オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

楽劇「トリスタンとイゾルデ」への想い。その2 

2009年08月31日 10時00分10秒 | オペラ
8月17日の記事では私に楽劇「トリスタンとイゾルデ」との出会い等を書き込みました。中断していましたが、時間があれば続きを書きこむつもりでいました。そんな時、17日の記事の直後、新聞の朝刊の社会面の片隅の小さな訃報欄を見て、大変、驚きました。

イゾルデ役を得意にしていたドイツのドラマティック・ソプラノ歌手、ヒルデガルト・ベーレンスが東京の病院で急死。72歳。
草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルの講師として来日していましたが、体調を悪くして都内の病院に入院、そして18日、息を引取ったとの事で、大変、衝撃を受けました。
もっと早く話題にしたかったのですが、丁度そのころ「フレンズ・オン・アイス」直前で盛り上がっていた頃なので今に至ったことを、どうかご容赦ください。

私にとってベーレンスの名前を聞いてすぐに頭に浮かぶのは彼女のデビュー録音になったR・シュトラウスの楽劇「サロメ」の録音です。カラヤン指揮のウィーンフィルによる1977年のEMIでの録音である。
久し振りに当時、初発売された時にすぐに購入した国内盤のレコードを引っ張り出してみました。解説書には録音の様子を写した写真も多く掲載され懐かしい。そしてCDではなくレコードで「サロメ」の終曲のサロメの長大なモノローグを聴いてみました。
当時「サロメ」やワーグナーのヒロインを歌うソプラノ歌手は、どちらかというと体格のいい、肉厚のある声のある歌手が主流?だったのですが、彼女の登場は、そのような概念を吹き飛ばすものがありました。改めて長大なモノローグを聴いてみて彼女のシャープで張りのある輝かしい声に魅了されました。楽劇「サロメ」の録音はいろいろ持っていますが、やはり彼女の録音が一番好きである。
そして解説書の写真を見ると、それまでのワーグナー歌手では見られなかった(失礼!)美人である。私の手元に彼女のバイエルン国立歌劇場でのイゾルデに扮した第2幕の写真がありますが、トリスタンを見つめる眼差しの鋭さは凄いものがあります。
また彼女がメトロポリタン歌劇場で歌ったプッチーニの歌劇「トスカ」のDVDも持っていますが、彼女の声はプッチーニを歌う声とちょっと違うかな?と思ったりしますが、舞台姿は本当に美しい!さぞかし舞台栄えのするオペラ歌手だったのでしょう。彼女の歌うイゾルデの映像が無いのが本当に残念である。さぞかし神々しいくらい美しかったに違いありません。

最後に彼女とイゾルデにまつわる私の印象に残るエピソードを一つ。
1981年、バイエルン国立歌劇場でモーツァルトの歌劇「後宮からの誘拐」を指揮していた最晩年のベームの元にバーンスタインが訪ねてきました。バーンスタインはちょうどその時バイエルン放送交響楽団と「トリスタンとイゾルデ」をライブ録音中である。そんなバーンスタインにベームが一発かましたそうである。

「バーンスタイン、君はトリスタンをやるそうじゃないか。私の全曲にかけてきた以上の回数を、君は1幕のリハーサルにかけてるのか。もしかして、その効果が表れているのではあるまいか?
公演の方は疲れるから、リハーサルに顔を出していいかい?
それに聴きたいのはヒルデガルト・ベーレンスの歌いぶりだけだから!」

ベーム晩年のザルツブルグ音楽祭でベーレンスはR・シュトラウスの歌劇「ナクソス島のアリアドネ」のアリアドネ役を歌いました。ライブ録音があるらしいのですが、まだ手に入れることが出来ていません。
ベーム、カラヤン、バーンスタイン、サヴァリッシュといった大指揮者に愛されたベーレンス。
また一人、私の時代を代表するオペラ歌手が亡くなってしまいました。寂しさをかくせません。
心よりご冥福をお祈りいたします。



今シーズンの村主章枝さん。

2009年08月28日 21時27分21秒 | 2009-20010年シーズン
今日の朝日新聞の朝刊のスポーツ欄に村主章枝さんの今シーズンのプログラムとコーチが発表されていました。

SP  J・S・バッハ「G線上のアリア」
フリー ハチャトリアン バレエ音楽「スパルタクス」

昨シーズンに続いてハチャトリアンの作品は大人気。また「スパルタクス」もフィギュアスケートでは、すっかりおなじみの音楽になってしまいました。
この作品のスケールの大きさを村主さんがどう表現するかが見所でしょう。

それよりも驚いたのはコーチの変更である。
ニコライ・モロゾフ氏からロシアのアレクセイ・ミーン氏に変更することを明らかにしたとの事です。
彼女自身、いろいろと葛藤があったようですが、オリンピックに向けてのシーズンに村主さんが、どう立ち向かっていくか見守っていきたいと思います。

