オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

祝!高橋成美さん&マービン・トラン組、銅メダル。

2012年03月31日 21時18分01秒 | 2011-2012年シーズン
毎週土曜は朝6時出社。昨晩は夜9時前に寝ました。だから世界選手権の男子シングルSPの放送は見ていない。
本日の早朝、昨晩の放送の冒頭のアイスダンスだけ録画を見て出社する。
テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイヤ、メリル・デイビス&チャーリー・ホワイトの演技に感嘆する。
本当に素晴らしい。
男子シングルSPの結果は財務大臣閣下から報告を受ける。

そして本日の夜、帰宅して嬉しい知らせ。
ペアの高橋成美さん&マービン・トランがフリーを終えて見事3位!
本当に、おめでとうございます。
もうすぐ、世界選手権の放送が始まるので映像も見ることができるはず。
喜びの高橋成美さんのコメントも楽しみです。
今回の3位をステップにして、さらなる飛躍を期待します。

今日聴いたCD 3月30日

2012年03月30日 17時02分19秒 | 今日、聴いたCD
①ウォルトン 交響曲第1番 マルコム・サージェント指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1966年録音 EMI盤)
②ウォルトン 交響曲第2番 アンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団(1973年録音 EMI盤)
③ヨハン・シュトラウス2世 喜歌劇「こうもり」序曲 ウィリー・ボスコフスキー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(デッカ盤)

イギリスの作曲家ウィリアム・ウォルトン(1902-1983)の作品を5枚のCDに収録したウォルトン・ボックス(EMI盤)が届いた。約2000円の超お買い得だった。
昨年末、同じイギリスの作曲家ディーリアスの作品を集めたアルバムを手に入れて、オペラ以外は全て聴き終えました。そして、ちょうどいいタイミングでウォルトンの作品集が届きました。
ますますイギリス音楽のとりこになって行く私。
イギリスの作曲家の作品は我が国で、よく聴かれるのは、ヴォーン・ウィリアムズの「グリーンスリーヴズによる幻想曲」などのほんの一握りの作品ですが、他の作品も聴けば聴くほど独特の味わいがある作品ばかりである。
今日は2曲の交響曲を聴きました。恥ずかしいですが、2曲とも初めて聴く作品です。
第1番が良かった。第2番は少々技巧的に感じました。第1番はたいへん迫力の聴き応えのある作品。第4楽章の盛り上がりは我をを忘れるものがありました。
第1番は来年、NHK交響楽団の定期演奏会で尾高忠明氏の指揮で演奏されるらしい。放送が今から楽しみです。

最後に喜歌劇「こうもり」序曲を聴く。
どうしても鈴木明子さんに思いを馳せてしまいます。
あさってのフリーでは、今シーズン最後を飾る最高の演技を、どうしても期待してしまいます。




2012年世界選手権、女子SP

2012年03月29日 23時52分03秒 | 2011-2012年シーズン
世界選手権、女子シングルの放送を見る。
やはりJスポーツの放送で見たかった。どうも落ち着かない。
せっかく荒川静香さんが出演していたのに・・・。解説は荒川静香さんだけで十分である。荒川さんの解説でじっくりと放送を楽しみたかった!
落ち着かないスポーツ放送は、すっかりフジテレビのお家芸になってしまった。

世界選手権でのフリーの最終グループで、日本勢が3人も登場するのか!我が国は、やはり凄いレベルである。
このような時代が来るとは、私がフィギュアスケートを見始めた頃には予想も出来なかった。感無量である。
SPでは、いろいろとありましたが3人とも表彰台に昇ってもおかしくない。
だんご状態。誰が優勝するのか予想がつかない。

村上佳菜子さんは本当に素晴らしかった。
今までの最高の演技だったのでは。
バッハのシャコンヌ、心にしみました。

浅田真央さん。
演技前の佐藤コーチとの、やりとりでの表情。あんな真央さんの表情は初めて見ました。
いろいろな葛藤があったのでしょう。それを乗り越えてのトリプルアクセルへの挑戦。
トリプルアクセルの失敗は残念でしたが、それ以外は素晴らしかった。
けっして悲観すべきではないと思っています。
このままで終わるとは、絶対に思えません。

