュテット指揮による定期演奏会からグリーグの「ペール・ギュント」第1組曲。
第1曲の「朝」で、弦の響きの分厚さ驚く。第2曲の「オーゼの死」も同様。今回のモーツァルトやチャイコフスキーでの響きと大違い。
この後、N響はシャルル・デュトワを音楽監督に迎え、技術的の大きくレベルアップしたはずなのに何故?と思ってしまう。
指揮者の年齢の関係?それともコンサートマスター?
1990年の映像ではコンサートマスターは徳永二男氏。その横には山口裕之氏。お二方とも今は既にN響を退団している。
コンサートマスターが違うだけで、これだけ響きが変わってしまうものであろうか?
いろいろ考えさせられた放送でした。しかし、これがオーケストラを聴く面白さかもしれない。

さて今年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本。
放送されたのはオーケストラ演奏会からベルリオーズの「幻想交響曲」とオペラ公演からヴェルディの歌劇「ファルスタッフ」全曲。
「幻想交響曲」の指揮は小澤征爾氏。小澤さんは今年79歳。椅子に座って、時々、立ち上がっての指揮ぶり。
映像を見ていて、あの小澤さんも椅子に座って指揮する時代になってしまったのかという何とも言えない複雑な気持ち。
東京での大学生時代に初めて接した小澤さんの姿。
首からは、ビーズ?のネックレス。そして真っ黒の髪の長髪。その長髪が指揮をしている後ろ姿を見ていて揺れている姿は、長い年月が経ってしまいましたが、今も忘れることが出来ません。
小澤さんも私も歳を取ったということか!
高校生の時、初めて買った小澤さんのレコードが「幻想交響曲」。小澤さんがボストン交響楽団の音楽監督になって直後の録音。
今回の放送を聴いていて、やはり初めてレコードで聴いた小澤さんの演奏とダブってしまう。
小澤さんには、いつまでもお元気で日本の音楽界を引っ張って欲しいと強く思うばかりである。

さて次はヴェルディの歌劇「ファルスタッフ」全曲。
指揮はファビオ・ルイージ。演出はデイヴィッド・ニース。
映像を見るまで、もし背広を着たファルスタッフが登場したらどうしようか?と思っていたのですが、この不安は幕が開くと吹っ飛んでしまった。
シェークスピアの時代が見事に演出されていた。
最近、オペラの演出の斬新さとは何だろうと疑問に思っていたので、今回の演出は嬉しかった。
オペラの演出は、やっぱり音楽を生かすものであって欲しい。
久し振りにヴェルディの最後のオペラである「ファルスタッフ」を心から楽しむことが出来ました。
来年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本のプログラムは何だろうか?今から楽しみになってきました。






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高橋大輔さん、引退!

2014年10月14日 09時02分34秒 | 2014-2015年シーズン
朝、起きて直ぐ、高橋大輔さんの引退を知る。やはり私にとって衝撃的である。
バンクーバー冬季オリンピックでは男子シングルでは日本人で初めてのメダリスト。
フィギュアスケートを人気スポーツに引き上げた最大の功労者と言っていい。
鈴木明子さんに続いて高橋大輔さんの引退。やはり寂しい。
昨年まで6年続けて会場で見ることが出来たフレンズオンアイス。
私が見た全てのフレンズオンアイスで高橋大輔さんの姿を見ることが出来た。
それだけに個人的な思い出も、たくさんある。
初めて高橋大輔さんを見たのは2008年のフレンズオンアイス。
第1部の最後、今は語り草となったグループ演技による「オペラ座の怪人」
後半に登場して披露したステップは本当に凄かった!絶品だった。
そして2010年のフレンズオンアイスでは「マンボ」の初お披露目を見ることが出来ました。
演技後、会場内は総立ちの大興奮!私も心の底まで、しびれました。
そして、私としては絶対に忘れてはいけないのは2012年のフレンズオンアイスでの高橋大輔さん、荒川静香さん、安藤美姫さんの3人による「白鳥の湖」です。
私にとってフィギュアスケートを見る楽しさ、そして贅沢さを正に極めることを出来た最高の瞬間だった。
他にも、いろいろなことが走馬灯のように蘇ってくる。
高橋大輔さんの魅力。
やはり、リンクに姿を現しただけで、パッと会場内が明るくなる華やかさ。姿を見ただけで思わず拍手したくなるオーラ。
同性から見ても、惚れ惚れする男の魅力。
我が国の男子シングルのスケーターでは最高のスケーターと言っても言い過ぎではない。
今後、高橋大輔さんが、どうなるのか午後の記者会見で明らかにされると思いますが、プロスケーターとして、もっと輝きを増して欲しいという気持ちが私には今、強いです。


2010年フレンズオンアイスより



2012年フレンズオンアイスより


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