オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

今日聴いたCD 7月31日

2012年07月31日 17時28分45秒 | 今日、聴いたCD
①ストラヴィンスキー バレエ音楽「火の鳥」1910年オリジナル全曲版 コリン・デイビス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1978年録音 PHILPS盤)
②ワーグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ」より第1幕への前奏曲、イゾルデの愛の死 カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1980年録音 ドイツグラモフォン盤)
③メンデルスゾーン 交響曲第3番イ長調作品56「スコットランド」 オットー・クレンペラー指揮バイエルン放送交響楽団(1966年ライブ録音 EMI盤9

昨日の深夜、ロンドン五輪で女子柔道57キロ級、松本薫選手の金メダルの試合を見て「やったー!」という気持ち。
松本選手はアイスクリームが大好物とのこと。
荒川静香さんと同じだね~。

今日は朝から気分転換で好きな作品を続けて聴く。
ストラヴィンスキーの3大バレエ音楽と言えば、おそらく誰もが「春の祭典」をベストワンに挙げると思いますが、私は「火の鳥」ですね。
それもオリジナルの全曲版。組曲形式で演奏されることが多い作品ですが、私は全曲版でないと、どうも楽しめない。組曲形式では物足りない。
オーケストラの編成が全曲版の方が大きく、曲の持つ色彩感、力強さなど組曲では物足りなく聴こえます。また、やはりバレエ音楽と聴く場合、全曲を聴きながらバレエの舞台に思いを馳せたいという気持ちが強い。これはチャイコフスキーのバレエ音楽も同様で、チャイコフスキーのバレエ音楽を聴く場合も同様で、私は組曲形式の録音のCDは持っていません。
実際のバレエの舞台の映像で見ると、真っ赤な衣装の火の鳥に扮したバレリーナがステージに登場すると何か高揚する気持ちになりますし、登場して、すぐに踊る「火の鳥の踊り」の音楽を聴いただけで、この作品に引っ張り込まれるような気持ちになります。
私が初めて手にした全曲版による録音を手にしたのは大学生時代。小澤征爾がパリ管弦楽団を指揮したレコード。長い間、愛聴盤でしたが、今はコリン・デイビスがロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮した録音。
何と言っても当時のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の響きの素晴らしさ。また、その響きを捉えたPHILPS社の録音の素晴らしさ。オケの音色一つ一つに正に血が通っているという感じ。時代の流れとは言えPHILPSがデッカに吸収されたのは本当に残念。
どうしてもストラヴィンスキーのバレエ音楽ではシャープで強い響きの演奏が好まれるようですが、私は小澤征爾指揮パリ管弦楽団による繊細な響きに聴きなれてしまったので、ちょっと変わった聴き手かもしれません。
フィギュアスケートの「火の鳥」の音楽を使ってのプログラムではエヴァン・ライザチェック、中野友加里さん、レイチェル・フラットの演技が思い出されます。今日、この音楽を聴いていて、ふと安藤美姫さんだったら凄いだろうなあ、と思ってしまいました。新しいフィギュアスケートのシーズンが始まりますが、次は誰が、この音楽で演技を披露してくれるか、この作品が好きな者にとって楽しみです。

メンデルスゾーンの「スコットランド」はクレンペラーの1966年、ミュンヘンでのライブ録音のCDを手に取る。フィルハーモニー管弦楽団との録音も素晴らしいのですが、やはり、このミュンヘンのオーケストラの渋みのある響きに私は魅かれてしまいます。
ただ、指揮者の意図とはいえ、第4楽章のエンディングは、どうもねえ・・・。



「火の鳥」全曲 コリン・デイビス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団盤



「火の鳥」全曲 小澤征爾指揮パリ管弦楽団盤

浅田真央さんの「メリーポピンズ」その2

2012年07月31日 01時12分03秒 | 浅田真央さん



気分転換。

浅田真央さんの「メリーポピンズ」の全容を、やっと見ることができました。

見ていて本当に楽しい。

浅田真央さんの魅力、全開。

ほとんどが映画のサウンドトラック盤からです。

映画「メリーポピンズ」に関しては、一度、きちんとコメントするつもりです。

無題

2012年07月30日 22時42分09秒 | 音楽
今日は落ち込んでいるので新たにコメントはしません。
自分の浅はかなミスのため、まわりに迷惑をかけてしまった。
あまりにも自分らしくないので、時間が経つほど、自分自身に腹が立ってきた。
家族にも当たり散らしてしまった。
本当に情けない。
テレビでは昨日の深夜、NHKのBSで放送されたウィーン・フォルクスオーパーの来日公演であるレハールの喜歌劇「メリー・ウィドー」の録画が流れているが、ちっとも楽しくない。
とことん自己嫌悪に陥るのみしかないようだ。
早く気持ちを入れ替えよう。
明日は公休日。
もう一度、「メリー・ウィドー」を見直すことにしましょう。

