オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

地下活動

2011年05月31日 22時24分47秒 | 荒川静香さん
今日、仕事から帰宅すると、財務大臣閣下が手にした郵便物をヒラヒラさせながら、おっしゃいました。
大臣閣下「これ、なんですか~!?」
Eプラスからの書留郵便。8月の「フレンズ・オン・アイス」のチケットではないか!
私「あれ?もう来ちゃったの?6月のはずなのに。早いのね~」
大臣閣下「今年も、いらっしゃるもね。お忙しいこと」
私の地下活動も、あっけなく終焉となってしまった。
これ以降、何とも言えない沈黙。大臣閣下は御機嫌がすこぶる、お悪るーござった。

人生、山あり谷あり。
艱難辛苦を絶えてこそ喜びがある。
とにかく8月27日に荒川静香さんに会いにいくぞ!
同志の方々も、こられるのかな?
昨年同様、安藤美姫さんや鈴木明子さんは出演してくるのかな?仕事のことよりも心配な今日この頃である。

なお余談ですが前日の26日は国立新美術館へワシントン・ナショナル・ギャラリー展「
「印象派・ポスト印象派 奇跡のコレクション」を見にいくつもりです。
これは家族には内緒。
まだまだ地下活動は終わっていません。




カール・ベーム・没後30周年、初めに。

2011年05月28日 21時42分58秒 | カール・ベーム(没後30周年)
今年は私の大好きな指揮者であるカール・ベームの没後30周年です。
この前もコメントしましたが「レコード芸術」の最新号でベームの没後30周年の特集が
組まれていましたが、何か物足りなかった。面白くなかった。
それは、やはりベームという指揮者が私に与えてくれた影響力の大きさ、私の音楽観を語るにはベームという指揮者の存在は無くてはならない存在。あまりにも私にとって影響力、存在力が大きすぎるため、「レコード芸術」の最新号でのベームの没後30周年の特集が物足りなかったのでしょう。
ベームを語らずして私のクラシック音楽の遍歴は語れません。

話は変わりますがベームの死後、しばらくしてフランツ・エンドラー著高辻知義訳による「カール・ベーム」という本が発売されました。価格は当時で4800円で、私にとって大変な高額な本でした。序文は何とレナード・バーンスタインによるもので、写真も豊富で、たいへん贅沢な本でした。
とくに未公開の書簡や手紙も多く掲載されいてベームファンにとって興味深いものばかりでした。ベームはR・シュトラウスやベルクとの親交は有名ですが、この本ではヒンデミット、コルンゴルド、プフィツナーといった作曲家との手紙も公開され、ベームの存在の大きさを痛感しました。
そして読み終わって強く感じたのはベームの生涯の重さ、そしてベームの生涯そのものがヨーロッパのクラシック音楽の演奏史であるという事ということでした。本当に大きく重たい一生。そして私は、ベームが残してくれた遺産を、まだまだ充分に理解していないのでは?という事でした。

私自身、ベームの没後30周年という節目の年を迎えて、もう一度ベームの音楽や業績を私自身が所持しているCDやDVDを通じて見直して数回コメントして行きたいと思います。
そして、今まで私がクラシック音楽を愛することが出来た感謝の気持ちをベームに込めて!
最初は「出会い」から初めて数回ほど特集して最後はベーム自身が運命のオペラと言ったベートーヴェンの歌劇「フィデリオ」で終わるつもりです。
たかが数回ですが今年一杯かかるかもしれません。
どうかご容赦下さい。






荒川静香さんのラフマニノフ

2011年05月27日 21時33分32秒 | 荒川静香さん
Shizuka Arakawa-2005 Trophee Eric Bompard SP


フィギュアスケートでは、すっかりお馴染みになったラフマニノフ作曲の「パガニーニの主題による狂詩曲」
バンクーバー冬季オリンピックではレイチェル・フラットの演技も忘れられませんですが、私にとっては、やっぱり荒川静香さんが一番、素敵!
また、音楽ファンの私にとって、この時の荒川静香さんの衣装も大好きです。

ベームの歌劇「フィデリオ」

2011年05月25日 14時44分30秒 | オペラ
今年は私の大好きな大指揮者カール・ベームの没後30周年である。もう、30年も経っているのかというのが実感です。
「レコード芸術」の最新号でも特集が組まれていますが、限られたページ数のためか、面白くなかった。ベームの本当の真価、業績を伝えきっていない。フィギュアスケートの新しいシーズンが始まるまでに、きちんとコメントしたいと思っています。

