オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

フレンズオンアイス2013の荒川静香さん

2013年11月30日 23時02分41秒 | フレンズ・オン・アイス2013

ラフマニノフ作曲「パガニーニの主題による狂詩曲」


マスカーニ作曲,歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」から「間奏曲」

今年のフレンズオンアイスでの荒川静香さんはクラシックの名曲を2曲、披露してくれました。

ラフマニノフ作曲「パガニーニの主題による狂詩曲」とマスカーニ作曲の歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」から「間奏曲」の2曲。

私の見た公演は「カヴァレリア・ルスティカーナ」でした。

オペラ大好き人間の私にとって正に涙!でした。

「パガニーニの主題による狂詩曲」は有名な第18変奏による素晴らしい演技。

プロに転向して、ますます演技に磨きがかかってきました。

フィギュアスケートの持つ美しさの極致の演技と言っても過言ではないでしょう。


にほんブログ村


フレンズオンアイスとの6年

2013年11月28日 13時06分24秒 | フレンズ・オン・アイス2013
フィギュアスケートの雑誌「ワールドフィギュアスケート」の最新号を見る。美しい写真ばかりで仕事の疲れを忘れさせるものがありますが、その中で、やはり一番印象に残ったのは今年8月のフレンズオンアイスの公演の写真。
すでに語り草となったオリンピックメドレーの写真がふんだんにあり、当日の記憶がよみがえってくる。
実は、この秋、CSの日テレプラスの放送をDVDで録画していたのですが、そのDVDをフィギュアスケート大好きの姪っ子に貸したのですが、今だに返してくれない。
荒川静香さんのラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」による演技にぞっこんらしい。なお姪っ子は東京のM音楽大学ピアノ科卒業しているのでラフマニノフとなると血が騒ぐらしい。
早くDVD、返して~!

今シーズンのグランプリシリーズは終わりましたが、CSのテレ朝チャンネルでは連日、全競技の放送が続いている。今晩はフランス大会からアイスダンスのフリーダンスの放送があります。
さて、それでも今も忘れられないのは今年のフレンズオンアイス。今も静か(静香)な余韻が残っている。
こんな素晴らしいアイスショーを6年続けて会場で見ることが出来た幸運。
やはりフィギュアスケートの神様に感謝しなくてはいけません。
ところで毎回、会場で必ず買い求めていたのがパンフレットと出演者全員による集合写真。
6枚の集合写真を並べて眺めてみると時の流れと、その時、その時の思い出が駆け巡ってくるものがあります。
今日はちょっと集合写真を並べてみました。なお、たいへん私の撮影が下手くそで、どうしても上手に写っていません。本当に申し訳ございません。



2008年の公演。私が初めて生で見たフレンズオンアイスの公演。

全列左よりチン・パン、井上怜奈、タニス・べりビン、恩田美栄、荒川静香、中野友加里、佐藤有香、シェーリー・ボーン、高橋大輔、本田武史
後列左よりジャン・トン、ジョン・ボールドウィン、ベンジャミン・アゴスト、エヴァン・ライザチェック、小塚崇彦、中庭健介、田村岳斗、宮本賢二 (敬称略)

「オペラ座の怪人」のグループ演技で私はノックアウト。とんでもないものを見てしまった!これですっかりフレンズオンアイスの世界に見事に引き込まれてしまう。
時間は短かったですが、この時の荒川静香さんと中野友加里さんのコラボの美しさは一生忘れられることはないでしょう。




2009年の公演。バンクーバーオリンピックシーズンの幕開きの公演。

前列左より本田武史、タニス・べりビン、佐藤有香、荒川静香、鈴木明子、村元小月、チン・パン、シェーリー・ボーン、高橋大輔
後列左より田村岳斗、カート・ブラウニング、ベンジャミン・アゴスト、エヴァン・ライザチェック、ジャン・トン、小塚崇彦

翌年2月のオリンピックで湧かせた鈴木明子さんのフリー「ウエストサイドストーリー」の初お披露目、また荒川静香さんとキッズスケーターによる「虹の彼方に」が忘れられません。




2010年の公演。

前列左より佐藤有香、タニス・べりビン、シェーリー・ボーン、荒川静香、安藤美姫、鈴木明子、チン・パン
後列左より田村岳斗、ジャン・トン、イリヤ・クーリック、ベンジャミン・アゴスト、エヴァン・ライザチェック、小塚崇彦、本田武史、高橋大輔

