オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

宮原知子さんの「魔笛」

2015年03月31日 14時09分31秒 | オペラ


今日は朝からモーツァルトの歌劇「魔笛」のCDを聴く。
何故「魔笛」?
フィギュアスケートの世界選手権は終わりましたが、リアルタイムの放送を見ることが出来なかった私は今、やっと録画で見ている状態ですが、いろいろな素晴らしいプログラムの中で、一番、心に残ったのが宮原知子さんの「魔笛」の音楽によるショートプログラムでした。
単純な私は迷うことなく朝起きると、すぐに「魔笛」のCDに手が伸びてしまいました。
モーツァルトの短い生涯の中で最後を飾るオペラ。
そしてモーツァルトの生み出した旋律が泉のように湧いてくるようなオペラと言うべきか。
モーツァルトの作品を愛した指揮者カール・ベームは「魔笛」をレコーディング中「これは何と人を幸福にする音楽であろう。まさに清らかな水の中に入って行くようだ」と語ったそうである。

さて宮原知子さんのプログラムで登場したナンバーは次の通り。
①第1幕フィナーレより「何という不思議な笛の音(ね)だ」
②第2幕よりアリア「ああ、私にはわかる、消え失せてしまったことが」
③第1幕フィナーレより「これは素晴らしい音!美しい音!」
④「序曲」より

④はオーケストラによる演奏ですが①~③はヴァイオリンとピアノによる編曲が使用されています。
歌劇「魔笛」のシンボルと言えるのはタミーノが手にする「魔法の笛」とパパゲーノが手にする「魔法の鈴」でしょう。
宮原さんのプログラムは、この「魔笛」を象徴していると言える2つのシンボルが登場する場面の音楽(①と③)を組み込み、そしてオーケストラの演奏による「序曲」で終わるという見事なプログラムと言えるでしょう。

①ではタミーノが笛を吹くと、さまざまな獣が寄ってくる。

何と不思議な笛の音だ。
野獣さえも聴いて喜ぶ。
しかしパミーナは来ない。
パミーナ、聴いておくれ。
お前はどこだ。

③では黒人のモノスタトスと奴隷たちに追われたパミーナとパパゲーノ。そこでパパゲーノが手にした鈴を鳴らすとモノスタトスと奴隷たちは踊りだし、歌いながら去っていく。

これは素晴らしい音!
美しい!
トララララ・・・・
こんな美しい音はきいたことがない。
トララララ・・・・

歌劇「魔笛」にはその他、超技巧のコロラトゥーラ・ソプラノによる夜の女王による2つのアリア、パパゲーノが歌う「「おいらは鳥刺し」や「パ・パ・パ」の二重唱など聴きどころ満載。
私が一番好きなのは、やはりパパゲーノが第2幕で歌う「恋人か女房か」かな。
聴いていて日頃の嫌ななことを忘れさせるものがあります。

今日、聴いたのはカール・ベームがベルリンフィルを指揮した全曲盤(1964年録音、ドイツグラモフォン盤)
サヴァリッシュ盤、スウィトナー盤も所持していますが、私が初めて「魔笛」の全曲盤を手にしたのはベーム盤なので、どうしても今も愛着が強いです。
いろいろバラつきのある配役ですがフリッツ・ヴンダーリッヒの歌うタミーノの素晴らしさ。そのヴンダーリッヒに、巧すぎていろいろ言われていますがフィッシャー=ディースカウがからむのですから、たいへんな贅沢だと思って聴いています。
そして録音当時のベーム指揮によるベルリンフィルの少し暗みのある響き。
この響きは現在、同じオーケストラかと思うくらい失われてしまいました。これも時代の流れか!