さて、先週、ベームが指揮した1960年メトロポリタン歌劇場でのベートーヴェンの歌劇「フィデリオ」のライブ録音のCDが届きました。
DVDを含めて私にとってベーム指揮による「フィデリオ」の5番目の全曲録音である。モノラル録音ですが、録音の古さは感じませんでした。
ベーム自身、このオペラを自身「運命のオペラ」と呼んで特別な愛着を持っていました。どの録音もベームの気迫と熱情のこもる演奏ですが、また一つ、新たにCDが加わることになりました。

Sony Classikal 88697853092(輸入盤)

今回のメトでのライブ録音のレオノーレ役はビルギット・ニルソンである。その他ジョン・ヴィッカーズのフロテスタン、ヘルマン・ウーデのドン・ピッツァロ、ジョージ・トッツィのドン・フェルナンドと言う顔ぶれである。
ベームの指揮、ニルソンのレオノーレという私にとっては、たいへん贅沢な組合わせです。
第1幕が始まって、しばらくして拍手。おそらくニルソンが舞台に登場したのであろう。この頃、既にニルソンがメトでも大きな評価を受けていたことが、この拍手だけで分かります。彼女の声の艶、伸びも素晴らしいものがありますが、台詞をしゃべる時の彼女の声も美しく、ワーグナーの録音では見られない一面を感じることが出来ました。
さてベームの指揮。やはりライブでのベームは凄い。本当に燃えている。
有名なレオノーレ序曲第3番では晩年のベームでは考えられない、たいへん早いテンポに驚かされました。1960年のベーム。まだまだ血気盛んな頃だったのでしょう。
そして、この序曲の演奏のあとの第2幕のフィナーレ。一糸乱れぬアンサンブル。そして物凄い盛り上がりのあるライブならでは演奏である。

第2幕のフィナーレ

フェルナンド「(ロッコに)お前がこの人(フロレスタン)の墓を掘ったならば、今や彼の鎖を解いてやれ。いや待て。(レオノーレに)彼を自由にするのは、ただあなた、高貴なる女性よ、あなただけにふさわしいことなのだ」
レオノーレ 「ああ神様、何といううれしい時!」
フロテスタン「何という幸せ!」
フェルナンド「ああ、神よ、汝のさばきに正義あれ!」
すべての人々「ああ神よ!何という時!こよなき幸せ!神よ汝のさばきは正しい。神はためし、神は我々を見捨てない!」

このオペラの中で私が一番好きな部分です。
この部分になるとベームがどのような気持ちで指揮棒を振っていたのか思いを馳せると、私は、いつも熱いものがこみ上げてくるものがあります。

 

クナパーツブッシュの「ジークフリート牧歌」

2011年05月24日 22時40分21秒 | 音楽
大震災以降、仕事面では、全くと言うほど余裕が無くなってしまった。より過激になってきた。ゴールデンウィークも一杯一杯の状態だった。そして、今、GWを何とか乗り切ったが、物凄い疲労感で、疲れが全く抜けない状態。8月27日の「フレンズ・オン・アイス」まで心身共に自分自身を保つことが出来るのか本当に不安になっている。いや、こんな時こそ絶対、荒川静香さんに会いに行かねばならぬ!
そんな自分自身を癒してくれる、また心に平安を与えてくれる音楽がある。最近、仕事の休みの日は必ず聴いている。

ワーグナー作曲の「ジークフリート牧歌」

ワーグナーが1870年のクリスマスに、妻コジマの誕生日に感謝の印として贈った心温まる作品。当日はワーグナー邸の階段に楽員が並び、ワーグナー自身の指揮によって初演され、コジマを驚かせたという。
なお、イタリアの映画監督ルキノ・ヴィスコンティがバイエルン国王ルートヴィッヒ2世を描いた映画「ルートヴィッヒ」の中で、この初演のシーンがあり、映像で再現された「ジークフリート牧歌」初演のシーンを見て、映画のありがたさを強く感じたものです。

