ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

不幸は突然やってくる

2010-06-05 02:18:48 | 友達

さっきまで楽しくおしゃべりしていたのに突然倒れ、意識が回復することなく亡くなれば、誰でもショックを受けるだろう。愛妻がボラティアで老人ホームへ行っていたとき、メンバーの方
が亡くなり早4ヶ月になる。ようやく皆さんはショックから立ち直り、元気にボランティア活動に励んでいる。
今度は愛妻が、毎日プールでご一緒している方の娘さんの話だ。娘さんは結婚して神戸に住んでいる。娘さん48歳、旦那さん62歳。
二人とも4年前に沖縄でダイビングのライセンスを取り、仲良く二人でダイビングを楽しんでいる。潜った回数は酸素ボンベ150本以上なので、初心者ではない。どちらかと言えば、ベテ
ランの部類に入るのではなかろうか。その娘さんが先日沖縄でダイビング中に亡くなり、母親は大変なシックを受けている。家に閉じこもっていれば、気がおかしくなりそうなので、毎日
プールへ来られているそうだ。プールの仲間から、 「直美のあれこれ日記」 で検索すれば、娘さんのブログが見れるよと聞いて帰ってきた。早速彼女のブログをのぞいた。
5月10日(月曜日)に夫婦で、神戸空港から沖縄那覇空港へ飛び立った。今回のダイビングは沖縄本島の、ちゅら海水族館のある本部半島だ。事故の起きた15日まで、毎日のようにブログは更新されている。
本部で荼毘に付され、遺骨で神戸に帰ってくるなんて、誰にも想像は出来ない。
彼女のブログに訪問して下さっている方に知ってもらうため、旦那さんが引き継いで更新していた。それには事故の経緯が書かれていた。

5月15日の1本目(今回の7本目)のダイビングでボートから入水した直後の短い時間の中で妻・直美が行方不明になりました。海上保安庁などに捜索を依頼した結果、1時間半ぐらい経過して航行中のフェリー乗組員によって海面を仰向けに漂う妻・直美が発見されました。海上保安庁の巡視艇が妻・直美を救助した時には、すでに心肺停止状態で病院に搬送され手当てを受けましたが、とき遅く天国に召されてしまいました。
司法解剖された結果の死因は「溺死」でした。入水した直後の短い時間の中で妻・直美に何が起こったのかわかりません。海上保安庁による捜査が始まり、実況見分にも立ち会いましたが入水前後の安全確認などに過失がなかったのか捜査に委ねるしかありません。

旦那さんにもブログがあり、20歳のときに出合って48歳で天国に召されるまで、28年間のエピソードを順次書き綴り始めている。旦那さんいわく”直ちゃんのブログは『生きている証
明』その掲載ができなくなった直ちゃんのことを語ることにしました”。愛妻がお母さんから聞いた話だが、旦那さんのショックがとても大きく、立ち直れるだろうかと心配されている。
旦那さんのブログを読んでも、何もやる気が起こらないと書かれている。生前は羨ましいくらいの、仲の良い夫婦だったようだ。直美さんのご冥福を心よりお祈りするとともに、旦那さんが早く立ち直られることを願ってやまない。本当に不幸は予期せぬとき、突然やってくる。

沖縄旅行をするとき、何か困ればアドバイスをもらえるサイトがある。 沖縄情報 IMAだ。これは個人の方が運営されていて、営利目的ではない。色々なコーナーがあり、「ゆんたく掲示板」に今回の事故のことを投稿した。ダイビングも車の運転と同様、慣れてくる頃が危ないようだ。潮の流れも甘く見たらイケン。

【ダイビングされる方は十分気をつけて楽しんでください ゆみちゃん】
2週間前に、女房の知り合いの奥さんの子どもさんが、沖縄でダイビング中に、お亡くなりました。
ダイビングをされる方は、過信されることなく注意し、楽しんでください。
彼女のブログです。
”直美のあれこれ日記”です。
http://imoan.blog3.fc2.com/
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Re: ダイビングをされる方は十分... Y氏@竹富島 - 2010/05/30(Sun) 17:37 No.5679   
ダイビング中の水難事故は意外と多いんです。実は自分の三線の先輩も5年ほど前にダイビング中の事故で死亡しています。新聞などの報道には載りませんが、ダイビングだけでなくシュノーケリングなどでの水難事故も多い。無理をしないことと、経験が物を言います。自分自身は昔、北アルプス専門の山男だったので色々と危ない経験をして無理をしないことの大切さを学びました。海でもシュノーケリング中にかなり流された経験もあります。時に危険な経験をしたことでパニックにならずになることもあります。
与那国島の様に潮がきつい所だと捜索も2・3日で打ち止めになることもザラと聞いています。
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Re: ダイビングをされる方は十分... ナイチャー小林 - 2010/05/31(Mon) 14:17 No.5681   
…直美さんのご冥福を心よりお祈りします。海での事故、Y氏がおっしゃるように、後をたちません。地上とは全く違う環境で、本来呼吸もできない水に囲まれての遊び、スポーツ。
ダイビングのカード発行をしている組織も、より自己管理をしっかり指導する必要もありそうですね。そして何よりも自分の限界を確実につかんで無理をしない、と言うことが一番大切だ
と、私も考えています。

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Re: ダイビングをされる方は十分... kenぱぱ - 2010/05/31(Mon) 16:54 No.5682    
私は、若い頃にダイビング中に危ない目にあったことあります。いつも同じメンバーでのダイビングで回数もかなりこなした頃、慣れが出てきて油断があったんでしょう・・・・
奄美大島の海に潜っていたときに、よそ見してふざけながらもぐっていて、岩に頭から激突して気を失い、一緒に潜っていたダイビングショップ経営の先輩に抱えられて救出されて何とか助かりました・・・・・
もし一人で潜ってたらとか、誰も気が付いてくれなかったらとか考えるとゾッとします・・・・・
その時、その先輩に、ものすごく怒られました・・・・
慣れてきた頃が一番危ないんだと・・・・・
自信が付いて自分は何でもできると過信することが危険につながるんだと・・・・・・
実は、その事故以来私はダイビングやってないんです・・
(シュノーケルや、スキンはやってますが、かなり慎重になってます)
ダイビングショップも乱立して、客も多くなり、流れ作業的にダイビングツアーをこなすような業者も多くあるようです・・・そんな中でダイビングをやるときは、自己責任的な部分も出て
きます・・・・
慣れてくると、話も聞かず自分本位な行動を取ったり、自信過剰になったりの時が一番危ないですから、ほんとに気を付けて、無理な行動や油断のないように楽しんでください・・・・・・

コメント (2)
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