この年に安藤美姫さんが初出演。
私自身、初めてアリーナ席で見た公演。ペアのチン・パン&ジャン・トンのスロージャンプやツイストを正に目の前で見て、その物凄さに身震いする。
高橋大輔さんの今はお馴染みのプログラムの「マンボ」の初お披露目。会場内、大熱狂となる。




2011年の公演。
前列左より佐藤有香、ケイトリン・ウィーバー、シェーリー・ボーン、荒川静香、安藤美姫、鈴木明子、チン・パン、イリーナ・スルツカヤ
後列左より羽生結弦、田村岳斗、小塚崇彦、宮本賢二、ジャン・トン、エヴァン・ライザチェック、アンドリュー・ポジェ、本田武史、高橋大輔

公演の1週間前にトリノオリンピックで荒川静香さんとメダル争いをしたイリーナ・スルツカヤの出演が発表され大いに驚かされる。
この年の3月11日、あの東北での大震災。第1部の冒頭、荒川静香さんや東北出身のスケーターと仙台のキッズスケーターによるグループ演技。そして荒川さんのソロによる「スマイル」の演技。心にしみました。
そして第2部冒頭の「5人でマンボ」(荒川静香、シェーリー・ボーン、鈴木明子、高橋大輔、小塚崇彦)
これも、すっかり語り草になってしまった。本当に凄かった!ここまでやるか!と強く思いました。
また安藤美姫さんのソロによる「千の風になって」。心から感動しました。




2012年の公演。
前列左より佐藤有香、シェーリー・ボーン、ケイトリン・ウィーバー、荒川静香、安藤美姫、鈴木明子、チン・パン、イリーナ・スルツカヤ
イリーナ・スルツカヤ
後列左より小塚崇彦、田村岳斗、アンドリュー・ポジェ、イリヤ・クーリック、ジャン・トン、本田武史、高橋大輔

鈴木明子さんのこのシーズンのフリープログラム「O(オー)」が初お披露目。これも忘れられない。
そして何かが起きる第2部冒頭は荒川静香さん、安藤美姫さん、高橋大輔さんの3人による「白鳥の湖」
そしてプログラムの最後を飾った荒川静香さんの「星に願いを」
フィギュアスケートを見る最高の喜びを私に与えてくれました。




前列左より八木沼純子、シェーリー・ボーン、チン・パン、佐藤有香、荒川静香、タニス・べりビン、安藤美姫、鈴木明子、イリーナ・スルツカヤ
後列左より小塚崇彦、ジャン・トン、田村岳斗、イリヤ・クーリック、ベンジャミン・アゴスト、クリストファー・ベルントソン、本田武史、高橋大輔

鈴木明子さんと高橋大輔さんの今シーズンのフリープログラムによる演技。
荒川静香さん、八木沼純子さん、佐藤有香さんの3人によるコラボ。
そして、またまた何かが起きた第2部の冒頭の「オリンピック・メドレー」
忘れられないプログラムばかり。

6年間、見てることの出来たフレンズオンアイス。
最高のスケーター達による最高の演技とパフォーマンス。
私にフィギュアスケートを見る喜びと魅力を強く伝えてくれました。
チケット購入の難しさで来年以降は、会場で見ることは、おそらく絶望的だと思われますが、荒川静香さんを中心に、これからも、この素晴らしいアイスショーが続いて行ってほしい。
そして運よくチケットを手にした方は、このアイスショーを思いっきり楽しんで欲しいと願うばかりです。


にほんブログ村

アリッサ・シズニー、予選欠場。

2013年11月27日 22時37分28秒 | 2013-2014年シーズン
毎年シーズン前に、私の好きなスケーターを公表していますが、毎回、海外のスケーターのトップにはアメリカのアリッサ・シズニーを挙げています。
そう。私はアリッサ・シズニーが大好きなのである。
あの美しい容貌、そして氷上で見せるスピンの美しさ。
2010年のグランプリファイナルで優勝した時は本当に嬉しかった。
昨シーズンはNHK杯にエントリーしていましたが、残念ながらケガのため欠場。全米選手権も出場しなかった。
今シーズンも全米選手権の最終予選まで進んでいましたが大会直前に棄権。
これで全米選手権への出場は出来なくなった。
全米選手権に出場出来ないということは、ソチ・オリンピックへの道が絶たれてしまったと言うことである。
おそらくケガの経過が、かなり悪いのでしょう。
アリッサ・シズニーには一度でもいいからオリンピックのリンクに立たせてあげたかった。
しかし、現役引退の情報は聞いていない。
じっくりとケガを直して、もう一度、リンクの上に立って欲しい。
そして、再び、あの絶品のビールマンスピンを見せて欲しい。
それを願うばかりです。