昔から大好きな作品ですが、齢を取るごとに心に、ますます心に浸みてきました。
演奏はハンス・クナパーツブッシュ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団による1962年、ミュンヘンでのスタジオ録音である。(ウエストミンスター盤)
この曲の録音は何種類かもっているが、このクナの指揮によるミュンヘン・フィルとのスタジオ録音一筋である。私の持っているCDの中で昔からの一番の愛聴盤である。何度、聴いても飽き足らない。この録音に初めて出会ったのは高校2年の時。どれだけ長い年月が経ったであろうか。そして今も聴き続けている。音楽の持つ本当の「美しさ」を今も私に教えてくれている。
高校生になってワーグナーに興味を持ち、初めて買ったワーグナーの録音がクナがミュンヘンフィルを指揮したワーグナー管弦楽曲集の2枚組のレコードである。
当時、作品によっては、クナのゆっくりしたテンポについていけない演奏もありしたが、「ジークフリート牧歌」だけはスッと私の耳に入ることが出来ました。今から考えると本当にとんでもない高校生だったと思います。
後年、楽劇「ジークフリート」全曲を初めて聴いた時、第3幕の大詰め、この「ジークフリート牧歌」のメロディが流れてきた時、震えるほど感動したことを今も、はっきりと憶えています。なお楽劇「ジークフリート」の第3幕、ブリュンヒルデの目覚め以降の音楽は私の大好きなワーグナーの音楽の一つです。
CDの時代に入って、このウエストミンスター盤がCD化されると、当然ながらすぐに購入しました。一緒に収録されている歌劇「さまよえるオランダ人」序曲にちなんだ素敵なジャケットの表紙も、たいへん気に入っています。


CD化され残響の乏しさが全く気にならなくなった。暖かみのある素朴で、本当に愛情のこもった演奏。ホルンの音色の濃くの深さ。クナの本当の心の中が見えてくる。
そして最後では名残惜しさを心の中で押さえながら、振り払うかのように、スッと終わるエンディングの美しさ。
これを聴くために、飽きもせず聴き続けているのかもしれません。

なお、夜遅く、仕事から帰宅して、この曲を聴きたくなった時は、住宅事情でCDは聴けないのでクナがウィーンフィルを指揮した1963年のライブ映像のDVDをよく見ます。
映像状態は落ちますが、クナの指揮振りをたっぷりと見ることが出来るのが魅力です。そしてウィーンフィルの素晴らしい響き。
クナの指揮振りは地味、そっけない、面白くないと言われていますが、私は正反対である。クナの顔の表情、目の動き、ちょっとした指揮棒の動きをみているだけで深い感動を憶えます。そして、それらに見事についていくウィーンフィルの見事さ。これを神技と言うのでしょう。
クナはオケのメンバーによく言っていたそうである。
「今夜は、私のタクトをよく見てくださいね」
クナのタクトには、まだまだ秘密がありそうだ。
クナはウィーンフィル、そしてミュンヘンやバイロイトなどドイツの特定のオケしか振りませんでした。アメリカやイギリスのオケを振った話を聞いたことがない。
クナは自身の指揮を本当に理解できるオケしか振らなかった。
そんなクナことクナパーツブッシュの残してくれた録音を私は、これからも大切に聴いていきたい。
そして「ジークフリート牧歌」も聴き続けるでしょう。


「Art on Ice 2011」の荒川静香さん、その2

2011年05月23日 22時59分10秒 | 荒川静香さん
またまた荒川静香さんの「Art on Ice 2011」に出演した映像。

気品あふれた演技。本当に美しい。

2011 AOI Shizuka Arakawa Who Wants To Live Forever


8月27日(土)、新横浜へ荒川静香さんに会いに行くのだ!

(余談)
先週の木曜、金曜とネットで注文していたCDが到着。そして土曜は荒川静香さんの新著の本、そして、昨日は「ワールド・フィギュアスケート」の最新号が届き、4日連続、バラバラと何らかが我が家に届いたことになる。
財務大臣閣下の機嫌が、すこぶる悪い。
6月に入ると「フレンズ・オン・アイス」のチケットが届く予定である。
大臣閣下はまだ知らない。
怖い!怖い!