東京での一日

2009年08月27日 17時18分31秒 | フレンズ・オン・アイス2009
昨年の「フレンズ・オン・アイス」では新幹線の「のぞみ」を利用して片道、約5時間半を日帰り往復しましたが、たいへん時間的に慌ただしく、また、いくら新幹線を利用したからと言っても疲れがひどかったので、今年は一泊二日で航空機を利用しての往復にしました。
「フレンズ・オン・アイス」の初日の前日、21日の昼前に羽田空港に到着、何処へ行こうか思案しましたが、上野公園へ行く事にしました。
JR上野駅の公園口の改札を出ると目の前に30年振りに見る懐かしき東京文化会館。東京での大学生時代、ここの大ホールで聴いた朝比奈隆、小澤征爾、ムラヴィンスキー、バーンスタインといった名指揮者たちの思い出が蘇ってくる。
さて、最初の目的地に選んだのは東京文化会館の真横にある国立西洋美術館である。この十数年、私は絵画に興味を持ち、特に印象派のルノワールの作品がお気に入りですが、この数年モネの作品にも大いに惹かれているのでルノワールやモネのコレクションのある、この美術館を最初に訪れてみました。地方在住の為、ルノワールなどの本物の絵画を見る機会は皆無なので、今回、初めて本物を見る事が出来ました。
館内に入り宗教画など年代を追って絵画を見て行きましたが、やはり最初に脚が止まり、数十分その前に立ち尽くしたのがルノワールの初期の大作「アルジェリア風のパリの女たち」である。初めて見るルノワールの大作に息を飲む。描かれている女性の表情、言葉では表現できない官能美、そして異国情緒あふれる雰囲気をかもし出す色使い、描写の凄さ!時間が経つのを忘れる。
そして、いよいよモネの絵画が13点!目がくらむような思いである。「舟遊び」では人物も舟も移ろう水面の光に溶け込み、はかなさすら感じる。そして念願の「睡蓮」の前に立つ。想像以上に力強さを感じる。力強い色彩である。また間近から筆のタッチを見ると、たいへん激しさを感じる。穏やかに水面に浮かんでいる睡蓮を見ながら、何が心をかきたてたのか?思いを馳せるものがあります。
他にも傑作だらけであるがルノワールとモネで胸が一杯になる。次回、訪れる時は他の作品もじっくりと見るつもりである。

国立西洋美術館を出て、次は少し歩いて東京都美術館に向かう。☆ゴールデン・ベリル☆様の情報で「トリノ・エジプト展」が開催中とのことで、行ってみる。最近NHKのBS放送で、盛んにエジプト文明の番組を放送していたので、丁度いい時期でした。
大型彫像、石碑、木棺、ミイラそして数々の副葬品など大変な展覧会であった。手が込んだ木棺を見て古代エジプト人の死者に対する気持ちを強く感じるものがありました。
そして圧巻はやはり巨大な「アメン王とツタンカーメン王の像」であった。
平日にもかかわらず大変な人そして人で小さな副葬品などを近くからゆっくりと見る事が出来なかったのが残念でした。

さすがに美術館を2件もハシゴすると疲れを激しく感じ、早くホテルにチェックインして寝ようかと思い、山の手線に飛び乗ったのですが、電車の中で、CD店へ1軒も行ってないのが心残りになり、慌てて秋葉原で電車を飛び降りて、総武線に乗り換えて御茶ノ水に向かいシフ様よりお薦めのあった中古のCD・レコード店の「ディスク・ユニオン」のクラッシック館へ行ってみました。
店内に入ってびっくり!お宝の山である。疲れが吹っ飛んでしまう。
いろいろと見ていたが、どうしてもオペラが中心になる。あれこれ捜して2点の中古CDを購入する。

①ベートーヴェン 歌劇「フィデリオ」ベーム指揮ベルリン・ドイツ・オペラによる1963年来日公演のライブ録音
②ワーグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ」クナパーツブッシュ指揮によるバイエルン国立歌劇場でのライブ録音(ORFEO盤)
ベーム指揮の「フィデリオ」は昔、一度だけ国内盤が発売されましたが買いそこねてしまい捜していた録音だったので大収穫でした。

自宅を出発前、財務大臣閣下が一発。
「東京でフラフラと出歩いて方向オンチになって、迷子になったらダメよ!いくら東京に住んでいたといっても30年も前のことですよ!」
残念ながら、大臣閣下の期待に反して?スイスイでした。東京は、私の地元では考えられないくらい、たくさんの人でしたが全く苦になりませんでした。東京の地は自分の性分に合っているようである。

来年の「フレンズ・オン・アイス」でも今年と同様、余裕をもって一泊二日で東京を訪れてみたいと思います。
最後に今回いろいろ情報をくださったシフ様、☆ゴールデン・ベリル☆様、本当にありがとうございました。