にほんブログ村


テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイアのロシア音楽

2013年11月26日 22時05分53秒 | 私はアイスダンスが大好き!
グランプリシリーズは終わりましたが、今、CSのテレ朝チャンネルでは連日、グランプリシリーズの全競技を連日、放送しています。
先日、カナダ大会からアイスダンスのフリーダンスを見ました。
お目当ては、やはりテッサ・ヴァーチュ&スコット・モイアの演技。
パソコンでネットでの演技は既に見ていましたが、小さなパソコンの画面と大きなテレビの画面で見るのとは全く印象が違う。
パソコンでネットでの映像を見た時は今一つの感がありましたが、テレビの大きな画面で見たら、そんなこと、吹っ飛んでしまった。
メリル・デイビス&チャーリー・ホワイトの「シェエラザード」の演技ように馴染の深い聴きなれた音楽で、すぐに見る者を引きつけてしまう演技ではない。
しかし、プログラムが進むつれて、正にこのカップルの世界にハマってしまう。
繰り出されているのはアイスダンスでは最高技術の演技。
フリーダンスの音楽はロシアの作曲家スクリャービンとグラズノフの作品。
グラズノフ作曲の演奏会用ワルツ、そしてバレエ音楽「四季」
グラズノフの作品が好きな私にとっては、たまらない選曲。
本当にマニアックな選曲。本当に唸ってしまう。
通好みの曲で、見る者を引きつけてしまうフリーダンスの演技。
本当に見事!
それにしても、今シーズンもメリル・デイビス&チャーリー・ホワイト、そしてテッサ・ヴァーチュ&スコット・モイアの2組は群を抜いている。次元が違う。世界が違う。
オリンピックでは、どちらかが金メダルで、どちらかが銀メダルだろう。
これからオリンピックまで、この2組の演技がどこまで深化していくのか、アイスダンスの最高の見どころと言っても過言ではありません。






にほんブログ村











グラーツという街

2013年11月25日 12時55分39秒 | 音楽
今日は実質10連勤が終わって、やっとこさの完全公休日。
朝も寝てればいいのに、どうしても歳のせいか、いつも通りに目が開いてしまった。
家の中は私だけ。
朝からブラームスの音楽ばかりを聴いていた。歳をとればとるほどブラームスの音楽が心に沁みてくるようだ。
いろいろある録音の中で、今の私にはフルトヴェングラーの演奏が一番ピッタリくる。
自己主張の激しい演奏。ブラームスを聴くというよりフルトヴェングラーを聴くという感じかもしれない。
それでもいいのだ。このところ、心身共に激しい日々を送っている私にとって、今、フルトヴェングラーの演奏が一番合っているようだ。

さてフィギュアスケートのグランプリシリーズも終わり、次の関心はグランプリ・ファイナルを経て全日本選手権、そしてアメリカやロシアの国内大会。誰がオリンピックの代表になるのか?いよいよ今シーズンも佳境に入ってきました。
ところで安藤美姫さんはオーストリアのグラーツで開催されたアイスチャレンジに出場して2位だったとのこと。
優勝はアメリカのコートニー・ヒックス。昨シーズンの全米選手権では4位。高さのある素晴らしいジャンプを跳ぶ選手である。
今シーズン、GPシリーズ・カナダ大会に出場。残念ながらショートプログラムにつまずいて6位に終わりましたが、順調に調整できているようで、年明けのオリンピック代表のかかった全米選手権が楽しみです。アメリカのオリンピック代表の選考は全米選手権の一発勝負。凄いことになりそうです。
それにしても安藤美姫さんの結果よりコートニー・ヒックスの結果に喜んでいるのは、日本中でも私だけかな?