なを、たいへんな昔、私は大学生時代、スウェーデンの映画監督イングマール・ベルイマンによる映画化されたものを見たことあります。
スウェーデン語による歌唱でしたが、たいへん楽しく見た記憶があります。
DVDは発売されているのかな?映画ファンとしても、もう一度、見たいものです。


2015年3月世界選手権より




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日本女子フィギュア、来シーズンも出場枠「3」

2015年03月31日 08時34分06秒 | 2014-2015年シーズン
先週土曜夜の世界選手権の放送。
私はこのところ仕事面で何かと忙しく、やっと昨晩、女子シングルのフリーの録画を見ることができる。
既に結果を知っているので、少しでも世界選手権という雰囲気を味わいたいという気持ちで見る。
宮原知子さんは2位、本郷理華さんは6位、村上佳菜子は7位。
宮原知子さんの表彰台。本当におめでとうございます。
そして日本女子フィギュア、来シーズンも出場枠3も確保。
日本女子フィギュアの底力を発揮してくれて本当に嬉しい。
シーズン初め、浅田真央さんの休養や鈴木明子さんの引退で悲観的な声もありましたが、日本の女子フィギュア界は若い力が着実に育っているので、何でそんなに悲観的にならなければいけないのか、私自身、理解できないものがあっただけに、日本女子フィギュアのレベルの高さを、分かってもらえたものと信じています。
宮原知子さんと本郷理華さんは今回、初めての世界選手権出場。
これからも、ますますレベルアップするのは間違いないので、来シーズン以降、さらに楽しみです。
さて今年になって文部科学省は五輪でメダル獲得が有望な競技を重点支援するマルチサポート事業で18年平昌五輪に向けてターゲット競技を見直し、昨年のソチ五輪後に浅田真央が休養したフィギュアスケート女子を、金メダルが期待され、最も力を入れて支援するAランクから新設した最低のCランクに格下げしたと発表しました。
文部科学省の役人たちは今回の世界選手権の結果をどう感じているのであろうか?
それにしても私の一押しの期待の星・本郷理華さんがシニア初シーズンで、ここまでの伸びてきて、本当に嬉しい。
初めての世界選手権という大きな舞台。その大舞台で堂々たる演技。
放送での解説の鈴木明子さんの声が涙声でしたが、私も同じ気持ちです。
4月からは有料放送のJスポーツでの放送もあるので、CMだらけで落ち着かない地上波放送と違って、ノーカットでの放送だと思うので、じっくりと見直していきます。
アイスダンスやペアも楽しみです。
その時、改めてコメントするつもりです。







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さすがは羽生結弦君

2015年03月27日 22時11分21秒 | 2014-2015年シーズン
ネットで男子シングルのSPの結果を知ってしまった。
羽生結弦君がシーズンベストの95・20点をマークして首位!
やっぱり羽生君。
さすがだな。
今までのモヤモヤを吹っ飛ばしてくれました。
このまま表彰台の中央に立って欲しいと思うばかりです。


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世界選手権2015、女子シングル・SP

2015年03月27日 21時40分09秒 | 2014-2015年シーズン
いよいよ世界選手権が始まった。
昨晩は仕事を終えて帰宅すると女子シングルの放送は既に終わっていた。
酒を飲みながら録画を見る。
初めての中国での世界選手権。
なかなかの、いい雰囲気だな。
今後、もっと中国のフィギュアスケートのレベルは上がるだろう。そんな感じがしました。
さて、まずはトゥクタミシェワのトリプルアクセルにびっくり。
凄い迫力。
浅田真央さんに続くスケーターが登場して正直なところ嬉しい。
次は何としても我が国から。樋口新葉さんと大庭雅さんに期待したい。
李子君ちゃんの「花のワルツ」
素敵だった。やっぱりチャイコフスキーのバレエ音楽は本当にいいなあ。
そして日本の女子シングル勢。
さすがだった。浅田真央さんや鈴木明子さんがいなくても、レベルの高さを見せつけてくれました。
宮原知子さんの「魔笛」
表情豊かな演技。このモーツァルトのオペラの音楽を見事に氷上で表現してくれました。
村上佳菜子の「オペラ座の怪人」
やればできる!
キャリアは十分!表彰台を目指して欲しい。
そして本郷理華さん。
ステップ、スピンで最高のレベル4。
とても初めての世界選手権出場とは思えない堂々たる演技。
フリーでは3人とも最終グループでの演技。
日本の女子シングルの底力を見せて欲しい。






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「笠松スケートフェスティバル2015」での鈴木明子さん

2015年03月24日 17時09分07秒 | 鈴木明子さん


3月22日、「笠松スケートフェスティバル2015」での鈴木明子さんのニュース映像。

古澤巌さんのヴァイオリンによる生演奏での演技。

ニュースの映像でも鈴木明子さんの素晴らしい雰囲気が伝わってきます。

会場で見たかったなあ。

「愛の讃歌」は今後もアイスショーで披露して欲しい素敵なプログラム。

昨年は、とうとう一度もアイスショーに脚を運べませんでした。

やはり行きたい。それも生で鈴木明子さんの演技を見たい。

ネットでのチケット購入は一昨年から連敗が続いています。

次に行けるのはいつのことになるでしょうか?