「フレンズ・オン・アイス2009」を観て その2

2009年08月26日 22時54分50秒 | フレンズ・オン・アイス2009
今回のFOIの座席は残念ながらアリーナではありませんでしたが出演スケーターの出入り口の少し右斜め後方。出番を待つスケーター達の後姿を見る事ができました。
当然、荒川静香さんの御姿も後姿ですが、じっくりと拝み奉ることが出来ました。今回はショーには出演しませんでしたが宮本賢二さんがショーの最初から最後まで熱い視線をリンクに送っていた姿が印象的でした。佐藤久美子コーチの顔も見えたような気がしたのですが・・・
後の方の席でも、いろいろお楽しみがあるようです。

最近、私はアイスダンスにハマっているのでベルビン&アゴストの演技を見る事も大変楽しみにしていました。リンクに登場したベルビンの衣装を見て今年の世界選手権の時のEXナンバーであることが、すぐに解りました。ご存知の通り、ベルビンが手紙を読むシーンからスタートしますが何とも言えない情感が伝わってきて演技が始まる前から、このコンビの世界に引き込まれました。ペアのように大技が無い競技ですが多彩な技と美しさは物語性のある競技として独特な魅力を感じます。
そして、やはりベルビンの美しさ、そして、その美しさを支えるアゴストのスケーティングの見事さ!ぜひバンクーバー五輪では金メダルを狙って欲しいものです。

そしてライサチェック!昨シーズンのフリーのガーシュイン作曲「ラプソディ・イン・ブルー」をEXナンバーに直したものですが、あのガーシュインの素晴らしいメロディに乗っての演技は見事でした。世界選手権の優勝で演技に自信が満ち溢れています。音楽を堪能しながら、演技も堪能できる贅沢さを噛み締めるばかりでした。

最後にやはり荒川静香さん。第2部の冒頭、黒い衣装を着てオルフの「カルミナ・ブラーナ」の冒頭の音楽で登場した時は本当に驚きました。音楽に負けないスケールの大きさを感じる演技で荒川さんの演技の巾の広さを強く感じました。
この後、白の衣装に早替わりすると音楽も映画「オズの魔法使い」から、有名な「虹の彼方へ(Over the Rainbow)」に変わり、キッズスケーターが登場、荒川さんとの共演となるのですが、その姿を見て何とも言えない熱いものが込み上げてきました。
一所懸命演ずるキッズスケーター、そのキッズスケーターを大きく包み込むような荒川さんの演技。バックには「虹の彼方へ」のあのメロディ。荒川さんの脳裏には自分自身がスケートを始めた頃がよぎったのでしょうか?
荒川静香さんのフィギュアスケートに対する思い、また荒川さんに続くであろう若いスケーター達への思いなど、2人の演技を見ていて荒川静香さんの「心」「真心」が伝わってきて、見ていて目頭が熱くなりました。

今年のFOIを見て、昨年と同様フィギュアスケート対する愛情がますます深くなりました。そして、その中心に荒川静香さんの存在があるのは当然のことです。
今年も会場で荒川静香さんを愛し、そしてフィギュアスケートを愛する、FOIを通じて知り合えたフレンズの皆さんと短い時間でしたが、また御会いして楽しい時間を過ごすことが出来ました。また早い時期にどこかのスケート会場で御会いしたいものです。
そして来年の「フレンズ・オン・アイス」も必ず行くつもりです。オリンピックの後なので、フィギュアスケート界の地図も変わっているかもしれませんが、絶対変わらないのは荒川静香さんの素晴らしさ。
来年も荒川静香さんとフィギュアスケートの素晴らしさを堪能するため新横浜スケートセンターでリンクを見つめている私がいます。

「フレンズ・オン・アイス2009」を観て

2009年08月24日 09時10分06秒 | フレンズ・オン・アイス2009
今年も「フレンズ・オン・アイス」を観に新横浜スケートセンターに来てしまいました。昨年に続いて2度目である。四国から乗り込むので時間的にも金銭的にも大変でしたが、それらの苦労を忘れさせるものが、このアイスショーにあります。
私が観たのは8月22日初日の1回目の公演である。会場に入り、氷の貼った真っ白いリンクを見て「昨年に続いて、また来る事が出来た」という感概を深くして、ショーが終わった後「素晴らしいアイスショーだった。来年もまた来よう」という気持ちを強くして会場を後にしました。

アイスショーと言えば今年の1月大阪で「スターズ・オン・アイス」を観ました。タイトル通り、まさに内外のスタースケーターが集まった贅沢なアイスショーでした。浅田真央さんの「タンゴ」が絶品だった。また初めて生で観たサーシャ・コーエンも良かった、と個人の演技に強く印象が頭に残っていますが、「フレンズ・オン・アイス」を観終えて感じた事は「本当に素晴らしいアイスショーだった」という事である。
「フレンズ・オン・アイス」にも今年の男子の世界選手権の覇者ライサチェックやアイスダンスのベルビン&アゴストなど世界の超一流のスケーターが登場しましたが、ショーを終えて感じた事は「素晴らしいアイスショーだった」と言う事である。ここに、このショーをプロデュースした荒川静香さんのアイスショーに対する姿勢、アイスショーはこうであって欲しいというこだわりがショーのオープニングからフィナーレまで見事に込められていてフィギュアスケートの持つ魅力を本当に満喫できて荒川静香さんに対して感謝の気持ちで一杯である。