ところでアイスチャレンジが開催されたオーストリアのグラーツという地名を聴いて私が一番にピンと来るのは今は亡き名指揮者、そして私のクラシック音楽歴に大きな影響を与えられたカール・ベーム(1894年生~1981年没)の名前である。
ベームは、グラーツで生まれ育ち、そして今はグラーツの共同墓地で家族と静かに眠っている。
指揮者カール・ベームの好きなファンにとってグラーツという地名を聞くと特別な感情におそわれるかもしれません。
グラーツはオーストリア人口第2の都市で人口約25万。
1999年、街の中心部がグラーツ歴史地区として世界遺産に登録されている。
生前のベームと親交があり、没後、ベームの墓参りのためグラーツを訪ねた真鍋圭子さんは、著書「カール・ベーム、心から心へ」でグラーツの印象を、こう書き記しています。

「ウィーンとまるで違う。色彩が町の中に満ち溢れている。家々が黄色、サーモンピンク、オレンジ、ブルー、緑に飾られている。完全にルネッサンスの一角があると思うと、またある一角はバロック。一面にフレスコ画をほどこした家、ゴーティックの教会、市街電車。忠誠から近代までの全てがこの町に存在する。不思議な魅力をたたえた町である。開放的?そう、多分に南国的なのである。そういえば、ここはオーストリアの南端の要、ユーゴスラヴィア、ハンガリー、イタリアへの門戸なのだ。ウィーンの、鼻をつき始めるたまらなく嫌なあの訛り言葉がなく、人々の会話が心地良く風に漂っている」

ベームはグラーツ人であることを何よりの誇りとしていて生前、真鍋さんにこう言い放ったそうだ。

「私はグラーツの人間だ。ウィーンとグラーツは地理的に近くても、人間的にはまるで違うんだ。私はウィーンの人間のように嘘やお世辞は言わない。グラーツの人間は正直なんだ」

そんな気質、風土があり、世界遺産にも登録されているグラーツの街。
そんな街で開催された競技会に出場するためグラーツの地にたった安藤美姫さん。
そんなグラーツの街を安藤美姫さんには、どう映ったのでしょうか?
こんな思いを持つのも、日本中で私だけかな?








にほんブログ村





GPファイナルだ!ソトニコワ。

2013年11月24日 22時36分32秒 | アデリーナ・ソトニコワ
グランプリシリーズ最終戦のロシア大会も終わり、グランプリ・ファイナルに出場する顔ぶれもも決まりました。
女子シングルでの、我が国からの出場は浅田真央さんのみ。
鈴木明子さん、残念だったなあ。
とにかく暮の全日本選手権では最高の演技を見せて、ソチ・オリンピックの代表になって欲しい。それを願うばかりです。

グランプリ・ファイナルでは何とロシアの娘たちが4人出場。
彼女たちが、どこまで浅田真央さんに迫ることが出来るのかが楽しみです。
そして、その4人の中にアデリーナ・ソトニコワの名前。
やっぱり嬉しいねえ。
表現力、そしてスケールの大きさも増してきているので、ファイナルでの演技は超注目である。
自分自身が「いいなあ」と思っているスケーターが、どんどん伸びているのを見るのは本当に嬉しい。
ソトニコワのさらなる飛躍を願っています。