「Art on Ice 2011」の荒川静香さん

2011年05月21日 21時48分18秒 | 荒川静香さん
荒川静香さんの「Art on Ice 2011」に出演した映像。

何とドナ・サマーとのコラボ。たいへんな贅沢。日本でも実現して欲しい・

2011 AOI Shizuka Arakawa On the Radio


今日、帰宅すると荒川静香さん著の「15歳の寺子屋 乗り越える力」が届いていました。

まだ読んでいませんが、表紙のカバーに「つらいときこそ 自分を信じて!」のロゴが目に入り、荒川さんが私を励ましてくれているような気持ちになりました。(5月の大型連休前から、私は仕事で、たいへん落ち込んでいる)

15歳の中学生向けの本ですが、私のとって、また新しい発見が出来そうな本です。



今シーズンが終わりました。

2011年05月20日 09時27分38秒 | 2010-2011年シーズン
世界選手権も終わり、フィギュアスケートの今シーズンも終わりを告げました。
今シーズン、我が家はスカパ!と契約したのでJ SPORTSでフィギュアスケートの放送を楽しむことが出来ました。スカパ!と契約した一番の目的は、やはり「もっとフィギュアスケートを見たい」というのが気持ちが強かったからです。今シーズンは世界選手権はもちろんのこと全米選手権や欧州選手権も、じっくりと見ることが出来、大いに満足しています。あとは全日本選手権のノーカットでの生放送が実現して欲しい。

さて今シーズンも、いろいろなプログラムを楽しむことが出来ました。私自身の大好きなプログラム、印象に残ったプログラムを思いつくまま書き出してみました。各大会での成績や得点は度外視。あくまでも私の好み、主観から選んだプログラムなのでご容赦下さい。(敬称略)

女子シングル
西野友毬 FS バレエ音楽「海賊」 (シニアバージョン)
今井遥  FS 「だったん人の踊り」
鈴木明子 FS 「屋根の上のヴァイオリン弾き」
浅田真央 EX ショパン「バラード第1番」
アリッサ・シズニー   FS 「ウィンター・イントゥ・スプリング」
クリスティーナ・ガオ  FS ピアノ協奏曲「黄河」
レイチェル・フラット  FS 「10番街の殺人」
アレーナ・レオノワ   FS 「イーストウィックの魔女たち」
カロリーナ・コストナー FS 「牧神の午後への前奏曲」
キーラ・コルピ     SP 「虹の彼方に」

ペア
川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ     FS「月の光」
アリオナ・サフチェンコ&ロビン・ゾルコウィー FS「ピンクパンサー」
ケイディ・デニー&ジェレミー・バレット    FS「ラプソディ・イン・ブルー」

アイスダンス
メリル・デイビス&チャーリー・ホワイト   SD「ラ・ボエーム」「ラ・トラヴィアータ」
マイア・シブタニ&アレックス・シブタニ   FD「スマイル」その他
マディソン・チョーク&グレッグ・ズーレイン FD「キャバレー」
テッサ・バーチュ&スコット・モイヤ     FD「ラテンダンス」
ナタリー・ぺシャラ&ファビアン・ブルザ   FD「チャップリン・メドレー」
エレーナ・イリニフ&二キータ・カツァラポフ SD「アグニー」その他

男子シングルは、それほど熱中していないのでご容赦下さい。
挙げだしたら、本当にきりがない。ただ、どうしても使われた音楽に左右されているようだ。好きな音楽が登場すると手放しで喜んでいる超単純な私である。笑えば笑えである。
また全米選手権や欧州選手権の印象もかなり強いようである。

その中で私のベストスリー
鈴木明子 FS 「屋根の上のヴァイオリン弾き」
川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ    FS「月の光」
ナタリー・ぺシャラ&ファビアン・ブルザ   FD「チャップリン・メドレー」
(次点)
アレーナ・レオノワ   FS 「イーストウィックの魔女たち」

鈴木明子さんの「屋根の上のヴァイオリン弾き」はもっと見たい。
川口悠子さん&スミルノフ組の「月の光」はまさに芸術的領域。欧州選手権での演技直後の川口さんの何か抜けきった表情が忘れられません。
フランスのぺシャラ&ブルザ組の「チャップリン・メドレー」は本当に素晴らしいプログラム。それだけに世界選手権の転倒は本当に残念。欧州選手権での映像を残しておいて本当に良かった。以前、何かの本で、チャップリンの映画を本当に理解している国はフランスと日本であるというコメントを読んだ記憶を、このコンビの演技を見ていて思いだしました。もっと評価して欲しいプログラムです。

