オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

全米選手権・エキシビション

2010年07月03日 21時38分43秒 | 2009-20010年シーズン
とうとう我が家にてテレビのCS放送が見る事が出来るようになった。
という事は、J SPORTSが見る事が出来ると言うことである。
ただ、この装置は私の物ではない。県外で就職している息子が、たまに帰って来た時、自分自身が楽しむ為に購入した物である。ただ、ほとんど家にいないので私が独占出来ると言う事実だけが存在している。
昨日、初めて自分で操作してCS放送を見ました。昨日は何と1月のフィギュアスケートの全米選手権・エキシビションの放送があり至福の時を過ごしました。
放送ではアメリカのジュニアの選手たちの演技を見る事が出来ました。新しい才能を見ることは、いろいろと発見があり楽しかった。アイスダンスのシブタニ兄妹の演技も初めて見ることが出来ました。バンクーバーオリンピックですっかりアイスダンスにハマってしまった私にとって、また楽しみがふえました。
番組では、このエキシビションには登場しませんでしたが引退した井上怜奈さん&ボールドウィンの最後の演技となった全米選手権でのフリーの演技も放送してくれて胸が熱くなるものを感じました。私はこの2人の息が合い、愛情のこもった演技が大好きでした。特に井上怜奈さんは長い競技者生活でした。本当にご苦労さまでした。
後半は続々とオリンピック代表が登場。胸が大いにときめきました。
アイスダンスのディヴィス&ホワイト、ベルビン&アゴスト。彼らの演技=アイスダンスの魅力である。ベルビン&アゴストは8月のフレンズ・オン・アイスにも登場とのことで、ますます胸がときめきます。
そして女子シングルの長洲未来さんとレイチェル・フラット。最高!
特にレイチェルの黒のシックな衣装での演技にはクラッとするものを感じ、ますます彼女が好きになりました。
なお、今回、この放送を見て一番良かったと思ったことは、演技中でのコメントや解説が全く無く演技と音楽に集中で出来たということである。フジテレビさんやテレビ朝日さんも大いに見習って欲しいものです。

「スターズ・オン・アイス 2010」

2010年04月12日 09時32分32秒 | 2009-20010年シーズン
昨日の夜は、仕事から帰宅後「スターズ・オン・アイス」の録画を見ました。

オープニング後、いきなり荒川静香さんの登場で、びっくり!
「こんなに(荒川さんが)早く登場するとは、もったいないよ~」と思ったのですが、第2部の冒頭、ジェフリー・バトルとスコット・モイヤーとのコラボがあるとは知りませんでした。アイスダンスの金メダリストとのコラボとは憎いね~
それにしても純白の衣装を着てのグノーの「アヴェ・マリア」は、やはり美しかった!何かテレビの画面に吸い寄せられるものがありました。
そして、しっとりと荒川さんも素敵ですが、コラボでの、リズム感あふれた、はじけた感じの荒川さんも素敵です。

鈴木明子さんは彼女のすっかり代名詞になった「ウエストサイド物語」だが今回は「トゥナイト」を歌入りで披露。そして後半は最高の見せ場の「マンボ」
「トゥナイト」の美しい音楽に乗っての演技を見ていて、何か仕事のモヤモヤを忘れることが出来ました。
ぜひエキシビションナンバーとして定着させて欲しいものです。

その他、書ききれないほど、きら星のように輝くスタースケーターの登場に時間を経つのを忘れました。
カート・ブラウニングの「ザッツ・エンタテイメント」ではミュージカルファンの私はもうご機嫌である。MGMのミュージカル映画の魅力を散りばめたこの映画。全3作のDVDを納めたコレクターズ・ボックスは私の大切なお宝である。久し振りに今晩はこのDVDを見る事にしましょう。
そしてペアの申雪&趙宏博にアイスダンスのテッサ・ヴァーチュー&スコット・モイヤ。
申雪&趙宏博は歌劇「トゥーランドット」の音楽、ヴァーチュ&モイヤはマーラーの交響曲第5番より「アダージェット」である。
「う~ん」と、うなるばかり。