にほんブログ村 -->

今もブラームス

2013年11月21日 20時06分23秒 | 音楽
この前の日曜の夜、NHKのEテレで9月のNHK交響楽団の定期演奏会の放送があり、昨晩、録画を見ました。
指揮はN響名誉指揮者のヘルベルト・ブロムシュテット。
プログラムは「ハイドンの主題による変奏曲」と交響曲第1番によるオール・ブラームスプログラム。
この曲を初めて聴いたのは高校生の時。もう40年の年月が経っていますが、今も飽きたらずに聴き続けている。
私のCD棚に目をやると約10組のブラームス交響曲全集のアルバムが並んでいる。
昔、LPレコードの時代、ブラームスの交響曲全集をセットで買い求めようとしたら1万円を超えていた。ベートーヴェンの交響曲全集は約2万円していて、ズラリとセット物を並べるなど、私にとって夢のまた夢でした。
私が社会人になって初給料で初めてベートーヴェンの交響曲全集(バーンスタイン指揮ウィーンフィル)を手にしたことを、はっきりと憶えています。
そしてCDの時代になり、たいへんなお手軽価格となり、1曲1曲、バラで買い求めるよりセットで買い求めた方が、安価で手に入れることの出来る、私にとってたいへんな贅沢な時代になりました。それだけ多くの演奏を聴くことが出来るという幸せな時代か?
いろいろな演奏を聴いてきた中で、やはり最初に初めて聴いた演奏のイメージを持ち続けている作品があります。
今回のブラームスもそうである。
今回のN響のブラームス。確かにキチンとして演奏だと思いますが、何かスッキリした演奏に聴こえたのが私の感想である。
これが現在の演奏の流れと言ってしまったら、しかたがありませんが、やはり私の持っているブラームスのイメージと違う。
交響曲第1番を聴いて初めて我を忘れたのはベーム指揮ウィーンフィルによる日本での演奏会の放送を聴いた時。
迫力があり、その中に物凄いロマンが詰まっている演奏。分厚い演奏。
これが私のブラームスの原点かもしれません。
単にオーケストラの違いだけではなく、やはり指揮者の資質かもしれない。これが聴き比べ、演奏行為の面白さかもしれません。
私は昔から「ハイドンの主題による変奏曲」が好きで、特に第7変奏が好きなのですが、今回のN響の演奏はサッと流されたようで、何か深い味わいを楽しむことなく終わってしまったのが実感。見事な肩透かし。
フルトヴェングラーやワルターの「濃い」演奏を聴きたくなりました。
え?今の演奏家とフルトヴェングラーやワルターを一緒にするなって?
しかし、昔の巨匠たちの演奏を超えた演奏を聴きたいと思うのは当然でしょう。
ただ、あくまでも、これは放送を聴いての私の感想。実際に会場では違った響きだったかもしれませんが・・・。
前述通り、ベーム指揮ウィーンフィルも放送を聴いて感銘を受けました。それも当時はテレビのステレオ放送の時代ではなかった。それでも、たいへんなものが放送を通じて伝わってきました。そして大きく心を動かされました。
作品を聴く。それとも演奏を聴く。
この違いは何だろう?そんなことを考えながら、これからも音楽と向かいあって行くのでしょう。死ぬまで・・・。

休みの日はCDを聴いたり、テレビで映画やフィギュアスケートを見たりしてゴチャゴチャである。
数日前、洋画の有料チャンネルから録画したアル・パチーノ主演の映画「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」を見る。
ふて腐れた孤独な盲目の退役軍人と若者の交流を描いた作品。私は昔からアル・パチーノが好きで久し振りに見てしまった。
この映画の中でアル・パチーノが若い女性とタンゴを踊るシーンが大好きで、今回も見入ってしまった。
この時のタンゴの曲。数年前、浅田真央さんがエキシビションで披露した同じ曲である。
あの感覚。あの感覚に酔うことのできる幸せ。
この幸せを素直に出していきたい。
この映画を見たあと、今年のグランプリシリーズ・カナダ大会からアイスダンス・ショートダンスの録画を見る。
演技の最後はテッサ・ヴァーチュ&スコット・モイアの演技。
ルイ・アームストロングの歌声に乗っての演技。
もう最高!
競技会ということを忘れて、その演技に見入るのみ。
これを幸せと思える喜び。この喜びを、これからも追い求めて




にほんブログ村





よかったよ!ソトニコワ。

2013年11月20日 22時14分12秒 | アデリーナ・ソトニコワ
久し振りの更新です。
この約1週間、いろいろあってフィギュアスケートの録画を一切、見なかった。
また手元に届いている雑誌「ワールドフィギュアスケート」の最新号も、まだ封すら切っていない。
さて、いろいろ事情はありましたが、やっと昨晩、GPシリーズの女子シングル・フリーの録画を見ました。
アシュリー・ワーグナー。さすがだな。
そして、私の大好きなアデリーナ・ソトニコワ。
ショートプログラムは3位でしたが、フリーを終えて2位。
よかったよ!
若さあふれる演技。そして演技後の笑顔。
本当に見ていて気持ちがいい。
次は福岡でのグランプリ・ファイナル。
浅田真央さんの2人のロシアの妹分(と、私は思っている)の内のソトニコワの出場は決定。
もう一人のラディオノワも気になるところ。
福岡へ行きたかったなあ。
今後、この2人が、どこまで浅田真央さんに迫ることが出来るかが楽しみです。
と、言うことで今日はここまで。
明日以降、ボチボチと更新を続けて行きたいと思っています。




にほんブログ村

今さら、NHK杯 女子シングル・フリー

2013年11月14日 14時39分29秒 | 2013-2014年シーズン
今頃、やっとこさNHK杯の女子シングルのフリープログラムの録画を見終える。
既に、いろいろと他で言い尽くされているので、今頃、私が、いろいろコメントしてもしかたないので、感じたことのみ。