昨年はミュージカル特集や荒川静香さんと中野友加里さん、荒川さんとシェーリーン・ボーンとの見事なコラボがあり忘れがたい思い出となっており、今年は、どうなるのか?と期待と不安がありました。オープニングに世界チャンピオン7人によるチャンピオン・プログラムもありましたが、今年は昨年の様な意表をつくサプライズはありませんでした。出演した個々のスケーターの演技をじっくりと楽しむと言う、正に直球勝負でした。サプライズが無くても大きな満足を得ることが出来たのは、出演したスケーターの力量!でしょう。
プログラムも著名スケーターの名前を単に並べたものではなく考え抜かれた絶妙なものでした。
第1部はオープニンの後、自己推薦枠スケーターとして選ばれた村元小月さんが登場。その後、オリンピックを目指す鈴木明子さん、小塚崇彦君が続き真ん中でベルビン&アゴストの華やかなアイスダンス、そしてシェーリーン姐さんやカート・ブラウニングの見せ場たっぷり演技のあと第1部のトリは復帰で話題の高橋大輔さんである。
高橋大輔さんの演技の前に荒川静香さん自らリンクに登場して高橋さんを紹介して会場が盛り上がったのは言うまでもありません。高橋さんの復帰は新聞やテレビでも報道されていたようですが、今年のEXナンバーの初お披露目となりましたが、ジャンプもしっかりと決め、ケガの不安を感じさせるものは、ありませんでした。また、また今まで見せていた激しさよりも、しっとりとした演技で今シーズンは今までとは違った境地の演技が期待出来そうです。

第2部の冒頭、荒川さんとキッズ・スケーターの演技の後、真ん中にペアのチン・バン&ジャン・トンとライサチェクをはさんで、ズラリとプロスケーターの正にこれぞプロと言うべき演技が続き、トリは当然、荒川静香さんである。
今回の荒川静香さんのプログラムは題名は確認出来てませんがフラメンコである。「Frozen」や「夕顔」など最近しっとりとしたプログラムが最近続いていましたが、今回は民族色の強い、真っ赤なバラの華がリンクに咲き乱れるような演技である。またプロとして新しい一面を見せてもらって嬉しくてたまらない。

さて、私は女子シングルが一番好きなので、どうしても村元小月さんと鈴木明子さんの演技に注目してしまいます。
村元小月さんは自己推薦枠スケーターとしての登場でしたが、これだけの顔ぶれの中でも中々堂々としていて小ささは全く感じさせないのはさすがである。若手の演技を見る機会が少ないだけに今回、彼女を知る事が出来たのは大収穫であった。
そして鈴木明子さん。赤の衣装がリンクに映える。プログラムは私が期待していたバーンスタインの「ウエスト・サイド物語」でした。今シーズンのフリーのダイジェストのようである。「ウエスト・サイド物語」の音楽、たいへんな音楽である。これを氷上で演じることは大変なことだと思いますが昨シーズンの彼女の演技を思うと、見事にやり遂げるものと信じています。「マリア」でのスパイラル、「マンボ」でのステップを見ただけでも彼女の素晴らしさを感じることが出来ました。最後が音楽的にはこのミュージカルの一番の聴かせ所のアンサンブルによる「トゥナイト」であるのが憎い!
間近で見る事が出来た鈴木明子さん。本当にチャーミングな方である。今シーズンも、昨シーズンに劣らず、ますます彼女に夢中になってしまいそうである。

長々となってしまったので本日はここまで。荒川静香さんやベルビン&アゴストそしてライサチェク(素晴らしい「ラプソディ・イン・ブルー」でした)のことなど、まだまだ頭の中をよぎるものがたくさんあります。

あれから1日。

2009年08月23日 23時43分09秒 | フレンズ・オン・アイス2009
「フレンズ・オン・アイス」を見て、もう一日経ってしまいました。

昨日は新横浜駅でkazoo様と別れたあとJRとモノレールを乗り継いで羽田空港に到着したとたん私の携帯電話が鳴りました。財務大臣閣下である。そして、いきなり「○○を買って来なさい」と命令が下りました。様はお土産を忘れるなと言う事である。物凄いタイミングである。
土産の手配が終わると、昼食をとっていない事に気が付く。「フレンズ・オン・アイス」の開場が11時30分だったので昼食どころでありませんでした。
軽く軽食を取りながら生ビールを飲む。最高の気分である。そして飲みながら開場で購入した「フレンズ・オン・アイス」のパンフレットと出演者の皆さんの集合写真を眺める。またしても胸が一杯になる。
今もパソコンの傍らに集合写真があり、余韻が残ってどうにもならない状態である。「フレンズ・オン・アイス」を2年続けて生で見る事の出来た幸せをかみしめるばかりで、荒川静香さんに感謝の気持ちで一杯である。

