まだまだ続きます歌劇「ラ・ボエーム」への思い。
まず第1幕。
やはり聴きどころは後半である。
第1幕が始まってロドルフォと彼の仲間たち、そして家主ブノアとの、にぎやかなやりとりが終わって舞台にはロドルフォ一人。そこへドアのノックの音。ろうそくの火をもらいにやって来たミミの登場である。ミミの登場で、このオペラのドラマが大きく動き出した感を強くする。
そして暗がりでミミが落とした鍵を探しながら、ロドルフォの手がミミの手に触れて、ミミが「あっ!」と言った瞬間、あの有名なロドルフォの歌う「冷たき手を」が始まります。
この瞬間の緊張感、陶酔感は正に劇場感覚を知り尽くしたプッチーニの凄さだと思います。
「冷たき手」のあと、ミミの歌う「私の名前はミミ」そして2重唱「愛らしい乙女よ」と続き、プッチーニの美しい旋律、そして美しい声に酔うばかりである。
私はこのオペラの録音はカラヤン盤を愛聴していますが、ミレッラ・フレーニがミミを歌っているのも大きな理由です。やはり私にとってミミ=フレーニである。これは、どう言われてもしかたがありません。
マリア・カラスは別格としてフレーニは私が一番好きなオペラ歌手です。大好きな歌い手で、大好きなオペラを聴きたい。カラヤン盤は正に私にとって、その条件を大きく満たしてくれる録音です。
そしてロドルフォを歌うパヴァロッティの美声。いろいろな全曲録音のCDを持っていますがフレーニとパヴァロッティのコンビを超える録音は私にとって無いのではと、どうしても思ってしまいます。
今日はここまで。
まず第1幕。
やはり聴きどころは後半である。
第1幕が始まってロドルフォと彼の仲間たち、そして家主ブノアとの、にぎやかなやりとりが終わって舞台にはロドルフォ一人。そこへドアのノックの音。ろうそくの火をもらいにやって来たミミの登場である。ミミの登場で、このオペラのドラマが大きく動き出した感を強くする。
そして暗がりでミミが落とした鍵を探しながら、ロドルフォの手がミミの手に触れて、ミミが「あっ!」と言った瞬間、あの有名なロドルフォの歌う「冷たき手を」が始まります。
この瞬間の緊張感、陶酔感は正に劇場感覚を知り尽くしたプッチーニの凄さだと思います。
「冷たき手」のあと、ミミの歌う「私の名前はミミ」そして2重唱「愛らしい乙女よ」と続き、プッチーニの美しい旋律、そして美しい声に酔うばかりである。
私はこのオペラの録音はカラヤン盤を愛聴していますが、ミレッラ・フレーニがミミを歌っているのも大きな理由です。やはり私にとってミミ=フレーニである。これは、どう言われてもしかたがありません。
マリア・カラスは別格としてフレーニは私が一番好きなオペラ歌手です。大好きな歌い手で、大好きなオペラを聴きたい。カラヤン盤は正に私にとって、その条件を大きく満たしてくれる録音です。
そしてロドルフォを歌うパヴァロッティの美声。いろいろな全曲録音のCDを持っていますがフレーニとパヴァロッティのコンビを超える録音は私にとって無いのではと、どうしても思ってしまいます。
今日はここまで。