フィギュアスケートの雑誌「ワールドフィギュアスケート」の最新号を見る。美しい写真ばかりで仕事の疲れを忘れさせるものがありますが、その中で、やはり一番印象に残ったのは今年8月のフレンズオンアイスの公演の写真。
すでに語り草となったオリンピックメドレーの写真がふんだんにあり、当日の記憶がよみがえってくる。
実は、この秋、CSの日テレプラスの放送をDVDで録画していたのですが、そのDVDをフィギュアスケート大好きの姪っ子に貸したのですが、今だに返してくれない。
荒川静香さんのラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」による演技にぞっこんらしい。なお姪っ子は東京のM音楽大学ピアノ科卒業しているのでラフマニノフとなると血が騒ぐらしい。
早くDVD、返して~!
今シーズンのグランプリシリーズは終わりましたが、CSのテレ朝チャンネルでは連日、全競技の放送が続いている。今晩はフランス大会からアイスダンスのフリーダンスの放送があります。
さて、それでも今も忘れられないのは今年のフレンズオンアイス。今も静か(静香)な余韻が残っている。
こんな素晴らしいアイスショーを6年続けて会場で見ることが出来た幸運。
やはりフィギュアスケートの神様に感謝しなくてはいけません。
ところで毎回、会場で必ず買い求めていたのがパンフレットと出演者全員による集合写真。
6枚の集合写真を並べて眺めてみると時の流れと、その時、その時の思い出が駆け巡ってくるものがあります。
今日はちょっと集合写真を並べてみました。なお、たいへん私の撮影が下手くそで、どうしても上手に写っていません。本当に申し訳ございません。
2008年の公演。私が初めて生で見たフレンズオンアイスの公演。
全列左よりチン・パン、井上怜奈、タニス・べりビン、恩田美栄、荒川静香、中野友加里、佐藤有香、シェーリー・ボーン、高橋大輔、本田武史
後列左よりジャン・トン、ジョン・ボールドウィン、ベンジャミン・アゴスト、エヴァン・ライザチェック、小塚崇彦、中庭健介、田村岳斗、宮本賢二 (敬称略)
「オペラ座の怪人」のグループ演技で私はノックアウト。とんでもないものを見てしまった!これですっかりフレンズオンアイスの世界に見事に引き込まれてしまう。
時間は短かったですが、この時の荒川静香さんと中野友加里さんのコラボの美しさは一生忘れられることはないでしょう。
2009年の公演。バンクーバーオリンピックシーズンの幕開きの公演。
前列左より本田武史、タニス・べりビン、佐藤有香、荒川静香、鈴木明子、村元小月、チン・パン、シェーリー・ボーン、高橋大輔
後列左より田村岳斗、カート・ブラウニング、ベンジャミン・アゴスト、エヴァン・ライザチェック、ジャン・トン、小塚崇彦
翌年2月のオリンピックで湧かせた鈴木明子さんのフリー「ウエストサイドストーリー」の初お披露目、また荒川静香さんとキッズスケーターによる「虹の彼方に」が忘れられません。
2010年の公演。
前列左より佐藤有香、タニス・べりビン、シェーリー・ボーン、荒川静香、安藤美姫、鈴木明子、チン・パン
後列左より田村岳斗、ジャン・トン、イリヤ・クーリック、ベンジャミン・アゴスト、エヴァン・ライザチェック、小塚崇彦、本田武史、高橋大輔
この年に安藤美姫さんが初出演。
私自身、初めてアリーナ席で見た公演。ペアのチン・パン&ジャン・トンのスロージャンプやツイストを正に目の前で見て、その物凄さに身震いする。
高橋大輔さんの今はお馴染みのプログラムの「マンボ」の初お披露目。会場内、大熱狂となる。
2011年の公演。
前列左より佐藤有香、ケイトリン・ウィーバー、シェーリー・ボーン、荒川静香、安藤美姫、鈴木明子、チン・パン、イリーナ・スルツカヤ
後列左より羽生結弦、田村岳斗、小塚崇彦、宮本賢二、ジャン・トン、エヴァン・ライザチェック、アンドリュー・ポジェ、本田武史、高橋大輔
公演の1週間前にトリノオリンピックで荒川静香さんとメダル争いをしたイリーナ・スルツカヤの出演が発表され大いに驚かされる。
この年の3月11日、あの東北での大震災。第1部の冒頭、荒川静香さんや東北出身のスケーターと仙台のキッズスケーターによるグループ演技。そして荒川さんのソロによる「スマイル」の演技。心にしみました。
そして第2部冒頭の「5人でマンボ」(荒川静香、シェーリー・ボーン、鈴木明子、高橋大輔、小塚崇彦)
これも、すっかり語り草になってしまった。本当に凄かった!ここまでやるか!と強く思いました。
また安藤美姫さんのソロによる「千の風になって」。心から感動しました。
2012年の公演。
前列左より佐藤有香、シェーリー・ボーン、ケイトリン・ウィーバー、荒川静香、安藤美姫、鈴木明子、チン・パン、イリーナ・スルツカヤ
イリーナ・スルツカヤ
後列左より小塚崇彦、田村岳斗、アンドリュー・ポジェ、イリヤ・クーリック、ジャン・トン、本田武史、高橋大輔
鈴木明子さんのこのシーズンのフリープログラム「O(オー)」が初お披露目。これも忘れられない。
そして何かが起きる第2部冒頭は荒川静香さん、安藤美姫さん、高橋大輔さんの3人による「白鳥の湖」
そしてプログラムの最後を飾った荒川静香さんの「星に願いを」
フィギュアスケートを見る最高の喜びを私に与えてくれました。
前列左より八木沼純子、シェーリー・ボーン、チン・パン、佐藤有香、荒川静香、タニス・べりビン、安藤美姫、鈴木明子、イリーナ・スルツカヤ
後列左より小塚崇彦、ジャン・トン、田村岳斗、イリヤ・クーリック、ベンジャミン・アゴスト、クリストファー・ベルントソン、本田武史、高橋大輔
鈴木明子さんと高橋大輔さんの今シーズンのフリープログラムによる演技。
荒川静香さん、八木沼純子さん、佐藤有香さんの3人によるコラボ。
そして、またまた何かが起きた第2部の冒頭の「オリンピック・メドレー」
忘れられないプログラムばかり。
6年間、見てることの出来たフレンズオンアイス。
最高のスケーター達による最高の演技とパフォーマンス。
私にフィギュアスケートを見る喜びと魅力を強く伝えてくれました。
チケット購入の難しさで来年以降は、会場で見ることは、おそらく絶望的だと思われますが、荒川静香さんを中心に、これからも、この素晴らしいアイスショーが続いて行ってほしい。
そして運よくチケットを手にした方は、このアイスショーを思いっきり楽しんで欲しいと願うばかりです。
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