公演をみて感じた事、感想は明日仕事が休みなので、明日、ゆっくりとコメントしたいと思っています。




今、帰ってきました。

2009年08月22日 22時21分16秒 | フレンズ・オン・アイス2009
本日、「フレンズ・オン・アイス」を見終えて、午後9時過ぎ、無事、自宅へ到着しました。
今回も、同志の方々と短い時間でしたが、御会い出来、楽しい時間を過ごす事が出きました。また、いろいろと頂き物もあり、恐悦至極です。
さて、今も「フレンズ・オン・アイス」の余韻が残っており、胸が一杯です。
素晴らしいアイスショーでした。
とくに感動したしたのは第二部の冒頭、純白の衣装を着た荒川静香さんがキッズスケーターとのコラボの映画「オズの魔法使い」より「虹の彼方へ」でした。
短い時間でしたが「虹の彼方へ」のメロディに乗って、キッズスケーターと滑る荒川さんを見ていて、荒川さんのフィギュアスケートへの想い、若いスケーターへの想い、そしてオリンピックへの想いが伝わって来て、熱いものが、こみ上げて来ました。
明日は、さっそく仕事なので「フレンズ・オン・アイス」の詳しい感想は休みの日にコメントします。

いよいよ「フレンズ・オン・アイス」

2009年08月20日 23時30分59秒 | フレンズ・オン・アイス2009
いよいよ明日の朝、東京へ向けて出発である。朝の9時過ぎには自宅を出るつもりである。
今日も財務大臣閣下に言われました。
「何で、そんなに、あわてる様にして、そんなに早く出発するの?」
このところ自分自身、心身共に疲れきっているのが、良くわかる状態である。特に心の部分が磨耗しきっているのを自覚できる状態である。
自分としては、早く仕事からも家庭からも離れたい。逃げ出したい。一度、自分だけで大きく深呼吸したい、今、高松市から早く離れたいという逃避に気持ちが本当に強いのでしょう。久し振りの2連休、自分を取り戻したいと思います。
明日の宿泊先は品川プリンスホテルである。アイスショーの関係でプリンスホテル系列を選びました。金額の安いホテルもありましたが、以前、私の会社の社長に、出張と言えども、いいホテルで泊まりなさいと言われたことが頭に残っていたので、今回はこのようになりました。
さて、あさっては「フレンズ・オン・アイス」である。リンクに立つ荒川静香さんの姿を見ただけで涙が出るかもしれません。新横浜スケートセンターはリンクを間近に感じることが出来るので楽しみである。今年は中野友加里さんが残念ながら登場しませんが鈴木明子さんが出演します。心を揺さぶる演技を期待しています。
そして公演当日、ブログで知り合った同志の方々と再会できるのが本当に楽しみである。

もうすぐ「フレンズ・オン・アイス」

2009年08月19日 22時38分53秒 | フレンズ・オン・アイス2009
「フレンズ・オン・アイス」まで、もう数日である。
荒川静香さんの、あの吸い込まれそうな深い演技を再び見る事が出来ると思うと胸が一杯になります。
今週末は我が社は盆明け恒例の大きな売出しである。その中で2連休を取る私の不在時に気持ちよく送り出して、ホローしてくれる同僚に対して感謝の気持ちで一杯です。本当に「ありがとう」と言うばかりである。

さて22日の公演の私の座席を公表しておきます。
22日12時30分開演の部、SS席 E2階2列27番
当日、上記の座席で、ひたすら会場で買い求めたパンフレットを読んでいる、頭の薄くなったメガネを掛けた田舎のおっさんを見つけたら、お気軽に声をお掛けください。

ところで私は前日の昼前、羽田着の便で東京入りをしますが、何処へ行こうか思案中でしたが☆ゴールデン・ベリル☆様より上野の科学博物館の情報を頂いたので、まずは上野公園に行ってみるつもりである。お目当ては国立西洋美術館の常設展のモネの「睡蓮」の絵を見る事である。時間に余裕があれば国立科学博物館か国立博物館に脚を運び、その後、都内の輸入CD店や中古レコード店を回れたらと思っています。
しかし、もう一つ案があり、せっかく何かとにぎやかな?家族もいないのでホテルのチェックインが午後2時から出来るので、最近、疲れが溜まっているので、ホテルに直行して生ビールでも飲んで爆睡するのも、いいかな?と思ったりしています。

