6月20日(日曜日)
昼に病院へ行くと、看護師の方が婆さんの食事の介添えをされていた。先日食事の点滴のチューブがとれたと聞いていたが、スプーンを口のそばに持っていけば、自力で食べれるようになっていたので一安心した。食べ終わった後、声をかけるが返事は無い。調子が良い日であれば返事をしてくれるそうだが、今日は調子の悪い日のようだ。「またくるけ」と言って、弟夫婦と倉吉の白壁土蔵群のそばにある、築後103年の古民家を改造した 「赤瓦だいにんぐ佐々木」 へ、昼食へ連れて行ってくれた。
弟は職場の皆さんと来たことのあるお店と言っていた。
私は 「煮魚御膳」 、他の三人は 「海鮮丼」 を注文した。
出てきた丼と、
膳をカメラに収める。煮魚御膳の何所を見ても煮魚が付いていない。
「おかしいな?よそと間違えているのと違うかな」と言っているところに、カレイ1匹が皿に乗って運ばれてきた。
ああよかった。地産地消の精神でお店をやっているだけあって、具材がどれも新鮮だ。新鮮であれば美味いは当たり前。
地元の芋焼酎を一人で飲み、ご機嫌は100パーセントになった。支払いも弟の嫁さんが「いつもお子供が世話になっているので、まかせなさい」と払ってくれ、ご機嫌は200パーセントへ上昇してしまった。ご馳走さま!
店内を見渡せば、高い位置には立派な神棚があり、昔を偲ばせてくれる。
女性が好きそうな店なので、倉吉へ旅行されたら是非一度食べに行かれてはいかが?。