まず長洲未来さんの演技の前に、あんなアクシデントがあったとは知りませんでした。
システムのトラブルは、専門の方による復旧を、ひたすら待つのみ。本当にジリジリした気持ちになり、その間は本当に長く感じます。
未来さんは、私たちが感じるより時間が長く感じたはず。
本当に気の毒だった。

イタリアのヴァレンティナ・マルケイの演技にうっとりしてしまった。
黒の衣装もしっくでピッタリ。
若い選手には出せない味があり、正に大人の演技という感あり。
マルケイは今回、私の再発見でした。

前回のカナダ大会3位のグレーシー・ゴールド。
音楽はチャイコフスキーのバレエ音楽「眠りの森の美女」。私の血が騒ぐ音楽である。
カナダ大会では転倒があり、今回ノーミスを期待していましたが、なかなか難しものである。
しかしスピンやスパイラルは素晴らしいものがあり、今後、全米選手権を突破してオリンピックの登場することを信じています。

優勝は浅田真央さん。
バンクーバーオリンピックのシーズンの時と比べてジャンプなど、技術面で何か余裕があり安定感を感じるものがあります。
最後のスパイラルは本当に美しい。
今回も200点越え。自己ベストの得点。これから凄味を増して来たら凄いことになるでしょう。

3位の終わった鈴木明子さんは残念でしたが、課題は、はっきりとしているので、次はきちんと是正してくるでしょう。
このまま終わるはずがない。

2位は14歳のエレーナ・ラジオノワ。
ロシアから、また物凄い若手が出てきた。
聞くところによるとラジオノワは浅田真央さんを、たいへん慕っており、一生懸命、真央さんの後ろ姿を追っているらしい。
今回のNHK杯でも浅田真央さんの演技から得るところが多かったでしょう。
この前、私はソトニコワを浅田真央さんの妹分?とコメントしたことがありますが、ラジオノワは浅田真央さんの2人目のロシアの妹分かな?



さて話は変わりますが、エキシビションでの浅田真央さんが演技の途中、観客の女性と握手する場面がありました。
その観客の女性は何とバレリーナの吉田都さんだったとのこと。本当にビックリ。
今、録画を見て確認しました。
アナウンサーの実況も「観客と握手しました」としか言っていないのでNHKも気が付かなかったのだな。
それにしても浅田真央さんと吉田都さんのツーショット。クラッシックバレエも大好きな私にとって最高ですな。

下の画像、お借りしました。








にほんブログ村





2013年、NHK杯・アイスダンスFD

2013年11月13日 22時53分15秒 | 私はアイスダンスが大好き!
NHK杯が終わって数日が経ちますが、女子シングルと男子シングルのフリーの録画を、まだ全てみていない。
正直なところ、アイスダンスばかり何度も見直している。
何度見ても、見飽きない。
見れば見るほどアイスダンスの魅力に、ますますハマっている。
そのくらい魅力的なアイスダンサーが、今年のNHK杯に勢ぞろいしていたと言うことである。
だだ、一昨日、やっと高橋大輔さんのショートプログラムの映像を見ました。
そして心から感動しました。
競技会という枠では、もう納まりきれない、芸術的領域といっていい演技だった。
私たちは我が国に、これだけのスケーターがいるということを、もっと誇りに思わなくてはいけないと言えるでしょう。

さてアイスダンス。
ショートダンスではメリル・デイビス&チャーリー・ホワイトのミュージカル「マイ・フェア・レディ」の演技に、すっかり魅了されました。
もう何度、録画を見たでしょうか?
私は昔から、このミュージカルが大好きで、当然、映画のDVDは持っていますし、以前、大地真央さん主演の舞台を見たことがあります。
そして「マイ・フェア・レディ」の数多いナンバーの中で、やはり「踊り明かそう」が大好きで、一度、フィギュアスケートで、この曲を真正面から取り組んだ演技を見たいという願望が以前からあり、真っ先に頭の中で描いていたのは安藤美姫さんでしたが、残念ながらプログラムには取り上げることはなく現在に至りました。今井遥さんも一度、フリーで取り上げられましたが、残念ながらジャズ調で、がっかりしたことがあります。
この私の願望は実現しないのか?と思っていたら、メリル・デイビス&チャーリー・ホワイトが見事に演じてくれました。見事に氷上で、そして最高の演技で、このミュージカルの音楽を演じ切ってくれました。
自分の好きな音楽で、最高の演技を見たい。これを見事に満たしてくれたメリル・デイビス&チャーリー・ホワイトに対して感謝と敬意の気持ちで一杯です。本当に、ありがとうございました。