しかし、とにかく「フレンズ・オン・アイス」である。万全の体調で会場に脚を運びたいものである。


楽劇「トリスタンとイゾルデ」への想い。

2009年08月17日 14時39分17秒 | オペラ
私は仕事がゴタゴタすればするほど、時間を忘れて心にズシンと来る大曲を聴いてみたくる傾向がある。
久し振りにワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」の全曲DVDを取り出して時間を経つのを忘れて見入ることができた。1983年のバイロイト音楽祭での映像。バレンボイムの指揮、演出はジャン・ピエール・ポネルである。ポネルの演出は今、流行の読み替えの演出とは背を向けた幻想的で音楽と寄り添うような演出で安心して見ることが出来ます。巨大な作品ですがドビュッシーの歌劇「ペレアスとメリザンド」の世界を連想させるものも感じる時があります。
このオペラは以前、自己紹介で私の大好きな三本のオペラの一つに入れていましたが、やはり好きなオペラと言うより私にとって特別なオペラと言ってよいでしょう。
第1幕の何か不健康で、うずくような前奏曲から始まり、そしてこのオペラな核心と言える第2幕の延々と続くトリスタンとイゾルデの愛の二重唱。聴けば聴くほど、この作品を初めて聴いた時の感動を思い出すばかりである。

「名付けることなく、別れることなく、
 新たに知り合い、新たに燃え、
 無限に、永遠に、一つの意識に、
 熱く焼けた胸の、至上の愛の快楽!」

 二重唱の最後、「愛の死」のメロディに乗って二人が情熱的に歌い上げるところになると、こちらも、どうにもならない状態になっています。

楽劇「トリスタンとイゾルデ」という作品を知ったのはクラシック音楽を聴きだした高校生の時。コンサート形式の「前奏曲と愛の死」を聴いて、それまで聴いたクラシック音楽にはない何か形容の出来ない未知の世界があるように感じました。それまでの名曲路線で行くか、それとも自分の聴きたいものに進んで行くか分岐点だったのでしょう。クラシック音楽の深みに入っていく前に大きくふさがっていた大きな扉を「前奏曲と愛の死」が開けたくれたと言ってよいでしょう。今、考えてみると、高校生の時、とんでもない音楽を聴いてしまったと言う感が強くします。
そして「前奏曲と愛の死」だけでは飽き足らず、ぜひオペラ全曲を聴いてみたいと強く思い、少しずつ小使いを貯め、高校三年の時、遂に全曲レコードを手にしました。5枚組レコードのアルバム。初めて手にした時のズシリとした重さは今も忘れません。これが作品の重みというものでしょうか。CDの時代になって、こういう気持ちを持つことが出来なくなったのは本当に残念である。
購入したレコードはカール・ベームが1966年バイロイト音楽祭で指揮したライブ録音である。また初めて手にしたワーグナーのオペラの全曲レコードでした。初めての全曲レコードが「タンホイザー」や「ローエングリン」ではなく「トリスタンとイゾルデ」であったことが今から思うと何か考えさせるものがあります。
さて、自宅へ帰ってケースを開ける、まずは説明書の厚さに驚かされました。「トリスタンとイゾルデ」伝説から始まりワーグナーとヴェーゼンドンク夫人との関係、作曲や初演までの過程、そして音楽的意義など今のCDの解説書では考えられない、ぎっしりと内容が詰まった解説書で、読みきるだけでも大変でした。
そして初めて、当時のステレオ装置から第2幕の冒頭の音楽が鳴り響いた時、言い様がない感動を憶えたものです。そして初めて聴いた長大な二重唱。それにしても
高校生のガキが、とんでもない作品を聴いてしまったものである。

「おお、降りて来よ、愛の夜を、
 愛の夜を、我が生きることを、忘れさせよ」

長大な作品だけに、いつも全曲を通して聴く事はできませんが、聴くたびに初めてこの作品を聴いた時と同じ感動を憶えることが出来るのは本当に幸せです。
さて指揮のベームであるが、その長い生涯のなかで一番敬愛した作曲家はおそらくモーツァルトでしょう。しかし一番愛したオペラは「トリスタンとイゾルデ」だったのではと思う事があります。解説書では演奏中、ベームは時折、涙を流しながら指揮していたと記されています。現在でもベーム盤が「トリスタンとイゾルデ」の全曲録音のトップだと思っていますし、ベームの数多い録音の中でも最高のものだと信じています。

今の時期、ドイツではバイロイト音楽祭が開催されています。私も死ぬまで一度、バイロイト詣でをしてみたいものです。

キム・ヨナさんの今シーズンのプログラム

2009年08月12日 22時52分49秒 | 2009-20010年シーズン
今日の朝、新聞のスポーツ欄を見ているとキム・ヨナさんの今シーズンのプログラムが報じられれていました。大変、意表をつかれた選曲でした。
SPは映画「007」シリーズのメドレー。フリーはガーシュインのへ調のピアノ協奏曲。