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浅田真央さん、卒業式

2015年03月20日 14時44分38秒 | 浅田真央さん
うっかりしてチェック不足でした。すっかり遅れてしまいました。
浅田真央さん、大学ご卒業おめでとうございます。
袴姿の浅田真央さん、たいへん似合っています。
私の娘の短大を卒業した時を思い出しました。
これから浅田真央さんが、どのような歩みを選ぼうとも、しっかりと前に進んで欲しいと願うばかりです。






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鈴木明子さん、ネットナビゲーターに。

2015年03月20日 09時42分29秒 | 鈴木明子さん
このところ仕事で心身共に疲れが激しい。そんな時、帰宅後、必ず目を通しているのが「フィギュアスケート日本女子ファンブック PATINAGE2015」である。
若いスケーターの皆さんの美しく躍動感のある写真を見つめるのは本当に癒されます。また記事も楽しく読んでいる。
たいへん嬉しかった記事。
坂本花織さんのページ。

Q.坂本選手の憧れの選手は?
花織 一番の憧れは鈴木明子さんです!
Q.どんなところが好きですか?
花織 全部すきなんですけど、特に表現力です。目力がすごくて、特に「キル・ビル」のしゃがんで滑りながらアピールするところがカッコイイ!私がジャッジだったらプラス3を出しまくっちゃうと思います。
Q.明子さん好き度は何パーセントですか?
花織 100パーセント!いや1000パーセント!

この前の世界ジュニア選手権では存在感を見せてくれた坂本花織さん。
鈴木明子さんを目標に、さらなる成長を期待しています。

さて、その鈴木明子さん。
新年度より「NHK NEWS WEB」のネットナビゲーターの水曜日を担当するとのこと。
放送時間は23時30分から24時。
活躍の場を、どんどん広げている鈴木明子さん。
番組を楽しみにしています!

「NHK NEWS WEB」


2012年NHK杯よりSP「キル・ビル」


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パリ・オペラ座バレエの「デフィレ」

2015年03月17日 09時19分15秒 | バレエ
昨晩は15日の深夜、NHK・BSで放送されたパリ・オペラ座バレエ公演 「バレエの夕べ」とパリ・オペラ座バレエ学校 創立300年記念ガラの録画を夜遅くまで酒を飲みながら見る。
度胆を抜かれたのは冒頭のパリ・オペラ座 バレエ門外不出の舞台「デフィレ」の初テレビ放送。
とんでもないものを見てしまった!
当然ながら私は「デフィレ」を見るのは初めてである。
「デフィレ」とはフランス語で「行進」を意味するとのこと。
ベルリオーズの歌劇「トロイ人」から「トロイ人の行進曲」に乗って、オペラ座学校の生徒からオペラ座の誇るエトワールまで総出演によるシンプルな衣装で、揃って行進する姿は正に「壮観」という二文字しか見つからない。
そして単に歩んでいるだけなのに、鍛え抜かれた体全体から出てくる、その所作の美しさ。
これがパリ・オペラ座バレエの伝統の重みか!
本当に物凄いもの見てしまった!という気持ちが一夜明けても強い。
とにかく凄かった!美しかった!

映像を見つけました。テレビの大きな画面で見ると、たいへんな迫力でした。










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始球式の荒川静香さん

2015年03月17日 08時56分11秒 | 荒川静香さん
荒川静香さんが3月14日、西武ドームでの西武VS巨人戦のオープン戦で始球式に登場したとのこと。

背番号は娘さんの誕生日にちなんで「116」

高く上げた左足。何か「巨人の星」の「大リーグボール」を思い出してしまいました。

「大リーグボール」を思い出すとは、私も、それなりの世代か!

それにしても、荒川静香さん。カッコいいねえ!