鈴木明子さん。
叱られるかもしれませんが、何と言われても個人的に私が一番、今回の世界選手権の表彰台に立って欲しい方である。
かなり以前、私のファン心理をストレートに率直にコメントしたところ、ブログ閉鎖寸前まで追い込まれたことがありましたが、やはり私自身のブログである。私の今の気持ちを正直にコメントしたい。
私が鈴木明子さんに初めて魅了されて5年経ちました。
5年前、初めて鈴木明子さんの演技を生で見た時の驚き。あの時の気持ちは今も失っていない。その頃は、まだ現在のような大きな存在ではなかった。
そして、今、世界選手権という大きな舞台に立つ鈴木明子さん。
今回、SPでの彼女の演技を見て、私自身、何か言葉で表現できない気持ちの高揚を押さえることが出来ませんでいた。
フリーでは「こうもり」の演技。私の大好きな曲。
私にとって、この5年間、フイギュアスケートを見続けていた中で、何か一番、大切な演技になるような気がします。

フリーでの最終グループの演技。
楽しみであることを超えて、私にとって、特別なものを見るような気持で一杯である。
最終グループに登場する6人には、結果は別として失敗を恐れず、世界選手権と言う大きな舞台で、真のフィギュアスケートの持つ醍醐味、美しさを見せて欲しい。
ただ、それだけである。












ラウラ・レピスト引退

2012年03月27日 22時24分42秒 | 2011-2012年シーズン
sasha様の情報でフィンランドのラウラ・レピストの引退を知りました。
一昨年の世界選手権では3位で、こらからの躍進が楽しみにしていましたが、やはりケガの状態が悪かったのでしょう。
私の好きな選手だけに、本当に残念です。
私は、レピストの何か太田由希菜さんの雰囲気を感じさせる演技が大好きでした。
今回の引退は彼女自身、たいへんな決断だったと思います。
今は、これからの第2の人生で、幸せになって欲しいと思うばかりです。




「N響アワー」最終回

2012年03月25日 22時03分38秒 | NHK交響楽団
NHKのEテレで放送されていた「N響アワー」が、本日、最終回だった。
32年間、続いていたとのことなので、私が大学生の時からである。
たいへんお世話になった番組なので、今は本当に寂しい。
番組の最後を飾ったのはスヴェトラーノフ指揮によるチャイコフスキーの交響曲第5番より第4楽章。
N響から見事なスラブの響き。
熱くなる素晴らしい演奏だった。もう一度、第1楽章から聴いてみたい。
次の新番組が、「N響アワー」以上に 音楽を聴く喜びを与えてくれる番組であって欲しいものです。


世界ジュニアフィギュアスケート選手権2012

2012年03月24日 21時08分44秒 | 2011-2012年シーズン
昨日、Jスポーツで放送された今年の世界ジュニアフィギュアスケート選手権の女子シングルの録画を見ました。
一番の注目は、おそらく優勝したロシアのユリア・リプ二ツカヤだと思いますが、私は2位のアメリカのグレーシー・ゴールド。
まだ16歳なのに、凄い貫禄。昨年はザワツキー、そして今年はゴールド。アメリカから、また新しい星が登場しました。ロシアも凄いですが、アメリカも選手層が厚い。ソチ冬季オリンピックの代表争いが大変である。
さて昨年に続いてロシア勢が大活躍。名前を憶えるのが大変。
優勝のリプ二ツカヤは、まだ13歳ですが、こちらも凄い面構え。ジュニアで187.05点の得点も驚きである。末恐ろしい13歳。今後、たいへんな存在になることは間違いありません。

わが日本勢は宮原知子さんが4位、佐藤未生さんが12位、そして庄司理紗さんが20位。
宮原さんは表彰台に今一歩届きませんでしたが、まだ13歳。これからである。
佐藤未生さんのラフマニノフは大人ぽく良かった。
庄司理紗さんはケガが本当に残念。相当、状態が悪かったらしい。それでも最後まで笑顔での演技。必ずこの経験は来シーズン以降に生かされるでしょう。

その他の私の注目選手は韓国のキム・へジュン(14歳)と中国のズージュン・リー(15歳)の2人。
キム・へジュンは太田由希菜さんの雰囲気を感じました。
そしてズージュン・リーの可愛さに、おじさんはうっとり。今後、目が離せませんな。

いよいよ世界選手権。
浅田真央さんと鈴木明子さんの仕上がりが気になるところ。
Jスポーツでの生中継がないのが本当に残念!
4月8日からのJスポーツでの放送までフジテレビの放送の録画で我慢とは!
女子シングルもですが、アイスダンスの放送も早く見たいなあ。







