ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

化粧をしていない貴女は見たくない

2010-06-15 00:27:11 | 神社、お寺

6月14日(月曜日)
プールで泳いだ後の道草は、今年初めて「あの娘の化粧姿」を見たくて岩船寺へ ”ヒュルリ~♪”。
関西花の寺第十五番「岩船寺」に到着。駐車料金は200円也。岩船寺には昨年の6月末に初めて行き、今日で2回目となる。受付で、拝観志納料300円を払う。

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山門をくぐれば、あの娘は右横に顔を出してくれるはず。
35分かけて会いに来たのに、顔を見せてくれない。庭の中に寺の奥様がいらっしゃったので、どうしたもんかとお尋ねした。 「化粧した娘さんはお見えになりませんが・・・」 「今年はま
だお化粧をしていなくて・・・」
「奥様と同じで晩熟のようですね」 「そうかしらホッホッホ」と笑いながら、部屋へ案内していただいた。
顔を見るとスッピンだった。

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早く会いに来てしまったようだ。
京都市東山区の建仁寺塔頭(たっちゅう)、両足院では、葉を白く染めたハンゲショウがしっとりと雨にぬれ、梅雨の風情を醸し出していたと言うのに

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田舎娘はやっぱり晩熟だった。
備考:両足院では11日から7月11日まで、庭園が特別公開されている。半夏生(ハンゲショウ)の見ごろは20日ごろとのこと。拝観料は大人600円、中高生300円。拝観時間午前
10時~午後5時。30日は拝観休止。
ハンゲショウはドクダミ科の多年草。名前は、夏至から11日目の「半夏生」に花を咲かせるからとも、葉の表面だけが白く「半化粧」するからともいわれている。

ハンゲショウがダメなら、境内には先代の住職が1930年代からアジサイを植え始めた、約30種類、5,000株のアジサイがある。

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しかしながら、どれもこれも満開にはほど遠い。
境内の阿字池の睡蓮が咲いていたので救われた。

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三重塔の朱色が緑と良く映える。

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この寺のアジサイの見ごろは20日を過ぎたあたりと思われる。ハンゲショウは月末ころだろう。

【参 考】
1.高雄山 岩船寺 [ 真言律宗 ] 仏塔古寺十八尊霊場第4番札所 関西花の寺二十五ヶ所霊場 第15番札所
創立は天平元年(729)、聖武天皇の勅願で行基菩薩が阿弥陀堂を建立したのが始まり。大同元年(806)に智泉大徳が新たに報恩院を建立した。その後、弘仁4年(813)嵯峨天皇が皇子
(仁明天皇)誕生を感謝し、堂塔伽藍が整備され、寺号、岩船寺(がんせんじ)となる。最盛期には四域十六町の広大な境内に三十九の子院、坊舎があり偉容を誇ったが、承久三年
(1221)、承久の変によって大半が焼失、再興された堂塔も再度の兵火に遭い荒廃していった。勧進と徳川氏の寄進等により本堂や本尊の修復を成し遂げた。岩船寺はあじさいの名所として
知られる。        
2.主な花  : あじさい(6月中旬~7月中旬)
  四季の花 :
春…桜(4月)、みつばつつじ(4月中旬~)、みやこわすれ(4月~7月)
夏…あじさい(6月中旬~7月中旬)、睡蓮(6月中旬~)、さるすべり(9月)
秋…紅葉(11月下旬)
冬…梅、みつまた、椿
3.住所 〒619-1133 京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43
電話 0774-76-3390
4.拝観案内
拝観時間 : 8時30分~17時
(12月~2月:9時~16時)
拝観志納料 : 300円
5.駐車場 : 50台(民間300円) (平日200円

コメント (2)
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