今週末は大阪公演。
仕事の都合で、どうにもならず!
テレビの録画で辛抱しましょう。

浅田真央さんのエキシビション

2010年04月09日 21時29分24秒 | 2009-20010年シーズン
浅田真央さんは「スターズ・オン・アイス」で「仮面舞踏会」のエキシビション版を披露するらしい。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100409-00000013-dal-spo

また、エキシビションとはいえ、トリプルアクセルも跳ぶらしい。

エキシビションとは言え、あの素晴らしい「仮面舞踏会」のプログラムが残るのは、本当に嬉しい。

来週の「スターズ・オン・アイス」の大阪公演へ仕事の都合で行けないのは、本当に残念で悔しい気持ちで一杯である。



祝、村上佳菜子さん、高校入学。

2010年04月07日 23時37分43秒 | 2009-20010年シーズン
村上佳菜子さんが、めでたく浅田真央さんが、かつて通った中京大中京高校へ入学しました。

http://skating.livedoor.biz/archives/51478336.html

制服のブレザーは浅田真央さんから譲り受けた物との事。

浅田真央さんの後に続こうという村上佳菜子さんの意気込みを強く感じます。

それにしても浅田真央さんが高校入学したニュースをテレビを見たのが、つい、この前の事
の様に思う事があります。年月の経つのはは早い・・・

私が齢を取っていくのも早い・・・




2010年、世界選手権、エキシビション。

2010年04月06日 22時50分53秒 | 2009-20010年シーズン
昨日の夜、BSフジで世界選手権のエキシビションの放送がありましたが、疲れの為か放送時間には既に寝入ってしまった。まだまだ体調は本調子でないようである。
今、録画を見ながら録画を見ています。川口悠子さん&スミルノフ組は昨年と同じ「美しき青きドナウ」ですが何度見ても、フィギュアスケートを見る醍醐味、楽しさを満喫させてくれます。
悲喜こもごもの緊張感あふれる競技会もいいですが、エキシビションやアイスショーは本当に見ていて楽しい。
ザフチェンコ&ゾルコヴィー組の「ウエストサイド物語」、キム・ヨナの「タイスの瞑想曲」そして浅田真央さんの「カプリース」
音楽ファンの私にとっては嬉しくてたまらない。
そしてレピストの色気にびっくり!彼女もオリンピックでは入賞、世界選手権では3位と着実に実力をつけてきました。来シーズンも期待大である。
フィナーレでの浅田真央さんと高橋大輔さんの姿を見ると感無量です。

今月の中旬に大阪で「スターズ・オン・アイス」がありますが残念ながら仕事の都合で行けません。
おそらく、次にアイスショーに行けるのは、まだ日程は発表されていませんが「フレンズ・オン・アイス」になるでしょう。
あの華やかなアイスショーの世界。再び生で味わいたいものです。

今シーズンの浅田真央さん。

2010年04月05日 09時42分06秒 | 2009-20010年シーズン
今シーズンも世界選手権で終わりとなりました。4年に一度の冬季オリンピックシーズンということもあり、たいへんなシーズンでした。
私にとって、今シーズンは昨シーズン以上に浅田真央さんの演技に一喜一憂のシーズンで、そのピークがバンクーバー冬季オリンピックでした。フリーの演技直後のインタビューは何度見ても、こちらも涙が出ます。
NHKのオリンピックの生放送では表彰式と、その後のメダリスト3人がリンクを一周する様子をたっぷりと見る事ができ、初め硬かった真央さんの表情がリンクをまわるにつれて、だんだんと柔らかい表情に変わっていく様子を見ながら、彼女の胸中に思いを馳せると、私は何か叫びたくなる気持ちになります。
それにしても世界選手権の地上波の放送では生放送でもないのに表彰式の映像が割愛されていたのは本当に不思議!昨年はたっぷりと表彰式の映像があったのに・・・
昨晩のBSでの再放送では表彰式の映像が流れたので一安心。BSの放送の録画をDVDで保存しましょう。それにしても、今回の放送では荒川静香さんの解説が一部、削除されたとの噂あり。これが本当なら許せない!削除するなら国分とかいうタレントの、どうでもよいコメントの方でしょう!