今日聴いたCD,3月23日

2012年03月23日 10時18分27秒 | 今日、聴いたCD
①チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」 クラウディオ・アバド指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1973年録音 ドイツ・グラモフォン盤)
②ボロディン 交響曲第2番、歌劇「イーゴリ公」より「ダッタン人の踊り」 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮ロイヤル・ストック ホルム ・フィルハーモニー管弦楽団 (1993~94年録音 BRILIANT CLASSICS盤)

今日は朝からロシア音楽三昧。
一昨日、小豆島へ墓参りに行く。また、今月の1日は父の命日だったので、それも併せてお参りをする。
父は、たいへんな酒飲みだったが、残された家族の、いろいろな思いがあり、まだ一度も酒を墓前に供えたことがない。
しかし、帰り際、母が「死んで、もう30年以上も経っているので、そろそろ、お酒を供えてあげようか」という言葉が印象に残りました。
そんな気持ちからか、今日の最初のCDはチャイコフスキーの「悲愴」を選ぶ。
「悲愴」は父がたいへん好きだった曲。カラヤン指揮ベルリンフィルのレコードを、いつも聴いていた。
残念ながら、私はカラヤンのCDを持っていないので、お気に入りのアバド盤で聴く。
この曲のCDではムラヴィンスキーの録音が有名で、名演ですが、私にとっては、どうも固苦しく感じることがあります。
アバド盤はやはりウィーンフィルの魅力が大きい。あの第1楽章の有名な美しいメロディーの美しさは格別でグッと来るものがあります。

さて昨日、1956年制作のミュージカル「回転木馬」のDVDが届き、さっそく見ました。
「サウンド・オブ・ミュージック」や「王様と私」と言った傑作ミュージカルを世に出したリチャード・ドジャースとオスカー・ハマースタイン2世のコンビのミュージカルの映画化した作品である。
今回、特典盤付きで1000円と言う超破格値だったので飛びつきました。
フィギュアスケートの昨シーズン、アイスダンスダンスのマイア・シブタニ&アレックス・シブタニのショートダンスの曲目は「カルーセルワルツ」で、その演技と音楽は私を魅了しましたが、その「カルーセルワルツ」はミュージカル「回転木馬」からの音楽なので、一度、きちんと、このミュージカルを見たいと思っていたので、今回のDVDは購入は、たいへん良い機会でした。

ストーリーは、天国で星磨きをしていたビリーが、1日だけ許されて地上に戻り、彼の顔を知らずに成長した娘の元を訪ねる。ビリーは生前、回転木馬の呼び込みをしていて、恋人ジュリーと結ばれるが、貧しさから悪事に手を出し死んでしまった。

DVDを見て、冒頭でビックリ。ミュージカルに付き物の序曲が無いのである。そしてその代り「カルーセルワルツ」の素晴らしい音楽が流れ、このミュージカルに引っ張りこまれてしまいました。
そして全編、素晴らしい音楽に満ち溢れているミュージカル。
私とミュージカルとの出会いはいつだったのだろうか?
私の小学生の時には、既に「サウンド・オブ・ミュージック」や「マイ・フェア・レディ」のサウンドトラック盤のレコードが我が家にあり、その音楽が、よく流れていたのでミュージカルが身近なものだったのかもしれません。
「チキチキ・バンバン」や「ドリトル先生・不思議な旅」といった初封切のミュージカル映画を小学生の時、映画館で見ています。
その時、映画館へ連れていってくれたのは父でした。
そして、現在もなおミュージカルに魅了されている私。
幼い時から、ミュージカルを教えてくれた亡き父に感謝するのみである。

さてさて、昨晩はJスポーツで今年の世界ジュニア・フィギュアスケート選手権の女子シングルの放送があり、まだ見ていませんが、しっかりと録画をしています。
私の一番、注目しているのはアメリカのグレーシー・ゴールドの演技です。
また、まだ知らなかった新しい才能の発見もあるかもしれません。
午後から、ゆっくりと録画をみるつもり。楽しみです。