ガーシュインといえば「ラプソディ・イン・ブルー」や「パリのアメリカ人」が有名ですがのへ調のピアノ協奏曲とは、私にはたいへん渋い選曲のように感じました。昨シーズンはロシア音楽、そして今シーズンはアメリカ音楽。しかし、まぎれもないクラシック音楽。
私が持っているCDはアンドレ・プレヴィンがピッツバーク交響楽団を相手にピアノと指揮を兼ねたフィリップスでの録音のみ。(なお、このCDには「ラプソディ・イン・ブルー」と「パリのアメリカ人」も収録されているので、かなり、お買い得でした)休みの日に久し振りに聴き込んでみましょう。

さてSPの映画「007」シリーズのメドレー。いったい、どのような演技になるのか予想がつきません。衣装も、どのようになるのか楽しみです。
しかし「007」シリーズの映画とはたいへん懐かしい。最近の「007」の映画は全く見ていませんがショーン・コネリーとロジャー・ムアーがジェームズ・ボンドに扮した作品はおそらく全部、映画館で見ているはずです。「007」シリーズのテーマ音楽はその時代を代表するアーティストによって作られ歌われているので名曲ぞろいで、大変、聴き応えがあります。「007・死ぬのはやつらだ」では元ビートルズのポール・マッカトニーによるもので、本当にしびれました。
しかし一番、大好きなのは、やはり「007・ロシアより愛をこめて」でしょう。あの憂いのあるテーマ音楽は数ある映画音楽の中でも名曲中の名曲だと思います。また名前は忘れてしまいましたがボンドーガールの女優さんも大変、美人で私にとって「007」シリーズの中で一番忘れがたい作品です。キム・ヨナさんのSPでは「007・ロシアより愛をこめて」のテーマ音楽が流れるかどうか、超注目です。

あと10日余り。

2009年08月10日 20時41分17秒 | フレンズ・オン・アイス2009
何だかんだとゴタゴタしているうちにフレンズ・オン・アイスまで、あと10日余りとなりました。また荒川静香さんの深い演技を見ることが出来ると思うと胸が躍ります。今年は中野友加里さんの名前がないのが残念ですが、高橋大輔さんの復帰、そして鈴木明子さんが登場するので本当に楽しみです。今年の彼女の振付を担当するシェーリーン姐さんも登場するので今シーズンのSPかフリーのプログラムを期待したいところです。
フレンズ・オン・アイスの公式サイトの荒川さんの写真のバックがまだイラストのままですが、このままなのだろうか?と気になるところである。まだ出演者の追加発表があるのかな?

私は公演初日の前日の昼前に羽田に到着するので、十分に時間の余裕があるので、何処へ行こうか?と思案中である。
①仕事に関係した店舗見学②大学卒業後、初めて下宿していた所へ行ってみる。③輸入CD店巡り④東京タワー(一度も行ったことがない)等・・・
大学卒業後も東京方面にはよく行っていましたが、ほとんど仕事がらみの出張だったので、今回は上手に時間を使いたいと思っています。

クナッパーツブッシュのワーグナー 

2009年08月10日 10時31分06秒 | 今日、聴いたCD
①ワーグナー 楽劇「神々の黄昏」より「夜明けとジークフリートのラインの旅」「ジークフリートの葬送行進曲」
②ワーグナー 歌劇「さまよえるオランダ人」より「期限は切れた」
③ワーグナー 楽劇「ニュールンベルクのマイスタージンガー」より「リラの花が何とやわらかく」「迷いだ、迷いだ、どこも迷いだ」
④ワーグナー 楽劇「ワルキューレ」よりヴォータンの告別「さようなら、勇ましいわが子」

ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 ②~④ジョージ・ロンドン(バリトン)
1956年、1958年 ウィーン・ゾフィエンザールでのスタジオ録音

GRAND SLAM RECORDS GS-2036 (デッカ 初期LPレコードよりの復刻盤)

昨日の深夜NHK・BS2でカラヤンの特集があり、少しだけ見る。カラヤンのコンサートの映像を見るのは久し振りである。曲目はチャイコフスキーの交響曲第4番。オケはベルリンフィル。1970年代の映像である。指揮者もオケもオーバーアクションで、とにかく見せようと意識の強い映像である。
しかし、見ていて、そのアクションが本当に音楽を感じて生まれてきたものとは、どうしても感じ取れなかった。第1楽章、オケはよく鳴っていたが、オケが鳴るばかりで当時の作曲者の苦悩など置き忘れているかのようである。暗さとメランコリックな面の両方持ち合わせた旋律の美しさなど、どこにも無い。そして第2楽章の冒頭のオーボエのソロを聴いてテレビのスイッチを消して寝てしまった。単にオーボエという楽器を鳴らしているだけ。あのムラヴィンスキー指揮の録音での陰鬱さ、悲しさが漂う演奏とは全く別世界の演奏である。私の世界ではない!ここでギブアップしてしまった。見ないで、さっさと寝るべきだった。
しかし世の中にはカラヤンの支持者の方が大勢いるので、私の感じ方が、おかしいと言われてもしかたがありませんが、私自身、カラヤンの反対側の岸にいる人間と言われても、しかたないでしょう。