そしてフリーダンス。
デイビス&ホワイト組が断トツの1位。
リムスキー=コルサコフ作曲の「シェエラザード」
素晴らしすぎて褒め言葉が見つかりません。
物凄いスピード。それに、ついて行くテレビカメラ。
正に圧巻!
世界最高のアイスダンスの演技を見ることの出来る喜びが込み上げてきます。

しかし後半のグループに登場した2位から4位のカップルの演技も良かったですね。
2位のアンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテの歌劇「セビリアの理髪師」序曲。
3位のマイア・シブタニ&アレックス・シブタニの「マイケル・ジャクソン・メドレー」
4位のエレーナ・イリコフ&ニキータ・カツァラポフの「白鳥の湖」

おのおのの持ち味がよく出ていて、こちらも見飽きることがない。
私のごひいきのカッペリーニ&ラノッテの歌劇「セビリアの理髪師」序曲
ロッシーニ独特のテンポがどんどん早くなって行き、何か刻んでいくようなリズムを、音楽と一体になって演じていく見事さ。
シブタニ兄妹は新境地だったのでは?
今まで、どちらかと言うと昔の良き時代の音楽をムードたっぷりに演じていたのですが、今シーズンは何とマイケル・ジャクソン。
もの凄いリズム感!
そして妹のマイアの表情が最高!
イリコフ&カツァラポフの「白鳥の湖」
黒鳥の衣装のイリコフが本当に美しい。
惜しくも表彰台は逃しましたが、演技的には素晴らしいものがありました。

さて我が国のキャシー・リード&クリス・リード。
序盤のツイズルもピッタリと息が合っていました。
クリスのケガがたいへん心配ですが、それを感じさせない演技で安堵しました。
オリンピックまで、じっくりとケガを直して欲しいものです。

次はフランス大会。
テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイア、ナタリー・ペシャラ&ファビアン・ブルザの演技が楽しみです。

NHK杯・アイスダンス




にほんブログ村






2013年、NHK杯、エキシビション

2013年11月11日 12時28分35秒 | 2013-2014年シーズン
先週の土曜、日曜のNHK杯の長時間の放送はフィギュアスケートを愛する人々には、たまらなかったのではないでしょうか?
残念ながら私は仕事だったので、リアルタイムで見ることは無理で、帰宅後、録画をこま切れのように見なければいけない状態。
昨晩は帰宅後、アイスダンスのフリー、そしてエキシビションの録画を見て行ったのですが、エキシビションの前半でダウン。寝てしまった。
今、やっとエキシビションを全て見終えたところ。
アイスダンスは本当に素晴らしかった!
「心が踊る」というのは、こういうことを言うのだろうか!
これだけの高いレベルのアイスダンサー達が日本に集まったのは本当に凄い。
当日、会場で見ることが出来た方々は、うらやましい。本当に地方はつまらん!
素晴らしかったアイスダンスに関しては、後日、コメントするつもりです。

さてエキシビション。
冒頭、荒川静香さんが登場。
最高だね。これで、今回のエキシビション全体がキリリと引き締まり、何かフレンズオンアイスのようなワクワク感、期待感がテレビで見ていても高まるものを強く感じました。
改めて荒川静香さんの存在の大きさを感じました。
世界のトップレベルのスケーター達の名演技やパフォーマンスに酔うばかりである。
本当に豪華な顔ぶれ。本体に贅沢。
個々の演技に触れるのはたいへんなので2人だけ。
女子シングル2位のエレーナ・ラジオノワ。
奇抜な衣装とメイク。そしてユニークな演技。
やっぱり、只者ではない。
何か底知れないものを強く感じる。
そして鈴木明子さん。
しっとりとした情感あふれる演技に目が釘付けになる。
彼女自身、これがNHK杯での最後の演技であると言う、何か高揚した気持ちで演技したのであろうか?
いつまでも鈴木明子さんの演技を見てみたいと言う強い気持ちが続いていました。

さて毎年、NHK杯・エキシビション恒例の「豊の部屋」が「選手インタビューコーナー」とタイトルが変わったいた。
やっぱり「豊の部屋」のタイトルの方が私は好きだな。
後半の、このコーナーでは何と荒川静香さんがアシスタントで登場。
いいぞ!いいぞ!
「静香の部屋」もあってもいいなあ。(豊先生、ごめんなさい)
今回、出演の選手へのアンケートは「生まれ変わったら何になりたい?」
そのアンサーの中で私が、たいへん嬉しかったこと。

