①ストラヴィンスキー バレエ音楽「火の鳥」1910年オリジナル全曲版 コリン・デイビス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1978年録音 PHILPS盤)
②ワーグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ」より第1幕への前奏曲、イゾルデの愛の死 カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1980年録音 ドイツグラモフォン盤)
③メンデルスゾーン 交響曲第3番イ長調作品56「スコットランド」 オットー・クレンペラー指揮バイエルン放送交響楽団(1966年ライブ録音 EMI盤9
昨日の深夜、ロンドン五輪で女子柔道57キロ級、松本薫選手の金メダルの試合を見て「やったー!」という気持ち。
松本選手はアイスクリームが大好物とのこと。
荒川静香さんと同じだね~。
今日は朝から気分転換で好きな作品を続けて聴く。
ストラヴィンスキーの3大バレエ音楽と言えば、おそらく誰もが「春の祭典」をベストワンに挙げると思いますが、私は「火の鳥」ですね。
それもオリジナルの全曲版。組曲形式で演奏されることが多い作品ですが、私は全曲版でないと、どうも楽しめない。組曲形式では物足りない。
オーケストラの編成が全曲版の方が大きく、曲の持つ色彩感、力強さなど組曲では物足りなく聴こえます。また、やはりバレエ音楽と聴く場合、全曲を聴きながらバレエの舞台に思いを馳せたいという気持ちが強い。これはチャイコフスキーのバレエ音楽も同様で、チャイコフスキーのバレエ音楽を聴く場合も同様で、私は組曲形式の録音のCDは持っていません。
実際のバレエの舞台の映像で見ると、真っ赤な衣装の火の鳥に扮したバレリーナがステージに登場すると何か高揚する気持ちになりますし、登場して、すぐに踊る「火の鳥の踊り」の音楽を聴いただけで、この作品に引っ張り込まれるような気持ちになります。
私が初めて手にした全曲版による録音を手にしたのは大学生時代。小澤征爾がパリ管弦楽団を指揮したレコード。長い間、愛聴盤でしたが、今はコリン・デイビスがロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮した録音。
何と言っても当時のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の響きの素晴らしさ。また、その響きを捉えたPHILPS社の録音の素晴らしさ。オケの音色一つ一つに正に血が通っているという感じ。時代の流れとは言えPHILPSがデッカに吸収されたのは本当に残念。
どうしてもストラヴィンスキーのバレエ音楽ではシャープで強い響きの演奏が好まれるようですが、私は小澤征爾指揮パリ管弦楽団による繊細な響きに聴きなれてしまったので、ちょっと変わった聴き手かもしれません。
フィギュアスケートの「火の鳥」の音楽を使ってのプログラムではエヴァン・ライザチェック、中野友加里さん、レイチェル・フラットの演技が思い出されます。今日、この音楽を聴いていて、ふと安藤美姫さんだったら凄いだろうなあ、と思ってしまいました。新しいフィギュアスケートのシーズンが始まりますが、次は誰が、この音楽で演技を披露してくれるか、この作品が好きな者にとって楽しみです。
メンデルスゾーンの「スコットランド」はクレンペラーの1966年、ミュンヘンでのライブ録音のCDを手に取る。フィルハーモニー管弦楽団との録音も素晴らしいのですが、やはり、このミュンヘンのオーケストラの渋みのある響きに私は魅かれてしまいます。
ただ、指揮者の意図とはいえ、第4楽章のエンディングは、どうもねえ・・・。
「火の鳥」全曲 コリン・デイビス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団盤
「火の鳥」全曲 小澤征爾指揮パリ管弦楽団盤
②ワーグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ」より第1幕への前奏曲、イゾルデの愛の死 カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1980年録音 ドイツグラモフォン盤)
③メンデルスゾーン 交響曲第3番イ長調作品56「スコットランド」 オットー・クレンペラー指揮バイエルン放送交響楽団(1966年ライブ録音 EMI盤9
昨日の深夜、ロンドン五輪で女子柔道57キロ級、松本薫選手の金メダルの試合を見て「やったー!」という気持ち。
松本選手はアイスクリームが大好物とのこと。
荒川静香さんと同じだね~。
今日は朝から気分転換で好きな作品を続けて聴く。
ストラヴィンスキーの3大バレエ音楽と言えば、おそらく誰もが「春の祭典」をベストワンに挙げると思いますが、私は「火の鳥」ですね。
それもオリジナルの全曲版。組曲形式で演奏されることが多い作品ですが、私は全曲版でないと、どうも楽しめない。組曲形式では物足りない。
オーケストラの編成が全曲版の方が大きく、曲の持つ色彩感、力強さなど組曲では物足りなく聴こえます。また、やはりバレエ音楽と聴く場合、全曲を聴きながらバレエの舞台に思いを馳せたいという気持ちが強い。これはチャイコフスキーのバレエ音楽も同様で、チャイコフスキーのバレエ音楽を聴く場合も同様で、私は組曲形式の録音のCDは持っていません。
実際のバレエの舞台の映像で見ると、真っ赤な衣装の火の鳥に扮したバレリーナがステージに登場すると何か高揚する気持ちになりますし、登場して、すぐに踊る「火の鳥の踊り」の音楽を聴いただけで、この作品に引っ張り込まれるような気持ちになります。
私が初めて手にした全曲版による録音を手にしたのは大学生時代。小澤征爾がパリ管弦楽団を指揮したレコード。長い間、愛聴盤でしたが、今はコリン・デイビスがロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮した録音。
何と言っても当時のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の響きの素晴らしさ。また、その響きを捉えたPHILPS社の録音の素晴らしさ。オケの音色一つ一つに正に血が通っているという感じ。時代の流れとは言えPHILPSがデッカに吸収されたのは本当に残念。
どうしてもストラヴィンスキーのバレエ音楽ではシャープで強い響きの演奏が好まれるようですが、私は小澤征爾指揮パリ管弦楽団による繊細な響きに聴きなれてしまったので、ちょっと変わった聴き手かもしれません。
フィギュアスケートの「火の鳥」の音楽を使ってのプログラムではエヴァン・ライザチェック、中野友加里さん、レイチェル・フラットの演技が思い出されます。今日、この音楽を聴いていて、ふと安藤美姫さんだったら凄いだろうなあ、と思ってしまいました。新しいフィギュアスケートのシーズンが始まりますが、次は誰が、この音楽で演技を披露してくれるか、この作品が好きな者にとって楽しみです。
メンデルスゾーンの「スコットランド」はクレンペラーの1966年、ミュンヘンでのライブ録音のCDを手に取る。フィルハーモニー管弦楽団との録音も素晴らしいのですが、やはり、このミュンヘンのオーケストラの渋みのある響きに私は魅かれてしまいます。
ただ、指揮者の意図とはいえ、第4楽章のエンディングは、どうもねえ・・・。
「火の鳥」全曲 コリン・デイビス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団盤
「火の鳥」全曲 小澤征爾指揮パリ管弦楽団盤