ロンドン五輪・開会式

2012年07月29日 22時07分27秒 | スポーツ
柔道男子・66キロ級の準決勝を見終えたばかり。
海老沼選手の最初の判定で青の旗が3本挙がった時は、本当にびっくりした。それは、ないだろうと思いましたが、判定が覆って本当に良かった。これから行われる準決勝での健闘を祈ろう。

さて昨晩は女子サッカーの放送を見終わったあと、見ることが出来なかった開会式の録画を全て見たので、今日の朝は少々、寝不足気味だった。
ベルリンフィルの音楽監督サイモン・ラトル(イギリス・リバプール出身)とMr.ビーンのユーモアーたっぷりの共演には驚いたし、楽しく見ることが出来ました。
いかにもイギリスらしいと感じました。



そして選手団の入場ではアフリカや中近東などの民族色豊かなコスチュームに目が奪われました。
そして何か自国に対する誇りすら感じました。長時間に及ぶ入場行進でしたが、時間の長さを感じませんでした。
特にメキシコの選手団のカラフル感は素晴らしかった。
今、NHKのBSで女子柔道を見ながらパソコンを前にしています。
いつ寝ましょうか?
しばらく、この様な日々が続くのでしょうね。


今日聴いたCD 7月26日

2012年07月26日 16時38分12秒 | 今日、聴いたCD
①オッフェンバック(ロザンタール編)バレエ音楽「パリの喜び」
②グノー 歌劇「ファウスト」よりバレエ音楽 以上シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団モントリオール交響楽団(1983年録音 デッカ盤)
③プロコフィエフ バレエ音楽「シンデレラ」全曲盤より アンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団(1983年録音 EMI盤)
④グラズノフ   バレエ音楽「ライモンダ」より ロブロ・フォン・マタチッチ指揮フィルハーモニア管弦楽団(1956年録音 EMI盤)
⑤マリオ・デル・モナコ/オペラアリア集(デッカ盤)
⑥シューベルト 交響曲第9番ハ長調D944「ザ・グレイト」 ウィリヘルム・フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1942年ライブ録音 Delta盤)

昨晩は大変寝苦しい夜で朝からボーとしていた。
暑くて外出する気が全くしないので部屋に閉じこもってCDばかり聴いていた。
そして手にしたのはバレエ音楽ばかり。暑さを忘れてバレエの音楽を聴きながら華麗な舞台を思うのも一興である。
オッフェンバックの「パリの喜び」では喜歌劇「天国と地獄」や「ホフマンの舟歌」など、お馴染みのメロディーが流れてきて暑苦しさを忘れさせるものがあります。

プロコフィエフの「シンデレラ」の音楽を聴くとフィギュアスケートの2006ー07年のシーズンの中野友加里さんのフリーのプログラムを思い出します。淡いピンクの衣装を着て、このバレエの第2幕フィナーレの音楽を感動的に演じた中野友加里さん。この音楽を聴くと中野友加里さんの演技と重なるものがあり熱いものが込み上げてきます。
もし中野友加里さんの演技を見ることがなかったら、私はこの作品はスルーだったかもしれません。

バレエ音楽のあとデル・モナコのオペラアリア集から「道化師」「トゥーランドット」「マノン・レスコー」「アンドレア・シェニエ」を聴く。
まさに聴いていて、しびれてくる凄い声。夏の暑さを吹っ飛ばすものがあります。

そして最後に何故かシューベルトの交響曲。それも長大な第9番。
この作品の録音では、私は、やはりフルトヴェングラーの1942年のライブ録音が一番好きである。
私の持っているDelta盤は録音の古さを感じさせない。
シューベルトを聴くと言うよりもフルトヴェングラーを聴くと言った方が良いかもしれない。だから、こういう演奏を嫌う方もいるかもしれません。
しかし、あのフルトヴェングラーの毒気に当たるのが大好きな私には最高の演奏です。