さて今シーズンは、以前から好きだったのですが、私にとって、ますますアイスダンスに傾倒したシーズンでした。
J SPORTSでの藤森美恵子さんの解説の影響も大きいのかもしれません。
世界選手権でのFDでのタンゴを演じたデイビス&ホワイト組の時の解説。
「スポーツとしてのアイスダンスがこの様に進化していった、ある程度、完成度の高い演技」「今の時代のアイスダンス」
「タンゴって時間がかかる。侘び、寂びの世界にもう一息、まだ!」
「キス&クライで座っている様子はスポーツマンと言うよりもアーティストの雰囲気ですね」
また表彰式でのシブタニ兄妹の様子を見て、アイスダンスでアジア系の選手では世界選手権初の表彰台を称えたあと、
「小さい頃からの正しい技術の積み重ねで、ここまで到達出来る希望がわきます」
シブタニ兄妹はデイビス&ホワイト組やバーチュ&モイヤ組と同じコーチ。
デイビス&ホワイト組やバーチュ&モイヤ組もきっとシブタニ兄妹と同じ過程を歩んで来て現在があるに違いない。
今回、北米勢が表彰台を独占してヨーロッパ勢が振るわなかったことを嘆いている方もいるようですが、私はけっして悲観していません。藤森さんの「正しい技術の積み重ね」というコメントを聞いて、その成果が出たということは素晴らしいことであり、世界のアイスダンス界にとって大きな刺激になったと確信しています。また個々に見るとぺシャラ&ブルザ組を筆頭にヨーロッパ勢の演技にも素晴らしいものが、たくさんありました。

それにしても一度、アイスダンスを生でじっくりと見たい気持ちが強くなってきました。
チャンスはNHK杯しかありませんが、今年の開催地は札幌!絶望・・・
近い内に大阪で開催して欲しいものです。



最後に本日聴いたCD
ヴェルディ 歌劇「ドン・カルロ」(5幕版)より第1幕、第2幕第2場 サンティーニ指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団
シューマン 幻想曲 アルゲリッチ(ピアノ)1976年録音
シューマン 歌曲集「詩人の恋」 ヴンダーリヒ(テノール)ギーゼン(ピアノ)ドイツ・グラモフォン盤 

アルゲリッチのシューマンにはゲッソリ。もっとシューマンを聴きたいと思い、ヴンダーリヒの「詩人の恋」を口直しに聴く。何と美しい声!そしてドイツ語! 


      





 

しゅっぱーつ

2011年05月19日 22時11分41秒 | 鈴木明子さん
昨日の鈴木明子さんのオフィシャルブログによりますと、明子さんは振付と練習のため、元気にアメリカへ出発しました。

鈴木明子オフィシャルブログ「Shantiな日々」

新しいシーズンに向けてのアメリカ行きでしょう。

振付はシェーリーン姐さんかな?

新しいシーズンのプログラムが楽しみです。ぜひ8月の「フレンズ・オン・アイス」で披露して欲しいものです。

ヴェルディ 歌劇「ドン・カルロ」(5幕版)

2011年05月18日 10時23分19秒 | オペラ
やっと、私のスピーカーから鳴り響いた。この時を、どのくらい長い年月待ち続けていたか!
ヴェルディの歌劇「ドン・カルロ」の5幕版による全曲CDから第1幕の「フォンテンブローの森の場」
フラヴィアーノ・ラボーのドン・カルロ、アントニエッタ・ステッラのエリザベッタ。そしてガブリエーレ・サンティーニ指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団による演奏。
ドイツ・グラモフォン原盤の1961年の録音。
歌劇「ドン・カルロ」は「フォンテンブローの森の場」を省いた4幕版での公演、また録音が多いですが、私は、このオペラは5幕版でなくてはと強く思っています。
フォンテンブローの森の場でのカルロとエリザベッタとの出会い、喜び。そしてエリザベッタとカルロの父フィリッポ2世との婚約が決まった知らせ、悲しみと絶望。
この長大な人間ドラマのオペラの全ては、ここから始まっているのである。私の変なこだわりかもしれませんが、これを聴かなかったら、私にとって、このオペラを聴く喜びは半減である。
そして、このオペラの5幕版の魅力を私に伝えてくれたのはサンティーニ指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団による録音のレコードでした。それも、たった1組の中古レコード。