話が脱線しました。大変、失礼しました。
今シーズンのフリーの曲目はラフマニノフの前奏曲「鐘」のオーケストラ版でした。昨年の「仮面舞踏会」以上に重厚で難度の大変高いプログラムで賛否両論でした。GPシリーズのロシア大会の後、タラソワコーチからプログラムの変更も勧められたそうですが、彼女の強い意志で真央さんはシーズンを通して見事にやり抜き、オリンピックでは銀メダル、世界選手権では優勝と強いインパクトを私たちに与えてくれました。
この難度の高いプログラムの中ででトリプルアクセルを二度挑戦するという凄まじさ!
またキム・ヨナとのライバル関係。今まで世界のフィギュアスケート界の中でこれ以上のライバル関係があった記憶がありません。世界の頂点に立つ2人が毎回どんな演技を見せてくれるか本当に楽しみだったし、最高の期待を持って演技を見る事ができました。今後、この2人以上のライバル関係を目の当たりにする事は無いのでは?と思うくらいです。

前奏曲「鐘」は今シーズン6回、放送で見る事が出来ました。全て録画しています。
①GPシリーズ・フランス大会
②GPシリーズ・ロシア大会
③全日本選手権(大阪)
④四大陸選手権(韓国)
⑤バンクーバー冬季オリンピック
⑥世界選手権(トリノ)

この中で私が一番好きなのは③の全日本選手権での演技です。オリンピックは別格!
オリンピック代表を賭けての全日本選手権ではGPシリーズでの不調や苦悩を乗り越えて何か悟りきったような表情での演技で圧巻という言葉がふさわしい。
今年の1月発売された公式写真集では、この全日本選手権の時の表情が見事に撮えられて何度眺めても飽きることがない。演技後の、にこやかな表情の写真は本当に素晴らしい。
全日本選手権の翌日の「メダリスト・オン・アイス」は幸運にも私は会場へ脚を運ぶことが出来ましたが、当日、真央さんはアンコールで前奏曲「鐘」の後半のステップを披露してくれました。一部とは言え、あの「鐘」の音楽に乗っての演技を見ることが出来た事は私にとって大変な思い出となったことを私事ですが、付け加えておきます。
なお音楽ファンの私としては、前奏曲「鐘」のオリジナルであるピアノ独奏版での演技も見てみたいという気持ちがあります。おそらく無いと思いますが・・・。オーケストラ版とはまた違った印象になるのは間違いないでしょう。

来シーズン、浅田真央さんはどんなプログラムで臨むのか今から楽しみです。
今、私はショパンのエチュード全曲を聴きながらパソコンを前にしています。
久し振りの真央さんのショパンを見てみたいという気持ちが強い。この2シーズン「仮面舞踏会」「鐘」と言う、たいへんなプログラムを演じきった後に、どんなショパンになるのか見てみたい。以前のショパンと全く違うものになるのは間違いないと思います。
浅田真央さんにはショパンがよく似合う。
ただ、これは凡人の私が単純に思っているだけで、新しいプログラムの曲目は、予想もつかない、あっと驚くものに違いありません。
とにかく来シーズンも私は浅田真央さんに振り回されそうです。


2010年、世界ジュニア選手権

2010年04月02日 21時43分16秒 | 2009-20010年シーズン
昨晩。BSフジで世界ジュニア選手権の放送あり。
お目当ては当然ながら村上佳菜子さんの演技である。
彼女の初々しく、ハツラツとした演技を見ていると、本当に気持ちがいい。
また笑顔が、またいい!
また「白鳥の湖」の音楽を聴くと血が騒ぐものがあります。
そして2位以下の選手と、すでに次元の違うものを感じました。
何と言っても、昨年暮の全日本選手権では安藤美姫さんに続いて5位である。
来シーズンの新たな活躍が楽しみです。

祝!浅田真央さん、世界選手権優勝!