一夜明けて、まだモヤモヤした気持ちが残っていましたが、それを吹き飛ばしてくれたのはクナッパーツブッシュの録音でした。やはり私は、こちらの世界の方が生に合っているようである。
数日前、デッカの初期LPレコードより復刻したクナのワーグナーの録音のCDが届きました。昔から定評のある演奏なのでレコードもCDも当然持っていましたが特に私が持っている物は「神々の黄昏」の演奏がどれもオケの響きが、たいへん痩せて聞こえるので、実際はこうではないのでは?といつも思っていたので、今回の復刻盤は、何か祈るような気持ちで聴いたのですが、やっと満足できる響きを得ることが出来たという気持ちで一杯になりました。まさに人間業を超えた凄まじい演奏である。
「神々の黄昏」の「葬送行進曲」でのノートゥングにこめられた怒りと悲しみ。
「ワルキューレ」よりヴォータンの告別での冒頭の金管の凄まじさ!眠りの動機では愛する娘を眠らせたヴォータンの悲しさが伝わってくる。そして最後の魔の炎の音楽での色彩感。ウィーンフィルの演奏も最高である。素晴らしい音色である。

なお今回の復刻盤の解説書には合唱指揮者で有名な田中信昭氏のコメントがありますが、何と驚いたことに田中氏は、この録音セクションに立ち会ったとのことである。次のコメントが印象に残りました。
①クナが現れるとウィーンフィルの様子がサッと変わった。
②クナの肉体から発せられる「気」は尋常なものではなかった。
③クナがいるだけで空気が変わった。
クナは指揮法など技術的な事を超越し、自己の存在だけでオーケストラを動かし神業的な演奏を生み出していたのでしょう。
おそらく、きっとフルトヴェングラーもそうだったのでは・・・と思いを馳せるものがあります。

大原麗子さん死去

2009年08月07日 20時33分02秒 | 映画
昨日の深夜のNHKニュースを見ていて本当に驚いた。
女優の大原麗子さん死去のニュース。
たいへんな難病で静養中と言う事は聞いたことはあるのですが・・・誰も見取る人も無く一人寂しく息を引き取り、死後約2週間後に発見された事を聞いて、何かと華やかな芸能界の第一線で活躍した方だけに、何とも言えない哀れさを感じ悲しい気持ちで一杯である。
私自身、熱心な彼女のファンではありませんでしたが、私の世代の者にとっては、美人だっただけに、何か気になる女優さんと言えるでしょう。
私自身、映画では市川昆監督の横溝正史原作「獄門島」、テレビではNHK大河ドラマ「春日局」がたいへん印象に残っています。
ご冥福をお祈りします。

テレビ番組「真央&美姫いざバンクーバーへ!」

2009年08月03日 14時11分41秒 | 2009-20010年シーズン
昨日の午後、放送された「真央&美姫いざバンクーバーへ!」を録画を今、見終わったところです。彼女の地元の放送局製作の番組のためでしょうか、たいへんくつろいだ雰囲気で楽しく見させていただきました。

やはり番組の一番のお目当てはやはり二人の新しいEXナンバーでした。
安藤美姫さんのモーツァルトの「レクイエム」にはやはり驚愕の一言である。まさかこの作品がフィギュアスケートに使用されるとは思いもよらなかった。また正面からこのたいへんな作品を受けとめ表現している安藤美姫さんの演技には全く奇麗ごととは無縁のきびしさを感じ取ることができました。黒の衣装も作品にマッチしてたいへん素晴らしいものだと思いました。「怒りの日」の音楽でのステップでは荘厳さすら感じさせるものがありました。
これからの今シーズンのEXでは、たびたび見る事が出来ると思いますが、今後さらに練りに練られた、たいへんなプログラムになりそうです。EXナンバーですがSPやフリー以上に楽しみになってきました。

浅田真央さんはパガニーニの「カプリース」。本来はヴァイオリン独奏曲ですが、かなりのアレンジがありました。
今回のEXナンバーはタラソワコーチによる振付だけに浅田さんの高度なテクニックがふんだんに盛り込まれた豪華絢爛といったプログラムと言ってよいでしょう。
手にした扇子もたいへん粋である。
昨シーズンのタンゴの次はパガニーニ。曲想が全く違っても見事にフィギュアスケートの魅力、楽しさを引き出す浅田真央さんの見事な演技。

今回初めて見る事の出来た二人の素晴らしいEXナンバーが来年のバンクーバーオリンピックでのエキシビジョン、それも終わりの方で、見る事が、どうかできますように!

8月15日(土) 午後1:30~3:00 に「真夏の氷上祭典2009 THE ICE」の放送予定との事。真夏のアイスショーを満喫したい。そしてお盆が明けたら、いよいよFOIである。今日、品川のホテルを予約して準備完了、いよいよカウントダウンである。