私が大学生の時、カラヤン指揮による全曲レコード(4幕版)が発売され、フレーニ、ギャウロフ、カップッチルリという大好きなオペラ歌手が勢揃いだったので当時貧乏学生の私にとって大出費でしたが、カラヤン盤を購入しました。まだまだ、このオペラに関して知識がほとんど無かった私はカラヤン盤の解説書を読んでいて5幕版のことを知り、ぜひ聴いてみたい強く思いましたが、何せ金欠病!
それでも、どうしてもと思い、当時、数奇屋橋にあった中古レコード店の「ハンター」でサンティーニ指揮のグラモフォン盤(国内盤)を捜しだして購入。しばらくは、金銭面では、たいへんな生活だった!
余談ながらCDの時代になって、ネットで往年の名演奏の録音がたいへんな安価で手に入る時代になりましたが、私の学生時代を思い出すと、たいへん複雑な気持ちになります。
購入した中古レコードはケースに薄い布が貼られた立派なアルバムで、おそらく、このレコードは、この録音が我が国で初めて発売された時のアルバムのようである。
そして、この中古レコードは思い入れも強いですが私の宝として大切に聴いてきました。そして、この録音はイタリア・オペラの数多い録音の中で最上位の録音であると、私は固く信じています。
CDの時代になって、私の持っていた、ほとんどのレコードは我が家の物置部屋に移してしまいましたが、この中古レコードは現在までCDと一緒にいます。
しかし、CDの時代になったからには、ぜひともこの録音もCDで聴いてみたいと思っていましたが、何故か発売されない!いや、発売はされましたがドイツ・グラモフォンのスカラ座でのヴェルディのオペラ全曲録音の全てをセットにした膨大で高額なセット物だった。内容的に私が持っているCDと重複している録音も多く、手が出しにくい、手が出ない不親切な代物だった。そして、この20余年、単独で発売される気配は全くなくレコード会社に怒りすら感じていました。
そんな状態でしたが、最近、ネットでいろいろ見ていたらイタリアのレーベルでグラモフォンのライセンス盤がリリースされているのを大発見して、直ぐに手配し、そしてCDが届きました。価格は1900円だった・・・

歌劇「ドン・カルロ」は主役が揃ってはじめて緊迫したドラマになる難しいオペラですが、歌手が揃った時の迫力、物凄さは言語に絶するものがあります。このオペラの長さを忘れさせてくれるものがあり、ヴェルディのオペラの醍醐味があります。
この録音ではボリス・クリストフ、アントニエッタ・ステッラ、フラヴィアーノ・ラボー、フィオレンツァ・コッソット、エットーレ・バスティアニーニと言った名歌手たちが最高のヴェルディの歌唱を聴かせてくれます。そしてミラノ・スカラ座のオケとコーラスの輝かしい演奏!

私にとって、かけがえのない録音。
正に私の一生の宝!

ヴェルディ万歳!

「真央らしく」

2011年05月17日 22時42分21秒 | 浅田真央さん
今日の朝日新聞のスポーツ欄に朝刊に久し振りに「挑戦 真央らしく」が掲載されていました。
世界選手権は、やはり体調不良だったようだ。あの浅田真央さんでも大震災の影響で日程が、一ヶ月ずれたことで調整に苦しんだようである。
一番の悔しさはトリプルアクセルを跳べなかったこととの事。
「心残りもありますし、悔しい思いもありますし、全てをだしきれなかったかな、という思いはあります。やはりトリプルアクセルを跳べなかったことが悔しい。公式練習で一度もクリーンに決まらなかった。そのことが一番流れを悪くしてしまった原因かもしれない」
記事にもありましたが、今シーズンは一度も表彰台の頂点に立てなかったシーズンでした。
体調を崩しても世界選手権では6位。真央さんにとっては自己最低ですが、それでも6位である。やはり並のスケーターではないのである。
おそらく新しいシーズンはソチでの冬季オリンピックに向けて新しく、大きな一歩を踏み出すでしょう。

さて浅田真央さん、舞さん姉妹の公式ブログが引越しをして新装開店していました。

浅田舞・浅田真央オフィシャルウェブサイト

浅田真央さんの新しいシーズンのプログラムが楽しみです。


余談①
今、テレビではバレエ「白鳥の湖」のDVDの画面。
まさに私自身の現実逃避。
良識のある方からは怒られるかもしれないが、やはりこの作品がチャイコフスキーの最高傑作であると信じています。

余談②
8月27日(土)の一回目の「フレンズ・オン・アイス」のチケットを確保・
それまで山あり谷あり。
とにかく当日まで元気でいたい。

ヴェルディ、万歳!