映像は2006年全日本選手権での中野友加里さんのフリー「シンデレラ」の演技。
この年のシーズン前、荒川静香さんが競技者生活から引退してプロに転向して、何かポッカリと心の中に穴が空いたままシーズンに入った私が、この時の中野友加里さんの演技を見て感動。
中野友加里さんがいた!
私が中野友加里さんに開眼した記念すべき映像です。

今年のTHE ICE

2012年07月26日 10時15分20秒 | 2012-2013年シーズン



今年のTHE ICEのハイライト

目玉はやはり浅田真央さんの「メリーポピンズ」

大阪公演、行きたかったな~。

来月末の新横浜でのフレンズ・オン・アイスを控えているので、ここはジッと我慢の子、いや我慢のオッサン。

それにしてもフレンズ・オン・アイスの荒川静香さんのフレンズの皆さんの全容が、いっこうに発表されません。

昨年同様、佐藤友香さん、本田武史さん、そして安藤美姫さんは出演するものと確信していますが、公演まで、あと1か月を切り、少々心配になってきました。

何か新しい情報があれば・・・。


暑中お見舞い申し上げます

2012年07月25日 21時52分39秒 | 私事


暑中お見舞い申し上げます。

こちらの方も全国版のニュースで話題になるほど真夏日が続いています。

あさっては予想最高気温37℃らしい。

フレンズ・オン・アイスまで、あと一か月。

今は、これだけを楽しみに毎日を送っています。

暑い日が、まだまだ続きます。

健康管理、そして熱中症には十分、ご注意下さいませ。







「楽しい休日」

2012年07月23日 23時41分15秒 | 映画



映画「メリーポピンズ」の中で一番の見せ場かもしれません。

アニメと実写の合成。

CGなど全く無かった時代。

私は、初めて映画館で、このシーンを見た時、あまりの凄さに恍惚としました。

私が大学生の時でした。

浅田真央さんの影響で、しばらく「メリーポピンズ」の話題が続きそうです

浅田真央さんの「メリーポピンズ」

2012年07月22日 22時20分40秒 | 浅田真央さん


今、我が家のテレビでは映画「メリーポピンズ」のDVDでの映像が流れている。

今日、今年の「ザ・アイス」で浅田真央さんが今シーズンのエキシビションのプログラムを披露したことを知りました。

何とプログラムは「メリーポピンズ」!

嬉しくて!嬉しくて!すぐに映画「メリーポピンズ」のDVDを手に取ってしまった!

我ながら自分自身の単純さに呆れ返ってしまう。

映画「メリーポピンズ」はウォルト・ディズニーがプロデュースした1964年のディズニー映画。ウォルト・ディズニー晩年を飾る傑作。

主演はジュリー・アンドリュース、ディック・ヴァン・ダイク。

この「メリーポピンズ」の音楽で浅田真央さんが氷上で舞う。

何と素敵なことでしょう!

胸のときめきを押さえることが出来ません!

まだ断片的な映像しか見ることが出来ないので、「メリーポピンズ」から、どのナンバーが使われていたのか全容が分かららないので、きちんとプログロラムを全部見てから、もう一度コメントするつもりです。

名曲揃いの「メリーポピンズ」のナンバーの中で私が一番好きな曲は「楽しい休日」と「鳩に餌を」です。この曲がプログラムに含まれているかどうかは、今後のお楽しみです。

なお浅田真央さんの衣装はジュリー・アンドリュースがアニメーションの中で歌い踊る時の衣装です。映画と同じように帽子もかぶってほしいなあ。ちょっと無理かな?

それにしても鈴木明子さんの「シェルブールの雨傘」そして浅田真央さんの「メリーポピンズ」

たまりませんな。新しいシーズンは私にとって素晴らしいシーズンになりそうです。










今日聴いたCD 7月21日

2012年07月21日 15時36分19秒 | 今日、聴いたCD
①プッチーニ 歌劇「西部の娘」全曲盤より レナータ・テバルディ(ソプラノ)マリオ・デル・モナコ(テノール)フランコ・カプアーナ指揮ローマ聖チェチィーリア音楽院管弦楽団・合唱団(1958年録音 デッカ盤)
②ワーグナー 「ジークフリート牧歌」クリスティアン・アルミンク指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団(2011年9月のライブ録音 音楽雑誌「レコード芸術」8月号の付録のCD)
③シューベルト 交響曲第1番ニ長調 D82,交響曲第8番ロ短調「未完成」D759 カール・ベーム指揮ベルリン・フィルハーモニ管弦楽団(1971年、1966年録音 ドイツグラモフォン盤)シューベルト交響曲全集より


