フレンズ・オン・アイスを見て、もう3週間、経ちましたが、まだ余韻が消えません。素晴らしいアイスショーでした。私は5年連続して見て来ましたが、今年が最高だったのではないかと思っています。
まだフレンズ・オン・アイスに関して、まとめをしていませんでした。本当は今月末からCSの日テレプラスでの放送を見てからと思っていましたが、数日前、鈴木明子さんの「21年目の本音と挑戦」と言う映像をネットで見て、いろいろ思う事があり、今回ひとまず、まとめてみることにしました。日テレプラスの放送の時は、放送を見た感想としてコメントするつもりです。
さてフレンズ・オン・アイスから帰って来てから、このアイスショーに関して何回か感想をコメントを書き込みました。その時、初めて写真をお借りして貼り付けました。過去4回のフレンズ・オン・アイスのコメントの時は、1枚も写真を貼り付けませんでした。しかし今年は全く逆の状態となっています。理由としては、今回のアイスショーが、あまりにも素晴らしく、私のつたない文章では、その素晴らしさが十分、伝わらないのではないかと思い、少しでも今年のショーの素晴らしさ、雰囲気を知って欲しいと思い、思い切って写真の力を借りることにしました。しかし、これは、いけないことだとは十分、承知しています。以前、フィギュアスケートの写真を掲載して、たいへんお叱りのコメントを頂いことがあります。ですから、しばらくは、このままにしておきますが、切りのいい時に写真は全て消去するつもりです。ご不快な方もいらっしゃると思いますが、しばらくご辛抱下さい。
さて冒頭でもコメントしましたが、今回のフレンズ・オン・アイスは本当に素晴らしかった!世界最高のアイスショーと言っても言い過ぎではありません。
プロデューサーとしての荒川静香さんの力量のアップも大きな要因でしょう。しかし、それだけではないと思います。
今回の荒川静香さんの演技は、本当に吸い込まれそうな美しさでした。25日の1回目の公演で見た「星に願いを」の美しさはどう表現したら良いのでしょうか?言葉が見つかりません。競技者から引退してプロスケーターとして出発して6年も経ちましたがプロスケーターとして、どんどん深化しているのである。美しさを増しているのである。昨年の「スマイル」も素晴らしかったですが、今年の「星に願いを」は、それ以上に、何か震えが来るくらい感動しました。プロスケーターの演技としては、もう究極のところまで来たのではないかと思っています。
そんなプロスケーターとして、たいへん高い境地に昇っている荒川静香さんのプロデュースのアイスショー。プロデューサー自身がプロスケーターとして毎回、その深化している演技を披露しているのだから、そのフレンズ・オン・アイス自体も、どんどん素晴らしさを増して行くのは必然でしょう。
またフレンズ・オン・アイスに登場するフレンズの皆さん(ゲストのスケーター)は、ほとんど毎回登場するご常連さんばかりです。よく地上波やBSで放送されるアイスショーのように、その時の話題のスケーターや旬のスケーターを集めたアイスショーと違うのである。
そんなフレンズの皆さんが毎年、美しさを増し深化した演技を見せる荒川静香さんを中心にアイスショーを作っていくのですから、年を追う毎にショーが盛り上がり、熱気が増すのも、これも当たり前かもしれません。
荒川静香さんのこんなアイスショーをやってみたいと言う意図、目的を熟知している力量のあるご常連のスケーター達の存在は本当に大きい。
数日前、ネットで鈴木明子さんの「21年目の本音と挑戦」と言う映像を見て、いろいろ思う事、多々ありました。
今年のフレンズ・オン・アイスで荒川静香さん以外で一番、感銘を受けたスケーターは鈴木明子さんです。
正直、鈴木明子さんは競技者としては厳しい年齢です。しかし今年3月の世界選手権では、世界選手権としては初めての表彰台の3位。そして今年のフレンズ・オン・アイスでも今シーズンのフリープログラムの初お披露目や本田武史さんとのコラボで、昨年以上に、その演技にスケールの大きさ、そして演技の描写の深さを強く感じました。
まったく年齢からくる衰えなど全く感じさせない、逆にレベルアップしていて見ている者を魅了させてくれる驚くべきスケーターです。
それは何故か?といろいろ考えてみたのですが、行き着いたのは、正に私の独断ですが、毎年、フレンズ・オン・アイスに出演しているからであるということです。荒川静香さんは鈴木明子さんより年上です。毎年、傍で、それも一番近い立場で荒川静香さんの演技や練習を見る、そしてアイスショーを作っていくという事が、大きな財産になっているに違いないと言うことです。
現在の荒川静香さんのジャンプは本当に美しい。おそらく彼女の競技者時代のジャンプより美しいかもしれません。
昨年、テレビ番組のコメントで荒川静香さんは、おっしゃっていました。
「今、私は練習では誰よりも多く、ジャンプを跳んでいます」
そんな荒川静香さんを見据えている鈴木明子さん。鈴木明子さんこそがフレンズ・オン・アイスを通じて荒川静香さんの無形の財産を引き継いでいると言うのは私の思い過ぎでしょうか?
来年のフレンズ・オン・アイスも、おそらく今年と、ほとんど同じ顔ぶれでしょう。しかし、マンネリ感は一切、感じることはありません。
なぜなら荒川静香さんを筆頭に、出演するスケーターたちが、進化(深化)していて、マンネリと全く無縁だからです。おそらく、来年も私のような凡人では予想もつかない一段と素晴らしいフレンズ・オン・アイスを見ることが出来るのは間違いないでしょう。
この数年、チケットの入手が、たいへん厳しくなって来ましたが、来年もぜひとも公演当日、新横浜スケートセンターに馳せ参じるつもりです。
出来たら、来年こそは家内(財務大臣閣下)も一緒に行けたらと思っています。
さて最後の写真。