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「ルドルフ・ケンペの芸術」

2015年03月13日 14時33分30秒 | 今日、聴いたCD
手元に10枚のCDがセットになった「ルドルフ・ケンペの芸術」が届く。10組で税込4990円也。
セット内容はミュンヘン・フィルとのブラームス交響曲全集、ブルックナー交響曲第4番と第5番、ドヴォルザーク交響曲第8番、チューリッヒ・トーンハレ管とのブルックナー交響曲第8番、ベートーヴェンの交響曲第5番、ドヴォルザークの「新世界より」などケンぺ指揮による1970年代の録音が中心になっている。
さて、これら一連の録音は私にとって感慨深い録音ばかりである。なぜなら、これらの録音は私が大学生時代の時、新譜レコードとして発売されたものばかりで、当時、私は欲しくてたまらなかった(特にブルックナーのレコード)のですが、田舎の貧乏学生時代。欲しいレコードが、思った通り購入できるほど経済的余裕は全くなく、一度も手にすることなく、とうとう現在に至ってしまいました。
そして、やっと今、数えてみると約38年越しにCD10組のアルバムとして手にすることが出来ました。
CDを収めている紙ジャケットも初めて発売された時のジャケットがデザインされていて嬉しいものがあります。
まず最初にブルックナーの交響曲第4番「ロマンテック」から聴いていく。
第1楽章の冒頭、、弦のトレモレに乗ってのホルンの響き。この響き!この響きを聴くのに38年の年月を隔てなければいけなかったのか!
演奏はギュンター・ヴァントや朝比奈隆のような剛演ではありませんが、当時のミュンヘンフィルの響きはアルプスの深い森を想像させられるものがあります。
そして次にチューリッヒ・トーンハレ管とのブルックナー交響曲第8番を聴いてみる。表記はありませんがハース版による演奏。
久し振りにブルックナーの最高峰の交響曲と言うべき第8番を聴く。今回、新たなリマスターを行い録音の鮮明度が増しているとのこと。
物凄い充実感。特に第4楽章が素晴らしい。
スケールが大きく、正にアルプスの山々を見下ろしているような感を強くする。ケンぺはどちらかと言うと私にとって温厚なイメージが強かったのですが、そんなイメージを一掃させるものがありました。
最近、私にとって、以前は、あれだけ聴いていたブルックナーの交響曲が「好きだった」という過去形になりそうな気配でしたが、ケンぺが再び私をブルックナーの世界に呼び戻してくれたと言えるでしょう。
さて収録されているCDの中で予想外の素晴らしさだったのがドヴォルザーク交響曲第8番でした。1972年のライブ録音。
当時のミュンヘンフィルの暗みのある渋い響き。それがドヴォルザークの8番にピッタリで、こんな響きは、現在、聴くことは出来ないでしょう。
まだブラームスの交響曲全集は全く聴いていない。私にとって11組目のブラームスの交響曲全集のCD.
今、余りにもブルックナーの余韻が大き過ぎる状態なので、落ち着いた時に、じっくりと聴くつもりである。






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世界ジュニア選手権2015、 女子シングル

2015年03月13日 11時03分33秒 | 2014-2015年シーズン
遅くなったが、やっとこさJスポーツで放送されたフィギュアスケートの世界ジュニア選手権の女子シングルの録画を見る。
結果は当然ながら、既に知っているので、出場している選手の皆さんが、シニアに上がると、どのような選手に成長するのだろうかと考えながら見る。
意欲的なプログラムもありましたが、私としてはジュニアの年齢に合った選曲でのプログラムで見たいもの。
映画「ゴッドファーザー」の音楽やミュージカル「キャバレー」の音楽が、はたしてジュニアの年齢の乙女たちに相応しいのかどうか考えさせられものもありました。
シニアになっても出来る曲はありますが、ジュニアの時しか出来ない曲があるはず。本当にジュニアの世代の選曲は難しい。
また永井優香さんのように、もう既にシニアの雰囲気の選手もいて、本当にジュニアの大会の演技を見るの難しさを強く感じました。
それにしても永井優香さんは四大陸選手権の時と同じミスをしてしまったのが本当に残念。まだまだ課題山積というところか。
同じミスを繰り返さないという課題を克服して来シーズンの、さらなる飛躍を期待しています。
坂本花織さんは、フリーでは上がっていたかな。バタバタしているように感じました。
しかしチャイコフスキーの曲には負けていなかった。永井優香と同様、来シーズン期待しています。
そして樋口新葉さんの3位表彰台。本当に嬉しい!
昨シーズンみたいにロシア勢表彰台独占を阻止できて本当に良かった!
2位とは本当に僅差だったのが残念。この悔しさをバネに来シーズンを迎えて欲しい。
樋口新葉さんは、これからトリプルアクセルに挑戦するとのこと。
ぜひとも伊藤みどりさん、浅田真央さんと続いている日本女子フィギュアのトリプルアクセルの伝統を受け継いで欲しい。
これからの樋口新葉さんの成長が楽しみです。