2010年03月28日 22時45分43秒 | 2009-20010年シーズン
今、帰宅して録画を見たところである。
安藤美姫さんの演技が伸びやかな演技で素晴らしかった!今シーズンで一番良かったように私は感じました。SPの11位が本当に悔やまれます。
鈴木明子さんもジャンプのミスはありましたが、SPのうっぷんを吹き飛ばすような演技。
そして後半のステップは本当に凄かった!

やはりキム・ヨナが2位まで挽回してきました。オリンピックのゴールド・メダリストの底力でしょう。
それにしても第3グループでキム・ヨナと安藤美姫さんが登場するとは本当に予想外でした。

昨日のSPの結果から今大会では浅田真央さんと長洲未来さんが表彰台で並んだ姿が見れるものと確信していましたが、やはり難しいものである。
長洲未来さんにとって大きな試練となりましたが、この経験は必ず来シーズン以降に生かされるでしょう。
そして浅田真央さんの優勝!
今シーズン、最後の前奏曲「鐘」。
凄い演技でした。放送でも言っていましたが、オリンピック後、練習しなかったのは1日だけだったとの事。天才が努力するのだから凄い演技になるのは当たり前かもしれません。
それにしても、演技中、オリンピックで失敗した箇所へ来ると、胸がドキドキしました。

今シーズンは、これでお終い。
休みの日に、ゆっくりと今シーズンを振り返ってみたいと思っています。

2010年、世界選手権、女子SP.

2010年03月27日 22時49分35秒 | 2009-20010年シーズン
近いうちに、大きな国際大会では、浅田真央さんと長洲未来さんの争いの時代が来ると思っていましたが、今年の世界選手権では早くも、この2人の優勝争いになってしまいました。
まだフリーを控えていますが、ソチ冬季オリンピックまでの4年間、女子シングルは、真央さんと未来さんが中心になりそうな予感を強く感じます。

キム・ヨナの演技には本当にビックリ!こんな事があるのか!というのが実感でした。今シーズン、完璧なSPでの007を見せていただけに本当に驚きである。
放送では荒川静香さんがバンクーバー冬季オリンピック後のモチベーションの持ち方をおっしゃっていましたが、真央さんと未来さん、そしてキム・ヨナ、両極端なSPの結果となりました。オリンピックを終えてからの調整の難しさ、そして緊張感の持続がいかに難しいか改めて思い知りました。

安藤美姫さんと鈴木明子さんもオリンピックのお疲れがでてしまったのかな?美姫さんの得点は転倒がありましたが、もっと伸びても良かったのでは思ったりしましたが・・・
とにかく明日はフリー!
今シーズン最後を締めくくるためにも最高の演技を期待しましょう。

祝!高橋大輔さん、世界選手権優勝!

2010年03月26日 21時26分58秒 | 2009-20010年シーズン
高橋大輔さん、見事な世界選手権優勝!
素晴らしい演技でした。そして感動的な演技でした。
世界選手権という大きな舞台で、あれだけの演技が出来る精神力と実力は本当に凄い。
冬季オリンピック以降、何かと話題になっている4回転ジャンプ。両足着氷でしたが、果敢に挑戦しました。
そして、その後の演技が凄かった!特にステップが、やはり素晴らしかった!
昨年8月、大きなケガからの最初のリンク復帰だった「フレンズ・オン・アイス」を思い出すと感無量である。
本当に高橋大輔さんの世界選手権優勝の快挙を心から喜びたい!