鈴木明子さん「アイスダンサー」
高橋大輔さん「メリル(・デイビス)のパートナー」

アイスダンスが大好きな私にとって、これ以上のコメントはない。
そう言えば、メリル・デイビス&チャーリー・ホワイトのフリーの演技後、熱心に拍手していた浅田真央さんの映像もありました。
最近、発売された「浅田真央 そして、その瞬間へ」の中で2012年の世界選手権の時、デイビス&ホワイトの練習を見て、たいへん刺激を受けたことが記されていました。

「2人が、リンクのフェンスに沿って加速し、そして真央の前を通り過ぎて行く。ものすごいスピード。氷を押して滑っているはずなのに、その音が全くしなかった。まるで1枚の紙が風に乗ってひらりと通りすぎたようだった。流れのある、なめらかなスケーティング。それがいかに大切かは(佐藤)信夫コーチから何度も教わっていたけれど、その完成形を目の前で見ているような気がした。2人の滑りを、真央は心に焼き付けた」

おそらく鈴木明子さんも高橋大輔さんも浅田真央さんと同じことを感じているのでしょう。
最近、ある元世界女王のアイスダンスに対するコメントの次元の低さと両極端である。
ちょっとお遊びのようなアンケートの中から、一流のスケーターの何か心の中を見ることが出来て嬉しかった。

今年のNHK杯。まだまだ女子シングル、男子シングルの録画を全て見ていない。これからのお楽しみである。
来年は大阪での開催である。
我が家の近くのバスターミナルから難波まで長距離バスで、たった約2時間である。
ただ、この1年の違いは大きすぎる。来年は浅田真央さんも鈴木明子さんもいない。
しかし、来年の今頃、私自身、どういう状態になっているのか全くわからない先行き不透明ですが、やはり大阪へ見に行くのでしょうなあ。








にほんブログ村


2013年、NHK杯、アイスダンスSD

2013年11月09日 22時51分57秒 | 私はアイスダンスが大好き!
今日、職場から帰宅してテレビの前に座ると、鈴木明子さんの演技が始まっていて、何と転倒シーンから見てしまった。
う~ん。
リアルタイムで、きちんと見たのは優勝した浅田真央さんの演技のみ。
女子シングルは、全て、きちんと録画を見てからコメントすることにします。

さて昨日からの全ての放送を録画している。
さてと、何から録画を見ようか?
やっぱり、私がハマっているアイスダンスのショートプログラムの録画を最初に見る。
後半の4組は、実力者揃いだけに見応えがあった。
そして、やはり一番素晴らしかったのは、メリル・デイビス&チャーリー・ホワイト。
流れるようで、そして神業のような演技。
音楽はミュージカル「マイ・フェア・レディ」の音楽。
このカップルの演技を真正面からとらえていたNHKのカメラアングルが素晴らしく、見ていて目頭が熱くなってくる。
特にツイズルの時の映像は本当に素晴らしく、このカップルの演技の魅力を最高に伝えてくれるものでした。
さすがはNHKである。
私の大好きな、このミュージカルの音楽で、最高の演技を見せてもらった。
明日のフリーダンスはリムスキー=コルサコフ作曲の交響組曲「シェエラザード」
グランプリシリーズ・アメリカ大会とは、また違ったアングルで、このカップルの世界最高の演技を楽しみたいと思っています。




にほんブログ村


2013年、NHK杯、女子シングルSP

2013年11月08日 23時28分35秒 | 2013-2014年シーズン
今日は夜の10時前に帰宅。
遅い夕食後、NHK杯、女子シングル・ショートプログラムの録画を見る。
おっ!解説は荒川静香さんだ!
NHK杯の解説は本当に久し振り。
いいぞ!いいぞ!

さて結果は、皆さん、もう御存知のはず。
やはり浅田真央さんと鈴木明子さんはレベルが違う。
浅田真央さんのショパン、鈴木明子さんの「愛の讃歌」
見ていて仕事の疲れから癒されるような気持ちになる。
競技会というのを忘れて、フィギュアスケートを見る喜びに浸るのみ。

他の選手の演技にも触れたいのですが、夜も遅いので、今日は、ここまで。
明日はも仕事だが、これからペアのショートダンスの録画を見るつもり。
解説は若松詩子さん。
高橋成美さん&木原龍一君の演技が気になります。
良い子は早く寝ましょう。




にほんブログ村