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NHK交響楽団の「新世界から」

2015年03月10日 11時13分52秒 | NHK交響楽団
このところ、どうも忙しくテレビの録画が溜まってきた。
有料放送のJスポーツで放送されたフィギュアスケートの世界ジュニア選手権の録画も、まだ見ていない状態です。
昨晩は毎週日曜の夜のお楽しみのNHK・Eテレでで放送のNHK交響楽団の定期演奏会の録画を2週間分、一気に見る。
2回とも昨年12月のシャルル・デュトワ指揮による定期演奏会からである。

3月1日放送分
武満徹 「弦楽のためのレクイエム」
ベルク ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン独奏)アラベラ・美歩・シュタインバッハー
ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界から」

3月10日放送分
ドビュッシー(ラヴェル編曲)「ピアノのために」から「サラバンド」
ファリャ 交響的印象「スペインの庭の夜」(ピアノ独奏)ユジャ・ワン
ラヴェル ピアノ協奏曲(ピアノ独奏)ユジャ・ワン
ストラヴィンスキー バレエ組曲「火の鳥」

盛りだくさんのプログラムで、久し振りにオーケストラを聴く楽しさを満喫する。
今、乗りに乗っている女流演奏家2人の独奏にも、映像を見ているだけで、何故か嬉しくなる。
ユジャ・ワンの衣装がファリアとラヴェルとでは違うのも、お楽しみです。
久し振りに聴いたラヴェルのピアノ協奏曲の色彩感は本当に素晴らしい。何かラヴェルに魔法に賭けられた気持ちになります。
しかし一番、心に残ったのはドヴォルザークの交響曲第9番「新世界から」でした。
名曲中の名曲。本当に、いい演奏でした。
デュトワも、この誰もが知り尽くしている作品を、真正面から向かい合っていて嬉しかった。ひょっとして、たいへん多くのレパーリーを持っているデュトワですが、そのレパートリーの中でも、指揮者自身が大好きな作品かな?と思ったりしました。男の心情がこもった演奏と言っていいかもしれません。
私自身、どうも、「新世界から」は、どんな演奏で聴いても、何故か、言いようもない懐かしさ、郷愁にかられる気持ちになってしまいます。
あのノルスタジックな旋律もありますが、私が中学3年の時、わが街にNHK交響楽団が、やってきました。初めて聴いた生のオーケストラの演奏会。そして聴いたのが「新世界から」だったのが大きいに違いありません。
そんな訳でN響の演奏する「新世界から」となると、私自身、特別な気持ちになるのかもしれません。
NHK交響楽団の地方公演。N響のHPの演奏会記録で調べてみるとありました。
1972年7月9日。指揮は今は亡き岩城宏之氏。会場は、今は、もうない高松市民会館。
たいへんな大昔になってしまいました。
さて今回の「新世界から」の演奏。一番の聴きどころは、やはり第2楽章のイングリッシュホルンによる有名な「家路」として名高い旋律のソロでしょう。
イングリッシュホルンのソロを演奏したのはN響のオーボエ奏者の池田昭子さん。
昨年2月の定期でもシベリウスの「トゥオネラの白鳥」で素晴らしい演奏を聴かせてくれましたが、今回の「新世界から」も素晴らしかった。
池田昭子さんは、おそらく我が国のイングリッシュホルンの演奏では最高の方でしょう。
一昨年の1月、当ブログで私が心から、いいなあと思っている現役の女流演奏家を5人挙げましたが、その中の一人に池田昭子さんを挙げています。