嬉しい写真。
http://www.shizuka-arakawa.com/photolog/photo.php?id=95


話はそれますが、男子シングルでの高橋大輔さんなどの実力者の演技以外で楽しみにしているのは、キス&クライでのアメリカのアボット君の映像です。
お目当てはアボット君に付き添っているコーチの佐藤有香さんです。
氷上の有香さんも素敵ですが、素顔の有香さんは、もっと素敵です。
どうも私は、この手のお姉さまには弱いようです。隠れファンかな?
来シーズンもぜひともアボット君に付き添って私を喜ばして欲しいものです。

話が脱線しました。
いよいよ明日から女子シングル!
私も、だんだんと気合が入ってきました。

中野友加里さんの引退。

2010年03月05日 21時31分38秒 | 2009-20010年シーズン
中野友加里さんの公式サイトで、友加里さんのメッセージが掲載されています。読んでいて、熱いものがこみ上げてきます。また友加里さんのお母様のメッセージも併せて掲載されています。

http://yukarinakano.jp/ja/journal/index.html

この公式サイトも3月31日で閉鎖されるそうです。
今は、覚悟していたとはいえ、本当に寂しく、辛い。
中野友加里さんには、いろいろな思いや思い出があり、本当に涙が出ます。
私の中野友加里さんの引退に対する思いは、日を改めて、しっかりとコメントするつもりです。





中野友加里さん、引退!

2010年03月03日 22時59分06秒 | 2009-20010年シーズン
私にとって衝撃的なニュースが飛び込んできました。

中野友加里さん、引退!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100303-00000856-yom-spo

いつかは、この日が来るものと覚悟していましたが、バンクーバー冬季オリンピック直後とは思いませんでした。今月のトリノでの世界選手権でフリーの「火の鳥」の演技を楽しみにしていただけに、私にとって、たいへん衝撃的です。
昨年暮の「メダリスト・オン・アイス」での「ハーレム」が私が生で見た中野友加里さんの最後の演技になってしまいました。
2年前の「フレンズ・オン・アイス」での荒川静香さんとの「オペラ座の怪人」のコラボが今も忘れられません。

私は中野友加里さんが大好きでした。
引退のニュースで、寂しい気持ちで一杯で、泣きたくなる気持ちです。
今は、動揺が激しく、これ以上、コメント出来ません。
正式発表後、あらためてコメントするつもりです。


四大陸選手権 その2

2010年01月29日 22時17分29秒 | 2009-20010年シーズン
四大陸選手権はSPでは出遅れていた浅田真央さんが見事優勝!
盗撮騒動など、いろいろ真央さんにとって気分的に大変だったと思いますが、二度のトリプルアクセルも成功して、これで良い気分でオリンピックに突入出来ます。
キム・ヨナの国で、「これが浅田真央の演技ですよ」と言っているような見事な演技。本当に真央さんは強い!
鈴木明子さんはジャンプのミスはありましたが、あの後半のステップはさすがである。
もう一度、ジャンプの精度を上げて、オリンピックを迎えて欲しい。
シニアの世界大会に初出場の今井遥さん。良かったよ!
フリーの曲は私が現在、大好きな作曲家の一人のグラズノフのバレエ音楽「ライモンダ」と言うだけで私自身、うれしいのです。
来シーズンはもっと多くの大きな大会に登場するでしょう。さらなる飛躍に期待します。

さて次はいよいよバンクーバー冬季オリンピック!
浅田真央さん、鈴木明子さん、安藤美姫さんのご健闘をお祈りします。
出来れば、三人揃って表彰台に登ってほしいものです。これは、酒の勢いで書き込んでいる私の大きな夢かな!?

全米選手権、女子シングル・フリー その2

2010年01月28日 11時02分33秒 | 2009-20010年シーズン
知り合いに依頼していた全米選手権の女子シングルのフリーのCSでの放送を録画したDVDが届きました。本当は欧州選手権も頼みたかったですが、かんべんしてと言う雰囲気だったので好きな選手、気になる選手が目白押しの全米選手権の録画のみ御願いしました。(本当は欧州選手権でのラウラ・レピストの演技を見たかった!)