お墓参り

2012年03月21日 01時15分36秒 | 私事



明日、いや日付けが変わったので、今日と言うべきか。

今日は小豆島へ、家族とお彼岸の墓参りへ行きます。

我が家の墓所は小豆島にあります。

土庄港から車で約20分の所である。

映画「二十四の瞳」に現れる風景は残念ながら見ることは出来なくなった・・・。

「浜辺の歌」

いい曲だな~。

「仰げば尊し」

2012年03月17日 21時10分35秒 | 音楽


今日、NHKのラジオを聴きながら帰っていると、ラジオから「仰げば尊し」が流れてきました。
懐かしかった。
私の小学校や中学校の卒業式の定番だった、この曲も今では歌われることはないらしい。
いろいろな時代背景があるのかもしれませんが、何か寂しい気持ちになります。
私が中学生の時の卒業式では、3年生全員で混声合唱で歌いました。当時、コーラス部が強い時代だったと言うこともあったのかもしれませんが・・・。
わが郷土の小豆島が舞台になった高峰秀子主演の松竹映画「二十四の瞳」でも要所、要所に、この曲が流れてきて感動を深めます。
映像は卒業式のシ-ンです。
確か映画「ビルマの竪琴」にも、「仰げば尊し」が登場したはず。
この曲を聴くと、当時の担任の先生や同級生の顔が思い浮かびます。
そんな気持ちになるのは、私の世代まででしょうか。

今日聴いたCD 3月16日

2012年03月16日 14時41分44秒 | 今日、聴いたCD
①ベートーヴェン 「ミサ・ソレムニス」 オットー・クレンペラー指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団・合唱団(1965年録音 EMI盤)
②シェーンベルク 弦楽六重奏曲「浄夜」 厳本真理弦楽四重奏団(1972年録音 EMI盤)
③バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 庄司紗矢香 (2010年パリ、ランファン・ジェジュ教会でのセッション録音 MIRARE盤)

一昨日、久し振りにクレンペラーが1965年に録音したベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」を聴いて圧倒される。
そして、今日も、再び聴く。スケールの大きい圧倒的と言える演奏。
まさに巨匠クレンペラーの偉大さ。そしてベートーヴェンの最高の音楽。

厳本真理弦楽四重奏団の「浄夜」の録音は以前からの私のお気に入りのCD.
この弦楽四重奏団の名前を憶えている方は少なくなったのではないでしょうか。厳本真理が亡くなったのは私が大学生の時なので、たいへんな昔になってしまった。
聴いていて、何か室内楽を聴いているという安心感が、あふれる演奏。
この作品はオーケストラによる弦楽合奏版の方が有名ですが、私はオリジナルの弦楽六重奏曲の方が好きです。

庄司紗矢香さんのバッハの録音は、すっかり私のお気に入りになってしまった。
今日もパルティータ第2番を聴く。
今まで縁遠いと思っていたバッハが私の間近かにいるのは間違いないようだ。



昨晩は一昨日NHKのBSで放送された今年のアメリカの映画の祭典・アカデミー賞の受賞式の録画を見る。そして、この授賞式の華やかさを堪能しました。
一番、印象に残ったのは主演女優賞のメリル・ストリーブ。彼女自身、3度目のオスカー。
私の大好きな女優さんである。
彼女を初めて、私が知ったのは大学生時代にテレビで見た、彼女の駆け出し時代に出演したテレビドラマ「ホロコースト」である。本当に印象に残りました。そして、あれから年月が経ち、たいへんな大女優になりました。
「マンハッタン」「ディアー・ハンター」「恋におちて」など、いろいろな作品を思い出しますが、彼女の主演映画で一番好きな作品は、やはり「マディソン郡の橋」です。
今回はイギリスのサッチャー元首相を演じての受賞。ぜひ映画館に脚を運ぼうと思っています。







今日聴いたCD 3月14日

2012年03月14日 14時01分24秒 | 今日、聴いたCD
①バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番、第2番、ソナタ第1番、レーガー:前奏曲とフーガ ト短調Op.117-2、117-1、シャコンヌ ト短調Op.117-4 (ヴァイオリン独奏)庄司紗矢香 (2010年パリ、ランファン・ジェジュ教会でのセッション録音 MIRARE盤)
②ベートーヴェン 「ミサ・ソレムニス」 オットー・クレンペラー指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団・合唱団(1965年録音 EMI盤)

