最近、いろいろな訃報に接してのコメントが多くなってきた。
そして、またコメントしなければいけない事となった。
本当に辛い。
昨日、7月31日、元横綱・千代の富士の九重親方が膵臓がんで亡くなった。まだ61歳。
九重親方とは、私は年齢が2歳違い。
昭和30年代生まれの初めての横綱だった
本当に複雑で、寂しい気持ちである。
ニュースなどでは横綱時代の力強い相撲ぶりが映像で多く伝えられていましたが、私が、いまも強く印象に残っているのは入幕して三役の間を行ったり来たりしていた時代。
細い体で真っ向勝負の豪快で大きな相撲。そして、そのためか、よく脱臼して肩から大きなバンソコウして土俵に立っていた姿を忘れることが出来ません。
また私が大好きだった大関・貴ノ花(現在の貴乃花親方の父親)が目をかけていたのが千代の富士。
「タバコを止めると強くなるよ」とアドヴァイスしたのは有名な話。
そして現役最後の場所(1991年5月場所)の初日に千代の富士に土をつけたのが当時18歳だった大関貴ノ花の息子の貴乃花(当時のしこ名は貴花田)だった。物凄い因縁を感じます。
また貴花田との一番のように負けた相撲が印象に残っているのは大横綱の証(あかし)と言えるでしょう。
今日の朝日新聞のスポーツ欄に、こういう記事がありました。
引退後、その取り口を解説してもらった際に「体格差を補うために、変化を考えたりしたなかったのか」と聞いた。すると親方は「変化を覚えたら、はまれば勝つが、はまらなければ負ける。体が小さいからこそ、正攻法で勝つ相撲を覚えなければ、小兵力士で横綱を張ることは出来ない」と言われた。
引退後は大関・千代大海らを育てましたが相撲協会内では理事選で落選したりして不遇だったのが御本人にとって残念だったでしょう。
昨年の11月場所中に北の湖、そして昨日は千代の富士の訃報。
どんどん私の気持ちが大相撲から離れて行くような気持ちです。
まだ61歳だった。早すぎる!本当に早すぎる!同じ年代の者として本当に残念としか言えない。
最後に元横綱・千代の富士の九重親方のご冥福をお祈りします。
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本当に辛い。
昨日、7月31日、元横綱・千代の富士の九重親方が膵臓がんで亡くなった。まだ61歳。
九重親方とは、私は年齢が2歳違い。
昭和30年代生まれの初めての横綱だった
本当に複雑で、寂しい気持ちである。
ニュースなどでは横綱時代の力強い相撲ぶりが映像で多く伝えられていましたが、私が、いまも強く印象に残っているのは入幕して三役の間を行ったり来たりしていた時代。
細い体で真っ向勝負の豪快で大きな相撲。そして、そのためか、よく脱臼して肩から大きなバンソコウして土俵に立っていた姿を忘れることが出来ません。
また私が大好きだった大関・貴ノ花(現在の貴乃花親方の父親)が目をかけていたのが千代の富士。
「タバコを止めると強くなるよ」とアドヴァイスしたのは有名な話。
そして現役最後の場所(1991年5月場所)の初日に千代の富士に土をつけたのが当時18歳だった大関貴ノ花の息子の貴乃花(当時のしこ名は貴花田)だった。物凄い因縁を感じます。
また貴花田との一番のように負けた相撲が印象に残っているのは大横綱の証(あかし)と言えるでしょう。
今日の朝日新聞のスポーツ欄に、こういう記事がありました。
引退後、その取り口を解説してもらった際に「体格差を補うために、変化を考えたりしたなかったのか」と聞いた。すると親方は「変化を覚えたら、はまれば勝つが、はまらなければ負ける。体が小さいからこそ、正攻法で勝つ相撲を覚えなければ、小兵力士で横綱を張ることは出来ない」と言われた。
引退後は大関・千代大海らを育てましたが相撲協会内では理事選で落選したりして不遇だったのが御本人にとって残念だったでしょう。
昨年の11月場所中に北の湖、そして昨日は千代の富士の訃報。
どんどん私の気持ちが大相撲から離れて行くような気持ちです。
まだ61歳だった。早すぎる!本当に早すぎる!同じ年代の者として本当に残念としか言えない。
最後に元横綱・千代の富士の九重親方のご冥福をお祈りします。
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