女流演奏家

さて3月1日の放送では演奏会のあとN響の楽員紹介で池田昭子さんが紹介されました。
出産、そして1年間の産休を経ての演奏会復帰。いろいろな思いを語っていて興味深いものがありました。
それにしても池田昭子さんといい、荒川静香さんといい、私の好きな女性は素晴らしいお母さんになるようです。





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笑顔の荒川静香さん

2015年03月10日 09時54分29秒 | 荒川静香さん
昨日、YKI様より情報を頂きました。本当に、ありがとうございました。

宮本賢二さんのブログに荒川静香さんの素晴らしい笑顔の写真。

宮本賢二オフィシャルブログ「賢二流」

画像を宮本賢二さんのブログからお借りしまた。



ご出産後の荒川静香さんの美しさは、以前より増してきたように感じます。

アイスショーへの復帰も、もうすぐなのではないでしょうか。

お母さんになって、いっそう氷上での表現力が増すのではと期待しています。


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「フィギュアスケート日本女子ファンブック PATINAGE2015」

2015年03月06日 21時51分20秒 | 本郷理華さん
このところ忙しい。心身共に強い疲労感。来週の火曜日の公休日まで、本当に遠く感じている、この数日である。
そんな状態の私の手元に「フィギュアスケート日本女子ファンブック PATINAGE〈パティナージュ〉2015」が届く。
このところ、この手の本は男子シングルのものは発売されていましたが、女子シングルはご無沙汰だったので本当に嬉しい。
華やいだ美しいカラー写真を見るだけでも、疲れ切った私にとって本当に癒される気持ちになります。
どうしても最初は本郷理華さんの記事を読んでしまう。
やはり今シーズンの躍進は鈴木明子さんの影響が大きいようである。
フリーの「カルメン」は当初「私にとってこの曲は難しいかな」と思ったそうですが鈴木明子さんからアドバイスをしてもらって、試合を重ねて行くうちに「カルメン」が、いつの間にか体に馴染んできたとのこと。
本郷理華さんの心に響いた鈴木明子さんのアドバイス。

「もっと音をよく聴いて、そして音に合わせなさい」

鈴木明子さんの演技の極意を強く感じるものがありました。
樋口新葉さんのページでは、一昨年のNHK杯でフラワーガールを務めた新葉さんが鈴木明子さんと並んでいる写真に、何か大きな世代交代を感じてしまいました。
村上佳菜子さんと宇野昌磨君の対談は面白かった。
まだ全ての記事を読み切れてません。
仕事が休みの日にゆっくりと読むことにしましょう。




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「あさイチ」~福岡リセット旅~の鈴木明子さん

2015年03月03日 14時23分13秒 | 鈴木明子さん
今日、朝8時15分からNHKテレビの情報番組「あさイチ」を見る。
今日の話題は鈴木明子さんの「福岡リセット旅」
一泊二日ですが、明子さん、いい旅が出来て良かったですね。
空港に到着して、すぐに市場へ行ったのは面白かったです。
また初の食レポ、よかったですよ。
「糸島産ブリのグリル」
美味しそうでした。
私も、お魚大好きです。
鈴木明子さんの印象に残った言葉。

「いいな」と思ったらすぐに身をまかせるんです。
絶対に「コレ」ていう生き方、やめたんです。
ポキンと折れちゃう強さだったから。

私も肩の力を抜いて、一生懸命仕事しよう。
私も、このところ、お疲れ気味?
疲れたら旅に行こう。
夢の中でいいから、鈴木明子さんと一緒に旅が出来たらいいな。
問題発言でした。
失礼しました。

さて2月27日のSportsnavi.
現在の鈴木明子さんの心境が、よく出ています。
特に仲良しの浅田真央さんと村上佳菜子さんへの思いは特に印象に残りました。
特に印象に残ったコメント。

(村上佳菜子さんへに対して)「人間って絶対にいつかは上の立場になっていく。それはスケートだけじゃなくてどの社会にいてもそうなっていくから、佳菜子がずっと一番下ということはないんだよ。だからそれを自覚しなくちゃいけないし、変わるときが来るんだからね」と言っていました

鈴木明子「真央が選んだ道を見守りたい」~特別な絆で結ばれた仲間たちへの思い~


2009年、全日本選手権より


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