数年前、テレビで見たロシアのサンクトペテルブルグ・フィルハーモニー管弦楽団の来日公演の放送で庄司紗矢香さんのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を聴いて以来、私にとって、庄司さんは非常に気になる存在となっていました。
その庄司紗矢香さんが昨年、バッハの作品のCDが発売され、たいへん好評と聞き、ぜひ聴いてみたいと思った。
ところで私がバッハの作品を聴いてみたいと思うことは、たいへん稀なこと、いや今まで無かったことである。
恥ずかしいことに私が持っているバッハのCDはアルゲリッチがピアノを弾く作品集と鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパンによる6大宗教曲BOXの2組のみと言う、たいへんな情けなさである。だからバッハを語る資格なし!と言われてもしかたがない。
オーケストラ音楽を聴くのが大好きなのに管弦楽組曲やブランデンブルグ協奏曲にも見向きもしないで、現在まで来てしまったのである。
そんな私がバッハの音楽が気になりだしたのは齢(とし)を重ねてきたためだろうか?よく、わからん。
バッハをきちんと聴いている方々から見ると、大家の演奏を聴かないで、いきなり若手の日本人演奏家の録音に飛びつくとは、何と、ひどい聴き方と言われるかもしれませんが、それが私らしくて、いいのだ!と思っています。どうせ飛びつくなら齢とった爺さん大家より、若い女性の方がいい。
さて庄司紗矢香さんのバッハである。
このCDはレーガーとバッハの無伴奏の作品を交互に収録していると言う、たいへん凝った2枚組のアルバムである。
庄司紗矢香さんの演奏は真正面から作品と向き合っているのが手を取るように分かる、そして何か心が洗われるような気持がしました。そして1729年製ストラディヴァリウスの素晴らしい音色と、録音場所の教会の素晴らしい響き。素晴らしい録音である。
そして、やはりレーガーよりバッハの作品の方が素晴らしいかった。
伴奏のないたった一つのヴァイオリンだけで、バッハが何か人生のはかなさを語ってくれているような気がしました。
一番素晴らしかったのは、やはりCDの最後に収録されているパルティータ第2番でした。最後の最後に「シャコンヌ」の演奏。
これから先、まだ若い庄司紗矢香さんのバッハがどのように深化(しんか)していくか楽しみです。
ところで私はまだカール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団による1958年録音の「マタイ受難曲」の録音をまだ聴いたことが無い。当然CDは持っていない。
カール・リヒターの指揮するバッハの宗教曲の録音など私には無縁な世界と長年、思っていましたが、しかし、もう聴かなくてはいけない時が来たのではないかと強く感じました。
クラシック音楽の世界の奥底へ、奥底へ、終わりのない旅が続くようである。

バッハを聴いたあと何を聴こうかと思案して選んだ作品はベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」
バッハの作品の持つ崇高な高い精神と同じくらい高い作品と言うことで「ミサ・ソレムニス」しか思い浮かばなかった。
ベートーヴェンと言えば、多くの方は「第9」でしょう。しかし私は「ミサ・ソレムニス」です。
「Sanctus」はいつ聴いても心が洗われる気持ちになります。




「スマイル」

2012年03月13日 23時25分11秒 | 荒川静香さん


この前の3月11日でのアイスリンク仙台 演技会 の映像。
私は、仕事中だったので、今、初めて映像を見ました。

見ていて、昨年の「フレンズ・オン・アイス」の第1部のオープニングと重なるものがあり、熱いものが込み上げてくるものがあります。

荒川静香さんと羽生結弦さんのイナバウアー。
お二人の気持ちが伝わってくる。

「スマイル」

昨年の「フレンズ・オン・アイス」で荒川静香さんが、挨拶で、おっしゃっていました。

「どんなことが起きても、私たちスケーターは、リンクの上でスマイルを忘れず演ずるのみ」

何度も「スマイル」と言う言葉を繰り返していたのが、たいへん印象的でした。

この大震災を乗り越えて、この仙台のスケートリンクから荒川静香さんや羽生結弦さんに続くスケーターが出てくるのを願うばかりです。



 



「Reborn Garden」

2012年03月13日 22時32分02秒 | 中野友加里さん


この前の日曜日にテレビ東京系列で放送された「ソロモン流」から後半の「Reborn Garden」の映像。

安藤美姫さんも、荒川静香さんのように、今後、アイスショーをプロデュースしていくのかな?
とにかく注目していきたいです。

そして、お気付きになったでしょうか?
チラッと中野友加里さんの御姿。
もう、胸が一杯になります。
今だに中野友加里さんを忘れることの出来ない私です。