居酒屋日記

Takeshi ORION Nishimori

とん丼@王ろじ

2014年11月24日 | 外食・弁当


前から気になっていた新宿の王ろじ
伊勢丹のそば、大正10年創業の小さなとんかつ屋さん。
昼時だったので、店の前は行列でした。
めげずに並んで、通されたのは地下の部屋…
まさか地下があるとは思わなくて、驚いた。

初めてだったので、一番有名な「とん丼」1000円也。
「揚げ時間は12分ほどかかります」と書いてあるけど、
注文から着丼まで20分強。 まあ、混んでたから仕方ないね。

器自体が小ぶりで、え? って感じでしたが、
深さがあって、量は普通に並盛りでした。
昭和の風味のカレー丼に、デカイトンカツが3個並び、
上からソースが掛けられて出てきます。

カレーにソース…って絶対にやりませんけど、
昭和の情緒たっぷりのお店だと、何となく許せちゃう。
カレーやソースが絡んでも、衣は最後までサクサクでした。
いや… どちらかと言うとカリカリって感じかな。
好みの別れるところだとは思いますが、
最後までしっとりしない衣は好みです。
フニャッとなった揚げ物はどうも苦手なもんで。

残念だったのは、ご飯の炊き方かな
ベタッとした米をギュウギュウに丼に押し込めた感じ。
もっとふっくら&パラッと炊けてる方がカレーには良いな。

驚いたのは、丼自体です。
てっきり、皿の上に乗ってるのかと思ったら、
皿と器が一体化しておりました。特注ですかね?

しかし、コスパ的にはリピはしないお味ですね。
これで1000円はお高い。



そして、注文を受けてからつくるというとん汁。
豚肉ではなく、豚バラベーコンです。
そして、具材は、玉葱、豆腐…
ベーコンの独特の香りと脂が、味噌汁や豆腐に合わないです。
これで、450円は… ちょっと酷い。

まあ、それでも、これだけの行列店です。
ファンは多いようなので、好みの問題ですね。
一度は行ってみたかったので、楽しめました。