今週の公休日は、たいへん変則で本日の土曜が公休である。早朝、財務大臣閣下(妻らしい)に叩き起こされる。
今日は私の母方の祖父の命日なので、我が家の皇太后陛下(私の母らしい)を車で、お墓詣りに連れて行きなさいとのこと。不謹慎であるが、私は命日のことを、すっかり忘れていた。
大臣閣下も同伴で市内の市営墓地へ行って、お墓を清掃して、しっかりと拝んで帰る。
やはりお墓詣りをすると何か清らかな気分になる。
しかし午前中でしたが、暑かった!

昼前からCDをガンガン聴いていく。
まずテバルディとデル・モナコのオペラ全曲録音を聴く。それも、ちょっとプッチーニとしてはマイナーな作品。
まさの声の魅力。ド迫力の声の魅力。
理屈抜きで楽しむ。

その後、レコード芸術の最新号の付録のCDから新日本フィルの録音を聴く。
新日本フィルのCDは何組かあるが全て朝比奈隆指揮の録音。現在の音楽監督のアルミンクの演奏を初めて聴く。
ちょっとテンポが速いかな?しかし、たいへんいい弦の音色である。アルミンクと新日本フィルの、これまでの、しっかりとした歩みを感じさせるに十分な演奏でした。
なかなか新譜の新録音CDを購入する余裕のない徳用盤狙いの資金繰りに苦労している私にとって、こういう付録は大歓迎である。

シューベルトの交響曲と言えば8番の「未完成」や9番の「ザ・グレート」が有名ですが、私は初期の交響曲が大好きです。特に、この第1番と第4番は大変愛着があります。
第1番はシューベルト16歳の時に書かれた作品。第1楽章の立派さにはやはり驚かされる、そして旋律が歌うところは、やっぱりシューベルトである。
有名な「未完成」や「ザ・グレート」を聴き込んだら、ぜひ聴いて欲しい作品です。
それにしてもベーム指揮のベルリンフィルのズッシリした響き。現在のベルリンフィルから聴くことが出来なくなったのは残念です。





名言集

2012年07月20日 23時20分33秒 | フィギュアスケート



フィギュアスケーター達の名言集を見つけました。

どれも、これも心に響く言葉ばかり。

特に私の心を突き刺した言葉。

「私には失うものは何もありません」(鈴木明子)

また私を唸らせた言葉

「よいしょ、って跳びます」(浅田真央)

そして、やはりこの方の言葉

「今、この瞬間を大切に生きる。それが自分の挑戦であり、明日への道へと続いていく」(荒川静香)

その他ではクリスティ・ヤマグチ、安藤美姫さん、長洲未来さん、そしてタラソワコーチの言葉も強く印象に残りました。

言葉の持つ力というものは本当強い!

映画「パリの恋人」

2012年07月19日 22時17分46秒 | 私はアイスダンスが大好き!



今週、NHKのBSで昼間、オードリー・ヘプバーンの主演映画を特集しているらしい。
その中で、昨日は「パリの恋人」が放送され、昨晩、遅くまで録画を見ました。
共演はフレッド・アステア。1957年制作のパラマウント映画。
MGMの映画ではない。しかしMGMのミュージカル映画の香りがプンプン。
監督は誰かな?と調べてみるとスタンリー・ドーネンである。MGMのミュージカル映画の傑作「踊る大紐育」や「雨に唄えば」の監督さん。「やっぱり!」と思う。

さて映画「パリの恋人」と言えば昨シーズンのアイスダンス、テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイアのフリーダンスの演技が忘れることが出来ません。
映画を見ても、このコンビのアイスダンスの印象の方が、今も私にとって強過ぎるというのが今の私である。
今年の春、発売された田村明子さん著の「氷上の舞」(煌めくアイスダンサーたち)で記されています。
「まだまだ一般的にはシングルほど知られていないけれど、本当のスケートの好きなファンはアイスダンスが大好き、と言われています」
この文章、嬉しかったなあ。
今年の世界選手権でのアイスダンスの録画を今だに飽きずに、まだ見続けている私。
新しいシーズンが始まってても、昨シーズンと同様、心密かにアイスダンスに熱中するのは間違いないでしょう。