居酒屋日記

Takeshi ORION Nishimori

お化け煙突

2006年10月21日 | 日記
大変な自体が勃発!
今、我が家にはハイッピーやホッピーの在庫が潤沢なのに…
うかつだった! 焼酎買ってなかったじゃん~~
おおおおー こりゃ切ない。

ま、ハイッピーもホッピーもそのまま飲んでも美味しいです。

しかしだ、せっかくの週末だ!
アルコール無しで飲んでしまうなんて健康的な摂取ではなく、
やはりミキサードリンクにしたいじゃないですかぁ。

だったら仕方ない。
買い置きの「つややか」(1本88円の缶チューハイ)でも飲むか。
って箱を除いたら… がちょん! 1本も無い…
もう踏んだり蹴ったりの漫画のような展開に笑うしかない。

見たらデンキブランのボトルも空だしねぇ。

こりゃ買い出しだねぇ~。

かろうじて晩飯の時の晩酌程度は確保できた。よかった。
ザーバンポークと合鴨のロースト、自家製餃子に青菜の中華風炒め。
これで飲むなというのは拷問です。
あ、今日は食い意地が優先して写真撮ってないです~


つまらない写真ですが、無いよりいい?
昼にほか弁行く途中に撮りました。



ものすごく接近してみました。 
生で見るとすげぇ威圧感のある煙突ですが、写真だとたいした事ないねぇ。
曇り空の中にそびえる姿は、ちょっと怖いです。

怖いと言えば、今はもう無い北千住にあった「お化け煙突」
東京電力の千住火力発電所にあった菱形に並んだ4本の煙突です。
たまに煙を吐く不気味な煙突でした。

その煙突を迂回するように走る常磐線。
おれ、子供の頃千葉の松戸に住んでいたので、常磐線を愛用していました。
東京オリンピックの年(1964年)に煙突が取り壊されるまで、
電車でお出掛けって時はいつも車窓から見ていました。



不気味に並んだ4本は見る角度で2本になったり太い1本になったり…
そんな光景を見ていると何だか煙突が意思を持った生き物のように見えました。

子供心に「お化け」って名前から「怖い」ってイメージを抱いたんでしょうねぇ。
でも、たぶん「怖い」理由はそれだけじゃなかったな。
南千住の駅のすぐ脇にあるこれまた不気味にでかいお地蔵さま。
実はここ、江戸時代の処刑場(小塚原)跡の延命地蔵です。
そう、ここで大勢の人が処刑された…
そんなイメージもダブってこの千住あたりを通過する時は怖かった。

そして、とどめが1962年に起きた三河島駅構内の大事故。
オーバーランした貨物列車に下りの常磐線が突っ込み脱線。
そこへ上り線がまたもや突っ込んで大破…。築堤下に転落。
子供だったけど、なんて恐ろしい光景だろうと戦慄を覚えました。

鉄道事故というと去年の福知山線の事故が記憶に新しいですが、
おれの中に刷り込まれている悲惨な鉄道事故=三河島なんですよ。
常磐線に乗った時このあたりを通過する時は、
子供だったけど、心の中で手を合わせていた記憶があります。

そうそう、常磐線といえば、
小学生の頃にも毎週独りで乗ってました。
実は四谷大塚進学教室に通う為だったんですけどね。
その当時は、なんと蒸気機関車が走っていたんですよねぇ。
塾に通うのにSLだぜ。 (銀河鉄道999ちゃいますよぉ~)

大抵は普通の電車だったんですけど、
うまい具合にタイミングが合うと各駅停車ではなく
急行みたいなやつに乗れたんです。
その中にSLもあったんですよ。
日暮里から松戸までの短い距離でしたが、なんだか旅行の気分。
でも、もうその頃には幼稚園の時に車窓から見た
千住の「お化け煙突」は無くなっていましたけど。