2011年05月16日 22時37分11秒 | オペラ
本日の夜、帰宅すると財務大臣閣下と大臣補佐官(娘らしい)の冷たい視線。その冷たい視線の先に運送便で送られてきたCDの入ったケース。冷たい視線に負けずに開封してみると、約20年来、欲しくて欲しくてたまらなかったCDが入っていた。
ヴェルディの歌劇「ドン・カルロ」の5幕版による全曲盤。演奏はサンティーニ指揮のミラノ・スカラ座管弦楽団及び合唱団、キャストはクリストフ、ラボー、ステルラ、コッソット、バスティアーニという大変な顔ぶれ。1961年ドイツ・グラモフォンによる録音である。私が持っているオペラの全曲録音の中で大のお気に入りの一つである。
私はこの録音のLPレコードを持っていますが、CDが発売されたら、ぜひ購入したいと思っていましたが、何故か単独で発売されない理不尽な状況。いつもドイツ・グラモフォンのミラノ・スカラ座での録音を全てまとめたセット販売ばかり。私が持っているCDと重複している録音も多く、そして高額。とても手が出なかった。
年月のみ、いたずらに経っていましたが、最近、何とイタリアのレーベルで、もちろん単独で発売されているのを発見!そして本日、やっと手元に届いたしだい。家族の冷たい視線などクソ食らえである。
この録音は5幕版なので第1幕は当然、カルロとエリザベッタが出会うフォンテンブローの場面である。オペラ全体に流れているカルロ、エリザベッタ、そしてフィリッポ2世の苦悩は、この場面を知らなくては理解できないものがあると私は思っています。
このCDを聴くのは次の公休日までお預けですが、手にしただけで満足感で一杯である。

やはりオペラはヴェルディ!
最近、手にしたヴェルディに関する本で、じっくりと読んでいる本があります。
高崎保男氏著の「ヴェルディ全オペラ解説①『オベルト』から『マクベス』まで」である。
3巻まで発売予定ですが、なんと①には初期のヴェルディのオペラがしっかりと解説されていて涙が出るような思いである。ヴェルディのオペラでも「アイーダ」や「オテロ」の解説した本はいろいろとありますが初期の作品に関してはさっぱりである。この本に巻かれている帯に「これ以上の精細な解説書はありません!」と書かれていますが、正に、その通り!
処女作の「オベルト」から始まって「ナブッコ」「十字軍のロンバルト人」を経て「アッティラ」そして「マクベス」へ。「マクベス」までの10作品はけっして、ヴェルディの初期だからといって絶対に軽くみてはいけない作品ばかりである。逆に後年の「アイーダ」や「オテロ」「ファルスタッフ」などにはない魅力に満ちた作品ばかりである。
私はヴェルディのオペラの魅力の原点は初期の作品にあると信じています。それだけに、この本は今後のオペラに関する私の指針になるのは間違いありません。

オペラは、やっぱりヴェルディ!
ヴェルディ、万歳!

「15歳の寺子屋  乗り越える力」

2011年05月15日 21時33分51秒 | 荒川静香さん
荒川静香さんの新しい本が発売予定です。

タイトルは「15歳の寺子屋  乗り越える力」

「15歳の寺子屋  乗り越える力」

当然ながら、私は予約しました。

「転んだからこそ見える景色がある」
「人生に挫けそうになったときに 」     

このところ私は仕事のしんどさでグラグラ状態なので、この荒川さんの新著に、すがるような思いです。

「フレンズ・オン・アイス」プレオーダー

2011年05月14日 22時02分20秒 | 荒川静香さん
今年の「フレンズ・オン・アイス」のプレオーダーが既に始まっています。

イープラスチケット情報

フレンズ・オン・アイス公演概要


私は8月27日(土)の12時30分開演の1回目の公演を応募しました。

今年の1月、新年そうそう、大阪での「スターズ・オン・アイス」で荒川静香さんを拝みましたが、やはり荒川静香さんと言えば「フレンズ・オン・アイス」です。
チケットが無事入手できたら4年連続の新横浜行きとなります。

プレオーダーは明日の15日までです。まだの方はお急ぎ下さい。