ストレスが溜まっている為だろうか何か狂ったような物凄い演奏を聴きたくなり久しぶりにフルトヴェングラー指揮ベルリンフィルのシューベルトの交響曲第9番「ザ・グレイト」演奏を聴く(1942年12月ベルリンでのライブ録音)
半世紀以上も前の録音だが演奏に古さを感じさせない。また音質もしっかりとしていて聴きずらさは無い。第1楽章からエンジン全開である。フルトヴェングラーが夢中になって指揮をしている様子が目に浮かんでくる。第2楽章の中間部分の歌の哀しさ、後ろ髪が引かれそうである。オーケストラの音とは、とても思えない。そして物凄い第4楽章。最初はぶっきら棒に始まりますが、やがて音楽が大きく流れ、うねりを上げる。しかしその中から聴こえてくるシューベルトの歌。
この作品にはベーム指揮ベルリンフィルのスタジオ録音(シューベルト交響曲全集より)が定評がありますが、この演奏を聴くと何か安全運転に聴こえてしまいます。
演奏時間、約50分の大曲ですがフルトヴェングラーで聴くと長さを感じません。一発勝負的な大変ドラマチックな演奏なので何回も聴き直すべき録音ではないのかもしれません。
半世紀以上も前の録音だが演奏に古さを感じさせない。また音質もしっかりとしていて聴きずらさは無い。第1楽章からエンジン全開である。フルトヴェングラーが夢中になって指揮をしている様子が目に浮かんでくる。第2楽章の中間部分の歌の哀しさ、後ろ髪が引かれそうである。オーケストラの音とは、とても思えない。そして物凄い第4楽章。最初はぶっきら棒に始まりますが、やがて音楽が大きく流れ、うねりを上げる。しかしその中から聴こえてくるシューベルトの歌。
この作品にはベーム指揮ベルリンフィルのスタジオ録音(シューベルト交響曲全集より)が定評がありますが、この演奏を聴くと何か安全運転に聴こえてしまいます。
演奏時間、約50分の大曲ですがフルトヴェングラーで聴くと長さを感じません。一発勝負的な大変ドラマチックな演奏なので何回も聴き直すべき録音ではないのかもしれません。