生放送の録画なので4時間少々のたいへんな映像である。すでにパソコンでネット映像で見ている演技もありますが、テレビの大きな画面で見ると全く印象が違います。
それにしてもアメリカでは全米に生中継で最初のグループから表彰式まで放送されているとは本当にうらやましい。日本でも全米選手権は生放送で全ての演技を見る事ができるのに、全日本選手権は有名選手中心で、全ての演技を生中継で見る事が出来ません。
ヘンな国、日本!である。

最初から録画を見ていましたが、やはり後半が、どうしても気になるので、早送りして第3グループから見る。割愛した部分は後日、ゆっくりと見ることにする。
第3グループでは私の御ひいきのエミリー・ヒューズとアリッサ・シズニーが登場である。
ヒューズは二度の転倒で演技全体のスピードが無くなってしまって残念だった。GPシリーズのアメリカ大会以上の演技を期待したのだが・・・音楽が映画「風と共に去りぬ」だっただけに転倒が無かったら大いに盛り上がっていたと思うと本当に残念である。
シズニーはやはりジャンプにミスが多く、こちらも本当に残念である。ビールマンスピンなど得意のスピンはため息が出るくらい美しかっただけにジャンプのミスが本当にもったいなかった。

最終グループではSP上位4人が僅差でフリーを迎えましたが、フリーを見る限りレイチェル・フラットと長洲未来さんの2人が飛びぬけていると感じました。実際、この2人のフリーでの演技の優劣は私には分かりませんでした。そのくらい、ずば抜けていたと思います。この2人がアメリカのオリンピック代表に選ばれたのは当然でしょう。
長洲未来さんのフリーは「カルメン」である。カルメンと言えば私は安藤美姫さんの演技が忘れられません。美姫さんの演技は妖艶さの漂うカルメンだったと思いますが、未来さんの「カルメン」は、かわいいカルメンである。しかしビゼーの素晴らしい音楽に乗って繰り出す高度の技術のジャンプやスピンの数々は本当に素晴らしい!また表現力がアップして来ている。このままの演技をオリンピックのリンクで披露できたら大変な存在でしょう。
レイチェル・フラットのフリーの曲はラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」である。この作品は私にとって今でも荒川静香さんの曲である。しかし今回のフラットの演技を見ていて、最初、変な?ジャンプはありましたが、荒川さんの演技を忘れることが出来たくらい素晴らしいものがありました。
彼女がまだジュニアだった頃、その躍動感あふれる大きな演技に秘められたものを強く感じ、注目していましたが、今は風格すら出て来て、たいへん大きな存在になり、私自身、喜びを隠せません。私自身、現在、海外の選手で一番好きな選手と言って良いでしょう。

最後に4位に終わりましたがサーシャ・コーエンのこと。
フリーではたいへんシックな素敵な衣装でベートーヴェンのピアノソナタ「月光」による大人らしい、たいへんしっとりとした演技に魅了された。十代の選手がほとんどだけに、余計、強く感じるのかもしれません。ジャンプのミスや点数や順位など関係ない、まさにコーエンの世界である。
トリノ・オリンピックのシーズン以来の競技会出場で、厳しいものがあったのは事実ですが、昇り調子の多くの十代の選手に混じってその中で自分の個性、美しさを見事にアピールできるコーエンの意気込み、実力は絶賛すべき事だと思います。春のスターズ・オン・アイスでは来日するのだろうか?ぜひ見たい。
表彰式で上位3人と並んだコーエンの姿を見て、アメリカという国の層の厚さ、懐の大きさを強く感じました。今後もアメリカのフィギュアスケート界から目を離すことが出来ません。
いよいよバンクーバーオリンピック。レイチェル・フラットと長洲未来さんが3人の日本代表に混じってどの様な演技を見せてくれるか、こちらも楽しみです。